JP4105037B2

JP4105037B2 - Gas stove

Info

Publication number: JP4105037B2
Application number: JP2003156032A
Authority: JP
Inventors: 水谷　　嘉宏; 厚仁蒲
Original assignee: Rinnai Corp
Current assignee: Rinnai Corp
Priority date: 2003-05-30
Filing date: 2003-05-30
Publication date: 2008-06-18
Anticipated expiration: 2023-05-30
Also published as: TW200427952A; KR20040103738A; HK1070936A1; KR100718797B1; CN100402934C; JP2004360926A; TWI232921B; CN1573213A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ガスバーナを備えたガスコンロに関するものであって、特に天板、いわゆるトッププレートをガラス板により構成したガスコンロに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種のガスコンロとしては、コンロ本体の前面に操作部を設けて、コンロ本体に収容されたガスバーナを操作するガスコンロがある（特許文献１参照）。このガスコンロでは、操作部がコンロ本体の前面にあるので、バーナからの熱影響を受けることがないものの、カウンタトップの下に位置するので、操作性が悪い。また、このようなカウンタトップの開口にコンロ本体を埋設するいわゆるドロップイン式のものでは、カウンタトップの前面にも操作部を臨ませるための開口を設ける必要があるばかりでなく、カウンタトップへのコンロの設置にも手間がかかる。
【０００３】
そこで、例えば図１８及び図１９に示すような天板に操作部を配設した構成のものがある（特許文献２参照）。この構成においては、本体ケース５１が上面を開口した箱形状に形成され、その上端外周縁のフランジ部５１ａにて、キッチンのカウンタトップ５２に形成された取付孔５２ａに嵌挿支持されるようになっている。本体ケース５１の上面開口部には天板５３が取り付けられ、その後部上面には一対のバーナ用開口５３ａが形成されるとともに、前部には操作部用の一対の操作軸用透孔５３ｂが形成されている。前記バーナ用開口５３ａに対応して、本体ケース５１内には一対のガスバーナ５４が配設されている。また、両バーナ用開口５３ａの周辺には五徳５５が取り付けられている。
【０００４】
前記本体ケース５１内の前部中央には、各ガスバーナ５４の点火及び火力調節を行うための一対の点火・火力調節装置５６（ガスコック）が配設されている。そして、それらの操作軸５６ａが天板５３の操作軸用透孔５３ｂを介して天板５３の上方に突出され、天板５３の上面において、各操作軸５６ａには操作つまみ５７が取り付けられて操作部となっている。これらの操作つまみ５７を回動操作することにより、点火・火力調節装置５６が作動されて、各ガスバーナ５４の点火動作や火力調節が行われるようになっている。
【０００５】
【特許文献１】
特開平１０−８９７０４号公報
【特許文献２】
実開昭５８−１８６３０２号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
このガスコンロにおいては、操作部が天板に配設されているから操作性はよくなった。しかし、前述のように、操作つまみ５７が天板５３の上面に突出して配置されている。このため、ガスバーナ５４を使用して加熱調理を行う場合に、特に大きい鍋を使用した場合に、これらの操作つまみ５７が熱影響を受けて、操作つまみが熱くなって操作しにくくなったり、この操作つまみが変形したりするおそれがある。また、このように加熱調理を行う場合、これらの操作つまみ５７が調理作業の邪魔になり、特に中華鍋のように大きく、重い鍋ではその底部が操作つまみ５７に当たって、不快な衝撃を感じたり、あるいは操作つまみ５７や点火・火力調節装置５６に不具合を生じたりするおそれがあった。さらに、天板５３の上面を掃除する場合に、これらの操作つまみ５７が作業の邪魔になる問題もあった。さらに、天板５３に操作軸用透孔５３ｂが形成されるため、この透孔５３ｂから煮こぼれ等が本体ケース５１内に入り込んで、点火・火力調節装置５６等の内装部品の故障の原因になったりするということもあった。
【０００７】
一方、前記加熱調理時における操作つまみ５７への熱影響を抑制するため、図１８及び図１９に２点鎖線で示すように、操作つまみ５７とガスバーナ５４との間において、天板５３の上面に遮熱板５８を立設した構成も従来から提案されている。ところが、このように遮熱板５８を設けた場合には、部品点数が増えることになる。これに加えて、天板５３がガラス板であると、遮熱板５８を天板５３と一体に形成することができず、従って、天板５３に孔を開け、遮熱板５８はその孔を通して本体ケース５１に組み付けられることになり、部品点数が増えることと相まって、ガスコンロの組み付けが面倒になる。そして、加熱調理や天板５３の掃除の際に、操作つまみ５７及び遮熱板５８の双方が邪魔になって、掃除作業が一層面倒になるという問題が生じた。加えて、遮熱板５８があるために、天板５３の上面を広く使うことができなくなって、大きな鍋や焼き網を使用する際に使い勝手が悪くなるとともに、鍋等がガスバーナ５４に近い遮熱板５８に当たりやすくなって、前述したような不快感を感じることが多くなる。
【０００８】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その主たる目的は、操作つまみや遮熱板が天板上に突出することよる各種の不都合を解消できるガスコンロを提供することにある。
【０００９】
また、この発明のその上の目的は、天板に操作軸用透孔を形成する必要がなくて、透孔から煮こぼれ等が入り込んで、内装部品の故障の原因になるのを防止することができるガスコンロを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項１に記載の発明においては、ガスバーナを収容するコンロ本体の上面を覆うようにした天板をガラス板とするとともに、その天板にはガスバーナ用開口が形成されたガスコンロにおいて、前記天板の上面に操作部を設け、天板の操作部に対応する下面には検出手段を設け、前記操作部における操作者の操作が前記検出手段により検出されたときに、その操作に応じた特定の動作が行われるように制御する制御部を設け、前記検出手段が天板上において異物あるいは小動物等の操作者以外のものを検出したときに、前記制御部が誤動作するのを防止するために、電源スイッチが単独で所定時間連続して操作された場合に電源を投入し、その後他のスイッチが所定時間操作されない場合は電源を遮断する誤動作防止手段を設けたことを特徴とするものである。検出手段としては、例えば、非接点型のスイッチを採用できる。
【００１１】
従って、請求項１に記載の発明によれば、操作者の操作を検出する検出手段設けられているため、天板の上面側に突出する操作つまみが不要になる。このため、ガスバーナを使用して加熱調理を行う際に、前述した従来の操作つまみの変形等による操作性悪化のような問題は生じない。このため、従来のような遮熱板が不要となる。そして、この加熱調理時あるいは天板の上面を掃除する際に、その天板の上面には加熱調理や掃除作業の邪魔になる操作つまみや突出物が存在しないため、それらの作業を容易かつ迅速に、かつ快適に行うことができる。同様に、天板の上面に突出物が存在しないため、天板の上面を広く使うことができて、使い勝手がよい。さらに、透孔から煮こぼれ等が入り込んで、内装部品の故障の原因になるのを防止することもできる。そして、調理に直接関与しない遮熱板が不要であるため、部品点数が少なくなり、ガスコンロの組み付けが容易になる。また、検出手段の上方の天板上に紙や布等の異物が載った場合、あるいはゴキブリやネズミ等の小動物が歩いた場合に、点火等の動作が誤って行われるのを防止することができる。
【００１３】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、天板の前縁側の枠体に、前方側に操作者が存在しているか否かを検出するための操作者検出センサを設け、この操作者検出センサにより、操作者の存在が検出された場合のみに、スイッチの操作に応じた点火等の動作が許容されることを特徴とする。
【００２５】
請求項３に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、前記ガスバーナの点火後に操作者が誤操作したときに、制御装置の判断に基づいてガスバーナの消火動作を行わせるための緊急消火手段を設け、その緊急消火手段は、ガスバーナの点火状態で、点消火スイッチと他のスイッチとが同時に操作されたときには、点消火スイッチの操作が優先されて、ガスバーナ消火されるようにしたことを特徴とするものである。
【００２６】
従って、この請求項３に記載の発明によれば、ガスバーナの点火後に操作者により、例えば複数の検出手段を構成するスイッチを一度に操作する等の誤操作が行われた場合に、ガスバーナを直ちに消火させることができる。
【００２９】
【発明の実施の形態】
（第１実施形態）
以下に、この発明の第１実施形態を、図１〜図９に基づいて説明する。
【００３０】
図１〜図３に示すように、この実施形態のガスコンロのコンロ本体としての本体ケース２１は上面を開口した箱形状に形成され、その上端外周縁にはフランジ部２１ａが形成されている。本体ケース２１の上面開口部２１ｂは耐熱ガラス板よりなる天板２２で覆われており、その天板２２の後部には一対のバーナ用開口２２ａが形成されるとともに、外周縁には枠体２２ｂが取り付けられている。この天板２２は透光性であるが着色（暗色）され、本体ケース２１内を視認できないようになっている。また、この天板２２としては、熱伝導率が１．０〜２．０Ｗ／ｍ・ｋの範囲内のガラスが用いられている。なお、この天板２２としては、結晶化ガラス、例えば、ドイツ国のショット社の「セラン」ガラス（「セラン」はショット日本株式会社の登録商標）が用いられている。そして、本体ケース２１がキッチンのカウンタトップ２３に形成された取付孔２３ａに嵌挿された状態で、本体ケース２１のフランジ部２１ａ及び天板２２の枠体２２ｂがそれぞれカウンタトップ２３の上面に支持されて、いわゆるドロップイン式ガスコンロとなっている。
【００３１】
図１、図２及び図４に示すように、前記本体ケース２１内には前記バーナ用開口２２ａと対向するように一対のガスバーナ２４Ａ，２４Ｂが横方向に間隔をおいて配設されている。この実施形態では、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂは炎口２４Ｅが環状で内方を向く内炎式バーナとなっている。また、バーナ用開口２２ａには五徳２５が取り付けられている。本体ケース２１の底面にはガス供給口２６が配置され、そのガス供給口２６がガス配管２７を介して両ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂに接続されている。ガス配管２７の途中には、両ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂへのガスの供給を通断するための電磁ガス制御弁としてのメイン開閉バルブ２８が接続されている。同じくガス配管２７の途中には各ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂへのガスの供給を通断するとともに、ガス供給量を調節するための一対の電磁ガス制御弁としてのガス量調節バルブ２９Ａ，２９Ｂが接続されている。
【００３２】
