JP4104069B2 - 拭き取り用物品及びその製造方法 - Google Patents

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この発明は、皮膚表面、人体或いは物体に付着した汚れ、埃等を拭き取って表面を清浄にするための拭き取り用物品に関し、特にメーキャップ化粧料や乳幼児の肌の拭き取りに適する拭き取り用物品及びその製造方法に関する。
従来、皮膚表面、人体或いは物体に付着した汚れ、埃等を拭き取るための拭き取り用物品は公知であり、ペーパータオル、ウェットティッシュ、化粧用ウェットティッシュ等の名称で幅広く使用されている。かかる拭き取り用物品は、通常紙或いは不織布からなるウェブ或いはシートの形態をなす基材に洗浄剤が含浸されている。洗浄剤は、一般的に精製水性若しくは油性のクリーム状、乳液状、液状等の流動性を有するものであり、基材に含浸させて保持されている。かかる流動性を有する洗浄剤を含浸させたシート状基材からなる拭き取り物品は、例えば、特開2001−302450号公報、特表2001−512178号公報、特開2002−201109号公報等に開示されている。
しかしながら、クリーム状、乳液状、液状等の流動性を有する洗浄剤を含むシート状拭き取り物品は、表面が濡れた状態にあるため、使用開始時までの包装、保管に手間を要すると共に、使用中に洗浄剤がたれ落ちる等の問題があった。又、シートに含浸される洗浄料は、含浸量が限定されており、汚れ等の被洗浄物は含浸された洗浄料と混じり合ってシートに吸収されて除去されるものであるため、除去する汚れの量が多くなると最早除去することが出来なくなっていた。特に、油分を多く含むメーキャップ化粧料にあっては、拭き取り効果が早期に喪失してくる傾向があった。
そこで、特開2001−213726号公報に開示されるような、50℃以上の融点を有する固形油を配合した油性固形クレンジング料が提案されている。かかる油性固形クレンジング料は、50℃以上の溶融した状態で製造されるため、紙や不織布等のシート状基材に適用した場合シートの内部に浸透してしまう問題があるため、ボトルやチューブに固化した状態で収納、保持している。このため、前記含浸シートの如き携帯性や利便性には欠けるが、必要量を取り出して使用することが出来るため、前記シートに含浸させたもののような拭き取り力の不足、喪失等の問題は解消出来る。しかしながら、皮膚に塗布したクレンジング料をガーゼや脱脂綿で拭き取ったり、或いは水で洗浄する等の手間を要し、任意の場所と時間において自由に使用することが出来ない不便さがあった。
特開2001−302450号公報 特表2001−512178号公報 特開2002−201109号公報 特開2001−213726号公報
この発明は、常温で固形状態にあり50℃以上で溶融する固形油を含む油性組成物をシート状基材の内部に浸透させることなく表面に層状に存在させて担持したシート状物として提供可能とし、携帯性や使用上の利便性をもたらすと共に、拭き取り時に固化した油性組成物を崩壊、液状化させ、被拭き取り物質と共にシート状基材内に吸収させて取り込み得るようにし、充分なクレンジング効果をもたらし得るようにせんとするものである。
本発明は、親水化したシート状基材の片面に、常温で固形状態にあり50℃以上で溶融する固形油を含む油性組成物を、前記シート状基材の内部に浸透させることなく、層状に固化させて拭き取り用物品を作製し、拭き取り時の物理的圧力で前記層状の油性組成物を崩壊して液状化し、該液状化した油性組成物を前記シート状基材に浸透させながら拭き取ることを特徴とする。
油性組成物の成分として、固形油、液体油を含有し、メーキャップ化粧料の拭き取り若しくは、身体清拭用シートとして用いられることを特徴とする。
シート状基材を親水化し、該親水化したシート状化粧料の面に常温で固形状態にあり50℃以上で溶融する固形油を含む油性組成物を溶融して適用し、冷却して油性組成物を層状に固化させるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、常温で固形状態にあり50℃以上で溶融する固形油を含む油性組成物が、精製水或いはアルコール等で親水化しているシート状基材の内部に浸透することなく、表面に層状に存在させることが出来る。更に、油性組成物が化粧料や汚れ、埃等の拭き取り時の物理的圧力で崩壊して液状化し、被拭き取り物質である化粧料等と混合してシート状基材内に毛細管現象で侵入、吸収されるため、良好な拭き取り効果が発現されると共に、非使用時にはシート状基材の表面に存在する油性組成物が固形化しているので、シート状基材の表面がべたついたり、濡れた状態にはなく又、液がたれ落ちる等の問題もない。
