JP4093509B2

JP4093509B2 - Harmful arthropod control composition

Info

Publication number: JP4093509B2
Application number: JP12602198A
Authority: JP
Inventors: いずみ藤本
Original assignee: Sumitomo Chemical Co Ltd
Current assignee: Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date: 1998-02-23
Filing date: 1998-05-08
Publication date: 2008-06-04
Anticipated expiration: 2018-05-08
Also published as: JPH11302115A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は有害節足動物駆除組成物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
これまで、種々の有害節足動物駆除剤が使用されているが、使用場面によっては必ずしも充分な効果を発揮するとは言い難い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、優れた効力を有する有害節足動物駆除組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明者は、有害節足動物駆除組成物について鋭意検討を重ねた結果、ビフェントリンとプラレトリンとを併用することにより、顕著な相乗性を発揮し、よって、より低薬量の施用によって種々の有害節足動物に対しすぐれた駆除効果を発揮し得ることを見出し、本発明に至った。
即ち本発明は、ビフェントリンとプラレトリンを有効成分として含有する有害節足動物駆除組成物（以下、本発明組成物と記す。）に関するものである。
【０００４】
【発明の実施の形態】
本発明組成物において、用いられるプラレトリンは、カ等を対象とする家庭防疫用の殺虫剤の有効成分として使用されており、また、ビフェントリンは、農業用殺虫剤の有効成分として、鱗翅目害虫、半翅目害虫、アザミウマ目害虫、鞘翅目害虫、ダニ目害虫等に対し防除活性が知られているものである。
【０００５】
本発明組成物が駆除対象とする有害節足動物としては、例えば、Oniscus asellus 、Armadillidium vulgare（オカダンゴムシ）、Porcellio scaber等の等脚目（Isopoda）害虫；Blanilus guttulatus（ヤスデの一種）などの倍脚目（Diplopoda）害虫；Geophilus carpophagus、Scutigera spp.、Scolopendra subspinipes（トビズムカデ）、Thereunema spp.（ゲジの仲間）などの唇脚目（Chilopoda）害虫；Scutigerella immaculataなどの結合目（Symphyla）害虫；Ctenolepisma villosa（ヤマトシミ）、Lepisma saccharina（キボシアリシミの一種）などの総尾目（Thysanura）害虫；Trogium pulsatorium（コナチャタテ）などの噛虫目（Psocoptera）害虫；Onychiurus armatus（シロトビムシの一種）などの粘管目（Collembola）害虫；ムカシシロアリ科（Mastotermitidae）、Zootermopsis属、Archotermopsis属、Hodotermopsis属、Porotetmes属等のオオシロアリ科（Termopsidae）、Kalotermes属、Neotermes属、Cryptotermes属、Incisitermes属、Glyptotermes属等のレイビシロアリ科（Kalotermitidae）、Hodotermes属、Microhodotermes属、Anacanthotermes属等のシュウカクシロアリ科（Hodotermitidae）、Reticulitermes属、Heterotermes属、Coptotermes属、Schedolinotermes属等のミゾガシラシロアリ科（Rhinotermitidae）、ノコギリシロアリ科（Serritermitidae）、Amitermes属、Drepanotermes属、Hopitalitermes属、Trinervitermes属、Macrotermes属、Odontotermes属、Microtermes属、Nasutitermes属、Pericapritermes属、Anoplotermes属等のシロアリ科（Termitidae）などの等翅目（Isoptera）害虫；Blatta orientalis（トウヨウゴキブリ）、Periplaneta americana（ワモンゴキブリ）、P. fuliginosa（クロゴキブリ）、Leucophaea maderae（マデラゴキブリ）、Blattella germanica（チャバネゴキブリ）、などの網翅目（Dictyoptera）害虫；Gryllotalpa spp.（ケラの一種）、Acheta domestic us（イエコオロギ）、Teleogryllus emma（エンマコオロギ）、Locusta migratoria（トノサマバッタ）、Melanoplus differentialis（バッタの一種）、Schistocerca gregaria（サバクワタリバッタ）などの直翅目（Orthoptera）害虫；Labidura riparia（オオハサミムシ）、Forficula auricularia（クギヌキハサミムシの一種）などの革翅目（Dermaptera）害虫；Phthirus pubis（ケジラミ）、Pediculus humanus（アタマジラミ）、Haematopinus suls（ブタジラミ）、Linognathus spp.（ホソジラミの一種）、Solenopotes spp.（ホソジラミの一種）などのシラミ目（Anoplura）害虫；Trichodectes spp.（ケモノハジラミの一種）、Tromenopon spp.（ケモノタンカクハジラミの一種）、Bovicola spp.（ケモノハジラミの一種）、Felicola spp.（ケモノハジラミの一種）などの食毛目（Mallophaga）害虫；Frankliniella intonsa（ヒラズハナアザミウマ）、Thrips tabaci（ネギアザミウマ）、T. palmi（ミナミキイロアザミウマ）などの総翅目（Thysanoptera）害虫；Nezara spp.（アオクサカメムシの一種）、Eurygaster spp.