図３、図４及び図７に示すように、前記本体ケース２１の内底部において、両ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの間の中間部であって、前端側の位置には制御ボックス３０が配設されている。この制御ボックス３０内には、図８に示すように、両ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの点火や火力調節等の各種動作を制御するためメイン開閉バルブ２８やガス量調節バルブ２９Ａ，２９Ｂ等を制御する制御部としての制御装置３１、及びその制御装置３１を動作させるためのプログラムデータや一時的なワーキングデータ等の諸データを記憶するメモリ３２が実装されている。本体ケース２１の内底部において制御ボックス３０の両側位置には、一対のイグナイタ３３Ａ，３３Ｂが配設され、これらのイグナイタ３３Ａ，３３Ｂはそれぞれ図示しない給電線を介してスパーカ３３ａ，３３ｂに接続されている。そして、そのスパーカ３３ａ，３３ｂにおける高電圧による放電により、各ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂを点火させる。ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの吸気口２４ＡＫ，２４ＢＫは制御ボックス３０，スイッチ用基板３４，取付フレーム３５の近傍にあり、燃焼時に吸気口２４ＡＫ，２４ＢＫから一次空気を吸引することにより、この近傍に空気流が生じ、前記制御ボックス３０等が冷却される。
【００３３】
図３〜図７に示すように、制御ボックス３０の上方に配置されるように、天板２２の下面で、後述する操作部４０Ａ〜４０Ｇに対応する位置にはスイッチ用基板３４が取付フレーム３５を介して取り付けられている。すなわち、天板２２の下面には取付フレーム３５がシリコンゴムよりなる接着剤３６により接着固定され、その取付フレーム３５内にスイッチ用基板３４が複数のネジ３７により取り付けられている。前記取付フレーム３５は、スイッチ用基板３４に配設された後述する検出手段としての非接点型のスイッチ３８Ａ〜３８Ｇ及び表示ランプ３９Ａ〜３９Ｃと対応する部位に開口３５Ｋが形成された天面板３５Ｔを備えた底なしの箱体である。
【００３４】
前記開口３５Ｋのうち、非接点型のスイッチ３８Ａ〜３８Ｇ用の開口３５Ｋには周壁３５Ｓが備えられていて、スイッチ用基板３４が取付フレーム３５に取り付けられたとき、非接点型のスイッチ３８Ａ〜３８Ｇはこの周壁３５Ｓによって側方を囲われるとともに、頂部は開口３５Ｋを介して天板２２の操作部（後述する）に対向する。
【００３５】
前記スイッチ用基板３４の上部前縁には、複数の非接点型のスイッチ３８Ａ〜３８Ｇが横方向に間隔をおいて配設されている。すなわち、スイッチ用基板３４の前縁中央には電源スイッチ３８Ａが配置され、その電源スイッチ３８Ａの両側方には、各ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの点火及び消火を行わせるための一対の点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃが配置されている。各点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃの両側には、各ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの火力を調節するための各一対の火力アップスイッチ３８Ｄ，３８Ｅ及び火力ダウンスイッチ３８Ｆ，３８Ｇが配置されている。
【００３６】
この実施形態においては、前記「セランガラス」を用いているので、暗色でコンロ内部が視認しにくく、また赤外線透過性であるので、ガラスに特別な処理を施す必要はないが、もし、コンロ内部が視認されるようなガラスであれば、ガラス裏面に印刷を施すことになり、この場合、前記スイッチ３８Ａ〜３８Ｇと対応する天板２２の部分が赤外線を十分に透過するように、特定の光透過色に着色される。あるいは、特定の色に着色されることなく透明になっていてもよい。そして、前記各スイッチ３８Ａ〜３８Ｇとして、赤外線を発生する発光部としての発光素子３８ａと、赤外線を受光する受光部としての受光素子３８ｂとを有する光センサが用いられている。また、この構成に代えて、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇと対応する天板２２の部分を可視光線が透過するように特定の色に着色形成し、あるいは透明に形成し、各スイッチ３８Ａ〜３８Ｇとして可視光線発光素子と受光素子とを有する光センサを用いることもできる。さらに、この構成に代えて、各スイッチ３８Ａ〜３８Ｇとして天板２２の上面の静電容量の変化により動作する静電容量型のスイッチを用いることもできる。この静電容量スイッチを用いた場合には、天板２２のスイッチと対応する部分を特定色に着色したり、透明にしたりする必要はない。
【００３７】
前記各スイッチ３８Ａ〜３８Ｇと対応するように、スイッチ用基板３４上には発光ダイオード等よりなる複数の表示ランプ３９Ａ〜３９Ｃが配設されている。すなわち、電源スイッチ３８Ａの後部には、電源の投入状態を点灯表示するための電源表示ランプ３９Ａが近接配置されている。一方のガスバーナ２４Ａ用の点消火スイッチ３８Ｂ、火力アップスイッチ３８Ｄ及び火力ダウンスイッチ３８Ｆの後側近傍には、火力の調節状態（強弱状態）を点灯表示するための５つの火力表示ランプ３９Ｂが横方向に配列されている。他方のガスバーナ２４Ｂ用の点消火スイッチ３８Ｃ、火力アップスイッチ３８Ｅ及び火力ダウンスイッチ３８Ｇの後側近傍には、火力の調節状態（強弱状態）を点灯表示するための５つの火力表示ランプ３９Ｃが横方向に配列されている。なお、当然のことながら、天板２２の各表示ランプ３９Ａ〜３９Ｃと対応する表示部分は、表示光が透過するように形成されている。
【００３８】
図７に示すように、前記各スイッチ３８Ａ〜３８Ｇ及び各表示ランプ３９Ａ〜３９Ｃと対応するように、前記取付フレーム３５には前記のように開口３５Ｋが形成されている。火力表示ランプ３９Ａ〜３９Ｃは、前記開口３５Ｋを介して天板２２の裏面に当接するようにしてスイッチ用基板３４が取付フレーム３５に取り付けられている。また、前述した接着剤３６を構成するシリコンゴムは透明であって、前記各開口３５Ｋの部分を含むスイッチ用基板３４全体と天板２２との間に介在されて、前記発光素子３８ａや表示ランプ３９Ａ〜３９Ｃ等からの光が天板２２の下面で乱反射しないようになっている。
【００３９】
図１、図５及び図７に示すように、前記各スイッチ３８Ａ〜３８Ｇの直上方に位置するように、天板２２の上面には操作部４０Ａ〜４０Ｇを示す表示が印刷あるいは着色により付設されている。この操作部４０Ａ〜４０Ｇは、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの真正面から側方へずれた位置に配設されており、この配設位置は、この実施形態では両ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの中間前方になっている。そして、これらの操作部４０Ａ〜４０Ｇを操作者が選択的に接触操作したとき、それと対応するスイッチ３８Ａ〜３８Ｇにおいて、発光素子３８ａからの赤外線で反射して、それが受光素子３８ｂで感知され、操作者の操作状態が検出されるようになっている。また、前記各火力表示ランプ３９Ｂ，３９Ｃの両側上方に位置するように、天板２２の上面には各一対の火力表示マーク４１Ａ〜４１Ｄが印刷または着色により付設されている。そして、一対の火力表示マーク４１Ａ〜４１Ｄ間における火力表示ランプ３９Ｂ，３９Ｃの点灯表示位置に基づいて、火力の調節状態が確認できるようになっている。なお、図７においては、理解を容易にするために、操作部４０Ａ〜４０Ｇとして、その厚みを描いたが、実際には操作部４０Ａ〜４０Ｇの厚みは存在しない。
【００４０】
次に、前記のようなガスコンロの回路構成及び動作を、図８及び図９に基づいて説明する。図９に示すフローチャートは、メモリ３２内のプログラムデータに基づいて、制御装置３１の制御のもとに進行するものである。図１１等に示すこの実施形態とは別の実施形態のフローチャートにおいても同様である。
【００４１】
さて、このガスコンロの制御装置３１には、直流電源５９が接続されるとともに、各バルブ２８，２９Ａ，２９Ｂ及び各イグナイタ３３Ａ，３３Ｂを作動させるための交流電源６０が接続されている。そして、操作者により操作部４０Ａが接触操作されて、電源スイッチ３８Ａによりその操作状態が検出されたとき、制御装置３１により電源表示ランプ３９Ａが点灯される。その後、操作部４０Ｂ，４０Ｃが接触操作されて、点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃによりその操作状態が検出されたとき、制御装置３１によりバルブ２８，２９Ａ，２９Ｂが開放されるとともに、イグナイタ３３Ａ，３３Ｂが作動されて、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂが点火される。
【００４２】
この場合、制御装置３１により誤動作防止手段が構成され、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇが天板２２上における異物や小動物等の操作者以外のものを検出したとき、制御装置３１が誤動作しないようになっている。すなわち、図９に示すプログラムにおいて、電源スイッチ３８Ａが単独で２秒間連続して操作されたか否かが判別され（ステップＳ１）、２秒間以上で連続して単独操作されない場合には前記交流電源６０が投入されない。そして、電源スイッチ３８Ａの２秒間以上の連続操作により、交流電源６０が投入されると、その後に点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃが操作されたか否かが判別される（ステップＳ２）。
【００４３】
この判別において、点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃが操作されない場合には、電源スイッチ３８Ａの操作から１５秒間経過したか否かが判別される（ステップＳ３）。そして、電源スイッチ３８Ａの操作から１５秒間以上経過した場合には、交流電源６０が遮断されて初期状態に戻される。これに対して、電源スイッチ３８Ａの操作から１５秒間以内に点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃが操作された場合には、点火動作が行われる（ステップＳ４）。
【００４４】
よって、天板２２の操作部４０Ａ〜４０Ｇ上に紙や布等の異物が載って、電源スイッチ３８Ａ及び点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃが同時に操作状態になった場合や、電源スイッチ３８Ａのみが操作状態に継続された場合には、制御装置３１からバルブ２８，２９Ａ，２９Ｂ及びイグナイタ３３Ａ，３３Ｂに点火動作信号が出力されることはない。また、天板２２の操作部４０Ａ〜４０Ｇ上をゴキブリやネズミ等の小動物が移動して、電源スイッチ３８Ａが短時間だけ操作状態になった場合にも、制御装置３１から点火動作信号が出力されることはない。従って、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇが天板２２上の異物や小動物等の操作者以外のものを検出して、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂが誤って点火されるのを防止することができる。
【００４５】
また、このガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの点火時には、たとえ、消火時の火力がどのような強さであっても、ガス量調節バルブ２９Ａ，２９Ｂによる火力の調節状態が複数段階（例えば５段階）のうちで、中間の調節状態（例えば、５段階のうちのレベル３）に設定され、点火に適したガス量としている。このため、火力を変更する必要がある場合には、火力アップスイッチ３８Ｄ，３８Ｅまたは火力ダウンスイッチ３８Ｆ，３８Ｇを操作すれば、制御装置３１によりガス量調節バルブ２９Ａ，２９Ｂが作動されて、火力が中間の調節状態からアップ調節またはダウン調節される。
【００４６】
