JP4108233B2 - 引戸の鎌錠装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、引戸の鎌錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上下の横枠及び縦枠で矩形状に形成された戸枠体内を水平移動する引戸は、勢い良く縦枠に衝突すると、跳ね返り現象により、戸枠体の縦枠側と引戸の縦框側との間に間隙が生じると言う問題点がある。このような問題点を解消するために、従来、特公平4−75986号公報に一例(自動閉鎖装置)が記載されている。この実施例は、引戸の縦框と対向する縦枠の適宜部位に比較的大きな凹所を形成し、この凹所内にエアシリンダー等を横方向に組み込み、かつ、エアシリンダーの圧力媒体により作動する係合棒をシリンダー孔に摺動可能に内装することにより、引戸の衝突を検知する検知機構を構成している。
【0003】
そして、該検知機構は、引戸が縦枠に衝突した時に、引戸の縦框に突出するように固着された長円状係合具と、圧力媒体を介して昇降動する前記係合棒との係止関係により、引戸の閉戸時に引戸の拘束を図っている。
【0004】
しかしながら、上記構成に於いては、引戸の鎌錠装置とは別に、いわゆるオプションとして自動閉鎖装置を引戸の縦框に取付けなければならない訳であるが、設置場所,設置コスト,メンテナンス等の観点から色々と解決すべき問題点を有していた。特に、検知機構はエアシリンダーを構成要素とするので、対引戸との関係で止むを得ず縦框に凹所を形成しなければならないので、敬遠気味であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、第1の目的は、引戸の閉戸時に引戸の鎌片が縦枠側の掛止金具に自動的に掛合することである。この場合引戸の縦框に設けた箱状作動部材のスムースに後退動し、これに追従して回転する鎌片が合理的に掛合状態へと回転することである。第2の目的は、引戸の閉戸時に箱状作動部材の拘束を介して鎌片を自動的に仮施錠することができることである。第3の目的は、引戸の把手内に位置する操作片を指で操作するだけで、箱状作動部材に対するロックを簡単に解消することができることである。第4の目的は引戸の縦框内に組込むことができることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の引戸の鎌錠装置は、引戸Yの縦框8の開口部9内に設けられた固定枠16と、この固定枠及び前記縦框8の前面に固定された案内板11の両方に出入り自在に案内されるように固定枠16内に組込まれた箱状作動部材14と、この箱状作動部材14の水平案内長孔21を通過した状態で前記固定枠16の側壁に横設軸架され、かつ、箱状作動部材14内に装備された鎌片17を軸支する固定支軸18と、前記鎌片17の内端部17bに形成された非円形の係合孔19を貫通するように箱状作動部材14の側壁に横設軸架された作動軸20と、引戸の開戸時に箱状作動部材14の先端部を前記案内板11の窓部13から突出させるように固定枠16内に設けられた緩衝用押しバネ15とから成り、前記鎌片17は箱状作動部材14の進退動に追従して回動することを特徴とする。
【0007】
上記構成に於いて、箱状作動部材14の側壁には、固定枠16の側壁16bに形成された水平案内部23に案内される可動支軸22が一体的に設けられていることを特徴とする。
【0008】
