JP4090430B2 - 燃焼装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器に対して複数の燃焼面を備えた燃焼装置の燃焼制御技術に関し、特に、燃焼装置の延命を図ると共に熱効率を高める発停燃焼制御が可能な燃焼制御技術に関する。
給湯熱交換器と追焚熱交換器とを共通の燃焼装置によって加熱することにより、一の燃焼装置へ給湯と風呂の追い焚きの双方への熱供給を行うようにした一缶二水路型給湯装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。ところで、給湯時と風呂の追い焚き時とでは、必要とされる湯の温度が異なる。すなわち、必要とされる供給熱量が異なる。しかし、燃焼装置の一つの燃焼面だけでは、その燃焼面により制御することが可能な給熱量(熱交換器に供給する熱量)の制御範囲が十分に広くはない。そこで、一缶二水路型給湯装置の燃焼装置においては、熱交換器に対して複数の燃焼面を備え、各燃焼面を独立に発停制御することが可能な構成とされている(特許文献1参照)。これにより、各燃焼面の火力を比例制御するとともに、燃焼面数を制御することによって、広範な給熱量の制御が可能となる。従って、給湯と風呂の追い焚きの双方への熱供給を、容易に行うことが可能となる。
ところで、上記の複数の燃焼面を備えた燃焼装置において、給熱量が小さい場合には、一部の燃焼面の発停を行うことによって給熱量の調節を行う発停制御方式が採られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
図4は特許文献1記載の燃焼装置を使用した給湯装置の全体の構成図である。この給湯装置は、給湯用配管101により給湯を行うと共に、追焚用配管102により、浴槽103内の湯の追い焚きを行うことを可能とした一缶二水路型給湯装置である。給湯用配管101と追焚用配管102とは、同じ熱交換器のフィン・プレート104に挿通されている。このフィン・プレート104は、2つに分割された燃焼面105a,105bを有する燃焼装置によって加熱される。燃焼面105a,105bの火力は、各燃焼面に送る燃料の流量を調節する比例弁106により制御される。また、それぞれの燃焼面105a,105bに燃料を供給する配管には、開閉弁107a,107bが設けられている。この開閉弁107a,107bにより、各燃焼面105a,105bは個別に発停制御を行うことができる。
給湯時のように、多くの給熱量が必要とされる場合、燃焼装置は開閉弁107a,107bを開弁した状態で、比例弁106を制御することによって火力の調節が行われる。一方、追い焚き時のように、必要とされる給熱量が少ない場合、燃焼装置は次のような火力制御がされる。
まず、燃焼面105bを点火して、追い焚きを開始する。また、浴槽の湯の温度などから必要とされる給熱量(初期給熱量)Fを求める。この初期給熱量Fと、燃焼面105a,105bを同時燃焼させたときに制御可能な最小給熱量F12minとを比較する。
(1)F≧F12minであれば、燃焼面105aを点火して、両燃焼面による追い焚きを開始する。次いで、熱交換器の温度からPI制御による給熱量の変量Fを求める。PI制御による給熱量FはF+Fである。この給熱量Fが、実際に必要とされる給熱量である。
(1−a)ここで、F≧F12minであれば、燃焼面105a,105bを用いた二面燃焼によりPI制御による追い焚きが行われる。
(1−b)一方、F<F12minであれば、燃焼面105aと燃焼面105bを交互に発停させながら、一面燃焼による追い焚きが行われる。
(2)F<F12minであれば、燃焼面105bのみによる一面燃焼の状態で、熱交換器の温度からPI制御による給熱量の変量Fを求める。そして、実際に追い焚きで必要とされる給熱量F=F+Fを求める。
