JP4112964B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は組合せ計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
組合せ計量装置は、一般に、数個以上の計量ホッパ装置を有し、これらの計量ホッパ装置のうちの1以上を組み合わせて、所期の重量の物品の集まりを得るものである。この種の組合せ計量装置には、前記計量ホッパ装置の他に必要に応じてプールホッパ装置やタイミングホッパ装置などが設けられている。かかるホッパ装置においては、物品の移送機構として、回転する羽根による移送を行うことで、物品を排出した後に直ちに物品の収容を行えるようにし、作動サイクルの短縮が図られている(たとえば特許文献1,2)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2750937号公報(第8欄,第5図)
【0004】
【特許文献2】
特許第2507018号公報(第7欄〜第8欄,第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記各文献のホッパ装置は、上下のプールホッパ装置と計量ホッパ装置とが各々個別に回転駆動する。そのため、物品の移送時間を今一つ十分に短縮できない。
【0006】
かかる問題は、前記プールホッパ装置と計量ホッパ装置の他に、計量ホッパ装置とタイミングホッパ装置との間においても同様に生じる。
【0007】
したがって、本発明の目的は、組合せ計量装置において、物品の移送時間を短縮して、高速処理を行うことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本第発明の組合せ計量装置は、上方ないし斜め上方のプールホッパ装置と、該プールホッパ装置からの物品を受取り、弁別して貯留し、下方へ排出する計量ホッパ装置とを複数組備え、計量ホッパ装置に供給された物品を計量した後に排出して一まとめの商品にする組合せ計量装置であって、前記両ホッパ装置は、それぞれ、側壁を含むホッパ本体と、該ホッパ本体の側壁で形成された空間を仕切る仕切部材と、該仕切部材を異なる2方向に交互に繰り返し回動させる回動手段とを備え、前記計量ホッパ装置は前記計量ホッパ装置のホッパ本体内の物品の重量を計量する計量手段を更に備え、前記各仕切部材は前記回動の中心を板内に包含した1枚の板で形成されて、ホッパ本体内の空間を1つのエリアと他のエリアの2つのエリアに区画し、前記各仕切部材が回動することで、1つのエリアからの物品の排出を許容すると共に、他のエリアへの物品の投入を許容し、前記プールホッパ装置の仕切部材と、前記計量ホッパ装置の前記仕切部材の互いに異なる方向への回動を同期して行わせ前記計量ホッパ装置の1つのエリアから物品を排出しながら、前記計量ホッパ装置の他のエリアに、前記プールホッパ装置から物品の投入を行わせることによって前記物品の上方からの受取りと下方への排出とを同時に並行して行わせる制御手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明において、物品の排出を行う際には、仕切部材が回動して当該仕切部材および側壁で保持していた物品を下方に排出する。この排出動作の際に、上方の供給装置が物品を供給可能である場合は、前記排出される物品が貯留されていたエリアとは別のエリアに供給装置からの物品を、前記排出動作が完了する前に投入する。これにより、ホッパ本体内からの物品の排出と物品の受取りとを同時に並行して行うことができる。そのため、物品の移送時間を短縮することができると共に、ホッパ本体内での物品の弁別を確実に行うことができる。
【0010】
本ホッパ装置においては、ホッパ本体の下部に物品を貯留するのが好ましい。より詳しくは、物品を一時的に貯留し得るエリアが仕切部材の回動中心よりも下方の部分に存在するのが好ましい。このように、回動中心よりも下方の部分に貯留された物品は、仕切部材が回動すると直ちに排出され始めるので、物品の排出時間を短くすることが可能となり、そのため、前記物品の移送時間の更なる短縮化を図り得る。
