JP4090408B2 - 折りたたみ式携帯電話機 - Google Patents

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Description

本発明は折りたたみ式携帯電話機に関するものであり、より詳しくは折りたたんだ状態で送話及び受話することが可能な折りたたみ式携帯電話機に関するものである。
現在、携帯電話機は非常に高普及率を有している。その中でも、筐体を中心又は略中心で折り曲げる折りたたみ式の携帯電話機が主流となっている。前記折りたたみ式携帯電話機は筐体を広げた状態で広い面積を有しているので、より大きな表示部を配置することができ、さらに、大型のボタンキーを配置することができる。
また、近年携帯電話機の筐体が薄くなってきており、折りたたんだ状態でもあまり厚くならず、コンパクトで、服のポケットやかばんにしまうことができる。
しかし、前記折りたたみ式携帯電話機が折りたたまれた状態で着信した場合、該折りたたみ式携帯電話機を取り出し、開いてから電話に出る。この場合、両手がフリーの場合は両手で携帯電話機を開いて電話を受けることができるが、荷物や傘を持っていると片手でしか携帯電話機を取り扱うことができず、電話に出るのが困難である。
また、前記折りたたみ式携帯電話機の折り返し部はヒンジ状に形成されており、開いたり折りたたんだりを繰り返していると、該折り返し部に不具合が出てくる場合もある。
そこで特開2002‐111825号公報に記載の発明には、折りたたみ式携帯電話機であって折りたたんだ状態で送受話できるものが開示されている。この技術によると図6に示す折りたたみ式携帯電話機B1は、上側筐体91及び下側筐体92がヒンジ部93にて回動可能に接続され、折りたたみ可能になっている。上側筐体91はレシーバを有する受話部94とマイクを有する送話部95を備えている。
折りたたみ式携帯電話機B1は折りたたんだ状態で上側筐体91に備えられた受話部94と送話部95とを用いて送受話するために、折りたたみ式携帯電話機B1を折りたたんだ状態で下側筐体92の受話部94及び送話部95と対向する位置に貫通孔921、922を設けている。折りたたみ式携帯電話機B1を折りたたんだ状態で下側筐体92の貫通孔921を耳に、貫通孔922を口元に近づけて送受話することができるようになっている。
また、図7に示す折りたたみ式携帯電話機B2は同じく上側筐体91に受話部94及び送話部95を配しており、上側筐体91の受話部94と送話部95の前面に内面側より外面側に連通する貫通孔911、912を設ける。そして、貫通孔911の外面側を耳に、貫通孔912の外面側を口元に近づけて送受話することができるようになっている。
特開2002−111825号公報
しかしながら、従来の折りたたんだ状態で送受話可能な折りたたみ式携帯電話機B1、B2の場合、上側筐体91に受話部94と送話部95が備えられているため、受話部94からの音圧が送話部95のマイクに作用し、エコー現象やハウリング等の受話音声品質を悪化させる状態になりやすい。また、携帯電話機B1を折りたたんだ状態で通話するときには、構造上受話部94のレシーバから耳をあてる部分までの距離が筐体の厚みだけ遠くなるので十分な音圧が得られず受話音量が小さく聞き取りにくくなるという問題がある。また携帯電話機B1、B2の上側筐体91及び下側筐体92の外面側は平坦でない場合が多く、耳にあてがう場合、耳と携帯電話機B1、B2との密着性が悪く受話音声品質も悪化する。
また、普通に折りたたみ式携帯電話機B1、B2を開いた状態で使用する場合でも、送話部95が受話部94と同じ上側筐体91に設置されているので、使用者の耳と口元の距離に対して受話部94と送話部95の距離が短く、携帯電話機B1、B2の受話部94を耳にあてがうと送話部95と口元の距離が遠くなり、送話音声品質が低下する。
そこで本発明は、折りたたんだ状態で送・受話可能な折りたたみ式携帯電話機機であって、折りたたんだ状態及び開いた状態いずれの場合でも、送・受話音声品質を低下させることなく通話することができる折りたたみ式携帯電話機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために本発明は、上側筐体と、下側筐体と、前記上側筐体と前記下側筐体とを折りたたみ可能に接続するヒンジ部を有する折りたたみ式携帯電話機であって、前記上側筐体は表示部と音声を受話する受話部を備えており、前記下側筐体はキー操作部と音声を送話する送話部を備えており、前記受話部は前記上側筐体の外面側の前記ヒンジ部から遠い位置に設けられ、前記送話部は前記下側筐体の内面側の前記ヒンジ部から近い位置に設けられ、前記上側筐体は携帯電話機が折りたたまれた状態で前記送話部と対向する位置に貫通孔を有していることを特徴とする折りたたみ式携帯電話機を提供する。