(2−a)ここで、F≧F1min(F1minは燃焼面105bのみを燃焼させたときに制御可能な最小給熱量)であれば、燃焼面105bのみを用いた一面燃焼によりPI制御による追い焚きが行われる。
(2−b)一方、F<F1minであれば、燃焼面105aと燃焼面105bを交互に発停させながら、一面燃焼による追い焚きが行われる。
以上のような燃焼制御によって、広範囲の給熱量の制御を実現し、一缶二水路型給湯装置により、給湯と風呂の追い焚きを同時に行うことを可能としている。
一方、特許文献2に記載の燃焼制御技術は、上記技術に更に改良を加えたものである。特許文献2の燃焼制御技術において、燃焼装置の構成は基本的には図4と同様なので、図4を用いて説明する。
風呂の追い焚き時において、まず最初に、燃焼面105a,105bの両方を点火して追い焚きを開始する。
(1)このとき、追焚用配管102を流れる循環水の温度が、所定の停止温度TOFF以上となったときには、燃焼面105a,105bの両方を消火して追い焚きを停止する。
(2)循環水の温度が、所定の停止温度TOFFよりも低い場合、
(2−a)循環水の温度が、発停切り替えの基準温度Tth1より低ければ、燃焼面105a,105bの二面燃焼による追い焚きを行い、
(2−b)循環水の温度が、発停切り替えの基準温度Tth1以上となると、燃焼面105aのみの一面燃焼による追い焚きを行う。
この場合、一面燃焼を行う場合には、必ず燃焼面105aを使用するようにしている。これは、燃焼面105aのほうが燃焼面105bよりも、循環水への熱効率が高いからである。なぜならば、燃焼面105aは、熱交換器の追焚用配管102の出入口側に位置している。従って、燃焼面105aでの追い焚きにより加熱された循環水は、熱を失うことなく浴槽103に送られる。一方、燃焼面105aを停止して燃焼面105bのみでの追い焚きにより加熱した場合、循環水は燃焼面105aの上方を通過する際に、燃焼用の送風機の風によって冷却されるため、熱効率が低下する。そのため、燃焼面105aのほうが燃焼面105bよりも、循環水への熱効率が高くなる。
また、給熱量の予測のような複雑な演算を行うことなく、循環水の温度を直接検出して燃焼量のフィードバック制御を行うため、構成も簡単である。
特開平7−98115号公報 特開平10−141764号公報 特開平11−94354号公報
上記特許文献2に記載の燃焼制御技術は、広範囲の給熱量制御が可能であるとともに、機器構成が単純であり、熱効率も高いという点で優れている。しかしながら、風呂の追い焚き時に循環水の温度が発停切り替えの基準温度Tth1の付近で上下した場合、燃焼面105bの発停が連続して行われることになる。そのため、燃焼面105bの消耗が速くなり、燃焼装置自体の寿命が短くなるという問題がある。
また、燃焼面の着火直後は、燃料の不完全燃焼が生じやすい。この不完全燃焼は、着火時の燃焼面の温度が低いほど生じやすい。上記特許文献2に記載の燃焼制御技術では、燃焼面105aは、連続燃焼運転がされるので高温に維持され寿命が短くなる。また、燃焼面105bは頻繁に消火されるため、着火時の燃焼面の温度が低い状態となり、着火時の不完全燃焼による臭いの発生や熱効率の低下が生じやすい。また、燃焼面105bと燃焼面105aの温度差が大きいと、燃焼面105aから燃焼面105bへの熱の拡散量が多くなり、結果として熱効率が低くなる。
そこで、本発明の目的は、広範囲の給熱量制御が可能であるとともに、熱効率が高く、燃焼装置の寿命を長くし、かつ燃焼臭の発生が少ない燃焼装置の制御技術を提供することにある。