（チャイロカメムシの一種）、Dysdercus intermedius（ホシカメムシの一種）、Cimex lectularius（トコジラミ）、Triatoma spp.（サシガメの一種）、Rhodnius prolixus（オオサシガメの一種）、Nezara antennata（マオクサマメムシ）、Cletus punetiger（ホソハリカメムシ）などの異翅亜目（Heteroptera）害虫；Aleurocanthus spiniferus（ミカントゲコナジラミ）、Bemisia tabaci（タバココナジラミ）、Trialeurodes vaporariorum（オンシツコナジラミ）、Aphis gossypii（ワタアブラムシ）、Brevocoryne brassicae（ダイコンアブラムシ）、Cryptomyzus ribis（アブラムシの一種）、Aphis fabae、Macrosiphum euphorbiae（チューリップヒゲナガアブラムシ）、Myzus persicae（モモアカアブラムシ）、Phorodon humuli（ホップイボアブラムシ）、Empoasca spp.（ヒメヨコバイの一種）、Nephotettix cincticeps（ツマグロヨコバイ）、Lecanium corni（ミズキカタカイガラムシ）、Saissetia oleae（オリーブカタカイガラムシ）、Laodelphax striatellus（ヒメトビウンカ）、Nilaparvata lugens（トビイロウンカ）、Aonidiella aurantii（アカマルカイガラムシ）、Aspidiotus hederae（シロマルカイガラムシ）、Pseudococcus spp.（クワコナカイガラムシの一種）、Psylla spp.（キジラミの一種）、Phylloxera vastatrix（ブドウネアブラムシ）などの同翅亜目（Homoptera）害虫；Pectinophora gossypiella（ワタアカミムシ）、Lithocolletis blancardella（ホソガの一種）、Plutella xylostella（コナガ）、Malacosoma neustria（オビカレハ）、Euproctis subflava（ドクガ）、Lymantria dispar（マイマイガ）、Bucculatrix pyrivorella（ナシチビガ）、Phyllocnistis citrella（ミカンハモグリガ）、Agrotis spp.（カブラヤガの一種）、Euxoa spp.（ヤガの一種）、Earias insulana（ワタリンガの一種）、Heliothis spp.（ワタミムシの一種）、Spodoptera exigua（シロイチモジヨトウ）、S. litura（ハスモンヨトウ）、Spodoptera spp.（ヨトウの一種）、Mamestra brassicae（ヨトウガ）、、Trichoplusia ni（ウワバの一種）、Carpocapsa pomonella（コドリンガ）、Pieris spp.（モンシロチョウの一種）、Chilo spp.（ニカメイガの一種）、Pyrausta nubilalis（メイガの一種）、Ephestia kuehniella（スジコナマダラメイガ）、Galleria mellonella（ハチミツガ）、Tineola bisselliella（コイガ）、Tenea translucens（イガ）、Homona magnanima（チャハマキ）、Tortrix viridana（ハマキの一種）などの鱗翅目（Lepidoptera）害虫；Anobium punctatum（シバンムシの一種）、Rhizopertha dominica（コナナガシンクイ）、Acanthoscelides obtectus（インゲンマメゾウムシ）、Agelastica alni（ハンノキハムシの一種）、Leptinotarsa decemlineata（コロラドハムシ）、Phaedon cochleariae（ハムシの一種）、Diabrotica spp.（コーンルートワームの一種）、Psylliodes angusticollis（ナスノミハムシ）、Phyllotreta striolata（キスジノミハムシ）、Epilachna spp.（ニジュウヤホシテントウの一種）、Atomaria spp.（キスイムシの一種）、Oryzaephilus surinamensis（ノコギリヒラタムシ）、Anthonomus spp.（ハナゾウムシの一種）、Sitophilus spp.（コクゾウムシの一種）、Otiorhynchus sulcatus（キンケクチブトゾウムシ）、Cosmopolites sordidus（バショウオサゾウムシ）、Ceuthorhyncidius albosuturalis（ダイコンゾウムシ）、Hypera postica（アルファルファタコゾウムシ）、Dermestes spp.（カツオブシムシの一種）、Trogoderma spp.（マダラカツオブシムシの一種）、Attagenus unicolor（ヒメカツオブシムシ）、Lyctus spp.（ヒラタキクイムシの一種）、Meligethes aeneus（ケシキスイの一種）、Ptinus spp.（ヒョウホンムシの一種）、Gibbium psylloides（セマルヒョウホンムシ）、Tribolium spp.（コクヌストモドキの一種）、Tenebrio molitor（チャイロコメノゴミムシダマシ）、Agriotes spp.（ムナボソコメツキの一種）、Melolontha mololontha（コフキコガネの一種）、Xyleborus属、Scolytoplatypus属等のキクイムシ科（Scolytidae）、Monochamus属、Hylotrupes属、Hesperophanus属、Chlorophorus属、Palaeocallidium属、Semanotus属、Purpuricenus属、Stromatium属等のカミキリムシ科（Cerambycidae）、Crossotarsus属、Platypus属等のナガキクイムシ科（Platypodidae）、Dinoderus属、Bostrychus属、Sinoderus属等のナガシンクイムシ科（Bostrychidae）、Ernobius属、Anobium属、Xyletinus属、Xestobium属、Ptilinus属、Nicobium属、Ptilineurus属等のシバンムシ科（Anobiidae）、タマムシ科（Buprestidae）などの鞘翅目（Coleoptera）害虫；Diprion spp.（クロホシハバチの一種）、Hoplocampa spp.（ハバチの一種）、Lasius spp.（クロクサアリの一種）、Formica japonica（クロヤマアリ）、Vespa spp.（スズメバチの一種）、Urocerus属、Sirex属等のキバチ科（Siricidae）などの膜翅目（Hymenoptera）害虫；Aedes spp.