JP4097445B2 - 密閉型電池 - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、密閉型電池に関し、特に、電池異常時に、電池内の通電を遮断すると共に、電池内のガスを排出する構造の密閉型電池の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、LiCoO2 等のリチウム含有複合酸化物を正極材料とする一方、金属リチウム又はリチウムイオンを吸蔵、放出し得る合金又は炭素材料を負極材料とするリチウムイオン電池が、高容量化が可能な電池として注目されている。このようにリチウムイオン電池は優れた性能を有するということから、円筒型形状の密閉型電池に用いられている。
【0003】
ここで、上記密閉型電池の具体的な構造は、図8に示すように、内部に発電要素50が収納された有底円筒状の外装缶51と、この外装缶51の開口部に外部ガスケット53を介してかしめ固定された封口体52とを有する。この封口体52は、端子キャップ54と、封止板55と、防爆弁56とを備え、この防爆弁56は電池内部方向に突出するドーム状の突出部56aを有している。そして、通常時は上記突出部56aが上記封止板55と電気的に接続される(図8の実線の状態)一方、過充電により電池内圧が上昇したときには、ガス圧により上記突出部56aが若干変形して突出部56aと上記封止板55との電気的な接続が絶たれる(図8の一点鎖線の状態)。更に電池内圧が上昇したときには、ガス圧により突出部56aが電池外部方向に変形して突出部56aの溝部60から破壊し(図8の二点鎖線の状態)、上記封止板55のガス抜き孔55a、突出部56aの破壊部58、及び端子キャップ54のガス排出孔54aを通って電池内のガスを電池外に排出する(図8の経路Z)。
【0004】
ここで、上記従来の電池では、電池内圧が上昇したときに、ガス圧により突出部56aと上記封止板55との電気的な接続を絶つという点では余り問題はない。しかしながら、突出部56aを電池外部方向に変形させて突出部56aの溝部60から破壊するような大きなガス圧が必要とされる場合には、防爆弁56の厚みや溝部60の深さ等にバラツキを生じる場合があるため、所定のガス圧に達した場合でも突出部56aが破壊しない場合が生じる。このため、電池内圧が異常上昇して電池が破裂することがあるという課題を有していた。
そこで、特開平11−354100号公報〔図9(a)〜(c)参照〕に示すように、貫通した孔を有する板状の形状記憶素子71と、この孔よりも大きい直径を有し、孔を塞ぐように位置する導電性ボール73と、導電性ボール73を形状記憶素子71に向けて常に押し付けている板状のバイアスばね72とを具備するようなものが提案されている。このような構造であれば、電池温度(形状記憶素子71の温度)が所定温度(例えば、100℃)以上になると、同図(b)に示すように、形状記憶素子71は相変態による形状回復が生じ、導電性ボール73が押し上げられて導電性ボール73が正極リード74から離れて導通が遮断される。また、電池内部圧力が増大した場合には、形状記憶素子71の孔を塞ぎ、いわゆる防爆弁の機能をなしている導電性ボール73が押し上げられて、電池内のガスが電池外に排気される。
しかしながら、上記従来の構造の電池では、導電性ボール73が正極リード74に押し付けられて単に両者が接触しているだけなので、両者の接触抵抗が大きくなる。したがって、電池の内部抵抗が大きくなるという課題を有し、特に、大きな電流を流すことになるリチウムイオン電池等においては電池性能の大幅な低下を招来することになる。
加えて、一般に、電池の温度上昇と内部圧力の上昇とは同時に生じるが、電池の温度上昇時には形状記憶素子71が導電性ボール73を押し上げるため〔同図(b)参照〕、両者の間に隙間ができないことになる。したがって、電池の温度上昇と内部圧力の上昇とが同時に生じた場合には電池内のガスを排気することができず、やはり電池内圧が異常上昇して電池が破裂することがあるという課題も有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の事情に鑑みなされたものであって、電池の内部抵抗が増大するのを抑制しつつ、電池の温度上昇や内部圧力の上昇が生じた場合には、電池内のガスを速やかに排気して、電池内圧が異常上昇するのを防止することができる密閉型電池を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、一方の極性を有する極板と電気的に接続された状態で電池の外装缶の開口部に固定された封止板と、取出端子と、電池内部方向に突出する突出部を有し、通常時はこの突出部が上記封止板と電気的に接