本発明に係る燃焼装置の第1の構成は、熱交換器に対して複数の燃焼面を備え、各燃焼面を独立に発停制御することが可能な燃焼装置であって、熱交換器の加熱に使用する燃焼面のうち全部の燃焼面を燃焼状態とする全面燃焼状態と、熱交換器の加熱に使用する燃焼面のうち一部の燃焼面のみを燃焼状態とする部分燃焼状態とを交互に切り換え、かつ前記部分燃焼状態における停止燃焼面が交互に入れ替わるように停止燃焼面の切り替えを行う燃焼面切換手段を備えていることを特徴とする。
これにより、燃焼装置を発停運転する場合において、停止燃焼面が交互に入れ替わるので、特定の燃焼面のみが発停頻度が多くなるようなことがなくなる。
また、1つの燃焼面に着目すると、停止燃焼面が交互に入れ替わることで、燃焼開始から停止までの期間が長くなる。すなわち、燃焼面の発停の周期をTとすると、従来のように特定の燃焼面のみを発停させる場合、発停が行われる燃焼面は、燃焼開始から停止までの時間はTとなる。発停が行われない燃焼面は、発停周期に関係なく連続的に燃焼状態を保つ。それに対して、例えば、2つの燃焼面A,Bがある場合に停止燃焼面を交互に入れ替えた場合、各燃焼面は、燃焼開始から停止までの時間は3T(すなわち、燃焼面の切り替えはB→AB→A→AB→Bのようになるので、一つの燃焼面A(又はB)に着目すれば、燃焼開始から停止までの時間は3T)となる。
このように、各燃焼面の発停頻度が減ると、各燃焼面は、発停動作による消耗が少なくなる。その結果、燃焼装置の寿命を延ばすことができる。
また、従来のように特定の燃焼面のみを発停させる場合、連続燃焼の燃焼面の近傍が連続的に加熱され、発停燃焼の燃焼面の近傍は間歇的に加熱される。従って、燃焼面や熱交換器に大きな温度勾配ができやすくなる。温度勾配が大きいと、高温部から低温部への移動熱量が大きくなり、放熱量が大きくなる。その結果、追い焚き時における熱効率が低下する。一方、停止燃焼面を交互に入れ替えると、各燃焼面の近傍は時間平均的にみて均等に加熱される。従って、燃焼面や熱交換器に大きな温度勾配が生じにくくなる。従って、放熱量を抑えることができるため、熱効率を向上させることが可能となる。
また、連続燃焼時間が短い燃焼面がなくなると、全体的にみて燃焼が安定する。これにより、熱効率が向上し、燃焼臭の発生も抑えられる。
また、上記特許文献1記載の従来技術においては、一面燃焼時には特定の一つの燃焼面のみを使用しているのに対し、本発明においては、一面燃焼時において使用する燃焼面を、複数の燃焼面の間で交互に切り換えて一面燃焼を行うため、各燃焼面は燃焼停止時に放熱する。これにより、熱効率の向上、燃焼装置の長寿命化、臭いの低減が可能となる。また、上記特許文献1記載の従来技術では、熱効率を向上させるためにはPI制御での燃焼を行う必要がある。しかし、本発明では上記従来技術よりも簡単な制御によって、従来と同等以上の熱効率で追い焚きを行うことが可能となる。
本発明に係る燃焼装置の第2の構成は、前記第1の構成において、前記燃焼面切換手段は、各燃焼面の停止回数の時間平均値が等しくなるように停止燃焼面の切り替えを行うことを特徴とする。
このように、各燃焼面の停止回数の時間平均値を等しくすることで、頻繁に発停を繰り返す燃焼面を極力少なくすることができる。従って、総ての燃焼面の消耗を極力少なくすることが可能となる。
本発明に係る燃焼装置の第3の構成は、熱交換器に対して少なくとも2つの燃焼面A,Bを有しており、各燃焼面を独立に発停制御することが可能な燃焼装置であって、燃焼面A,Bをともに燃焼状態とする二面燃焼状態、燃焼面Aのみを燃焼状態とするA面燃焼状態、二面燃焼状態、燃焼面Bのみを燃焼状態とするB面燃焼状態の順に繰り返し燃焼面の発停制御を行う燃焼面切換手段を備えていることを特徴とする。
これにより、燃焼装置を発停運転する場合において、停止燃焼面が燃焼面Aと燃焼面Bとで交互に入れ替わるので、一方の燃焼面のみが発停頻度が多くなるようなことがなくなる。従って、燃焼面全体としてみると、発停動作による消耗が少なくなる。その結果、燃焼装置の寿命を延ばすことができる。