また本発明の引戸の鎌錠装置は、引戸Yの縦框8の開口部9内に設けられた固定枠16と、この固定枠及び前記縦框8の前面に固定された案内板11の両方に出入り自在に案内されるように固定枠16内に組込まれた箱状作動部材14と、この箱状作動部材14の水平案内長孔21を通過した状態で前記固定枠16の側壁に横設軸架され、かつ、箱状作動部材14内に装備された鎌片17を軸支する固定支軸18と、前記鎌片17の内端部17bに形成された非円形の係合孔19を貫通するように箱状作動部材14の側壁に横設軸架された作動軸20と、引戸の開戸時に箱状作動部材14の先端部を前記案内板11の窓部13から突出させるように固定枠16内に設けられた緩衝用押しバネ15と、箱状作動部材14の上方又は下方に配設され、かつ、箱状作動部材14の一側壁に形成した被係合部24と係脱するロックバー45並びに該ロックバー45を係脱させる駆動受け部37をそれぞれ有する摺動体34を備えるロック機構Zとから成り、前記鎌片17は箱状作動部材14の進退動に追従して回動し、また、前記ロックバー45は引戸の閉戸時に固定枠内へと後退した箱状作動部材14を自動的に拘束することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す引戸の鎌錠装置Xについて説明する。なお、この実施例の説明において、上下/左右の用語は、図2を基準にする。
【0010】
まず鎌錠装置Xの具体的な構成を説明する前に戸枠体の縦枠1に取付けられた掛止金具(ストライク)2について説明する。掛止金具2は、説明の便宜上シンプルな構成を図示してある。
【0011】
すなわち、3は上下部にビス孔を有する前面板で、この前面板3は複数個の固定用ビス4を介して縦枠1に固着される。前面板3は後述する鎌片17の先端部が出入りする掛合用窓5を有する。6は縦枠1内に設けられかつ前記固定用ビス4を介して前面板3に一体的に設けられた受け枠である。この受け枠6と前面板3との間には板状の掛止部材7が設けられている。もちろん、掛止部材7は所望の形状に形成することができる。
【0012】
次に鎌錠装置Xの具体的な構成を説明する。この鎌錠装置Xは引戸Yの縦框8の開口部9に組込まれている。さて、11は前述した掛止金具2の前面板3と対向する長板状の案内板である。この案内板11も前面板3と同様に複数個の固定用ビス12を介して引戸の縦框8に固着される。13は案内板11の中央部に形成され、かつ、作動部材14を案内する矩形状の窓部である。
【0013】
前記作動部材14は、本実施例では先端開口の箱状に形成され、案内板11の窓部13に出入り自在或いは進退動自在に設けられている。15は箱状作動部材14の右側壁14aと固定枠16の右側壁16aとの間に介在する緩衝用押しバネである。この緩衝用押しバネ15は、箱状作動部材14を飛び出る方向に付勢する。
【0014】
したがって、箱状作動部材14は引戸Yの閉戸時(鎌片掛合時)には緩衝用押しバネ15のバネ力に抗して後退し、一方、引戸Yの開戸時には緩衝用押しバネ15の復帰力により所定の位置まで飛び出る。この作動態様を念頭に箱状作動部材14に軸支された鎌片17について説明する。
【0015】
鎌片17は普通一般の形態をしており、図2で示すように引戸Yの閉戸時には、掛合部に相当する先端部17aは、掛合用窓5を通過して受け枠6内に入込む。しかして、18は鎌片17の中央部寄りの部位を枢支する固定支軸で、この固定支軸18は固定枠16の正面並びに背面の側壁(図2では背面の側壁だけが見える)16bに横設軸架されている。
【0016】
ところで、本実施例の鎌片17は、この固定支軸18を基準として上方の内端部17bに非円形の係合孔19を有している。この係合孔19には箱状作動部材14の正面並びに背面の側壁(図2では背面の側壁だけが見える)14bに横設軸架された鎌片用の作動軸20が遊嵌合状態に貫通している。この作動軸20は固定枠16ではなく、箱状作動部材14と一体である。したがって、箱状作動部材14と共に水平方向へ移動する。それ故に、この作動軸20は可動軸であるのに対し、この作動軸20よりも下方に位置する支軸18は固定軸ということになる。そこで、箱状作動部材14の正面並びに背面の側壁14bには、前記固定支軸18に対する水平案内長孔21が形成されている。また箱状作動部材14の正面並びに背面の側壁14bの適宜箇所には可動支軸22が横設軸架されている。この可動支軸22は箱状作動部材14がスムースに進退動するように箱状作動部材14に一体的に設けた部材であり、本実施例では突出両端部が、例えば固定枠16の正面並びに背面の側壁16bに形成した水平案内部(水平溝,水平長孔等)23に案内されている。なお、箱状作動部材14の上壁14cの中央部寄りの部位には、後述するロック機構のロックバーが係脱する被係合部(凹所,係合孔等)24が形成されている。
