JP4105952B2 - デンタル・クリーニング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、電気デンタル・クリーニング装置に関する。本発明は、特に、種々の又は異なるブラシ・セクションを結合するための結合装置、それぞれ結合されたブラシ・セクションを駆動するための駆動機構、及び制御装置を有するようなデンタル・クリーニング装置のハンドル・セクションに関する。本発明は、更に、このようなハンドル・セクションのためのブラシ・セクション(特にブラシ・アタッチメント装置)に関する。
【0002】
電気歯ブラシまたは電気経口イルリガートル等の、歯のブラッシング又はクリーニング用装置は、慣習的に、グリップ又はハンドル・セクション又は握り部を有する。これらには、ブラシ付属装置、ジェットノズル、隣接歯間ブラシ又はブラシ・セクション等のいろいろなクリーニング・ツールが取付け可能である。これにより、複数ユーザが、彼ら独自のデンタル・クリーニング装置(特に、身体関連のクリーニング・ツール)を使用することが可能である。たとえば、このような電気歯ブラシは、DE 19627752のA1又はEP 0624079 B1から既知である。
【0003】
DE 29915858U1から、種々の歯ブラシの各々が、コンソール内で割り当てられたレセプタクルだけに挿入されるデンタル・クリーニング装置が既知である。その後、この特定の歯ブラシのために提供されるプログラムが始まる。しかしながら、特に子供達にとっては、彼ら個人の歯ブラシを挿入するための個々の開口部やプラグのかみ合わせを見つけることが難しい。さらに、複数の異なるレセプタクルの供給が必要とされること、各歯ブラシがそれ自体のレセプタクルに割り当てられる種々のプラグを有することを考慮すると、このコンソールの製造には高度の複雑さが伴う。
【0004】
米国特許第5,184,959号で開示される更なる装置では、各々のハンド歯ブラシは、ハウジング内にそれ自体の収容スロットを割り当てられている。そのため、各歯ブラシには、ハウジングを介して個々のブラッシングタイムシグナルが割り当てられている。この設備は、歯磨き作業についてユーザ特有データの検出と記録を提供することなくして、製造の観点から非常に精巧である。
【0005】
そのような歯磨き装置は、多くの点で改善可能である。直面する一つの問題は、特に、蓄電池式歯ブラシにおいて蓄電池が早く消耗する可能性があるという点である。これは、例えば、歯ブラシがトラベルケース等に適切に詰め込まれず、駆動機構が思いがけずオンになるような場合に起こる可能性がある。さらに、ハンドル・セクションが必ずしも正しいブラシ付属装置に結合されないことが起こり得る。互換性の欠如の結果、ハンドル・セクション、たとえば、結合部分は、駆動列領域で特に損傷するだろうし、または、互換性が無いために適切なクリーニング機能は保証されない。
【0006】
さらに、デンタル・クリーニング装置、すなわちハンドル・セクション及び取付け可能なブラシ・セクションを備えた電動歯ブラシが、ボシュロム社から、インタープラーク・モデル(登録商標)例えばPB-6で、1992年頃に米国市場に出された。ここで、ハンドル・セクションは、そのハウジングの凹部に機械的に起動可能なスイッチを有する。更に、そのスイッチは、場合により、ブラシ・セクションがハンドル・セクションに取り付けられるときに、該スイッチのスイッチ接触がブラシ・セクションのプラスチックハウジングの延長部分によって起動するように、防水保護ホイルによって覆われている。取り付けられたブラシ・セクションによって、一旦スイッチ接触が起動したならば、歯ブラシの駆動機構は取手のオン・スイッチによってスイッチが入れられる。前述した歯ブラシの駆動軸は、縦軸の方向に前後に振動するから、これらの特徴は、電気歯ブラシの多くの他のハンドル・セクションとは違い、安全性の理由の為におそらく提供されている。軸のストロークは、相当に考慮すべきであり、取り付けられたブラシ・セクションを備えないハンドル・セクションのスイッチングにより傷害の危険に至るが、これは、駆動軸により、ミシンの縫い針に似たストローク運動と同様のものが起こされるからである。ハンドル・セクションとブラシ・セクションに関する独立形式の請求項は、この従来発明から限定されている。
【0007】
DE 2826008 C2から、環状の起動部材上に配置された永久磁石を備えた電気歯ブラシを起動させるスイッチが知られている。該環状の動作部材は、ハウジング上に軸方向に置換可能に配置されている。環状の起動部材の永久磁石は、歯ブラシのハウジング内部に配置された、磁気的に高感度なスイッチ(例えばリードリレー)を起動又は停止させる。環状の起動部材は、歯ブラシのハウジングから引き離され、ハウジングと起動部材は、その取り外し後、容易に掃除される。起動部材を取り外すことにより、電気歯ブラシのスイッチが入ることを不可能にするという同等の効果がある。このように、起動部材を持つ歯ブラシは、それがケースに入れられて運ばれ、電池や蓄電池が思いがけず消耗する場合、単独でスイッチが入れられることが防止される。
【0008】
しかしながら、特定のトラベル安全機能を提供するための上記特徴は、実用的に成功を証明したわけではなかった。インタープラーク解決策の場合、ハンドル・セクションに備えられたスイッチング・コンタクトを起動させる為にブラシ・セクションをハンドル・セクションに取り付けたりブラシ・セクションをハンドル・セクションから外すには相当の力が必要である。他の問題は、スイッチング・コンタクトが汚くなるという点、スイッチング・コンタクトを覆う防汚または防水に多くの労力が必要である点である。特許明細書DE 2826008 C2の取り外し可能なスイッチング・リングも同様に、安全機能を実行するためのものであるが、これには問題がある。それは、取り外されたスイッチング・リングを、特に旅行中に紛失し得る点、十分な電池又は蓄電池があったとしても、取手を操作状態に設定するのが不可能である点である。更に、他の快適機能(例えば、ハンドル・セクションの作動パラメータを特定ブラシ・セクションへの自動適用や、ユーザ特有データや同等物の収集および記録など)に関して旅行における適応性が低いとき、セキュリティを提供する解決策が知られている。
【0009】
EP 0848921A1から、DIY用途のブラシ及びその製造法が知られているが、ここでは、データ・メモリとしてのタグが、ブラシそれ自体、すなわち剛毛キャリヤとコップ状握りエレメントとの間に、取り外しできないように固定されている。タグは、安全基準、最高速度、原産地、製造業者のブランド、物品数、連結径、更に、例えばバーコードに関するデータを記憶するのに用いることが意図されている。タグは、ブラシは使用中、非常に高温に晒されるので、特にアルミニウムや耐熱性プラスチックで作ることができる。
バーコードは、DIY店のレジで、電子読み取りシステムによって読み取ることができる。ブラシは、使用中は非常に高温度にさらされるので、タグは、特にアルミニウムまたは耐熱性プラスチック材料で形成されている。このタグは、明らかには、光学的に読み取り可能な情報で読み込まされた表面を有し、取り外しできないようにブラシ・ボデーと連結されたアルミニウムまたはプラスチック・ディスクである。しかし、このようなコードの不利な点は、それらがむしろ小さな記憶容量しか持たず、再プログラムできないことである。それらの読み取り可能性は、コードが光学用語で自由にアクセス可能であると推定されるが、これが全ての適用例というわけではない。
【0010】
さらに、電子物品セキュリティ・システムの多様性が知られているが、例えば、電気共振回路又はソフト磁気センサストリップを備えたセキュリティ用タグが物品に付けられ、店の出口領域に据え付けられているゲートで、電磁界によって励磁される。物品の代金が払われない、すなわち、セキュリティ用タグがまだアクティブである場合、信号が検出されて警報が発生する。関連する詳細は、例えば、Gieselher Herzerによる"Der grose Lauschangriff auf Ladendiebe" Physikalische Blatter 57 (2001), 5号43 頁から 48頁に記載されている。
【0011】
これらのシステムのサブケースは、RFID(高周波数認識)システムとして参照されるシステムであり、これらは、非接触チップカードにアプリケーションが見出される。より最近では、自動車の鍵、又はゴミ箱(refuse bins)に応用され、後者の場合、ゴミ箱を実際に空にすることによって請求書を発行することが可能になっている。
【0012】
例えば、そのようなシステムは、米国特許第5,812,065号、WO 00/42584、米国特許第6,177,870号、WO 00/39768、DE 19953651A1又はWO 98/24527から既知であるが最後に述べられた明細書で開示されたシステムは、フィギュア間でデータを交換する電子オモチャに使われており、トランスポンダとリーダを備えたベース・ユニットを備えている。
【0013】
本発明の目的は、電気デンタル・クリーニング装置の改良されたハンドル・セクション及びその改良されたブラシ・セクションを提供し、これにより、既知の発明の不利な点を回避し、更にそれを発達させ、新たな利点を与えることである。特に、本発明は、更なる特定機能部の起動及び/又はデンタル・クリーニング装置の不適切使用を防止する可能性を備えた、快適な安全装置を提供することを目的とする。
【0014】
ブラシ・セクションを機械的に結合するための結合装置、ブラシ・セクションのための駆動機構、及び、駆動機構のための制御機能部を備えている電気デンタル・クリーニング装置のハンドル・セクションにおいて、該制御機能部は、特にブラシ・セクションの使用可能機能部によって起動され且つ停止される作動阻止機能部を含んでいる。一つ以上の情報アイテム又は使用可能機能部のデータについての非接触伝達及び読み取りのために、ハンドル・セクションには、結合機能部としてのコイル及び読み取り機能部が含まれている点で、本発明の目的が実質的に達成される。阻止機能部は、読み取り機能部の出力信号に応じて起動又は停止される。既知の発明に対するこれらの特徴の利点は、ハンドル・セクションとブラシ・セクションを結合して、分離するとき、快適な取り扱いが可能であること、阻止機能部を起動/停止させるためにハンドル・セクションに提供された構成要素を、ブラシ・セクションによって、機械的に作動させる必要が無くなること、そして、よりユーザフレンドリーな機能を履行する基礎が設けられていること、である。さらに、旅行中、セキュリティ機能を達成するためにハンドル・セクションからスイッチ機構又は他の構成要素を除去することは、不要である。用語という点で注意すべきことは、電気デンタル・クリーニング装置のハンドル・セクション、ブラシ・セクション等が電気的に作動する歯ブラシだけを意味せず、経口イルリガートル、隣接歯間クリーナ等の他の電気作動デンタル・クリーニングも意味する点である。ここで、ハンドル・セクションは、特定ユーザによって使用されるか、使い捨て可能なアイテムであるクリーニング・セクションに結合されるように構成されている。この範囲では、ブラシ・セクション、ブラシ・アタッチメント装置、プラグイン形ブラシ、スペアブラシという用語は、クリーニング・セクション、ジェットノズル、隣接歯間クレンザーという用語と同等か互換性がある。