また、燃焼面Aと燃焼面Bとの間で大きな温度勾配が生じにくくなる。従って、放熱量を抑えることができるため、熱効率を向上させることが可能となる。
更に、連続燃焼時間が短い燃焼面がなくなるので、全体的にみて燃焼が安定する。これにより、熱効率が向上し、燃焼臭の発生も抑えられる。
本発明に係る燃焼装置の第4の構成は、熱交換器に対して少なくとも3つの燃焼面A,B,Cを有しており、各燃焼面を独立に発停制御することが可能な燃焼装置であって、燃焼面A,Bを燃焼状態とするAB面燃焼状態、燃焼面Bのみを燃焼状態とするB面燃焼状態、燃焼面B,Cを燃焼状態とするBC面燃焼状態、燃焼面Cを燃焼状態とするC面燃焼状態、燃焼面C,Aを燃焼状態とするCA面燃焼状態、燃焼面Aを燃焼状態とするA面燃焼状態の順に繰り返し燃焼面の発停制御を行う燃焼面切換手段を備えていることを特徴とする。
これにより、燃焼装置を発停運転する場合において、停止燃焼面が燃焼面Aと燃焼面Bと燃焼面Cとで交互に入れ替わるので、一つの燃焼面のみが発停頻度が多くなるようなことがなくなる。従って、燃焼面全体としてみると、発停動作による消耗が少なくなる。その結果、燃焼装置の寿命を延ばすことができる。
また、燃焼面A、燃焼面B、燃焼面Cの間で大きな温度勾配が生じにくくなる。従って、放熱量を抑えることができるため、熱効率を向上させることが可能となる。
更に、連続燃焼時間が短い燃焼面がなくなるので、全体的にみて燃焼が安定する。これにより、熱効率が向上し、燃焼臭の発生も抑えられる。
本発明に係る燃焼装置の制御方法の第1の構成は、熱交換器に対して複数の燃焼面を備えた燃焼装置において、各燃焼面の発停制御を行う制御方法であって、熱交換器の加熱に使用する燃焼面のうち全部の燃焼面を燃焼状態とする全面燃焼状態と、熱交換器の加熱に使用する燃焼面のうち一部の燃焼面のみを燃焼状態とする部分燃焼状態とを交互に切り換え、かつ前記部分燃焼状態における停止燃焼面が交互に入れ替わるように停止燃焼面の切り替えを行うことを特徴とする。
本発明に係る燃焼装置の制御方法の第2の構成は、前記第1の構成において、各燃焼面の停止回数の時間平均値が等しくなるように停止燃焼面の切り替えを行うことを特徴とする。
本発明に係る燃焼装置の制御方法の第3の構成は、熱交換器に対して少なくとも2つの燃焼面A,Bを有している前記燃焼装置において、各燃焼面の発停制御を行う制御方法であって、燃焼面A,Bをともに燃焼状態とする二面燃焼状態、燃焼面Aのみを燃焼状態とするA面燃焼状態、二面燃焼状態、燃焼面Bのみを燃焼状態とするB面燃焼状態の順に繰り返し燃焼面の発停制御を行うことを特徴とする。
本発明に係る燃焼装置の制御方法の第4の構成は、熱交換器に対して少なくとも3つの燃焼面A,B,Cを有する燃焼装置において、各燃焼面の発停制御を行う制御方法であって、燃焼面A,Bを燃焼状態とするAB面燃焼状態、燃焼面Bのみを燃焼状態とするB面燃焼状態、燃焼面B,Cを燃焼状態とするBC面燃焼状態、燃焼面Cを燃焼状態とするC面燃焼状態、燃焼面C,Aを燃焼状態とするCA面燃焼状態、燃焼面Aを燃焼状態とするA面燃焼状態の順に繰り返し燃焼面の発停制御を行うことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、全面燃焼状態と部分燃焼状態とを交互に切り換え、かつ部分燃焼状態における停止燃焼面が交互に入れ替わるように停止燃焼面の切り替えを行うことで、連続燃焼時間が短い燃焼面がなくなり、全体的にみて燃焼が安定する。これにより、熱効率が向上し、燃焼臭の発生も抑えられる。また、各燃焼面の発停頻度が減るため、発停動作による消耗が少なくなる。その結果、広範囲の給熱量制御が可能であるとともに、熱効率が高く、かつ燃焼臭の発生が少ない燃焼装置の制御技術を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例1に係る燃焼装置が適用された給湯装置の構成を表す図である。この給湯装置1は、給湯用配管2を通して給湯栓3から給湯が可能であるとともに、追焚用配管4を通して、浴槽5の湯の追い焚きが可能なものである。また、給湯装置1は、給湯用配管2と追焚用配管4が一つの熱交換器6の共通のフィン・プレート7に挿通された一缶二水路型の給湯器である。
