JP4095817B2 - 結束装置 - Google Patents
結束装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4095817B2 JP4095817B2 JP2002085942A JP2002085942A JP4095817B2 JP 4095817 B2 JP4095817 B2 JP 4095817B2 JP 2002085942 A JP2002085942 A JP 2002085942A JP 2002085942 A JP2002085942 A JP 2002085942A JP 4095817 B2 JP4095817 B2 JP 4095817B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide groove
- wire coil
- groove member
- chute
- strap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば圧延して製造された炭素鋼,ステンレス鋼等の連続線材をコイル状に巻き回した線材コイルを結束するための結束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧延製造された炭素鋼,ステンレス鋼等の特殊鋼、その他の非鉄金属等の連続線材をコイル状に巻き回した線材コイルを結束する場合には、結束装置が用いられている。
【0003】
図10は、従来の結束装置の一部の構成を模式的に示した正面図である。該結束装置1は工場内の床などに設置された設置架台20上の所定位置に、一方の開口端を接して置かれた線材コイル21をストラップ22により結束するものである。前記設置架台20に置かれる線材コイル21の外側の所定位置には、前記結束装置1の骨格を形成するフレームFが立設されている。該フレームFには、設置架台20に置かれる線材コイル21を軸方向に加圧するための加圧板24が、上下方向(即ち、線材コイル21の軸方向)に可動にして取り付けられている。該加圧板24は、設置架台20が設置された床面より下方の地中に埋設された油圧シリンダC2等のロッドR2の先端に接合されており、該油圧シリンダC2が駆動することによって前記加圧板24は上下方向に駆動される。
【0004】
また、結束装置1は、線材コイル21の被結束部分にストラップ22を巻き回すための該ストラップ22の案内溝となる案内溝部10を備えている。該案内溝部10は、線材コイル21の外側を軸方向沿いにストラップ22を案内するための長寸の第1案内溝部材11と、線材コイル21の内側を軸方向沿いにストラップ22を案内するための長寸の第2案内溝部材12と、前記第1案内溝部材11及び第2案内溝部材12の上側を連絡するための半円弧形状をなす第3案内溝部材13と、下側を連絡するための半円弧形状をなす第4案内溝部材14とから構成されている。
【0005】
前記第1案内溝部材11及び第3案内溝部材13は、第1案内溝部材11の上端が第3案内溝部材13の一端に接続された状態で、フレームFから横方向に張り出して基端部を該フレームFに固定された棒状の梁部材25に固定的に取り付けられている。また、第1案内溝部材11の下端は、ストラップ22の送り出し、引き締め、及びカットなどを行うべく設けられた所謂ヘッド23の上部近傍に位置されている。また、前記梁部材25は、上下方向に駆動される加圧板24の障害とならないように、該加圧板24の上側であって該加圧板24の駆動範囲外の適宜位置に取り付けられている。なお、半円弧形状をなす前記第3案内溝部材13は、内径側を下向きにして梁部材25に取り付けられている。
【0006】
前記第4案内溝部材14は、設置架台20の下面における前記第3案内溝部材13と対向する位置に、内径側を上向きにして固定的に取り付けられている。
【0007】
前記第2案内溝部材12は、油圧シリンダC1が有するロッドR1の先端にその先端近傍が接合され、該油圧シリンダC1と共に設置架台20が設置された床面から略鉛直方向にして地中に埋設されている。従って、前記油圧シリンダC1が駆動することにより前記加圧板24は上下方向に駆動される。
【0008】
このような構成をなす従来の結束装置1の場合、設置架台20上の所定位置に線材コイル21が置かれている状態にて、油圧シリンダC1が駆動され、ロッドR1と共に第2案内溝部材12は上昇される。上昇された第2案内溝部材12は、その上端が前記梁部材25に接続して第3案内溝部材13の他端に接続される。また、前記第2案内溝部材12の下端は、前記第4案内溝部材14の一端に接続される。
【0009】