又、拭き取り後は、シート状基材の油性組成物が存在する面を内側にして折り畳み、他の面で皮膚表面を整えることにより、サッパリ感や爽快感をもたらすことが出来る。
この発明の好ましい実施の形態を、以下に詳細に説明する。この発明は、シート状基材の表面に、常温で固形状態にあり50℃以上で溶融する固形油を含む油性組成物を層状に固化して存在させたことを特徴とする。シート状基材は、好ましくは精製水、アルコール等で親水化する。又、シート状基材を親水性に移行させ、該親水性にしたシート状基材の表面に常温で固形状態にあり50℃以上で溶融する固形油を含む油性組成物を塗布して固化し層状に形成したことを特徴とする。油性組成物は、好ましくは固形油及び液体油から構成されるが、洗浄力を高めるために必要に応じて界面活性剤を配合しても良い。固形油を含む油性組成物は、シート状基材の表面に塗布、噴霧、流下等の適宜の手段で適用され、シート状基材内に浸透することなく表面に固化した状態で層状をなして存在する。
シート状基材としては、クレンジングに適した良好な肌感触の公知のシート材料を使用することが出来、例えば、紙、セルロース不織布、レーヨン不織布、ポリエステルアセテート不織布等の不織布や天然コットンシート等を使用することが出来る。不織布の場合、肌感触の点から水流交絡法により得られるものが好ましい。これらは二種以上の繊維素材を組み合わせたシート材料や、二種以上のシートを重ね合わせ又は貼り合わせたシート材料であっても良い。二種以上の繊維素材を組み合わせたシート材料の好ましい例としては、セルロース、レーヨンを含むセルロース系繊維とPET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)を含むポリエステル系繊維とを組み合わせて得られる不織布が挙げられる。これらの繊維の比は、シート材料の良好な肌感触と適度な弾性とを得る観点から、セルロース系繊維/ポリエステル系繊維=50/50〜90/10の範囲とすることが好ましい。又、シート材料の形状は、人が手に取って使いやすい形状、大きさ及び厚さであることが好ましく、例えば、一辺若しくは直径が5〜10cm程度の正方形、長方形、円形、楕円であり、厚さは0.2〜4mm程度が好ましい。
親水化剤としては、アルコール、精製水或いは両者の混合物が好ましく、更に、添加剤として、保湿剤、柔軟剤、エモリエント剤、可溶化剤、緩衝剤、増粘剤、植物抽出液等の肌に良い成分、香料、防腐剤等が適宜配合される。精製水は、イオン交換水、アルコールとしてはエタノール、イソプロパノールがあり、保湿剤としてはグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール(300,400,1500,400)などの多価アルコール、ヒアルロン酸、マルチトールなどの糖類、ピロリドンカツボン酸等のアミン類が挙げられる。柔軟剤、エモリエント剤としては、エステル油、オリーブ油、ホホバオイル等の植物油を挙げることが出来る。可溶化剤は、ポリオキシエチレンオイレイルアルコールエーテルなどのHLBの高い界面活性剤を用いる。緩衝剤は、クエン酸、乳酸、アミノ酸類、クエン酸ソーダ等である。増粘剤は、アルギン酸、セルロース誘導体、クインスシードガム、ペクチン、プルラン、キサンタンガム、ビーガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸系ポリマー、ラポナイト等が挙げられる。
固形油としては、ポリエチレンワックス、エチレンプロピレンコポリマー等の合成炭化水素、マイクロクリスタリンワックス等の鉱物由来の炭化水素、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等の植物由来のワックス並びにロウ類等が挙げられる。固形油は、常温で固形状態にあり、50℃〜150℃の融点を有する。固形油の融点が、50℃未満ではシート状基材表面において層をなす所望の硬さを得られず、150℃を超えると汚れとのなじみが悪くなり、良好な洗浄効果を得られなくなる。固形油は、一種又は二種以上を適宜選択して配合する。油性組成物中の固形油の配合量は、2〜15質量%であり、好ましくは3〜8質量%である。