給湯用配管2には、水道や井戸ポンプから水が供給される。給湯用配管2に供給された水は、熱交換器6において給熱され、給湯栓3から湯を供給する。一方、追焚用配管4は、両端が浴槽5に接続されている。追焚用配管4には、熱交換器6の上流側に循環ポンプ8が設けられている。循環ポンプ8を駆動することにより、浴槽5内の湯が追焚用配管4内を循環する。追焚用配管4内を循環する湯は、熱交換器6において給熱され、浴槽5に戻される。これにより、浴槽5内の湯の追い焚きが行われる。
熱交換器6では、燃焼装置9により加熱が行われる。燃焼装置9は、バーナ10、送風機11、及び制御部12を備えている。バーナ10は、3つの燃焼面10a,10b,10cを有する。各燃焼面10a,10b,10cには、それぞれ、燃料供給枝管13a,13b,13cを通して、液体又は気体の燃料が供給される。各燃料供給枝管13a,13b,13cは、一本の燃料供給幹管14に接続されている。燃料供給幹管14を通して、総ての燃料が供給される。各燃料供給枝管13a,13b,13cには、それぞれ、電磁開閉弁15a,15b,15cが設けられている。各電磁開閉弁15a,15b,15cは、各燃料供給枝管13a,13b,13cに供給する燃料の導通/切断を行う。燃料供給幹管14には、電磁比例弁16が設けられている。この電磁比例弁16は、燃料供給幹管14を流れる燃料の流量調節を行う。
送風機11は、バーナ10に対して、燃焼用の空気を送風する。制御部12は、電磁開閉弁15a,15b,15c、電磁比例弁16、送風機11の制御を行うほか、給湯装置1内の循環ポンプ8の制御も行う。この制御部12が、本発明における燃焼面切換手段として機能する。
給湯用配管2には、熱交換器6の上流側に、入水温度検出部17が設けられている。入水温度検出部17は、給湯用配管2に供給される水の温度を検出する。また、給湯用配管2の熱交換器6の内部には、熱交温度検出部18が設けられている。熱交温度検出部18は、熱交換器6内における給湯用配管2内の湯の温度を検出する。更に、給湯用配管2の熱交換器6の下流側には、出湯温度検出部19及び流量検出部20が設けられている。出湯温度検出部19は、熱交換器6で加熱された給湯用配管2内の湯の温度を検出する。流量検出部20は、給湯用配管2を流れる湯の流量を検出する。
追焚用配管4には、熱交換器6の下流側に、出口温度検出部21が設けられている。この出口温度検出部21は、熱交換器6で加熱された追焚用配管4内の湯の温度を検出する。
そのほか、制御部12には、追焚スイッチ22、出湯温度設定部23、及び風呂温度設定部24が設けられている。
以上のように構成された本実施例の給湯装置において、以下その燃焼装置の制御方法について説明する。
図2は本発明の実施例1に係る給湯装置の燃焼方法の流れを表すフローチャートである。尚、本発明は給湯時の動作については特に関わりがないので、本実施例においては、風呂の追い焚き時の動作についてのみ説明を行う。
最初に、浴槽5内に湯張りが行われた状態で、使用者により追焚スイッチ22がON状態とされる(S1)。これにより、以下の風呂の追い焚き動作が始まる。追焚スイッチ22がON状態とされると、制御部12は、循環ポンプ8がOFF状態にあるか否かを判断する(S2)。循環ポンプ8がOFF状態ならば、制御部12は循環ポンプ8をON状態に切り換える(S3)。これにより、追焚用配管4内を、浴槽内に張られた湯が循環する。
