JP4111870B2 - 光ディスク再生処理回路、半導体集積回路、光ディスク再生装置、光ディスク再生処理回路の表示再生方法 - Google Patents

光ディスク再生処理回路、半導体集積回路、光ディスク再生装置、光ディスク再生処理回路の表示再生方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示再生に係る処理負荷を軽減可能な光ディスク再生処理回路、半導体集積回路、光ディスク再生装置、光ディスク再生処理回路の表示再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポータブル向けや車載向けのCD、MD又はDVD規格媒体などの光ディスク再生装置では、振動等に伴う光ピックアップ位置ずれによって、光ディスクから再生されるオーディオデータに音飛びが発生するため、周知のとおり、アンチショック(又はショックプルーフ)と呼ばれる耐震設計上の機能が備わっている。
【0003】
図8は、このアンチショック機能を備えた光ディスク再生処理回路を含めた光ディスク再生装置(以下、従来の光ディスク再生装置と称する)の概略構成図である。なお、従来の光ディスク再生装置は、図8に示す以外にも、例えば、以下に示す特許文献1に開示されている。
従来の光ディスク再生装置は、光ディスク20から読み出した記録データの再生についての処理を行うとともにアンチショック機能を内蔵する再生処理LSI(『光ディスク再生処理回路』)30と、メモリ40と、再生処理LSI30の全般の制御を司るマイコン(『表示再生装置』)50と、表示装置(『表示再生装置』)70とで主に構成される。
【0004】
なお、CD規格の媒体などの光ディスク20では、周知のとおり、記録データの最小単位である1EFM(Eight to Fourteen Modulation)フレームの中に、当該記録データに対応づけられたサブコードデータが記録されている。そして、98EFMフレームで1ブロックが構成され、この1ブロックから抽出されるサブコードデータによって、P、Q及びR〜Wチャンネルデータを有する1サブコーディングフレームが構成される。
特に、1サブコーディングフレーム内のQチャンネルデータ(以下、サブQデータと称する)は、当該記録データの管理データとして、楽章番号などのトラック番号(TNO)、楽章をさらに細分化したインデックス(X)、楽章内の経過時間(分・秒・フレーム)、ディスク最内周の楽章開始からの絶対時間(分・秒・フレーム)などを有しており、トラック番号(曲番)表示や、全演奏時間及び演奏経過時間、残量時間などの時間表示に利用されている。
【0005】
ここで、再生処理LSI30は、光ディスク20から光ピックアップ10を介して読み出された記録データ及びサブコードデータを受信する。記録データをもとにオーディオ信号処理されたオーディオデータは、アンチショック機能の為に、所定の書き込み速度でメモリ40へ書き込まれた後に、書き込み速度よりも遅い読み出し速度でメモリ40から読み出されて、A/D変換などを介して外部に音声出力(再生)される。
【0006】
一方、サブコードデータは、前述したとおり1サブコーディングフレームを構成するごとにサブコードレジスタ380aに一時記憶される。ここで、再生処理LSI30は、前述したアンチショック機能を備えているために、図9に示すとおり、光ディスク20上でのレーザー光の現在照射位置が、現在再生されているオーディオデータの光ディスク20上での記録位置より先行している。
【0007】
このため、再生処理LSI30は、前述した理由に基づく再生表示のずれを補正するために、メモリ40に対するオーディオデータの書き込み位置及び読み出し位置に基づいてメモリ残量データを算定している。また、再生処理LSI30は、このメモリ残量データを一時記憶するためのメモリ残量レジスタ300を備えている。
【0008】
マイコン50は、再生処理LSI30に対して、サブコードレジスタ380aに一時記憶されている1サブコーディングフレーム内のサブQデータと、メモリ残量レジスタ300に一時記憶されているメモリ残量データを取得する。そして、マイコン50は、サブQデータからメモリ残量データを減算することによって、現在再生されているオーディオデータと同期のとれた表示データを生成することができる。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−339700号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した再生表示のずれを解消する仕組みによれば、マイコン50が、割り込み方式やポーリング方式などで、サブコードレジスタ380a及びメモリ残量レジスタ300に一時記憶されたデータを常時監視並びに取得し続けなければならない。また、取得したサブQデータとメモリ残量データ両者の単位を整合させた上で、サブQデータからメモリ残量データを減算するなどの複雑な演算処理を必要とする。これらのことは、マイコン50の処理負荷を増大化させ、マイコン50のその他のオーディオデータ再生に係る演算・制御処理を遅延させる要因となっていた。また、再生処理LSI30側においても、前述したメモリ残量データを算定する際の複雑な処理が自身の処理負荷を増大させる要因となっていた。
【0011】