【0017】
上記構成に於いて、引戸Yの閉戸時に鎌片17が自動的に受け枠6内に入込み、いわゆる掛合可能状態になる場合について説明する。
【0018】
図3は本発明の実施例(請求項1に記載の発明)に後述のロック機構Zを加味した実施例を兼用した説明図である。この図3で示すようにロック機構Zのロックバーが箱状作動部材14の被係合部24から離れている場合には、箱状作動部材14は自由である。したがって、箱状作動部材14は引戸Yの開戸時には、矢印で示すように緩衝用押しバネ15のバネ力により案内板11の窓部13から飛び出ている。なお、この場合特に図示しないが、例えば箱状作動部材14の外壁面の適宜部位には係止突起が設けられており、箱状作動部材14は矢印で示すように所定の位置まで飛び出ている。
【0019】
そこで、引戸Yを閉めて行くと、今、図4で示すように引戸Yが完全に閉まる手前から、箱状作動部材14の突出先端面14dが縦枠1側の前面板3に衝突する。そうすると、箱状作動部材14は緩衝用押しバネ15のバネ力に抗して固定枠16内へと後退し始める。この時固定支軸18を介して箱状作動部材14内に装備された鎌片17は、箱状作動部材14と共に横移動する作動軸20により、前記固定支軸18を支点に時計(掛合)方向へと回される。
【0020】
したがって、図2で示すように、少なくとも引戸Yの案内板11が縦枠1側の前面板3に衝突する寸前には、箱状作動部材14は緩衝用押しバネ15のバネ力に抗して略後退しているので、鎌片17は掛止金具2の掛止部材7に対し、自動的に掛止可能な状態となる。このように本実施例の鎌片17は、箱状作動部材14の進退動に追従して回動する。なお、引戸Yを開いた場合には、箱状作動部材14並びに鎌片17の作動態様は逆になる。
【0021】
ところで、本発明の鎌錠装置Xには、引戸Yの閉戸時に前記箱状作動部材14を自動的にロックするロック機構(ロックを解除する機能も含む)Zも備えているので、以下、このロック機構Zを説明する。
【0022】
図6はロック機構Zの一例を示す。このロック機構Zは、引戸Yの閉戸時、つまり鎌片17の掛合時に後退した箱状作動部材14を拘束するために設けられている。本実施例ではロック機構Zの主たる部材は、固定枠16内の上端部でかつ箱状作動部材14の上方に配設されている。
【0023】
すなわち、30は引戸Yの把手31内にスライド可能に設けられた操作片で、この操作片30には円形の嵌合孔32が形成されている。また操作片30の一端部には指掛け用の突起部33が形成されている。34は固定枠16内に水平動可能に組込まれたブロック状の摺動体で、この摺動体34の把手31側に位置する指状部35には、該指状部35と交差しかつ前記操作片30の嵌合孔32に固定的に嵌合する連結杆36が設けられている。37は指状部35の端部に一体的に連設するロックバー用駆動受け部である。この駆動受け部37は、中央部に空間部38を有し、いわば二本の指(例えば人差し指と中指)を上向きに折り曲げたような格好をしている。そして、係合突起,テーパ面,水平受け面,ハネ受け面などを有する。
【0024】
しかして、37aは摺動体34の他端部(上方の水平面)に突出形成した一対の係合突起で、これらの係合突起37a,37aは、固定枠16の側壁16bに形成した水平案内切欠部40とそれぞれ係合する。また37bは上方の水平面に連設する一対のテーパ面で、これらのテーパ面37b,37bは下方の水平受け面37cに連設している。また37dは一対のバネ41,41の端部をそれぞれ受けるバネ受け垂直面で、これらのバネ受け垂直面37d,37dと固定枠16の右側壁16aの内面の間には前記バネ41,41が介在している。