この場合、前記制御装置３１により動作規制手段が構成され、操作者が火力アップのために操作部４０Ｄ，４０Ｅによりスイッチ３８Ｄ〜３８Ｅを連続操作したとしても、その連続操作に応じた火力アップ制御動作が行われないようになっている。すなわち、前記火力アップスイッチ３８Ｄ，３８Ｅは１回毎の操作により火力が１段階ずつアップ方向に変更されるようになっていて、連続操作されても、制御装置３１はそれを受け付けず、火力の急激なアップ調節動作が規制される。よって、この火力アップスイッチ３８Ｄ，３８Ｅについては、段階的な操作のみが有効となって火力調節が行われる。なお、火力ダウンスイッチ３８Ｆ，３８Ｇが連続操作された場合には、その操作が制御装置３１により有効化され、火力がダウンされる。
【００４７】
また、このガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの点火後には、前記制御装置３１により緊急消火手段が構成されて、操作者が誤操作したときに、消火動作が行われるようになっている。すなわち、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの点火状態で、一度に多く（３つ以上）の操作部４０Ａ〜４０Ｇ、すなわちスイッチ３８Ａ〜３８Ｇが操作されたときには、制御装置３１により異常操作と判断され、各バルブ２８，２９Ａ，２９Ｂが閉じられて、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂが消火される。また、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの点火状態で、点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃと他のスイッチ３８Ｄ〜３８Ｇとが同時に操作されたときには、制御装置３１により点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃの操作が優先されて、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂが消火される。もちろん、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの点火状態で、点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃが単独で操作された場合には、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂが消火される。
【００４８】
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
（１）このガスコンロにおいては、耐熱ガラスよりなる天板２２の上面位置にて点火や火力調節等の各種の操作を行い得るように、天板２２の下面に非接点型のスイッチ３８Ａ〜３８Ｇが設けられている。そして、そのスイッチ３８Ａ〜３８Ｇにて操作者の操作が検出されたときに、その操作に応じた特定の動作が行われるように制御する制御装置３１が設けられている。
【００４９】
このため、天板２２の上面に点火や火力調節等の操作を行うための操作つまみが突出配置されることはない。よって、操作つまみの存在に付随する操作性悪化等の問題は生じることがなく、操作性が向上する。また、操作つまみが存在しないため、遮熱板も不要であり、中華鍋のような重いものであっても、ガスコンロの上面で支障なく扱うことができるとともに、天板２２の上面を広く快適に使用できる。また、操作つまみが存在しないため、天板２２の上面を掃除する際に、その作業を容易かつ迅速に行うことができるとともに、拭き残しなく掃除できて、衛生的に保つことができる。さらに、バーナ用開口２２ａのほかに天板２２に操作軸を挿通するための透孔を形成する必要がないので、天板２２を形成するガラスの強度低下を招くことがなく、この透孔から煮こぼれ等が入り込んで、内装部品の故障の原因になるような不都合を防止することもできる。しかも、操作つまみや遮熱板が不要であるため、それらの組み付けが不要になり、ガスコンロの組み付けが簡単になる。
【００５０】
（２）このガスコンロにおいては、操作部４０Ａ〜４０Ｇがガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの真正面から外れた側方に配置されている。このため、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇをガスバーナ２４Ａ，２４Ｂから離間して配置することができて、加熱調理時にスイッチ３８Ａ〜３８Ｇに対して熱影響が及ぶおそれを確実に防止することができる。また、操作部４０Ａ〜４０Ｇがガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの真正面ではなく、左または右にずれて配置されることになり、点火や火力調節等の操作を容易に、かつ誤りなく行うことができる。さらに、鍋等を五徳から外したりする際に落下した煮こぼれ等で汚れることがなく、スイッチの反応劣化が生じにくい。
【００５１】
（３）このガスコンロにおいては、前記天板２２のスイッチ３８Ａ〜３８Ｇと対応する部分が赤外線を透過するように形成されている。また、前記スイッチ３８Ａ〜３８Ｇとして赤外線発光素子３８ａと受光素子３８ｂとを有する光センサが用いられている。このため、赤外線の反射光の変化に基づいて、操作者の操作を正確に検出することができ、その操作に応じて点火や火力調節等の特定の動作を確実に行わせることができる。
【００５２】
また、前記の構成に代えて、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇとして可視光線発光素子と受光素子とを有する光センサを用いた場合や、静電容量の変化により動作する静電容量型のスイッチを用いた場合も、同様に操作者の操作を正確に検出することができる。
【００５３】
（４）このガスコンロにおいては、前記天板２２の熱伝導率が１．０〜２．０Ｗ／ｍ・ｋの範囲内に設定されている。このため、加熱調理時にガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの熱が天板２２を介してスイッチ３８Ａ〜３８Ｇ側に伝達されるのを低減することができて、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇに熱影響が及ぶおそれを防止することができる。従って、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇが過熱されて動作不良になったりするおそれを未然に防止できるとともに、操作部４０Ａ〜４０Ｇが不快なほどに熱くなることがなく、快適に操作できる。
【００５４】
（５）このガスコンロにおいては、前記スイッチ３８Ａ〜３８Ｇが天板２２上の異物や小動物を検出したときに、前記制御装置３１の誤動作が防止されるようになっている。このため、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇの上方の天板２２上に紙や布等の異物が載った場合、あるいはゴキブリやネズミ等の小動物が歩いた場合、点火等の動作が意図せずに行われるのを確実に防止することができる。
【００５５】
（６）このガスコンロにおいては、操作者が誤操作したときに、制御装置３１の動作が規制されるようになっている。このため、操作者により火力のアップ調節等の操作が誤って行われた場合でも、その誤操作に応じて火力のアップ動作が行われるのを確実に規制することができる。
【００５６】
（７）このガスコンロにおいては、前記ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの点火後に操作者が誤操作したときに、消火動作が行われるようになっている。このため、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの点火後に操作者により、例えば複数のスイッチ３８Ａ〜３８Ｇを一度に操作する等の誤操作が行われた場合に、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂを直ちに消火させることができて、調理ミス等を防止できる。
【００５７】
（第２実施形態）
次に、この発明の第２実施形態を、図１０及び図１１に基づいて前記第１実施形態と異なる部分を中心に説明する。なお、この第２実施形態以降の各実施形態の説明においても、第２実施形態と同様に、第１実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【００５８】
さて、この第２実施形態においては、図１０に示すように、前記第１実施形態の点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃに代えて、スイッチ用基板３４上に消火機能のみの消火スイッチ４３Ａ，４３Ｂが配設されている。また、これらの消火スイッチ４３Ａ，４３Ｂの上方に位置するように、天板２２の上面には操作部４４Ａ，４４Ｂが印刷あるいは着色により付設されている。そして、この第２実施形態では、電源スイッチ３８Ａの操作後に、それぞれのガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの操作部４０Ｄ等の火力アップスイッチ３８Ｄ，３８Ｅと火力ダウンスイッチ３８Ｆ，３８Ｇとを同時に操作することにより、点火動作が行われるようになっている。
【００５９】
そして、この第２実施形態においても、前記第１実施形態と同様に、制御装置３１により異物や小動物の検出時の誤動作を防止するための誤動作防止手段が構成されている。すなわち、図１１に示すように、電源スイッチ３８Ａが２秒間連続して単独操作された否かの判別が行われた後（ステップＳ５）、火力アップスイッチ３８Ｄ，３８Ｅと火力ダウンスイッチ３８Ｆ，３８Ｇとが同時に操作されたか否かの判別が行われる（ステップＳ６）。
【００６０】
この判別において、スイッチ３８Ｄ〜３８Ｇの同時操作が行われない場合には、電源スイッチ３８Ａの操作から１５秒間経過したか否かが判別される（ステップＳ７）。そして、電源スイッチ３８Ａの操作から１５秒間以上経過した場合には、交流電源が遮断されて初期状態に戻される。これに対して、電源スイッチ３８Ａの操作から１５秒間以内にスイッチ３８Ｄ〜３８Ｇが同時操作された場合には、点火動作が行われる（ステップＳ８）。
【００６１】
従って、この第２実施形態においても、前記第１実施形態における（１）〜（７）に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
（第３実施形態）
次に、この発明の第３実施形態を、図１２に基づいて説明する。
【００６２】
この第３実施形態においては、各ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂに対応して、それぞれ別々の電源スイッチ３８Ａがスイッチ用基板３４の上面両側に配設されている。また、これらの電源スイッチ３８Ａの上方に位置するように、天板２２の上面には操作部４０Ａがそれぞれ印刷または着色により付設されている。そして、この実施形態においても、前記第１実施形態の図９に示す動作と同様の点火動作が行われるようになっている。
【００６３】
従って、この第３実施形態においても、前記第１実施形態における（１）〜（７）に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
（第４実施形態）
次に、この発明の第４実施形態を、図１３に基づいて説明する。
【００６４】
この第４実施形態では、天板２２の前縁側の枠体２２ｂに、赤外線等の発光素子４５ａ及び受光素子４５ｂよりなる操作者検出センサ４５が配設されている。そして、この操作者検出センサ４５により、カウンタトップ２３の前方側に操作者が存在しているか否かが検出され、操作者の存在が検出された場合のみに、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇの操作に応じた点火等の動作が許容されるようになっている。
【００６５】
従って、この第４実施形態によれば、前記第１実施形態における（１）〜（７）に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
（８）このガスコンロにおいては、操作者の存在を検出するための操作者検出センサ４５が設けられているため、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇが天板２２上の異物や小動物を誤検出して、点火等の誤動作が行われるのを一層確実に防止することができる。つまり、この第４実施形態では、操作者検出センサ４５が操作者を検出しない場合には、点火や火力アップの動作が行われないように設定することが可能になる。