従って、線材コイル21の周方向の一部分である被結束部分の回りには、第1案内溝部材11,第2案内溝部材12,第3案内溝部材13,及び第4案内溝部材14からなる案内溝部10が形成される。このようにして形成された案内溝部10へは、ヘッド23からストラップ22が送り込まれる。即ち、ヘッド23から送り出されたストラップ22の先端は、第1案内溝部材11に沿って上昇し、第3案内溝部材13の形状に沿って方向を転換し、続いて第2案内溝部材12に沿って下降し、更に、第4案内溝部材14の形状に沿って再び方向を転換して前記ヘッド23に到達する。ヘッド23は、送り出したストラップ22が第4案内溝部材14側から戻ってきた場合、このストラップ22を保持して引き締め、接合すると共に切り離す。このようにして線材コイル21はストラップ22により結束される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、案内溝部10は、線材コイル21の被結束部分の回りにストラップ22を案内するためのものであるため、結束装置1の小型化及び該結束装置1の設置スペースの縮小化等を鑑みた場合、前記案内溝部10は、前記被結束部分の回りに可及的に狭い範囲で形成されることが望ましい。
【0011】
しかしながら、上述した如くの従来の結束装置1の場合、第3案内溝部材13はフレームFに対して固定的に取り付けられているため、上下方向に駆動される加圧板24の障害とならないように、該加圧板24の取り付け位置から相当上側(例えば、図10において設置架台20から高さh1だけ上方)に設ける必要がある。
【0012】
また、第2案内溝部材12は、設置架台20から高さh1だけ上方に設けられた第3案内溝部材13と、設置架台20の下面に設けられた第4案内溝部材14とに上端及び下端の夫々が接続しなければならないため、前記第2案内溝部材12は相当長寸なものとなる。従って、必然的に油圧シリンダC1も長寸なものとなって設置架台20の鉛直下方へ深く埋設しなければならず、結束装置1を設置するためのスペースが広大なものとなるという問題があった。
【0013】
また、第2案内溝部材12を駆動させるために用いる油圧シリンダC1は、一般的に比較的大きな装置であり、結束装置1の設置スペースを縮小する場合の妨げの一因となっていた。
【0014】
そこで、本発明は、装置自身の小型化及び設置スペースの縮小化を図ることができる結束装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る結束装置は、開口端を接して線材コイルが載置される架台と、前記線材コイルの被結束部分の回りに結束ストラップを案内するための案内溝部と、前記線材コイルを軸方向の一方側から他方側へ加圧するための加圧部とを備え、前記案内溝部により案内される結束ストラップによって前記線材コイルの被結束部分を結束する結束装置において、前記案内溝部は、線材コイルの外側にて前記軸方向に沿って結束ストラップを案内するための第1案内溝部材と、前記線材コイルの内側にて前記軸方向に沿って結束ストラップを案内すべく、前記架台に対する前記一方側及び他方側へ、前記軸方向に沿って移動可能に設けられた第2案内溝部材と、前記第1案内溝部材及び第2案内溝部材における前記一方側を連絡するための第3案内溝部材と、前記第1案内溝部材及び第2案内溝部材における前記他方側を連絡すべく、前記加圧部の前記他方側に設けられた第4案内溝部材とからなり、前記加圧部の前記一方側に、前記第1案内溝部材及び第3案内溝部材を具備して前記軸方向へ移動可能である移動体を備え、該移動体が前記他方側に位置すると共に前記第2案内溝部材が前記一方側に位置することにより、前記第1案内溝部材及び第2案内溝部材の前記一方側は、前記第3案内溝部材によって連絡され、前記他方側は、前記第4案内溝部材によって連絡され、前記線材コイルの被結束部分の回りに案内溝部が形成されるべくなしてある。
【0016】
このような構成とすることにより、第3案内溝部材が取り付けられた移動体をフレームに対して可動に設けることができ、前記第3案内溝部材と第4案内溝部材との距離を短縮することができるため、第1案内溝部材を従来に比して短くすることが可能であり、結束装置の小型化、該結束装置を設置する際の省スペース化等を図ることができる。
【0017】
また本発明は、前記第1案内溝部材はロッドレスシリンダを介して前記移動体に設けられ、及び/又は、前記第2案内溝部材はロッドレスシリンダを介して設けられている。
【0018】
このような構成とすることにより、油圧シリンダに比して小さい設置スペースを要するロッドレスシリンダを用いるため、更に結束装置の小型化及び設置する際の省スペース化等を図ることができる。
【0019】
また本発明は、前記第2案内溝部材を前記線材コイルの内側から径方向の外側へ駆動させるための第2案内溝部材駆動部を更に備え、前記第2案内溝部材には、線材コイルの内側を押圧して該線材コイルを整形するための内形整形部材が設けられている。
【0020】
このような構成とすることにより、上述した如くに結束装置の小型化及び設置する際の省スペース化等を図ることができると共に、第2案内溝部材に設けられた内部整形部材によって線材コイルを内側から整形することができる。
【0021】
また本発明は、前記加圧部には、線材コイルを外側から整形するための外形整形部が設けられている。
【0022】
このような構成とすることにより、上述した如くに結束装置の小型化及び設置する際の省スペース化等を図ることができると共に、加圧部に設けられた外形整形部によって線材コイルを外側から圧して整形することができる。