【0025】
最後に45は下端部がピン状に形成されたロックバーで、このロックバー45は前述したロックバー用駆動受け部37に支持された状態で、その小径下端部45aが空間部38に差し込まれている。ロックバー45の小径下端部45aに連設する大径中途部45bの下面は、少なくとも駆動受け部37のテーパ面37b,37b並びにバネ受け垂直面37d,37dと摺接する部分である。また、ロックバー45の大径上端部45cには縦方向のバネ46を受ける凹所47が形成されている。このようにロックバー45は駆動受け部37に支持された状態で、そのピン状下端部45aの先端部が箱状作動部材14の被係合部24と係脱可能になっている。
【0026】
上記構成に於いて、図2で示すように引戸Yの閉戸時には、ロック機構Zのロックバー45は、縦方向のバネ46に押されて箱状作動部材14の被係合部24に係合している。その結果、単に引戸Yを開けようとしても開かない。箱状作動部材14がロックバー45にロックされているため、鎌錠装置Xは、いわゆる仮施錠の状態となっている。
【0027】
そこで、引戸Yを開けようとする場合には仮施錠の状態を解消させる必要がある。本実施例の場合には、把手31の凹所内に操作片30がスライド可能に設けられているので、把手31に指を掛けると同時に操作片30の突起部33にも指を掛ける。そして、操作片30を押す。
【0028】
そうすると、図5で示すようにブロック状摺動体34は一対のバネ41,41のバネ力に抗して右方向へ摺動する。この時摺動体34は固定枠16の右側壁16aに形成したガイド窓48にも案内される。摺動体34が右方向へ移動すると、ロックバー45は駆動受け部37のテーパ面37b,37bを登る。したがって、ロックバー45は縦方向のバネ46のバネ力に抗して上昇し、被係合部24から離れる。その結果、図3で示すように引戸Yを開けると、ロックバー45から解放されている箱状作動部材14は、緩衝用押しバネ15のバネ力により案内板11から飛び出す。
【0029】
なお、前述したように引戸Yの閉戸時の手前において箱状作動部材14の先端面が縦枠1側の前面板3に衝打し、その後に引戸Yが閉戸状態になると、ロックバー45と被係合部24が対向するので、ロックバー45はバネ46のバネ力により下降し、図2で示すように箱状作動部材14を拘束する。
【0030】
【実施例】
鎌錠装置Xに加味したロック機構Zは、本実施例では箱状作動部材14の上方に配設したが、設計如何により下方に配設することもできる。また本実施例では箱状作動部材14及び固定枠16の正面の各側壁は説明の便宜上省略してあるが、正面の各側壁にも背面の各側壁14b,16bと同様に水平案内長孔20などが形成されている。なお、箱状作動部材14の側壁に設けられた可動支軸22は、固定枠16の側壁16bの水平案内部23とスライド係合するのであれば、単なる突起軸であっても良い。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては、次に列挙するような効果がある。
(1)引戸の閉戸時に引戸の鎌片が縦枠側の掛止金具に自動的に掛合する。この場合引戸の縦框に設けた箱状作動部材のスムースに後退動し、これに追従して回転する鎌片が合理的に掛合状態へと回転する。
(2)引戸の閉戸時に箱状作動部材の拘束を介して鎌片を自動的に仮施錠することができる。
(3)引戸の把手内に位置する操作片を指で操作するだけで、箱状作動部材に対するロックを簡単に解消することができる。
(4)縦枠に凹所を形成することなく、引戸の縦框内に組込むことができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図6は本発明の実施例を示す各説明図。
