JP4103114B2 - バーナ装置 - Google Patents

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Description

バーナ装置に関し、特にガスボンベが装填されてテーブル等に載置されて使用されるいわゆるカセットコンロに用いて好適なバーナ装置に関する。
カセットコンロは、ガス配管設備が不要であり適宜の場所に手軽に持ち運び自在であることから一般家庭ばかりでなく料理店等の業務用或いはアウトドア用にと幅広く用いられている。カセットコンロは、一般に燃焼部と、この燃焼部に隣接して配置されるガスボンベ装填部とからなる全体箱形を呈し、燃焼部に汁受けプレート或いは五徳が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、カセットコンロにおいても、都市ガスやプロパンガスを用いるガステーブルと同様に、燃料ガスと空気とを混合した混合ガスを燃焼させるバーナ装置を備えたものが提供されている。カセットコンロにおいては、ガスボンベから噴射されてガバナ機構により供給状態を制御された燃料ガスと適当量の空気とを混合管内において混合し、この混合ガスをバーナ装置に供給して燃焼する。カセットコンロは、バーナ装置を備えることにより、燃料ガスの効率的な燃焼が行われて高熱量で消費効率の向上が図られるようになる。
出願人は、先に特許文献2によって、バーナ本体に構成した環状のガス流路内において混合ガスが全域に亘って略均一な流速で旋回流となって流れるようにして、各炎孔から火炎が燃焼空間部内に渦巻き状で吹き出すカセッコンロ装置を提供した。かかるカセッコンロ装置においては、五徳上に載置した被加熱体の中心部を効率的に加熱するとともに全周に亘って不完全燃焼の発生を抑制して安定した火炎が生成されることで、燃焼効率の向上と低消費化が図られ好評を博している。
実開昭60−122657号公報 特開2001−349515号公報
ところで、バーナ装置においては、バーナ本体に環状に配列されて形成された各炎孔から火炎が燃焼空間部の中心に向かって吹き出ることから、火炎の先端部が互いにぶっかり合って一部が各炎孔の配置面に対して下方へと向かう現象が生じる。バーナ装置においては、この現象のために被加熱体に向かう火炎が減少して燃焼効率が低下するといった問題があった。
バーナ装置においては、例えば燃焼空間部を大径とすることによって、この燃焼空間部内において上述した火炎の先端部のぶっかり合いの発生を抑制して燃焼効率の向上を図る対応も考慮される。しかしながら、かかるバーナ装置においては、燃焼空間部を大径とすることによってバーナ本体が大型となることから、カセッコンロ装置全体を大型化してしまう。また、かかるバーナ装置においては、例えば小型の被加熱体が用いられた場合に、その中心部に火炎が集中されないために加熱効率の低下や加熱位置のバラツキ等の問題が発生する。
一方、バーナ装置においては、一般にバーナ本体が上下に分割したダイキャスト製の上バーナ半体と下バーナ半体とを組み合わせて構成される。かかるダイキャスト製バーナ装置は、比較的高価であるとともに重量も重くかつ使用に伴う温度上昇による形状変化量も大きい。
したがって、本発明は、燃焼効率のさらなる向上と、小型軽量化を図ったバーナ装置を提供することを目的に提案されたものである。
上述した目的を達成する本発明にかかるバーナ装置は、第1バーナ半体と、第2バーナ半体と、内部バーナリング部材と、セパレータ部材とを備える。第1バーナ半体は、燃焼空間部に環状に開口する炎口の上方部位を構成する開口部が形成された天井部と、この天井部の外周縁に全周に亘って形成された外周壁部と、この外周壁部に接線方向に突出して形成された混合ガス供給管半体部とを有するプレス加工品からなる。第2バーナ半体は、第1バーナ半体の開口部と対向され燃焼空間部に二次空気を供給する筒状の二次空気取入れ筒部を一体に形成した底面部と、この底面部の外周縁に全周に亘って形成された外周壁部と、この外周壁部に接線方向に突出して形成された混合ガス供給管半体部とを有し、相対するそれぞれの外周壁部と混合ガス供給管半体部とを突き合わせて第1バーナ半体に組み合わされることによって、内部に環状の混合ガス流路が設けられるとともにこの混合ガス流路と接線方向に連通する混合ガス供給路が内部に設けられた混合ガス供給管部を一体に連設したバーナ本体部を構成するプレス加工品からなる。内部バーナリング部材は、第1バーナ半体の開口部と略同径とされて炎口の下方部位を構成する上方開口部と、この上方開口部の周回りに第1バーナ半体の外周壁部と略同径とされて形成されるとともに円周方向に対して互いに等間隔とされた多数個のガス供給孔が形成された隔壁フランジ部とを有し、下方開口部位を第2バーナ半体に組み合わすことにより隔壁フランジ部が各ガス供給孔を介して混合ガス流路と連通して混合ガス供給管部から供給される混合ガスの圧力を全域に亘って均圧化させる環状の均圧空間部を構成するとともに、この均圧空間部を介して第1バーナ半体の天井部との間の内周側に全周に亘って開口して燃焼空間部に混合ガスを吹き出させる環状炎口を構成するプレス加工品からなる。セパレータ部材は、内径が第1バーナ半体の開口部と略同径とされた開口部を有し、第1バーナ半体の天井部と内部バーナリング部材の隔壁フランジ部との間に介挿して設けられることによって第1バーナ半体と内部バーナリング部材との間に構成される炎口を全周に亘って上部炎口と下部炎口とに区割りする環状のプレス加工品からなる。
バーナ装置は、第1バーナ半体の天井部の開口部に沿った内面と、内部バーナリング部材の開口部に沿った隔壁フランジ部の内面と、セパレータ部材の開口部に沿った上下面とに相対位置して複数の凸部をそれぞれ一体に形成し、これら凸部が第1バーナ半体と内部バーナリング部材を組み合わせた状態で突き当てられて炎口を円周方向の長さがほぼ等しくかつ燃焼空間部に対して所定の角度を付された複数の円弧状の炎口スリットに区割りするとともに均圧空間部内のガス流路を部分的に狭くさせて当該箇所において混合ガスに負圧を生じさせる流れ制御部を構成する。バーナ装置は、混合ガス供給管部から供給されて均圧空間部内を均圧化されて流れる混合ガスを、各炎口スリットからそれぞれの下流側よりも上流側での吹出し量が多く所定の角度を以って燃焼空間部に吹き出させることにより旋回火炎となって燃焼させる