【0011】
本発明において、前記仕切部材は、前記回動中心を板内に包含した1枚の板であり、前記回動は互いに異なる方向への回動を交互に繰り返すホッパ装置を採用することができる。該ホッパ装置では、ホッパ内の空間が2つに仕切られる。
すなわち、前記ホッパ本体は、上方の供給口および下方の排出口を有し、前記仕切部材は、前記ホッパ本体内において、該ホッパ本体の横断方向に設定された軸線のまわりに回動可能に支持され、前記供給口および排出口の双方が開いた状態で前記ホッパ本体内の空間を仕切り、前記回動手段は、前記仕切部材が交互に第1閉状態および第2閉状態となるように、前記仕切部材を第1および第2の方向に往復回動させる。
前記第1閉状態では、前記ホッパ内の空間に物品が貯留される第1エリアが形成され、前記第1エリアが前記供給口に向って開口し、かつ、前記仕切部材により前記排出口に対して閉じられている。一方、前記第2閉状態では、前記ホッパ内の空間に物品が貯留される第2エリアが形成され、前記第2エリアが前記供給口に向って開口し、かつ、前記仕切部材により前記排出口に対して閉じられている。本ホッパ装置では、前記第1閉状態の仕切部材が第1の方向に回動して前記第1閉状態から第2閉状態に遷移する際に、前記第1エリアの物品が前記排出口から排出されると共に、前記供給口から前記第2エリアへの物品が受け入れられる。
【0012】
かかるホッパ装置は、仕切部材を1枚で形成し得るから、構造がシンプル、かつ、コンパクトになる。たとえば、組合せ計量装置に本ホッパ装置を採用すれば、多くのホッパ装置を配列し得るので、組合せ数が多くなり、組合せ精度の向上を図り得る。
【0016】
本発明のホッパ装置を計量ホッパ装置とすれば、計量サイクルの短縮を図れる。また、受入れする上方から貯留場所への下方の移送中に計量を始められるため、計量時間の短縮も図れる。
また、プールホッパ装置と計量ホッパ装置を備えたホッパユニットに採用しても、移送時間の更なる短縮化を図り得る。
【0017】
本ホッパユニットとしては、計量ホッパ装置のホッパ本体がプールホッパ装置のホッパ本体の下方ないし斜め下方に設けられる。
前記プールホッパ装置の仕切部材はホッパ本体内の空間を複数のエリアに区画し、前記プールホッパ装置の仕切部材が回動することで、1つのエリアからの物品の排出を許容すると共に、別のエリアへの物品の投入を許容する。前記計量ホッパ装置の仕切部材はホッパ本体内の空間を複数のエリアに区画し、前記計量ホッパ装置の仕切部材が回動することで、1つのエリアからの物品の排出を許容すると共に、別のエリアへの物品の投入を許容する。
前記計量ホッパ装置のエリアから物品を排出する際には、前記計量ホッパ装置における当該物品を排出するエリアとは別のエリアに、前記プールホッパ装置から物品を排出して計量ホッパへの物品の投入を行う。この供給排出モードを備えていることにより、物品の受取りと排出とを同時に並行して行えるから、移送時間の短縮化を図り得る。
【0018】
本ホッパユニットにおいては、前記計量ホッパ装置から物品を排出する際に、当該物品を排出するエリアに、前記プールホッパ装置から投入される物品が投入されないように、前記各仕切部材が所定のタイミングで回動する。これにより、計量ホッパ装置のホッパ本体内において排出される物品と供給される物品とが混じらない。
【0019】
前記ホッパユニットを組合せ計量装置に適用すれば、計量ホッパ装置を備えたホッパ本体には、物品を排出すると同時に物品が供給される。そのため、計量ホッパ装置は排出と供給が同時並行で行われるため、計量サイクルがその分短縮される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
以下の説明では、本ホッパ装置およびホッパユニットを組合せ計量装置に適用した場合について説明する。
図1〜図3は第1実施形態を示す。
【0021】
全体構成:
まず、組合せ計量装置の概略について説明する。
図1に示すように、搬送コンベヤ100は、被計量物である物品Mを分散フィーダ102のほぼ中央へ落下させる。
【0022】