続されて上記封止板と上記取出端子とを電気的に接続する一方、電池内圧が上昇したときには上記突出部が変形して突出部と封止板との電気的な接続が絶たれて上記封止板と上記取出端子とを絶縁状態にすると共に、更に電池内圧が上昇したときには、突出部が電池外部方向に変形することにより突出部の少なくとも一部が破壊されて電池内のガスを排出する防爆弁と、を備えた密閉型電池において、電池温度上昇時に変形して、上記突出部を電池外部方向に強制的に変形させて突出部の少なくとも一部を破壊する温度変形素子が、上記封止板と上記防爆弁との間に、上記封止板とは絶縁された状態で設けられると共に、上記温度変形素子には孔が形成され、上記突出部の一部が上記孔を挿通して、上記封止板と溶接固定されていることを特徴とする。
【0007】
上記構成の如く、防爆弁の突出部と封止板とが溶接固定されていれば、通常状態においては、防爆弁の突出部と封止板との界面抵抗は飛躍的に低減される。したがって、電池の内部抵抗が小さくなるため、特に、大きな電流を流すことになるリチウムイオン電池等においては電池性能の大幅な向上を図ることができる。
【0008】
更に、上記の電池では、電池温度の上昇により電池内圧がある程度上昇したときに、ガス圧により突出部と封止板との電気的な接続を絶ち、更に電池温度が高くなった場合には、温度変形素子により突出部が電池外部方向に強制的に変形されて突出部の少なくとも一部が破壊することになる。したがって、電池温度の上昇に伴うガス圧の上昇だけでは突出部を破壊させることができないような場合であっても、温度変形素子の存在により突出部が確実に破壊されることになる。この結果、電池内圧が異常上昇して電池が破裂するのを防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図1〜図7に基づいて、以下に説明する。
図1は 本発明の一例に係るリチウムイオン電池の分解斜視図、図2は本発明電池に用いる封口体の断面図であって、同図(a)は通常状態における断面図、同図(b)は電流遮断状態における断面図、同図(c)はガス開放状態における断面図、図3は本発明電池に用いる封口体の拡大半断面図、図4は本発明電池に用いる封止板を示す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線矢視断面図、図5は本発明電池に用いる防爆弁を示す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のB−B線矢視断面図、図6は本発明電池に用いる温度変形素子を示す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のC−C線矢視断面図、図7は本発明の変形例に用いる封口体の断面図であって、同図(a)は通常状態における断面図、同図(b)は電流遮断状態における断面図、同図(c)はガス開放状態における断面図である。
【0010】
図1に示すように、本発明の一例に係るリチウムイオン電池は、有底円筒状の外装缶5を有しており、この外装缶5内には、アルミニウムから成る芯体にLiCoO2 を主体とする活物質層が形成された正極1と、銅から成る芯体に黒鉛を主体とする活物質層が形成された負極2と、これら両電極1・2を離間するセパレータ3とから成る渦巻き状の発電要素4が収納されている。また、上記外装缶5内には、エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)とが体積比で4:6の割合で混合された混合溶媒に、LiPF6 が1M(モル/リットル)の割合で溶解された電解液が注入されている。更に、上記外装缶5の開口部には、ポリプロピレン(PP)から成る絶縁性の外部ガスケット25を介して、封口体6がかしめ固定されており、これによって電池が封口される。
【0011】
ここで、上記封口体6は、図2(a)及び図3に示すように、アルミニウム合金から成る封止板9を有しており、この封止板9には、図4に示すように、電池内部圧力上昇時等の異常時にガスを排出するためのガス抜き孔23が形成されると共に、周縁近傍には、異常時に後述のバイメタル30を支持するための円周状の凸部31が形成されている。そして、この凸部31上には絶縁テープ36が貼着されている。
【0012】
また、封止板9には、PPから成る絶縁性の内部ガスケット15を介して、厚さ0.15mmのアルミニウム箔から成る防爆弁8と、ガス排出孔24が設けられた取出端子である端子キャップ7とがかしめ固定されている。上記防爆弁8の中央部にはドーム状の突出部8aが設けられており、更に図5に示すように、突出部8a周縁35近傍には、電池温度上昇時〔図2(c)の状態となったとき〕に突出部8aが電池外部方向に変形するのを補助するための変形補助溝33と、突出部8aの一部が破壊するのを補助するための破壊補助溝34とを有する。また、上記突出部8aの先端は、上記封止板9と溶着固定されている。