バーナ装置においては、混合ガス供給管部内に燃料ガスに一定量の一次空気を混合した混合ガスが供給され、この混合ガスが混合ガス供給路から混合ガス流路内へと接線方向から供給される。バーナ装置においては、混合ガスが混合ガス流路内において旋回流となって流れるとともにこの混合ガス流路内から内部バーナリング部材に設けた各ガス供給孔を介して均圧空間部内へと流入することによって、この均圧空間部内において旋回習性を以って流れる。
バーナ装置においては、内部バーナリング部材によって混合ガス流路と区分された均圧空間部内へと導くことによって、混合ガスを円周方向の全域に亘って圧力の均圧化を図るようにする。バーナ装置においては、流れ制御によって開口長が等しく構成された各炎口スリットから、混合ガスをそれぞれ均一な圧力で燃焼空間部内に吹き出させるようにする。バーナ装置においては、均圧空間部内において旋回習性を以って流れる混合ガスが、流れ制御を介して各炎口スリットから所定の角度を以って燃焼空間部内へと吹き出るようにする。バーナ装置においては、各炎口スリットから均圧化されて所定の角度を以って吹き出す混合ガスが、燃焼空間部内において中心方向に向かう火炎長を短縮化された上方へと向かう渦流火炎を生成して燃焼空間部内に二次空気を効率的に吸い上げて安定した状態で燃焼する。
バーナ装置は、流れ制御が、上述したように第1バーナ半体の天井部と内部バーナリング部材の隔壁フランジ部の内面とセパレータ部材の開口部に沿った上下面とに相対位置して一体に形成されて相手側の対向面に突き当てられる複数の凸部によって構成される。バーナ装置によれば、これら凸部の個数や大きさ等を適宜設定する簡易な対応により、例えばカセットコンロの熱量仕様等を多様に設定することが可能でありまた効率的な燃焼が行われるようになる。バーナ装置においては、より簡易な形状の部材に簡易な形状の凸部を形成して流れ制御部を構成したことによって第1バーナ半体や内部バーナリング部材の簡易化が図られるようにするとともに、例えばカセットコンロの熱量仕様等を多様に設定することが可能でありまた効率的な燃焼が行われるようになる。
バーナ装置においては、セパレータ部材によって各炎口スリットが全周に亘って上下2層に区割りされることにより、混合ガスの燃焼空間部内への吹出し圧を保持した開口面積の大きな炎口を構成して燃焼効率の向上が図られるようにする。
以上のように構成された本発明にかかるバーナ装置によれば、バーナ本体を構成する第1バーナ半体と第2バーナ半体に内部バーナリング部材とセパレータ部材を組み合わせて混合ガス流路と連通する均圧空間部と炎口を多数個の炎口スリットに区割りする流れ制御とを構成するようにしたことから、ほぼ等しい圧力を以って混合ガスが開口長の等しい各炎口スリットから燃焼空間部内に所定の角度を付されて吹き出されて旋回火炎となって燃焼する。本発明にかかるバーナ装置によれば、混合ガスがバーナ本体の全周に亘って不完全燃焼の発生を抑制されて安定した状態で燃焼され、燃焼効率の向上が図られるようになる。本発明にかかるバーナ装置によれば、混合ガスが燃焼空間部内において旋回火炎となって燃焼することから、小径化されたバーナ本体であっても火炎の先端部がぶっかり合って下方へと向く現象が抑制されて被加熱体に対してその中心部に火炎が効率的にあたるようになる。本発明にかかるバーナ装置によれば、炎口を構成する部材について高寸法精度を要せず、開口寸法のバラツキも低減されることによって、コスト低減と生産性の向上を図って高精度に製作される。本発明にかかるバーナ装置によれば、燃焼効率の向上が図られるとともに装置の小型化、軽量化を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として示すバーナ装置1は、図1に示すようにカセットコンロ2に備えられる。カセットコンロ2は、全体箱形を呈して一方側にガスボンベ3が装填されるガスボンベ装填部4が設けられるとともに、このガスボンベ装填部4と仕切り板を介して燃焼部5が隣り合って設けられている。カセットコンロ2は、カバー部材6によって開閉されるガスボンベ装填部4内に詳細を省略するボンベチャッキング機構7やガバナ機構8或いは燃焼部5に設けた点火プラグ9を点火させるとともに、燃料ガスの供給量を調整するツマミ10が設けられている。
カセットコンロ2には、燃焼部5に、汁受けプレート11や五徳12が組み付けられるとともに、詳細を後述するバーナ装置1や点火プラグ9或いはボンベチャッキング機構7を駆動する操作レバー13が設けられている。汁受けプレート11には、中央部にバーナ装置1を外方へと臨ませて後述する燃焼空間部14に対向する円形の開口部11aが設けられている。点火プラグ9は、燃焼空間部14に突出されている。
バーナ装置1は、図2乃至図4に示すように、環状のバーナ本体部15に対して接線方向に突出された混合ガス供給管部16が一体に形成されてなり、詳細を省略するカセットコンロ2の燃焼部5に設けた図示しないシャーシ上に水平状態で設置される。バーナ装置1は、バーナ本体部15の高さ方向の内周空間部が筒状の燃焼空間部14を構成し、この燃焼空間部14を図1に示すように開口部11aに臨ませて外周部位が汁受けプレート11によって覆われる。バーナ装置1は、混合ガス供給管部16が、ガスボンベ装填部4内のガバナ機構8から引き出された図示しないガス供給管と一次空気吸引ダンパを介して接続される。
一次空気吸引ダンパは、詳細を省略するが燃料ガスの流速によって生じる負圧により管内に一次空気を取り入れて混合ガスを生成する。バーナ装置1は、一次空気吸引ダンパを介して混合ガス供給管部16内に供給された混合ガスが、この混合ガス供給管部16を介してバーナ本体部15内に供給される。バーナ装置1は、バーナ本体部15から燃焼空間部14内へと吹き出した混合ガスを、この燃焼空間部14において上方へと向かう渦流火炎を生成して燃焼させる。
バーナ装置1は、図2及び図3に示すようにバーナ本体部15と混合ガス供給管部16とが、上下に分割された詳細を後述する第1バーナ半体17と第2バーナ半体18とを互いの外周部位を全周に亘って突き合わせて組み合わせることによって構成される。バーナ装置1は、これら第1バーナ半体17及び第2バーナ半体18からなるバーナ本体部15の内部に組み合わされる内部バーナリング部材19及びセパレータ部材20とを備える。バーナ装置1は、これら構成部材17乃至20が例えば防錆処理を施した鋼板やステンレス板にプレス加工を施してそれぞれ後述する形状に形成されることによって、従来の一般的なバーナ装置に用いられるダイキャスト部品と比較して低コスト化、軽量化或いは高耐熱特性を図って形成される。