前記分散フィーダ102および各供給トラフ3i は、それぞれ加振装置の駆動により振動することで、分散フィーダ102上の物品Mを、各供給トラフ3i の下流に設けられた多数のプールホッパ装置1i に供給する。これら各プールホッパ装置1i は、前記各供給トラフ3i から供給されて受け取った物品Mを一時的に収容して貯留する。前記各プールホッパ装置1i の下方には各々計量ホッパ装置2i が設けられている。これら各計量ホッパ装置2i には、前記プールホッパ装置1i から物品Mが投入される。投入された物品Mの重量は、各計量ホッパ装置2i の重量検出器(計量手段の一例)7i で検出される。各計量ホッパ装置2i の下方には大きな集合排出シュート9が設けられており、前記各重量検出器7i で検出された物品Mの重量を組み合わせることで、物品Mを一まとめにして目標値もしくは目標値に近い値とし、下方に物品Mを落下させる。なお、物品Mは集められて後に袋詰めされて商品となる。
【0023】
ホッパ装置1i ,2i :
前記プールホッパ装置1i および計量ホッパ装置2i からなるホッパユニットは、計量ホッパ装置2i が重量検出器7i を備えており、プールホッパ装置1i が重量検出器7i を備えていない点を除いて、概ね同様な構造を備えた2つのホッパ装置で構成されている。したがって、以下の説明では、プールホッパ装置1i を例示して主に説明し、計量ホッパ装置2i の各部に相当する名称や符号については括弧内に併記する。
【0024】
図2(a)に示すプールホッパ装置1i (計量ホッパ装置2i )は、ホッパ本体10、仕切部材14(24)および、回動手段(たとえばステッピングモータ)16(26)を備えている。
前記ホッパ本体10は、その上方と下方に、供給口Sおよび排出口Oを有する第1および第2側壁17,18を備えている。前記一対の第1側壁17,17は互いに対面しており、前記一対の第2側壁18,18も互いに対面している。前記ホッパ本体10は、前記4つの側壁17,18により、たとえば、筒形に形成されている。
【0025】
前記仕切部材14(24)は、ゲートとして機能し、ホッパ本体10内において、該ホッパ本体10の横断方向Yに設定された所定の軸線C1(C2)を回動中心として、該軸線C1(C2)のまわりに回動可能に支持されている。仕切部材14(24)は、たとえば、1枚の板材で形成されており、該板材内に包含された軸線C1から互いに異なる方向に突出する2枚の羽根14a,14b(24a,24b)により構成されている。
【0026】
仕切部材14(24)は、回動手段16(26)によって互いに異なる方向への回動を交互に繰り返すことで、前記側壁17,18で形成された空間を仕切り、後述するように一方向への1回の回動により、物品Mの受け取りと排出とを同時並行して行う。
【0027】
前記プールホッパ装置1i は、回動手段16により、仕切部材14が第1および第2の方向X1,X2に往復動されることにより、図2(b)の第1閉状態と、図2(c)の第2閉状態とに状態が遷移する。一方、計量ホッパ装置2i も同様に、図2(c)の第1閉状態と、図2(b)の第2閉状態とに状態が遷移する。前記仕切部材14(24)は、回動することで、1つのエリアからの物品の排出を許容すると共に、別のエリアへの物品の投入を許容する。
【0028】
前記第1閉状態において、ホッパ装置1i (2i )には、ホッパ本体10内の空間に物品Mが貯留される第1エリア(斜線を施した部分)11(21)が形成される。第1閉状態では、ホッパ本体10内の空間を、仕切部材14(24)が、物品Mの貯留される第1エリア11(21)とその他のエリアとに仕切っている。前記第1エリア11(21)は供給口Sに向って開口し、かつ、仕切部材14(24)によって排出口Oに対して閉じられている。一方、ホッパ本体10内の前記第1エリア11(21)以外のエリアは、排出口Oに対して開口している。
【0029】
前記第2閉状態では、ホッパ装置1i (2i )のホッパ本体10内の空間を、仕切部材14(24)が、物品Mの貯留される第2エリア(斜線を施した部分)12(22)とその他のエリアとに仕切っている。前記第2エリア12(22)は供給口Sに向って開口し、かつ、仕切部材14(24)により排出口Oに対して閉じられている。一方、ホッパ本体10内の前記第2エリア12(22)以外のエリアは、排出口Oに対して開口している。
