JP4098637B2 - 複数の画像を円形グラフィカルユーザインタフェースにおいて視覚化する方法およびシステム - Google Patents
複数の画像を円形グラフィカルユーザインタフェースにおいて視覚化する方法およびシステム Download PDFInfo
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Description
[発明の分野]
本発明は、概して、グラフィカルユーザインタフェースに関し、特に、円形グラフィカルユーザインタフェースを使用して画像を表示することに関する。
【0002】
[関連出願の相互参照]
これは、Shen他により2000年8月29日付けで出願された米国特許出願第09/651,002号「Multi-User Interactive Picture Presentation System」の一部継続出願である。
【0003】
[発明の背景]
ピクチャプレゼンテーションは、多くの職業的環境および社会的環境の重要な側面である。経営陣(executive)は理事に対してプレゼンテーションを行い、マネージャーはスタッフとミーティングを行い、販売員は見込み客に対してプレゼンテーションを行い、医師は看護士とミーティングを行い、弁護士は陪審員に対してプレゼンテーションを行い、家族および友達は人生において特別な出来事の写真を見せて分かち合う。
【0004】
多くの場合、効果的なピクチャプレゼンテーションの作成および遂行に多くの努力が払われる。専用ソフトウェアを使用すると、従来のパーソナルコンピュータシステムが、プレゼンテーションの作成および遂行に有効なプラットフォームを提供することができる。現在市販されているプレゼンテーションプログラムモジュールは、パーソナルコンピュータを、表示端末またはデジタルプロジェクタを使用するピクチャプレゼンテーションを作成し遂行するようにカスタマイズされたプレゼンテーションシステムにすることができる。
【0005】
概して、これら従来技術のプレゼンテーションシステムは、特別に設計されたユーザフレンドリなツールパレットを提供して、プレゼンテーションを聞き手に順次表示するように作成することを支援する。これらプレゼンテーションシステムはまた、プレゼンテーションの質を向上させ引き立たせるカラー、アニメーション、オーディオ、および場面転換の各効果を有するピクチャをピクチャ単位で順次聞き手に提示することができる。
【0006】
従来のプレゼンテーションシステムは、プレゼンテーションの過程においてプレゼンテーションのコンテンツと対話する有効な手段を設けていない。この欠点は、これら従来のプレゼンテーションシステムに2つの動作モード、すなわち編集モードおよび表示モードしかないために生じる。多くの場合、一人のユーザがプレゼンテーションを作成し、続けて次に同じプレゼンテーションを聞き手に対して行う。プレゼンテーションの過程において、一人のユーザは、主にプレゼンテーションが編成された順序をユーザが再編成できるようにする編集モードを呼び出すことだけでしか、プレゼンテーションのコンテンツと対話することができない。
【0007】
これら従来のプレゼンテーションシステムを使用する場合、プレゼンテーションの他のすべての参加者が同時にプレゼンテーションのコンテンツと対話することができないため、重大な欠点が生じる。従来のシステムは、受け身の聞き手に対して一人のプレゼンターが使用するように設計されており、プレゼンテーションのすべての参加者が対等にプレゼンテーションと対話するようには設計されていない。プレゼンテーションは通常、線状のセッティングで行われる。プレゼンターは聞き手の方を向き、聞き手はプレゼンターの背後のプレゼンテーションを見る。プレゼンターは、聞き手あるいはプレゼンテーションを見ることができるが、同時に双方を見ることはできない。
【0008】
さらに、従来のプレゼンテーションシステムには、単一の制御セットしかない。プレゼンター以外のいずれか一人がプレゼンテーションを制御できるようにすることは、かなり中断されて煩雑になり得る。また、同時に複数のピクチャを表示する大部分のコンピュータが実装されたプレゼンテーションシステムは、機械的なスライドソータに使用されるものと同じ方形フォーマットを使用する。この場合、典型的な単一ユーザが表示されるプレゼンテーションに対して特定の向きになる必要がある。これらタイプのシステムは、複数の参加者が互いに向き合う状況および非常にインタラクティブかつ多次元に表示されるプレゼンテーションに適していない。
【0009】
代替のプレゼンテーションシステムは、卓上等の円形ディスプレイ表面を使用することができる。特に多数のユーザが互いに作業し、かつコンピュータリソースにアクセスする必要がある共同作業の場合、卓上ディスプレイには、ホワイトボード、投影スクリーン、デスクトップコンピュータ、またはハンドヘルドデバイス等の従来のプレゼンテーションシステムに勝る多くの利点がある。