（シマカの一種）、Anopheles spp.（ハマダラカの一種）、Culex spp.（イエカの一種）、Drosophila melanogaster（キイロショウジョウバエの一種）、Musca domestica（イエバエ）、Fannia spp.（ヒメイエバエの一種）、Calliphora spp.（クロバエの一種）、Lucilia spp.（キンバエの一種）、Chrysomya spp.（オビキンバエの一種）、Cuterebra spp.、Gastrophilus spp.（ウマバエの一種）、Stomoxys spp.（サシバエの一種）、Oestrus spp.（ヒツジバエの一種）、Hypoderma spp.（ウシバエの一種）、Tabanus spp.（アブの一種）、Bibio hortulanus（ケバエの一種）、Pegomyia hyoscyami（ハナバエの一種）、Ceratitis capitata（チチュウカイミバエ）、Dacus dorsalis（ミカンコミバエ）、Tipula paludosa（ガガンボの一種）、Simulium spp.（ブユの一種）、Eusimulium spp.、Phlebotomus spp.（サシチョウバエの一種）、Culicoides spp.（ヌカカの一種）、Chrysops spp.（メクラアブの一種）、Haematopota spp.（サシバエの一種）、Braula spp.（ミツバチシラミバエの一種）、Morellia spp.（ハナバエの一種）、Glossina spp.（ツェツェバエの一種）、Wohlfahrtia spp.、Sarcophaga spp.（ニクバエの一種）、Lipoptena spp.（シラミバエの一種）、Melophagus spp.（シラミバエの一種）、Muscina spp.（オオイエバエの一種）などの双翅目（Diptera）害虫；Xenopsylla cheopis（ケオプスネズミノミ）、Ceratophyllus spp.（トゲノミの一種）、Pulex spp.（ヒトノミの一種）、Ctenocephalides spp.（ネコノミの一種）などの隠翅目（Siphonaptera）害虫；Scorpio maurus、Latrodectus mactans、Chiracanthium spp.（コマチグモの一種）などの蛛形綱（Arachnida）害虫；Otodectes spp.（ミミヒゼンダニの一種）、Acarus siro（アシブトコナダニ）、Argas spp.（ヒメダニの一種）、Ornithodoros spp.（カズキダニの一種）、Ornithonyssus spp.（イエダニの一種）、Dermanyssus spp.（ワクモの一種）、Eriophyes spp.（フシダニの一種）、Boophilus spp.（ウシオマダニの一種）、Rhipicephalus spp.（コイタマダニの一種）、Chelacaropsis moorei（ミナミツメダニ）、Dermatophagoides spp.（ヒョウヒダニの一種）、Hyalomma spp.（イボマダニの一種）、Ixodes spp.（マダニの一種）、Psoroptes equi（キュウセンヒゼンダニ）、Chorioptes spp.（ショクヒヒゼンダニの一種）、Sarcoptes spp.（ヒゼンダニの一種）、Tarsonemus spp.（ホコリダニの一種）、Bryobia praetiosa（クローバハダニ）、Panonychus spp.（ミカンハダニの一種）、Tetranychus spp.（ナミハダニの一種）、Dermacentor spp.（カクマダニの一種）、Haemaphysalis spp.（チマダニの一種）、Raillietia spp.、Pneumonyssus spp.（サルハイダニの一種）、Sternostorma spp.、Acarapis spp.（ミツバチダニの一種）、Cheyletiella spp.（ツメダニの一種）、Myobia spp.（ケモチダニの一種）、Psorergates spp.（ヒツジツメダニの一種）、Demodex spp.（ニキビダニの一種）、Trombicula spp.（ツツガムシの一種）、Listrophorus spp.（ズツキダニの一種）、Tyrophagus spp.（ケナガコナダニの一種）、Sarcoptes spp.（イヌセンコウヒゼンダニの一種）、Notoedres spp.（ネコショウセンコウヒゼンダニの一種）、Cytodides spp.（フエダニの一種）、Laminosioptes spp.などのダニ目（Acarina）害虫等が挙げられる。
【０００６】
本発明組成物において、プラレトリンとビフェントリンとの混合割合は、通常、重量比で１００：１〜１：１００、好ましくは１０：１〜１：１０の範囲である。
本発明組成物は、プラレトリンとビフェントリンのみからなるものであってもよいが、実用的には通常、固体担体、液体担体、製剤補助剤等を適宜含有する製剤化された形態のものである。製剤形態としては、乳剤、油剤、懸濁剤等の液剤、粉剤、水和剤、粒剤、ペースト状製剤、マイクロカプセル化製剤、泡沫剤、エアゾール製剤、炭酸ガス製剤、シート製剤などが挙げられる。また、プラレトリン及びビフェントリンの含有量はその製剤形態によって変わりうるが、合計量で通常、０．００５〜５０重量%である。
【０００７】
これらの製剤は通常の手法、例えば、プラレトリン及びビフェントリンを固体担体や液体担体と混合し、必要によりその他乳化剤、固着剤等の製剤補助剤を添加して得られる。製剤化の際に用いられる担体や補助剤としては、例えば以下のものが挙げられる。
【０００８】
固体担体としては、例えば、クレー、カオリン、タルク、ベントナイト、セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、珪藻土、軽石、方解石、海泡石、白雲石、シリカ、アルミナ、バーミキュライト、パーライト等の天然又は合成鉱物、おがくず、トウモロコシの穂軸、ココヤシの実殻、タバコの茎等の細粒体などが挙げられ、液体担体としては、例えば、キシレン、トルエン、アルキルナフタレン、フェニルキシリルエタン、ケロシン、軽油、ヘキサン、シクロヘキサン等の芳香族または脂肪族炭化水素類、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、ヘキサノール、エチレングリコール等のアルコール類、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、アセトニトリル、イソブチロニトリル等のニトリル類、ジメチルスルホキシド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド、Ｎ，Ｎ−ジメチルアセトアミド等の酸アミド類、大豆油、綿実油等の植物油、水などが挙げられる。
【０００９】