【0030】
図3(a)に示すように、物品Mは、ホッパ本体10の下部に貯留される。
前記プールホッパ装置1i は、第1閉状態の仕切部材14が第1の方向X1に回動して、図3(a)〜(e)に示すように、該第1閉状態から第2閉状態に遷移する際に、第1エリア11の物品M1が排出口Oから排出されると共に、供給口Sから第2エリア12への物品Mの受け入れが可能となる。その後、図2(c)のプールホッパ装置1i の仕切部材14は第2の方向X2に回動して、再び図2(b)の第1閉状態となる。すなわち、プールホッパ装置1i の仕切部材14が所定のタイミングで前述の第1の方向X1と第2の方向X2への回動を交互に繰り返すことで、プールホッパ装置1i は、閉状態において物品Mの貯留を行うと共に、物品Mの受入と排出とを同時並行して行う。
【0031】
前記計量ホッパ装置2i は、プールホッパ装置1i と同様な動作を行う。
すなわち、計量ホッパ装置2i は、図2(b)の第2閉状態の仕切部材24が第2の方向X2に回動して、図3(a)〜(e)に示すように、該第2閉状態から第1閉状態に遷移する際に、第2エリア22の物品M2が排出口Oから排出されると共に、供給口Sから第1エリア21への物品Mの受け入れが可能となる。その後、図2(c)の計量ホッパ装置2i の仕切部材24は第1の方向X1に回動して、再び図2(b)の第2閉状態となる。すなわち、計量ホッパ装置2i の仕切部材24が所定のタイミングで前述の第2の方向X2と第1の方向X1への回動を交互に繰り返すことで、計量ホッパ装置2i は、閉状態において物品Mの貯留を行うと共に、物品Mの受入と排出とを同時並行して行う。
【0032】
本実施形態の場合、プールホッパ装置1i と計量ホッパ装置2i の仕切部材14,24は、互いに反対方向に同時に回動するように制御される。たとえば、図2(b)に示すように、第1閉状態のプールホッパ装置1i には第1エリア11が形成されており、この時、計量ホッパ装置2i は第2閉状態であり、この計量ホッパ装置2i には第2エリア22が形成されている。一方、図2(c)に示すように、第2閉状態のプールホッパ装置1i には第2エリア12が形成されており、この時、計量ホッパ装置2i は第1閉状態であり、この計量ホッパ装置2i には第1エリア21が形成されている。
【0033】
両ホッパ装置1i ,2i の同期:
図2(a)に示す両ホッパ装置1i ,2i の各回動手段16,26および供給トラフ3i の加振装置は、たとえばマイクロコンピュータからなる制御手段4に接続されており、該制御手段4によって、図3(a)〜(f)のように同期して駆動される。
【0034】
前記制御手段4(図2)は、物品Mの供給と排出とを並行して行う供給排出モードを有している。供給排出モードにおいては、図3の計量ホッパ装置2i から物品Mを排出する際に、前記計量ホッパ装置2i における当該物品Mを排出するエリア22とは別のエリア21に、前記プールホッパ装置1i からの物品Mを排出して物品Mの投入を行うと共に、前記プールホッパ装置1i から物品Mを排出する際に、前記プールホッパ装置1i における当該物品Mを排出する第1エリア11とは別のエリア12に、前記供給トラフ3i からの物品Mを供給して物品Mの投入を行う。
【0035】
供給排出動作:
つぎに、供給排出動作について説明する。
図3(a)に示すように、両ホッパ装置1i ,2i の閉状態において、プールホッパ装置1i の第1エリア11および計量ホッパ装置2i の第2エリア22には、それぞれ物品M1,M2が貯留されている。これにより、前記制御手段4が供給排出モードに設定される。
【0036】
図2の制御手段4が所定のタイミングで、前記回動手段16,26の駆動を開始させ、物品M1,M2の排出が開始される。制御手段4は、プールホッパ装置1i の仕切部材14の回動方向と、計量ホッパ装置2i の仕切部材24の回動方向とが、互いに異なる方向となるように、回動手段16,26の制御を行う。