【0010】
ユーザは、コンピュータ画面または小型ハンドヘルドデバイスの周りに集まろうとするのではなく、テーブルの周りに座ることができるため、互いに向かい合いやすい。卓上は、共有スペースを提供するとともに、全体のスペースが個人だけのものではない場合にユーザが各自個人的な作業スペースを持つことができる。最後に、電子ディスプレイであるか否かに関わらず、卓上は、ユーザが散らばって画像を編成することのできる便利な空間を提供する。
【0011】
最近、いくつかの代替ディスプレイシステムについて記載がなされた。たとえば、Wellner P.、「The DigitalDesk Calculator:Tangible Manipulation on a Desk Top Display」(UIST‘91議事録、ACM Press、pp. 27-33、1991年11月);Wellner P.、「Interacting with Paper on the Digital Desk」(Comm. ACM Vol. 36、7、pp. 86-96、1993年);Streitz N.「i-LAND:An Interactive Landscape for Creativity and Innovation」(ACM Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI ’99)議事録、pp. 120-127、1999年);Prante T.、Muller Tomfelde, C.、Streitz N.、Steinmetz, R.、「ConnecTables:Dynamic Coupling of Displays for the Flexible Creation of Shared Workspace」(第14回Annual ACM Symposium on User Interface Software and Technology (UIST’01)議事録、2001年11月);および Guimbretiere, F.、Stone, M.、Winograd, T.、「Fluid Interaction with High-resolution Wall-size Displays」(第14回Annual ACM Symposium on User Interface Software and Technology (UIST ’01)議事録、2001年11月)を参照のこと。
【0012】
DigitalDeskは、物理的なデスクトップと電子的なデスクトップを1つに併合して、ビジョンおよびプロジェクタ性能で増強した物理的な机である。DigitalDeskは、単一ユーザ向けに設計されている。i−LandプロジェクトのInteracTableは、複数ユーザ用の方形表面を設ける。しかしながら、これら卓上型ユーザインタフェースの大部分は画像を方形に編成する。円形のグラフィカルユーザインタフェースを提供することが望ましい。
【0013】
[発明の概要]
本発明は、円形グラフィカルユーザインタフェースの視覚化方式およびレイアウト方式を提供する。インタフェースは極座標系を使用して画像を表示するため、デカルト座標系を通常使用する従来技術は応用できない。
【0014】
本発明の目的は、円形インタフェースにおける画像の配置変更、向き変更、スケーリング、およびレイアウトを行う完全な機能をインタフェースのユーザに与えることにある。
【0015】
別の目的は、デカルト座標系で画像をレイアウトする方法を提供することにある。
【0016】
画像の重複および密集を最小化することも目的である。
【0017】
目的は、インタフェースの周りでグループ共同作業するグループ環境でのユーザのフォーカスをサポートすることである。
【0018】
特に、システムおよび方法は、データベースから選択される画像を円形グラフィカルユーザインタフェース上に視覚化する。選択された各画像は、グローバル極座標系、ローカル極座標系、および各画像の中心から円形グラフィカルユーザインタフェースのディスプレイ表面の中心までの半径距離に関して配向される。グローバル極座標系のグローバル角度αはディスプレイ表面の中心周囲の各画像の中心の回転を示し、ローカル角度βは角度αからの各画像の中心軸のずれを示す。次に、配向した各画像を円形グラフィカルユーザインタフェースのディスプレイ表面上にレンダリングすることができる。
【0019】
[好ましい実施形態の詳細な説明]
システムの構造