【００６６】
（第５実施形態）
次に、この発明の第５実施形態を、図１４及び図１５に基づいて説明する。
さて、この第５実施形態においては、図１４に示すように、ひとつの電源スイッチ３８Ａがスイッチ用基板３４の一側上面に配設され、この電源スイッチ３８Ａと対応するように、天板２２の上面には操作部４０Ａが印刷または着色により付設されている。また、電源スイッチ３８Ａと離間して位置するように、スイッチ用基板３４の他側上面にはロック手段としての操作ロックスイッチ４６が配設され、この操作ロックスイッチ４６と対応するように、天板２２の上面には操作部４７が印刷または着色により付設されている。
【００６７】
そして、天板２２の上面を掃除する場合等において、操作ロックスイッチ４６を操作した後、電源スイッチ３８Ａを操作することにより、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇの操作不能状態が設定されるようになっている。すなわち、図１５に示すように、操作ロックスイッチ４６が２秒間連続して操作されたか否かが判別され（ステップＳ９）、２秒間以上連続して操作された場合には、その後に電源スイッチ３８Ａが操作されたか否かが判別される（ステップＳ１０）。
【００６８】
この判別において、電源スイッチ３８Ａが操作されない場合には、操作ロックスイッチ４６の操作から３秒間経過したか否かが判別される（ステップＳ１１）。そして、操作ロックスイッチ４６の操作から３秒間以上経過した場合には、初期状態に戻される。これに対して、操作ロックスイッチ４６の操作から３秒間以内に電源スイッチ３８Ａが操作された場合には、操作不能状態が設定される（ステップＳ１２）。
【００６９】
よって、この状態で天板２２の上面を掃除した場合、各スイッチ３８Ａ〜３８Ｇ上の操作部４０Ａ〜４０Ｇに触れても、それらのスイッチ３８Ａ〜３８Ｇが誤って検出動作されることはなく、不用意に点火動作等が行われるのを防止することができる。また、ガスコンロの不使用時に前述した操作不能状態を設定しておくことにより、異物や小動物により誤動作を防止できる。
【００７０】
また、この第５実施形態では、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの点火状態で、前記操作ロックスイッチ４６と火力アップスイッチ３８Ｄ，３８Ｅまたは火力ダウンスイッチ３８Ｆ，３８Ｇとが同時に操作されたとき、火力の調節不能状態が設定されるようになっている。よって、この設定状態において、誤操作等により火力の調節が不用意に行われるのを確実に防止することができる。
【００７１】
従って、この第５実施形態によれば、前記第１実施形態における（１）〜（７）に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
（９）このガスコンロにおいては、必要に応じて制御装置３１の動作がロックされるようになっている。このため、例えば天板２２の上面を掃除する際に、スイッチ３８Ａ〜３８Ｇの誤検出によって、点火等の動作が誤って行われるのを確実に防止することができる。
【００７２】
（第６実施形態）
次に、この発明の第６実施形態を、図１６に基づいて説明する。
この第６実施形態においては、前記第１実施形態の火力アップスイッチ３８Ｄ，３８Ｅ及び火力ダウンスイッチ３８Ｆ，３８Ｇに代えて、スイッチ用基板３４上に各５個の火力調節スイッチ４８Ａ，４８Ｂが配設されている。また、これらの火力調節スイッチ４８Ａ，４８Ｂと対応するように、天板２２の上面には各５個の操作部４９Ａ，４９Ｂが印刷または着色により付設されている。
【００７３】
そして、これらの火力調節スイッチ４８Ａ，４８Ｂを選択的に操作することにより、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの火力が５段階に調節されるようになっている。このように、各段階の火力に対応したスイッチ４８Ａ，４８Ｂが設けられているため、火力調整操作を理解しやすく。その操作が容易であって、誤操作を防止できる。
【００７４】
従って、この第６実施形態においても、前記第１実施形態における（１）〜（７）に記載の効果と同様の効果を得ることができる。
（変更例）
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
【００７５】
・図１７に示すように、天板２２の前縁側の枠体２２ｂの内端に位置決め用切欠部５０を形成し、この切欠部５０にスイッチ用基板３４の取付フレーム３５を嵌合させること。このように構成すれば、スイッチ用基板３４が天板２２の下面の所定取付位置に位置決めされる。よって、スイッチ用基板３４上に配設されたスイッチ３８Ａ〜３８Ｇを、天板２２の上面に付された操作部４０Ａ〜４０Ｇに対して正確に位置合わせすることができる。また、スイッチ用基板３４をバーナから離れて操作者に近い側に配置できるため、バーナからの熱影響のおそれをさらに少なくできるとともに、操作しやすくなる。
【００７６】
・前記各実施形態において、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの燃焼中に、その火力調節状態をメモリ３２に記憶しておき、煮こぼれ等によりガスバーナ２４Ａ，２４Ｂが不用意に消火されたとき、その後の点火操作による点火に際して前の火力調節状態に戻されるように構成すること。このようにすれば、不本意な火力が選択されることがなく、消火前の状態に簡単に復帰できる。
【００７７】
・前記各実施形態の動作において、電源スイッチ３８Ａ等を連続して操作する秒数、電源スイッチ３８Ａ等の操作から点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃ等の操作までの経過秒数等を、任意に変更して設定すること。
【００７８】
・前記各実施形態において、電源スイッチ３８Ａ等を連続して操作する秒数、電源スイッチ３８Ａ等の操作から点消火スイッチ３８Ｂ，３８Ｃ等の操作までの経過秒数等を、任意に設定できるようにする機能を設けること。このようにすれば、操作者の状況や希望に応じた作動態様を得ることができる。
【００７９】
・前記各実施形態において、ガスバーナ２４Ａ，２４Ｂの配設数を１個または３個以上の複数に変更し、それに応じてスイッチ３８Ａ〜３８Ｇ及び操作部４０Ａ〜４０Ｇの数を変更すること。
【００８０】
・前記各実施形態において、本体ケース２１の下面に複数の支持脚を突設し、ガスコンロをカウンタトップ２３の上面等に設置できるように構成すること。・前記各実施形態のガスコンロに、ガスコンロが誤操作された場合、その誤操作をブザー等により報知する報知手段を設けること。
【００８１】
・前記各実施形態のガスコンロに、言葉による音声発生手段を設けて、操作の確認やガスコンロの状態（例えば、火力）等を操作者に対して言葉によって発するように構成すること。
【００８２】
・前記ガスコンロに音声認識機能とそれによる動作機能を持たせ、操作者がガスコンロに対して音声により火力アップや消火等の動作を行わせることができるように構成すること。
【００８３】
【発明の効果】
以上、実施形態で例示したように、この発明においては、以下に示すような効果を発揮する。すなわち、操作つまみの変形等による操作性悪化のような問題には無縁であり、加熱調理時の操作性が向上し、天板の上面を掃除に際してはその作業を円滑かつ確実に実行できる。また、天板の上面に突出物が存在しないため、天板の上面を広く使うことができて、使い勝手がよくなる。さらに、天板に操作軸用透孔を形成する必要がないので、透孔から煮こぼれ等が入り込んで、内装部品の故障の原因になるのを防止することもできる。さらには、遮熱板のような調理に関与しない部材が不要となるため、構成が簡単になり、ガスコンロの組み付けも容易になる。また、検出手段の上方の天板上に紙や布等の異物が載った場合、あるいはゴキブリやネズミ等の小動物が歩いた場合に、点火等の動作が誤って行われるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態のガスコンロを示す平面図。
【図２】図１のガスコンロを拡大して示す側面図。
【図３】図２のガスコンロの部分拡大断面図。
【図４】図１のガスコンロの横断面図。
【図５】図１のガスコンロの操作部を拡大して示す部分平面図。
【図６】図５の操作部の下部のスイッチ部を示す部分断面図。
【図７】図５の７−７線における部分断面図。
【図８】図１のガスコンロの回路構成を示すブロック図。
【図９】同ガスコンロの点火動作を示すフローチャート。
【図１０】第２実施形態のガスコンロの操作部を示す部分平面図。
【図１１】同ガスコンロの点火動作を示すフローチャート。
【図１２】第３実施形態のガスコンロの操作部を示す部分平面図。
【図１３】第４実施形態のガスコンロを示す部分断面図。
【図１４】第５実施形態のガスコンロの操作部を示す部分平面図。
【図１５】同ガスコンロの操作ロック動作を示すフローチャート。
【図１６】第６実施形態のガスコンロの操作部を示す部分平面図。
【図１７】変形例のガスコンロを示す部分断面図。
【図１８】従来のガスコンロを示す平面図。
【図１９】図１８のガスコンロを拡大して示す側面図。
【符号の説明】
２１…コンロ本体としての本体ケース、２２…天板、２４Ａ，２４Ｂ…ガスバーナ、２８…電磁ガス制御弁としてのメイン開閉バルブ、２９Ａ，２９Ｂ…電磁ガス制御弁としての火力調節バルブ、３０…制御ボックス、３１…誤動作防止手段、動作規制手段及び緊急消火手段を構成する制御部としての制御装置、３２…メモリ、３４…スイッチ用基板、３８Ａ〜３８Ｇ…検出手段としての非接点型のスイッチ、３８ａ…発光素子、３８ｂ…受光素子、３９Ａ〜３９Ｃ…表示ランプ、４０Ａ〜４０Ｇ…操作部、４３Ａ，４３Ｂ，４８Ａ，４８Ｂ…検出手段としての非接点型のスイッチ、４４Ａ，４４Ｂ，４７，４９Ａ，４９Ｂ…操作部、４５…操作者検出センサ、４６…ロック手段としての操作ロックスイッチ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gas stove provided with a gas burner, and more particularly to a gas stove in which a top plate, a so-called top plate, is constituted by a glass plate.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of gas stove, there is a gas stove that operates a gas burner accommodated in the stove body by providing an operation portion on the front surface of the stove body (see Patent Document 1). In this gas stove, since the operation part is on the front surface of the stove body, it is not affected by the heat from the burner, but is located under the counter top, so that the operability is poor. In addition, in such a so-called drop-in type in which the stove body is embedded in the opening of the counter top, it is not only necessary to provide an opening for the operation unit to face the front of the counter top, but also to the counter top. It also takes time to install the stove.