この構成によると、両手を使うことができず、携帯電話機を開くことができない場合であっても、前記携帯電話機を折りたたんだ状態のままでも通話が可能である。また、前記受話部と前記送話部が前記上側筐体及び前記下側筐体に別々に取り付けられているので該受話部から該送話部への音圧干渉を低減し、エコーやハウリング等の不快な障害の発生を防ぐことが可能である。
このことより、前記携帯電話機を開いた状態ではもちろんのこと、折りたたんだ状態でも上述のような障害が発生しにくく、それだけ音声品質の高い通話が可能である。また、音声処理用のICは前記下側筐体に設けられており、前記送話部も前記下側筐体に備えられているので音声信号を送る信号回路が短くノイズを拾いにくい。それだけ、折りたたんだ状態でも開いた状態でも通話品質の高い携帯電話機を提供することが可能である。
またこの構成によると、前記携帯電話機が折りたたまれた状態で通話を行うときでも、音声が貫通孔を通って届くので、それだけ、折りたたんだ状態でも高温質な通話が可能である。
さらに上記構成の送話部として両面発音方式のレシーバを備えているものを例示することができる。
また上記構成の送話部として、前記携帯電話機を折りたたんだ状態において内面側及び外面側にそれぞれ片面発音方式のレシーバを備えているものを例示できる。
前記レシーバを2つ備えることで、それぞれ独立してレシーバを駆動することが可能であり前記携帯電話機を開いた状態で通話するときに使用者以外の人間に通話内容を聞かれたくない場合、一方を停止することで音声が外部に漏れるのを防ぐことが可能である。
上記構成において前記受話部は前記携帯電話機を折りたたんだ状態において内面側に片側発音方式のレシーバを、外面側の前記片側発音方式のレシーバに対応する位置にスピーカを備えたものを例示することができる。
この構成によると、携帯電話機が電波を受信したときに使用者に知らせるための音声を発声するスピーカをレシーバとして用いており、それゆえ、特殊なレシーバや複数のレシーバを必要とせず、それだけ部品点数を減らすことが可能である。部品点数を減らすことで、前記携帯電話機をよりコンパクトに、且つ、安価に製造することが可能である。
上記構成において前記上側筐体及び(又は)前記下側筐体に前記携帯電話機が折りたたまれた状態であるか開かれた状態であるかを検知するための検知手段を備えているものを挙げることができる。
検知手段としてはそれには限定されないが、光センサ、対物センサ等を挙げることができる。また、検知手段として、前記携帯電話機が折りたたまれた状態であるか、開かれた状態であるかを検知することができるものを広く採用することができる。
この構成によると、前記検知手段にて前記携帯電話機が折りたたまれた状態であるか、開かれた状態であるかを検出することができ、折りたたまれた状態で通話が開始されたか、開かれて通話が開始されたかによって受話部、送話部等をより細かく制御することが可能である。
上記構成において前記携帯電話機が折りたたまれた状態で前記上側筐体及び(又は)前記下側筐体の外面側及び(又は)側面部に送話・受話用キー操作部を設けているものを挙げることができる。
この構成によると、前記携帯電話機が折りたたまれた状態で、受信するだけではなく、折りたたまれた状態で電話かけることが可能である。
本発明によると、折りたたんだ状態で送・受話可能な折りたたみ式携帯電話機機であって、折りたたんだ状態及び開いた状態いずれの場合でも、送・受話音声品質を低下させることなく通話することができる折りたたみ式携帯電話機を提供することができる。
また本発明によると、折りたたみ式携帯電話機を開いた状態で使っているときは、通話中以外の人に特殊な装置を用いることなく通話内容を聞かせることができる折りたたみ式携帯電話機を提供することができる。
以下に本発明の実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1(A)に本発明にかかる折りたたみ式携帯電話機の一例の開いた状態の斜視図を、図1(B)に図1(A)に示す携帯電話機の折りたたんだ状態の斜視図を示す。
図1(A)、(B)に示す折りたたみ式携帯電話A1は、上側筐体1と、下側筐体2と、上側筐体1と下側筐体2を折りたたみ可能に接続するヒンジ部3を有している。
ヒンジ部3は、上側筐体1に突設された上側凸部31と下側筐体2に突設された下側凸部32をピン33を介して回動自在に連結することで形成されるものである。上側凸部31は上側筐体1と、下側凸部32は下側筐体2とそれぞれ一体的に形成されている。