次に、制御部12は、風呂温度設定部24により設定される追焚設定温度Tbsと出口温度検出部21により検出される出口温度Tとの偏差ΔTを演算する(S4)。そして、この偏差ΔTに基づき、電磁比例弁16の開度を設定して、バーナ10に供給する燃料の流量を設定する(S5)。このとき、同時に送風機11の回転数も決定し、送風機11をその決定された回転数で駆動する。
次に、制御部12は、電磁開閉弁15b,15cを開弁して、燃焼面10b,10cに燃料を供給するとともに点火する(S6)。これにより、燃焼面10b,10cにおいて燃焼が開始される。
燃焼面10b,10cの燃焼(BC面二面燃焼)が始まると、制御部12は、次のような温度監視を行う。まず、制御部12は、熱交温度検出部18が検出する熱交温度Tthを取得する。ここで、Tth≧Tならば(S7)、次のC面一面燃焼(ステップS10)に移行する。Tth<Tならば(S7)、制御部12は、風呂温度設定部24により設定される追焚設定温度Tbsと出口温度検出部21により検出される出口温度Tとの偏差ΔTを演算する(S8)。ここで、ΔT≦0ならば(S9)、風呂の水温が追焚設定温度Tbsに達したので、追焚終了動作(ステップS22)に移行する。ΔT>0ならば(S9)、ステップS7に戻る。
このようにして、熱交温度Tthが閾値Tを超えるか、又は出口温度Tが追焚設定温度Tbsを超えるまで、BC面二面燃焼が行われる。出口温度Tが追焚設定温度Tbsを超える前に、熱交温度Tthが閾値Tを超えた場合には、次のC面一面燃焼動作に移行する。
C面一面燃焼では、制御部12は、電磁開閉弁15bを閉止して、燃焼面10cにのみ燃料を供給する(S10)。また、同時に、電磁比例弁16を適度な火力となるように調節する。これにより、燃焼面10cのみの一面燃焼が開始される。
C面一面燃焼では、制御部12は、次のような温度監視を行う。まず、制御部12は、熱交温度検出部18が検出する熱交温度Tthを取得する。ここで、Tth≧Tならば(S11)、次のBC面二面燃焼(ステップS14)に移行する。Tth<Tならば(S11)、制御部12は、風呂温度設定部24により設定される追焚設定温度Tbsと出口温度検出部21により検出される出口温度Tとの偏差ΔTを演算する(S12)。ここで、ΔT≦0ならば(S13)、風呂の水温が追焚設定温度Tbsに達したので、追焚終了動作(ステップS22)に移行する。ΔT>0ならば(S13)、ステップS11に戻る。
このようにして、熱交温度Tthが閾値Tを超えるか、又は出口温度Tが追焚設定温度Tbsを超えるまで、C面一面燃焼が行われる。出口温度Tが追焚設定温度Tbsを超える前に、熱交温度Tthが閾値Tを超えた場合には、次のBC面二面燃焼動作に移行する。
二回目のBC面二面燃焼では、制御部12は、電磁開閉弁15bを開弁して、燃焼面10bに燃料を供給するとともに、燃焼面10bを点火する(S14)。また、同時に、電磁比例弁16を適度な火力となるように調節する。これにより、燃焼面10b,10cの二面燃焼が開始される。
BC面二面燃焼では、制御部12は、次のような温度監視を行う。まず、制御部12は、熱交温度検出部18が検出する熱交温度Tthを取得する。ここで、Tth≧Tならば(S15)、次のB面一面燃焼(ステップS18)に移行する。Tth<Tならば(S15)、制御部12は、風呂温度設定部24により設定される追焚設定温度Tbsと出口温度検出部21により検出される出口温度Tとの偏差ΔTを演算する(S16)。ここで、ΔT≦0ならば(S17)、風呂の水温が追焚設定温度Tbsに達したので、追焚終了動作(ステップS22)に移行する。ΔT>0ならば(S17)、ステップS15に戻る。
