JP4091061B2 - ライブラリ装置およびライブラリ装置向けカートリッジ - Google Patents

ライブラリ装置およびライブラリ装置向けカートリッジ Download PDF

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Description

本発明は、収納棚に区画される複数のセルで例えば磁気テープカートリッジといった記録媒体を保持するライブラリ装置に関する。
例えば特許文献1に開示されるように、磁気テープライブラリ装置は広く知られる。こういった磁気テープライブラリ装置は、複数のセルを区画する収納棚を備える。個々のセルには磁気テープカートリッジが収納される。自走式の走行ロボットは磁気テープ駆動装置と個々のセルとの間で磁気テープカートリッジを搬送する。
特許第3380694号
いま、例えば地震に起因して磁気テープカートリッジがセルから落下する場面を想定する。磁気テープカートリッジが走行ロボットの移動経路に落下すると、磁気テープカートリッジは走行ロボットに轢かれる。磁気テープカートリッジは破損する。こういった磁気テープカートリッジは簡単に再生されることはできない。すなわち、記録された情報は失われてしまう。磁気テープカートリッジの落下時にはできるだけ早く走行ロボットの走行を停止することが望まれる。例えば特許文献1に記載されるように、これまでであれば走行ロボットがセルにアクセスしなければ磁気テープカートリッジの落下が確認されることはできなかった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、比較的に簡単に瞬時にカートリッジの落下を検出することができるライブラリ装置を提供することを目的とする。同時に、本発明は、そういったライブラリ装置の実現に大いに貢献するライブラリ装置向けカートリッジやライブラリ装置の制御方法を提供することを目的とする。その他、本発明は、確実に筐体内の異常を検知することができるライブラリ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、少なくとも収納棚を収容する筐体と、筐体内に配置されて、筐体内の音を検出する音センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置が提供される。
こういったライブラリ装置では筐体内で音センサは異常音を検出することができる。こういった異常音に基づき例えばカートリッジの落下は瞬時に特定されることができる。しかも、音センサの指向性が広ければ、音センサは確実に筐体内全体の音を拾い上げることができる。狭い撮像範囲の撮像素子に比べて簡単な構造で確実にカートリッジの落下は特定されることができる。
このライブラリ装置は、収納棚に収容されて、音センサを収容するカートリッジと、カートリッジに組み込まれて、カートリッジの種別を特定する種別データを記憶する記憶ユニットと、カートリッジに組み込まれる蓄電池と、電磁誘導に基づき蓄電池に電力を供給する充電器と、充電器に組み込まれて、記憶ユニットから種別データを取得するコントローラとを備えてもよい。こういったライブラリ装置では、充電の開始に先立ってカートリッジの種別は確認される。その結果、蓄電池を収容するカートリッジのみに充電は実施されることができる。蓄電池を収容するカートリッジ以外のカートリッジは電磁波の照射から確実に逃れることができる。こうしてカートリッジは十分に電磁波の照射から保護される。
第2発明によれば、ライブラリ装置の筐体内で音を検出する工程と、検出した音に基づき、筐体内で収納棚から落下したカートリッジの有無を判定する工程とを備えることを特徴とするライブラリ装置の制御方法が提供される。こういった制御方法によれば、カートリッジの落下音に基づきカートリッジの落下は確実に瞬時に検出されることができる。このとき、制御方法は、カートリッジの落下に応じて筐体内を撮像する工程をさらに備えてもよい。こうして撮像される画像に基づきカートリッジの落下は高い精度で判定されることができる。
第3発明によれば、カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される音センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジが提供される。こういったカートリッジはライブラリ装置に簡単に組み込まれることができる。前述のライブラリ装置は比較的に簡単に実現されることができる。
第4発明によれば、少なくとも収納棚を収容する筐体と、筐体内に配置されて、超音波の反射に基づき物体の移動を検出する超音波センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置が提供される。こういったライブラリ装置によれば、超音波センサの働きでカートリッジの落下は瞬時に検出されることができる。その他、超音波センサは、ライブラリ装置に侵入する不審者の撮像に役立つ。ここでは、カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される超音波センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジが提供されてもよい。こういったカートリッジによれば、前述のライブラリ装置は比較的に簡単に実現されることができる。
第5発明によれば、ライブラリ装置の筐体内で超音波の反射に基づき筐体内で物体の移動を検出する工程と、検出した移動に基づき筐体内を撮像する工程とを備えることを特徴とするライブラリ装置の制御方法が提供される。こういった制御方法によれば、瞬時にカートリッジの落下は検出されることができる。その他、こういった物体の移動の検出に基づきライブラリ装置では撮像が実施されてもよい。撮像は例えばカートリッジの盗難といった場面で犯人の特定に大いに役立つ。
第6発明によれば、少なくとも収納棚を収容する筐体と、筐体内に配置されて、筐体内の温度を検出する温度センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置が提供される。こういったライブラリ装置によれば、筐体内の温度は瞬時に検出されることができる。その結果、例えばライブラリ装置内のカートリッジは過度の温度上昇から保護されることができる。ここでは、カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される温度センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジが提供されてもよい。こういったカートリッジによれば、前述のライブラリ装置は比較的に簡単に実現されることができる。