[0003]
Therefore, for example, there is a configuration in which an operation unit is provided on a top plate as shown in FIGS. 18 and 19 (see Patent Document 2). In this configuration, the main body case 51 is formed in a box shape having an upper surface opened, and is fitted and supported in a mounting hole 52a formed in the counter top 52 of the kitchen at the flange portion 51a at the outer peripheral edge of the upper end. It has become. A top plate 53 is attached to the upper surface opening of the main body case 51, a pair of burner openings 53a are formed on the upper surface of the rear part, and a pair of operation shaft through holes 53b for the operation unit are formed on the front. Is formed. A pair of gas burners 54 are disposed in the main body case 51 corresponding to the burner openings 53a. Further, five virtues 55 are attached around the burner openings 53a.
[0004]
In the center of the front part in the main body case 51, a pair of ignition / heating power adjusting devices 56 (gas cocks) for igniting and adjusting the heating power of the gas burners 54 are disposed. The operation shafts 56 a are projected above the top plate 53 through the operation shaft through holes 53 b of the top plate 53, and operation knobs 57 are attached to the operation shafts 56 a on the top surface of the top plate 53. It is an operation unit. By turning these operation knobs 57, the ignition / heating power adjusting device 56 is operated, and the ignition operation and the heating power adjustment of each gas burner 54 are performed.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-89704
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 58-186302
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In this gas stove, the operability is improved because the operation portion is disposed on the top plate. However, as described above, the operation knob 57 is disposed so as to protrude from the top surface of the top plate 53. For this reason, when cooking using the gas burner 54, especially when a large pan is used, these operation knobs 57 are affected by heat, and the operation knobs become hot and difficult to operate. The operation knob may be deformed. In addition, when performing cooking in this way, these operation knobs 57 interfere with cooking work, especially in a large and heavy pan like a wok, the bottom of the pot hits the operation knob 57 and feels an unpleasant impact, Alternatively, there is a possibility that the operation knob 57 or the ignition / heating power adjusting device 56 may be defective. Further, when the top surface of the top board 53 is cleaned, there is a problem that these operation knobs 57 interfere with work. Further, since the operation shaft through hole 53b is formed in the top plate 53, spilled parts or the like enter the main body case 51 from the through hole 53b, and cause a failure of the interior parts such as the ignition / thermal power control device 56. Sometimes it became.
[0007]
On the other hand, in order to suppress the heat effect on the operation knob 57 during the cooking, the upper surface of the top plate 53 is placed between the operation knob 57 and the gas burner 54 as shown by a two-dot chain line in FIGS. A configuration in which the heat shield plate 58 is erected has also been proposed. However, when the heat shield plate 58 is provided in this way, the number of parts increases. In addition, if the top plate 53 is a glass plate, the heat shield plate 58 cannot be formed integrally with the top plate 53. Therefore, a hole is made in the top plate 53, and the heat shield plate 58 As a result, the assembly of the gas stove becomes troublesome in combination with the increase in the number of parts. Then, when cooking and cleaning the top plate 53, both the operation knob 57 and the heat shield plate 58 become in the way, resulting in a problem that the cleaning work becomes more troublesome. In addition, since the heat shield plate 58 is provided, the upper surface of the top plate 53 cannot be used widely, and the usability becomes worse when a large pan or grill is used, and the pan or the like is shielded from the gas burner 54. It becomes easy to hit the hot platen 58 and the above-mentioned discomfort is often felt.
[0008]
The present invention has been made paying attention to such problems existing in the prior art. The main purpose is to provide a gas stove that can eliminate various inconveniences caused by the operation knob and the heat shield projecting on the top plate.
[0009]
Another object of the present invention is to prevent an operation shaft through-hole from being formed in the top plate and prevent a spilled portion from entering the through-hole and causing a failure of an interior part. It is to provide a gas stove that can be used.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
 In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, the top plate that covers the upper surface of the stove body that houses the gas burner is a glass plate.In addition, in the gas stove having a gas burner opening formed in the top plate, an operation unit is provided on the top surface of the top plate, and a detection means is provided on the bottom surface corresponding to the operation unit of the top plate. When an operation of the operator is detected by the detection means, a control unit is provided for controlling so that a specific operation corresponding to the operation is performed, and the detection means is an operator such as a foreign object or a small animal on the top board. In order to prevent the control unit from malfunctioning when something other than the above is detected, the power switch is turned on when the power switch is operated continuously for a predetermined time, and then the other switches are operated for a predetermined time. Malfunction prevention means that shuts off the power if notIs provided. As the detection means, for example, a non-contact type switch can be adopted.
[0011]
 Therefore, according to the first aspect of the present invention, since the detection means for detecting the operation of the operator is provided, the operation knob protruding to the upper surface side of the top plate is not necessary. For this reason, when cooking with a gas burner, problems such as deterioration in operability due to deformation of the conventional operation knob described above do not occur. For this reason, a conventional heat shield is not required. When cooking or cleaning the top surface of the top plate, there are no operation knobs or protrusions that obstruct the cooking or cleaning operation on the top surface of the top plate. And can be done comfortably. Similarly, since there are no protrusions on the top surface of the top plate, the top surface of the top plate can be used widely, which is convenient. Furthermore, it is possible to prevent the spilled portion or the like from entering through the through-hole and causing a failure of the interior part. And since the heat shield which does not directly relate to cooking is unnecessary, the number of parts is reduced and the gas stove can be easily assembled.In addition, when a foreign object such as paper or cloth is placed on the top plate above the detection means, or when a small animal such as a cockroach or a mouse walks, it is possible to prevent an operation such as ignition from being erroneously performed. it can.
[0013]
 Claim2Invention described inIn the first aspect of the present invention, an operator detection sensor for detecting whether or not an operator is present on the front side is provided in the frame on the front edge side of the top plate, and this operator detection sensor Thus, only when the presence of the operator is detected, an operation such as ignition according to the operation of the switch is allowed.
[0025]
 Claim3The invention described in claim1In the described invention, when an operator misoperates after ignition of the gas burner,Based on the judgment of the control device,There is an emergency fire extinguishing means for fire fightingThe emergency fire extinguishing means is characterized in that when the point fire extinguishing switch and another switch are operated at the same time in the ignition state of the gas burner, the operation of the point extinguishing switch has priority and the gas burner is extinguished. Is.
[0026]
 Therefore, this claim3According to the invention described in (4), the gas burner can be extinguished immediately when an operator performs an erroneous operation such as operating switches constituting a plurality of detection means at once after the gas burner is ignited.
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
Below, 1st Embodiment of this invention is described based on FIGS.
[0030]
As shown in FIGS. 1 to 3, a main body case 21 as a stove main body of the gas stove according to this embodiment is formed in a box shape having an upper surface opened, and a flange portion 21 a is formed on the outer peripheral edge of the upper end. The upper surface opening 21b of the main body case 21 is covered with a top plate 22 made of a heat-resistant glass plate, and a pair of burner openings 22a are formed at the rear portion of the top plate 22, and a frame body 22b at the outer periphery. Is attached. The top plate 22 is translucent but colored (dark) so that the inside of the main body case 21 cannot be visually recognized. Moreover, as this top plate 22, the glass in the range whose heat conductivity is 1.0-2.0 W / m * k is used. As the top plate 22, crystallized glass, for example, “Seran” glass of Schott (Germany) (“Seran” is a registered trademark of Schott Japan Co., Ltd.) is used. The main body case 21 is inserted into a mounting hole 23a formed in the countertop 23 of the kitchen, and the flange portion 21a of the main body case 21 and the frame 22b of the top plate 22 are supported on the upper surface of the countertop 23, respectively. It has become a so-called drop-in gas stove.
[0031]
As shown in FIGS. 1, 2, and 4, a pair of gas burners 24A and 24B are disposed in the main body case 21 so as to face the burner opening 22a at intervals in the lateral direction. In this embodiment, the gas burners 24A and 24B are internal flame burners in which the flame outlet 24E is annular and faces inward. Further, the virtues 25 are attached to the burner opening 22a. A gas supply port 26 is disposed on the bottom surface of the main body case 21, and the gas supply port 26 is connected to both gas burners 24 A and 24 B via a gas pipe 27. In the middle of the gas pipe 27, a main open / close valve 28 is connected as an electromagnetic gas control valve for interrupting the supply of gas to the gas burners 24A, 24B. Similarly, gas supply control valves 29A and 29B as a pair of electromagnetic gas control valves for connecting the gas supply to the gas burners 24A and 24B and for adjusting the gas supply amount are connected in the middle of the gas pipe 27. ing.