上記封止板9と上記防爆弁8との間には、厚さ0.15mmの高抵抗バイメタルBR−1(高膨張側の材質Cu−Ni−Mn合金、低膨張側の材質Ni−Fe合金である)から成る温度変形素子37が配設されている。この温度変形素子37の直径t1と全高t2〔図6参照〕とは、それぞれ、14mm、0.9mmとなるように構成され、また約120℃で反転する〔図2(c)参照〕ような構造である。そして、この温度変形素子37の有効ストローク〔変位量であって、図3参照〕t3は0.7mmであり、また反転力は1kg/cm2 となっている。更に、温度変形素子37の中央部には、図6に示すように、上記防爆弁8の突出部8aの一部が挿通しうる孔40が形成されている。
【0013】
尚、前記外装缶5には、負極2と電気的に接続された負極集電タブ13が接続される一方、前記封口体6の封止板9には正極集電タブ10が接続され、これにより、電池内で生じる化学的エネルギーを電気的エネルギーに変換することができる。更に前記発電要素4の上下両端部近傍には、電池内でのショートを防止するための絶縁板16・17が配置されている。
【0014】
ここで、上記構造の非水電解質電池を、以下のようにして作製した。
先ず、正極活物質としてのLiCoO2 を90重量%と、導電剤としてのカーボンブラックを5重量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデンを5重量%と、溶剤としてのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶液とを混合してスラリーを調製した後、正極集電タブ10の溶接部位を除き、上記スラリーを正極集電体としてのアルミニウム箔(厚み:20μm)の両面に塗布した。その後、溶剤を乾燥し、ローラーで所定の厚みにまで圧縮した後、所定の幅及び長さになるように切断し、更にアルミニウム製の正極集電タブ10(幅:3mm)を溶接した。
【0015】
これと並行して、負極活物質としての黒鉛粉末を95重量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデンを5重量%と、溶剤としてのNMP溶液とを混合してスラリーを調製した後、負極集電タブ13の溶接部位を除き、上記スラリーを負極集電体としての銅箔(厚み:16μm)の両面に塗布した。その後、溶剤を乾燥し、ローラーで所定の厚みにまで圧縮した後、所定の幅及び長さになるように切断し、更にニッケル製の負極集電タブ13(幅:3mm)を溶接した。
【0016】
次に、上記正極1と負極2とをポリエチレン製微多孔膜から成るセパレータ3(厚み:25μm)を介して巻回して発電要素4を作製した後、この発電要素4を絶縁板16と共に外装缶5内に挿入し、更に負極集電タブ13を外装缶5の缶底に溶接した。
【0017】
その後、防爆弁8と封止板9との間に温度変形素子37を配置しつつ、防爆弁8と端子キャップ7とを、内部ガスケット15を介して封止板9にかしめ固定して、封口体内部20を封止した。しかる後、正極集電タブ10を封口体6に溶接すると共に、ECとDMCとが体積比で4:6の割合で混合された混合溶媒に、LiPF6 が1M(モル/リットル)の割合で溶解された電解液を外装缶5内に注入した後、外部ガスケット25を介して、封口体6を外装缶5の開口端部にかしめ固定することにより、円筒形の電池を作製した。
【0018】
次に、上記構造の電池温度が上昇し、内部圧力が増大した場合の状態を説明する。
先ず、電池温度が上昇し、ある程度内部圧力が増大すると、当該圧力により、図2(b)及び図3の一点鎖線で示すように、防爆弁8の突出部8aの先端と封止板9との溶接固定部が剥がれて、両者の導通が遮断される。そして、それ以上に温度上昇が生じる(約120°以上になる)と、Cu−Ni−Mn合金とNi−Fe合金との膨張率の差異に起因して、図2(c)及び図3の二点鎖線で示すように、温度変形素子37が反転し、これに伴って防爆弁8の突出部8aが電池外方に反転し、このときの応力により破砕補助溝33が破砕して突出部8aの一部が破壊する。これによって、電池内のガスが電池外に排出される〔図2(c)の経路X〕。
【0019】
〔その他の事項〕
(1)上記実施例では温度変形素子37としてバイメタルを用いたが、これに限定するものではなく、例えば、図7(a)〜(c)〔本図においては図2(a)〜(c)と同様の機能を有する部材には同一の符号を付している〕に示すように、温度変形素子37として形状記憶合金を用いても良い。このように形状記憶合金を用いた場合には、防爆弁8の突出部8aの先端と封止板9との溶接固定部が剥がれは、上記実施の形態と同様、電池内圧力の上昇により達成されるが〔図7(b)参照〕、防爆弁の突出部8aの破壊は、形状記憶合金の相変態による形状回復により達成される〔図7(c)参照〕。