液体油としては、炭化水素類、油脂類、エステル油類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、脂肪酸類等が挙げられる。具体的には、炭化水素では流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワレン、スクワラン、α−オレフィンオリゴマー、ポリブテン等があり、油脂として、トウモロコシ油、ベニバナ油、ヒマワリ油、アボカド油、米胚芽油、小麦胚芽油、アルモンド油、大豆油、菜種油、胡麻油、ツバキ油、サザンカ油、パーシック油、オリーブ油、茶実油、シソ実油、ミンク油、ヒマシ油、アマニ油、月見草油、ボレッジ油、トリイソオクタン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン)酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル等があり、エステル油としてミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、ステアリン酸オクチル、安息香酸アルキルエステル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、アジピン酸ジイソステアリル、ホホバ油等があり、シリコーン油として低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性シリコーン等があり、フッ素系油類としてパーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン等があり、高級アルコールとしてはオレイルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等があり、脂肪酸としてオレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレン酸等が挙げられ、これらの一種又は二種以上用いることが出来る。油性組成物中の液体油の配合量は、85〜98質量%であり、好ましくは92〜97質量%である。
シート状基材表面に層状をなして固化した油性組成物の安定性を高め、シート状基材の湾曲により亀裂や剥離が生じないように、可塑剤を添加して、柔軟性、加工性を向上させることが望ましい。可塑剤としては、オレイン酸ブチルのような脂肪酸エステル油、ジメチコンポリオールのようなポリエーテル変性シリコーン油などの種々のエステル油を挙げることが出来るが、固形油に前記性質を付与し得るものであれば特に限定されない。特に流動パラフィンは、固形油、液体油の相溶性を良好とし、使用性、硬さ、割れに優れた性質を発揮した。
油性組成物は、シート状基材の一表面にのみ適用し、他表面には適用しないようにするのが好ましいが、両表面に適用しても良い。一表面にのみ適用した場合、他表面に存在する親水化剤である精製水、アルコール等で、被拭き取り表面を払拭することが可能となる。油性組成物の層は、シート状基材の全表面を覆うように形成しても良いが、一部分のみを覆うように形成しても良いことは勿論である。
この発明にかかる拭き取りシートによりメーキャップ化粧料を拭き取った場合、シートの表面に層状に固化している油性組成物の固形油分が、拭き取り時の圧力で崩壊して液状化し、メーク化粧料分と混合して毛細管現象でシート状基材内に吸収されるため、きわめて良好な拭き取り効果を得ることが出来る。更に、油性組成物の層が形成されていないシート状基材の他の表面には、親水化剤である精製水、アルコールが存在するため、この面で更に拭き取ることにより、サッパリ感を高めることが出来る。
メーキャップ化粧料用クレンジングシート
(油性組成物)
・ポリエチレンワックス/マイクロクリスタ
リンワックス(80/20)混合物 6.0質量%
・シリコーン油(エキセコールD5) 84.0 〃
・流動パラフィン 10.0 〃
(シート状基材)
・天然コットンシート(横80mm、縦57mm、重量1.2g)に10%のエチルア ルコール水溶液を含浸させた。
身体用清拭布
(油性組成物)
・ポリエチレンワックス/マイクロクリスタ
リンワックス(60/40)混合物 3.0質量%
・シリコーン油(エキセコールD5) 81.0 〃
・流動パラフィン 16.0 〃
(シート状基材)
・レーヨン不織布(横200mm、縦150mm、重量6.6g)に5%のエチルアル コールを含む下記化粧水を含浸させた。
1.3-ブチレングリコール 6.0質量%
グリセリン 4.0 〃
エチルアルコール 5.0 〃
POE(20)ソルビタンモノラウリンサンエステル 0.5 〃
POE(15)ラウリンアルコールエーテル 0.5 〃
オレイルアルコール 0.1 〃
精製水 83.9 〃
香料 適 量
色材 適 量