図1は、本発明による円形グラフィカルユーザインタフェース100付近の複数のユーザ101〜103を示す。ユーザは、ピクチャプレゼンテーションを共有し動的に対話する。本発明による方法は、画像2130をディスプレイ表面、すなわち円卓125の水平卓上130に表示する。画像は、写真、コンピュータ生成画像、アイコン、ドキュメント、または他の任意の表示可能な画像であることができる。好ましい実施形態では、ディスプレイ表面はタッチセンシティブである。
【0020】
画像は、本発明による方法2100を実行するプロセッサ2010によって合成される。図10および図11を参照のこと。合成された画像は、プロセス2100によってディスプレイ表面上に表示される。表示された画像は、ユーザ入力コマンドに応答して合成される。ユーザ入力は、タッチスクリーン2021、キーボード、マウス2022などを介して行うことができる。利点として、複数のユーザが同時に本システムを操作することができる。好ましい実施形態においては、ディスプレイ表面は円形である。
【0021】
図のいくつかは、テーブルの上にコーヒーマグ1も示す。コーヒーマグ1は本発明の一部ではないが、職業的または社会的なプレゼンテーション中に存在する重要なアイテムであることが多い。利点として、本発明では、コーヒーマグまたは他の物理的なディスカッションアイテムをプレゼンテーションと美しく一体化することができる。実際、プロセッサ2010のビジョンシステムに連結されたカメラ2025を使用する場合、ユーザインタフェースの一部ではない物理的なアイテムが画像の重要な部分を隠さないように、表示される画像を合成することができる。
【0022】
インタフェースは、オリエンテーションエリア140および複数の制御パネル200を備える。好ましい実施形態では、オリエンテーションエリア140は、画像の周りにある環状リングである。制御パネルは、環状リング内に合成される。各ユーザに1つの制御パネルがある。制御パネル200は、ディスプレイ表面130のユーザ正面の領域に表示される。カメラ2025は、ユーザがディスプレイテーブルの周りを移動すると、各自の制御パネルもその後を辿るように、ユーザ101〜103の追跡に使用することができる。代替として、ユーザがポインティングデバイスを採用して、各自の制御パネルを卓上のどこに表示するかを指示することも可能である。
【0023】
システム2000の主な目的は、写真、スライド、文字、映像(以下「画像」105とする)を操作し提示することにある。画像は、ユーザが制御パネルを使用することによって操作される。画像が選択されると、サウンドトラックを再生することもできるように画像をサウンドトラックに関連付けることができる。画像に文字で注釈を付けることも可能である。
【0024】
「画像」105は、さらに詳細に後述する関係データベース2001に編成される。図11を参照のこと。画像は、たとえば、数例を挙げれば、拡張子bmp、.jpg、mpg、.gif、.pdfまたは.epsを有するファイルなどデジタル画像の形態であることができる。画像は、関連するオーディオファイルをたとえば、wavファイルに有することができる。後述するように、各画像には、名前または「people(人)」、日付すなわち「calendar(カレンダー)」、location(場所、位置)、およびevents(イベント)に従って注釈が付けられる。
【0025】
画像105は、制御パネル200を使用してデータベースから選択され、選択された画像が表示画像2130に合成される。複数のユーザが、同時かつインタラクティブに組立プロセスと対話することができる。オリエンテーションエリア140は、プレゼンテーション画像2130の「コンテンツ」を配向するために使用される。オリエンテーションエリアが円形である場合、表示画像は回転テーブルのように回転することができる。回転は、画像を選択された向きに合成するプロセス2100によって達成される。リングは、卓上のタッチスクリーンに突出してもよい。
【0026】
図2は、テーブルマットのアイコンすなわち制御パネル200をより詳細に示す。各ユーザ制御パネルは、以下のアイコンを含む。すなわち、インクパッド(インク壺)210、キーボード220、people(人)230、calendar(カレンダー)240、作業スペース250、新規260、location(場所、位置)270、events(イベント)280、表示290、およびサマリー(概要)295。マウスまたはタッチスクリーン技術を使用して、制御パネル200のアイコンを起動することができる。最初、アイコンは白背景に黒で表示されるが、アイコンが起動すなわち選択されると、フルカラーで表示される。
【0027】