【図1】発明の実施の形態を示す概略説明図。
【図2】図1に於いて、縦断正面図(説明の基準となる図面)。
【図3】引戸の開戸時における箱状作動部材の概略説明図。
【図4】引戸の閉戸時の手前における箱状作動部材並びに鎌片の作動状態を示す概略説明図。
【図5】引戸の閉戸時に於いて、把手側の操作片を操作した場合のロック機構のロック解消状態の概略説明図。
【図6】ロック機構の分解斜視図。
【符号の説明】
X…鎌錠装置、Y…引戸、Z…ロック機構、1…縦枠、2…掛止金具、3…前面板、5…掛合用窓、6…受け枠、7…掛止部材、8…縦框、9…開口部、11…案内板、13…窓部、14…箱状作動部材、14d…突出先端面、15…緩衝用押しバネ、16…固定枠、17…鎌片、17a…先端部、17b…内端部、18…固定支軸、19…係合孔、20…作動軸、21…水平案内長孔、22…可動支軸、23…水平案内部、24…被係合部、30…操作片、31…把手、34…摺動体、37…駆動受け部、38…空間部、40…水平案内切欠部、41,46…バネ、45…ロックバー。
Claims (4)
- 引戸Yの縦框8の開口部9内に設けられた固定枠16と、この固定枠及び前記縦框8の前面に固定された案内板11の両方に出入り自在に案内されるように固定枠16内に組込まれた箱状作動部材14と、この箱状作動部材14の水平案内長孔21を通過した状態で前記固定枠16の側壁に横設軸架され、かつ、箱状作動部材14内に装備された鎌片17を軸支する固定支軸18と、前記鎌片17の内端部17bに形成された非円形の係合孔19を貫通するように箱状作動部材14の側壁に横設軸架された鎌片用の作動軸20と、引戸の開戸時に箱状作動部材14の先端部を前記案内板11の窓部13から突出させるように固定枠16内に設けられた緩衝用押しバネ15とから成り、前記鎌片17は、前記鎌片用の作動軸を含む箱状作動部材14の進退動に追従して回動することを特徴とする引戸の鎌錠装置。
- 請求項1に於いて、箱状作動部材14の側壁には、固定枠16の側壁16bに形成された水平案内部23に案内される可動支軸22が一体的に設けられていることを特徴とする引戸の鎌錠装置。
- 引戸Yの縦框8の開口部9内に設けられた固定枠16と、この固定枠及び前記縦框8の前面に固定された案内板11の両方に出入り自在に案内されるように固定枠16内に組込まれた箱状作動部材14と、この箱状作動部材14の水平案内長孔21を通過した状態で前記固定枠16の側壁に横設軸架され、かつ、箱状作動部材14内に装備された鎌片17を軸支する固定支軸18と、前記鎌片17の内端部17bに形成された非円形の係合孔19を貫通するように箱状作動部材14の側壁に横設軸架された鎌片用の作動軸20と、引戸の開戸時に箱状作動部材14の先端部を前記案内板11の窓部13から突出させるように固定枠16内に設けられた緩衝用押しバネ15と、箱状作動部材14の上方又は下方に配設され、かつ、箱状作動部材14の一側壁に形成した被係合部24と係脱するロックバー45と、該ロックバー45を係脱させる駆動受け部37を有する摺動体34とを有するロック機構Zとから成り、前記鎌片17は、前記鎌片用の作動軸を含む箱状作動部材14の進退動に追従して回動し、また、前記ロックバー45は引戸の閉戸時に固定枠内へと後退した箱状作動部材14を自動的に拘束することを特徴とする引戸の鎌錠装置。
- 請求項3に於いて、ロック機構Zは、さらに、摺動体34の連結杆36に連結され、かつ引戸Yの把手31内にスライド可能に設けられた操作片30と、前記摺動体34を初期位置へと付勢するバネ41と、ロックバー45を係合方向へと付勢するバネ46を有することを特徴とする引戸の鎌錠装置。
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