[0032]
As shown in FIGS. 3, 4 and 7, a control box 30 is disposed at a position on the front end side of the inner bottom portion of the main body case 21 between the gas burners 24 A and 24 B. Yes. In the control box 30, as shown in FIG. 8, the main open / close valve 28, the gas amount adjusting valves 29A, 29B and the like are controlled in order to control various operations such as ignition and heating power adjustment of both gas burners 24A, 24B. A control device 31 as a unit and a memory 32 for storing various data such as program data and temporary working data for operating the control device 31 are mounted. A pair of igniters 33A and 33B are disposed on both sides of the control box 30 at the inner bottom of the main body case 21, and these igniters 33A and 33B are connected to the sparkers 33a and 33b via power supply lines (not shown), respectively. Yes. And each gas burner 24A, 24B is ignited by the discharge by the high voltage in the sparkers 33a, 33b. The intake ports 24AK and 24BK of the gas burners 24A and 24B are located in the vicinity of the control box 30, the switch substrate 34, and the mounting frame 35. By sucking the primary air from the intake ports 24AK and 24BK during combustion, an air flow is generated in the vicinity. As a result, the control box 30 and the like are cooled.
[0033]
As shown in FIGS. 3 to 7, the switch board 34 is attached to the mounting frame 35 at a position corresponding to operation units 40 A to 40 G described later on the lower surface of the top plate 22 so as to be disposed above the control box 30. Is attached through. That is, the mounting frame 35 is bonded and fixed to the lower surface of the top plate 22 with an adhesive 36 made of silicon rubber, and the switch substrate 34 is mounted in the mounting frame 35 with a plurality of screws 37. The mounting frame 35 is provided with a top plate 35T having openings 35K formed in portions corresponding to non-contact type switches 38A to 38G and display lamps 39A to 39C as detection means described later disposed on the switch substrate 34. It is a box without a bottom.
[0034]
Among the openings 35K, the opening 35K for the non-contact type switches 38A to 38G is provided with a peripheral wall 35S, and when the switch substrate 34 is attached to the mounting frame 35, the non-contact type switches 38A to 38G. Is surrounded by the peripheral wall 35S, and the top portion opposes an operation portion (described later) of the top plate 22 through the opening 35K.
[0035]
A plurality of non-contact type switches 38 A to 38 G are disposed on the upper front edge of the switch substrate 34 at intervals in the horizontal direction. That is, a power switch 38A is arranged in the center of the front edge of the switch board 34, and a pair of point fire switches 38B, 38B for igniting and extinguishing the gas burners 24A, 24B are provided on both sides of the power switch 38A. 38C is arranged. A pair of thermal power up switches 38D and 38E and thermal power down switches 38F and 38G for adjusting the thermal power of the gas burners 24A and 24B are disposed on both sides of the point fire extinguishing switches 38B and 38C.
[0036]
In this embodiment, since the “ceran glass” is used, the inside of the stove is dark and difficult to visually recognize, and is transparent to infrared rays, so there is no need to perform special treatment on the glass. If the glass is visible, the back side of the glass is printed. In this case, a specific light is transmitted so that the portion of the top plate 22 corresponding to the switches 38A to 38G sufficiently transmits infrared rays. It is colored transparent color. Alternatively, it may be transparent without being colored in a specific color. As each of the switches 38A to 38G, an optical sensor having a light emitting element 38a as a light emitting part for generating infrared light and a light receiving element 38b as a light receiving part for receiving infrared light is used. Further, instead of this configuration, the portions of the top plate 22 corresponding to the switches 38A to 38G are colored in a specific color so as to transmit visible light, or are formed transparent, and visible light is used as the switches 38A to 38G. An optical sensor having a light emitting element and a light receiving element can also be used. Further, instead of this configuration, a capacitance type switch that operates by changing the capacitance of the upper surface of the top plate 22 may be used as each of the switches 38A to 38G. When this capacitance switch is used, it is not necessary to color the part corresponding to the switch on the top plate 22 with a specific color or make it transparent.
[0037]
A plurality of display lamps 39A to 39C made of light emitting diodes or the like are disposed on the switch substrate 34 so as to correspond to the switches 38A to 38G. That is, a power supply indicator lamp 39A for lighting the power-on state is disposed in the vicinity of the rear portion of the power switch 38A. In the vicinity of the rear side of the point fire extinguishing switch 38B, the thermal power up switch 38D, and the thermal power down switch 38F for the gas burner 24A, five thermal power display lamps 39B for lighting and indicating the thermal power adjustment state (strong / weak state) are displayed in the horizontal direction. Is arranged. In the vicinity of the rear side of the fire extinguishing switch 38C, the thermal power up switch 38E, and the thermal power down switch 38G for the other gas burner 24B, five thermal power display lamps 39C for lighting and displaying the thermal power adjustment state (strong / weak state) are laterally arranged. Is arranged. As a matter of course, the display portions corresponding to the display lamps 39A to 39C of the top plate 22 are formed so as to transmit display light.
[0038]
As shown in FIG. 7, the opening 35K is formed in the mounting frame 35 as described above so as to correspond to the switches 38A to 38G and the display lamps 39A to 39C. In the thermal power indicator lamps 39A to 39C, the switch substrate 34 is attached to the attachment frame 35 so as to contact the back surface of the top plate 22 through the opening 35K. The above-described silicone rubber constituting the adhesive 36 is transparent, and is interposed between the entire switch substrate 34 including the openings 35K and the top plate 22, so that the light emitting elements 38a and the display lamps are interposed. Light from 39 A to 39 C or the like is not diffusely reflected on the lower surface of the top plate 22.
[0039]
As shown in FIG. 1, FIG. 5 and FIG. 7, on the top surface of the top plate 22, displays indicating the operation units 40A to 40G are attached by printing or coloring so as to be located immediately above the respective switches 38A to 38G. ing. The operation units 40A to 40G are arranged at positions shifted laterally from the front in front of the gas burners 24A and 24B, and in this embodiment, this arrangement position is an intermediate front of both the gas burners 24A and 24B. . When the operator selectively touches these operation units 40A to 40G, the corresponding switches 38A to 38G are reflected by infrared rays from the light emitting element 38a, and are detected by the light receiving element 38b. The operation state of the operator is detected. Further, a pair of thermal power display marks 41A to 41D are attached to the upper surface of the top plate 22 by printing or coloring so as to be positioned above both sides of the thermal power display lamps 39B and 39C. And the adjustment state of a thermal power can be confirmed now based on the lighting display position of the thermal power display lamps 39B and 39C between a pair of thermal power display marks 41A-41D. In addition, in FIG. 7, in order to make an understanding easy, although the thickness was drawn as operation part 40A-40G, the thickness of operation part 40A-40G does not actually exist.
[0040]
Next, the circuit configuration and operation of the gas stove as described above will be described with reference to FIGS. The flowchart shown in FIG. 9 proceeds under the control of the control device 31 based on the program data in the memory 32. The same applies to a flowchart of an embodiment different from this embodiment shown in FIG.
[0041]
The gas stove control device 31 is connected with a DC power source 59 and an AC power source 60 for operating the valves 28, 29A, 29B and the igniters 33A, 33B. When the operation unit 40A is touched by the operator and the operation state is detected by the power switch 38A, the power display lamp 39A is turned on by the control device 31. Thereafter, when the operation units 40B and 40C are contacted and the operation state is detected by the point fire switches 38B and 38C, the control device 31 opens the valves 28, 29A and 29B, and the igniters 33A and 33B Actuated, the gas burners 24A, 24B are ignited.
[0042]
In this case, the control device 31 constitutes a malfunction prevention means, and when the switches 38A to 38G detect something other than an operator such as a foreign object or a small animal on the top plate 22, the control device 31 does not malfunction. . That is, in the program shown in FIG. 9, it is determined whether or not the power switch 38A has been operated continuously for 2 seconds alone (step S1). Is not inserted. Then, when the AC power supply 60 is turned on by continuous operation of the power switch 38A for 2 seconds or more, it is determined whether or not the fire extinguishing switches 38B and 38C are subsequently operated (step S2).
[0043]
In this determination, if the point fire switches 38B and 38C are not operated, it is determined whether or not 15 seconds have elapsed since the operation of the power switch 38A (step S3). When 15 seconds or more have elapsed from the operation of the power switch 38A, the AC power supply 60 is shut off and returned to the initial state. On the other hand, when the fire extinguishing switches 38B and 38C are operated within 15 seconds from the operation of the power switch 38A, an ignition operation is performed (step S4).
[0044]
Therefore, when a foreign object such as paper or cloth is placed on the operation units 40A to 40G of the top plate 22 and the power switch 38A and the fire extinguishing switches 38B and 38C are simultaneously operated, or only the power switch 38A is operated. If the operation is continued, the ignition operation signal is not output from the control device 31 to the valves 28, 29A, 29B and the igniters 33A, 33B. Further, when a small animal such as a cockroach or a mouse moves on the operation units 40A to 40G of the top plate 22 and the power switch 38A is in an operation state for a short time, an ignition operation signal is output from the control device 31. Never happen. Accordingly, it is possible to prevent the gas burners 24A and 24B from being ignited accidentally by the switches 38A to 38G detecting objects other than the operator such as foreign matters and small animals on the top plate 22.
[0045]
Further, when the gas burners 24A and 24B are ignited, the thermal power adjustment state by the gas amount adjusting valves 29A and 29B is in a plurality of stages (for example, five stages), regardless of the strength of the thermal power at the time of extinction. Thus, an intermediate adjustment state (for example, level 3 out of 5 levels) is set, and the gas amount is suitable for ignition. Therefore, when it is necessary to change the thermal power, if the thermal power up switches 38D and 38E or the thermal power down switches 38F and 38G are operated, the gas amount adjusting valves 29A and 29B are operated by the control device 31, and the thermal power is reduced. It is adjusted up or down from an intermediate adjustment state.