バーナ装置1は、バーナ本体部15が中央部に高さ方向に貫通する内部空間部を燃焼空間部14とする全体環状を呈しており、図3及び図4に示すようにその内部を内部バーナリング部材19によって上下に区分して詳細を後述する環状の混合ガス流路21と均圧空間部22とを構成してなる。バーナ装置1においては、第1バーナ半体17と内部バーナリング部材19との間に均圧空間部22を燃焼空間部14に対して全周に亘って開口させる環状の炎口23が構成される。
バーナ装置1は、詳細を後述するように炎口23がそれぞれ開口長を互いに等しくされた円弧状の複数の炎口スリット24a〜24f(以下、炎口スリット24と総称する。)に区割りしてなる。バーナ装置1は、炎口23が、第1バーナ半体17と内部バーナリング部材19との間に介挿されるセパレータ部材20によって、図4に示すように全周に亘って上部炎口23aと下部炎口23bとに区分されてなる。
バーナ装置1においては、図3に示すように、混合ガス流路21が第1バーナ半体17と第2バーナ半体18及び内部バーナリング部材19によって、バーナ本体部15の内部に環状流路として構成される。混合ガス流路21は、混合ガス供給管部16から供給された混合ガスが図2において反時計方向に旋回しながら流れるようにする。混合ガス流路21は、後述する第2バーナ半体18の構造によって混合ガス供給路25との連通部21aから混合ガスの流れ方向に向かって次第に断面積が次第に絞られた構造となっており、混合ガスが流れ方向の前方位置においても流速を保持されるようにする。バーナ装置1においては、混合ガス流路21内において混合ガスを全域に亘ってほぼ均一な流速で旋回流となって流れるようにするとともに、炎口23から直接吹き出させずに一旦均圧空間部22内へと導くようする。
バーナ装置1においては、図3及び図4に示すように、均圧空間部22が第1バーナ半体17と内部バーナリング部材19とにより環状空間部として構成される。均圧空間部22は、内部バーナリング部材19に形成された詳細を後述する多数個のガス供給孔43を介して混合ガス流路21と全周に亘って連通されており、混合ガス流路21内から混合ガスが流れ込む。バーナ装置1においては、上述した流れ方向に対して流速を保持する構成によってもなお混合ガス流路21内を多少の流速変化を生じて流れる混合ガスを均圧空間部22内へと導くことによって、全周に亘って安定した状態として圧力の均圧化を図って炎口23から吹き出るようにする。
バーナ装置1においては、図3に示すように第1バーナ半体17と内部バーナリング部材19とセパレータ部材20とによって環状開口部からなる炎口23を構成してなる。炎口23は、上述したように上部炎口23aと下部炎口23bの上下に区分されるとともに燃焼空間部14の開口縁に沿って配置された複数の流れ制御部26a〜26f(以下、流れ制御部26と総称する。)によって複数の円弧状の炎口スリット24に区割りされてなる。各流れ制御部26は、詳細を後述するが第1バーナ半体17と内部バーナリング部材19及びセパレータ部材20の炎口23に沿ってそれぞれ形成された部位によって構成され、図2に示すように炎口23を円周方向に対してそれぞれ開口長を等しくされた複数の炎口スリット24に区割りする。
バーナ装置1においては、上述したように混合ガス流路21から均圧空間部22内に導かれた混合ガスが全周に亘って圧力の均圧化が図られるとともに開口長を等しくされた各炎口スリット24から燃焼空間部14内へと吹き出ることによって、混合ガスが燃焼空間部14内において安定した状態で燃焼するようになる。バーナ装置1においては、構成各部材がさほどの高寸法精度を要せずに上述した炎口23を構成するとともに、組立後の開口精度のバラツキ調整操作も不要とされることにより生産性の向上が図られる。
バーナ装置1においては、均圧空間部22内を旋回して流れる混合ガスが、炎口23に沿って等間隔に設けた各流れ制御部26に当たることによって流速に変化を生じさせる。バーナ装置1においては、混合ガスが例えば第1流れ制御部26aに当たって第2流れ制御部26bへと流れることによって、流路が狭くなる第1流れ制御部26aを通過した箇所において負圧が生じることで圧力が小さくなる。バーナ装置1においては、混合ガスが第1流れ制御部26aから第2流れ制御部26bへと向って流れるにしたがって圧力が次第に大きくなる。バーナ装置1においては、円弧状の炎口スリット24aから吹き出る混合ガスの量が、下流側で少なくかつ上流側で多くなる。
したがって、バーナ装置1においては、図5に示すように火炎が燃焼空間部14内において各炎口スリット24から角度を付されて炎口23の内周壁に沿って内部へと吹き出すことによって、この燃焼空間部14の中心方向の火炎長をそれぞれ短縮化される。また、バーナ装置1においては、炎口23が燃焼空間部14に上向きに開口されることにより図6に示すように上方へと向かう渦流火炎となって燃焼し、二次空気取入れ筒部36の下部開口部36bから燃焼空間部14内に二次空気を効率的に吸い上げて安定した状態で効率よく燃焼が行われるようになる。
バーナ装置1においては、図5に示すように各炎口スリット24から吹き出る火炎が各流れ制御部26の付近において圧力が小さいことから火炎長が小さく、進行方向の先端側で圧力が大きいことから火炎長が大きくなる。バーナ装置1においては、混合ガスが渦流火炎となって燃焼することで、火炎長が小さい各流れ制御部26の付近の火炎に対して進行方向の手前側の火炎の先端が重なり合って補完し、全周に亘ってほぼ均等な火炎長の火炎を以って燃焼が行われるようになる。
バーナ装置1においては、上述したように炎口23がセパレータ部材20によって全周に亘って上部炎口23aと下部炎口23bとに区分されて燃焼空間部14に対して大きな開口面積を保持されることで、大量の混合ガスを吹き出すことが可能なように構成されている。また、バーナ装置1においては、セパレータ部材20によって各炎口スリット24がそれぞれ開口寸法が絞られた構造となっており、各炎口スリット24から燃焼空間部14内へと吹き出す混合ガスの吹出し圧が保持されている。したがって、バーナ装置1においては、かかる構造によって各炎口スリット24から大量の混合ガスを安定した状態で燃焼空間部14内へと吹き出して、図6に示すようにこの燃焼空間部14内において旋回火炎を生成して燃焼効率の向上が図られている。