すなわち、図2の仕切部材14,24は、プールホッパ装置1i の下羽根14bの下端部14Dと、計量ホッパ装置2i の上羽根24aの上端部24Uとが、図3(b)〜(d)のように、互いに近接した位置を保ちながら、互いに逆方向に回動される。
【0037】
図3(b)に示すように、計量ホッパ装置2i の仕切部材24が、回動手段26によって第2の方向X2に回動されると、図2(a)に示す下羽根24bの下端物品24Dが第2側壁18から離れ、第2エリア22内の物品M2が排出口Oから、下流の集合排出シュート9(図1)に向って排出される。
一方、図3(b)に示すように、プールホッパ装置1i の仕切部材14が、第1の方向X1に回動されると、図2(a)に示す下羽根14bの下端部14Dが第2側壁18から離れて、第1エリア11の物品M1が排出口Oから下方の計量ホッパ装置2i に向って排出される。
【0038】
図3(c),(d)に示すように、両仕切部材14,24が更に回動されて、計量ホッパ装置2i 内の物品M2は集合排出シュート9に排出され、一方、プールホッパ装置1i 内の物品M1が、計量ホッパ装置2i の供給口Sから該計量ホッパ装置2i 内に落下する。
【0039】
その後、図3(e)に示すように、前記両仕切部材14,24が、それぞれ第2および第1閉状態まで回動されて停止すると、図2(c)に示すように、前記両装置1i ,2i の下羽根14b,24bの下端部14D,24Dが、それぞれ、第2側壁18に接触し、図3(e)のプールホッパ装置1i に第2エリア12が形成され、計量ホッパ装置2i に第1エリア21が形成される。
【0040】
こうして、計量ホッパ装置2i の第1エリア21には上方のプールホッパ装置1i から排出された物品M1が貯留される。このように、上下のホッパ装置1i ,2i の動作タイミングを互いに同期させることで、前記供給と排出の動作を同時に行う。そのため、物品M1,M2の移送時間を著しく短くすることができる。
【0041】
ここで、図3(f)のタイミングチャートに示すように、計量ホッパ装置2i の仕切部材24の回動時間は、プールホッパ装置1i から排出された物品M1の落下時間よりも短くなるように予め設定される。かかる設定により、図3(a)の仕切部材24は、物品M2を貯留していたエリア22に、プールホッパ装置1i からの物品M1が投入されないように回動される。したがって、計量ホッパ装置2i において両物品M1,M2が混ざるおそれがない。
【0042】
その後、計量ホッパ装置2i に連結された重量検出器7i によって、物品M1の重量が検出され、物品の組合せ排出が行われる。計量ホッパ装置2i 内の物品M1が組み合わされた場合には、前記供給排出モードが開始され、両ホッパ装置1i ,2i による物品Mの排出および供給が繰り返される。
【0043】
一方、図3(d)ないし(e)のプールホッパ装置1i の第2エリア12は、供給トラフ3i からの物品M0の受け入れが可能となる。そこで、制御手段4は、図3(f)に示すように、前記受け入れが可能となった瞬間から前記仕切部材14が第2閉状態(図3(e))となるまでの間に、供給トラフ3i の加振装置を駆動させ始める。これにより、プールホッパ装置1i の第2エリア12への物品M0の投入が迅速に行われる。
【0044】
なお、上下のホッパ装置は、必ずしも同じ大きさでなくてもよく、図4(a)〜(e)に示すように、一方が小さくてもよい。
また、図5(a),(b)の概略断面図に示すように、ホッパ本体10の第2側壁18を外方に向って突出させることで、物品Mが貯留されるエリアの容量を大きくしてもよい。
さらに、ホッパ本体10は、上方の供給口Sよりも下方の排出口Oが小さくなるような台形であってもよい。
また、図5(c)に示すように、ホッパ本体10を円筒形などに形成してもよい。かかる場合には、仕切部材14を側壁19に沿った楕円形に形成する。
【0045】
つぎに、本発明の理解に役立つ参考例について説明する。
図6〜図8は、参考例を示す。
図6(b)に示すように、本参考例では、前述の第1実施形態と同様に、プールホッパ装置1Bi の下方に計量ホッパ装置2Bi が設けられている。以下の構成の説明では、プールホッパ装置1Bi を例示して主に説明し、計量ホッパ装置2Bi の各部に相当する名称や符号については括弧内に併記する。