【0015】
発明の一実施形態によれば、ハンドル・セクションのスイッチオン機能部、特には駆動機構のためのスイッチオン機能部を介して、読み取り機能部及び/結合機能部が起動可能にされることが有利である。
【0016】
また、ブラシ・セクションが機械的にハンドル・セクションに結合されるならば、読み取り機能部又は結合機能部がデータを送ったり読んだりすることが好都合である。
【0017】
この内容において、結合機能部が誘導的に作動するように対策がなされると有利である。
【0018】
コイルは、結合装置に隣接したハンドル・セクションの一部か結合装置自体の領域内に配置されるのが好ましい。
【0019】
また、コイルは、ハンドル・セクションの縦軸、好ましくは、ハンドル・セクションの駆動機構によって駆動される駆動軸の回転軸を包囲又は取り囲む、1以上の巻数を持つことが好都合である。
【0020】
また、ハンドル・セクションの回転軸又は縦軸で、開先角度が、約140°約40°の間、好ましくは90°±10°で規定されるようにコイル巻き領域が設けられている。
【0021】
例外的なケースでは、使用可能機能部がハンドル・セクション自体に付随、特にハンドル・セクションのハウジング内または上部に固定されていることが好都合であろう。
【0022】
さらに、駆動機構によって、回転軸の周りの少なくとも1つの交互回転運動若しくは回転軸の周りの一回転運動、及び/又は、回転軸に対し本質的に垂直に位置する旋回軸の周りの旋回運動に、駆動軸がセットされることが可能である。
【0023】
好都合なことに、読み取り機能部、制御機能部及び作動阻止機能部は、ASICの一部である。しかし、幾つかの適用例では、これらの機能部は、孤立した機能部として実現されるか、又は、可能な限りマイクロコントローラ等の適切なソフトウェアによって実現されることが好都合であろう。
【0024】
前述で認識された目的を達成するため、ハンドル・セクションと機械的に結合する為の係合結合装置と、駆動可能なブラシ・ヘッドを備えたブラシ・セクションは、結合装置と、ドライブ機構と、電気歯ブラシの作動阻止機能部とを備え、阻止機能部を起動又は非起動させる為にブラシ・セクション関連の使用可能機能部は以下の特徴を持つ。すなわち、ブラシ・セクション(20)の使用可能機能部(38)は、非接触データキャリアと、1つ以上のデータアイテムを非接触伝達する結合機能部としてコイル(48)を備えている。
【0025】
ブラシ・セクションの結合機能部又はデータキャリアは、ハンドル・セクションのスイッチオン機能部又はそれと関連するスイッチオン機能部、好ましくは駆動機構のスイッチオンを介して起動されることが好ましい。
【0026】
ブラシ・セクションがハンドル・セクションに機械的に結合されるならば、データキャリア又は結合機能部がデータを転送する。
【0027】
結合機能部が誘導的に作動することが有利である。
【0028】
コイルは、係合している結合装置の一部またはそれに近接するブラシ・セクションの一部に配置されていることが好ましい。
【0029】
コイルは、ブラシ・セクションの縦軸又はブラシ・セクションでのプラグオン軸の回転軸を包囲又は取り囲む、1つ以上の巻数を有する。
【0030】
コイル巻き領域は、ブラシ・セクションの回転軸又は縦軸と、約140°〜約40°の間、好ましくは90°±10°の開先角度を規定する。
【0031】
この点について、プロファイル・スリーブが、ブラシ・セクション上に備えられ、ブラシ・セクションの管状シャンクで受容されること、更に、読み出し/伝達機能部、又はこの機能部を実行する部品または構成要素は、プロファイル・スリーブ上に配置されるか、それに連結していること、が利点である。さらに、ブラシ・セクションのシャンクは、プラグオン軸を受容可能である。
【0032】
非接触式データキャリアは、トランスポンダ、好ましくは独自のエネルギ供給を持たない受動的なトランスポンダとして、構成されている。
【0033】
有利なことに、トランスポンダは、デジタルデータ用データメモリ(好ましくは、ほぼ10ビットと10ビット間の記憶容量)を有する。
【0034】
本発明は、また、前述したタイプのブラシ・セクションを組み合わせたハンドル・セクションを備えた電気デンタル・クリーニング装置をも目的とする。この設備において、ブラシ・セクションとハンドル・セクションとの間で伝達されたデータは、使用可能機能部を起動する為のデータだけでなく、特に個々のブラシ・セクションの為のデータ、そのブラシ・セクションやハンドル・セクションを作動する為の作動パラメータの為のデータ又は特に個々のユーザの為のデータを含んでもよい。
【0035】
有利なことに、デジタルデータは、符号化/検知機能部の対象になる。
【0036】
さらに、ブラシ・セクションからハンドル・セクション及び/又はハンドル・セクションからブラシ・セクションに転送される一以上のデータ項目を備えている。
【0037】
本発明の他の実施形態によると、エネルギは、ハンドル・セクションからブラシ・セクションに適切に送られ、受動型トランスポンダを起動する。
【0038】
好ましくは、データ交換の為、さらにデータ転送及び/又はエネルギ伝達の為のコイルにより誘導結合されるハンドル・セクションとブラシ・セクションを備える。
【0039】
本発明のシステムの利点と、これらの実施形態の利点を、以下に要約する。
【0040】
電気デンタル・クリーニング装置に、作動阻止装置を有する制御装置を備えることが好ましいが、作動阻止装置は、クリーニング・ツールの使用可能機能部によってデータ転送や非接触データ交換を介して無効化することができる。最初に述べたタイプのクリーニング・ツールは、ブラシ・セクションとハンドル・セクションとの間の非接触式データ交換やデータ転送を介してハンドル・セクションの阻止装置を無効化する為の使用可能機能部を具備する。よって、これらの特徴は、思いがけないデンタル・クリーニング装置のスイッチのオン・オフに対する保護を提供するものである。使用可能機能部を備える互換性のあるクリーニング・ツールがハンドル・セクションに取り付けられ、その結果、ハンドル・セクションの阻止機能部が停止されるとき、ハンドル・セクションの駆動機構は、単にスイッチが入れられるだけである。旅行等の場合に思いがけずにスイッチが入ることは、ハンドル・セクションからクリーニング・ツールを取り外すことにより簡単に防止できる。駆動用蓄電池の思いがけない早期消耗は、このように不可能になる。スイッチオン(例えば、ハンドル・セクションのスイッチ)のロックを実現する為の追加設計や機械的方法は不要である。とりわけ、クリーニング・ツールが適切にハンドル・セクションに結合されるときだけ、都合の良いことに、クリーニング・ツールの使用可能装置により阻止装置が単独で停止されるように設備が備えられている。クリーニング・ツール上の使用可能装置と、ハンドル・セクション上の使用可能装置用検知装置が、検知装置及びハンド・セクションに関する所定方向及び/又は位置において、好ましくは効率的になるように構成、調整されることで、これが達成し得る。ハンドル・セクション、特に駆動列やその結合を、不適切なブラシ・アタッチメント上の不適切なプラグインで損傷されることを防止するため、使用可能装置は、追加コードを持ち、コード化されたデータを伝送することができ、これにより、クリーニング・ツールは認識可能である。このように、ハンドル・セクションはコード化/検知装置やデコーディング機能部を持ち、これが、それぞれに取り付けられたクリーニング・ツールのコードを復号化する。正しいコードが存在し、対応する信号が生成されるとき、阻止装置は、停止されるだけである。そのため、ハンドル・セクションは、その時点で取り付けられた個々のクリーニング・ツールを検知し、検知されたクリーニング・ツールに応じて、駆動機構の使用可能性を制御する。コードは、所定の間隔で予め定められた間隔で一般的に問い合わせ可能である。本発明の特定実施形態では、ハンドル・セクション(例えば電気駆動機構)のONスイッチが起動されるとき、コード化/検知装置が起動されるにすぎない。これは、必要な電子部品の電流消費が最小限になる点で有利である。デンタル・クリーニング装置のスイッチを入れるために、ユーザは、通常通り、制御装置または電気モータのON/OFFスイッチを動かす。しかし、電気モータ又は駆動機構は、スイッチを動かすだけでは直接、運動状態にならず、最初は、コード化及び/又は検知装置が起動され、互換性があり適切なコード化されたブラシ・アタッチメントがハンドル・セクションに結合されるならば、その後、ハンドル・セクションのモータが動作状態になる。そのため、最終的には、ON/OFFスイッチによりコード化及び/又は検知装置を起動しても、ハンドル・セクションの駆動機構は単に間接的に動作状態になるにすぎない(すなわち、ブラシ・セクションの使用可能エレメントがハンドル・セクションの阻止装置を無効化するとき)の駆動機構をセットする。何もブラシ・セクションがハンドル・セクションに取り付けられていない又は結合されていないとき、或いは、ハンドル・セクションに互換性のないブラシ・セクションが存在する場合、ハンドル・セクションのON/OFFスイッチが動かされても、コード化及び/又は検知装置は適切なコードを検知せず、また、ブラシ・アタッチメントから欠如している使用可能エレメントは、ハンドル・セクションの阻止装置を無効にすることができず、この場合、電動歯ブラシのハンドル・セクションは動作状態にならない。ON/OFFスイッチによるコード化及び/又は検知装置の起動を具備することにより工面される利点の一つは、コード化及び/又は検知装置は、ハンドル・セクションのスイッチがオン又はオフされるときだけ電流の供給が必要になり、その他の場合には無効または動かないことである。