【0023】
また本発明は、前記外形整形部が、線材コイルの外側を押圧するための外形整形部材と、該外形整形部材を線材コイルの外側から内側の方向へ駆動させるための第1駆動部と、前記外形整形部材を前記軸方向へ駆動させるための第2駆動部とを有する。
【0024】
このような構成とすることにより、外形整形部材を線材コイルの外側に当接させた状態にて、例えば軸方向の下側から上側へ前記外形整形部材を駆動させることができ、線材コイルの外側を平滑な形状に整形することができる。
【0025】
また本発明は、前記外形整形部材に、線材コイルの外側に押圧する面に複数の突部が設けられている。
【0026】
このような構成とすることにより、前記外形整形部材に設けられた複数の突部を線材コイルの外側に当接させ、更に上述した如くに前記外形整形部材を上下方向へ駆動させることによって、前記突部が線材コイルの外側をより平滑な形状にならすことができ、より好ましい形状に整形することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1及び図2は、本実施の形態に係る結束装置3の模式的な構成の一例を示す図面であり、図1は結束装置3の正面図、図2は結束装置3の平面図である。該結束装置3は、工場内の床などに設置された設置架台40上の所定位置に、一方の開口端を接して載置された線材コイル41をストラップ42により結束するものである。該線材コイル41は、例えば工場内の他の場所から、キャリア45に吊るされて運搬され、前記設置架台40上に設置されてストッパなどにより固定される。
【0028】
結束装置3は、前記設置架台40に載置される線材コイル41の中心軸に一致する仮想の中心軸Cを挟むようにして、結束装置3の骨格をなす略四角柱状のフレームFa,Fbを備えている。該フレームFa,Fbは、図1に示すように前記中心軸Cを挟み、正面視で左右対称の構成となっている。また、本実施の形態に係る結束装置3は、前記フレームFa,Fbと同様に、他の構成についても正面視で略左右対称の構成をしている。従って、結束装置3についての以下の説明では、フレームFa側の構成(即ち、正面視で中心軸Cより右側の構成)についてのみ行う。なお、前記中心軸Cは、結束装置3の設計上の中心軸とも一致するものである。
【0029】
フレームFaには、設置架台40に載置された線材コイル41を軸方向に加圧するための加圧板44が、上下方向(即ち、線材コイル41の軸方向)に可動にして取り付けられている。該加圧板44は、正面視で左右に逆転したL字形状をなし、平面視で略長方形状をなしている。また、該加圧板44は、正面視における一端部分であり、平面視における長方形状の一の長辺側の中間位置に略矩形の切り欠き部44hが形成されている。該加圧板44は、前記切り欠き部44hを中心軸C向きとし、フレームFaに備えられたガイド46に沿って上下方向に可動にして前記フレームFaに取り付けられている。また、前記加圧板44は、設置架台40が設置された床面より下方に設けられた油圧シリンダC3が有するロッドR3の先端と接合されており、該油圧シリンダC3が駆動することによって前記加圧板44は前記ガイド46に沿って上下方向に駆動される。
【0030】
加圧板44の下面には、線材コイル41の外形を整形するための外形形状整形ユニット50が取り付けられている。図3は、該外形形状整形ユニット50の構成の一例を示す模式的正面図である。
【0031】
図3に示すように、外形形状整形ユニット50は本体部材54を備えている。該本体部材54は、加圧板44の下面と平行をなす平行部52と、加圧板44の下面と垂直をなす垂直部53とからなり、正面視で上下に逆転したL字形状をなしている。該本体部材54は、加圧板44の下面に敷設された直線状のガイド51から吊設されており、線材コイル41の半径方向(図中の矢符A1参照)に沿って移動することができる。
【0032】
また、前記ガイド51から前記径方向の外側における加圧板44下面の所定位置には油圧シリンダC4が取り付けられている。該油圧シリンダC4が有するロッドR4の先端は前記本体部材54における平行部52に接合されている。従って、油圧シリンダC4が駆動することによって、前記本体部材54は、前記ガイド51に沿って矢符A1の方向へ駆動される。
【0033】
また、前記本体部材54の垂直部53における中心軸Cと反対側の面には油圧シリンダC5が取り付けられている。また、前記垂直部53における中心軸C側の面には、表面に複数の突部55,55,…を具備した板状の整形部材56が設けられている。該整形部材56は、本体部材54の垂直部53における中心軸C側に敷設されたガイド57に沿って上下方向(図中の矢符A2参照)へ移動可能に取り付けられている。また、前記油圧シリンダC5が有するロッドR5の先端は、前記整形部材56と接合されている。従って、前記油圧シリンダC5が駆動することによって、前記整形部材56は矢符A2の方向へ駆動される。
【0034】
このように、外形形状整形ユニット50は、油圧シリンダC4が駆動することによって径方向へ移動可能であり、油圧シリンダC5が駆動することによって上下方向へ移動可能である。