第7発明によれば、少なくとも収納棚を収容する筐体と、筐体内に配置されて、筐体内の湿度を検出する湿度センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置が提供される。こういったライブラリ装置によれば、筐体内の湿度は瞬時に検出されることができる。その結果、例えばライブラリ装置内のカートリッジは過度の湿度上昇から保護されることができる。ここでは、カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される湿度センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジが提供されてもよい。こういったカートリッジによれば、前述のライブラリ装置は比較的に簡単に実現されることができる。
第8発明によれば、カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される画像センサと、画像センサに被写体を結像する光学レンズと、光学レンズの光軸上に規定される第1位置および光学レンズの光軸から後退する第2位置の間で移動する鏡とを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジが提供される。
かかるカートリッジによれば、光学レンズの光軸上に鏡が位置すると、光学レンズの光軸は鏡の反射に基づき屈折する。鏡が光学レンズの光軸から後退すると、光学レンズの光軸は直進する。こうして画像センサの撮像範囲は広げられることができる。さらに詳細にライブラリ装置内の様子は撮像されることができる。
第9発明によれば、カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される第1および第2画像センサと、第1方向から入射する被写体を第1画像センサに結像する第1光学レンズと、第1方向に対して逆向きの第2方向から入射する被写体を第2画像センサに結像する第2光学レンズとを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジが提供される。
かかるカートリッジによれば、撮像にあたって、第1画像センサおよび第1光学レンズの組み合わせと、第2画像センサおよび第2光学レンズの組み合わせとは選択的に使用されることができる。こうして第1方向および第2方向から入射する被写体に対して撮像は実施されることができる。
こういったライブラリ装置向けカートリッジは、第1方向からカートリッジケースに接近する物体を検出するコントローラをさらに備えてもよい。こういった物体の検出に応じて第1画像センサに基づく撮像と第2画像センサに基づく撮像とは切り替えられればよい。
以上のように本発明によれば、比較的に簡単に瞬時にカートリッジの落下は検出されることができる。その他、本発明によれば、確実に筐体内の異常は検知されることができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1はデータバックアップシステム11の一具体例を概略的に示す。データバックアップシステム11は例えば1台のバックアップサーバ12を備える。バックアップサーバ12には、一般のサーバコンピュータと同様に、CPU(中央演算処理装置)13やメモリ14、大容量記憶装置すなわちハードディスク駆動装置(HDD)15が組み込まれる。HDD15には、既存のバックアップユーティリティ16に加えて、監視装置制御アプリケーション17および障害通報アプリケーション18といったソフトウェアプログラムが格納される。CPU13は、データのバックアップにあたってこれらソフトウェアプログラム16、17、18を実行する。ソフトウェアプログラム16、17、18の実行にあたってソフトウェアプログラム16、17、18は例えば一時的にメモリ14に取り込まれる。ソフトウェアプログラム16、17、18の詳細は後述される。
バックアップサーバ12には本発明の一具体例に係る磁気テープライブラリ装置21が接続される。この磁気テープライブラリ装置21は、例えば床面から立ち上がる直方体の内部空間を区画する箱形の筐体22を備える。筐体22の内部空間には1台以上の記録媒体駆動装置すなわち磁気テープ駆動装置23が組み込まれる。磁気テープ駆動装置23には例えば1巻の磁気テープカートリッジが取り込まれることができる。磁気テープ駆動装置23は磁気テープカートリッジ内の磁気テープに磁気情報を書き込むことができる。同様に、磁気テープ駆動装置23は磁気テープカートリッジ内の磁気テープから磁気情報を読み出すことができる。磁気情報の書き込みや読み出しにあたって磁気テープ駆動装置23にはバックアップサーバ12のCPU13から指令信号が供給される。こうした指令信号は例えばバックアップユーティリティ16の実行に基づき生成される。磁気テープカートリッジは磁気テープ駆動装置23のスロットに対して出し入れされる。磁気テープ駆動装置23内では、磁気テープカートリッジ内の磁気テープは磁気テープカートリッジ内のリールから磁気テープ駆動装置23のリールに巻き取られる。磁気テープカートリッジには例えばLTO(Linear Tape−Open)カートリッジが用いられればよい。
バックアップサーバ12には保守サービスセンタ24および無線LAN(Local Area Network)25が接続される。こういった接続にあたって例えばインターネットその他のネットワーク26が用いられればよい。バックアップサーバ12は保守サービスセンタ24との間で所定の信号をやり取りすることができる。同様に、バックアップサーバ12は無線LAN25との間で所定の信号をやり取りすることができる。無線LAN25は例えばアクセスポイント(図示されず)を備える。アクセスポイントは、所定の範囲に存在する送受信機との間で無線で所定の信号をやり取りすることができる。
図2を併せて参照し、磁気テープライブラリ装置21では筐体22の内部空間に例えば複数の収納棚27が組み込まれる。個々の収納棚27には複数のセルが区画される。1セルには例えば1個の磁気テープカートリッジ28といった記録媒体すなわち収納物が収納される。1収納棚27では、床面から直立する垂直方向に1列にセルが配列される。