バーナ装置1においては、混合ガス供給管部16が先端部を太径に形成され、一次空気吸引ダンパ側の接続管との接続部を構成してなる。バーナ装置1には、混合ガス供給管部16内に、連通部21aにおいてバーナ本体部15の混合ガス流路21と連通する混合ガス供給路25が形成されている。バーナ装置1は、詳細を後述するように環状のバーナ本体部15に混合ガス供給管部16が接線方向に一体に突出形成されることによって、環状の混合ガス流路21に対してその接線方向に混合ガス供給路25が連通される。
バーナ装置1においては、混合ガス供給管部16が一次空気吸引ダンパの接続管と接続されており、その混合ガス供給路25からバーナ本体部15の混合ガス流路21内に混合ガスが接線方向から吹き込まれる。バーナ装置1は、混合ガス供給路25から吹き込まれる混合ガスが混合ガス流路21内を図2において反時計方向に旋回流となって流れ、この混合ガス流路21から均圧空間部22へと供給される。バーナ装置1は、均圧空間部22から各炎口スリット24を介して吹き出される混合ガスが、上述したように燃焼空間部14において図6に示すように上昇方向の渦流火炎を生成して燃焼する。バーナ装置1は、この渦流火炎によって第2バーナ半体18の底面側から燃焼空間部14内に二次空気が吸い込まれて効率的な燃焼が行われるようになる。
第1バーナ半体17は、図7に示すようにバーナ本体部15の上部半体部位を構成する略円環状の外形を呈する天井部27と、この天井部27の外周縁に沿って一体に立ち上がり形成された外周壁部28と、この外周壁部28の一部に接線方向に突出して一体に形成された混合ガス供給管半体部29とからなる。第1バーナ半体17には、天井部27の中央領域に、円形の開口部30が形成されている。第1バーナ半体17は、構成各部が上下方向の曲げ部位によって構成されることから、比較的簡易な構造のプレス金型を用いて高精度にかつ低コストで形成することが可能である。
第1バーナ半体17は、天井部27の開口部30を囲む周辺領域が開口部30から外周側に向かって次第に下方へと傾斜するように形成されることによって、燃焼空間部14に対して上向きに開口する炎口23を構成する。第1バーナ半体17には、天井部27に開口部30の開口縁に沿って、互いに円周方向に対してそれぞれ等間隔に位置された複数の凸部31a〜31f(以下、凸部31と総称する。)が内方側に押し出されて形成されている。第1バーナ半体17には、外周壁部28の先端部位に、全域に亘ってフランジ部32が一体に形成されている。なお、フランジ部32には、詳細を省略するが、後述する第2バーナ半体18との組み合わせに際して、位置決めを行うための位置決めダボや位置決め孔が適宜形成されている。
第1バーナ半体17は、天井部27と外周壁部28とがバーナ本体部15の上方半体部位を構成する。第1バーナ半体17は、天井部27と外周壁部28との間に内周側と底面側とが開放された環状の空間部を形成し、上述した各部材を組み合わすことによってこの空間部が上下に区分されて混合ガス流路21と均圧空間部22とを構成する。第1バーナ半体17は、開口部30が、上述した燃焼空間部14に環状に開口する炎口23の上方部位を構成するとともに、各凸部31が図3及び図4に示すようにセパレータ部材20に突き合わされて上述した混合ガスの流れを制御する流れ制御部26の上方部位を構成する。
第1バーナ半体17は、混合ガス供給管半体部29が断面略半円弧状に形成され、内部空間の一端側を天井部27と外周壁部28とによって構成された内部空間と連通されるとともに他端側が一次空気吸引ダンパのガス供給管との接続部を構成する。混合ガス供給管半体部29は、図7に示すように内部空間が途中部位の内径を絞られて混合ガスの流速を高めるように構成されている。
以上のように構成された第1バーナ半体17は、フランジ部32を後述する第2バーナ半体18側のフランジ部37と突き合わされるとともにその外周縁を全域に亘って内方へと折曲してかしめ加工が施されることにより、この第2バーナ半体18と一体化される。なお、第1バーナ半体17には、混合ガス供給管半体部29にもその外周縁の全域に亘ってフランジ部32が延長して一体に形成されており、このフランジ部32が第2バーナ半体18側の混合ガス供給管半体部35のフランジ部37と突き合わされてかしめ加工が施されることにより上述した混合ガス供給管部16を一体に構成する。
第2バーナ半体18も、図8に示すようにバーナ本体部15の下部半体部位を構成する略円環状の外形を呈する底面部33と、この底面部33の外周縁に沿って一体に立ち上がり形成された外周壁部34と、この外周壁部34の一部に接線方向に突出して一体に形成された混合ガス供給管半体部35とからなる。第2バーナ半体18には、底面部33の中央部に位置して円筒状の二次空気取入れ筒部36が一体に立設されている。第2バーナ半体18には、外周壁部34の先端部位に、全域に亘ってフランジ部37が一体に形成されている。
二次空気取入れ筒部36は、その外径を第1バーナ半体17の開口部30の内径よりも小径に形成されるとともに、外周壁部34よりも長軸に形成されている。二次空気取入れ筒部36は、第2バーナ半体18が第1バーナ半体17と組み合わされた状態において、その上部開口部36aが第1バーナ半体17側の開口部30に対して同心円を構成して臨ませられる。なお、二次空気取入れ筒部36は、図3に示すようにその下部開口部36bが燃焼空間部14の下方部位を構成して二次空気の吸い込み口を構成する。
第2バーナ半体18は、底面部33と外周壁部34とがバーナ本体部15の下方半体部位を構成する。第2バーナ半体18は、底面部33と外周壁部34及び二次空気取入れ筒部36との間に上方部が開放された環状の空間部を形成し、この空間部が第1バーナ半体17と組み合わされることにより混合ガス流路21を構成する。第2バーナ半体18は、底面部33が第1バーナ半体17の天井部27とほぼ同径に形成されるとともに、フランジ部37が全域に亘って第1バーナ半体17のフランジ部32とほぼ同形に形成されている。
第2バーナ半体18は、底面部33が、図8に示すように混合ガス供給管半体部35との連通部位から反時計方向に向かって次第に底上げした構造とされることにより、外周壁部34との間に構成する環状空間部の断面積が次第に小径となるように形成されている。第2バーナ半体18は、この底面部33によって、上述したように混合ガス流路21が混合ガスの流れ方向に向かって次第に絞られた構造とすることにより流れ方向の前方位置においても流速を保持されるようにする。