互換性(すなわち、正しくコード化されたブラシ・アタッチメント)の存在をチェックするため、または、スイッチが入れられたり切られたりするとき、歯ブラシの動作中に、規則的または不規則的間隔でコード化及び/又は検知装置を起動することは、もちろん可能である。これは、ブラシ・アタッチメントの誤検知を直す好ましい可能性である。どんな理由であろうとも、(スイッチが動かされて)ブラシ・セクションが取り付けられることなく、(例えば、一時的な電気的誤動作または強い干渉磁界のため)ハンドル・セクションのスイッチが入れられる場合、ハンドル・セクションは、当該装置の次の起動で再びスイッチが切られる。デンタル・クリーニング動作が終わり、ON/OFFスイッチが再び動かされ、ハンドル・セクションの駆動機構のスイッチが切られると、駆動機構は、この動作により直接停止され、該当する場合には、阻止装置が停止されるので、ハンドル・セクションのON/OFFスイッチが後になって再びスイッチが入れられると、説明したプロセスが繰り返される。さらに、コード化及び/又は検知装置は、非接触様式で動作するように構成されている。この利点は、汚れた接触面による衝突、頻繁な取付けや取外しや精巧な密封手段の結果としての摩耗を避けることである。クリーニング・ツールからコード化された信号や、阻止装置を停止する信号を受信する信号レシーバを、ハンドル・セクションが備えることも可能である。ハンドル・セクションは、クリーニング・ツールの使用可能機能部に、問合せ信号や起動化信号を送る信号トランスミッタを装備してもよく、ここで、使用可能機能部は、精力的に起動され、コード化された信号や使用可能信号を送り返す。クリーニング・ツールの使用可能機能部によるコード化信号や実施化可能信号の送出は、通信状態の能動的または受動的信号トランスミッタや適切な動作部材によって行われてもよい。
【0041】
一又は複数の、クリーニング・ツールの使用可能エレメントのコード化または機器構成は、それをクリーニング・ツール自体の内部または例えばWO 99/20202で説明されたタイプのプロファイル・リングや色付きリングとしてクリーニング・ツールの一部に組み込むことにより実現可能であるが、WO 99/20202は本願の開示内容に明示の参考資料または対応装置により組み込まれている。
【0042】
更なる方法は、それぞれに結合されたクリーニング・ツールの使用可能エレメントの存在を電気的にコード化し、その意義を検知する為の電動検知装置の設備を含む。クリーニング・ツールは、コード化されていない電気信号やコード化された信号をハンドル・セクションに送り、その上部に備えられた信号レシーバに意義を送るので、それぞれのクリーニング・ツールは認識可能になる。ハンドル・セクションは、最初に問い合わせ信号をクリーニング・ツールに送ることも可能であるが、この問い合わせ信号は、クリーニング・ツールによりコード化されるか変更され、後に送り返される。それぞれに取り付けられたクリーニング・ツールを、電磁波で検知する為にラジオ装置やトランスミッタが備えられている。特に、トランスポンダは、クリーニング・ツールに付属させてもよい。ハンドル・セクションは、最初に、エネルギ供給用の電磁波を概略受動トランスポンダに発する。トランスポンダは、エネルギを保存し、個々のIDをハンドル・セクション内の検出器に送り返し、検出器は、IDを検出し、対応してクリーニング・ツールを識別し、阻止機能部を停止する。
【0043】
そのため、クリーニング・ツールは、磁気的、電気的および/または電磁的に作動するコード化装置またはこの種の使用可能エレメントを具備することを特徴とする。他の特徴は、デンタル・クリーニング装置からの信号を受け取る信号レシーバやコード化された信号をデンタル・クリーニング装置に伝送する信号トランスミッタを具備することであり、好ましくは、受け取った信号をコード化する為のコード化装置が信号レシーバと信号トランスミッタとの間に挿入される。コード化装置または使用可能エレメントは、クリーニング・ツールの残部からの分離あるいは交換に適した別個の構成部品として構成されるのが好ましい。それによって成し遂げられる利点は、クリーニング・ツールがたった一つの実施形態で製造されなければならない点である。別個のコード化装置や使用可能機能部を搭載することにより、クリーニング・ツールは、個々の基準でコード化され、特定タイプのハンドル・セクションに割り当てられる。しかし、使用可能エレメントとして構成されたコード化装置も同様に、トラベルセキュリティ機能部を提供したり互換性のあるクリーニング・ツールを検知することが望ましいときには、クリーニング・ツール内で一体化されてもよい。コード化装置や使用可能エレメントは、クリーニング・ツールとハンドル・セクションとの間の連結や結合領域内で配置されるのが好ましい。これにより、コードの読み取り、ハンドル・セクション上で認識装置による使用可能エレメントの検知の意味付けが容易になる。特に、使用可能エレメントやコード化装置は、ハンドル・セクションに近いクリーニング・ツールの端部に配置された環に一体化されてもよい。認識装置の種々の形態は、単一または組み合わせで備えられてもよい。クリーニング・ツール上の使用可能エレメントやコード化装置の種々の形態についても同様である。
【0044】
ハンドル・セクションを思いがけない起動や、互換性のないクリーニング・ツールの不適切な使用に対し保護することとは別に、クリーニング・ツールのコード化やハンドル・セクションによる検知は、更なる機能を実行する為の利点に利用可能である。ここで、デンタル・クリーニング装置の一または好ましくは幾つかの機能部を、検知された、それぞれのクリーニング・ツールに依存して制御するような設備がハンドル・セクションに設けられてもよい。ハンドル・セクションの各ユーザが、独自のクリーニング・ツールを有すると仮定すると、クリーニング・ツール上で検知されたコーディングを参照することにより、どのユーザが現在、そのデンタル・クリーニング装置を使用しているかを自動的に確定してもよい。ボタンを押す等のように、現在のユーザのデンタル・クリーニング装置にユーザの部品が通知する必要性はない。装置の作動パラメータは、自動的に個々のユーザに適合される。これにより、ユーザは、ユーザの親しみやすさは最大になる。特に、制御装置は、クリーニング回数、クリーニング速度、クリーニング時間、適用圧力の推奨範囲や閾値のような作動パラメータを適応させることができる。様々のユーザ・プロフィールが設定、記憶可能であり、その一つがクリーニング開始時に制御装置で使用され、現時点で使用されているクリーニング・ツールのコーディングが検知され、各ユーザが確定される。このため、コード化及び/又は検知装置は、対応信号を制御装置に発してきた。電気歯ブラシが使用される場合、例えば、子供がユーザであるとき、モータ速度が大人用通常速度から減じられ、強くないクリーニング作動が子供の為に実行される。さらに、制御装置は、コード化及び/又は検知装置からの信号、識別されたユーザに応じたタイマの所要時間に応答して、例えば、子供に対しては2分、大人に対しては3分と設定する。タイマ信号のタイプは、子供用に曲、大人用にブザー音と選択することにより、変更可能である。更なる解決法は、ブラシ・アタッチメント内で新たなタイマ曲用データを記憶し、これらをブラシ・アタッチメントからハンドル・セクションに送り、ここでも、データが記憶される。
【0045】
検知装置からの対応信号に応答して、クリーニング回数、クリーニング速度、クリーニング時間、クリーニング動作間の時間間隔、適用圧力のようなユーザ特有のデータをディスプレイ上に、自動的に記憶、処理、表示することも可能である。これも、ユーザの快適さを強化するものである。
【0046】
すなわち、換言すれば、ハンドル・セクションは、使用されたクリーニング・ツール又はそのコードを参照することにより、間接的に個々のユーザを識別するのである。特定タイプの使用済みクリーニング・ツールに依存して、特定機能部の制御がなされている。たとえば、ハンドル・セクションの作動パラメータは、高硬度または低硬度のような特性ブラシ・アタッチメントが使用されるとき、自動的に変更されてもよい。同様に、例えば、隣接歯間クリーニング・ツール、歯茎マッサージ用ツール、舌用クリーナのような異なるタイプのクリーニング・ツールがハンドル・セクションに取り付けられるとき、他の作動プログラムが隣接歯間のクリーニング・ツール、ゴム・マッサージのためのツールまたはつまみ清浄剤としての、たとえば、異なる種類のクリーニング・ツールがハンドル・セクションに付けられるとき、操作もう一つのプログラムは実行されてもよい。回転数、推奨クリーニング時間、駆動動作、クリーニング回数、クリーニング速度、適用圧力、閾値などは、個々の更に/又は人に関連した交換可能なクリーニング・ツールに応じて、適切に適用可能である。
【0047】
また更に、個々のクリーニング又はブラシング・ツールまたはリフィルを間違いなく識別することにより(例えば、この特定クリーニング・ツールの履歴、特に過去の使用時間を評価することにより)摩耗状態を正確に確定することは可能である。クリーニング・ツールと共に化学薬品添加剤が使用される場合、これらの"使用期限"日は、コード内に含まれる製造日により識別可能である。所定のクリーニング間隔やメインテナンス間隔は、表示可能である。
【0048】