図1は、前記実施例1のメーキャップ化粧料用クレンジングシートの製造方法の一例を示す図であり、前記シート状基材(1)を10%アルコール水溶液(2)中に浸漬してアルコール水溶液を含浸させ、シート状基材(1)を親水性にする。このシート状基材(1)の表面に所望の材料で枠囲い(3)を形成し、加熱して溶融状態にした前記油性組成物を、該枠囲い(3)内に注入した後、急冷して油性組成物を固化させて油性組成物の層(4)を形成する。層状に固化した油性組成物は、横40mm、縦27mmのサイズを有している。溶融状態の油性組成物をシート状基材(1)の表面に適用するとき、シート状基材はアルコール水溶液で親水性に保持されているため、溶融した油性組成物(4)がシート状基材(1)内に浸透することなく、表面に層状に存在することとなる。親水化剤の適用は前記含浸に限られるものではなく、スプレー、流し掛け等その他の手段を用いても良いことは勿論である。
図示の場合、溶融した油性組成物はスポイト手段(5)で注入されているが、これはあくまでも実験的な製造手段を例示するにすぎないものであり、如何なる方法、手段によって油性組成物を適用しても良い。例えば、帯状に形成したシート状基材を連続的に走行させ、親水化剤の適用ステージで親水化処理を行い、油性組成物適用ステージで溶融した油性組成物を層状に適用し、冷却ステージで急冷して油性組成物を固化し、切断ステージで所望のサイズに切断し、包装して製品化するような連続的な製造工程を採ることも可能である。又、油性組成物は、図示のようなシート状基材の表面の一部を覆って形成する場合の他、全面を覆うように形成しても良い。全面を覆うように形成する方法は、前記連続的な製造に適するであろう。更に、油性組成物の適用は、ノズルや塗布手段による他、油性組成物を半固化状態にしてシート状化粧料の表面に押し出して積層することも可能であろう。尚、シート状基材を親水化することなく、油性組成物を表面に積層させる場合には、シート基材を4℃以下に予め冷却しておき、冷却したシートの表面に溶融した油性組成物を層状に適用して固化させる方法を採ることが出来る。
表1は、この実施例1の拭き取り物品と従来のクレンジングローションを含浸させたシート及びオイルを含浸させたシートについて、メーキャップ化粧料のメーク落ち効果及び使用感触を対比して評価した結果を示すものであり、本発明品のメーク落ち効果、使用感触はともに良好な結果であった。
Figure 0004104069
尚、表1の従来のクレンジングローションを含浸させたシートは、下記処方例1からなるクレンジングローションをシートに含浸させたものであり、オイル含浸シートは、下記処方例2の液体油を不織布に含浸させたものである。
〔処方例1〕
保 湿 剤:ジプロピレングリコール 6.0質量%
1,3ブチレングリコール 6.0 〃
PEG400 6.0 〃
可溶化剤 :POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 1.0 〃
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー
1.5 〃
清 浄 剤:エタノール 15.0 〃
香 料: 適 量
防 腐 剤: 適 量
精 製 水: 64.5 〃
〔処方例2〕
流動パラフィン 77.0質量%
トリオクタノイン 15.0 〃
スクワラン 5.0 〃
シリコーン 3.0 〃
この発明の製造方法の一例を示す工程図
符号の説明
(1)シート状基材
(2)アルコール水溶液
(3)枠囲い
(4)固化した油性組成物の層
(5)スポイト

Claims (4)

  1. 親水化したシート状基材の片面に、常温で固形状態にあり50℃以上で溶融する固形油を含む油性組成物を、前記シート状基材の内部に浸透させることなく、層状に固化させて拭き取り用物品を作製し、拭き取り時の物理的圧力で前記層状の油性組成物を崩壊して液状化し、該液状化した油性組成物を前記シート状基材に浸透させながら拭き取ることを特徴とする拭き取り用物品。
  2. 油性組成物の成分として、固形油、液体油を含有し、メーキャップ化粧料の拭き取りに用いられることを特徴とする請求項1記載の拭き取り用物品。
  3. 油性組成物の成分として、固形油、液体油を含有し、身体清拭用シートとして用いられることを特徴とする請求項1記載の拭き取り用物品。
  4. シート状基材を親水化し、該親水化したシート状化粧料の片面に常温で固形状態にあり50℃以上で溶融する固形油を含む油性組成物を溶融して適用し、冷却して油性組成物を層状に固化させるようにしたことを特徴とする拭き取り物品の製造方法。
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