第2バーナ半体18も、混合ガス供給管半体部35が断面略半円弧状に形成され、内部空間の一端側を底面部33と外周壁部34とによって構成された内部空間と連通されるとともに他端側が一次空気吸引ダンパのガス供給管との接続部を構成する。混合ガス供給管半体部35は、図8に示すように内部空間が途中部位の内径を絞られている。なお、第2バーナ半体18には、第1バーナ半体17側のフランジ部32に形成した位置決めダボや位置決め孔に対向して、位置決め孔や位置決めダボが適宜形成されている。
以上のように構成された第2バーナ半体18は、フランジ部37を第1バーナ半体17側のフランジ部32と突き合わされてその外周縁を全域に亘ってかしめ加工が施されることにより、この第1バーナ半体17と一体化される。なお、第2バーナ半体18にも、混合ガス供給管半体部35に外周縁の全域に亘ってフランジ部37が延長して一体に形成されており、このフランジ部37が第1バーナ半体17側の混合ガス供給管半体部29のフランジ部32と突き合わされてかしめ加工が施されることにより上述した混合ガス供給管部16を一体に構成する。なお、第2バーナ半体18も、構成各部が上下方向の曲げ部位によって構成されることから、比較的簡易な構造のプレス金型を用いて高精度にかつ低コストで形成することが可能である。
第2バーナ半体18は、二次空気取入れ筒部36に内部バーナリング部材19を組み合わせるとともに、この内部バーナリング部材19に対してセパレータ部材20を組み合わせた後に、第1バーナ半体17との組み合わせ工程が行われる。内部バーナリング部材19は、図9及び図10に示すように、円筒状の本体筒部38と、この本体筒部38の上部開口部38aの周回りに全周に亘って一体に形成された隔壁フランジ部39と、本体筒部38の下部開口部38bに一体に連設された筒状の嵌合部40とから構成される。
内部バーナリング部材19は、本体部38が上部開口部38aから下部開口部38bに向かって次第に小口径とするようにテーパが付されて形成されている。内部バーナリング部材19は、本体部38の上部開口部38aの開口径が、第1バーナ半体17の開口部30の内径とほぼ同径に形成されている。内部バーナリング部材19は、本体部38の下部開口部38bの開口径が、第2バーナ半体18の二次空気取入れ筒部36の外径よりもやや大径に形成されている。
内部バーナリング部材19は、隔壁フランジ部39がその外径を第1バーナ半体17の外周壁部28の内径とほぼ同径に形成されている。隔壁フランジ部39は、図9及び図10に示すように、上部開口部38aから外周側に向かって次第に下方に傾斜する環状の炎口隔壁部39aと、この炎口隔壁部39aと垂直壁部39bを介して段落ちされて連設された隔壁部39c及び外周フランジ部39dとから構成されている。隔壁フランジ部39は、炎口隔壁部39aの傾斜角度が第1バーナ半体17の開口部30を囲む天井部27の傾斜角度とほぼ等しく形成されている。
隔壁フランジ部39には、互いに円周方向に対してそれぞれ等間隔に位置された複数の凸部41a〜41f(以下、凸部41と総称する。)が上方側に押し出されて形成されている。なお、凸部41には、図9に示すように1個おきにセパレータ部材20を位置決めする小凸部42a〜42cが形成されている。隔壁フランジ部39には、隔壁部39cに全周に亘って円周方向に対して互いに等間隔に位置して多数個のガス供給孔43a〜43n(以下、ガス供給孔43と総称する。)が形成されている。
内部バーナリング部材19は、嵌合部40が第2バーナ半体18の二次空気取入れ筒部36の内径とほぼ等しい外径とされ、段部を介して本体筒部38の下部開口部38bと一体に連設されてなる。なお、内部バーナリング部材19も、構成各部が上下方向の曲げ部位によって構成されることから、比較的簡易な構造のプレス金型を用いて高精度にかつ低コストで形成することが可能である。
以上のように構成された内部バーナリング部材19は、図3に示すように嵌合部40を二次空気取入れ筒部36の上部開口部36aに嵌合することによって、第2バーナ半体18と組み合わされる。内部バーナリング部材19は、第1バーナ半体17と第2バーナ半体18とが組み合わされた状態において、本体筒部38の上部開口部38aが第1バーナ半体17の開口部30と同心円を構成して臨ませられる。内部バーナリング部材19は、隔壁フランジ部39の炎口隔壁部39aが第1バーナ半体17の開口部30を囲む天井部27と所定の対向間隔を以って対向することによって燃焼空間部14に対して環状に開口する炎口23の下方部位を構成する。
内部バーナリング部材19は、隔壁フランジ部39に形成された各凸部41を、各凸部31と対向させるようにして第1バーナ半体17と組み合わされる。第1バーナ半体17の各凸部31と内部バーナリング部材19の各凸部41は、後述するセパレータ部材20を介して突き合わされることによって、上述したように炎口23を複数の炎口スリット24に区割りして混合ガスの流れを制御する流れ制御部26を構成する。
内部バーナリング部材19は、図3に示すように隔壁フランジ部39の外周フランジ部39dが第1バーナ半体17の外周壁部28の内周面に突き当てられる。内部バーナリング部材19は、隔壁フランジ部39の隔壁部39cが、炎口23の外方領域に全周に亘って環状空間部からなる上述した均圧空間部22を混合ガス流路21と区割りしてその上部に構成する。内部バーナリング部材19は、隔壁部39cに形成した多数個のガス供給孔43によって均圧空間部22と混合ガス流路21とを連通させて、混合ガスが混合ガス流路21から均圧空間部22内へと供給されるようにする。
なお、内部バーナリング部材19は、混合ガス流路21内を旋回流で流れる混合ガスが均圧空間部22内においても旋回流の方向性を以って流れるようにするために、各ガス供給孔43がその孔壁を下流側から上流側に向かったテーパ付孔で構成するようにしてもよい。また、内部バーナリング部材19は、各ガス供給孔43を中心方向に傾斜が付された円弧状の長孔で構成するようにしてもよい。内部バーナリング部材19は、燃焼仕様に応じて各ガス供給孔43の内径や個数が適宜設定されて、混合ガス流路21から均圧空間部22内に適量の混合ガスが供給されるようにする。
内部バーナリング部材19には、隔壁フランジ部39上にセパレータ部材20が組み合わされる。セパレータ部材20は、図11に示すように開口部44を有する環状に形成されるとともに、図3に示すように内周部位から外周部位に向かって次第に下方に向かう傾斜が付されて形成されている。セパレータ部材20には、図4及び図11に示すように円周方向に対して所定の間隔を以って複数個の位置決め孔45が形成されている。各位置決め孔45は、セパレータ部材20が内部バーナリング部材19に組み合わされた状態において図4に示すように小凸部42が相対嵌合することにより、セパレータ部材20を位置決めする。