【0035】
ここで再び図1及び図2に示した結束装置3の説明に戻る。結束装置3は、フレームFaの上部であり前記加圧板44の上方に、フレームFaに沿って上下方向へ移動することができる移動体35が備えられている。該移動体35は、正面視で左右が逆転した略L字形状をなし、平面視で略長方形状をなしており、前記加圧板44の上部に適合する形状をなしている。また、該移動体35は、正面視における一端部分であって平面視における長方形状の一の長辺側の中間位置に、略矩形の切り欠き部35hが形成されている。更に、該移動体35は、平面視にて前記切り欠き部35hから他の長辺の両端部近傍に至るスリット35s,35sが形成されている。
【0036】
なお、移動体35にレール(図示せず)を設け、フレームFaには前記レールに適合する直線ガイド(図示せず)を設けることにより、前記移動体35は、前記直線ガイドに沿って上下方向へ移動することができる。また、下方へ降下する移動体35は、フレームFaに取り付けられたストッパ36により、適宜高さにて停止される。
【0037】
また、結束装置3は、線材コイル41の被結束部分にストラップ42を巻き回すための該ストラップ42の案内溝となるシュート部30を備えている。該シュート部30は、線材コイル41の外側を軸方向沿いにストラップ42を案内するための長寸の第1シュート(第1案内溝部材)31と、線材コイル41の内側を軸方向沿いにストラップ42を案内するための長寸の第2シュート(第2案内溝部材)32と、前記第1シュート31及び第2シュート32の上側を連絡するための半円弧形状をなす第3シュート(第3案内溝部材)33と、下側を連絡するための半円弧形状をなす第4シュート(第4案内溝部材)34とから構成されている。
【0038】
前記第1シュート31及び第3シュート33は、上述した移動体35に備えられている。即ち、移動体35は、鉛直方向にその長手方向を一致させてロッドレスシリンダ(図示せず)を収容している。前記第1シュート31は、該ロッドレスシリンダにより支持されている。従って、前記ロッドレスシリンダが駆動することにより、前記第1シュート31は移動体35の下面を基準とする上下方向へ移動可能となっている。
【0039】
また、前記第3シュート33は、平面視において移動体35に形成された前記スリット35sに沿って、その内径側を下向きにして設けられている。また、前記第1シュート31が最下端まで降下した場合、該第1シュート31の上端の位置と前記第3シュート31の一方端の位置とは略一致するようになっている。
更に、移動体35における中心軸C側の適宜位置には、後述するように下方から上昇してくる第2シュート32を保持するためのガイドローラ61と、該ガイドローラ61を中心軸Cから離隔する方向へ引き寄せるための油圧シリンダ38とが取り付けられている。
【0040】
前記第4シュート34は、設置架台41の下面にて、その内径側を上向きにし、前記第3シュート33に対向するようにして設けられている。また、設置架台40の近傍には、ストラップ42の送り出し、引き締め、及びカットなどを行うための所謂ヘッド43が備えられている。該ヘッド43は、中心軸Cを軸とする径方向へ移動可能となっている。従って、前記ヘッド43の下部が第4シュート34の一方の端部と一致する位置にあるとき、前記移動体35及び第1シュート31が共に最下端に位置することによって、該第1シュート31の下端は、前記ヘッド43の上部に到達する。
【0041】
また、設置架台44に載置された線材コイル41の内側における前記設置架台44の下方には、ガイドローラ63と、鉛直方向に長手方向を一致された状態のロッドレスシリンダC6とが備えられている。前記第2シュートは、該ガイドローラ63及びロッドレスシリンダC6によって支持されている。従って、該ロッドレスシリンダC6が駆動することによって、前記第2シュート32は、設置架台40の設置面を凡その基準として上下方向へ駆動される。
【0042】
なお、前記第2シュート32が最上端まで上昇し、かつ、前記移動体35が最下端まで(ストッパ36に当接するまで)降下した場合、前記第2シュート32の上端は、前記移動体35の高さに到達することができ、上述したように前記移動体35が備えるガイドローラ61によって、第2シュート32の上端は支持される。
【0043】
また、前記第2シュート32には、線材コイル41の形状を内側から整形するための内形形状整形部材65が備えられている。図4は、該内形形状整形部材65の構造の一例を示す模式的平面図である。図4に示すように、内形形状整形部材65は、第2シュート32を内側に位置させて囲むように、平面視で略チャネル形状をなす長寸の部材であり、平面視でのその両端部は、線材コイル41の内側に当接して内形形状を整形するための当接部65a,65aとなっている。
【0044】
前記ガイドローラ63は、設置架台40の下側に設けられた油圧シリンダ64により、中心軸Cから離隔する方向へ駆動される。従って、第2シュート32が最上端まで上昇し、移動体35が備えるガイドローラ61によりその上端が保持された場合、ガイドローラ61,63が駆動することによって、第2シュート32と共に前記内形形状整形部材65は回転軸Cから離隔する方向へ駆動され、線材コイル41の内側に前記当接部65aが当接される。