また、製剤用の補助剤としては、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アルコールエーテル等の非イオン性乳化剤、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アリールスルホン酸塩等のイオン性乳化剤、リグニンスルホン酸塩、メチルセルロース等の分散剤、カルボキシメチルセルロース、アラビアガム、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセテート等の固着剤、酸化鉄、酸化チタン、プルシアンブルー、アリザリン染料、アゾ染料、フタロシアニン染料等の着色料などが挙げられる。
【００１０】
尚、本発明組成物は、プラレトリン及びビフェントリン以外の活性成分やＰＢＯ、Ｓ４２１、ＭＧＫ２６４、ＩＢＴＡ、サイネピリン５００等の共力剤等を含有してもよい。
【００１１】
本発明組成物は、通常、有害節足動物の生息場所、土壌等に施用することにより用いられるが、接着剤に混ぜて合板や木質ボード類の製造に用いたり、被覆電線や合成樹脂シート等に混入させることにより防虫処理された各種製品の製造に供することができる。その施用量は、本発明組成物を家庭防疫用に用いる場合、例えば屋内のハエやカを防除するに際しては、有効成分（プラレトリン及びビフェントリンの合計）量で０．００１〜１ｍｇ／m³程度を施用する。また、ゴキブリ、アリ等を防除するに際しては、有効成分量で０．００１〜０．１ｍｇ／m²程度を施用する。
木材害虫を防除する場合、本発明組成物を当該害虫に直接施用してもよいが、通常は本発明組成物を害虫の生息場所である木材、土壌等に施用する。また、本発明組成物を接着剤に混ぜて合板や木質ボード類の製造に用いたり、電線の被覆剤や合成樹脂シート等に混入させることにより防虫処理された各種製品の製造に供することができる。その施用量は、対象となる害虫の種類、製剤形態、施用場所、施用方法等により異なるが、一般に有効成分（プラレトリン及びビフェントリンの合計）量で０．１〜１００００mg／m²程度である。
さらに、本発明組成物を農業用に用いる場合、有効成分量で０．０１〜１００ｇ／ｈａ程度を有害節足動物に直接または植物や土壌等に施用する。その際、乳剤、懸濁剤、水和剤等は通常１〜１０００ppm程度に水で希釈して施用する。
【００１２】
【実施例】
以下、実施例にて本発明をより詳細に説明する。
製剤例１
プラレトリン５重量部、ビフェントリン５重量部、ソルポールＳＭ２００（東邦化学性乳化剤）１０重量部及びキシレン８０重量部をよく混合して乳剤を得る。
【００１３】
製剤例２
プラレトリン１重量部、ビフェントリン５重量部、ソルポールＳＭ２００（東邦化学性乳化剤）１０重量部及びキシレン８４重量部をよく混合して乳剤を得る。
【００１４】
製剤例３
プラレトリン５重量部、ビフェントリン１重量部、ソルポールＳＭ２００（東邦化学性乳化剤）１０重量部及びキシレン８４重量部をよく混合して乳剤を得る。
【００１５】
製剤例４
プラレトリン５重量部、ビフェントリン１０重量部、ソルポールＳＭ２００（東邦化学性乳化剤）１０重量部及びキシレン７５重量部をよく混合して乳剤を得る。
【００１６】
製剤例５
プラレトリン１重量部、ビフェントリン４重量部、ソルポールＳＭ２００（東邦化学性乳化剤）１０重量部及びキシレン８５重量部をよく混合して乳剤を得る。
製剤例６
プラレトリン０．１重量部、ビフェントリン０．５重量部、ネオチオゾール（中央化成）で１００重量部とした原液を調整する。この原液５０ｇを１８０ｍｌ容のエアゾール用ブリキ缶に入れ、バルブを缶にクリンプし密封する。バルブのステムを通じて、ジメチルエーテルと液化石油ガスの混合噴射剤（重量比約１：１）５０ｇを充填し内容物１００ｇのエアゾールを得る。
製剤例７
プラレトリン０．５重量部、ビフェントリン０．１重量部、ニッコールＳＬ−１０（日光ケミカルズ）１０重量部、ＩＰソルベント２０２８（出光石油化学）で１００重量部とした原液を調整する。この原液１０ｇを１８０ｍｌ容のエアゾール用ブリキ缶に入れ、さらに精製水５０ｇを入れる。バルブを缶にクリンプし密封する。バルブのステムを通じて液化石油ガス４０ｇを充填し内容物１００ｇのエアゾールを得る。
製剤例８
プラレトリン５重量部、ビフェントリン１０重量部をハイゾールＳＡＳ２９６（日本石油化学）５重量部と混合する。この溶液全量をトクシールＧＵ−Ｎ（塩野義製薬）２０重量部とラジオライト２０重量部からなる混合粉体に吸油せしめミキサーで混合する。ソルポール５０６０（東邦化学）４重量部及びデモールＳＮＢ３重量部加えさらにミキサーで攪拌する。クレー２０重量部、ラジオライトで全体を１００重量部としてミキサーで混合し水和剤を得る。
製剤例９
プラレトリン０．１重量部、ビフェントリン０．４重量部、ソフトアルキルベンゼンＡＢ−ＳＧ（三菱化学）２０重量部、日石フォグソルベント（日本石油）で１００重量部とし油剤を得る。
製剤例１０
プラレトリン５重量部、ビフェントリン０．５重量部をゴーセノールＧＬ−０５（日本合成化学工業）の１０重量％水溶液４０重量部中に加え、ホモミクサーにて攪拌する。ロードポール２３（ローヌプーラン社）の１重量％水溶液１０重量部、水４０重量部を加えて数分間緩やかに攪拌しながら混合すると、水中油型懸濁製剤１００重量部を得る。
【００１７】
次に試験例を示す。
試験例１
所定の処理量になるように濃度調整した下記薬剤のアセトン希釈液をピレスロイド薬剤抵抗性イエバエの胸部背板に０．５μｌ処理し、１日後の苦死虫率を調査した。３反復の試験結果の平均値を表１に示す。
【００１８】
【表１】

試験例２
内径１．７cm、長さ１５cmのガラスチューブ内中央部に土壌を３cm詰め、土壌の片側表面に表２記載の薬液を処理した。次いで、土壌の両側を４％寒天で挟み、薬液処理していない側のガラスチューブ内空間にイエシロアリ職蟻５０頭と兵蟻５頭を放し、１週間後にシロアリの土壌貫通状況を観察した。試験は３反復行った。表中の結果欄で、Ａはシロアリが土壌の薬液処理面を貫通して反対側の寒天層をも貫通したことを表し、Ｂはシロアリが土壌の薬液処理面を貫通しさらに寒天層の途中まで穿孔したことを表し、Ｃはシロアリが土壌の薬液処理面を完全に貫通することができず寒天への穿孔が見られなかったことを表す。
【表２】

表中、ビフェントリン５ＥＣは日本農薬製アリピレス乳剤、プラレトリン５ＥＣはプラレトリン５％、キシレン８５％、ソルポールＳＭ２００１０％からなる製剤である。
【００１９】
【発明の効果】
本発明の有害節足動物駆除組成物は、顕著な相乗性を発揮し、よって、より低薬量の施用によって、種々の有害節足動物に対し、すぐれた駆除効果を示す。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a harmful arthropod control composition.