[0046]
In this case, even if the operation device is configured by the control device 31 and the operator continuously operates the switches 38D to 38E by the operation units 40D and 40E to increase the heating power, the heating power increase control operation corresponding to the continuous operation is performed. Is not done. That is, the heating power up switches 38D and 38E are configured so that the heating power is changed in the up direction by one operation by each operation, and the controller 31 does not accept the heating power even if it is continuously operated. Sudden up adjustment operation is restricted. Therefore, with respect to the thermal power up switches 38D and 38E, only the stepwise operation is effective and the thermal power adjustment is performed. When the thermal power down switches 38F and 38G are continuously operated, the operation is validated by the control device 31, and the thermal power is reduced.
[0047]
Further, after the gas burners 24A and 24B are ignited, an emergency fire extinguishing means is configured by the control device 31, and a fire extinguishing operation is performed when an operator makes an erroneous operation. That is, when a large number (three or more) of the operation units 40A to 40G, that is, the switches 38A to 38G are operated at a time in the ignition state of the gas burners 24A and 24B, the control device 31 determines that the operation is abnormal. 29A and 29B are closed and the gas burners 24A and 24B are extinguished. Further, when the point fire switches 38B and 38C and the other switches 38D to 38G are operated at the same time in the ignition state of the gas burners 24A and 24B, the control device 31 gives priority to the operation of the point fire switches 38B and 38C. 24A and 24B are extinguished. Of course, when the fire extinguishing switches 38B and 38C are operated independently in the ignition state of the gas burners 24A and 24B, the gas burners 24A and 24B are extinguished.
[0048]
Therefore, according to this embodiment, the following effects can be obtained.
(1) In this gas stove, non-contact type switches 38A to 38G are provided on the lower surface of the top plate 22 so that various operations such as ignition and heating power adjustment can be performed at the upper surface position of the top plate 22 made of heat-resistant glass. Is provided. Then, a control device 31 is provided for performing control so that a specific operation corresponding to the operation is performed when the operator's operation is detected by the switches 38A to 38G.
[0049]
For this reason, an operation knob for performing operations such as ignition and thermal power adjustment is not projected on the top surface of the top plate 22. Therefore, problems such as deterioration in operability associated with the presence of the operation knob do not occur, and operability is improved. In addition, since there is no operation knob, a heat shield is not required, and even a heavy thing such as a wok can be handled without any trouble on the upper surface of the gas stove, and the upper surface of the top plate 22 can be comfortably wide. Can be used. Moreover, since there is no operation knob, when cleaning the upper surface of the top plate 22, the operation can be performed easily and quickly, and it can be cleaned without wiping and can be kept hygienic. Further, since it is not necessary to form a through hole for inserting the operation shaft into the top plate 22 in addition to the burner opening 22a, the strength of the glass forming the top plate 22 is not reduced, and the through hole is used. It is also possible to prevent inconveniences such as boiled spills and the like that may cause failure of interior parts. In addition, since an operation knob and a heat shield are unnecessary, their assembly is not necessary, and the gas stove can be easily assembled.
[0050]
(2) In this gas stove, the operation units 40A to 40G are arranged on the side away from the front of the gas burners 24A and 24B. For this reason, the switches 38A to 38G can be arranged apart from the gas burners 24A and 24B, and it is possible to surely prevent the switches 38A to 38G from being affected by heat during cooking. In addition, the operation units 40A to 40G are arranged not to be directly in front of the gas burners 24A and 24B but to the left or right, so that operations such as ignition and thermal power adjustment can be performed easily and without error. In addition, when the pan or the like is removed from the virtues, it is not soiled by a spilled spill or the like, and the switch is less susceptible to deterioration of the reaction.
[0051]
(3) In this gas stove, portions corresponding to the switches 38A to 38G of the top plate 22 are formed so as to transmit infrared rays. Further, an optical sensor having an infrared light emitting element 38a and a light receiving element 38b is used as the switches 38A to 38G. For this reason, it is possible to accurately detect the operation of the operator based on the change in the reflected light of the infrared rays, and it is possible to surely perform specific operations such as ignition and thermal power adjustment according to the operation.
[0052]
Further, instead of the above-described configuration, a case where an optical sensor having a visible light emitting element and a light receiving element is used as the switches 38A to 38G, or a case where a capacitance type switch that operates by changing the capacitance is used. Similarly, the operation of the operator can be accurately detected.
[0053]
(4) In this gas stove, the thermal conductivity of the top plate 22 is set within a range of 1.0 to 2.0 W / m · k. For this reason, it can reduce that the heat of gas burner 24A, 24B is transmitted to the switches 38A-38G side via the top plate 22 at the time of cooking, and the possibility that a thermal influence may be exerted on the switches 38A-38G is prevented. be able to. Accordingly, it is possible to prevent the switches 38A to 38G from being overheated and cause malfunction, and the operation units 40A to 40G are not heated uncomfortably and can be operated comfortably.
[0054]
(5) In this gas stove, when the said switches 38A-38G detect the foreign material and small animal on the top plate 22, the malfunctioning of the said control apparatus 31 is prevented. Therefore, when a foreign object such as paper or cloth is placed on the top plate 22 above the switches 38A to 38G, or when a small animal such as a cockroach or a mouse walks, an operation such as ignition is performed unintentionally. Can be reliably prevented.
[0055]
(6) In this gas stove, the operation of the control device 31 is restricted when the operator makes an erroneous operation. For this reason, even if the operator performs an operation such as the adjustment of the heating power by mistake, it is possible to reliably restrict the operation of the heating power to be performed according to the erroneous operation.
[0056]
(7) In this gas stove, a fire extinguishing operation is performed when an operator makes an erroneous operation after ignition of the gas burners 24A and 24B. For this reason, when the operator performs an erroneous operation such as operating a plurality of switches 38A to 38G at the same time after the gas burners 24A and 24B are ignited, the gas burners 24A and 24B can be immediately extinguished and cooking is performed. Mistakes can be prevented.
[0057]
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with a focus on differences from the first embodiment with reference to FIGS. In the description of each of the embodiments after the second embodiment, the description will focus on parts that are different from the first embodiment, similarly to the second embodiment.
[0058]
In the second embodiment, as shown in FIG. 10, fire extinguishing switches 43A and 43B having only a fire extinguishing function are arranged on the switch board 34 instead of the point fire extinguishing switches 38B and 38C of the first embodiment. It is installed. In addition, operation portions 44A and 44B are attached to the upper surface of the top plate 22 by printing or coloring so as to be positioned above these fire extinguishing switches 43A and 43B. In the second embodiment, after the power switch 38A is operated, the thermal power up switches 38D and 38E and the thermal power down switches 38F and 38G such as the operation units 40D of the gas burners 24A and 24B are operated at the same time. Operation is to be performed.
[0059]
Also in the second embodiment, similarly to the first embodiment, the control device 31 constitutes a malfunction prevention means for preventing malfunction during detection of a foreign object or a small animal. That is, as shown in FIG. 11, after determining whether or not the power switch 38A has been operated alone continuously for 2 seconds (step S5), the thermal power up switches 38D and 38E and the thermal power down switches 38F and 38G It is determined whether or not the two have been operated simultaneously (step S6).
[0060]
In this determination, if the simultaneous operation of the switches 38D to 38G is not performed, it is determined whether or not 15 seconds have elapsed since the operation of the power switch 38A (step S7). Then, when 15 seconds or more have elapsed since the operation of the power switch 38A, the AC power supply is cut off to return to the initial state. On the other hand, when the switches 38D to 38G are simultaneously operated within 15 seconds from the operation of the power switch 38A, an ignition operation is performed (step S8).
[0061]
Therefore, also in the second embodiment, the same effects as those described in (1) to (7) in the first embodiment can be obtained.
(Third embodiment)
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0062]
In the third embodiment, separate power switches 38A are disposed on both sides of the upper surface of the switch substrate 34 in correspondence with the gas burners 24A and 24B. An operation unit 40A is attached to the top surface of the top plate 22 by printing or coloring so as to be positioned above the power switch 38A. Also in this embodiment, an ignition operation similar to the operation shown in FIG. 9 of the first embodiment is performed.
[0063]
Therefore, also in the third embodiment, the same effects as the effects described in (1) to (7) in the first embodiment can be obtained.
(Fourth embodiment)
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0064]
In the fourth embodiment, an operator detection sensor 45 including a light emitting element 45a such as infrared rays and a light receiving element 45b is disposed on the frame 22b on the front edge side of the top plate 22. Then, the operator detection sensor 45 detects whether or not an operator is present in front of the countertop 23, and responds to the operation of the switches 38A to 38G only when the presence of the operator is detected. Operation such as ignition is allowed.
[0065]
Therefore, according to the fourth embodiment, in addition to the effects described in (1) to (7) in the first embodiment, the following effects can be obtained.
(8) Since this gas stove is provided with an operator detection sensor 45 for detecting the presence of the operator, the switches 38A to 38G erroneously detect a foreign object or a small animal on the top plate 22, and ignite it. Can be prevented more reliably. That is, in the fourth embodiment, when the operator detection sensor 45 does not detect the operator, it is possible to set so that the operation of ignition or heating power is not performed.
[0066]
(Fifth embodiment)
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
In the fifth embodiment, as shown in FIG. 14, one power switch 38A is arranged on the upper surface of one side of the switch substrate 34, and the top plate 22 is arranged so as to correspond to the power switch 38A. An operation unit 40A is attached to the upper surface by printing or coloring. In addition, an operation lock switch 46 as a lock means is disposed on the upper surface of the other side of the switch substrate 34 so as to be spaced apart from the power switch 38A, and the top plate corresponds to the operation lock switch 46. An operation unit 47 is attached to the upper surface of 22 by printing or coloring.