上側筐体1は、音声を出力するための受話部41と、内面側11に折りたたみ式携帯電話機A1に保存されている個人情報や、受信した電子メール、相手の電話番号等を表示するための第1の表示部42(それには限定されないが、ここでは液晶表示部)と、外面側12に第1の表示部42よりも小さく、必要な情報だけを表示することができる第2の表示部43と、折りたたみ式携帯電話機A1を閉じた状態で必要な操作を行うことができ、後述する下側筐体2に備えられる第1のキー入力部51よりも少ない入力キーで構成される第2のキー入力部44と、側面に通話を開始/終了するための側面通話キー45とを備えている。
第2の入力キー44は第2の表示部43に示されたカーソルを上方向に移動させる上方向スクロールキー441と、下方向に移動させる下方向スクロールキー442と、上下両スクロールキー441、442にて移動したカーソルにて選択された、文字、電話番号等を決定する決定キー443とを備えている。
下側筐体2は、内面側21に電話番号や電子メールのアドレス、本文等を入力するための第1のキー入力部51と、使用者が発声した音声や折りたたみ式携帯電話機A1の近傍の音等を送話する送話部52とを備えている。
第1のキー入力部51は、「0」〜「9」までの数字及び「*」、「#」が割り振られたテンキー511と、電源のON、OFFを切替える電源キー512と、通話を開始する通話キー513と、折りたたみ式携帯電話機A1に内蔵されている機能を第1の表示部42に表示するメニューキー514と、第1の表示部42に表示されているカーソルを上下左右に移動させることができるカーソルキー515と、文字や電話番号等を決定するための決定キー516とを有している。
テンキー511には上述の数字及び記号以外に、ひらがな、カタカナ、英字、記号等の文字も割り振られており、所定の入力方法を用いることでそれぞれのキーに対応した文字を入力することが可能である。
図2(A)に図1に示す携帯電話機を開いた状態の断面図を、図2(B)に図1に示す携帯電話機を閉じた状態の断面図を示す。
図2(A)、(B)に示すように、受話部41は上側筐体1の内面側11及び外面側12いずれにも発音できる両面発音方式のレシーバ411を備えており、上側筐体1のレシーバ411が対面する位置には内側小孔412、外側小孔413がそれぞれ設けられている。また、送話部52は音声を電気信号に変換するマイク521を備えており、下側筐体2のマイク521に対向する位置に送話用小孔522が形成されている。折りたたみ式携帯電話機A1を折りたたんだ状態で上側筐体1の送話部52のマイク521と対面する部分には、上側筐体1の内面側11と外面側12とを貫通する貫通孔13を備えている。
折りたたみ式携帯電話機A1は通常、図1に示すように折りたたみ式携帯電話機A1を開いた状態で、上側筐体1に備えられた受話部41に耳を当てることで、音声を聞き取る。また、下側筐体2に備えられた送話部52に口元を近づけてしゃべることで音声を送話する。
図1(B)及び図2(B)に示すように折りたたみ式携帯電話機A1を折りたたんだ状態で上側筐体1の外側小孔413からは受話部41よりの受話音声を聞き取ることができ、そして、貫通孔13を通して音声を送話部52に送ることが可能である。このことを利用して、折りたたみ式携帯電話機A1を閉じた状態で上側筐体1の外面側12の外側小孔413を耳にあてがい、貫通孔13に口元を寄せることで通話が可能である。
折りたたみ式携帯電話機A1を折りたたんだ状態で電話がかかってきた場合、上側筐体1の側面に設けられた側面通話キー45を押すことで、通話を開始することが可能である。また、折りたたんだ状態で折りたたみ式携帯電話機A1を用いて相手に電話をかける場合、相手先は予め折りたたみ式携帯電話機A1のメモリに記録されているものに限られるる。折りたたみ式携帯電話機A1のメモリに記録され、第2の表示部43に一覧表示されている相手より通話をしたい相手を、上方向スクロールキー441及び(又は)下方向スクロールキー442を操作して選択し、決定キー443にて決定する。そして、側面通話キー45を押すことで電話をかけることが可能である。
また、第2の表示部43に数字一覧を表示し、数字を選択できるようにしておけば、折りたたみ式携帯電話機A1を折りたたんだ状態でも電話番号を入力して電話をかけることが可能である。
折りたたみ式携帯電話機A1は、受話部41が上側筐体1に、送話部52が下側筐体2に取り付けられており、折りたたみ式携帯電話機A1を開いた状態で通話するときには受話部41と送話部52とが離れた状態で通話することが可能であり、受話部41を耳にあてがうと送話部52が口元近くに配置される形状を有している。