セパレータ部材20は、外径が内部バーナリング部材19の炎口隔壁部39aの外径とほぼ等しく形成されるとともに、開口部44がその内径を第1バーナ半体17の開口部30とほぼ同径に形成されている。セパレータ部材20は、上述した傾斜の角度が第1バーナ半体17の天井部27や内部バーナリング部材19の炎口隔壁部39aの傾斜角度とほぼ等しく形成されている。セパレータ部材20は、第1バーナ半体17と内部バーナリング部材19との間に介挿されて組み合わされた状態において、内部バーナリング部材19に対して開口部44が本体筒部38の上部開口部38aと同心円を構成する。
セパレータ部材20は、第1バーナ半体17の天井部27と内部バーナリング部材19の炎口隔壁部39aとの間に互いに平行なスリットを構成して、上述したように炎口23を上部炎口23aと下部炎口23bとに区分する。また、セパレータ部材20は、図4に示すように第1バーナ半体17の天井部27に形成した凸部31と内部バーナリング部材19の炎口隔壁部39aに形成した凸部41とによって挟まれてこの部位を閉塞して各流れ制御部26を構成することで、炎口23を円周方向に区割りしてそれぞれの間において円弧状の炎口スリット24を形成する。
バーナ装置1においては、第1バーナ半体17と内部バーナリング部材19との間に大きな間隔を設定して、これらの間に例えば図12に示すように2枚のセパレータ部材20A、20Bを積層状態で介挿するようにしてもよい。バーナ装置1においては、かかる構造を備えることによって開口面積を大きくするとともに混合ガスの吹出し圧を保持した3層構造の炎口23を構成することが可能となる。
また、バーナ装置1においては、上述した2枚のセパレータ部材20A、20Bを備える場合に、図13に示すように第1バーナ半体17と対向する側の主面に複数個の第1の凸部45a〜45cを一体に形成するとともに内部バーナリング部材19と対向する側の主面に複数個の第2の凸部46a〜46cを一体に形成したセパレータ部材20A、20Bを備えるようにしてもよい。バーナ装置1においては、これら第1の凸部45a〜45cと第2の凸部46a〜46cによってセパレータ部材20A、20Bとの間に構成されるスリット内に流れ制御部26が構成されるようになる。なお、バーナ装置1においては、かかるセパレータ部材20A、20Bを備えることによって、第1の凸部45a〜45cや第2の凸部46a〜46cが第1バーナ半体17側の凸部31や内部バーナリング部材19側の凸部41の機能を奏することで、これらを不要とすることも可能である。
バーナ装置1においては、セパレータ部材20Aの第1の凸部45a〜45cとセパレータ部材20Bの第2の凸部46a〜46cとを例えば図13に示すように円周方向に位置をずらして組み合わせることによって、炎口23に多数の流れ制御部26を構成することが可能となる。なお、バーナ装置1においては、例えばセパレータ部材20をリボン折りした形状とすることによって炎口23を多数に分割することが可能となる。
上述した構成部材を備えるバーナ装置1は、第2バーナ半体18に対して内部バーナリング部材19が、二次空気取入れ筒部36の上部開口部36aに嵌合部40を嵌合することによって組み合わされる。バーナ装置1は、この組立体が、第2バーナ半体18の底面部33の中央領域に位置して内部バーナリング部材19からなる筒状部位が立ち上がる形状を呈する。
バーナ装置1においては、この組立体に対してセパレータ部材20が、内部バーナリング部材19の隔壁フランジ部39上に重ね合わされて組み合わされる。バーナ装置1においては、セパレータ部材20が、各位置決め孔45に凸部41がそれぞれ相対嵌合されることによって開口部44を二次空気取入れ筒部36の上部開口部36aと同心円を構成して組み合わされる。
バーナ装置1においては、第2バーナ半体18と内部バーナリング部材19及びセパレータ部材20との組立体に対して、第1バーナ半体17が組み合わされる。バーナ装置1においては、第1バーナ半体17のフランジ部32と第2バーナ半体18のフランジ部37とが全域に亘って互いに突き合わされ、これらフランジ部32、37にかしめ加工を施すことによって第1バーナ半体17と第2バーナ半体18とが一体化されてバーナ本体部15と混合ガス供給管部16とが形成される。
バーナ装置1においては、第1バーナ半体17の外周壁部28の内周面に内部バーナリング部材19の隔壁フランジ部39の外周縁とが全域に亘って突き合わされることによって、バーナ本体部15の内部に混合ガス流路21と均圧空間部22とが区割りされて形成される。バーナ装置1においては、第1バーナ半体17の開口部30と内部バーナリング部材19の本体筒部38の上部開口部38aとセパレータ部材20の開口部44とが互いに同心円とされて組み合わされて燃焼空間部14の上部開口を構成する。
バーナ装置1においては、第1バーナ半体17の天井部27と内部バーナリング部材19の炎口隔壁部39aとが高さ方向に対して所定の間隔を以って対向して、燃焼空間部14に対して均圧空間部22を環状に開口させる炎口23を構成する。バーナ装置1においては、第1バーナ半体17と内部バーナリング部材19との間に介在するセパレータ部材20が、炎口23を全周に亘って上部炎口23aと下部炎口23bの2層に区分する。
バーナ装置1においては、第1バーナ半体17の凸部31と内部バーナリング部材19の凸部41とがセパレータ部材20を挟み込むようにして突き合わされることによって、互いに等間隔に位置して炎口23の一部を閉塞する複数の流れ制御部26を構成する。バーナ装置1においては、各流れ制御部26によって炎口23が円周方向に対して互いに開口長が等しい複数の炎口スリット24に区割りする。
以上の工程を経て製作されたバーナ装置1は、カセットコンロ2の燃焼部5に設置されて、混合ガス供給管部16が一次空気吸引ダンパと接続される。バーナ装置1には、一次空気吸引ダンパにおいてガスボンベ3から供給される燃料ガスと一次空気が混合された混合ガスが混合ガス供給管部16からバーナ本体部15内に供給される。バーナ装置1においては、混合ガスが、バーナ本体部15内に形成された混合ガス流路21内を旋回流となって流れて均圧空間部22内へと供給され、この均圧空間部22から炎口23を介して燃焼空間部14内に所定の角度を以って吹き出される。