同様に、筐体22の内部空間には搬送ロボット29が組み込まれる。この搬送ロボット29は、床面に平行な水平方向に延びる搬送レール31を備える。搬送レール31は、床面から直立する1対の支柱32に連結される。搬送レール31は支柱32に沿って垂直方向に変位することができる。こういった垂直変位にあたって搬送レール31の水平姿勢は維持される。こうして搬送レール31は任意の移動空間内で移動する。磁気テープ駆動装置23や収納棚27は搬送レール31の移動空間に向けてスロットやセルの開口を臨ませる。
垂直移動の実現にあたって搬送レール31には任意の駆動機構(図示されず)が連結される。駆動機構は、例えば、先端で搬送レール31に結合されるベルトと、ベルトを巻き上げる巻き上げ機とから構成されればよい。巻き上げ機には例えば電動モータといった動力源が組み込まれる。こうした電動モータには例えばサーボモータが用いられればよい。
搬送レール31上には移動体33が搭載される。移動体33は搬送レール31に沿って水平方向に変位することができる。こういった水平移動の実現にあたって移動体33には任意の駆動機構(図示されず)が連結される。駆動機構は、例えば、移動体33に結合されつつ搬送レール31上で1対のプーリに巻き付けられる環状ベルトと、一方のプーリの回転を制御する動力源とから構成されればよい。動力源には電動モータが用いられればよい。こうした電動モータには例えばサーボモータが用いられればよい。
移動体33上には垂直軸回りで回転自在に把持機構すなわちハンド34が搭載される。回転の実現にあたってハンド34には任意の駆動機構(図示されず)が連結される。駆動機構は、例えば、ハンド34の回転軸および移動体33上のプーリに巻き付けられる環状ベルトと、プーリの回転を制御する動力源とから構成されればよい。動力源には電動モータが用いられればよい。こうした電動モータには例えばサーボモータが用いられればよい。
ハンド34は、筐体から前方に突き出る1対の爪35aを備える。2つの爪35aは、搬送レール31の垂直移動、移動体33の水平移動およびハンド34の回転に基づき特定の磁気テープ駆動装置23のスロットやセルの入り口に向き合わせられる。爪35aは、水平方向に第1距離で相互に離れる第1位置と、水平方向に第1距離よりも大きい第2距離で離れる第2位置との間で移動する。爪35aが第1位置に位置すると、爪35a同士の間には磁気テープカートリッジ28の行き来を許容する空間が確保される。爪35aが第2位置に位置すると、爪35a同士の間に磁気テープカートリッジ28は挟み込まれる。こうして磁気テープカートリッジ28は把持機構すなわちハンド34に保持される。
こういった爪35aの移動の実現にあたって爪35aには駆動機構(図示されず)が連結される。駆動機構には、例えば、いわゆるラックピニオン機構が利用されればよい。ラックピニオン機構のピニオンには任意の動力源が接続されればよい。動力源には電動モータが用いられればよい。こうした電動モータには例えばサーボモータが用いられればよい。同時に爪35aはハンド34内に組み込まれるガイドレール(図示されず)に沿って前後移動することができる。こういった前後移動の実現にあたって爪35aには駆動機構が連結される。駆動機構には、同様に、いわゆるラックピニオン機構が利用されればよい。
筐体22の内部空間にはコントローラ36がさらに組み込まれる。コントローラ36は、搬送レール31の垂直移動、移動体33の水平移動、ハンド34の回転および爪35aの移動を制御する。こういった制御にあたってコントローラ36にはバックアップサーバ12のCPU13から指令信号が供給される。こうした指令信号は例えばバックアップユーティリティ16の実行に基づき生成される。こういった制御を通じてハンド34上の爪35aは特定の磁気テープ駆動装置23のスロットやセルの入り口に向き合わせられる。搬送ロボット29の働きで磁気テープ駆動装置23およびセルの間で磁気テープカートリッジ28は搬送されることができる。
収納棚27の任意のセルには監視装置ユニット37が収納される。この監視装置ユニット37は、磁気テープカートリッジ28と同一の外形に形成される。したがって、監視装置ユニット37は、セル内に収納されることができるだけでなく、磁気テープカートリッジ28と同様にハンド34上の爪35aに保持されることができる。監視装置ユニット37は継続的に筐体22内の変化を監視する。監視装置ユニット37の構造の詳細は後述される。磁気テープライブラリ装置21には少なくとも1台の監視装置ユニット37が組み込まれればよい。
収納棚27の任意のセルに隣接して筐体22内には充電器38が組み込まれる。この充電器38は、当該セルに収納される監視装置ユニット37に電力を供給することができる。充電器38の構造の詳細は後述される。
ここで、監視装置ユニット37の構造を詳述する。図3に示されるように、監視装置ユニット37はCCD(電荷結合素子)カメラ41を備える。CCDカメラ41は、CCD42と、このCCD42に組み合わせられる光学レンズ43とを備える。光学レンズ43の働きで被写体はCCD42上に結像される。CCD42にはCCDコントローラ44が接続される。CCDコントローラ44はCCDカメラ41の撮像を制御する。このCCDコントローラ44では、被写体の画像を特定する画像情報信号が生成される。CCDカメラ41は監視装置ユニット37のカートリッジケース45に収容されればよい。前述のように、このカートリッジケース45は磁気テープカートリッジ28と同一の形状に形作られればよい。
監視装置ユニット37のカートリッジケース45にはマイクロフォン46がさらに収容される。マイクロフォン46は周囲の音を検出する。このマイクロフォン46は本発明に係る音センサとして機能する。マイクロフォン46にはマイクロフォンコントローラ47が接続される。このマイクロフォンコントローラ47は筐体22内の異常音を特定する。異常音の特定にあたって、マイクロフォンコントローラ47では、マイクロフォン46で検出される音(以下「検出音」)のボリュームレベルが所定の閾値と比較される。こういった比較に先立って、検出音にはフィルタリング処理が施される。フィルタリング処理の結果、検出音から搬送ロボット29の移動に基づく音成分が除かれる。こうして搬送ロボット29の移動に付随する音以外の音に対してボリュームレベルは検出される。比較の結果、検出音のボリュームレベルが閾値を上回ると、マイクロフォンコントローラ47は所定の通知信号を生成する。この通知信号には検出音そのものが含まれる。