また、受話部41と送話部52が上側筐体1及び下側筐体2に分けて取り付けられているので、受話部41から送話部52への音圧干渉を低減することができる。つまり、受話部41のレシーバ411より発声された音声の音圧が送話部52のマイク521に作用してエコーやハウリング等の不快な現象が発生するのを低減することができ、それだけ、高音質で通話することが可能である。
下側筐体2には図示を省略した、音声処理用のIC(集積回路)が設置されており、送話部52から音声処理用ICまでの信号回路が短くなるので、ノイズを拾いにくくなる効果も有している。
図3に本発明にかかる携帯電話機の他の例の折りたたんだ状態の概略断面図を示す。
図3に示す折りたたみ式携帯電話機A2は、受話部6のレシーバ61が両面発音方式のレシーバではなく、通常の片面発音方式のレシーバを内面側611及び外面側612に独立して取り付けている。それ以外の部分は、図2に示す折りたたみ式携帯電話機A1と同じ構成であり実質上同一部分には同一の符号が付してある。
折りたたみ式携帯電話機A2には上側筐体1と下側筐体2が閉じた状態であるか又は開いた状態であるかを検知するセンサが設けられている(図示省略)。折りたたみ式携帯電話機A2が閉じた状態であるとセンサが検出している状態で通話が開始されると、外面側レシーバ612より発音する。また、折りたたみ式携帯電話機A2が開いた状態であると検出している状態で通話が開始されると、内面側レシーバ611より発音する。
折りたたみ式携帯電話機A2が開いた状態のときには、使用者の要求に応じて外面側レシーバ612からも発音するようにしてもよい。こうすることで、近くにいる人も受話部6の外側小孔413に耳を近づけることで、受話音声を聞くことが可能である。さらに、内側レシーバ611と外側レシーバ612の音量は別個に使用者の要求に応じて及び(又は)自動的に操作できるものが望ましい。
図4に本発明にかかる携帯電話機のさらに他の例の折りたたんだ状態の概略断面図を示す。
図4に示す折りたたみ式携帯電話機A3は、折りたたみ式携帯電話機A2の外面側レシーバ612のかわりに、着信を知らせる音声を出力するためのスピーカSpを用いており、それ以外の部分は折りたたみ式携帯電話機A2と同じ構成であり実質上同一部分には同一の符号を付してある。
折りたたみ式携帯電話機A3は、上側筐体1の内面側11に受話部7が備えられており、外面側12の受話部に対応する位置にスピーカSpが備えられている。スピーカSpは、音声を発音することで使用者に折りたたみ式携帯電話機A3が電話又はメールを受信していることを知らせるものであり、折りたたみ式携帯電話機A3が着信時に発音される音声は、周りの状況が多少うるさくても使用者に着信していることを知らせることができるように大きい。
折りたたみ式携帯電話機A3を閉じた状態の時には、スピーカSpを受話部7のレシーバ71のかわりとして使用するものである。折りたたみ式携帯電話機A3は上側筐体1と下側筐体2が開いた状態か又は折りたたまれた状態かを検知するセンサを備えており、折りたたみ式携帯電話機A3が開いた状態をセンサが検出していても、閉じた状態を検出していても着信時のスピーカSpからの発音音声の音量は通常の音量である。
使用者が開いた状態で通話キー513を操作し電話を受けた場合、スピーカSpは発音を停止し、受話部7のレシーバ71から音声が発音される。また、閉じた状態で側面通話キー45を操作し電話を受けた場合、スピーカSpから通話音声が発音され、発音される音声の音量は、レシーバ71より発音される音声の音量と同じ程度の大きさになるように調整する。折りたたみ式携帯電話機A3が閉じられた状態で通話するときのスピーカSpから発音される音声の音量は使用者によって任意の音量に調節される。折りたたみ式携帯電話機A3を閉じた状態で電話をかける場合も同様にスピーカSpの音量はレシーバ71の音量と同程度に調整される。
図5に本発明にかかる折りたたみ式携帯電話機のさらに他の例の折りたたんだ状態の断面図を示す。
図5に示す折りたたみ式携帯電話機A4は、上側筐体1のヒンジ部3に近い部分に第2の送話部82と、上側筐体1’と下側筐体2とが閉じた状態又は開いた状態であるかを検知するセンサとを備えている。また、上側筐体1’は貫通孔を備えていないが、それ以外の部分は折りたたみ式携帯電話機A1と同じ構成になっており実質上同一の部分には同一の符号が付してある。