バーナ装置1においては、ツマミ10が操作されて点火プラグ9がスパークすることによって燃焼空間部14内の混合ガスが着火し、燃焼空間部14内において旋回火炎を生成して燃焼する。バーナ装置1においては、各炎口スリット24から均一な圧力で吹き出される混合ガスが、燃焼空間部14内において上昇方向の渦流火炎を生成して燃焼することで、第2バーナ半体18の底面側から燃焼空間部14内に二次空気を吸い込んで効率的な燃焼が行われる。バーナ装置1においては、燃焼空間部14内において渦流火炎の先端部が互いにぶつかり合うことは無く、非加熱体の中央部を効率的に加熱する。
なお、バーナ装置1においては、上述したように第1バーナ半体17と内部バーナリング部材19とセパレータ部材20とによって上部炎口23aと下部炎口23bとに上下方向に区分けするとともに複数個の円弧状炎口スリット24とに区割りした炎口23を構成するようにしたが、かかる構成に限定されるものでは無いことは勿論である。バーナ装置1においては、第1バーナ半体17の凸部31と内部バーナリング部材19の凸部41とを直接突き合わせることによって、炎口23を複数の炎口スリット24に区割りする流れ制御部26を構成するようにしてもよい。
第2の実施の形態として図14及び図15に示したバーナ装置50は、セパレータ部材51に、第1バーナ半体17の天井部27の内面に形成した凸部31に代えて内部バーナリング部材19の凸部41と共同して流れ制御部52を構成する凸部53が形成された構造に特徴を有している。なお、バーナ装置50は、基本的な構成を上述したバーナ装置1と同様とすることから各部材及びそれぞれの対応部位には同一符号を付すことによって説明を省略する。
第1バーナ半体17は、天井部27が全体として平坦に形成されることによって、炎口23の上部を構成する開口部30が全周に亘って歪みの発生を低減されて高精度に形成されるようになり、炎口23から安定した火炎が吹き出るようになる。第1バーナ半体17は、金型も簡易化されるとともに歩留まりの向上も図られることによって、コストの低減が図られるようになる。
セパレータ部材51も、基本的な構成を上述したセパレータ部材20と同様とし、外径が内部バーナリング部材19の炎口隔壁部39aの外径とほぼ等しく形成されるとともに開口部54がその内径を第1バーナ半体17の開口部30とほぼ同径とされた全体が環状を呈している。セパレータ部材51にも、開口縁から外周縁に向かって次第に下方へと傾斜する傾斜角度が付されており、この傾斜角度が第1バーナ半体17の天井部27や内部バーナリング部材19の炎口隔壁部39aに付された傾斜とほぼ同等とされている。
セパレータ部材51には、図15に示すようにその上面側に突出する複数の凸部53が一体に形成されている。各凸部53は、内部バーナリング部材19側の各凸部41と対向してそれぞれ円周方向に対して互いに等間隔に位置して形成されている。各凸部53は、それぞれ直径方向を長軸とする矩形を呈しており、セパレータ部材51が内部バーナリング部材19に組み合わされた状態において第1バーナ半体17の天井部27の内面に突き当たる高さを有してなる。
セパレータ部材51は、各凸部53を突出形成することによって、底面側にそれぞれ円周方向に対して互いに等間隔に位置して複数の矩形凹部55が形成される。各矩形凹部55は、その開口形状が内部バーナリング部材19側の各凸部41とほぼ同一形状を以って形成される。セパレータ部材51は、単純な形状であることから各凸部53を突出形成するようにしても金型構造がさほど複雑とはならず、また高精度で歩留まりもよく形成することが可能である。
以上のように構成されたセパレータ部材51も、図14に示すように第2バーナ半体18に組み合わされた内部バーナリング部材19の炎口隔壁部39a上に組み合わされる。セパレータ部材51は、図15に示すように各矩形凹部55に各凸部41を相対嵌合するようにして内部バーナリング部材19に組み合わされることによって位置決めされ、開口部54が本体筒部38の上部開口部38aと同心円を構成する。
セパレータ部材51は、図14及び図15に示すように内部バーナリング部材19の炎口隔壁部39aとの間に、燃焼空間部14に開口する炎口23の下部炎口23bを構成する。セパレータ部材51は、各矩形凹部55と内部バーナリング部材19側の各凸部41とが下部炎口23bを円周方向に区割りして流れ制御部52を構成し、それぞれの間において円弧状の炎口スリット24を形成する。
セパレータ部材51は、第1バーナ半体17と第2バーナ半体18とが組み合わされることによって、各凸部53が第1バーナ半体17の天井部27の内面に突き当てられる。セパレータ部材51は、開口部54が第1バーナ半体17の開口部30と同心円を構成するとともに、天井部27との間に燃焼空間部14に開口する炎口23の上部炎口23aを構成する。セパレータ部材51は、各凸部53が上部炎口23aを円周方向に区割りしてそれぞれの間において円弧状の炎口スリット24を形成する。
上述したセパレータ部材51を備えるバーナ装置50においても、均圧空間部22内を旋回して流れる混合ガスが、炎口23に沿って等間隔に設けた各流れ制御部52に当たることによって流速に変化を生じさせる。バーナ装置50においても、混合ガスが流路が狭くなる流れ制御部52に当たって流れることによって、負圧が生じることで圧力が小さくなる。バーナ装置50においても、混合ガスが流れ制御部52から下流側へと流れるにしたがって圧力が次第に大きくなって円弧状の炎口スリット24aから吹き出る混合ガスの量が下流側で少なくかつ上流側で多くなる。
したがって、バーナ装置50においても、火炎が燃焼空間部14内において各炎口スリット24から角度を付されて炎口23の内周壁に沿って内部へと吹き出すことで、この燃焼空間部14の中心方向の火炎長をそれぞれ短縮化させる。また、バーナ装置50においても、炎口23が燃焼空間部14に上向きに開口されることにより上方へと向かう渦流火炎となって燃焼し、二次空気取入れ筒部36の下部開口部36bから燃焼空間部14内に二次空気を効率的に吸い上げて安定した状態で効率よく燃焼が行われるようになる。
バーナ装置50においても、各炎口スリット24から吹き出る火炎が各流れ制御部52の付近において混合ガスの圧力が小さくなることから火炎長が小さく、進行方向の先端側で圧力が大きくなることから火炎長が大きくなる。バーナ装置50においても、混合ガスが渦流火炎となって燃焼することで、火炎長が小さい各流れ制御部52の付近の火炎に対して進行方向の手前側の火炎の先端が重なり合って補完し、全周に亘ってほぼ均等な火炎長の火炎を以って燃焼が行われるようになる。