インクパッドアイコン210は、動作をポインティングデバイス、たとえばマウスまたは指を用いて表示画像のエリア211を選択することができるモードに切り換える。たとえば、図2aを参照のこと。キーボードアイコン220は、起動されると、タッチセンシティブキーボードを表示する。図2bを参照のこと。peopleアイコン230は、peopleパネルを表示する。図3および図4を参照のこと。calendarアイコン240はカレンダービューで画像を表示する。図2cを参照のこと。作業スペースアイコン250は、作業スペースおよび直前に作業スペースの一部であったいずれの画像も表示する。作業スペースは、スクラッチやコピーバッファとして挙動する。作業スペースに保存された画像は、後に回復することができる。
【0028】
新規アイコン260は、卓上ディスプレイを初期状態にリセットする。locationアイコン270は地図を表示する。図2dを参照のこと。eventsアイコン280は、イベント指向モードでディスプレイを配列する。表示アイコン290は、選択されたすべての画像を表示する。サマリーアイコン295は現在選択されている画像の部分集合を表示する。
【0029】
図3に示すように、people、calendar、locationおよびeventsの各アイコンで画像を操作する。後述するプロセッサは、表示目的のために別個のデジタル画像ファイルすべてを単一の画像に統合するため、個々の画像または全画像全体を容易に操作することが可能である。図3は、peopleアイコン230が起動すなわち選択された場合の画像の配列を示す。この場合、各画像105は一人または複数の人物の画像および画像中の人々を識別する注釈テキストを含む。最初、画像はグレースケールを用いて示される。特定の画像105が特に選択されると、その画像がフルカラーで示される。
【0030】
画像は、選択が行われた場所から制御パネルへの向き、すなわち概して画像を選択したユーザの方に向けて示される。別のユーザが続けて同じ画像を見たい場合、さらに詳細に後述するように、それに従って選択が再び行われ、全体画像におけるその画像の向きが変更される。
【0031】
図4は、選択された2つの画像105と、選択、たとえば「Nadine(ネイディーン(女性の人の名前))」および「Max(マック(男性の人の名前))」が「x」401でマークされたタブエリア400とを示す。「X」をポイントすると、その画像の選択が解除される。
【0032】
ユーザ個人が好みのものを見る必要性、およびグループが閲覧を共有する必要性をサポートするために、本発明のインタフェースは2つの概括的なユーザインタフェース機能を提供する。第1に、円形インタフェース全体をいずれの方向にも自由に回転することができる。この動作は、個人のユーザの視角にインタフェースのグローバルレイアウトを回すために非常に便利な方法である。加えて、本発明は、ユーザがどこに着座しても、ユーザが着座した卓上の周縁に沿って制御パネルを配置することができる。これら特徴は、二人のユーザが互いにかなり近く、もう一人のユーザがインタフェースの反対側にいる図1〜図4に示される。
【0033】
図10は、本発明によるシステム2000を示す。システムは、プロジェクタ2020および入力装置、たとえばタッチセンシティブ表面またはマウスに連結されたプロセッサ2010を含む。画像は、入力装置を使用してユーザの制御下でテーブル125の上面130に表示される。システムは、注釈の付いた画像105を格納するための関係データベース2001も含む。
【0034】
図11は、一連の画像を生成する間、プロセッサ2001において実行されるプロセスの流れ図である。アイコン210、220、230、240、250、260、270、280、290および295を起動すると、画像が上述したように合成される。オリエンテーションエリア140を起動すると、画像が特定の方法で配向され、たとえばオリエンテーションエリアがリングである場合には、起動すると画像2130が回転する。注釈機能2140は、ピクチャデータベース2001に格納されたピクチャ105に名称、日付、場所およびイベントの注釈を付加するために使用される。システムの動作中、ステップ2110は、起動または選択されるとアイコンを処理し、ステップ2120は合成された画像2130を生成する。
【0035】
インタフェースおよび画像の向き
従来の方形インタフェースは通常、ユーザが常にインタフェースをおおよそ同じ方向および角度から、すなわちインタフェースの真正面から見るものと想定している。従来技術のインタフェースは通常、方形(デカルト)座標系を使用して画像を表示する。たとえば、画像はほとんど常にピクセル行およびピクセル列に従って並べられ、時にはディスプレイエリアすなわちスクリーンを区切る方形窓をさらに画定することができる。
【0036】