監視装置ユニット37のカートリッジケース45には超音波センサ48がさらに収容される。この超音波センサ48は、超音波を発信する超音波発振素子49と、超音波を受信する受信素子51とを備える。超音波センサ48は、対象物から反射する超音波に基づき物体の移動を検出する。超音波センサ48には超音波センサコントローラ52が接続される。超音波センサコントローラ52は超音波センサ48の動作を制御する。超音波センサコントローラ5では、検出された物体の移動に基づき、物体の移動を特定する移動情報信号が生成される。
監視装置ユニット37のカートリッジケース45には温湿度センサ53がさらに収容される。温湿度センサ53は筐体22内の温度および湿度を検出する。温湿度センサ53には温湿度センサコントローラ54が接続される。この温湿度センサコントローラ54は、温湿度センサ53で取得される温度および湿度に基づき、筐体22内の温度および湿度を特定する温度情報信号および湿度情報信号を生成する。
監視装置ユニット37のカートリッジケース45には無線通信回路55がさらに収容される。この無線通信回路55は無線LAN25のアクセスポイントとの間で無線信号のやり取りを実現する。こうした信号のやり取りにあたって無線通信回路55にはアンテナ56が接続される。無線信号はアンテナ56とアクセスポイントとの間で送受信される。
監視装置ユニット37のカートリッジケース45にはコントローラ57がさらに収容される。コントローラ57は、CCDコントローラ44、マイクロフォンコントローラ47、超音波センサコントローラ52および温湿度センサコントローラ54の動作を管理する。コントローラ57の働きで、CCDコントローラ44の画像情報信号やマイクロフォンコントローラ47の通知信号、超音波センサコントローラ52の移動情報信号、温湿度センサコントローラ52の温度情報信号および湿度情報信号は無線通信回路55からアクセスポイントに向けて送信される。
監視装置ユニット37のカートリッジケース45にはRF(無線周波数)メモリ58がさらに収容される。RFメモリ58には、カートリッジ種別データおよび識別子情報データが格納される。カートリッジ種別データには、監視装置ユニット37を特定する識別子が記述される。こうしたカートリッジ種別データは全ての監視装置ユニット37に共通に設定されればよい。カートリッジ種別データの働きで監視装置ユニット37は一般の磁気テープカートリッジ28から区別付けられることができる。その一方で、識別子情報データには、例えばシリアル番号といったその監視装置ユニット37に固有の識別子が記述される。こうした識別子情報データの働きで監視装置ユニット37同士は区別付けられることができる。カートリッジ種別データは、後述されるように、充電器38に読み取られる。識別子情報データは、例えばコントローラ57内に組み込まれるRAM(ランダムアクセスメモリ)に格納されることができる。RFメモリ58にはいわゆるLTO規格に則ったカートリッジメモリ(CM)が利用されればよい。その他、RFメモリ58にはいわゆる無線ICタグが用いられてもよい。
監視装置ユニット37のカートリッジケース45にはバッテリ59がさらに収容される。バッテリ59はいわゆる蓄電池すなわち二次電池に構成される。バッテリ59からコントローラ57、44、47、52、54、CCDカメラ41、マイクロフォン46、超音波センサ48および温湿度センサ53などに電力は供給される。
バッテリ59には残容量センサ61が取り付けられる。この残容量センサ61はバッテリ59の残容量を検出する。バッテリ59の残容量が所定の閾値を下回ると、残容量センサ61は所定の通知信号を出力する。
バッテリ59にはコイル62が接続される。コイル62に磁力が作用すると、コイル62内に電流が誘引される。こういった電流の働きでバッテリ59は充電される。
次に、充電器38の構造を詳述する。図4に示されるように、充電器38はコイル63を備える。コイル63には電磁誘導回路64が接続される。コイル63には電磁誘導回路64から電流が供給される。こうした電流の働きでコイル63には磁界が生成される。こういった磁界が監視装置ユニット37のコイル62に作用すると、監視装置ユニット37のバッテリ59は充電される。
電磁誘導回路64にはコントローラ65が接続される。このコントローラ65は、コイル63に供給される電流の供給切断や電流量を制御する。コントローラ65にはアンテナ66が接続される。アンテナ66の働きでコントローラ65は監視装置ユニット37のRFメモリ58と通信することができる。コントローラ65は、RFメモリ58に格納されるカートリッジ種別データを取得する。
バックアップユーティリティ16の作動中、磁気テープライブラリ装置21には、磁気テープライブラリ装置21に接続される処理サーバ(図示されず)からデータが転送されてくる。こういったデータは磁気テープ駆動装置23で磁気テープ駆動装置23内の磁気テープカートリッジに書き込まれる。こうしてデータのバックアップは実現される。こういったデータのバックアップにあたって、バックアップユーティリティ16に基づきCPU13から供給される指令信号に基づき特定の磁気テープカートリッジ28がセルから磁気テープ駆動装置23に搬送される。磁気テープカートリッジ28は、その外面に貼り付けられるバーコードラベルに基づき特定されることができる。バーコードラベルから読み取られる磁気テープカートリッジ28に固有の識別子は例えば個々のセルごとに設定されるセル番号に対応付けられればよい。
磁気テープカートリッジ28内の磁気テープ全体に磁気情報が書き込まれると、バックアップユーティリティ16に基づきCPU13は磁気テープカートリッジ28の交換を指令する。コントローラ36は磁気テープ駆動装置23のスロットに搬送ロボット29の爪35aを向き合わせる。このとき、搬送ロボット29では、搬送レール31の垂直移動、移動体33の水平移動およびハンド34の回転が実現される。スロットから磁気テープカートリッジ28が吐き出されると、前述のように爪35aはその磁気テープカートリッジ28を挟み込む。
続いて搬送ロボット29は指定のセルに向けて磁気テープカートリッジ28を搬送する。コントローラ36は指定のセルの入り口にハンド34上の磁気テープカートリッジ28を向き合わせる。このとき、搬送ロボット29では、搬送レール31の垂直移動、移動体33の水平移動およびハンド34の回転が実現される。こうして磁気テープカートリッジ28はセル内に押し込まれる。磁気テープカートリッジ28が指定のセルに完全に収容されると、爪35aは磁気テープカートリッジ28から離脱する。