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、表示再生に係る処理負荷を軽減させる光ディスク再生処理回路及びその表示再生方法、半導体集積回路、光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための主たる本発明は、光ディスクから読み出した記録データに基づいて再生される再生データと前記記録データを管理するための管理データとを取得する手段と、前記再生データに前記管理データを付加して所定のメモリに書き込み、前記メモリに書き込まれた順序で前記メモリから前記再生データと当該再生データに付加した前記管理データとを順次読み出す制御を行うメモリ制御手段と、前記管理データについての表示再生を行う表示再生装置が前記メモリから読み出された前記管理データを取得するために、前記再生データとともに前記メモリから読み出された前記管理データを記憶しておくための記憶手段と、を有する光ディスク再生処理回路である。
【0013】
このように、本発明に係る光ディスク再生処理回路では、再生データに管理データを付加してメモリに書き込んでおくことで、再生データを再生する際には、メモリから当該再生データと併せて管理データを読み出す。なお、このメモリから読み出した管理データは、現在再生されている再生データと対応づけられているため(すなわち、同期がとれているため)従来のように複雑な演算処理を施さずに表示可能な状態にある。
【0014】
すなわち、本発明に係る光ディスク再生処理回路では、従来のように、前述のメモリ制御手段(後述のメモリ制御部を含めた再生処理LSI)が、メモリに書き込まれた再生データの残量情報を求めるための処理を行う必要がなく、また、前述の残量情報を記憶しておくための記憶手段(後述のメモリ残量レジスタ)を備える必要もなくなる。
さらに、前述の表示再生装置(後述のマイコン及び表示装置)が、光ディスクから読み出した管理データと前述の残量情報を常時取得して、外部にて現に再生されている再生データと管理データとの対応づけを図るために(すなわち、同期を合わせるために)複雑な演算処理を行う必要がなくなる。このことにより、当該光ディスク再生処理回路の処理負荷の軽減が図れるとともに小型化が実現され、開発コストなどのコスト低減を図ることができる。
【0015】
本発明に係る第2の態様として、前記メモリ制御手段は、前記再生データが所定サイズ分取得された場合に、前記所定サイズ分の前記再生データに前記管理データを付加して前記メモリに書き込み、前記メモリに書き込まれた順序で前記所定サイズ分の前記再生データと当該再生データに付加した前記管理データとを前記メモリから順次読み出すこととする。
このように、本発明に係る光ディスク再生処理回路では、再生データが任意の所定サイズ分(後述の1パケットや複数パケット)取得されるごとに管理データを付加してメモリに書き込むことによって、メモリ上で再生データのために確保された記憶領域を有効に利用することができる。また、この結果として、当該光ディスク再生処理回路において、本来のアンチショック機能として要請される音飛び防止可能な最長時間が短縮化されるのを防ぐことができる。
【0016】
本発明に係る第3の態様として、前記メモリ制御手段は、前記再生データが前記所定サイズの複数分取得された場合に、前記所定サイズの複数分となる前記再生データに前記管理データを付加して前記メモリに書き込み、前記メモリに書き込まれた順序で前記所定サイズの複数分となる前記再生データと当該再生データに付加した前記管理データとを前記メモリから順次読み出すこととする。
このように、本発明に係る光ディスク再生処理回路では、再生データが前述の所定サイズの複数分(後述の4パケット、16パケットなど)取得されるごとに管理データを付加してメモリに書き込むことによって、メモリ上で再生データのために確保された記憶領域をさらに有効に利用することができる。また、この結果として、本来のアンチショック機能として要請される音飛び防止可能な最長時間が短縮化されるのをさらに防ぐことができる。
【0017】
本発明に係る第4の態様として、前記メモリ制御手段は、前記管理データを付加して前記メモリに書き込む前に、前記再生データを圧縮する手段と、前記メモリから読み出した前記再生データを、外部出力する前に前記圧縮前のサイズに伸張する手段と、を有することとする。
このように、本発明に係る光ディスク再生処理回路では、再生データをメモリに書き込む前に圧縮し、また当該再生データを外部に出力して再生する前には圧縮前のサイズに伸張する仕組みを備えることによって、メモリ上で再生データのために確保された記憶領域を有効に利用することができる。また、この結果として、本来のアンチショック機能として要請される音飛び防止可能な最長時間を長くすることができる。
【0018】
本発明に係る第5の態様として、前記光ディスクは、CD規格の媒体であり、前記再生データに付加する前記管理データは、前記CD規格で規定されたサブコード情報に含まれるトラック番号、インデックス、経過時間情報、絶対時間情報の少なくともいずれかとする。
このように、本発明に係る光ディスク再生処理回路では、表示再生装置における表示内容に応じて再生データに付加する管理データの内容を選択することができる。このことによって、メモリに対して表示に使用しない管理データを書き込む必要がなくなるので、メモリ上で再生データのために確保された記憶領域を有効に利用することができる。また、この結果として、本来のアンチショック機能として要請される音飛び防止可能な最長時間が短縮化されるのを防ぐことができる。
【0019】
本発明に係る第6の態様として、前述した光ディスク再生処理回路を集積化した半導体集積回路とする。
前述した半導体集積回路とは、例えば、後述の再生処理LSIである。
【0020】