好ましい実施形態によれば、RFID(高周波識別)読み取り装置は、使用可能機能部を実現するため、歯ブラシのハンドル・セクション内に設けられ、読み取り装置は、ブラシ・セクション内に設けられ非接触式に伝送されるトランスポンダのデータの為の検知装置であると理解される。RFID読み取り装置およびトランスポンダまたは幾つかの他の非接触式データキャリアは、それぞれ、結合要素を持ち、結合要素は、例えばコイルやマイクロ波用アンテナであり、これにより、読み取り装置と非接触式データキャリアとの間で、これら結合要素を介して、データ、クロックパルスやエネルギが交換される。よって、トランシーバー(送受信器)とも呼ばれる読み取り装置によって、トランスポンダからデータや情報を受け取ることは可能である。逆に、読み取り装置を用いてデータをトランスポンダに書き込むことも可能である。このように、たとえば、個々のブラシ・セクションのユーザに関するデータや、クリーニング時間や個々のブラシ・セクションに対する使用に関するデータをトランスポンダに書き込む可能性が存在するので、一定の最大クリーニング時間が過ぎたとき、ユーザは、例えば、ブラシ・セクションを新しいものに交換するよう催促されることも可能である。一般的に、トランスポンダが受動型、すなわち、独自のエネルギ供給がないトランスポンダであるとき、エネルギは読み取り装置からトランスポンダに伝送される。読み取り装置からトランスポンダに伝送されたエネルギは、その後、トランスポンダを起動する為に使用される。能動型トランスポンダ、すなわち、独自のエネルギ供給(例えばバッテリ等としてボタン電池)を有するトランスポンダが使用される場合、トランスポンダを起動する為にエネルギを伝達することを要しないことはもちろん理解されよう。電気デンタル・クリーニング装置用の所定ケースにおいて、読み取り装置とトランスポンダとの非接触式結合の為の要素として、誘導かつ磁気結合が提供されるのが好ましい。関連文献において、そのような結合は、誘導無線方式または誘導結合ショートレンジ装置と呼ばれている。所定ケースの応用において、作動周波数は13.56MHzであることが好ましい。トランスポンダ自体を、1ビットか複数ビットのトランスポンダとして構成することは可能である。トランスポンダと読み取り装置間の情報やデータ転送は、トランスポンダの負荷変調により実行することが好ましいが、このため、トランスポンダ内で負荷抵抗のスイッチが一定の周期、一定のパルス列でオン、オフされ、それにより、誘導結合を介してリアクションやフィードバックを読み取り装置内で発生させ、データはトランスポンダから読み取り装置、又は、読み取り装置からトランスポンダに伝送される。
【0049】
要約すると、要旨、すなわち、本発明の根拠となっている技術的思想は、請求の範囲の文言から独立して、以下のように提示される:作動阻止装置または機能部を停止させる為の、クリーニング・ツールの使用可能エレメントや使用可能機能部は、コード化及び/又は検知装置または機能部という最も簡単な実施形態で構成され、ブラシ・セクション上の交換ブラシの存在または不存在だけ(1ビット情報)を検知可能とする。このため、例えば、動作部材はブラシ内に配置可能であり、これがハンドル・セクション内の応働部材に対応する。ここで、クリーニング・ツールとハンドル・セクションが結合状態にあるとき、応働部材は動作部材から、好ましくはデジタル信号を受け取り、ハンドル・セクションよってクリーニング・ツールが駆動機能部により作動状態に設定されるならば、例えば、阻止装置を停止させる。これにより、ハンドル・セクションに対する単純なトラベルセキュリティ機能を与えられ、動作部材を有するクリーニング・ツールが上述したように結合されていないとき、ハンドル・セクションが作動することが防止される。したがって、クリーニング・ツールをハンドル・セクションから分離し、トラベルセキュリティ機能部を起動するには有効である。さらに、ハンドル・セクションや他の装置のON/OFFスイッチを塞ぐステップは不要である。このような動作部材をクリーニング・ツール内に配置し、その部材が結合状態のとき、ハンドル・セクション内の応働部材と符合または通信し、互換性のないクリーニング・ツールと共にハンドル・セクションが作動することが防止できることも有用である。これは、製造者は概して、そのような互換性のないクリーニング・ツールを、ハンドル・セクションの応働部材と通信可能であろう動作部材と共に装備しないという理由による。互換性のないブラシ・アタッチメントの使用により受ける機械的問題と危険性は排除可能である。これは、最も単純な形でコード化及び/又は検知装置や機能部を提示するが、比較的明白な構成である。これは、クリーニング・ツールがハンドル・セクションに結合されているか、或いは、ハンドル・セクションに結合されたクリーニング・ツールが互換性を有するか、について単に判断できるにすぎない。
【0050】
例外的状況において、通常はクリーニング・ツール内に設けられている動作部材(例えば、トランスポンダ、同等物、コード化装置)が、別個に取り扱い可能な分離された部品としてエンドユーザに利用可能になっており、それをハンドル・セクション自体に備えるようになっている。この方法が勧めることは、例えば、エンドユーザが既に、作動阻止装置を装備したハンドル・セクションを所有するが、ハンドル・セクションやハンドホールドの阻止機能部を停止する為に使用可能エレメントや動作部材が装備されていない家庭用サプライの利用可能なブラッシング又はクリーニング・ツールを有する場合である。より最近の取手とは機械的に互換性を有するが、ハンドル・セクション内に備えられた阻止装置との通信や停止に適するであろう使用可能エレメントをまだ持たない、これら典型的に古い交換用クリーニング・ツールの使い易さを保証するために、これら例外的な状況でハンドル・セクション上に使用可能エレメントを固定する為に固定装置を提供し、別個に取り扱い可能な構成部品として、使用可能エレメントや動作部材やトランスポンダをエンドユーザに利用可能にすることが有意義なアプローチである。これにより、例えば、エンドユーザは、ハンドル・セクションの応働部材の領域におけるハウジングの外部として、この使用可能エレメントや動作部材を、直接にハンドル・セクションや、使用阻止装置を装備した取手に固定すること、また、そのような特別又は例外的状況で、動作部材を、クリーニング・ツール上ではなく、ハンドル・セクション自体の上に配置することにより、ハンドル・セクションの阻止装置を阻止するために停止すること、が可能になる。その結果、機械的に互換性がなく、また、阻止装置と通信する動作部材や使用可能機能部がまだ装備されていないクリーニング・ツールと、ハンドル・セクションは同様に作動可能になる。費用のために、例えば、ハンドル・セクションは取手と機械的に係合したり互換性を持つ交換用クリーニング・ツールの全てが、このような使用可能エレメント、コード化装置または動作部材を装備するわけではない場合、この解決法も意図される。もちろん、そのユーザによってハンドル・セクションに直接に使用可能エレメントが固定されるという解決法は、例外的状況であり、概して、使用可能エレメントはブラシ・セクションやクリーニング・セクションに配置されるべきであることは理解されよう。
【0051】
また更に、コード化/検知装置は、同様に、クリーニング・ツールの結合を実現するように構成されてもよく、複数のクリーニング・ツール(マルチビット情報)を区別する2,3の可能性を斟酌している。最初に記載したコード化及び/又は検知装置や機能部は、例えば、単に肯定か否定か、すなわち、互換性のあるクリーニング・ツールがハンドル・セクションに結合されているか否か、を許容するが、修正されたコード化及び/又は検知装置や機能部は、例えば、2、4又は6つの異なるクリーニング・ツールのコード識別を許容し、トラベルセキュリティ機能部に加えて実行されるべき更なる機能部を使用可能にする。従って、例えば、大人用に設計された歯ブラシ(堅いブリストル)又は子供用に設計された歯ブラシ(柔らかいブリストル)がハンドル・セクションに結合されているか、隣接歯間クリーナが歯ブラシの代わりに使用されているか、をハンドル・セクションが識別あるいは他のパラメータ間で区別することを可能にするものである。適用可能であれば、各々に検知されたコードは、回転周波数のような回転速度や推奨クリーニング時間等を制御する駆動機構用制御装置を選択的に駆動する為に使用可能である。しかし、極めて少ない(約2通りから約10通りの)区別の可能性を有するコード若しくはコード及び/又は検知装置が設けられる場合には、個々のクリーニング・ツールを100万の商業的に利用可能なクリーニング・ツールから識別することはできない。これらの制限された区別の可能性で、特別なタイプのクリーニング・ツール(各々はハンドル・セクションへのアタッチメントとして構成されている、子供用歯ブラシ、大人用歯ブラシ、隣接歯間ブラシ、デンタルフロッサー)を識別すること、更に、個人に適合化した少ないクリーニング・ツールやブラッシングツール間の区別を行うことは、せいぜい可能である。
【0052】
コード化及び/又は検知装置や機能部で、製造者により製造され、互換性のある部品としてハンドル・セクションに結合されるように適合した、あらゆる、唯一の個別的クリーニング・ツールを検知することが望ましいとき、区別可能性の多重性(マルチビット情報)に対する手当が、約10から1012の範囲で必要であり、そのためにトランスポンダや類似の電子装置が通常は使用される。この場合、製造業者によって供給され、ハンドル・セクションに結合される個々のクリーニング・ツールを識別することは可能である。さらに、単純なコード解決法との関係で前述した可能性に加えて、これは、例えば、ツール履歴を評価することにより、クリーニング・ツールの摩耗程度をより正確に決定する能力の必要条件を提供する。化学薬品添加剤を有する交換用クリーニング・ツールが使用される場合、コード内に表示された製造日は、"使用期限"日を識別させること、または、クリーニング・ツールのメインテナンス間隔や所定クリーニングを表示または適合させることができる。
【0053】
いかにクリーニング・ツール及びコード化及び/更に検知装置や機能部が単純か複雑かに拘わらず、ハンドル・セクションの阻止機能部の為の使用可能機能部は、各々の場合、とりわけ互換性のあるクリーニング・ツールをハンドル・セクションから分離し、それにより、ハンドル・セクションの作動を防止することにより、トラベルセキュリティ機能を保証する。クリーニング・ツールがコード化又は使用可能エレメントを持たないならば、1ビットか複数ビット解決法が行われるかに拘わらず、ハンドル・セクションを作動状態に設定することにより、同様に、これらコード解決法のいずれによっても解決される。コード化されておらず、又は使用可能エレメントが装備されていない、このようなクリーニング・ツールがハンドル・セクションに結合されるとき、ハンドル・セクション内に置かれた応働部材、トランスミッタ、レシーバ、または同等の読み取り装置は、互換性のないクリーニング・ツール内に配置されていない動作部材、レシーバ、トランスミッタ、トランスポンダ、又は同等の装置と通信できない。
【0054】
これは正に、互換性はあるがハンドル・セクションに結合されないクリーニング・ツールの場合のように、互換性のないクリーニング・ツールの存在がハンドル・セクションで認識されず、その結果、使用可能エレメントの不在の為、また、阻止装置の可能な停止の欠如の為、ハンドル・セクションは作動状態に設定することができない。