[0067]
When the top surface of the top plate 22 is cleaned, the operation lock switch 46 is operated, and then the power switch 38A is operated, whereby the switches 38A to 38G cannot be operated. That is, as shown in FIG. 15, it is determined whether or not the operation lock switch 46 has been operated continuously for 2 seconds (step S9). It is determined whether or not is operated (step S10).
[0068]
In this determination, if the power switch 38A is not operated, it is determined whether or not 3 seconds have elapsed since the operation of the operation lock switch 46 (step S11). When three seconds or more have elapsed since the operation of the operation lock switch 46, the initial state is restored. On the other hand, when the power switch 38A is operated within 3 seconds from the operation of the operation lock switch 46, an inoperable state is set (step S12).
[0069]
Therefore, when the top surface of the top plate 22 is cleaned in this state, even if the operation units 40A to 40G on the switches 38A to 38G are touched, the switches 38A to 38G are not erroneously detected and operated. It is possible to prevent an ignition operation or the like from being performed. In addition, by setting the aforementioned inoperable state when the gas stove is not used, it is possible to prevent malfunction due to foreign matter or small animals.
[0070]
Further, in the fifth embodiment, when the operation lock switch 46 and the thermal power up switches 38D and 38E or the thermal power down switches 38F and 38G are operated simultaneously in the ignition state of the gas burners 24A and 24B, the thermal power cannot be adjusted. Is set. Therefore, in this setting state, it is possible to reliably prevent the adjustment of the thermal power due to an erroneous operation or the like.
[0071]
Therefore, according to the fifth embodiment, in addition to the effects described in (1) to (7) in the first embodiment, the following effects can be obtained.
(9) In this gas stove, the operation of the control device 31 is locked as necessary. For this reason, for example, when the top surface of the top plate 22 is cleaned, it is possible to reliably prevent an operation such as ignition from being erroneously performed by erroneous detection of the switches 38A to 38G.
[0072]
(Sixth embodiment)
Next, a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
In the sixth embodiment, instead of the thermal power up switches 38D and 38E and the thermal power down switches 38F and 38G of the first embodiment, five thermal power adjustment switches 48A and 48B are arranged on the switch substrate 34, respectively. Has been. In addition, five operation sections 49A and 49B are attached to the upper surface of the top plate 22 by printing or coloring so as to correspond to these thermal power control switches 48A and 48B.
[0073]
Then, by selectively operating these thermal power adjustment switches 48A and 48B, the thermal power of the gas burners 24A and 24B is adjusted in five stages. As described above, since the switches 48A and 48B corresponding to the thermal power of each stage are provided, it is easy to understand the thermal power adjustment operation. The operation is easy and erroneous operation can be prevented.
[0074]
Therefore, also in the sixth embodiment, the same effects as those described in (1) to (7) in the first embodiment can be obtained.
(Example of change)
In addition, this embodiment can also be changed and embodied as follows.
[0075]
As shown in FIG. 17, a positioning notch 50 is formed at the inner end of the frame 22 b on the front edge side of the top plate 22, and the mounting frame 35 of the switch substrate 34 is fitted into this notch 50. If comprised in this way, the board | substrate 34 for switches will be positioned in the predetermined attachment position of the lower surface of the top plate 22. FIG. Therefore, the switches 38 A to 38 G disposed on the switch substrate 34 can be accurately aligned with the operation units 40 A to 40 G attached to the upper surface of the top plate 22. Further, since the switch substrate 34 can be disposed on the side away from the burner and closer to the operator, the risk of thermal influence from the burner can be further reduced and the operation becomes easier.
[0076]
In each of the above embodiments, during the combustion of the gas burners 24A, 24B, the thermal power adjustment state is stored in the memory 32, and when the gas burners 24A, 24B are inadvertently extinguished due to boiling or the like, the subsequent ignition operation It shall be configured to return to the previous thermal power adjustment state upon ignition by. In this way, unintentional heating power is not selected, and the state before the fire extinguishing can be easily restored.
[0077]
In the operation of each embodiment, the number of seconds for continuously operating the power switch 38A, etc., the number of seconds elapsed from the operation of the power switch 38A to the operation of the fire extinguishing switches 38B, 38C, etc. are arbitrarily changed. To set.
[0078]
In each of the above embodiments, the number of seconds for continuously operating the power switch 38A, the number of seconds elapsed from the operation of the power switch 38A to the operation of the fire extinguishing switches 38B, 38C, etc. can be arbitrarily set. Provide the function to do. If it does in this way, the operation mode according to an operator's situation and hope can be obtained.
[0079]
In each of the above embodiments, the number of gas burners 24A and 24B is changed to one or more than three, and the number of switches 38A to 38G and operation units 40A to 40G is changed accordingly.
[0080]
In each of the above-described embodiments, a plurality of support legs protrude from the lower surface of the main body case 21 so that the gas stove can be installed on the upper surface of the countertop 23 or the like. In the gas stove according to each of the above embodiments, when the gas stove is erroneously operated, a notification means for notifying the erroneous operation by a buzzer or the like is provided.
[0081]
In the gas stove according to each of the embodiments, voice generation means by words is provided so that confirmation of the operation, the state of the gas stove (for example, thermal power) and the like are emitted to the operator by words.
[0082]
-The gas stove is provided with a voice recognition function and an operation function based on the voice recognition function, so that the operator can perform operations such as heating up and extinguishing the gas stove by voice.
[0083]
【The invention's effect】
 As described above in the embodiment, the present invention exhibits the following effects. That is, there is no problem such as deterioration in operability due to deformation of the operation knob, etc., operability during cooking is improved, and the work can be performed smoothly and reliably when cleaning the top surface of the top plate. In addition, since there are no protrusions on the top surface of the top plate, the top surface of the top plate can be used widely and the usability is improved. Furthermore, since there is no need to form the operating shaft through hole in the top plate, it is possible to prevent the spilled portion or the like from entering through the through hole and causing a failure of the interior part. Furthermore, since a member that does not participate in cooking such as a heat shield is not required, the configuration is simplified and the gas stove can be easily assembled.In addition, when a foreign object such as paper or cloth is placed on the top plate above the detection means, or when a small animal such as a cockroach or a mouse walks, it is possible to prevent an operation such as ignition from being erroneously performed. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a gas stove according to a first embodiment.
FIG. 2 is an enlarged side view showing the gas stove in FIG.
FIG. 3 is a partial enlarged cross-sectional view of the gas stove in FIG. 2;
4 is a cross-sectional view of the gas stove in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a partial plan view showing an enlarged operation portion of the gas stove in FIG. 1;
6 is a partial cross-sectional view showing a switch section below the operation section in FIG.
7 is a partial cross-sectional view taken along line 7-7 in FIG.
FIG. 8 is a block diagram showing a circuit configuration of the gas stove in FIG. 1;
FIG. 9 is a flowchart showing an ignition operation of the gas stove.
FIG. 10 is a partial plan view showing an operation unit of a gas stove according to a second embodiment.
FIG. 11 is a flowchart showing an ignition operation of the gas stove.
FIG. 12 is a partial plan view showing an operation unit of a gas stove according to a third embodiment.
FIG. 13 is a partial cross-sectional view showing a gas stove according to a fourth embodiment.
FIG. 14 is a partial plan view showing an operation unit of a gas stove according to a fifth embodiment.
FIG. 15 is a flowchart showing an operation lock operation of the gas stove.
FIG. 16 is a partial plan view showing an operation unit of a gas stove according to a sixth embodiment.
FIG. 17 is a partial sectional view showing a gas stove according to a modification.
FIG. 18 is a plan view showing a conventional gas stove.
FIG. 19 is an enlarged side view showing the gas stove in FIG. 18;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 21 ... Main body case as a stove body, 22 ... Top plate, 24A, 24B ... Gas burner, 28 ... Main on-off valve as electromagnetic gas control valve, 29A, 29B ... Thermal power control valve as electromagnetic gas control valve, 30 ... Control box , 31... Control device as a control unit constituting malfunction prevention means, operation regulation means and emergency fire extinguishing means, 32... Memory, 34... Switch board, 38A to 38G ... non-contact type switch as detection means, 38a. Light emitting element, 38b ... Light receiving element, 39A to 39C ... Display lamp, 40A to 40G ... Operation unit, 43A, 43B, 48A, 48B ... Non-contact type switch as detection means, 44A, 44B, 47, 49A, 49B ... An operation unit, 45 ... an operator detection sensor, 46 ... an operation lock switch as a lock means.

Claims

A top plate that covers the top surface of the stove body that houses the gas burner is a glass plate, and the top plate has a gas stove in which an opening for the gas burner is formed.
An operation unit is provided on the upper surface of the top plate, and a detection unit is provided on the lower surface corresponding to the operation unit of the top plate. When an operation of the operator in the operation unit is detected by the detection unit, the operation unit is operated. A control unit is provided to control the specific operation to be performed.
In order to prevent the control unit from malfunctioning when the detection means detects an object other than an operator such as a foreign object or a small animal on the top board, the power switch is operated alone for a predetermined time continuously. A gas stove provided with a malfunction prevention means for turning on the power in the case, and then shutting off the power when other switches are not operated for a predetermined time .

When an operator detection sensor for detecting whether or not an operator is present on the front side of the frame on the front edge side of the top plate is provided, and the presence of the operator is detected by the operator detection sensor 2. The gas stove according to claim 1, wherein an operation such as ignition according to the operation of the switch is allowed only .

Provided an emergency fire extinguishing means for performing a fire extinguishing operation of the gas burner based on the judgment of the control device when an operator performs an erroneous operation after the ignition of the gas burner,
Its emergency extinguishing means, ignition state of the gas burner, when the point extinguishing switch and other switches are simultaneously operated, the operation of the point extinguishing switch is priority claims, characterized in that it has to be gas burners extinguishing Item 10. A gas stove according to Item 1 .