対照的に、本発明は、インタフェースがユーザの間にある向かい合わせでの共同作業を可能にするため、表示されている画像を含む、ディスプレイインタフェース全体の回転および向き変更という問題を考慮しなければならない。したがって、インタフェース表面上の任意のまたはすべての画像の便利な向き変更、インタフェース表面で画像を回すこと、ならびにユーザインタフェースおよび画像をサイズ調整することを容易にするために、視覚化し対話する方法を提供する。本システムを使用する場合、ユーザはインタフェース全体を回転するか、または個々の画像を動かすことができる。したがって、本発明の円形インタフェースは、2つの独立した極座標系を維持し、グローバル極座標系は円形ディスプレイインタフェース全体のインタフェース中心的であり、ローカル極座標系は表面上に表示される個々の画像それぞれの画像中心的である。
【0037】
図5に示すように、これら2つの極座標系を使用して3つの変数、すなわち各画像505の中心504からディスプレイ表面の中心500までの半径距離r501、インタフェースの中心を中心とする回転の角度α502、および各画像の中心を中心とする回転の角度β503を決定する。角度αはディスプレイ表面のある基準線510に関してのものであり、角度βは各画像の中心軸520に関する角度αからのずれである。比較のため、「AB」とラベルされた画像は角度αよりも大きな角度βを有し、「CD」とラベルされた画像は非常に小さな角度βおよび90度に近い角度αを有する。
【0038】
加えて、サイズ、または本発明の円形インタフェースに関連する「仮想」深度を制御するために、他の2つの変数も使用することができ、変数(Z)はディスプレイ表面全体のサイズ、すなわちディスプレイ表面の半径を制御し、各画像については、各画像ごとに1つの変数(z)が画像のサイズを制御する。変数zおよびZは、ディスプレイ表面の平面に実質的に垂直である。すなわち、ディスプレイ表面の平面における画像はゼロ深度を有し、正の深度は小さく表示される遠くの画像を示し、負の深度はユーザに近く、大きく表示される画像に使用される。実際、深度またはサイズは、ユーザにズーム性能を与える。これら変数は、対話に考慮すべき画像の4つの自由度を表し、3つの自由度はディスプレイ表面の平面におけるものであり、1つの自由度は仮想深度または画像サイズである。
【0039】
本発明のグラフィカルユーザインタフェースに伴う1つの問題は、ユーザが画像を操作できるようにすることである。物理的なアイテム、たとえば写真またはドキュメントをテーブル上でスライドする場合、2本以上の指を使って画像の場所および向きの双方を制御することができる。従来のタッチスクリーンまたはマウスベースのポインタを使用する場合、ユーザは、操作する接触点を1つしか持たない。ユーザが場所および向きの制御に別個の機能を有する必要があることは煩雑である。したがって、本発明は、ユーザが2つの次元、すなわち距離r501および角度α502を制御できるようにするとともに、本発明のシステムは自動的に角度βを管理する。
【0040】
本発明には、極配向および方形配向と呼ぶ、角度βを管理する2つのモードがある。極モードでは、図1、図3および図4に示すように、選択されたまたはすべての画像の中心軸は、ディスプレイ表面の中心の方向を実質的に配向される。このモードでは、あらゆる角度βはゼロである。
【0041】
方形配向モードでは、図6に示すように、選択されたまたはすべての画像が、このモードを起動したユーザの制御パネルの位置600によって決定される方向へ向くように配向される。すなわち、選択された画像の中心軸は平行である。メニューのグローバル角度がψである場合、あらゆる角度β=−α+ψである。方形モードは、インタフェース全体を回転させる機能と併せて使用することも可能である。
【0042】
いずれかのモードで画像の向きを変更した後、ユーザは、他のあるユーザに面するようにインタフェースを回転させることができ、インタフェースを回転している間、画像はインタフェースに「固定」されるため、すべての画像がここで他のあるユーザに面するようになる。ディスプレイ表面を回転させることは、本質的に、基準線510を回転させることを意味するため、グローバル極座標系全体は回転するが、画像のローカル極座標系はグローバル座標系に関して固定のままである。
【0043】
画像サイズ
画像サイズを利用して、ディスカッションのため、またはよりよく見えるように特定の画像を強調することができる。本発明は、2つの異なる自動サイズスケーリング技法を提供する。図7に示すように、第1の技法は、周縁に近い画像のサイズを増大し、インタフェースの中心に近い画像のサイズを低減するというものである。換言すれば、各画像のサイズはディスプレイインタフェースの周縁までの距離に比例する。第2の技法は、図8に示すように逆に作用し、インタフェースの中心に近い画像ほど大きくなり、周縁に近い画像ほど小さくなる。換言すれば、各画像のサイズはディスプレイインタフェースの中心までの距離に比例する。
【0044】