クリーニング・ツールのコード化または電気デンタル・クリーニング装置のハンドル・セクションにおける機能部、コード化及び/又は検知装置における大抵の直接的な実施形態において、ハンドル・セクションにおける機能部またはコード化及び/又は検知装置が、適切、すなわち、互換性のあるクリーニング・ツールがハンドル・セクションに結合されているか否かを認識する位置にあるかことを確実にすることだけに注意が必要である。そのような適切、すなわち、互換性のあるクリーニング・ツールがハンドル・セクションに結合される場合、ハンドル・セクションは、作動状態に設定されないが、これは、クリーニング・ツールは、ハンドル・セクション内に備えられた阻止装置の停止に適した使用可能エレメントを持たないからである。対比すると、使用可能エレメントや適切なコードを装備された互換性のあるクリーニング・ツールがハンドル・セクションに結合するとき、適切なコードや使用可能エレメントの存在がハンドル・セクションの検知装置で検知されることは、ハンドル・セクション上のON/OFFスイッチの起動時点より後にならないが、阻止装置の停止の原因になり、ハンドル・セクションを作動状態に設定し、そのため、クリーニング端部、例えば、クリーニング・ツールのブラシヘッドは、ハンドル・セクションの駆動機能部により作動状態に設定される。
【0055】
その範囲において、本発明は、ハンドル・セクション、それに取り付けられたり結合されるように構成されたクリーニング・ツール(例えばブラシ・アタッチメント等)から構成される電気歯クリーニングや歯磨き装置を作動させる方法に関し、ここで、ハンドル・セクション及びクリーニング・ツールは、結合された状態で互いに通信するか、非接触形式でデータを送信又は交換するが、ハンドル・セクション内には複数の装置が備えられ、これらは、クリーニング・ツールがハンドル・セクションと結合されているか、更に/又は、ハンドル・セクションに結合されたクリーニング・ツールが、ハンドル・セクションと互換性を有するクリーニング・ツールであるかを検知するために所定位置にある。いかなるクリーニング・ツールもハンドル・セクションに結合されていないとき、この情報は、ハンドル・セクションに備えられたONスイッチにより、ハンドル・セクションの電気駆動の起動を抑制するために使用される。これは、ハンドル・セクション内の阻止装置を作動させることにより達成される。それゆえに、ハンドル・セクションを、それに結合されていないか取り付けられていないクリーニング・ツールと作動状態に設定し、それにより、快適なトラベルセキュリティ機能部を提供することは不可能である。当該方法の更なる特徴は、クリーニング・ツールが、ハンドル・セクション内に配置された検知装置に信号を送る使用可能機能部を含むこと、更に、クリーニング・ツールがハンドル・セクションに結合され、阻止装置が停止され、デンタル・クリーニング器具が電気駆動のスイッチを入れることにより作動状態に設定できることである。しかし、クリーニング・ツール及びハンドル・セクションと結合状態にあっても、クリーニング・ツールが、そのような使用可能エレメントを備えない場合、クリーニング・ツール上の使用可能エレメントの存在しないときにハンドル・セクションと互換性のないクリーニング・ツールが関係することが予測されることから、ハンドル・セクションの駆動は起動することができない。
【0056】
当該方法の更なる実施形態は、身体特有、クリーニング・ツール特有などの根拠で結合されるべき異なるクリーニング・ツールをコード化するステップも含み、そのため、ハンドル・セクションや取手に、対応するコード化/検知装置を介して、クリーニング・ツールや互換性のあるクリーニング・ツールの結合や非結合状態ばかりでなく、使用されたクリーニング・ツール、そのクリーニング・ツールを使用している個人のタイプを通知させるので、ハンドル・セクションの作動パラメータや通信パラメータは、身体特有データ及び/又はクリーニング・ツール特有データとして、設定又は保存される。これらの個々の解決策は、複数の装置の範囲内で詳細に説明され、特徴が本発明にとって本質的なので、本件の方法に関連する。本願の範囲内で、作動阻止装置とコード化及び/又は検知装置や機能部又は認識装置という用語、使用可能エレメントとコード化装置又はコード手段又は装置や機能部は、類義語として使用され、各々の個々のケースにおいて、本発明の範囲から逸脱することなく、置換できるように使用可能であることが理解されよう。
【0057】
本発明の更なる目的、利点、特徴や適用の可能性は、添付図面で図示された実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。図で説明及び/又は表示されたどんな特徴も、単独で使用されようが、意義のある組み合わせで使用されようが、請求項における概要やこれらの背景的参照文献に拘わらず、本発明の主題を形成する。
【0058】
図1から図18で示される電気歯ブラシは、密閉型ハウジング26を備えたハンドル・セクション10を有し、密閉型ハウジング26は、他の構成要素間で、図2で示されるように、当該技術分野で知られた方法で、電気モータ22、電源、特に、底部に置かれた充電モジュール28を介して充電ステーションに結合されるように構成された蓄電池24、マイクロプロセッサやASICや他の電気部品を備えたプリント回路基板を含み得る制御装置18を収容する。ハンドル・セクション10の端部と係合・結合するように適合されているのは、ブラシ・アタッチメント20、ブラシツールやクリーニング・ツールとして役立つ交換用ブラシであるが、場合によっては、特定ユーザの為に色でコード化されてもよい。結合装置30により、ブラシ・アタッチメント20は、ハンドル・セクション10と機械的に結合することができ、電気モータの駆動運動を、ハンドル・セクション10内に搭載された駆動シャフト16を介して、ブラシ・アタッチメント20のブラシヘッド14に伝達する。一又は幾つかのパーツや部品から形成されてもよい結合装置30は、クリーニング・ツールの本体を適切な場所に配置する為の確動−又は摩擦−係合部品、更に、駆動装置の駆動運動をブラシ・アタッチメント20のブラシヘッド14に伝達する駆動結合を備える。ハンドル・セクション10の端部から突出しているのは、駆動用モータ22により、歯車を介して、従来技術で知られた方法で、回転、振動または回転様式で駆動されるように構成された駆動用シャフトであるが、これが、回転軸72を形成している。駆動用シャフト16は、結合部32を有し、これは、確動または摩擦係合により、クリーニング・ツール20内に配置されたプラグオンシャフトの相補型結合部を受容するように構成されているので、駆動運動は、例えば、± 10°から ± 60°の範囲の旋回角度で、40 から 150Hzの範囲の周波数で、例えば0.05 mm から2 mmの振幅で、約100Hzから400Hzなどで、回転軸72及び/又は旋回軸58の周りに振動しながら、ブラシ・アタッチメントのブラシヘッド14が交互振動方式で駆動される。ハンドル・セクション及びブラシ・アタッチメントの構造的概念又は機械的結合及び駆動部又は駆動運動機械の結合と駆動の詳細は、出願人の公報WO 91/07117 (05544), WO 94/12121 (05824), WO 99/20202 (06210), WO 98/01083 (06107), WO 98/47444 (06176)に開示されているが、これらは、本願の開示内容に明示の参考文献で組み込まれる。
【0059】
制御装置18は、例えば電子的に作動する阻止機能部又は作動阻止装置36を有し、ハンドル・セクション10の駆動部、特に電気モータ22を阻止し、互換性のあるブラシ・アタッチメント20がハンドル・セクション10に取り付けられた後、或いは、互換性のあるブラシ・アタッチメント20がハンドル・セクション10に取り付けられているときだけ、ハンドル・セクション10のONスイッチ56により、電気モータ22のスイッチを入れたり、駆動部を使用可能にする。電子作動阻止装置36は、ブラシ・アタッチメント20上に備えられた使用可能機能部または使用可能エレメント38により、起動および停止される。
使用可能機能部または使用可能エレメント38は、電子キーと呼ばれるコードを有することが可能である。
【0060】
それぞれに取り付けられたブラシ・アタッチメント20を認識するため、ハンドル・セクション10には、コード化/検知装置や使用可能エレメント38の存在を検知する為の装置が設けられている。この装置やコード化/検知装置からの信号に応答して、結合装置18や阻止機能部は、駆動部又は電気モータ22を使用可能または使用不能にするので、電気モータ22は、必要な場合、ONスイッチ56により作動状態に設定できる。
【0061】
一般的に、ブラシ・セクションやブラシ・アタッチメント20内には、特にデジタル情報の為のデータメモリ又は情報メモリが設けられ、ワイヤレス伝送やデータ交換を許容、すなわち、ブラシ・セクションとハンドル・セクション間の電導接続を有することなく、電気歯ブラシの取手10やハンドル・セクション内にデータ又は情報リーダを具備している。
【0062】
図3から図5は、ブラシ・セクションとハンドル・セクション間でワイヤレスデータ伝送を備えた本発明による電気歯ブラシの実施形態を示し、ここで、ハンドル・セクション10に結合された、それぞれのブラシ・アタッチメント20の存在と、ブラシ・アタッチメント20の特性は、デジタル信号を介して、検知又は決定される。このために、ブラシ・アタッチメント20は、トランスポンダ42が装備されており、トランスポンダ42は、スマートラベルと呼ばれるラベル形式で(図4)、接着剤により、ブラシ・アタッチメント20に付着することができる。有利なことに、トランスポンダ42は、カラー付きスリップオンリング52の内部、ブラシ・アタッチメント20の端部に、内包してもよい。ハンドル・セクション10内に備えられているのは、トランスポンダ42に同調させられた検出器又は読み取り装置44であり、信号トランスミッタ及び信号レシーバの両方として役立つ。ハンドル・セクション10内の検出器又は読み取り装置44は、最初に、トランスポンダ42に接続されたコイル48にコイル46を介して電磁波を発信し、トランスポンダ42又はそのマイクロチップに起動用エネルギを供給する。トランスポンダ42はエネルギを保存し、起動されて、特定の保存IDや信号やデータを検出器や読み取り装置44に送り返し、検出器や読み取り装置44は前記ID、信号やデータを受け取り、電子評価ユニット50により識別し、対応する信号をハンドル・セクション10の阻止装置36や制御装置18に発する。コイル46,48は、トランスミッタとレシーバの両方として作動可能である。好適実施形態において、それらは、ブラシ・アタッチメント29、ハンドル・セクション10の各端部で、互いに対向して配置されている。ブラシ・アタッチメント20は識別可能であり、取手10上の存在は、トランスポンダ42から送り返されたデータ又はIDにより認識される。