[0002]
[Prior art]
Until now, various harmful arthropod control agents have been used, but it is difficult to say that they exhibit sufficient effects depending on the scene of use.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a harmful arthropod control composition having excellent efficacy.
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies on harmful arthropod control compositions, the present inventor has demonstrated remarkable synergy by using bifenthrin and praretrin in combination, and thus various harmful effects can be achieved by applying lower doses. The inventors have found that an excellent extermination effect can be exerted on arthropods, and have reached the present invention.
That is, the present invention relates to a harmful arthropod control composition (hereinafter referred to as the present invention composition) containing bifenthrin and plaretrin as active ingredients.
[0004]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the composition of the present invention, the plaretrin used is used as an active ingredient of an insecticide for home protection against mosquitoes, etc., and bifenthrin is used as an active ingredient of an agricultural insecticide. It is known to have control activity against hemipod pests, thrips pests, coleopterous pests, mite pests, and the like.
[0005]
Examples of harmful arthropods to be controlled by the composition of the present invention include, for example, isopoda pests such as Oniscus asellus , Armadillidium vulgare ( Okadan gumsi ), Porcellio scaber ; Blanilus guttulatus (a kind of millipede) leg eyes (Diplopoda) pests;.. Geophilus carpophagus, Scutigera spp , Scolopendra subspinipes ( Tobizumukade), Thereunema spp lips leg eyes, such as (Guedj fellow) (Chilopoda) pests; Scutigerella immaculata bonds eyes, such as (Symphyla) pests; Ctenolepisma Thysanura pests such as villosa and Lepisma saccharina ; Psocoptera pests such as Trogium pulsatorium ; embola such as Onychiurus armatus oll Coll Pests; moths such as Mastotermitidae, Zootermopsis genus, Archotermopsis genus, Hodomtermopsis genus, Porotetmes genus Termite family (Termopsidae), Kalotermes genus, Neotermes genus, Cryptotermes genus, Incitermes genus, Glyptotermes genus, etc. Heterotermes genus, Coptotermes genus, Schedolinotermes genus, etc. Isoptera pests of the genus, Anoplotermes genus, such as Termitidae; Blatta orientalis , American cockroach, Periplaneta americana , P. fuliginosa , Leucophaea maderae , Blattella Germanica (german cockroach), etc. Dictyoptera) pests; Gryllotalpa spp. (A kind of kerato ), Acheta domestic us (a cricket), Teleogryllus emma , a Locusta migratoria , a Melanoplus differentialis , a Schistocerca gregaria, etc. Siphonaptera (the orthoptera) pests; Labidura riparia (giant earwigs), Forficula auricularia (forficulidae kind) Dermaptera (Dermaptera) pests such as; Phthirus pubis (crab louse), Pediculus humanus (head lice), Haematopinus suls (Butajirami) , Linognathus spp (a kind of Hosojirami), Solenopotes spp Phthiraptera, such as (a type of Hosojirami) (Anoplura) pests;.... Trichodectes spp (a kind of beast lice), (a kind of beast mononuclear lice) Tromenopon spp, Bovicola spp. (a kind of beast biting louse), Felicola spp. (Kemonoha Lami of a kind) diet hair day, such as (Mallophaga) pests; Frankliniella intonsa (Hirazuhanaazamiuma), Thrips tabaci (green onion thrips), Thysanoptera (Thysanoptera such as T. palmi (southern thrips)) pest;. Nezara spp (Blue Kusakamemushi of a kind), Eurygaster spp. (a kind of Tenebrio stink bugs), a kind of Dysdercus intermedius (Hoshikamemushi), Cimex lectularius (bed bug), Triatoma spp. (a kind of assassin bug), a kind of Rhodnius prolixus (Rhodnius), Nezara antennata ( Maokusamamemushi), Cletus punetiger (bombardier Hari Hemiptera) different翅亜eyes, such as (Heteroptera) pests; Aleurocanthus spiniferus (mandarin orange spiny whitefly), Bemisia tabaci (tobacco whitefly), Trialeurodes vaporariorum (greenhouse whitefly), Aphis gossypii (cotton aphid), Brevocoryne brassicae (Daikon Abram ), A kind of Cryptomyzus ribis (aphid), Aphis fabae, Macrosiphum euphorbiae (tulip aphid), Myzus persicae (green peach aphid), Phorodon humuli (hop warts aphid), a kind of Empoasca spp. (Himeyokobai), Nephotettix cincticeps (leafhopper ), Lecanium corni (Mizuki Kata scale insects), Saissetia oleae (olive Kata scale insects), Laodelphax striatellus (small brown planthopper), Nilaparvata lugens (brown planthopper), Aonidiella aurantii (Acamar scale insects), Aspidiotus hederae (white circle scale insects), Pseudococcus spp. (Kuwakona Homoptera pests such as scale insects), Psylla spp. (Type of pheasant), Phylloxera vastatrix ; Pectinophora gossypiella , Lithocolletis blanc ardella (a kind of white-tailed moth), Plutella xylostella (a long-tailed moth), Malacosoma neustria (a big-footed moth), Euproctis subflava (a red-tailed moth), Lymantria dispar (a