【0046】
図6(a)に示すように、プールホッパ装置1Bi (2Bi )は、ホッパ本体10、仕切部材14(24)および図示しない回動手段を備えている。
前記ホッパ本体10は、その上方と下方に、それぞれ供給口Sおよび排出口Oを有する第1および第2側壁17,18を備えている。前記一対の第1側壁17,17は互いに対面しており、第1側壁17,17間には、側面「J」字型の第2側壁18が設けられている。
【0047】
前記仕切部材14(24)は、所定の軸線C1(C2)を回動中心として、放射状に3枚の板材からなる第1〜第3羽根14a〜14c(24a〜24c)を有している。
図7(a)に示すように、羽根14a〜14c(24a〜24c)は、たとえば、120°毎の同一ピッチで離間して設けられている。仕切部材14(24)は、前記側壁17,18で形成された空間を仕切り、120°ずつ、断続的または連続的に一方向X1に回動されて、物品Mの受け取りと排出とを同時に行う。仕切部材14(24)の前記回動により、第1閉状態から第3閉状態まで、各閉状態に順次設定される。
なお、前記第2側壁18は、その下端部が第1〜第3羽根14a〜14c(24a〜24c)の先端部の軌跡に沿って湾曲して形成されている。
【0048】
前記プールホッパ装置1Bi の仕切部材14と、計量ホッパ装置2Bi の仕切部材24とは、以下に説明するように、前記駆動装置により、同相同期の状態で駆動される。
【0049】
図6(b)に示す第1閉状態において、プールホッパ装置1Bi 内には、第1および第2羽根14a,14bによって、第1エリア(斜線を施した部分)11が形成される。一方、計量ホッパ装置2Bi 内には、第1および第2羽根24a,24bによって、第1エリア(斜線を施した部分)21が形成される。この第1閉状態では、ホッパ本体10内の空間を、仕切部材14(24)が物品Mの貯留される第1エリア11(21)とその他のエリアとに仕切っている。前記第1エリア11(21)は、供給口Sに向って開口し、かつ、羽根14a(24a)の端部が第2側壁18に接し、排出口Oに対して閉じられている。
【0050】
図8(e)に示すように、前記両ホッパ装置1Bi ,2Bi の仕切部材14(24)が、同一方向に120°回転した第2閉状態では、第2および第3羽根14b,14c(24b,24c)によって、ホッパ本体10内の空間が物品Mの貯留される第2エリア12(22)とその他のエリアとに仕切られる。
同様に、仕切部材14(24)が、さらに同一方向に120°回転した第3閉状態では、仕切部材14(24)によって、ホッパ本体10内の空間が、物品Mの貯留されるエリアとその他のエリアとに仕切られる。
【0051】
仕切部材14(24)は、後述するように、回動することで、1つのエリアへの物品の投入を許容すると共に、別のエリアからの物品の排出を許容する。
その他の構成は、第1実施形態と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0052】
供給排出動作:
図8(a)に示すように、上下のホッパ装置1Bi ,2Bi が、それぞれ第1閉状態になると、プールホッパ装置1Bi の第1エリア11および計量ホッパ装置2Bi の第1エリア21には、それぞれ、物品M1,M2が貯留されている。これにより、制御手段が供給排出モードに設定される。
【0053】
計量ホッパ装置2Bi が組合せに選択されると、図8(b)〜(d)に示すように、計量ホッパ装置2Bi の仕切部材24が第1方向X1に回動し、第1羽根24aが第2側壁18から離れ、第1エリア21内の物品M2が排出口Oから下方の集合排出シュート9(図1)に向って排出される。
ここで、前記3枚の羽根24a〜24cのうち、下方で物品M2を貯留する羽根24aの次に回動してくる羽根24bが、当該第1エリア21に貯留されている物品M2を上方から強制的に下方に押し出す。そのため、排出時間の更なる短縮化が図られる。
【0054】