第1の自動的な技法の場合、画像のサイズは以下のように決定される。円形ディスプレイ表面の正規化半径R701は1.0である。インタフェースの周縁からの半径距離r702は、0≦r≦1の範囲にある。第1の倍率は、
【0045】
【数1】
【0046】
によって決定される。
【0047】
スケーリングした画像のサイズが決して小さくなりすぎないよう確実にするために、上記スケーリングを画像に適用した後、倍率に最小定数、たとえば0.1の閾値を設ける。好ましい実施形態において、Nは0.5である。
【0048】
第2の技法は以下のように作用する。インタフェースの周縁に近い、すなわち半径r1未満の第1のエリア、たとえば環状リング801では、第2の倍率が最小定数(MINIMUM)であり、中心に近い、すなわち半径r2未満のエリア、たとえば円802では、最大(MAXIMUM)定数を適用する。これら2つのエリア801―802の間のエリア803では、第2の倍率は
【0049】
【数2】
【0050】
である。
【0051】
第1の技法は、二人のユーザが画像を交換する場合に使用することができる。たとえば、一方のユーザがインタフェースの中心に画像を「プッシュ」し、次いで画像をより大きくしたものを別のユーザに「与える」。画像を大きくすることにより、潜在的に関心のあるユーザが、採用するかどうかを決定する前に、画像をより詳細に見ることができる。第2の技法では、スペースをあまり速く埋めることなく、ユーザが多くの画像をインタフェースの中心エリアにプッシュすることができる。
【0052】
階層的な視覚化
上記スケーリングされる視覚化により、ユーザは多くの画像を同時に管理し操作することができる。しかしながら、インタフェースに提示される画像が多くなるにつれ、画像の数が非常に多くなるため、視覚化は乱雑になり最終的に使用が困難になりうる。
【0053】
このため、画像の階層的な提示を提供する。特に、本発明では、ユーザが個々の画像または他のセットを含む画像セットを形成することが可能である。図9の階層では、階層の各リーフ(leaf)901が人物写真であり、関連する文字列902によって人物写真中の人物の名前が与えられる。中心にある「people」とタイトルのあるルート903等の階層の非リーフノードは、そのノードの子から選択された画像のモザイクで表される。ルート(root)のデフォルト位置はインタフェースの中心であるが、ユーザはルートを他のどこかに配置することも可能である。画像セットは、セットを生成に使用されたデータベースクエリと共に「ブックマーク登録」することができる。そして後で、ユーザがブックマークを選択してそのセットを再表示することができる。ブックマークのクエリ(query)部分が選択される場合、そのときにクエリを満足させるあらゆる追加画像もまたセットのメンバになる。
【0054】
本発明を好ましい実施形態の例により説明したが、本発明の精神および範囲内で他の様々な適合および変更を行いうることを理解されたい。したがって、併記の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神および範囲内にあるものとして変形および変更をすべて網羅することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による複数ユーザ円形グラフィカルインタフェースの図である。
【図2】 ディスプレイエリアおよびユーザ制御パネルの図である。
【図2a】 使用中のインクパッドアイコンの図である。
【図2b】 タッチセンシティブキーボードディスプレイの図である。
【図2c】 カレンダービューディスプレイの図である。
【図2d】 地図ディスプレイの図である。
【図3】 円形インタフェースに複数のピクチャを提示した図である。
【図4】 peopleに従って編成されたピクチャの図である。
【図5】 本発明が使用する極座標系の図である。
【図6】 本発明によりスケーリングした画像の図である。
【図7】 本発明によりスケーリングした画像の図である。
【図8】 本発明によりスケーリングした画像の図である。
【図9】 画像を階層的に配列した図である。
【図10】 本発明によるプレゼンテーションシステムのブロック図である。
【図11】 本発明によるプレゼンテーションシステムが使用するプロセスのブロック図である。
Claims (18)
- 複数の画像を円形グラフィカルユーザインタフェースにおいて視覚化する方法であって、
前記複数の画像をデータベースから選択することと、
グローバル極座標系、ローカル極座標系、および各画像の中心から前記円形グラフィカルユーザインタフェースのディスプレイ表面の中心までの半径距離に関して前記選択した各画像を配向することであって、前記グローバル極座標系のグローバル角度痾は前記ディスプレイ表面の中心周囲の各画像の中心の回転を示し、ローカル角度竈は前記角度痾からの各画像中心軸のずれを示すことと、