次に、監視装置制御アプリケーション17の動作を詳述する。この監視装置制御アプリケーション17では、予め個々の監視装置ユニット37ごとに配置位置が登録される。配置位置の登録にあたって個々の監視装置ユニット37にはセルの番地すなわちセル番号が関連付けられる。ここでは、個々の監視装置ユニット37はRFメモリ58内の識別子情報データで区別付けられればよい。識別子情報データおよびセル番号は例えばHDD15に格納されればよい。
いま、監視装置制御アプリケーション17の動作中に筐体22内で異常音が発生する場面を想定する。マイクロフォン46で異常音が検出されると、前述のように、マイクロフォンコントローラ47で通知信号が生成される。コントローラ57は通知信号および識別子情報データに基づきデータ信号を組み立てる。識別子情報データはRFメモリ58から取り込まれる。データ信号は無線通信回路55の働きでアンテナ56から送信される。
送信されたデータ信号は無線LAN25のアクセスポイントで受信される。データ信号はネットワーク26からバックアップサーバ12に送り込まれる。図5に示されるように、こうしてステップS1でバックアップサーバ12のCPU13が異常音の通知信号を受信すると、CPU13は、ステップS2で、監視装置制御アプリケーション17に基づき通知信号に含まれる音に高速フーリエ変換(FFT)を施す。こうして音の周波数分布は解析される。解析された周波数分布はステップS3で所定の周波数分布に比較される。こうした所定の周波数分布は磁気テープカートリッジ28の落下音に基づき予め用意されればよい。所定の周波数分布は例えばHDD15に格納される。こうして検出音が「落下音」か否かが判定される。「落下音」が確認されると、ステップSで、CPU13は監視装置制御アプリケーション17に基づき搬送ロボット29の停止を指示する。バックアップユーティリティ17の動作に割り込み処理が実施される。磁気テープライブラリ装置21のコントローラ36は搬送ロボット29を停止させる。
続くステップSで、CPU13は監視装置ユニット37のCCDカメラ41に撮像を指示する。撮像の指示信号はネットワーク26および無線LAN25を経由してアンテナ56から監視装置ユニット37に送り込まれる。監視装置ユニット37のコントローラ57はCCDコントローラ44に撮像を指示する。ここでは、全ての監視装置ユニット37で撮像が実施されてもよく、特定の監視装置ユニット37のみで撮像が実施されてもよい。監視装置ユニット37の撮像範囲は光学レンズ43に基づき決定される。撮像範囲で収納棚27のセルの様子は撮像される。
撮像が完了すると、CCDコントローラ44は画像情報信号を生成する。画像情報信号はコントローラ57の働きで無線LAN25のアクセスポイントに向けて送信される。このとき、画像情報信号には識別子情報データが付加される。こうしてバックアップサーバ12のCPU13は個々の監視装置ユニット37ごとに画像情報信号を受信する。ステップS6で全ての情報の取得が完了したか否かが判定される。完了していなければ、CPU13は再びステップS5で撮像を指示する。完了していれば、CPU13の処理はステップS7に移行する。
ステップS7で、CPU13は、画像情報信号に含まれる画像情報に対して画像解析を実施する。画像解析に基づきセル内の磁気テープカートリッジ28の有無が判定される。予め登録された位置に磁気テープカートリッジ28が確認されれば、CPU13の処理はステップS8に移行する。CPU13は障害通報アプリケーション18を実行する。CPU13は障害通報アプリケーション18に基づき所定の通知信号を生成する。この通知信号はネットワーク26から保守サービスセンタ24に送り込まれる。こうして保守サービスセンタ24には、「異常音が発生したものの磁気テープカートリッジは落下していない」旨が通知される。こうして通知が完了すると、CPU13は搬送ロボット29の停止を解除する。磁気テープライブラリ装置21は通常のバックアップユーティリティ16の動作に復帰する。画像情報の画像解析は既存の画像認識処理に基づき実現されればよい。
その一方で、画像解析の結果、磁気テープカートリッジ28の喪失が確認されると、CPU13は磁気テープカートリッジ28の落下を認定する。続くステップS10でCPU13は障害通報アプリケーション18を実行する。こうして保守サービスセンタ24には磁気テープカートリッジ28の落下が通報される。保守サービスセンタ24に常駐する監視員は通報に基づき磁気テープライブラリ装置21の保守作業に駆けつけることができる。しかも、落下音が発生した時点で搬送ロボット29が停止することから、磁気テープカートリッジ28が搬送ロボット29に轢かれることは確実に回避されることができる。落下した磁気テープカートリッジ28の破損は確実に阻止されることができる。
例えばステップS3で検出音が「落下音」に該当しないことが確認されると、CPU13は搬送ロボット29の停止以前に個々の監視装置ユニット37に撮像を指示する。前述と同様に、個々の監視装置ユニット37からCPU13には画像情報信号が集められる。ステップS12で全ての情報の取得が完了したか否かが判定される。完了していなければ、CPU13は再びステップS11で撮像を指示する。完了していれば、CPU13の処理はステップS13に移行する。
ステップS13で、CPU13は、画像情報信号に含まれる画像情報に対して画像解析を実施する。画像解析に基づきセル内の磁気テープカートリッジ28の有無が判定される。予め登録された位置に磁気テープカートリッジ28が確認されれば、CPU13の処理はステップS14に移行する。CPU13は障害通報アプリケーション18を実行する。前述と同様に、保守サービスセンタ24には、「異常音が発生したものの磁気テープカートリッジは落下していない」旨が通知される。バックアップユーティリティ16の動作はそのまま継続される。
その一方で、画像解析の結果、磁気テープカートリッジ28の喪失が確認されると、CPU13は磁気テープカートリッジ28の落下を認定する。続くステップS15でCPU13は搬送ロボット29の停止を指示する。その後、ステップS10でCPU13は障害通報アプリケーション18を実行する。こうして保守サービスセンタ24には、前述と同様に、磁気テープカートリッジ28の落下が通報される。保守サービスセンタ24に常駐する監視員は通報に基づき磁気テープライブラリ装置21の保守作業に駆けつけることができる。