一方、プールホッパ装置1Bi の仕切部材14が回動され、第1エリア11内の物品M1が排出口Oから、計量ホッパ装置2Bi に向って排出される。第1エリア11内の物品M1は、次に回動してくる第2羽根14bによって強制的に下方に押し出され、この押し出しにより、供給・排出時間の更なる短縮化が図られる。前記物品M1は、計量ホッパ装置2Bi 内に落下する。
【0055】
その後、両仕切部材14,24が、それぞれ、図8(e)に示す第2閉状態まで回動されて停止される。第2閉状態において、第2および第3羽根14b,14c(24b,24c)によって第2エリア12(22)が形成される。したがって、計量ホッパ装置2Bi の第2エリア22内には、プールホッパ装置1Bi から投入された物品M1が貯留される。
【0056】
その後、再び、計量ホッパ装置2Bi 内の物品M1が組み合わされた場合には、前記供給排出モードが開始され、両ホッパ装置1Bi ,2Bi による物品Mの排出および供給が繰り返される。なお、図示していないが前記図8(b)〜(e)の仕切部材14が回動している間に、前記供給トラフ3i からプールホッパ装置1Bi に次の物品が投入される。
【0057】
ところで、前記供給排出モードにおいて、図8(e)のように、プールホッパ装置が空の場合や、プールホッパ装置1Bi に所定量の物品Mが貯留されておらず、一方、計量ホッパ装置2Bi に物品Mが貯留されている場合、制御手段4は、プールホッパ装置1Bi の仕切部材14を回動させず、計量ホッパ装置2Bi の仕切部材24のみを回動させてもよい。一方、プールホッパ装置1Bi には、所定のタイミングで供給トラフ3i から物品Mが投入される。
【0058】
また、供給排出モードにおいて、計量ホッパ装置が空の場合、すなわち、プールホッパ装置1Bi に所定量の物品Mが貯留され、計量ホッパ装置2Bi に物品1Mが貯留されていない場合、制御手段4は、プールホッパ装置1Bi の仕切部材14のみを回動させて、プールホッパ装置1Bi から計量ホッパ装置2Bi へ物品Mを排出させる。
【0059】
なお、図7(b)に示すように、第2側壁18の下部を直線的に折り曲げてもよい。
また、図7(c)に示すように、ホッパ本体10の第2側壁18を円筒形に形成し、その周面に供給口Sおよび排出口Oを開口してもよい。
【0060】
さらに、図9に示すように、計量ホッパ装置2Bi を、プールホッパ装置1Bi の斜め下方に設けてもよい。また、上の仕切部材14と下の仕切部材24とが回動中に互いに干渉しないように配置すれば、両仕切部材14,24を互いに異なる方向X1,X2に断続的または連続的に回動させてもよい。
【0061】
図10は他の参考例を示す。
図10に示すように、ホッパ装置1Cは、互いに対向する側壁17,17を備えている。前記側壁17,17が対向する方向に沿って、左軸線CLおよび右軸線CRが左右に離間して設けられている。
前記左軸線CLおよび右軸線CRのまわりには、回動自在に設けられた左仕切部材14Lおよび右仕切部材14Rが、それぞれ設けられている。前記左仕切部材14Lは、前記左軸線CLから放射方向に突出する3枚の羽根を有しており、右仕切部材14Rは、右軸線CRから放射方向に突出する3枚の羽根を有している。
【0062】
図10において、左仕切部材14Lにおける左軸線CLから右方向に突出する羽根14aと、前記右仕切部材14Rにおける右軸線CRから左方向に突出する羽根14aとが接することで、この2枚の羽根14a,14aと前記第1および第2側壁18L,18Rとの間に物品Mを貯留するエリアが形成される。
【0063】
前記左右の仕切部材14L,14Rが互いに同期して回転することにより、物品Mの排出と供給を行う。なお、左右の仕切部材14L,14Rの羽根の枚数は、必ずしも同数でなくてもよい。
【0064】
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、ホッパ装置は組合せ計量装置ではない計量装置に適用してもよいし、更に、計量装置以外のホッパ装置に適用してもよい。また、計量ホッパ装置の下方にタイミングホッパ装置を設けてもよい。