本発明に係る第7の態様として、メモリと、光ディスクから読み出した記録データに基づいて再生される再生データと前記記録データを管理するための管理データとを取得する手段と、前記再生データに前記管理データを付加して所定のメモリに書き込み、前記メモリに書き込まれた順序で前記メモリから前記再生データと当該再生データに付加した前記管理データとを順次読み出す制御を行うメモリ制御手段と、前記再生データとともに前記メモリから読み出された前記管理データを記憶しておくための記憶手段と、前記記憶手段に記憶しておいた前記管理データを取得して表示再生を行う表示再生手段と、を有する光ディスク再生装置とする。
なお、本態様は、前述した光ディスク再生処理回路に対して表示再生手段を備えた光ディスク再生装置を対象としたものである。
【0021】
本発明に係る第8の態様として、光ディスクから読み出した記録データに基づいて再生データと前記記録データを管理するための管理データとを取得して、前記取得した再生データを所定のメモリに書き込んでいき前記メモリに書き込まれた順序で前記メモリから前記再生データを順次読み出して外部に出力して再生するとともに、前記取得した管理データについて所定の表示再生装置を介して表示再生を行う光ディスク再生処理回路の表示再生方法において、前記取得した再生データに前記取得した管理データを付加して前記メモリに書き込み、前記メモリに書き込まれた順序で前記メモリから前記再生データと当該再生データに付加した前記管理データとを順次読み出し、前記メモリから順次読み出した前記管理データを記憶しておき、前記記憶しておいた前記管理データを取得して前記表示再生装置を介して表示再生を行う光ディスク再生処理回路の表示再生方法とする。
【0022】
なお、本態様は、前述した光ディスク再生処理回路の表示再生方法に関するものである。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかにする。
【0023】
【発明の実施の形態】
===実施例===
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
【0024】
<光ディスク再生装置のシステム構成>
図1は、本発明に係るアンチショック機能を有する光ディスク再生装置の概略構成図である。なお、以下の説明では、光ディスク20としてCD規格の媒体を想定する。
【0025】
光ピックアップ10は、光ディスク20に記録されている記録データを読み出すために、光ディスク20に対してレーザー光を出射し、その反射光を内部の受光素子(不図示)にて受光してアナログの電気信号に変換する。RF信号生成部310は、光ピックアップ10にて変換した電気信号に基づいて、トラック上にあるピットの有無を判別するためのRF信号(高周波信号)を生成する。また、光ピックアップエラー信号処理部320は、光ピックアップ10にて変換した電気信号を受信し、この電気信号に基づいてフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などの光ピックアップエラー信号を生成する。
【0026】
サーボ制御部330は、光ピックアップエラー信号処理部320にて生成した光ピックアップエラー信号に基づいて、レーザー光の焦点ずれを補正するためのフォーカス制御や、レーザー光の照射位置を目的トラックに追従するためのトラッキング制御などのサーボ制御を行う。また、サーボ制御部330は、光ピックアップ10の位置を決定するための位置決め制御や、光ディスク20を回転駆動するスピンドルモータ60に対して回転駆動制御を行う。
【0027】
ディジタル信号処理部350は、EFM復調回路360、CIRC復号回路(『再生データ取得手段』)370、サブコード検出回路(『管理データ取得手段』)380や、不図示の分離回路及びPLL回路によって構成される。
【0028】
EFM復調回路360は、RF信号生成部310出力(RF信号)が2値化された信号を受信して、EFM(Eight to Fourteen Modulation)復調を施すことで、14ビットのデータを8ビットのデータに変換する。なお、このEFM復調では、CD規格の論理フォーマットによる1EFMフレーム先頭の同期パターンに続くビット列から、1バイトのサブコードデータや、32バイトのメインデータが生成される。
【0029】
CIRC復号回路370は、EFM復調回路360から受信した前述のメインデータに対して、CIRC(Cross Interleave Reed-Solomon Code)方式による誤り訂正及びデインタリーブ処理を施すことで、オーディオ信号やCDROM信号等を生成する。なお、前述のオーディオ信号とは、サンプリング周波数44.1KHz及び量子化ビット数16ビットで量子化された、各16ビット単位のL又はRチャンネルデータで構成されるDATA(オーディオデータ、『再生データ』)、DATAのうちL及びRチャンネルデータを識別するためのLRCK、オーディオデータの入出力タイミングを決定するためのDATACKである。
【0030】
サブコード検出回路380は、EFM復調回路360から受信した前述のサブコードデータをもとに、P、Q及びR〜Wチャンネルデータを有する1サブコーディングフレーム(『管理データ』)を構成していく。また、サブコード検出回路380は、1サブコーディングフレームが更新されるまで一時記憶しておくための第1のサブコードレジスタ380aを備えている。
【0031】