携帯電話A3を用いて開いた状態で通話を行うときは、折りたたみ式携帯電話機A1と同様に下側筐体2の内面側に備えられた第1の送話部81に音声を送ることで通話を行う。折りたたんだ状態で通話を行うときは、上側筐体1’の外面側12’に備えられた第2の送話部82に音声を送ることで通話を行う。このとき、下側筐体2に備えられた第1の送話部81は機能を停止しておく。
この構成にすることで、使用者の声等の音声がより鮮明に相手に伝えることが可能である。また、下側筐体2の第1の送話部81を図5に示す折りたたみ式携帯電話機A4と同じ位置にする必要はなく、開いた状態で上側筐体1’に備えられた受話部4を耳にあてがったときに、下側筐体2の口元に近くなる部分に送話部81を配置することが可能である。これにより、開いた状態でより高品質な音声で通話することが可能である。
折りたたみ式携帯電話機A4では受話部4として両面発音式のレシーバ41を採用しているが、折りたたみ式携帯電話機A2に用いられているように内面側と外面側に独立したレシーバを備えるものや、折りたたみ式携帯電話機A3に採用しているような、内面側はレシーバ、外面側はスピーカを代用してレシーバ様に用いるものを採用してもよい。
図(A)は本発明にかかる折りたたみ式携帯電話機の一例の開いた状態の斜視図であり、図(B)は図(A)に示す折りたたみ式携帯電話機の折りたたんだ状態の斜視図である。 図(A)は図1に示す折りたたみ式携帯電話機の開いた状態の断面図であり、図(B)は図(A)に示す折りたたみ式携帯電話機の折りたたんだ状態の断面図である。 本発明にかかる折りたたみ式携帯電話機の他の例の折りたたんだ状態の断面図である。 本発明にかかる折りたたみ式携帯電話機のさらに他の例の折りたたんだ状態の断面図である。 本発明にかかる折りたたみ式携帯電話機のさらに他の例の折りたたんだ状態の断面図である。 従来の折りたたみ式携帯電話機の一例の折りたたんだ状態の断面図である。 従来の折りたたみ式携帯電話機の他の例の折りたたんだ状態の断面図である。
符号の説明
A1、A2、A3、A4 折りたたみ式携帯電話機
1、1’ 上側筐体
11 内面側
12 外面側
13 貫通孔
2 下側筐体
21 内面側
3 ヒンジ部
41 受話部
411 レシーバ
412 内側小孔
413 外側小孔
42 第1の表示部
43 第2の表示部
44 第2のキー入力部
441 上方向スクロールキー
442 下方向スクロールキー
443 決定キー
45 側面通話キー
51 第1のキー入力部
511 テンキー
512 電源キー
513 通話キー
514 メニューキー
515 カーソルキー
516 決定キー
52 送話部
6 受話部
61 レシーバ
611 内面側レシーバ
612 外面側レシーバ
7 受話部
71 レシーバ
81 第1の送話部
82 第2の送話部

Claims (6)

  1. 上側筐体と、下側筐体と、前記上側筐体と前記下側筐体とを折りたたみ可能に接続するヒンジ部を有する折りたたみ式携帯電話機であって、
    前記上側筐体は表示部と音声を受話する受話部を備えており、
    前記下側筐体はキー操作部と音声を送話する送話部を備えており、
    前記受話部は前記上側筐体の外面側の前記ヒンジ部から遠い位置に設けられ、
    前記送話部は前記下側筐体の内面側の前記ヒンジ部から近い位置に設けられ、
    前記上側筐体は携帯電話機が折りたたまれた状態で前記送話部と対向する位置に貫通孔を有していることを特徴とする折りたたみ式携帯電話機。
  2. 前記受話部は両面発音方式のレシーバを備えていることを特徴とする請求項1に記載の折りたたみ式携帯電話機。
  3. 前記受話部は前記携帯電話機を折りたたんだ状態において内面側及び外面側にそれぞれ片面発音方式のレシーバを備えていることを特徴とする請求項1に記載の折りたたみ式携帯電話機。
  4. 前記受話部は前記携帯電話機を折りたたんだ状態において内面側に片側発音方式のレシーバを、外面側の前記片側発音方式のレシーバに対応する位置にスピーカを備えたことを特徴とする請求項1に記載の折りたたみ式携帯電話機。
  5. 前記上側筐体及び(又は)前記下側筐体に前記携帯電話機が折りたたまれた状態であるか開かれた状態であるかを検知するための検知手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の折りたたみ式携帯電話機。
  6. 前記携帯電話機が折りたたまれた状態で前記上側筐体及び(又は)前記下側筐体の外面側及び(又は)側面部に送話・受話用キー操作部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の折りたたみ式携帯電話機。
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