gypsy moth), Bucculatrix pyrivorella (a prickly moth ), Phyllocnistis citrella (a citrus spruce p . ) 1), Euxoa spp. (1 type of yaga), Earias insulana (1 type of cotton moth), Heliothis spp. (1 type of cotton beetle), Spodoptera exigua (1), S. litura (1 type), Spodoptera spp. , (a kind of Uwaba) Mamestra brassicae (cabbage armyworm) ,, Trichoplusia ni, Carpocapsa pomonella (codling moth), Pieris spp. (a kind of cabbage butterfly), (a kind of rice stem borer) Chilo spp., (a kind of moth) Pyrausta nubilalis, Ephestia kuehniella (streaks Kona moth), Galleria mellonella (Hachimi Moth), Tineola bisselliella (webbing clothes moth), Tenea translucens (Ige), Homona magnanima (Chahamaki), Lepidoptera such as Tortrix viridana (a kind of moth) (Lepidoptera) pests; Anobium punctatum (a type of beetle), Rhizopertha dominica (Konanagashinkui) , Acanthoscelides obtectus (common bean weevil), Agelastica alni (alder a kind of beetle), Leptinotarsa decemlineata (Colorado potato beetle), Phaedon cochleariae (a type of beetle), (a kind of corn root worm) Diabrotica spp., Psylliodes angusticollis (Nasunomihamushi), Phyllotreta striolata , Epilachna spp. , Atomaria spp. , Oryzaephilus surinamensis , Anthonomus spp. , Sitophilus spp. , Sitophilus spp. ) , Otiorhynchus sulcatus (Kin Ke vine but-weevil), Cosmopolites sordidus (Musa reed weevil), Ceuthorhyncidius albosuturalis (radish weevil), Hypera postica (alfalfa weevil), Dermestes spp. (A type of beetle), Trogoderma spp. (A kind of Madara beetle) Attagenus unicolor , Lyctus spp. , Meligethes aeneus , Ptinus spp. , Gibbium psylloides , Tribolium spp. a kind of), Tenebrio molitor (Chai loco Meno molitor), Agriotes spp. (a kind of Munabosokometsuki), Melolontha mololontha (a kind of Kofukikogane), Xyleborus genus, Scolytoplatypus genera, such as bark beetles family (Scolytidae), Monochamus genus, Hylotrupes , Hesperophanus genus, Chlorophorus genus, Palaeocallidium genus, Semanotus genus, Purpuricenus genus, Stromatium genus, etc. Coleoptera ( Coleopton ) pests, such as the genus Anubiidae, Buprestidae, etc. spp. (a kind of wasps), Hoplocampa spp. (a kind of wasps), Lasius spp. (a kind of black ants), Formica japonica (a kind of wasps), Vespa spp. (a kind of wasps), Urocerus genus, Sirex genus, etc. (Siricidae) Hymenoptera (Hymenoptera) pests such as;... Aedes spp (a kind of island shape), (a type of Anopheles mosquitoes) Anopheles spp, Culex spp (Culex Species), a kind of Drosophila melanogaster (Drosophila melanogaster), Musca domestica (housefly), Fannia spp. (A kind of little house fly), a kind of Calliphora spp. (Blowflies), a kind of Lucilia spp. (Kinbae), Chrysomya spp. (Obikinbae ), Cuterebra spp. , Gastrophilus spp. , Stomoxys spp. , Oestrus spp. , Hypoderma spp. , Tabanus spp. Species ), Bibio hortulanus (a kind of fly), Pegomyia hyoscyami (a kind of fly), Ceratitis capitata , Dacus dorsalis , a tipula paludosa , Simulium spp. ., Phlebotomus spp. (of the sandfly kind), (a kind of biting midges) Culicoides spp., Chrysops spp. ( of deer fly Species), a kind of Haematopota spp. (Stable fly), a kind of Braula spp. (Bees Shira fruit fly), a kind of Morellia spp. (Anthomyiidae), a kind of Glossina spp. (Tsetse fly), Wohlfahrtia spp., Sarcophaga spp . ( Flesh fly ... a kind), Lipoptena spp (a kind of louse), Melophagus spp (a kind of louse), Muscina spp (a type of Ooiebae) Diptera (Diptera) pests such as; Xenopsylla cheopis (Ke rat flea), Ceratophyllus Siphonaptera pests such as spp. (a kind of horned flea), Pulex spp. (a kind of human flea), Ctenocephalides spp. (a kind of cat flea); Scorpio maurus , Latrodectus mactans , Chiracanthium spp. Arachnida pests; Otodectes spp. , Acarus siro , Argas spp. , Ornithodoros spp. (a kind of oyster mite), Ornithonyssus spp. (a kind of house dust mite), Dermanyssus spp. (a kind of duck spider ), Eriophyes spp. (a kind of flesh tick ), Boophilus spp. (a kind of bovine tick ), Rhipicephalus spp. Species ), Chelacaropsis moorei , Dermatophagoides spp. , Hyalomma spp. , Ixodes spp. , Psoroptes equi , Chorioptes spp. Scarlet mite), Sarcoptes spp. ( Scarlet mite), Tarsonemus spp. ( Scarlet mite), Bryobia praetiosa (Clover spider mite ), Panonychus spp. ( Scarlet mite), Tetranychus spp. ( Scarlet mite), Dermacentor spp . (a kind of Kakumadani), (a kind of Chimadani) Haemaphysalis spp., Raillietia spp. , Pneumonyssus spp. ( Ruhaidani of a kind), Sternostorma spp., A kind of Acarapis spp. (Honey bee mite), a kind of Cheyletiella spp. (Tsumedani), a kind of Myobia spp. (Kemochidani), a kind of Psorergates spp. (Sheep Tsumedani), Demodex spp. (A kind of Acne mite ), Trombicula spp. (A kind of tsutsugamushi), Listrophorus spp. (A kind of tsutsukite mite), Tyrophagus spp. (A kind of acarid mite), Sarcoptes spp. (A kind of dwarf mite), Notoedres spp. SENKOU kind of mite), Cytodides spp. (a kind of Fuedani), Laminosioptes spp. Acarina such as (Acarina) pests and the like.