メモリ制御部(『メモリ制御手段』)390は、CIRC復号回路370から前述のオーディオデータを含むオーディオ信号を受信し、また、第1のサブコードレジスタ380aに一時記憶されている1サブコーディングフレーム内のサブQデータを受信する。メモリ制御部390は、前述のサブQデータから後述のサブコード情報(『管理データ』)を抽出し、そのサブコード情報を付加したオーディオデータをメモリ40に対して標準速度(1倍速)よりも高速(2倍速など)で書き込む。
【0032】
また、メモリ制御部390は、前述の書き込みに引き続いて、メモリ40からオーディオデータとそれに付加されるサブコード情報の読み出しを標準速度で行う。なお、メモリ40から読み出したオーディオデータは、A/D変換回路(不図示)などを介して外部に音声出力(再生)される。また、メモリ40からオーディオデータと併せて読み出したサブコード情報は、第2のサブコードレジスタ390aに一時記憶される。なお、第2のサブコードレジスタ390aは、メモリ制御部390の外部に備えてもよい。
【0033】
なお、メモリ制御部390は、メモリ40上でオーディオデータのために確保された記憶領域を有効に利用してアンチショック機能として要請される音飛び防止可能な最長時間を長くするために、メモリ40にオーディオデータを書き込む前に、ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)方式によって圧縮し、メモリ40からオーディオデータを読み出した後に圧縮前のデータサイズに伸張することが好ましい。このため、メモリ制御部390は、後述の圧縮処理部390h及び伸張処理部390iを備えるものとする。
【0034】
また、メモリ制御部390は、メモリ40に蓄積されたデータが所定の許容量以上となった時点で、光ディスク20から記録データの読み出し及びメモリ40へのオーディオデータの書き込み動作を一時停止する。ここで、メモリ40からのオーディオデータの読み出し動作は継続して行われており、メモリ40に蓄積されるオーディオデータが再び許容量未満となる。そして、光ディスク20からの記録データの読み出し及びメモリ40へのオーディオデータの書き込み動作が再開される。
このように、メモリ制御部390は、前述したような制御を行うことで、オーディオデータ再生時における振動などによる音飛びを防止可能なアンチショック機能を実現する。
【0035】
メモリ40は、前述のアンチショック機能としてオーディオデータ及びサブコード情報を一時記憶するための記憶手段であり、例えば、DRAM、SDRAM又はEDORAMなどを採用することができる。
【0036】
マイコン(『表示再生装置、表示再生手段』)50は、当該光ディスク20に記録されたデータの再生全般に係るシステム制御を司るものであり、インタフェース部340を介して接続されている。また、マイコン50は、第2のサブコードレジスタ390aに一時記憶されているサブコード情報を、一定の時間間隔ごとにインタフェース部340を介して取得する。このサブコード情報は、現在再生しているオーディオデータと同期がとれているため、従来のような表示再生ずれに伴う補正処理を意識することなく、表示装置(『表示再生装置、表示再生手段』)70を介して表示再生することができる。
【0037】
ところで、図1中、破線により囲まれている、RF信号生成部310、光ピックアップエラー信号処理部320、サーボ制御部330、インタフェース部340、ディジタル信号処理部350、メモリ制御部390は、1チップの再生処理LSI(『光ディスク再生処理回路、半導体集積回路』)30にて構成される。なお、アンチショック機能を内蔵するメモリ制御部390が、単独で、1チップのLSIを構成する場合もある。
【0038】
<パケット構成>
まず、図2を用いて、オーディオデータに付加するサブコード情報について説明する。図2の上段は、周知のとおり、1サブコーディングに含まれるサブQデータの構成を示している。サブQデータは、オーディオのチャンネル数、エンファシス、CD−ROMの識別などに用いる4ビットのコントロールデータ、サブQデータのモードを決定する4ビットのアドレス、72ビットの実際のサブQデータ、16ビットのCRCデータで構成される。
【0039】
ここで、本発明において、オーディオデータに付加するサブコード情報は、16ビットのCRCデータを除いた80ビットのサブQデータの中から、表示装置70で表示する内容に応じて適宜抽出された情報である。ここで、図2の下段には、このサブコード情報の一例を示している。
【0040】
すなわち、オーディオデータに付加するサブコード情報は、それぞれ4ビットのコントロールデータ及びアドレスの他に、8ビットの楽章番号などのトラック番号(TNO)、8ビットの楽章をさらに細分化したインデックス(X)、オールゼロとなる8ビット(ZERO)、24ビットの楽章内の経過時間、24ビットのディスク最内周の楽章開始からの絶対時間について、少なくともいずれかを組み合わせて構成される。また、前述の24ビットの経過時間及び24ビットの絶対時間は、それぞれ8ビットのBCD(Binary Coded Decimal)で構成される"分(00〜74)"、"秒(00〜59)"、"フレーム(00〜74)"を有しており、これらの情報("分"、"秒"、"フレーム")についても表示装置70で表示する内容に応じて、適宜取捨選択するようにしてもよい。
【0041】
なお、本発明における再生処理LSI30では、同図に示すように、LSI構成の簡略化を図るべく16ビットのCRCデータを除いた80ビットのサブコード情報を書き込むこととする。