【0045】
なお、第2シュート32が最上端まで上昇し、ガイドローラ61によりその上端が保持された場合、前記内形形状整形部材65の上部は、前記外形形状整形ユニット50が備える整形部材56に対向するようになっている。従って、内形形状整形部材65及び整形部材56によって線材コイル41を挟持するため、該線材コイル41に型崩れを生じさせることなくその形状を整形することができる。
【0046】
このような構成をなす結束装置3は、特に図示されない制御装置によって各シリンダ等の動作が制御され、線材コイル41の被結束部分をストラップ42によって結束することができる。
【0047】
次に、上述したような本実施の形態に係る結束装置3を用い、線材コイル41の被結束部分をストラップ42によって結束する場合の動作の流れについて説明する。図5は、結束装置3の動作の流れを説明するためのタイムチャートである。また、図6乃至図9は、結束装置3の動作を表す参照図面である。
【0048】
はじめに、線材コイル41はキャリア45に吊るされた状態で搬送され、結束装置3の設置架台40における所定の位置に固定される(時刻t0〜t3)。キャリア45の固定が完了すると、加圧板44の高速下降(時刻t3〜t16)が開始され、線材コイル41の上端面に加圧板44が当接するまで降下し続ける(図6中の矢符S1参照)。
【0049】
また、キャリア45の固定完了(時刻t3)と同時に、ヘッド43が一段目だけ前進される(図6中の矢符S2参照)。即ち、中心軸Cから遠方に離隔していたヘッド43は、前進することによって、第4シュート34及び後に下降する第1シュート31と連結することができる位置に達する(時刻t6)。
【0050】
また、キャリア45の固定完了(時刻t3)と同時に、第2シュート32の上昇(時刻t3〜t12,図6中の矢符S3参照)及び第1シュート31の下降(時刻t3〜t11,図6中の矢符S4参照)が実行される。
【0051】
即ち、移動体35が加圧板44と共に下降し(図6中の矢符S5参照)、更に、移動体35が備えるロッドレスシリンダが駆動することにより、第1シュート31は線材コイル41の外側を通って下降しはじめる(時刻t3)。移動体35がストッパ36に当接し、最下端まで下降した第1シュート31は、その下端が一段目だけ前進したヘッド43に連結される。また、ロッドレスシリンダC6が駆動することにより、第2シュート32は線材コイル41の内側を通って上昇をはじめる(時刻t3)。最上端まで上昇した第2シュート32の上端は、ストッパ36によって停止している移動体35が備えるガイドローラ61によって保持される。
【0052】
このようにして、時刻t12の時点で線材コイル41の被結束部分の回りに、シュート部30が形成される。
【0053】
次に、シュート部30の形成が完了した時点(時刻t12)から、油圧ポンプ38,64が駆動され、内形形状整形部材65による線材コイル41の内形形状の整形が行われる(時刻t12〜t14,図7中の矢符S6参照)。
【0054】
線材コイル41の内形形状の整形が完了すると(時刻t14)、ヘッド43からストラップ42が送り出される(時刻t14〜t20)。ヘッド43から送り出されるストラップ42は、第1シュート31,第3シュート33,第2シュート32,第4シュート34の順に案内され、再びヘッド43に到達する(時刻t20,図7中の矢符S7参照)。
【0055】
ヘッド43は、第4シュート34から案内されてきたストラップ42をグリップすると共に、具備するフェイスゲートを開く(時刻t20〜t22)。この時点で、線材コイル41の被結束部分の回りには、ストラップ42が巻き回された状態となっている。
【0056】
また、ストラップ42が送り出されている間に、高速下降していた加圧板44は線材コイル41の近傍まで到達して停止する(時刻t16)。加圧板44の高速下降が完了した時点で、加圧板44の下部に備えられた外形形状整形ユニット50が駆動しはじめ、油圧シリンダC4,C5が駆動して線材コイル41の外形形状が整形される(時刻t16〜t19,図8中の矢符S8及び矢符S9参照)。
【0057】
線材コイル41の外形形状の整形が完了し(時刻t19)、更に、ストラップ42の送りが完了した時点(時刻t20)から、線材コイル41を加圧するため、加圧板44は低速(高トルク)で降下する(時刻t20〜t23,図9中の矢符S10参照)。
【0058】
加圧板44の低速下降が完了して線材コイル41が加圧されると(時刻t23)、ヘッド43はフェイスゲートを開いた状態で再び前進し(時刻t23〜t25,図9中の矢符S11参照)、同時にヘッド43はストラップ42を高速にて引き締める(時刻t23〜t28)。ヘッド43がストラップ42を引き締めることにより、該ストラップ42はシュート部30から外され、線材コイル41の被結束部分の回りに巻き回される。
【0059】