このようにして、熱交温度Tthが閾値Tを超えるか、又は出口温度Tが追焚設定温度Tbsを超えるまで、BC面二面燃焼が行われる。出口温度Tが追焚設定温度Tbsを超える前に、熱交温度Tthが閾値Tを超えた場合には、次のB面一面燃焼動作に移行する。
B面一面燃焼では、制御部12は、電磁開閉弁15cを閉止して、燃焼面10bにのみ燃料を供給する(S18)。また、同時に、電磁比例弁16を適度な火力となるように調節する。これにより、燃焼面10bのみの一面燃焼が開始される。
B面一面燃焼では、制御部12は、次のような温度監視を行う。まず、制御部12は、熱交温度検出部18が検出する熱交温度Tthを取得する。ここで、Tth<Tならば(S19)、最初のBC面二面燃焼(ステップS6)に移行する。Tth≧Tならば(S19)、制御部12は、風呂温度設定部24により設定される追焚設定温度Tbsと出口温度検出部21により検出される出口温度Tとの偏差ΔTを演算する(S20)。ここで、ΔT≦0ならば(S21)、風呂の水温が追焚設定温度Tbsに達したので、追焚終了動作(ステップS22)に移行する。ΔT>0ならば(S21)、ステップS19に戻る。
以上のように、出口温度Tが追焚設定温度Tbsに達するまでは、制御部12は、(BC面二面燃焼)→(C面一面燃焼)→(BC面二面燃焼)→(B面一面燃焼)のサイクルを順次繰り返す。ここで、このサイクルにおいて、各閾値温度T,T,T,Tは、それぞれ、T<T<T<Tの関係に設定される。これにより、熱交温度Tthは図3に示したように変化する。
なお、このような発停燃焼を行った場合、1回のサイクルで、各燃焼面の発停回数は、燃焼面10bは1回、燃焼面10cは1回となる。これは、特許文献1のサイクル(BC面→C面→BC面→C面)と比べると、B面の発停頻度が少なくなり、発停回数は各燃焼面に分散され平均化されている。すなわち、燃焼面10cのみが発停頻度のみが多くなるようなことがなくなる。このように、燃焼面10cの発停頻度が減ると、燃焼面10cは、発停動作による消耗が少なくなる。その結果、燃焼装置の寿命を延ばすことができる。
また、1つの燃焼面に着目すると、停止燃焼面が交互に入れ替わることで、燃焼開始から停止までの期間が長くなる。すなわち、燃焼面10cは、(BC面二面燃焼)→(C面一面燃焼)→(BC面二面燃焼)の期間だけ燃焼が継続し、(B面一面燃焼)の期間だけ停止する。燃焼面10bは、(BC面二面燃焼)→(B面一面燃焼)→(BC面二面燃焼)の期間だけ燃焼が継続し、(C面一面燃焼)の期間だけ停止する。連続燃焼時間が短い燃焼面がなくなると、全体的にみて燃焼が安定する。これにより、熱効率が向上し、燃焼臭の発生も抑えられる。実際に実験を行ったところでは、特許文献1のサイクル(BC面→C面→BC面→C面)での熱効率は79〜80%であったのに対し、本実施例のサイクルでは81〜82%の熱効率が得られることが確認されている。
最後に、出口温度Tが追焚設定温度Tbsに達した場合、制御部12は、バーナ10を停止し、送風機11も停止する(S22)。そして、一定時間が経過した後に(S23)、循環ポンプ25を停止して(S24)、追焚動作を終了する。
尚、本実施例においては、燃焼面10b,10cのみを用いて追い焚きを行う例を示したが、本発明は、燃焼面10a,10b,10cの総てを用いて追い焚きを行う場合にも適用可能である。この場合、制御部12の燃焼制御サイクルは、(BC面二面燃焼)→(C面一面燃焼)→(CA面二面燃焼)→(A面一面燃焼)→(AB面二面燃焼)→(B面一面燃焼)のようにすればよい。
本発明の実施例1に係る燃焼装置が適用された給湯装置の構成を表す図である。 本発明の実施例1に係る給湯装置の燃焼方法の流れを表すフローチャートである。 熱交温度Tthの時間変化を表す図である。 特許文献1記載の給湯装置の全体の構成図である。