次に、監視装置制御アプリケーション17の動作中に筐体22内で未確認の物体の移動が発生する場面を想定する。こういった物体が監視装置ユニット37の超音波センサ48の照射範囲を横切ると、物体から反射する超音波は受信素子51で受信される。その結果、超音波センサコントローラ52は移動情報信号を生成する。コントローラ57は、前述と同様に、移動情報信号および識別子情報データに基づきデータ信号を組み立てる。データ信号はアンテナ56から無線LAN25のアクセスポイントに向けて送信される。データ信号はネットワーク26からバックアップサーバ12に送り込まれる。
図6に示されるように、こうしてステップT1でバックアップサーバ12のCPU13が移動情報信号を受信すると、CPU13は、ステップT2で、監視装置制御アプリケーション17に基づき移動情報信号に含まれる物体の移動を解析する。こういった解析にあたって、CPU13は、例えば物体の移動の時点で記録される搬送ロボット29の移動経路を参照する。こういった移動経路は例えば規定の時間にわたってHDD15に保存されればよい。検出された物体の移動が搬送ロボット29の移動経路に一致すれば、CPU13はステップT3で物体の落下を否定する。CPU13の処理は終了する。
その一方で、検出された物体の移動が搬送ロボット29の移動経路から逸脱していれば、ステップT3でCPU13は物体の落下を認定する。続くステップT4でCPU13は監視装置制御アプリケーション17に基づき搬送ロボット29の停止を指示する。バックアップユーティリティ16の動作に割り込み処理が実施される。磁気テープライブラリ装置21のコントローラ36は搬送ロボット29を停止させる。
続くステップT5で、CPU13は監視装置ユニット37のCCDカメラ41に撮像を指示する。こうしてバックアップサーバ12のCPU13には個々の監視装置ユニット37から画像情報信号が収集される。続くステップT6で全ての情報の取得が完了したか否かが判定される。完了していなければ、CPU13は再びステップT5で撮像を指示する。完了していれば、CPU13の処理はステップT7に移行する。
ステップT7で、CPU13は、前述と同様に、画像情報信号に含まれる画像情報に対して画像解析を実施する。画像解析に基づきセル内の磁気テープカートリッジの有無が判定される。予め登録された位置に磁気テープカートリッジが確認されれば、CPU13の処理はステップT8に移行する。CPU13は障害通報アプリケーション18を実行する。こうして保守サービスセンタ24には「磁気テープカートリッジは落下していない」旨が通知される。こうして通知が完了すると、CPU13は搬送ロボット29の停止を解除する。磁気テープライブラリ装置21は通常のバックアップユーティリティ16の動作に復帰する。
その一方で、画像解析の結果、磁気テープカートリッジ28の喪失が確認されると、CPU13は磁気テープカートリッジ28の落下を認定する。続くステップT10でCPU13は障害通報アプリケーション18を実行する。こうして保守サービスセンタ24には磁気テープカートリッジ28の落下が通報される。保守サービスセンタ24に常駐する監視員は通報に基づき磁気テープライブラリ装置21の保守作業に駆けつけることができる。
その他、こういった物体の移動の監視はバックアップユーティリティ16の停止中に実施されてもよい。この場合には、監視装置ユニット37で未確認の物体の移動が確認されると、監視装置制御アプリケーション17の動作に基づきCPU13はCCDカメラ41に無条件に撮像を指示する。こういった撮像は例えば磁気テープカートリッジ28の盗難といった場面で犯人の特定に大いに役立つ。
いま、監視装置制御アプリケーション17の動作中に筐体22内で規定値以上に温度が上昇したり規定値以上に湿度が上昇する場面を想定する。こういった温度の上昇や湿度の上昇は温湿度センサ53で検出される。その結果、温湿度センサコントローラ54は温度情報信号や湿度情報信号を生成する。コントローラ57は、前述と同様に、温度情報信号や湿度情報信号および識別子情報データに基づきデータ信号を組み立てる。データ信号はアンテナ56から無線LAN25のアクセスポイントに向けて送信される。データ信号はネットワーク26からバックアップサーバ12に送り込まれる。
バックアップサーバ12のCPU13は監視装置制御アプリケーション17に基づき障害通報アプリケーション18を実行する。こうして保守サービスセンタ24には「温度が異常に上昇した」旨や「湿度が異常に上昇した」旨が通知される。こういった通報に応じて監視員は磁気テープライブラリ装置21の保守作業に駆けつけることができる。その他、こういった通報に連動して、磁気テープライブラリ装置12を収容する部屋や建物の空調装置が制御されてもよい。温度の規定値や湿度の規定値は磁気テープカートリッジ28の耐久温度や耐久湿度に基づき適宜に設定されればよい。
いま、監視装置制御アプリケーション17の動作中に監視装置ユニット37のバッテリ59で電力容量が低下する場面を想定する。電力容量の低下は残容量センサ61で検出される。残容量センサ61は前述のように通知信号を出力する。コントローラ57は、前述と同様に、通知信号および識別子情報データに基づきデータ信号を組み立てる。データ信号はアンテナ56から無線LAN25のアクセスポイントに向けて送信される。データ信号はネットワーク26からバックアップサーバ12に送り込まれる。
バックアップサーバ12のCPU13は監視装置制御アプリケーション17に基づき搬送ロボット29に特定の監視装置ユニット37の搬送を指示する。監視装置ユニット37の位置は例えばデータ信号中の識別子情報データに基づき特定されることができる。搬送ロボット29の働きで対象の監視装置ユニット37は充電器38に隣接する特定セルに収納される。
続いて、バックアップサーバ12のCPU13は監視装置制御アプリケーション17に基づき充電器38に充電を指示する。充電の実施に先立って充電器38のコントローラ65は監視装置ユニット37内のRFメモリ58から無線でカートリッジ種別データを取得する。こうしてカートリッジの種別が確認されると、充電器38は充電を開始する。前述のようにバッテリ59は充電される。こうした確認後に充電が開始されることから、充電器38に隣接する特定セルに誤って磁気テープカートリッジ28が収納されても、こういった磁気テープカートリッジ28は電磁波の照射から逃れることができる。こうして磁気テープカートリッジ28は十分に保護される。