このことは、メモリ40に対して表示に使用しない無駄なサブコード情報を書き込む必要がなくなるので、メモリ40の記憶容量を有効に利用することができる。また、この結果として、本来のアンチショック機能として要請される音飛び防止可能な最長時間が短縮化されるのを防ぐことができる。図3は、サブコード情報を付加しない場合と付加する場合それぞれのオーディオデータの1パケットについて、メモリ40上でのアドレス空間の一例を示す図である。
【0042】
なお、1パケットとは、44.1kHzのサンプリング周波数によって標本化され、ADPCM(Adaptive Differentia Pulse Code Modulation)方式で"1/4"に圧縮された各4ビットのL及びRチャンネルデータ(1サンプルデータ,計1バイト)のうち、当該ADPCM方式の仕様に応じたサンプル数分(例えば、"500")のデータに対して所定のヘッダ情報を付加したデータ単位とする。例えば、1パケットに含まれるサンプルデータを"500"サンプルとした場合、1秒間に相当するパケット数は"88.2(=44100÷500)"となり、1パケットは約"0.11"秒に相当することになる。なお、ADPCM圧縮モードについては、前述の"1/4"圧縮モードに限定されず、"1/5"圧縮モードや"1/6"圧縮モードとしてもよい。
【0043】
図3(a)は、サブコード情報を付加しないオーディオデータの1パケットについてのメモリ40上でのアドレス空間である。一方、図3(b)は、サブコード情報を付加したオーディオデータの1パケットについてのメモリ40上でのアドレス空間である。
ここで、図3(b)に示すとおり、1パケットに含まれるサンプルデータごとにサブコード情報を付加してメモリ40に書き込むことで、メモリ40上で(圧縮)オーディオデータのために確保された記憶領域を有効に利用することができる。また、この結果として、アンチショック機能として要請される音飛び防止可能な最長時間が短縮化されるのを防ぐことができる。
【0044】
なお、図3(a)と図3(b)とを比較すると、サブコード情報を付加した場合では、1パケットに含まれるサンプルデータがサブコード情報のデータサイズ分(例えば、80ビット:図2参照)減少することになる。そこで、全てのパケットにサブコード情報を付加すると、メモリ40上の全記憶領域においてオーディオデータの占める割合が減少することになり、アンチショック機能として本来要請されるべき音飛び防止可能な最長時間が短縮してしまうことが考えられる。このため、本発明では、2のN(Nは自然数)乗のパケットごとなど、複数パケットごとにサブコード情報を付加することが好ましい。
【0045】
この場合、1パケットごとではなく、複数パケットごとにサブコード情報を付加してメモリ40に書き込むことで、メモリ40上で(圧縮)オーディオデータのために確保された記憶領域をさらに有効に利用することができる。また、この結果として、アンチショック機能として要請される音飛び防止可能な最長時間が短縮化されるのをさらに防ぐことができる。
また、複数パケットごとにサブコード情報を付加する場合、サブコード情報を付加するパケット間隔が長くなると、サブコード情報の量子化誤差が拡大する等によって、サブコード情報が前述の複数パケットに応じた時間間隔で表示されるまでの間に実時間が更新される現象が起こりうる(図5参照)。
【0046】
そこで、本発明では、前述の複数パケットに対して、実時間とサブコード情報の表示時間との間の時間ずれが許容可能な範囲として最大許容単位(例えば、16パケット以内)を設定し、例えば、4パケットや16パケットごとにサブコード情報の付加を行うものとする。なお、図4では、4パケットごとに1回サブコード情報を付加した場合において、メモリ40上に一時記憶されるパケットに関してのアドレス空間の一例を示している。
このように、本発明では、複数パケットに最大許容単位を設定することによって、サブコード情報の表示時間と実時間との間で生じる時間ずれの拡大を抑えることができる。
【0047】
<再生処理LSIのメモリ制御部の構成>
つぎに、本発明に係る再生処理LSI30の詳細構成として、特に、メモリ制御部390のブロック構成について、図6を用いて説明する。なお、図6に示すメモリ制御部390では、"1/4"圧縮モードのADPCM圧縮方式を採用し、また、4パケット(1パケットに含まれるサンプルデータは500サンプル)ごとにサブコード情報を付加する仕組みを備えているものとする。
【0048】
<<書き込み制御>>
書き込みオーディオデータ格納レジスタ390bは、CIRC復号回路370から受信した16ビット単位のオーディオデータを一時格納する。
圧縮処理部390hは、書き込みオーディオデータ格納レジスタ390bにて一時格納された16ビット単位のオーディオデータをADPCM方式に基づいて4ビットの圧縮オーディオデータとする。
なお、当該光ディスク再生装置がADPCM方式を採用しない場合は、当該圧縮処理部390hは不要である。また、当該光ディスク再生装置の電源投入時などのイニシャライズ処理時において、マイコン50が、圧縮処理部390hの起動又は停止を制御するようにしてもよい。
【0049】
書き込みパケットカウンタ390cは、メモリ40に対して書き込み制御される圧縮オーディオデータのデータサイズを計測する。この計測したデータサイズが4パケット分となった場合に、4パケット書き込み終了フラグFLG_Aの値を例えば"0"から"1"にセットする。
なお、1〜3パケットまでの1パケットあたりの圧縮オーディオデータのデータサイズは500サンプルに相当する"500"バイトであり、4パケット目の圧縮オーディオデータの1パケットあたりのデータサイズは前述の500バイトからサブコード情報のデータサイズ("10"バイト)を減じたデータサイズ(例えば、"500−10=490"バイト)とする。