符号の説明
1 給湯装置
2 給湯用配管
3 給湯栓
4 追焚用配管
5 浴槽
6 熱交換器
7 フィン・プレート
8 循環ポンプ
9 燃焼装置
10 バーナ
10a,10b,10c 燃焼面
11 送風機
12 制御部
13a,13b,13c 燃料供給枝管
14 燃料供給幹管
15a,15b,15c 電磁開閉弁
16 電磁比例弁
17 入水温度検出部
18 熱交温度検出部
19 出湯温度検出部
20 流量検出部
21 出口温度検出部
22 追焚スイッチ
23 出湯温度設定部
24 風呂温度設定部

Claims (2)

  1. 熱交換器に対して少なくとも2つの燃焼面A,Bを有しており、前記各燃焼面を独立に発停制御することが可能な燃焼装置であって、
    前記熱交換器内の湯の温度を検出する熱交温度検出部と、
    前記燃焼面A,Bをともに燃焼状態とする二面燃焼状態、前記燃焼面Aのみを燃焼状態とするA面燃焼状態、前記二面燃焼状態、前記燃焼面Bのみを燃焼状態とするB面燃焼状態の順に繰り返し前記燃焼面の発停制御を行う燃焼面切換手段と、を備え
    前記燃焼面切換手段は、
    (1)前記燃焼面の燃焼状態が前記二面燃焼状態にある場合に於いて、前記熱交温度検出部の検出する温度が所定の閾値T を超えた場合に、前記燃焼面の燃焼状態を前記B面燃焼状態に切り替え、
    (2)前記燃焼面の燃焼状態が前記B面燃焼状態にある場合に於いて、前記熱交温度検出部の検出する温度が所定の閾値T を超えた場合に、前記燃焼面の燃焼状態を前記二面燃焼状態に切り替え、
    (3)前記燃焼面の燃焼状態が前記二面燃焼状態にある場合に於いて、前記熱交温度検出部の検出する温度が所定の閾値T を超えた場合に、前記燃焼面の燃焼状態を前記A面燃焼状態に切り替え、
    (4)前記燃焼面の燃焼状態が前記A面燃焼状態にある場合に於いて、前記熱交温度検出部の検出する温度が所定の閾値T を下回った場合に、前記燃焼面の燃焼状態を前記二面燃焼状態に切り替え、
    かつ前記各閾値T ,T ,T ,T は、T <T <T <T の関係にあることを特徴とする燃焼装置。
  2. 熱交換器に対して少なくとも2つの燃焼面A,Bを有している燃焼装置において、前記各燃焼面の発停制御を行う制御方法であって、
    前記燃焼面A,Bをともに燃焼状態とする二面燃焼状態、前記燃焼面Aのみを燃焼状態とするA面燃焼状態、前記二面燃焼状態、前記燃焼面Bのみを燃焼状態とするB面燃焼状態の順に繰り返し前記燃焼面の発停制御を行い、
    前記発停制御においては、
    (1)前記燃焼面の燃焼状態が前記二面燃焼状態にある場合に於いて、前記熱交温度検出部の検出する温度が所定の閾値T を超えた場合に、前記燃焼面の燃焼状態を前記B面燃焼状態に切り替え、
    (2)前記燃焼面の燃焼状態が前記B面燃焼状態にある場合に於いて、前記熱交温度検出部の検出する温度が所定の閾値T を超えた場合に、前記燃焼面の燃焼状態を前記二面燃焼状態に切り替え、
    (3)前記燃焼面の燃焼状態が前記二面燃焼状態にある場合に於いて、前記熱交温度検出部の検出する温度が所定の閾値T を超えた場合に、前記燃焼面の燃焼状態を前記A面燃焼状態に切り替え、
    (4)前記燃焼面の燃焼状態が前記A面燃焼状態にある場合に於いて、前記熱交温度検出部の検出する温度が所定の閾値T を下回った場合に、前記燃焼面の燃焼状態を前記二面燃焼状態に切り替え、
    かつ前記各閾値T ,T ,T ,T は、T <T <T <T の関係にあることを特徴とする燃焼装置の制御方法。
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