【0063】
図6は、本発明によるハンドル・セクションの実施形態の代表例の概略斜視図である。ハンドル・セクション10は、半組立部品として、駆動用シャフト16を備えた歯車列12、制御装置18、電気モータ22または駆動装置、蓄電池24や電池のような電源、充電モジュール28を有する。ハンドル・セクション10を包囲する好ましくは防水ハウジング26は、図6の代表例では取り外されている。ブラシヘッド14を備えたブラシ・アタッチメント20とハンドル・セクション10との間の結合を有効化する為の機械的結合装置30は、駆動用シャフト16上に結合部分32、取手10上に結合部分34を有する。本実施形態において、阻止装置36、読み取り装置44、電子評価ユニット50は、制御装置18の一部であり、これらは、例えばASICとして構成され、マイクロコントローラ又はマイクロプロセッサを含み、適用可能であれば、更に、電子構成部品やたった一つだけのディスクリート回路を含む。もちろん、電子構成部品(すなわち、制御装置18、阻止装置36、読み取り装置44,電子評価ユニット50)は、必要であれば、ディスクリート電子構成部品により組み込むことも可能である。
【0064】
結合部分34の下方及び歯車列12の上方に置かれているのは、コイル46であり、図6に示されていない接続線を介して、制御装置18や読み取り装置44に、更に、電子評価ユニット50に接続されている。本実施形態において、コイル46はハンドル・セクション10の旋回ベアリング58の領域内に置かれ、このベアリングは、駆動用シャフト16が特別付加駆動運動を実行することを可能にする。構成上の設計の詳細については、出願人の特許出願WO 98/01083を参照する。
【0065】
図6から幾何学的および位置を変更し、コイル46を備えたハンドル・セクション10のヘッド端部の拡大図で示す図7と図6の代表例から、コイル46の巻回は、本質的にハンドル・セクション10の長軸72または駆動用シャフト16の回転軸を取り囲むか包囲することが明らかになる。さらに、図8、図9と同様に図6,図7から、コイル46の湾曲面や巻回面は、長軸72や回転軸と本質的に直交して整列していることが分かる。コイル46の個々の構成及び配置は、ハンドル・セクション10のコイル46とブラシ・アタッチメント20のコイル48との間の必要な結合係数ばかりでなく、ハンドル・セクション10の上部分領域の幾何学的取付け状態に依存する。したがって、明らかに、コイル46の巻回領域は、例えば、長軸に関し直角以外の角度を有してもよい。また、図6から図9の実施形態で示された位置より、ハンドル・セクション10内の他の位置でコイル46を収容することも可能である。本質的な点は、コイル46がハンドル・セクション10の機械結合装置領域の近傍または比較的近くにあり、同時に、個々の取付け状態と幾何学的形状に熟慮するという点である。ブラシ・アタッチメント20がハンドル・セクション20に適切かつ機械的に結合されるとき、コイル46,48の結合や結合係数は、データがブラシ・アタッチメント20とハンドル・セクション10との間で伝送可能となるように、最終的に配置が選択される。コイル46の巻回領域に関して、ハンドル・セクション10の取付け状態と幾何学的形状に熟慮しつつ、前記巻回領域が可能な限り広く選択されるべきであることに注意すべきなので、ブラシ・アタッチメント内における使用可能機能部と使用可能エレメント38との結合は、最適化されるか有効になる。
【0066】
図8と図9の実施形態によると、コイルは、長軸や回転軸72に関し、駆動用シャフト16用プラスチック製スリーブやベアリング60の軸の高さに配置されることにも注意されなければならない。ベアリング60や、コイル46の巻回領域の区域内に配置されたハンドル・セクション10のパーツ、例えば、駆動用シャフトや他のハウジングパーツは、フェライトで構成するか、フェライト製構成部品を有するので、この方法も同様に、クリーニング及びブラシング・ツール又はブラシ・アタッチメント20の使用可能機能部や使用可能エレメント38を改善するのに役立つ。
【0067】
図10,図11,図12は、ブラシ・アタッチメント20の部分図を示し、数ある中で、ブラシ・アタッチメント20の結合端部の一部の特別な実施形態を提示する。機械的結合を十分に明確にする為、駆動用シャフト16だけが示され、ハンドル・セクション10の結合部分34は省略している。ブラシ・アタッチメント20はシャンク40を有するが、ブラシ・アタッチメント20内にはデータ又は情報メモリ又は使用可能エレメント38又は使用可能機能部が例えばトランスポンダ42として収容され、シャンク40は細長い延長取付管として構成し得る。ブラシ・アタッチメント20の結合端部領域に備えられているのは、とりわけ色付きスリップオンリング52用の環状溝68であり、これは、シャンク40内に収容されたスリーブの一部にできる。結合部に近い端部でシャンク40内に配置されているのは、スリーブ、プロファイル・リング54等であり、これは、プラグオン・シャフト62の受け取り用ソケットで受容されるシャフト16の通路用開口を有する。さらに、プロファイル・リング54は、ハンドル・セクション10の結合部分の為に受取り用ソケット64を有する。プラグオン・シャフト62は、ブラシ・アタッチメントのブラシヘッド14と駆動連結状態にあり、ハンドル・セクション10の駆動用シャフト16の駆動運動をブラシヘッド14に伝達する。例えば、関連した詳細は、197 45 876.9が参照されるが、これは、明示の参考文献により本願の開示内容に組み込まれる。
【0068】
ハンドル・セクション10のコイル46と通信するコイル48は、ブラシ・アタッチメント20の端部領域で、プロファイル・スリーブ54の外壁上に配置又は固定されていることが、図10から図12から更に明らかになる。コイル48の巻回は、ブラシ・アタッチメント20の長軸72又はプラグオンシャフト62の回転軸を取り囲んでいる。コイル48の巻回領域は、長軸72と本質的に直角に整列されるのが好ましいが、破線84で表示されているような、長軸72と直角以外の角度を取り囲むことも可能である。コイル48の特別な構成及び配置は、ハンドル・セクション10内のコイル46との所望の結合係数に依存するばかりか、ブラシ・アタッチメント20内の構成部品の幾何学的形状状態に依存し、長軸72に関し約40度から140度の範囲の巻回領域の特に角度位置を含み得る。
【0069】
プロファイル・リング54又はスリーブでのコイル48の配置は、図13,図14の代表例の概略斜視図から明らかになる。コイル48は、結合端部に近い側部のプロファイル・リングやプロファイル・スリーブ54の領域に配置されるのが好ましく、環状構成におけるプロファイル・スリーブ54の外壁を取り囲む。もちろん、コイル48がプラスチック製プロファイル・スリーブ54内部で射出成型され、コイル48がプロファイル・スリーブ54の内壁に固定されることも可能である。トランスポンダ42として構成されるのが好ましい、データ用メモリや使用可能エレメント38は、直接(図14(A))又は接続線70を介して、コイル48に結合される。このトランスポンダ42は、同様に、プロファイル・スリーブ54に固定されるか、その回りに射出成型されたプラスチック製材料のプロファイル・スリーブを有する。使用可能エレメントの非接触式検知のため、又はデータ転送のために必要な構成部品の全ては、個々に取り扱い可能なブラシ・アタッチメント20の構成部品に又は上部に配置され、ブラシ・アタッチメント20は、シャンク40を用いてスナップ形式に係合可能であるという事実のため、使用可能エレメント38又はトランスポンダ42又はコイル48の動作を、ブラシ・アタッチメント20の最終的組立前にテストすることができる。図14(B)は、ブラシ・アタッチメント20又はコイル48配置の他の実施形態を示す。この実施形態において、コイル48はブラシ・アタッチメント20のシャンク40又は管、好ましくは外壁に固定されている。詳細には、係合している結合装置の領域、又はブラシヘッド14から離れて対面する下部領域において、コイルは管40に巻かれている。コイル48の端子は、図14(B)に示されていないトランスポンダに接続されている。
【0070】
図15、図16、図17は、使用可能機能部に必要なブラシ・アタッチメント20の部品配置の他の代表例を示す。このように、図15から図17は、リング、スリーブ、プロファイル・スリーブ54,ブラシ・アタッチメント20のプラグオンシャフト62の一部だけを示す。また、コイル48は、本質的に管状、とりわけ円周環状構成のプロファイル・スリーブ54を取り囲み、プロファイル・リング54の外部壁に固定されていることが分かる。図15は、トランスポンダ42、接続線70、コイル48の相対的配置も示している。
【0071】
図18は、機械的に結合されたハンドル・セクション10とブラシ・アタッチメントの部分的図を示す。この実施形態において、コイル48は、シャンク40の端部に置かれ、トランスポンダ42と接続線70は例えば管状シャンク40の内壁に配置されている。ハンドル・セクション10のコイル46は、先の実施形態におけるものより僅かに更に内側に設定され、接続線78を介して、制御装置18または阻止装置36または読み取り装置44または電子評価ユニット50に連結されている。コイル46とコイル48の結合係数を改善するため、フェライト体74、76をハンドル・セクション10および/またはブラシ・アタッチメント内に備えることは可能であり、そのため、コイル46、48間の結合係数を改善し、必要な場所に大きな構造上の所定間隙をコイル46、48間に許容する。
【0072】
これが示すものから、また、コイル46、48は、これらの巻数で長軸72または回転軸を取り囲むこと、更に、コイル46、48の巻数領域は、長軸72と本質的に直交して配置されることが好ましいことが明らかになる。
【0073】
ハンドル・セクション内に備えられた制御装置が、電気的および/または磁気的、特に誘導的結合を介し、ブラシ・アタッチメント20内に備えられた使用可能エレメント38やトランスポンダ42と通信し、そこからデータを受け取るようにブラシ・アタッチメント20が正確にハンドル・セクション10と機械的に結合されるときにコイル46、48間に十分な結合が存在することを条件に、基本的に、コイル46、48はハンドル・セクション10およびブラシ・アタッチメント20のどんな位置に置かれることが可能である。