【0050】
セレクタ部390eは、圧縮処理部390hから4ビット単位の圧縮オーディオデータと、サブコード検出回路380の第1のサブコードレジスタ380aからサブコード情報と、を入力として受信し、また、書き込みパケットカウンタ390cにてセットされる4パケット書き込み終了フラグFLG_Wを前述の2入力をセレクトするための制御信号として受信する。
【0051】
セレクタ部390eは、受信した4パケット書き込み終了フラグFLG_Wの値が通常時の"0"であった場合、前述の2入力のうち4ビット単位の圧縮オーディオデータをセレクトする。このセレクトされた4ビット単位の圧縮オーディオデータは、出力モード時の双方向バッファ390f及び所定バスを介してメモリ40への書き込みが制御される。なお、1パケットの圧縮オーディオデータの書き込み開始前には、所定のヘッダ情報がメモリ40に書き込まれるものとする(図3参照)。
【0052】
一方、受信した4パケット書き込み終了フラグFLG_Wの値が4パケットの計数終了を示す"1"であった場合、セレクタ部390eは、前述の2入力のうちサブコード情報をセレクトする。このセレクトされたサブコード情報は、前述の4パケット分の圧縮オーディオデータに引き続いて、出力モード時の双方向バッファ390f及び所定バスを介してメモリ40への書き込みが制御される。
【0053】
<<読み出し制御>>
読み出しパケットカウンタ390dは、メモリ40から読み出し制御されたデータのデータサイズを計測する。この計測したデータサイズが4パケット分となった場合に、4パケット読み出し終了フラグFLG_Rの値を例えば"0"から"1"にセットする。
【0054】
なお、前述の4パケット書き込み終了フラグFLG_Wと同様に、1〜3パケットまでの1パケットあたりの圧縮オーディオデータのデータサイズは500サンプルに相当する"500"バイトであり、4パケット目の圧縮オーディオデータの1パケットあたりのデータサイズは前述の500バイトからサブコード情報のデータサイズ("10"バイト)を減じたデータサイズ(例えば、"500−10=490"バイト)とする。
【0055】
分離回路390jは、読み出しパケットカウンタ390dにてセットされた4パケット読み出し終了フラグFLG_Rを用いて、メモリ40から所定のバス及び入力モード時の双方向バッファ390fを介して読み出した4ビットの圧縮オーディオデータ又はサブコード情報を分離するための論理ゲート回路である。
【0056】
例えば、4パケット読み出し終了フラグFLG_Rの値が通常時の"0"であった場合は、4ビットの圧縮オーディオデータを抽出する方の論理ゲート回路(以下、第1の論理ゲート回路と称する)390kをアクティブ状態としてオーディオデータ格納レジスタ390gに当該4ビットの圧縮オーディオデータを送信し、サブコード情報を抽出する方の論理ゲート回路(以下、第2の論理ゲート回路と称する)390lをイネーブル状態として第2のサブコードレジスタ390aへの当該サブコード情報の送信をブロックする。なお、1パケットの圧縮オーディオデータの読み出し開始前には、所定のヘッダ情報がメモリ40から読み出されるものとする(図3参照)。
【0057】
一方、4パケット読み出し終了フラグFLG_Rの値が4パケットの読み出し終了を示す"1"であった場合は、前述の第1の論理ゲート回路390kをイネーブル状態としてオーディオデータ格納レジスタ390gへの当該4ビットの圧縮オーディオデータの送信をブロックし、前述の第2の論理ゲート回路390lをアクティブ状態として第2のサブコードレジスタ390aに当該サブコード情報を送信する。
【0058】
読み出しオーディオデータ格納レジスタ390gは、分離回路390jから受信した4ビットの圧縮オーディオデータを一時格納する。
伸張処理部390iは、読み出しオーディオデータ格納レジスタ390gにて一時格納された4ビットの圧縮オーディオデータを、圧縮前の16ビットのオーディオデータに伸張する。
なお、当該再生処理LSI30がADPCM方式を採用しない場合は、当該伸張処理部390iは不要である。また、当該光ディスク再生装置の電源投入時などのイニシャライズ処理時において、マイコン50が、伸張処理部390iの起動又は停止を制御するようにしてもよい。
【0059】
第2のサブコードレジスタ390aは、分離回路390jから受信したサブコード情報を一時格納する。なお、この一時格納されたサブコード情報は、マイコン50によって所定の時間間隔ごとに取得される。ここで、所定の時間間隔とは、例えば、第2のサブコードレジスタ390aに一時格納されたサブコード情報の更新を行うタイミング間隔や、前述の更新が複数回行われたタイミング間隔とすることができる。
【0060】
<再生処理LSIの表示再生方法>
図7のフローチャートを用いて、本発明に係る光ディスク再生処理回路の表示再生方法について説明する。なお、以下の説明では、特に断らない限り、再生処理LSI30が行うものとする。
【0061】
まず、再生処理LSI30は、光ディスク20から光ピックアップ10等を介して、前述の1パケット分のオーディオデータ及びサブコード情報を取得する(S700)。ここで、S700で取得したサブコード情報は、第1のサブコードレジスタ380aに一時記憶される。また、S700で取得したオーディオデータは、メモリ制御部390を介してメモリ40に書き込まれる。
【0062】
ここで、メモリ制御部390は、メモリ40に書き込み制御されたオーディオデータのサイズを計測しており、所定のパケット数N(例えば、"4"や"16"等)に応じたデータサイズとならない場合(S701:NO)、S700で取得したオーディオデータをそのままメモリ40に書き込むための制御を行う(S702)。