次に、ヘッド43はストラップ42を低速(高トルク)にて引き締める(時刻t28〜t32)。また、ストラップ42の低速引き締めと同時に、その役目を終えた第2シュート32の下降(時刻t28〜t40)及び第1シュート31の上昇(時刻t28〜t36)が開始される。最下端まで下降した第2シュート32と、最上端まで上昇した第1シュート31とは、結束装置3が動作をはじめる以前の状態、即ち、時刻t3以前の状態に戻る。
【0060】
ヘッド43によるストラップ42の低速引き締めが完了すると(時刻t32)、該ヘッド43は、ストラップ42のノッチ及びカットを行い(時刻t32〜t37)、その役目を終えて時刻t3以前の状態へ戻るべく後退する(時刻t37〜t42)。なお、ストラップ42のノッチ及びカットが完了した時点(時刻t37)で、最終的に線材コイル41はストラップ42によって結束されたことになる。
【0061】
更に、加圧板44は上昇し(時刻t38〜t50)、キャリア45は開放されて(時刻t38〜41)、結束装置3の一巡の動作は完了する。
【0062】
この様に、本実施の形態に係る結束装置3によれば、移動体35が下降することができると共に、該移動体35に備えられた第1シュート31も下降することができるため、従来に比してシュート部30の上下方向の規模を縮小することができる。従って、設置架台41の下方に設けられる第2シュート32の長さも短縮することができ、結束装置3の縮小化、設置スペースの縮小化、一巡の動作のタイムサイクルの短縮化、及び結束装置3の製造コストの低減等を図ることができる。
【0063】
また、従来の油圧シリンダに替えてロッドレスシリンダを用いるため、更に結束装置3及びその設置スペースの縮小化を図ることができる。
【0064】
更に、第2シュート32には内形形状整形部材65が備えられ、加圧板44の下部には外形形状整形ユニット50が備えられているため、上述したような効果に加えて、ストラップ42によって結束される線材コイル41の形状を適切に整形することができ、均一に整形された線材コイル41を提供することができ、また、荷崩れの防止を図ることができる。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、設置スペースを縮小することができ、製造コストを低減することができる結束装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる結束装置の正面図である。
【図2】本発明に係る結束装置の平面図である。
【図3】結束装置が備える外形形状整形ユニットの構成の一例を示す模式的正面図である。
【図4】結束装置が備える内形形状整形部材の構造の一例を示す模式的平面図である。
【図5】結束装置の動作の流れを説明するためのタイムチャートである。
【図6】結束装置の動作を表す参照図面である。
【図7】結束装置の動作を表す参照図面である。
【図8】結束装置の動作を表す参照図面である。
【図9】結束装置の動作を表す参照図面である。
【図10】従来の結束装置の一部の構成を模式的に示した正面図である。
【符号の説明】
3 結束装置
30 シュート部
31 第1シュート
32 第2シュート
33 第3シュート
34 第4シュート
35 移動体
41 線材コイル
42 ストラップ
43 ヘッド
44 加圧板
45 キャリア
50 外形形状整形ユニット
51,57 ガイド
54 本体部材
55 突部
56 整形部材
61,63 ガイドローラ
64 油圧シリンダ
65 内形形状整形部材
C3,C4,C5 油圧シリンダ
C6 ロッドレスシリンダ
Fa,Fb フレーム
Claims (6)
- 連続線材をコイル状に巻き回した線材コイルがその軸芯を上下方向へ向けて載置される架台と、前記線材コイルの被結束部分の回りに結束ストラップを案内するための案内溝部と、前記線材コイルを前記軸芯に沿って下方へ加圧するための加圧部とを備え、前記案内溝部により案内される結束ストラップによって前記線材コイルの被結束部分を結束する結束装置において、
前記案内溝部は、線材コイルの外側にて前記軸芯方向に沿って結束ストラップを案内するための第1案内溝部材と、前記線材コイルの内側にて前記軸芯方向に沿って結束ストラップを案内すべく、前記架台に対して上方及び下方へ、前記軸芯方向に沿って移動可能に設けられた第2案内溝部材と、前記第1案内溝部材及び第2案内溝部材における上部間を連絡するための第3案内溝部材と、前記第1案内溝部材及び第2案内溝部材における下部間を連絡する第4案内溝部材とからなり、
前記加圧部の上方に、前記第1案内溝部材及び第3案内溝部材を具備して前記軸芯方向へ移動可能である移動体を備え、
該移動体が下方に位置すると共に前記第2案内溝部材が上方に位置することにより、前記第1案内溝部材及び第2案内溝部材の上部は前記第3案内溝部材によって連絡されると共に下部は前記第4案内溝部材によって連絡され、該第1乃至第4案内溝部材によって前記線材コイルの被結束部分の回りに案内溝部が形成されるべくなしてある
ことを特徴とする結束装置。 - 前記第1案内溝部材はロッドレスシリンダを介して前記移動体に設けられ、及び/又は、前記第2案内溝部材はロッドレスシリンダを介して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の結束装置。