配向した各画像を前記円形グラフィカルユーザインタフェースの前記ディスプレイ表面上にレンダリングすることと、
を含み、
前記円形グラフィカルユーザインタフェースはタッチスクリーンから構成されており、
前記円形グラフィカルユーザインタフェースの前記ディスプレイ表面上の各画像の表示位置および表示向きは、前記グローバル角度α、前記ローカル角度β、または、前記半径距離により管理され、ユーザが前記タッチスクリーン上の当該画像が表示されている箇所にタッチして動かすことにより変更可能であることを特徴とする
方法。 - 前記ローカル極座標系それぞれを前記回転されるグローバル極座標系に対して固定したままで前記グローバル極座標系を回転させることをさらに含む請求項1記載の方法。
- 前記ディスプレイ表面のサイズは、前記ディスプレイ表面の仮想深度(virtual depth)に比例する請求項1記載の方法。
- 各画像のサイズは、前記ディスプレイ表面の前記仮想深度に関して対応する仮想深度に比例する請求項3記載の方法。
- 各画像の中心軸が実質的に前記ディスプレイ表面の中心方向に配向されるように前記ローカル角度竈を配向することをさらに含む請求項1記載の方法。
- 前記画像の中心軸が互いに平行になるように前記ローカル角度竈を配向することをさらに含む請求項1記載の方法。
- 前記画像を前記配向した画像を閲覧するユーザに配向することをさらに含む請求項6記載の方法。
- 特定の画像のサイズは、該特定の画像が前記ディスプレイ表面の周縁に近い場合に自動的に増大し、前記特定の画像が前記ディスプレイ表面の中心に近い場合に低減する請求項1記載の方法。
- 前記ディスプレイ表面の正規化半径Rは1.0であり、前記特定の画像の中心から前記ディスプレイ表面の周縁までの半径距離rは0〜1.0の範囲であり、前記特定の画像に適用される第1の倍率は(R/(1−r))Nである請求項8記載の方法。
- Nは、0.5である請求項8記載の方法。
- 前記倍率は、最小閾値を有する請求項8記載の方法。
- 特定の画像のサイズは、該特定の画像が前記ディスプレイ表面の周縁に近い場合に自動的に低減し、前記特定の画像が前記ディスプレイ表面の中心に近い場合に増大する請求項1記載の方法。
- 前記ディスプレイ表面の正規化半径Rは1.0であり、
特定の画像が前記ディスプレイ表面の周縁に近い場合に最小倍率を適用することと、
前記特定の画像が前記ディスプレイ表面の中心に近い場合に最大倍率を適用することと、をさらに含み、
その他の場合、第2の倍率は((MAXIMUM(最大)−MINIMUM(最小))・(1−R))/(1−r1−r2)であり、r1は前記周縁に近い最小半径であり、r2は前記ディスプレイ表面の中心近くの最大半径である請求項12記載の方法。 - 前記グローバル極座標系およびローカル極座標系を使用して前記配向された画像を階層的に配列することをさらに含む請求項1記載の方法。
- 前記階層の根ノード(root node)である特定の画像を前記ディスプレイ表面の中心の近くに配置することをさらに含む請求項1記載の方法。
- ブックマークを使用して画像のセットをブックマークに登録することと、
前記ブックマークに登録した画像のセットを再表示することと、
をさらに含む請求項1記載の方法。 - 前記ブックマークは、前記画像のセットの選択に使用されるクエリを含む請求項16記載の方法。
- 複数の画像を円形グラフィカルユーザインタフェースにおいて視覚化するシステムであって、
前記複数の画像を格納するデータベースと、
前記複数の画像を選択するためのクエリと、
グローバル極座標系、ローカル極座標系、および各画像の中心から前記円形グラフィカルユーザインタフェースのディスプレイ表面の中心までの半径距離に関して前記選択した各画像を配向する手段であって、前記グローバル極座標系のグローバル角度痾は前記ディスプレイ表面の中心周囲の各画像の中心の回転を示し、ローカル角度竈は前記角度痾からの各画像中心軸のずれを示す、配向手段と、
配向した各画像を前記円形グラフィカルユーザインタフェースの前記ディスプレイ表面上にレンダリングする投影手段と、
を備え、
前記円形グラフィカルユーザインタフェースはタッチスクリーンから構成されており、
前記円形グラフィカルユーザインタフェースの前記ディスプレイ表面上の各画像の表示位置および表示向きは、前記グローバル角度α、前記ローカル角度β、または、前記半径距離により管理され、ユーザが前記タッチスクリーン上の当該画像が表示されている箇所にタッチして動かすことにより変更可能であることを特徴とする
システム。
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