【0063】
一方、前述の計測したオーディオデータのサイズが、所定のパケット数Nに応じたデータサイズとなった場合(S701:YES)、引き続いて、メモリ40にS700で取得したサブコード情報を書き込むための制御を行う(S703)。このことによって、メモリ40に書き込まれるN番目のパケットには、S700で取得したサブコード情報が含まれることになる。
【0064】
つぎに、メモリ制御部390は、メモリ40に書き込まれたN個のパケットを順次読み出すための制御が行われる(S704)。ここで、メモリ40から読み出したオーディオデータのパケット数が前述Nとならない場合(S705:NO)、メモリ40からのオーディオデータの読み出しが継続して行われるとともに、D/A変換回路(不図示)などを介して外部に音声出力(再生)される。
【0065】
一方、メモリ40から読み出したオーディオデータのパケット数が前述Nとなった場合(S705:YES)、メモリ40から当該パケットに含まれるオーディオデータが読み出された後、引き続いて、サブコード情報の読み出しが行われる。なお、この読み出したサブコード情報は、第2のサブコードレジスタ390aに一時記憶される(S706)。
【0066】
つぎに、マイコン50は、第2のサブコードレジスタ390aに一時記憶されているサブコード情報を取得し(S707)、この取得したサブコード情報を表示装置70を介して表示する(S708)。
【0067】
このように、本発明に係る再生処理LSI30(又は、光ディスク再生装置)や、再生処理LSI30の表示再生方法によれば、オーディオデータにサブコード情報を付加してメモリ40に書き込んでおくことで、オーディオデータが再生される際に、メモリ40から当該オーディオデータと併せてサブコード情報を読み出す。なお、このメモリ40から読み出したサブコード情報は、実際に再生が行われるオーディオデータと対応づけられているため(同期が合っているため)、従来のように複雑な演算処理を施すことなく表示可能な状態にある。
【0068】
すなわち、本発明に係る再生処理LSI30(又は、光ディスク再生装置)が、従来のように、メモリ40に書き込まれたオーディオデータの残量情報を求めるための処理を行う必要がなく、また、前述の残量情報を記憶しておくための記憶手段(メモリ残量レジスタ300)を備える必要がなくなる。
【0069】
さらに、マイコン50側では、光ディスク20から読み出したサブコード情報と前述の残量情報を常時取得して、実際に外部にて再生が行われているオーディオデータとサブコード情報との対応づけを図るために(すなわち、同期を合わせるために)複雑な演算処理を行う必要がなくなる。このことにより、再生処理LSI30及びマイコン50について、処理負荷の軽減化並びに小型化が図れることになる。また、再生処理LSI30やマイコン50の開発コストなどのコスト低減を図ることもできる。
【0070】
以上、本発明の実施形態について、その実施形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、表示再生に係る処理負荷を軽減可能な光ディスク再生処理回路及びその表示再生方法、半導体集積回路、光ディスク再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るサブコード情報のデータ構成図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るメモリに書き込まれた1パケットについてのアドレス空間を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る4パケットごとにサブコード情報を付加する場合におけるメモリ上でのアドレス空間を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るサブコード情報を付加するパケット間隔に応じた実時間との間の時間ずれを説明する図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るメモリ制御部を含めた光ディスク再生装置の概略構成図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るメモリ制御部を含めた光ディスク再生装置の動作を説明するタイミングチャートである。
【図8】従来の光ディスク再生装置のシステム構成図である。
【図9】従来の光ディスク再生装置における表示再生のずれを説明するための図である。
【符号の説明】
10 光ピックアップ
20 光ディスク
30 再生処理LSI
300 メモリ残量レジスタ
310 RF信号生成部
320 光ピックアップエラー信号処理部
330 サーボ制御部
340 インタフェース部
350 ディジタル信号処理部
360 EFM復調回路
370 CIRC復号回路
380 サブコード検出回路
380a 第1のサブコードレジスタ
390 メモリ制御部
390a 第2のサブコードレジスタ
390b 書き込みオーディオデータ格納レジスタ
390c 書き込みパケットカウンタ
390d 読み出しパケットカウンタ
390e セレクタ部
390f 双方向バッファ
390g 読み出しオーディオデータ格納レジスタ
390h 圧縮処理部
390i 伸張処理部
390j 分離回路
390k 第1の論理ゲート回路
390l 第2の論理ゲート回路
40 メモリ
50 マイコン
60 スピンドルモータ
70 表示装置

Claims (6)