- 前記第2案内溝部材を前記線材コイルの内側から径方向の外側へ駆動させるための第2案内溝部材駆動部を更に備え、前記第2案内溝部材には、線材コイルの内側を押圧して該線材コイルを整形するための内形整形部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の結束装置。
- 前記加圧部には、線材コイルを外側から整形するための外形整形部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の結束装置。
- 前記外形整形部は、線材コイルの外側を押圧するための外形整形部材と、該外形整形部材を線材コイルの外側から内側の方向へ駆動させるための第1駆動部と、前記外形整形部材を前記軸芯方向へ駆動させるための第2駆動部とを有することを特徴とする請求項4に記載の結束装置。
- 前記外形整形部材には、線材コイルの外側に押圧する面に複数の突部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の結束装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085942A JP4095817B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 結束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002085942A JP4095817B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 結束装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003285802A JP2003285802A (ja) | 2003-10-07 |
JP4095817B2 true JP4095817B2 (ja) | 2008-06-04 |
Family
ID=29232715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002085942A Expired - Fee Related JP4095817B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 結束装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4095817B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10322830B2 (en) | 2011-05-11 | 2019-06-18 | Smb Schwede Maschinebau Gmbh | Method for actuating the band driving device of a strapping machine and corresponding strapping machine |
US10518914B2 (en) | 2008-04-23 | 2019-12-31 | Signode Industrial Group Llc | Strapping device |
US11999516B2 (en) | 2008-04-23 | 2024-06-04 | Signode Industrial Group Llc | Strapping device |
US12017811B2 (en) | 2019-01-24 | 2024-06-25 | Kyodo Special Steel Wire Co., Ltd. | Metal coil compression binding apparatus |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101612886B1 (ko) * | 2014-03-20 | 2016-04-18 | 다인시스템주식회사 | 외주링 결속장치 |
CN104073936B (zh) * | 2014-07-10 | 2016-06-08 | 天津赛象科技股份有限公司 | 钢丝圈自动扎头装置 |
CN108860711B (zh) * | 2018-07-06 | 2023-08-04 | 天津理工大学 | 应用气缸和滑块的方矩管打包机压紧装置及其工作方法 |
-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002085942A patent/JP4095817B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10518914B2 (en) | 2008-04-23 | 2019-12-31 | Signode Industrial Group Llc | Strapping device |