その他、例えば保守サービスセンタ24で磁気テープカートリッジ28の落下が確認された時点で、保守サービスセンタ24の監視員は監視装置ユニット37にさらに詳細な情報の収集を指示することができる。こういった指示に基づき監視装置ユニット37は改めて筐体22内の様子を撮像する。こういった撮像にあたって、例えば図7に示されるように、光学レンズ43の光軸上には鏡68が配置されてもよい。こういった鏡68の働きによれば反射に基づき光学レンズ43の光軸は屈折することができる。CCDカメラ41の撮像範囲69は広げられることができる。その結果、さらに詳細に筐体22内の様子は撮像されることができる。鏡68には角度変更機構71が連結されればよい。角度変更機構71には、電磁力に基づきピン72を出し入れする電磁ソレノイド73が組み込まれればよい。例えば電磁ソレノイド73のピン72と鏡68とは金属製ワイヤ74で相互に連結されればよい。鏡68の基端は回転軸75に連結される。その一方で、鏡68の先端は金属ワイヤ74で吊される。電磁ソレノイド73に対して電流の供給が遮断されると、鏡68は自重で回転軸75回りに光学レンズ43の光軸上に位置決めされる。電磁ソレノイド73に対して電流が供給されると、例えば図8に示されるように、電磁ソレノイド73のピン72は引っ込む。ワイヤ74は引っ張られる。その結果、鏡68は回転軸75回りで光軸上の空間から後退する。光軸の屈折は解消される。こうして規定の撮像範囲は確立される。電磁ソレノイド73の動作はコントローラ57から供給される指令信号に基づき制御されればよい。
その他、筐体22内の撮像にあたって、例えば図9に示されるように、監視装置ユニット37ではカートリッジケース45内に第1および第2CCDカメラ41a、41bが組み込まれてもよい。図9から明らかなように、第1CCDカメラ41aは、画像センサすなわち第1CCD42と、第1方向から入射する被写体を第1CCD42に結像する第1光学レンズ43とを備える。同様に、第2CCDカメラ41bは、画像センサすなわち第2CCD42と、第1方向に逆向きの第2方向から入射する被写体を第2CCD42に結像する第2光学レンズ43とを備える。コントローラ57は撮像にあたって第1および第2CCDカメラ41a、41bを切り替えることができる。こういった切り替えにあたってカートリッジケース45には接触スイッチ76が取り付けられる。この接触スイッチ76は、第1方向からカートリッジケース45に接触する物体を検知することができる。
こういった監視装置ユニット37が収納棚27のセルに収納されると、第1CCDカメラ41aの光学レンズ34はセルの入り口から外側に向けられる。このとき、接触スイッチ76には物体は接触しない。したがって、接触スイッチ76は解放されたまま保持される。コントローラ57は第1CCDカメラ41aに撮像を指示する。セル内の監視装置ユニット37では第1CCDカメラ41aは向かいのセルを撮像する。
いま、監視措置ユニット37がハンド34に保持される場面を想定する。監視装置ユニット37は爪35aに挟まれる。その後、監視装置ユニット37はハンド34に引き寄せられる。その結果、ハンド34は接触スイッチ76に接触する。接触スイッチ76は押し込まれる。接触スイッチ76の検知信号はコントローラ57に供給される。
コントローラ57は検知信号の供給に応じて第2CCDカメラ41bを選択する。第2CCDカメラ41bに対して撮像は指示される。監視装置ユニット37がセルから引き出されると、第2CCDカメラ41bの光学レンズ43は被写体として収納棚27を捉える。こうしてハンド34上の監視装置ユニット37では第2CCDカメラ41bは向かいのセルを撮像する。その他、こういった第2CCDカメラ41bに基づけば、ハンド34の回転、移動体33の水平移動および搬送レール31の垂直移動に基づき様々な対象物に対して撮像は実施されることができる。その結果、これまで以上に詳細に装置22内の様子は把握されることができる。
(付記1) 少なくとも収納棚を収容する筐体と、筐体内に配置されて、筐体内の音を検出する音センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置。
(付記2) 付記1に記載のライブラリ装置において、収納棚に収容されて、音センサを収容するカートリッジと、カートリッジに組み込まれて、カートリッジの種別を特定する種別データを記憶する記憶ユニットと、カートリッジに組み込まれる蓄電池と、電磁誘導に基づき蓄電池に電力を供給する充電器と、充電器に組み込まれて、記憶ユニットから種別データを取得するコントローラとを備えることを特徴とするライブラリ装置。
(付記3) ライブラリ装置の筐体内で音を検出する工程と、検出した音に基づき、筐体内で収納棚から落下したカートリッジの有無を判定する工程とを備えることを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
(付記4) 付記3に記載のライブラリ装置の制御方法において、前記カートリッジの落下に応じて筐体内を撮像する工程をさらに備えることを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
(付記5) カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される音センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジ。
(付記6) 少なくとも収納棚を収容する筐体と、筐体内に配置されて、超音波の反射に基づき物体の移動を検出する超音波センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置。
(付記7) カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される超音波センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジ。
(付記8) ライブラリ装置の筐体内で超音波の反射に基づき筐体内で物体の移動を検出する工程と、検出した移動に基づき筐体内を撮像する工程とを備えることを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