(2)温度変形素子37として用いるバイメタルは2相構造としているが、これに限定するものではなく、3相以上の構造であっても良い。
【0020】
(3)本発明は上記リチウムイオン電池に限定するものではなく、安全装置の確実な作動が要求される電池であれば適用しうることは勿論である。
但し、本発明を上記リチウムイオン電池に適用する場合には、正極材料としては上記LiCoO2 の他、例えば、LiNiO2 、LiMn2 4 或いはこれらの複合体等が好適に用いられ、また負極材料としては上記炭素材料の他、リチウム金属、リチウム合金、或いは金属酸化物(スズ酸化物等)等が好適に用いられる。更に、電解液の溶媒としては上記のものに限らず、プロピレンカーボネート、ビニレンカーボネート、γ−ブチロラクトンなどの比較的比誘電率が高い溶液と、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,3−ジオキソラン、2−メトキシテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等の低粘度低沸点溶媒とを適度な比率で混合した溶媒を用いることができる。また、電解液の電解質としては、上記LiPF6 の他、LiAsF6 、LiClO4 、LiBF4 、LiCF3 SO3 等を用いることができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電池の内部抵抗が増大するのを抑制しつつ、電池の温度上昇や内部圧力の上昇が生じた場合には、電池内のガスを速やかに排気して、電池内圧が異常上昇するのを防止することができるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係るリチウムイオン電池の分解斜視図。
【図2】本発明電池に用いる封口体の断面図であって、同図(a)は通常状態における断面図、同図(b)は電流遮断状態における断面図、同図(c)はガス開放状態における断面図。
【図3】本発明電池に用いる封口体の拡大半断面図。
【図4】本発明電池に用いる封止板を示す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線矢視断面図。
【図5】本発明電池に用いる防爆弁を示す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のB−B線矢視断面図。
【図6】本発明電池に用いる温度変形素子を示す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のC−C線矢視断面図。
【図7】本発明の変形例に用いる封口体の断面図であって、同図(a)は通常状態における断面図、同図(b)は電流遮断状態における断面図、同図(c)はガス開放状態における断面図。
【図8】従来電池に用いる封口体の拡大半断面図。
【図9】他の従来電池に用いる封口体の説明図であって、同図(a)は通常状態における図、同図(b)は電流遮断状態における図、同図(c)はガス開放状態における図。
【符号の説明】
5:外装缶
7:端子キャップ
8:防爆弁
8a:突出部
9:封止板
37:温度変形素子
37a:孔

Claims (1)

  1. 一方の極性を有する極板と電気的に接続された状態で電池の外装缶の開口部に固定された封止板と、
    取出端子と、
    電池内部方向に突出する突出部を有し、通常時はこの突出部が上記封止板と電気的に接続されて上記封止板と上記取出端子とを電気的に接続する一方、電池内圧が上昇したときには上記突出部が変形して突出部と封止板との電気的な接続が絶たれて上記封止板と上記取出端子とを絶縁状態にすると共に、更に電池内圧が上昇したときには、突出部が電池外部方向に変形することにより突出部の少なくとも一部が破壊されて電池内のガスを排出する防爆弁と、
    を備えた密閉型電池において、
    電池温度上昇時に変形して、上記突出部を電池外部方向に強制的に変形させて突出部の少なくとも一部を破壊する温度変形素子が、上記封止板と上記防爆弁との間に、上記封止板とは絶縁された状態で設けられると共に、上記温度変形素子には孔が形成され、上記突出部の一部が上記孔を挿通して、上記封止板と溶接固定されていることを特徴とする密閉型電池。
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