[0006]
In the composition of the present invention, the mixing ratio of praretrin and bifenthrin is usually in the range of 100: 1 to 1: 100, preferably 10: 1 to 1:10 by weight.
The composition of the present invention may be composed only of praretrin and bifenthrin, but in practice, it is usually in a formulated form appropriately containing a solid carrier, a liquid carrier, a formulation adjuvant and the like. Examples of the dosage form include emulsions, oils, suspensions and other liquids, powders, wettable powders, granules, paste-form preparations, microencapsulated preparations, foams, aerosol preparations, carbon dioxide preparations, sheet preparations and the like. . The content of praretrin and bifenthrin can vary depending on the form of the preparation, but the total amount is usually 0.005 to 50% by weight.
[0007]
These preparations can be obtained by a conventional method, for example, by mixing plaretrin and bifenthrin with a solid carrier or a liquid carrier, and adding other formulation aids such as emulsifiers and sticking agents as necessary. Examples of carriers and adjuvants used in the preparation include the following.
[0008]
Examples of the solid carrier include natural materials such as clay, kaolin, talc, bentonite, sericite, quartz, sulfur, activated carbon, calcium carbonate, diatomaceous earth, pumice, calcite, gypsum, dolomite, silica, alumina, vermiculite, and pearlite. Or fine minerals such as synthetic minerals, sawdust, corn cobs, coconut husks, tobacco stalks, etc., and liquid carriers include, for example, xylene, toluene, alkylnaphthalene, phenylxylylethane, kerosene, Light oil, aromatic or aliphatic hydrocarbons such as hexane, cyclohexane, halogenated hydrocarbons such as chlorobenzene, dichloromethane, dichloroethane, trichloroethane, alcohols such as methanol, ethanol, isopropyl alcohol, butanol, hexanol, ethylene glycol, Ethers such as ethyl ether, ethylene glycol dimethyl ether, tetrahydrofuran and dioxane, esters such as ethyl acetate and butyl acetate, ketones such as acetone, methyl ethyl ketone, methyl isobutyl ketone and cyclohexanone, nitriles such as acetonitrile and isobutyronitrile, Examples include acid amides such as dimethyl sulfoxide, N, N-dimethylformamide, and N, N-dimethylacetamide, vegetable oils such as soybean oil and cottonseed oil, and water.
[0009]
Examples of the adjuvant for preparation include nonionic emulsifiers such as polyoxyethylene fatty acid ester and polyoxyethylene fatty acid alcohol ether, ionic emulsifiers such as alkyl sulfonate, alkyl sulfate, and aryl sulfonate, Dispersants such as lignin sulfonate, methylcellulose, fixing agents such as carboxymethylcellulose, gum arabic, polyvinyl alcohol, polyvinyl acetate, iron oxide, titanium oxide, Prussian blue, alizarin dye, azo dye, phthalocyanine dye and other colorants Can be mentioned.
[0010]
The composition of the present invention may contain active ingredients other than plaretrin and bifenthrin, and synergists such as PBO, S421, MGK264, IBTA, and sinepiline 500.
[0011]
The composition of the present invention is usually used by applying it to habitats of harmful arthropods, soil, etc., but it is used for the production of plywood and wooden boards mixed with adhesives, covered electric wires, synthetic resin sheets, etc. It can be used for the manufacture of various products treated with insect repellent. When the composition of the present invention is used for home protection, for example, when controlling indoor flies and mosquitoes, the amount of active ingredient (total of plaretrin and bifenthrin) is about 0.001 to 1 mg / m ³ . Apply. Moreover, when controlling cockroaches, ants, etc., about 0.001-0.1 mg / m < ² > is applied in the amount of active ingredients.
When controlling wood pests, the composition of the present invention may be applied directly to the pests, but the composition of the present invention is usually applied to wood, soil or the like where the pests live. In addition, the composition of the present invention can be used for the production of plywood and wood boards by mixing it with an adhesive, or it can be used for the production of various insect-proof products by mixing it into a coating material for electric wires or a synthetic resin sheet. . The application amount varies depending on the kind of target pest, formulation form, application place, application method and the like, but is generally about 0.1 to 10,000 mg / m ^{2 in} terms of the active ingredient (total of plaretrin and bifenthrin).
Further, when the composition of the present invention is used for agriculture, the active ingredient amount of about 0.01 to 100 g / ha is applied directly to harmful arthropods or to plants or soils. At that time, the emulsion, suspension, wettable powder and the like are usually diluted with water to about 1 to 1000 ppm and applied.