(付記9) 少なくとも収納棚を収容する筐体と、筐体内に配置されて、筐体内の温度を検出する温度センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置。
(付記10) カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される温度センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジ。
(付記11) 少なくとも収納棚を収容する筐体と、筐体内に配置されて、筐体内の湿度を検出する湿度センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置。
(付記12) カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される湿度センサとを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジ。
(付記13) カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される画像センサと、画像センサに被写体を結像する光学レンズと、光学レンズの光軸上に規定される第1位置および光学レンズの光軸から後退する第2位置の間で移動する鏡とを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジ。
(付記14) カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される第1および第2画像センサと、第1方向から入射する被写体を第1画像センサに結像する第1光学レンズと、第1方向に対して逆向きの第2方向から入射する被写体を第2画像センサに結像する第2光学レンズとを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジ。
(付記15) 付記14に記載のライブラリ装置向けカートリッジにおいて、前記第1方向からカートリッジケースに接近する物体を検出するコントローラをさらに備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジ。
データバックアップシステムの一具体例を概略的に示すブロック図である。 磁気テープライブラリ装置の内部構造を簡略的に示す斜視図である。 監視装置ユニットの構造を概略的に示すブロック図である。 充電器の構造を概略的に示すブロック図である。 異常音の検出時に監視装置制御アプリケーションで実行される手順を示すフローチャートである。 未確認の物体の移動時に監視装置制御アプリケーションで実行される手順を示すフローチャートである。 一変形例に係る監視装置ユニットの拡大部分模式図である。 一変形例に係る監視装置ユニットの動作を概略的に示す拡大部分模式図である。 他の変形例に係る監視装置ユニットの拡大部分模式図である。 他の変形例に係る監視装置ユニットの動作を概略的に示す拡大部分模式図である。
符号の説明
21 ライブラリ装置(磁気テープライブラリ装置)、22 筐体、27 収納棚、28 カートリッジ(磁気テープカートリッジ)、37 カートリッジ(監視装置ユニット)、38 充電器、42 (第1および第2)画像センサ(CCD)、43 (第1および第2)光学レンズ、45 カートリッジケース、46 音センサ(マイクロフォン)、48 超音波センサ、53 温度センサおよび湿度センサ(温湿度センサ)、57 コントローラ、58 記憶ユニット(RFメモリ)、59 蓄電池(バッテリ)、65 コントローラ、68 鏡。

Claims (7)

  1. 少なくとも収納棚を収容する筐体と、収納棚に収納されるカートリッジを搬送する搬送ロボットと、筐体内に配置されて、筐体内の音を検出する音センサと、検出される音から搬送ロボットの動作に基づく音成分を除去するフィルタリング処理を施し、フィルタリング処理の結果に基づき収納棚から落下したカートリッジの有無の判定に寄与する信号を生成する音センサコントローラとを備えることを特徴とするライブラリ装置。
  2. 少なくとも収納棚を収容する筐体と、収納棚に収容されて、筐体内の音を検出する音センサを収容するカートリッジと、カートリッジに組み込まれて、カートリッジの種別を特定する種別データを記憶する記憶ユニットと、カートリッジに組み込まれる蓄電池と、電磁誘導に基づき蓄電池に電力を供給する充電器と、充電器に組み込まれて、記憶ユニットから種別データを取得するコントローラとを備えることを特徴とするライブラリ装置。
  3. ライブラリ装置の筐体内で音を検出する工程と、検出した音から、筐体内で収納棚に収納されるカートリッジを搬送する搬送ロボットの動作に基づく音成分を除去するフィルタリング処理を施す工程と、フィルタリング処理の結果に基づき、筐体内で収納棚から落下したカートリッジの有無を判定する工程とを備えることを特徴とするライブラリ装置の制御方法。
  4. カートリッジケースと、カートリッジケース内に収容される音センサと、検出される音から、ライブラリ装置の筐体内でカートリッジを搬送する搬送ロボットの動作に基づく音成分を除去するフィルタリング処理を施し、フィルタリング処理の結果に基づき収納棚から落下したカートリッジの有無の判定に寄与する信号を生成する音センサコントローラとを備えることを特徴とするライブラリ装置向けカートリッジ。
  5. 少なくとも収納棚を収容する筐体と、収納棚に収納されるカートリッジを搬送する搬送ロボットと、筐体内に配置されて、超音波の反射に基づき物体の移動を検出する超音波センサと、超音波センサの出力に基づき、搬送ロボットの移動経路との比較に応じて未確認物体の移動の有無の判定に寄与する信号を生成する超音波センサコントローラとを備えることを特徴とするライブラリ装置。
  6. 少なくとも収納棚を収容する筐体と、筐体内に配置されて、筐体内の音を検出する音センサと、音センサで検出された音がカートリッジの落下音か否かを判別する制御部と、前記落下音の判別結果に基づき、筐体内で収納棚から落下したカートリッジの有無を判定する制御部とを備えることを特徴とするライブラリ装置。
  7. 請求項6に記載のライブラリ装置において、前記制御部は、前記音センサで検出された音の周波数分析に基づき、音センサで検出された音がカートリッジの落下音か否かを判別することを特徴とするライブラリ装置。
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