  1. 双方向バッファと、
    光ディスクから読み出されたオーディオデータを格納する第1のオーディオデータ格納レジスタと、
    前記光ディスクから読み出された前記オーディオデータと同期のとれたサブコード情報を格納する第1のサブコードレジスタと、
    所定のメモリに対して前記双方向バッファを介して第1の速度で書き込まれる前記オーディオデータの所定のデータサイズを計数する第1のカウンタと、
    前記第1のオーディオデータ格納レジスタからの前記オーディオデータと前記第1のサブコードレジスタからの前記サブコード情報とが入力され、前記第1のカウンタの計数の終了状態に基づいて前記オーディオデータ又は前記サブコード情報をセレクトして前記所定のメモリに書き込まれるように前記双方向バッファを介して出力するセレクタと、
    前記所定のメモリから前記双方向バッファを介して前記第1の速度より遅い第2の速度により前記所定のメモリに書き込まれた順序で順次読み出されたデータの前記所定のデータサイズを計数する第2のカウンタと、
    前記所定のメモリから前記双方向バッファを介して順次読み出されたデータを、前記第2のカウンタの計数の終了状態に基づいて前記オーディオデータと前記サブコード情報に分離する分離回路と、
    前記分離回路により分離された前記オーディオデータを格納する第2のオーディオデータ格納レジスタと、
    前記分離回路により分離された前記サブコード情報を格納し、その格納された前記サブコード情報がその表示再生を行う表示再生装置によって取得される第2のサブコードレジスタと、
    を有することを特徴とする光ディスク再生処理回路。
  2. 前記第1のオーディオデータ格納レジスタからの前記オーディオデータを圧縮して前記セレクタへ出力する圧縮処理部と、
    前記第2のオーディオデータ格納レジスタからの前記オーディオデータを圧縮前のデータサイズに伸張して出力する伸張処理部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク再生処理回路。
  3. 前記光ディスクは、CD規格の媒体であり、
    前記サブコード情報は、前記CD規格で規定されたトラック番号、インデックス、経過時間情報、絶対時間情報の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク再生処理回路。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の光ディスク再生処理回路を集積化したことを特徴とする半導体集積回路。
  5. メモリと、
    双方向バッファと、
    光ディスクから読み出されたオーディオデータを格納する第1のオーディオデータ格納レジスタと、
    前記光ディスクから読み出された前記オーディオデータと同期のとれたサブコード情報を格納する第1のサブコードレジスタと、
    前記メモリに対して前記双方向バッファを介して第1の速度で書き込まれる前記オーディオデータの所定のデータサイズを計数する第1のカウンタと、
    前記第1のオーディオデータ格納レジスタからの前記オーディオデータと前記第1のサブコードレジスタからの前記サブコード情報とが入力され、前記第1のカウンタの計数の終了状態に基づいて前記オーディオデータ又は前記サブコード情報をセレクトして前記メモリに書き込まれるように前記双方向バッファを介して出力するセレクタと、
    前記メモリから前記双方向バッファを介して前記第1の速度より遅い第2の速度により前記メモリに書き込まれた順序で順次読み出されたデータの前記所定のデータサイズを計数する第2のカウンタと、
    前記メモリから前記双方向バッファを介して順次読み出されたデータを、前記第2のカウンタの計数の終了状態に基づいて前記オーディオデータと前記サブコード情報に分離する分離回路と、
    前記分離回路により分離された前記オーディオデータを格納する第2のオーディオデータ格納レジスタと、
    前記分離回路により分離された前記サブコード情報を格納する第2のサブコードレジスタと、
    前記第2のサブコードレジスタに格納された前記サブコード情報を取得して表示再生を行う表示再生装置と、
    を有することを特徴とする光ディスク再生装置。
  6. 光ディスクからオーディオデータと当該オーディオデータと同期のとれたサブコード情報を読み出し、
    所定のメモリに対して双方向バッファを介して第1の速度で書き込まれる前記オーディオデータの所定のデータサイズを計数し、
    前記オーディオデータの所定のデータサイズの計数の終了状態に基づいて前記オーディオデータ又は前記サブコード情報をセレクトして前記双方向バッファを介して前記所定のメモリに書き込み、
    前記所定のメモリから前記双方向バッファを介して前記第1の速度よりも遅い第2の速度で前記所定のメモリに書き込まれた順序で順次読み出されたデータの前記所定のデータサイズを計数し、
    前記所定のメモリから前記双方向バッファを介して順次読み出されたデータを、当該データの前記所定のデータサイズの計数の終了状態に基づいて前記オーディオデータと前記サブコード情報に分離し、
    分離された前記オーディオデータと前記サブコード情報をそれぞれ格納し、
    前記サブコード情報の表示再生を行う表示再生装置によって格納された前記サブコード情報が取得される、
    ことを特徴とする光ディスク再生処理回路の表示再生方法。
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