JP4102727B2 - 記録再生装置及びデータ送受信システム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデータ送受信システムの構成を示すブロック図である。図1において、第1の実施形態に係るデータ送受信システムは、家庭用記録再生装置10と、車用記録再生装置40とが、無線通信可能に接続される構成である。家庭用記録再生装置10は、受信部11と、記録部12と、制御部13と、ユーザ設定記憶部14と、通信部15と、再生部16とを備えている。車用記録再生装置40は、通信部41と、記録部42と、再生部43とを備えている。なお、通信部15や通信部41は、他の機能ブロックと分離して独立した装置として構成されてもよい。
ユーザ設定処理(ステップS201)では、ユーザI/F部30を介して、ユーザによって番組記録に関する設定(以下、番組記録設定と記す)及びデータ送信に関する設定(以下、データ送信設定と記す)が行われ、その設定内容の情報がユーザ設定記憶部14に記憶される。このユーザ設定記憶部14は複数の設定内容を記憶することが可能であり、例えば家族のように同一装置を複数のユーザが共有する場合には、ユーザ毎に番組記録やデータ送信に関する設定を行うことができる。
記録処理(ステップS202)では、ユーザ設定処理(ステップS201)の番組記録設定によってユーザ設定記憶部14に記憶された番組を、制御部13の制御に従って記録部12に記録する処理が行われる。制御部13は、ユーザ設定記憶部14に記憶された番組リスト302(図3)及び番組リスト502(図5)を参照し、設定された内容に従って記録部12に番組記録の指示を行う。記録部12は、制御部13からの指示に応じて、番組の受信(放送)時間になると自動的にその番組を記録する。この記録処理により、家庭用記録再生装置10は、ユーザの嗜好に合った番組を自動的に記録することができる。
データ送信準備処理(ステップS203)では、ユーザ設定処理(ステップS201)のデータ送信設定によってユーザ設定記憶部14に記憶された内容に基づいて、制御部13が、記録処理によって記録部12に記録された番組からデータ送信すべき番組のみを抽出することを行う。図8は、図2のデータ送信準備処理(ステップS203)を詳細に説明するフローチャートである。
データ送信処理(ステップS204)では、家庭用記録再生装置10の通信部15が、制御部13による制御の下、データ送信準備処理(ステップS203)によって作成された送信番組リスト901及び決定されたデータ送信開始時刻に基づいて、車用記録再生装置40へ番組データの送信を行う。この送信は、無線通信で行われ、典型的にはIEEE802.11a,11b,11g等の無線LANが用いられる。
上記第1の実施形態では、家庭用記録再生装置10だけでユーザ設定処理を行う場合を説明した。次の第2の実施形態では、車用記録再生装置40からもユーザ設定処理を可能としたデータ送受信システムについて説明する。
上記第1及び第2の実施形態では、データ送信準備処理(ステップS203)で決定されたデータ送信開始時刻になってから、家庭用記録再生装置10から車用記録再生装置40に向けて番組データの送信が開始される場合を説明した。しかし、全ての番組データの送信が完了するまでに長時間が必要な場合には、データ送信開始時刻以降に放送される番組が送信すべき番組に該当していても送信番組リスト901に挙げられないという不具合が生じる恐れがある。そこで、次の第3の実施形態では、送信番組リスト901に挙げられた番組については、番組が放送されると同時に車用記録再生装置40へのストリーミング送信を実行するようにしたデータ送受信システムについて説明する。
Claims (2)
- 映像や音声等で構成されるコンテンツのデータを受信し、記録及び再生を行う記録再生装置であって、
受信したコンテンツのデータを記録する記録部と、
前記記録部に記録されたコンテンツのデータを他の記録再生装置に送信する通信部と、
前記記録部に記録されたコンテンツの中から前記他の記録再生装置へ送信するコンテンツを特定するための送信設定情報を記憶するユーザ設定記憶部と、
前記送信設定情報に基づいて、前記通信部による前記他の記録再生装置へのコンテンツのデータ送信を自動的に制御する制御部とを備え、
前記送信設定情報は、少なくとも前記他の記録再生装置でコンテンツの再生が開始される開始時刻が指定されており、
前記制御部は、前記送信設定情報で特定されたコンテンツの合計データ量及び前記通信部によるデータ伝送レートを判断し、前記開始時刻までに当該特定されたコンテンツのデータ送信が完了するように、前記通信部から前記他の記録再生装置へのコンテンツのデータ送信開始時刻を決定する、記録再生装置。 - 映像や音声等で構成されるコンテンツのデータを受信して記録及び再生を行う記録再生装置から、他の記録再生装置へ特定のコンテンツをデータ送信するデータ送受信システムであって、
前記記録再生装置は、
受信したコンテンツのデータを記録する記録部と、
前記記録部に記録されたコンテンツのデータを前記他の記録再生装置に送信する通信部と、
前記記録部に記録されたコンテンツの中から前記他の記録再生装置へ送信するコンテンツを特定するための送信設定情報を記憶するユーザ設定記憶部と、
前記送信設定情報に基づいて、前記通信部による前記他の記録再生装置へのコンテンツのデータ送信を自動的に制御する制御部とを備え、
前記送信設定情報は、少なくとも前記他の記録再生装置でコンテンツの再生が開始される開始時刻が指定されており、
前記制御部は、前記送信設定情報で特定されたコンテンツの合計データ量及び前記通信部によるデータ伝送レートを判断し、前記開始時刻までに当該特定されたコンテンツのデータ送信が完了するように、前記通信部から前記他の記録再生装置へのコンテンツのデータ送信開始時刻を決定し、
前記他の記録再生装置は、
前記記録再生装置から送信されるコンテンツのデータを受信する通信部と、
前記通信部で受信されたコンテンツのデータを記録する記録部とを備える、データ送受信システム。
Priority Applications (1)
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JP2003301966A JP4102727B2 (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | 記録再生装置及びデータ送受信システム |
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