[0012]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples.
Formulation Example 1
An emulsion is obtained by thoroughly mixing 5 parts by weight of plaretrin, 5 parts by weight of bifenthrin, 10 parts by weight of Solpol SM200 (Toho Chemical Emulsifier) and 80 parts by weight of xylene.
[0013]
Formulation Example 2
An emulsion is obtained by thoroughly mixing 1 part by weight of plaretrin, 5 parts by weight of bifenthrin, 10 parts by weight of Solpol SM200 (Toho Chemical Emulsifier) and 84 parts by weight of xylene.
[0014]
Formulation Example 3
An emulsion is obtained by thoroughly mixing 5 parts by weight of plaretrin, 1 part by weight of bifenthrin, 10 parts by weight of Solpol SM200 (Toho Chemical Emulsifier) and 84 parts by weight of xylene.
[0015]
Formulation Example 4
An emulsion is obtained by thoroughly mixing 5 parts by weight of plaretrin, 10 parts by weight of bifenthrin, 10 parts by weight of Solpol SM200 (Toho Chemical Emulsifier) and 75 parts by weight of xylene.
[0016]
Formulation Example 5
An emulsion is obtained by thoroughly mixing 1 part by weight of plaretrin, 4 parts by weight of bifenthrin, 10 parts by weight of Solpol SM200 (Toho Chemical Emulsifier) and 85 parts by weight of xylene.
Formulation Example 6
Prepare a stock solution of 0.1 parts by weight of plaretrin, 0.5 parts by weight of bifenthrin, and 100 parts by weight of neothiozole (Chuo Kasei). 50 g of this stock solution is placed in a 180 ml aerosol tin can, and the valve is crimped on the can and sealed. Through a valve stem, 50 g of a mixed propellant of dimethyl ether and liquefied petroleum gas (weight ratio of about 1: 1) is filled to obtain an aerosol having a content of 100 g.
Formulation Example 7
The stock solution was adjusted to 0.5 parts by weight of plaretrin, 0.1 parts by weight of bifenthrin, 10 parts by weight of Nikkor SL-10 (Nikko Chemicals), and 100 parts by weight of IP solvent 2028 (Idemitsu Petrochemical). 10 g of this stock solution is placed in a 180 ml aerosol tin can, and further 50 g of purified water is added. Crimp valve onto can and seal. 40 g of liquefied petroleum gas is filled through the valve stem to obtain an aerosol with 100 g of contents.
Formulation Example 8
5 parts by weight of plaretrin and 10 parts by weight of bifenthrin are mixed with 5 parts by weight of Hysol SAS296 (Nippon Petrochemical). The total amount of this solution is oil-absorbed into a mixed powder composed of 20 parts by weight of Toxeal GU-N (Yoshio Shiono Pharmaceutical) and 20 parts by weight of radiolite and mixed with a mixer. 4 parts by weight of Solpol 5060 (Toho Chemical) and 3 parts by weight of Demol SNB are added and further stirred with a mixer. 20 parts by weight of clay and 100 parts by weight of radiolite as a whole are mixed with a mixer to obtain a wettable powder.
Formulation Example 9
An oil agent is obtained by using 0.1 parts by weight of plaretrin, 0.4 parts by weight of bifenthrin, 20 parts by weight of soft alkylbenzene AB-SG (Mitsubishi Chemical), and 100 parts by weight of Nippon Fog Solvent (Japan Petroleum).
Formulation Example 10
5 parts by weight of plaretrin and 0.5 parts by weight of bifenthrin are added to 40 parts by weight of a 10% by weight aqueous solution of GOHSENOL GL-05 (Nippon GOHSEI) and stirred with a homomixer. When 10 parts by weight of a 1% by weight aqueous solution of Rhodopol 23 (Rhône-Poulenc) and 40 parts by weight of water are added and mixed while gently stirring for several minutes, 100 parts by weight of an oil-in-water suspension formulation is obtained.
[0017]
Next, test examples are shown.
Test example 1
0.5 μl of a diluted solution of the following drug in acetone adjusted to a predetermined treatment amount was treated on the chest back plate of pyrethroid drug-resistant houseflies, and the rate of mortality after one day was investigated. Table 1 shows the average of the results of three replicate tests.
[0018]
[Table 1]

Test example 2
3 cm of soil was packed in the center of a glass tube having an inner diameter of 1.7 cm and a length of 15 cm, and the chemical solution shown in Table 2 was treated on one surface of the soil. Next, both sides of the soil were sandwiched with 4% agar, and 50 termite ants and 5 soldier ants were released in the glass tube space on the side not treated with chemical solution, and the soil penetration situation of the termites was observed one week later. The test was repeated three times. In the result column in the table, A indicates that termites have penetrated the chemical treatment surface of the soil and also penetrated the opposite agar layer, and B indicates that the termites have penetrated the chemical treatment surface of the soil and further in the middle of the agar layer. C indicates that termites were not able to completely penetrate the chemical treatment surface of the soil, and no perforation was found in the agar.
[Table 2]

In the table, bifenthrin 5EC is an aripyres emulsion made by Japanese agricultural chemicals, and plaretrin 5EC is a preparation comprising 5% plaretrin, 85% xylene, and 10% Solpol SM200.
[0019]
【The invention's effect】
The harmful arthropod control composition of the present invention exhibits a remarkable synergistic effect, and thus exhibits an excellent control effect against various harmful arthropods by applying a lower dose.

Claims

A harmful arthropod control composition comprising bifenthrin and praretrin as active ingredients.

The composition according to claim 1, wherein the weight ratio of bifenthrin to praretrin is in the range of 100: 1 to 1: 100.