【0074】
図19は、概略ブロックダイアグラムでハンドル・セクション10とブラシ・アタッチメント20を示すが、これらは、機械的結合装置30を介して相互に接続可能になっており、駆動連結を確立する。さらに、ブラシ・アタッチメント20とハンドル・セクション10は、ブラシ・アタッチメント20が機械的にハンドル・セクション10と結合されるとき、電気的結合または磁気的結合または電磁結合、特に誘導結合を介して、非接触でデータ伝送または通信交換の状態になる。制御装置18または読み取り装置44の基本的アーキテクチャーは、使用可能エレメント38やトランスポンダと同様に、一般的に既知である。これに関しては、教本"RFID-Handbuch, Grundlagen und praktische Anwendung indukt iver kontaktloser Chipkarten"、Klaus Finkenzeller著、第2版、1999年11月Karl Hansa Verlag Munchen, ISBN 3-446-2278-7、特に、その第3章を参考にしており、明示の参考文献で本願の開示内容に組み込まれている。ハンドル・セクション10内に備えられているのは読み取り装置44を備えた制御装置18であり、制御装置18は、コイル46と、共振回路としてのコンデンサと、ジェネレータとを含み、ジェネレータは、この共振回路をおおよそ共振周波数(例えば13から14MHz、例えば13.56MHz、または125kHz± 10kHz)で作動させる。この配置に接続されているのは、電子評価ユニット50であり、その信号は、必要ならば増幅器で増幅されて阻止装置36に供給される。更に信号は、必要であれば、入力値として阻止装置36に供給することも可能である。この阻止装置36の出力信号は、ブラシ・アタッチメント20の使用可能エレメント38の存在がハンドル・セクション10に機械的に正確に結合されたとして検知されているか、或いは対応するデータ伝送が行われたか否かに依存しており、歯ブラシのハンドル・セクション10の駆動を使用可能または阻止する為に使用される。
【0075】
ブラシ・セクションまたはブラシ・アタッチメント内或いは上部に備えられているのは、コイル48であり、これにはコンデンサが接続されている。このような2つの構成要素は、共振回路を形成し、読み取り装置44の送信又は共振周波数回路になる。さらに備えられているのは、整流器(例えばダイオード)、エネルギ保存装置(例えばコンデンサ)であり、本実施形態では受動型であるトランスポンダ42に、当該トランスポンダを作動させるのに必要なエネルギを、コイル46により放射された高周波の電磁界から引き出して供給する。マイクロコントローラ80をトランスポンダ42内に備え、トランスポンダ共振回路の負荷抵抗として、少なくとも部分的に、共振回路コンデンサやコイル48と並列に挿入されたスイッチ装置(例えばFET)を開閉することも可能である。これら開閉サイクルのクロック周波数は、例えば1kHzから100kHzの範囲、例えば5kHz、約20kHz又は約212kHzである。共振周波数よりかなり低いクロック周波数でトランスポンダ42内の負荷抵抗のスイッチをON/OFFする(変調する)ことにより、読み取り装置44の送信または共振周波数に近い側波帯が読み取り装置44内で生じるが、これは、容易にバンドパスで検知され、例えば、改善された信号対雑音比(SN比)が生じる。また、復調するために、好ましくは1kHzから50kHzの範囲内の低いクロック周波数でエンベロップ復調器等を使用することも可能である。このクロック周波数で、トランスポンダ42から読み取り装置44に複合データを送信することも可能であるが、これらの複合データは、クロック速度又はパルス列、パルスデューティファクタ又はパルス反復周波数により規定されている。最終的に、これらの方法は、トランスポンダ42上のサブキャリアによる負荷変調に相当するもので、その結果、トランスポンダ42の、読み取り装置44に対する反応は、単純かつ簡単に既知の復調処理(例えば、側波帯を備えた振幅シフトキー(ASK)や側波帯を備えない振幅シフトキー(ASK))で検知される。更に詳細は、前述したRFIDマニュアルが参考になる。さらに、トランスポンダ共振回路の負荷変調がなく、更に、位相(位相シフトキー)または周波数(周波数シフトキー)が変調される場合、それに応じて読み取り装置が適合されなければならない。
【0076】
ブラシ・アタッチメント20とハンドル・セクション10間の伝送システムの有利な実施形態を実現する為のデータは、例示により付与される。ブラシ・アタッチメント内のデータメモリと取手内のデータリーダ間で実用的な結合係数を得るという観点では、データ無線伝送の為にデータメモリとデータリーダに接続されたコイル46、48を以下の幾何学的位置に大雑把に配置すると有利であることが分かった。すなわち、ブラシ・セクション20のシャンク40の3分の1より低い結合端部、更に、ハンドル・セクション10のハウジング26上部4分の1の結合端部である。ハンドル・セクションとブラシ・アタッチメントが適切に結合されるとき、より接近して2つのコイル46、48が互いに相対的に配置されるほど、必要な結合係数に達することが容易になる。結合係数は、2つのコイル46、48の合致する巻領域の突出にも依存する。よって、コイルの巻領域を、共通の最適な正しい角度位置から約50度を超えない範囲で、ブラシ・セクションやハンドル・セクションの回転軸や長軸72に関し傾斜することが有意義である。コイル46、48の巻き方は、ハンドル・セクション及びブラシ・セクションの回転軸や長軸72を取り囲むか包囲することが好ましく、それによって、ブラシ・セクション及び/又はハンドル・セクション内で幾何学的に実用的な組み込み位置が選択されることを可能にするばかりか、コイル46、48間で十分な結合を達成するものである。コイル自体は、従来のワイヤで巻かれたコイルでもよいが、コイル46の例示データは、巻数約10±3、巻径約15 mm ±3 mm、ワイヤ厚さ約0.1 mmである。インダクタンスは、およそ2μHの範囲にあり、抵抗は1Ωの範囲にある。コイル48の例示データは、巻数約15±4、巻き径約9 mm ±2 mm、ワイヤ厚さ約0.06 mmである。インダクタンスは、約2μHから約8μHの範囲、好ましくは約5μH、コイルの抵抗は、約10Ωから約4Ωの範囲、好ましくは約4Ωである。コイル46、48は、従来のワイヤが巻かれたコイルとして、代替え的には、例えば、柔軟なフォイルやトランスポンダチップ自体の上にプリントされて巻かれた形式で、構成できることが理解されよう。適切に機械的に結合されたハンドル・セクションとブラシ・セクションを備えた2つのコイル46、48の結合は、1%から8%、好ましくは約5%であり、コイル46、48の結合は、本実施形態では主に誘導型で、2ビットMHz以内の周波数で使用される。コイル径は、およそ3mm未満であってはならない。コイルの直径と幾何学的形状の為に例示で示された前述データは、図18によると、フェライト体74、76には適用されない。コイル46、48の結合状態を改善する為に、そのようなフェライト体74、76が許容されるとき、上記データは、それに応じて変更可能である。特に位相シフトに関して、共振周波数の許容範囲関連の変動量を最小限にする為には、トランスポンダ共振回路のクオリティファクタは、Q ≒ 5-15の範囲、好ましくは Q ≒ 8-10である。クオリティrファクタは、他の事の間で、コイル48のワイヤ厚さで規定される。
【0077】
ブラシ・セクション、特にトランスポンダ42のデータ又は情報メモリ、さらに、電気歯ブラシの取手におけるデータ又は情報リーダ44は、広く様々な異なる仕様における標準項目として、商業的に利用可能である。また、関連した詳細については、前述したRFIDマニュアルが参照される。もちろん、歯ブラシのハンドル・セクションに備えられたユーザ特有のIC内に、データリーダ44を含めることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、ハンドル・セクションと、それに取付可能なブラシ・アタッチメントを有する電気歯ブラシの斜視図である。
【図2】 図2は、図1の電気歯ブラシのハンドル・セクションの縦断面図であり、内部に配置されたハウジング、歯車と駆動シャフトを備えた駆動用モータ、駆動用モータの為の蓄電池、蓄電池の為の充電モジュールを示す。
【図3】 図3は、本発明の更なる好適実施形態による、接着剤で固定されるか内部に一体化されたトランスポンダを備えたブラシ・アタッチメントと、ハンドル・セクション内でデータを非接触伝送する為の通信用検知装置とを有する電気歯ブラシの概略図である。
【図4】 図4は、図3の歯ブラシの斜視図である。
【図5】 図5は、図3,図4に類似した歯ブラシの詳細な断面図であり、ブラシ・アタッチメントの端部に備えられたコードリング内のトランスポンダチップの配置、トランスミッタ用コイル、ハンドル・セクション内に付属された電子評価装置を備えたレシーバ用コイル、ブラシ・セクションとハンドル・セクションは結合状態で示す。
【図6】 図6は、ハウジングを取り外した本発明のハンドル・セクションの実施形態の概略斜視図である。
【図7】 図7は、ハウジングを取り外したハンドル・セクションの他の実施形態の前部の概略斜視図である。
【図8】 図8は、ハンドル・セクションの実施形態の結合端部の他の実施例の縦断面図である。
【図9】 図9は、図7のハンドル・セクションの横断面図であり、断面の平面は、駆動シャフトの回転軸又は長軸と実質的に直交するコイル領域にほぼ配置されている。
【図10】 図10は、ブラシ・アタッチメントの実施形態の部分図であり、断面で示されているプロファイル・スリーブ領域で部分的に切り欠かれたシャンク壁が示されている。
【図11】 図11は、図10のブラシ・アタッチメントの縦断面図である。
【図12】 図12は、図10は、コイル領域における図10のブラシ・アタッチメントの横断面図であり、断面平面は、長軸または回転軸と本質的に直交して配置されている。
【図13】 図13は、プロファイル・スリーブの概略斜視図で、トランスポンダ、それに固定されたコイル、隣接プラグオンシャフトを示す。
【図14】 図14は、分図(A)と分図(B)を示す。分図(A)は、ブラシ・アタッチメントのシャンクから部分的に引き抜かれて示されたトランスポンダとコイルを備えたプロファイル・リングの斜視図、分図(B)は、ブラシ・アタッチメントの図であり、シャンク又は管の周りに巻かれたコイルを示す。図14Bは、シャンクまたは真空管についてコイル創傷を興行しているブラシ付属装置の図である;