バーナ装置50においては、上述したように炎口23がセパレータ部材51によって全周に亘って上部炎口23aと下部炎口23bとに区分されて燃焼空間部14に対して大きな開口面積を保持されることで、大量の混合ガスを吹き出すことが可能なように構成されている。また、バーナ装置50においては、セパレータ部材51によって各炎口スリット24がそれぞれ開口寸法が絞られた構造となっており、これら炎口スリット24から燃焼空間部14内へと吹き出す混合ガスの吹出し圧が保持されている。バーナ装置50においても、各炎口スリット24から大量の混合ガスを安定した状態で燃焼空間部14内へと吹き出して、この燃焼空間部14内において旋回火炎を生成して燃焼効率の向上が図られている。
バーナ装置50においては、凸部41と矩形凹部55とが嵌合して内部バーナリング部材19に対してセパレータ部材51が位置決めされて組み合わされるとともに、炎口23に沿って各流れ制御部52を構成する。バーナ装置50においては、内部バーナリング部材19の凸部41とセパレータ部材51の凸部53とによって上部炎口23aと下部炎口23bとの同一箇所に各流れ制御部52を構成する。したがって、バーナ装置50においては、上部炎口23aと下部炎口23bとに高精度の炎口スリット24を形成することが可能となる。
また、バーナ装置50においては、第1バーナ半体17に流れ制御部52を構成する部位が形成されないことから、この第1バーナ半体17の寸法精度が緩和されるとともに第1バーナ半体17と第2バーナ半体18との組立精度も緩和されて大幅なコスト低減が図られるようになる。
バーナ装置を備えたカセットコンロの平面図である。 実施の形態として示すバーナ装置の平面図である。 バーナ装置の内部構造を説明する要部縦断面図である。 炎口に設けられる流れ制御部を説明する要部縦断面図である。 バーナ装置の燃焼状態を説明する平面図である。 バーナ装置の燃焼状態を説明する側面図である。 第1バーナ半体の平面図である。 第2バーナ半体の底面図である。 内部バーナリング部材の平面図である。 内部バーナリング部材の要部縦断面図である。 セパレータ部材の平面図である。 他の流れ制御部を説明する要部縦断面図である。 他のセパレータ部材の平面図である。 第2の実施の形態として示すバーナ装置の内部構造を説明する要部縦断面図である。 炎口に設けられる流れ制御部を説明する要部縦断面図である。
符号の説明
1 バーナ装置、2 カセットコンロ、3 ガスボンベ、4 ガスボンベ装填部、5 燃焼部、14 燃焼空間部、15 バーナ本体部、16 混合ガス供給管部、17 第1バーナ半体、18 第2バーナ半体、19 内部バーナリング部材、20 セパレータ部材、21 混合ガス流路、22 均圧空間部、23 炎口、24 炎口スリット、25 混合ガス供給路、26 流れ制御部、27 天井部、28 外周壁部、29 混合ガス供給半体部、30 開口部、31 凸部、33 底面部、34 外周壁部、35 混合ガス供給半体部、36 二次空気取入れ筒部、38 本体筒部、39 隔壁フランジ部、40 嵌合部、41 凸部、43 ガス供給孔、44 開口部、50 バーナ装置、51 セパレータ部材、52 流れ制御部、53 凸部、54 開口部、55 矩形凹部

Claims (1)

  1. 燃焼空間部に環状に開口する炎口の上方部位を構成する開口部が形成された天井部と、この天井部の外周縁に全周に亘って形成された外周壁部と、この外周壁部に接線方向に突出して形成された混合ガス供給管半体部とを有するプレス加工品からなる第1バーナ半体と、
    上記第1バーナ半体の上記開口部と対向され上記燃焼空間部に二次空気を供給する筒状の二次空気取入れ筒部を一体に形成した底面部と、この底面部の外周縁に全周に亘って形成された外周壁部と、この外周壁部に接線方向に突出して形成された混合ガス供給管半体部とを有し、相対するそれぞれの上記外周壁部と上記混合ガス供給管半体部とを突き合わせて上記第1バーナ半体に組み合わされることによって、内部に環状の混合ガス流路が設けられるとともにこの混合ガス流路と接線方向に連通する混合ガス供給路が内部に設けられた混合ガス供給管部を一体に連設したバーナ本体部を構成するプレス加工品からなる第2バーナ半体と、
    上記第1バーナ半体の上記開口部と略同径とされて上記炎口の下方部位を構成する上方開口部と、この上方開口部の周回りに上記第1バーナ半体の上記外周壁部と略同径とされて形成されるとともに円周方向に対して互いに等間隔とされた多数個のガス供給孔が形成された隔壁フランジ部とを有し、下方開口部位を上記第2バーナ半体に組み合わすことにより上記隔壁フランジ部が上記各ガス供給孔を介して上記混合ガス流路と連通して上記混合ガス供給管部から供給される混合ガスの圧力を全域に亘って均圧化させる環状の均圧空間部を構成するとともに、この均圧空間部を介して上記第1バーナ半体の上記天井部との間の内周側に全周に亘って開口して上記燃焼空間部に混合ガスを吹き出させる環状炎口を構成するプレス加工品からなる内部バーナリング部材と、
    内径が上記第1バーナ半体の上記開口部と略同径とされた開口部を有し、上記第1バーナ半体の上記天井部と上記内部バーナリング部材の上記隔壁フランジ部との間に介挿して設けられることによって第1バーナ半体と上記内部バーナリング部材との間に構成される上記炎口を全周に亘って上部炎口と下部炎口とに区割りするプレス加工品からなる環状のセパレータ部材とを備え、
    上記第1バーナ半体の上記天井部の上記開口部に沿った内面と、上記内部バーナリング部材の上記開口部に沿った上記隔壁フランジ部の内面と、上記セパレータ部材の上記開口部に沿った上下面とに相対位置して複数の凸部をそれぞれ一体に形成し、これら凸部が上記第1バーナ半体と上記内部バーナリング部材を組み合わせた状態で突き当てられて上記炎口を円周方向の長さがほぼ等しくかつ上記燃焼空間部に対して所定の角度を付された複数の円弧状の炎口スリットに区割りするとともに上記均圧空間部内のガス流路を部分的に狭くさせて当該箇所において混合ガスに負圧を生じさせる流れ制御部を構成し、
    上記混合ガス供給管部から供給されて上記均圧空間部内を均圧化されて流れる上記混合ガスを上記各炎口スリットからそれぞれの下流側よりも上流側での吹出し量が多く所定の角度を以って上記燃焼空間部に吹き出させて旋回火炎となって燃焼させることを特徴とするバーナ装置。
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