また、モータ以外の電磁弁やバネを用いて往復回動させてもよい。また、上下のホッパ装置の仕切部材を1つの駆動源およびカムや伝達装置によって同期して回動させてもよい。
また、排出と供給の開始タイミングを一致させずに下の仕切部材を回動させ始めた後、当該仕切部材の回動が終了する前に上の仕切部材を回動させ始め、排出動作と供給動作との少なくとも一部がラップするように2つの仕切部材を回動させてもよい。
さらに、上下の仕切部材の回動中心が互いにネジレの位置となるように(前記特許文献2参照)配置してもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲のものと解釈される。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、物品の弁別を確実に行い得ると共に、物品の移送時間を短縮することができる。
特に、上にプールホッパ装置を設け、下に計量ホッパ装置を設けた組合せ計量装置に適用することで、計量サイクルの短縮が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかる組合せ計量装置を模式的に示す概念図である。
【図2】 (a)はホッパ装置の一例を示す斜視図、(b)および(c)はホッパユニットを示す概念図である。
【図3】 (a)ないし(e)はホッパユニットの動作を示す工程図、(b)は動作タイミングを示すタイムチャートである。
【図4】 他のホッパユニットの動作を示す工程図である。
【図5】 ホッパ装置の変形例を示す断面図および斜視図である。
【図6】 本発明の理解に役立つ参考例にかかるホッパ装置を示す斜視図と、同ホッパユニットを示す側面図である。
【図7】 (a)は同ホッパ装置を示す側面図、(b)および(c)は同ホッパ装置の変形例を示す側面図および斜視図である。
【図8】 同参考例にかかるホッパ装置の動作を示す工程図である。
【図9】 他のホッパユニットの動作を示す工程図である。
【図10】 本発明の理解に役立つ他の参考例にかかるホッパ装置を示す概念図である。
【符号の説明】
1i :(プール)ホッパ装置
2i :(計量)ホッパ装置
4:制御手段
7i :重量検出器(計量手段)
10:ホッパ本体
11,21:第1エリア
12,22:第2エリア
14,24:仕切部材(ゲート)
14a,14b,14c,24a,24b,24c:羽根
17,18:側壁
C1:(第1)軸線
C2:(第2)軸線
M,M0,M1,M2:物品
O:排出口
S:供給口
X1:第1の方向
X2:第2の方向
Claims (2)
- 上方ないし斜め上方のプールホッパ装置と、該プールホッパ装置からの物品を受取り、弁別して貯留し、下方へ排出する計量ホッパ装置とを複数組備え、計量ホッパ装置に供給された物品を計量した後に排出して一まとめの商品にする組合せ計量装置であって、
前記両ホッパ装置は、それぞれ、側壁を含むホッパ本体と、該ホッパ本体の側壁で形成された空間を仕切る仕切部材と、該仕切部材を異なる2方向に交互に繰り返し回動させる回動手段とを備え、
前記計量ホッパ装置は前記計量ホッパ装置のホッパ本体内の物品の重量を計量する計量手段を更に備え、
前記各仕切部材は前記回動の中心を板内に包含した1枚の板で形成されて、ホッパ本体内の空間を1つのエリアと他のエリアの2つのエリアに区画し、前記各仕切部材が回動することで、1つのエリアからの物品の排出を許容すると共に、他のエリアへの物品の投入を許容し、
前記プールホッパ装置の仕切部材と、前記計量ホッパ装置の前記仕切部材の互いに異なる方向への回動を同期して行わせ前記計量ホッパ装置の1つのエリアから物品を排出しながら、前記計量ホッパ装置の他のエリアに、前記プールホッパ装置から物品の投入を行わせることによって前記物品の上方からの受取りと下方への排出とを同時に並行して行わせる制御手段を備えた組合せ計量装置。 - 請求項1において、
前記計量ホッパ装置から物品を排出する際に、当該物品を排出するエリアに、前記プールホッパ装置から投入される物品が投入されないように、前記各仕切部材が所定のタイミングで回動する組合せ計量装置。
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