【図15】 図15は、ブラシ・アタッチメントのプラグオンシャフトの一部、トランスポンダ、コイルを備えたプロファイル・リングの側面図である。
【図16】 図16は、図15の配置状態を約90度回転させて示す図である。
【図17】 図17は、図15の配置状態を約180度回転させて示す断面図である。
【図18】 図18は、図5と類似した代表例であるが、コイルの変形配置、フェライト体は、コイルの結合係数を改善するように提供されている。
【図19】 図19は、当該配置の原理を説明する為に、ブロックダイアグラムの形式で、ハンドル・セクションの構成要素の一部として作動阻止装置、読み取り装置、電子評価ユニット、ブラシ・アタッチメントの構成要素の一部としてトランスポンダを示し、ハンドル・セクションとブラシ・アタッチメントは、機械的、電磁的及び/更に磁気的、好ましくは誘導的に結合される。
【符号の説明】
10…ハンドル・セクション
12…伝動装置
14…ブラシヘッド
16…駆動用シャフト
18…制御装置
(マイクロプロセッサ付き)制御機能部
20…ブラシ・アタッチメントブラシ部
22…電気モータ駆動機構
24…蓄電池
26…ハウジング
28…充電モジュール
30…結合装置
31…係合している結合装置
32…結合部分
34…結合部分
36…作動阻止装置
作動阻止機能部(18の一部)
38…使用可能エレメント使用可能機能部
40…シャンク(管)
42…トランスポンダ
44…読み取り装置
読み取り機能部(18の一部)
46…コイル(ハンドル・セクション)
48…コイル(ブラシ・アタッチメント)
50…電子評価ユニット
評価機能部(18の一部)
52…スリップオンリング
54…プロファイル・リング(プロファイル・スリーブ)
56…ON用スイッチ(スイッチオン機能部)
58…旋回用ベアリング(旋回軸)
60…ベアリング
62…プラグオンシャフト
64…受取り用ソケット(34のために)
66…受取り用ソケット(32のために)
68…環状溝(52のために)
70…接続線
72…縦軸、回転軸
74…フェライト・ボデー
76…フェライト・ボデー
78…接続線
80…マイクロコントローラ
82…誘導結合。

Claims (26)

  1. 使用可能機能部(38)を有するブラシ・セクション(20)を機械的に結合する為の結合機能部(30)、結合されたブラシ・セクション(20)を駆動する為の駆動機構(22)、駆動機構(22)を制御する為の制御機能部(18)を備える、電気デンタル・クリーニング装置のハンドル・セクション(10)において、
    前記ハンドル・セクション(10)は、前記使用可能機能部(38)の一以上のデータ項目を非接触式に転送したり読み取る為に読み取り機能部(44)とコイル(46)とを含み、前記制御機能部(18)は、前記使用可能機能部(38)により起動および停止が可能である作動阻止機能部(36)を含み、前記作動阻止機能部(36)は、前記読み取り機能部(44)の出力信号に応答して前記駆動機構(22)を使用可能または使用不能にすることを特徴とする、前記ハンドル・セクション。
  2. 前記ハンドルセクション(10)は、スイッチオン機能部(56)を更に有し、前記スイッチオン機能部(56)は、前記ブラシセクション(20)が前記ハンドルセクション(10)に結合されているときだけ、前記駆動機構(22)を使用可能にすることを特徴とする、請求項1記載のハンドル・セクション。
  3. 前記読み取り機能部(44)は、ブラシ・セクション(20)が機械的にハンドル・セクション(10)に結合されているならば、データを伝送したり読み取ることを特徴とする、請求項1または2に記載のハンドル・セクション。
  4. 前記読み取り機能部(44)は、誘導的に作動することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のハンドル・セクション。
  5. 結合機能部(30)に隣接したハンドル・セクション(10)の一部にコイル(46)が配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のハンドル・セクション。
  6. コイル(46)は、ハンドル・セクション(10)の長軸(72)を囲むか包囲する一又は幾つかの巻数を持つことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のハンドル・セクション。
  7. コイル(46)の巻領域は、ハンドル・セクション(10)の回転軸または長軸(72)で、140°及び40°間の含み角度を規定することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のハンドル・セクション。
  8. 前記使用可能機能部(38)は、ブラシ・セクション(20)内またはその上部に固定されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のハンドル・セクション。
  9. 駆動機構(22)は、駆動用シャフト(16)を、回転軸(72)周りに交互回転 運動または、前記回転軸にほぼ直交して置かれた旋回軸(58)周りに旋回運動にするように作動可能であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のハンドル・セクション。
  10. 読み取り機能部(44)及び/又は制御機能部(18)及び/又は作動阻止機能部(36)は、ASIC及び/又はマイクロコントローラの一部であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のハンドル・セクション。
  11. 駆動可能なブラシヘッド(14)と、ハンドル・セクション(10)と機械的に結合する為の係合結合装置(31)とを備えたブラシ・セクション(20)において、ハンドルセクション(10)は、結合装置(30)、駆動機構(22)、電気歯ブラシの作動阻止機能部(36)を備え、前記作動阻止機能部(36)を起動したり停止する為にブラシ・セクション(20)に付属した使用可能機能部(38)を持つ、前記ブラシ・セクションであって、
    前記使用可能機能部(38)は、一または複数のデータ項目を非接触で伝送する為のデータキャリアとコイル(48)を備えることを特徴とする、前記ブラシ・セクション。
  12. 前記ハンドルセクション(10)は、スイッチオン機能部(56)を更に有し、前記スイッチオン機能部(56)は、前記ブラシセクション(20)が前記ハンドルセクション(10)に結合されているときだけ、前記駆動機構(30)を使用可能にすることを特徴とする、請求項11記載のブラシ・セクション。
  13. 前記データキャリア(42)は、ブラシ・セクション(20)がハンドル・セクション(10)と機械的に結合されているならば、データを伝送することを特徴とする、請求項11または12に記載のブラシ・セクション。
  14. 前記データキャリア(42)は、誘導的に共振周波数で作動することを特徴とする、請求項11〜13のいずれか一項に記載のブラシ・セクション。
  15. コイル(48)は、係合結合装置(31)の一部または、それと隣接したブラシセ クションの一部の内部に配置されていることを特徴とする、請求項11〜14のいずれか一項に記載のブラシ・セクション。
  16. コイル(48)は、ブラシ・セクション(20)内のプラグオンシャフト(62)の 回転軸(72)またはブラシ・セクション(20)の長軸(72)を取り囲むか包囲する一または複数の巻数を有することを特徴とする、請求項11または15に記載のブラシセクション。
  17. コイル(48)の巻数領域は、ブラシ・セクション(20)の回転軸または長軸(7 2)で、140°及び40°間の含み角度を規定することを特徴とする、請求項11〜16のいずれか一項に記載のブラシ・セクション。
  18. 請求項11〜17のいずれか一項に記載のブラシ・セクションにおいて、
    管状のシャンク(40)と、前記シャンク(40)内に受容されるプロファイル・スリーブ(54)とを更に備え、前記使用可能機能部(38)は、前記プロファイル・スリーブ(54)上または前記シャンク(40)上に配置若しくはこれらに連結されていることを特徴とする、前記ブラシ・セクション。
  19. 前記非接触式データキャリアは、トランスポンダ(42)として構成されていることを特徴とする、請求項11〜18のいずれか一項に記載のブラシ・セクション。
  20. トランスポンダ(42)は、デジタルデータの為のデータメモリを有することを特徴とする、請求項19に記載のブラシ・セクション。
  21. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のハンドル・セクションを請求項11〜20のいずれか一項に記載のブラシ・セクションと組み合わせて備える、電気デンタル・クリーニング装置。
  22. ブラシ・セクション(20)とハンドル・セクション(10)との間で伝送されるデータは、使用可能機能部(38)を起動する為のデータに加えて、個々のブラシ・セクション(20)の為の更なるデータであって、
    ブラシ・セクション(20)の作動用パラメータを作動する更なるデータを含むことを特徴とする、請求項21記載の電気デンタル・クリーニング装置。
  23. 前記デジタルデータは、コード化及び/又は検知機能部の対象になっていることを特徴とする、請求項20記載の電気デンタル・クリーニング装置。
  24. 一又は複数の情報またはデータ項目は、ブラシ・セクション(20)からハンドル・セクション(10)に、或いはハンドル・セクション(10)からブラシ・セクション(20)に伝送されることを特徴とする、請求項21〜23のいずれか一項に記載の電気デンタル・クリーニング装置。
  25. 受動型トランスポンダ(42)を起動するためにエネルギがハンドル・セクション(10)からブラシ・セクション(20)に転送されることを特徴とする、請求項21〜24のいずれか一項に記載の電気デンタル・クリーニング装置。
  26. ハンドル・セクション(10)とブラシ・セクション(20)は、データ交換またはデータ転送及び/又はエネルギ伝達の為のコイル(46、48)によって、誘導結合されていることを特徴とする、請求項21〜25のいずれか一項に記載の電気デンタル・クリーニング装置。
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