US11530059B2 (en) | 2008-04-23 | 2022-12-20 | Signode Industrial Group Llc | Strapping device |
US11731794B2 (en) | 2008-04-23 | 2023-08-22 | Signode Industrial Group Llc | Strapping device |
US11999516B2 (en) | 2008-04-23 | 2024-06-04 | Signode Industrial Group Llc | Strapping device |
US10322830B2 (en) | 2011-05-11 | 2019-06-18 | Smb Schwede Maschinebau Gmbh | Method for actuating the band driving device of a strapping machine and corresponding strapping machine |
US11597546B2 (en) | 2011-05-11 | 2023-03-07 | Signode Packaging Systems Gmbh | Method for actuating the band driving device of a strapping machine and corresponding strapping machine |
US12017811B2 (en) | 2019-01-24 | 2024-06-25 | Kyodo Special Steel Wire Co., Ltd. | Metal coil compression binding apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003285802A (ja) | 2003-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4095817B2 (ja) | 結束装置 | |
KR101931790B1 (ko) | 순차 이송 금형 장치용 배압 장치 및 이를 구비한 순차 이송 금형 장치 | |
CN108188597B (zh) | 焊接治具及其使用方法 | |
CN110091058B (zh) | 激光焊接装置及方法 | |
US20020185193A1 (en) | Gas filling apparatus and method for gas shock absorber | |
CN112242238A (zh) | 一种变压器铁芯叠片时的模具自动调整装置 | |
CN205998746U (zh) | 一种全自动绕线机 | |
CN206203787U (zh) | 一种钢材运输夹持装置 | |
CN102904393A (zh) | 制冷压缩机定子铁芯复压机 | |
JP2007229877A (ja) | シール部材の組付け方法及び組付け装置 | |
JP2000288660A (ja) | ヘミング加工装置 | |
CN211248707U (zh) | 散热器芯体捆绑台 | |
CN110238589B (zh) | 一种汽车零部件的焊接方法 | |
CN106253612A (zh) | 用于将绝缘纸插入到槽楔中的设备 | |
KR101803426B1 (ko) | 코일 바인딩장치 | |
US6378348B1 (en) | Hemming process and hemming apparatus | |
CN109968002A (zh) | 一种大型产品铜管压接装置及压接工艺 | |
CN215143513U (zh) | 一种开卷机上料装置 | |
CN211208242U (zh) | 一种用于自动穿套绕线设备的夹线装置 | |
CN211828467U (zh) | 一种用于自动穿套绕线设备的引线装置 | |
JPS6310180Y2 (ja) | ||
CN202872588U (zh) | 制冷压缩机定子铁芯复压机 | |
CN215941971U (zh) | 一种用于建筑模板肋板焊接的平台 | |
CN221363486U (zh) | 一种反变形焊接工作台及焊接设备 | |
CN221380732U (zh) | 一种转子扭头机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050310 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071225 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080310 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4095817 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140314 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |