JP4089413B2 - 無線通信装置及びそれに用いる自動利得制御方法 - Google Patents

無線通信装置及びそれに用いる自動利得制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無線通信装置及びそれに用いる自動利得制御方法に関し、特に無線通信装置に用いられるダイレクトコンバージョン受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話やその他の無線携帯端末に代表される無線通信装置においては、ゼロ中間周波数(IF:Intermediate Frequency)受信機として知られるダイレクトコンバージョン受信回路が用いられている。
【0003】
このダイレクトコンバージョン受信回路では入力周波数から直接ベースバンド周波数に変換している。これは、スーパヘテロダイン方式における中間周波数がゼロの場合に相当するので、イメージ周波数応答がなくなり、高周波フィルタが原理的に不要となる。また、ベースバンド信号はゼロ周波数で折返した形になるので、チャネルフィルタはローパスフィルタ(LPF:Low Pass Filter)でよい。
【0004】
したがって、チャネルフィルタはスーパヘテロダイン方式が用いられるBPF(Band Pass Filter)型チャネルフィルタに比較して、IC(集積回路)化が容易である。すなわち、ダイレクトコンバージョン受信回路は外付け部品が少なく、かつLSI(大規模集積回路)化がスーパヘテロダイン方式に比べて容易であるため、1チップ受信器に適しており、近年、注目されてきている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
このため、CDMA(Code Division Multiple Access)受信機で用いているRF(Radio Frequency)部としては、回路の小型化やコストの面からダイレクトコンバージョン受信回路が使われ始めている。しかしながら、ダイレクトコンバージョン受信回路は信号に直流成分が乗ってしまい、これを除去するために一定の時間がかかってしまうという弱点があるため、一定の無受信期間を設ける方法が提案されている。
【0006】
このダイレクトコンバージョン受信回路に組込まれているゲインコントロール部(高周波増幅器や既定帯域増幅器、及びゲイン制御器)は、大きなゲインの変化があった時に、図4に示すように、大きなグリッジノイズが発生し、さらに収束にも時間がかかる特性を持つことが知られている。このため、無受信期間等を設け、グリッジノイズが発生する時には受信を行わない等の処置がとられている。つまり、一般的に、ダイレクトコンバージョン受信回路は大きなゲインの変化に弱く、一定期間の無受信期間を設ける等の措置がとられている。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−308684号公報(第5,6頁、図9)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、DS―CDMA(Direct Sequence−CodeDivision Multiple Access:直接拡散−符号分割多元接続方式)通信においては、情報データを広帯域な拡散符号で帯域拡散をしており、常に情報を送出しており、受信RFデータに時間的な間隙が存在しないため、無受信期間において受信性能の劣化を招くこととなる。よって、ダイレクトコンバージョン受信回路を用いる時には、無受信期間を設けてしまうと、受信信号に穴が空いてしまい、受信性能が劣化するという問題がある。
【0009】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、グリッジノイズ及び収束時間の低減と無受信期間の短縮とを図ることができる無線通信装置及びそれに用いる自動利得制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による無線通信装置は、ダイレクトコンバージョン受信機を用いる無線通信装置であって、
前記ダイレクトコンバージョン受信機へのゲインを分割した複数のゲインの値各々を異なるタイミングで前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定する設定手段と、
正確なゲイン計算の前に前記ゲインの大きな変化を検出する比較手段と、
予め大雑把なゲインの値を計算する手段と、
前記大雑把なゲインの値を保存するメモリと
を備え
前記設定手段は、前記比較手段の比較結果に応じて複数のゲインの値各々を異なるタイミングで前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定し、前記比較手段の比較結果に応じて前記正確なゲイン計算の値と前記メモリに保存された前記大雑把なゲインとのうちのいずれかを選択して前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定している。
【0011】
本発明による自動利得制御方法は、ダイレクトコンバージョン受信機を用いる無線通信装置の自動利得制御方法であって、
前記無線通信装置側で、
前記ダイレクトコンバージョン受信機へのゲインを分割した複数のゲインの値各々を異なるタイミングで前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定し、
正確なゲイン計算の前に前記ゲインの大きな変化を検出する比較手段の比較結果に応じて複数のゲインの値各々を異なるタイミングで前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定し、
前記比較手段の比較結果に応じて前記正確なゲイン計算の値と予め計算されてメモリに保存された大雑把なゲインの値とのうちのいずれかを選択して前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定している。
【0012】
CDMA(Code Division Multiple Access)受信機で用いているRF部では、回路の小型化やコストの面からダイレクトコンバージョン受信回路が使われ始めているが、ダイレクトコンバージョン受信回路は信号に直流成分が乗ってしまい、これを除去するために一定の時間がかかってしまうという弱点がある。そのため、一定の無受信期間を設ける方法が提案されているが、RF受信データに時間的な間隙のないDS―CDMA(DirectSequence−Code Division Multiple Access:直接拡散−符号分割多元接続方式)方式では、この無受信期間において受信性能の劣化を招いてしまう。
【0013】
この無受信期間においては、大きなゲインの変化がある時に長くとる必要があるので、本発明の無線通信装置では、電力を比較器で比較し、大きなゲインの変化があるかどうかを検出し、大きなゲインの変化がある時に、予め計算して保存してある前回の制御ゲインから比較的小さな差分をもつゲインをRF部にかけ、それからゲインの計算を行い、計算したゲインをRF部にかけることによって、ゲインの変化を時間的及び量的に分割し、大きなゲインの変化がかからないように制御を行うことで、無受信期間の短縮を実現している。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による無線通信装置の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による無線通信装置はDS―CDMA(Direct Sequence−Code Division Multiple Access:直接拡散−符号分割多元接続方式)端末であり、ダイレクトコンバージョン受信機1と、アンテナ21と、A/D(アナログ/ディジタル)変換部22a,22bと、電力計算部23と、比較器24と、ゲイン計算部25と、メモリ26と、セレクタ27とから構成されている。
【0015】
ダイレクトコンバージョン受信機1は高周波増幅器11と、直交ミキサ12a,12bと、局部発信器13と、90°移相器14と、LPF(Low Pass Filter)15a,15bと、既定帯域増幅器16a,16bと、ゲイン制御器17とから構成されている。
【0016】
アンテナ21から入力された無線受信信号はダイレクトコンバージョン受信機1に入力され、ダイレクトコンバージョン受信機1から出力されたI信号(I data)及びQ信号(Q data)はそれぞれA/D変換部22a,22bに入力される。
【0017】
A/D変換部22a,22bでA/D変換されたディジタルデータは電力計算部23に入力される。電力計算部23で計算された電力は比較器24及びゲイン計算部25に入力される。
【0018】
ゲイン計算部25はゲインの計算、ゲインの値からオフセットを持たせた値の計算、その値のメモリ26への書込み、比較器24で比較を行うための比較電力の計算等を行う機能を備えている。
【0019】
また、ゲイン計算部25は電力が入力されると、比較器24にイネーブル信号を出力して比較器24を有効にする。比較器24はイネーブル信号が入力されると、電力と、ゲイン計算部25によって計算された比較電力との大小比較を行う。
【0020】
比較器24において電力が比較電力よりも小さいことが検出された時には、セレクタ27を切替え、メモリ26に保存されかつ前回のゲインから+4dBされた大雑把なゲインの値がダイレクトコンバージョン部1に入力される。
【0021】
ゲイン計算部25は正しいゲインの値の計算を行って出力を更新すると同時に、イネーブル信号を取下げて比較器24を無効にし、計算された制御ゲインをダイレクトコンバージョン受信機1に入力する。また、ゲイン計算部25は予め比較器24で使用しかつ電力の閾値である比較電力を比較器24に入力しておく。
【0022】
この比較電力はAGC(Automatic Gain Control)によって収束された電力(もしくは目標電力)よりも6dB小さな値を設定する。この電力の閾値は毎回更新する必要はない。メモリ26の値はゲイン計算部25によって計算され、制御ゲインの計算後に正しい制御ゲインから+4dBずらした大雑把なゲインである。
【0023】
図2及び図3は本発明の一実施例による自動利得制御方法を示す図である。図2はゲインに大きな変化がある時の一連の動作を示し、図3はゲインに大きな変化がない時の一連の動作を示している。これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例による無線通信装置の動作について説明する。
【0024】
本実施例による無線通信装置(DS−CDMA端末)は、受信信号をアンテナ21によって受信し、その受信信号をダイレクトコンバージョン受信機1に入力する。ダイレクトコンバージョン受信機1の動作については、例えば特許文献1に示されている。
【0025】
ダイレクトコンバージョン受信機1で整形されたアナログデータは、A/D変換部22a,22bによってディジタル信号に変更され、A/D変換されたデータは電力計算部23に入力され、電力計算部23において電力が計算される。電力計算部23にはゲインの更新周期や無受信時間等を考慮し、図2及び図3に示すように、電力の計算を行っている期間と待ち期間とが設けられており、電力の計算期間にわたる平均値を計算期間の終わりに出力する。
【0026】
電力計算部23で計算された電力はゲイン計算部25及び比較器24に入力される。ゲイン計算部25は電力が入力された時に、比較器24にイネーブル信号を発行して比較器24を有効にさせる。比較器24では予め設定されている比較電力と電力計算部23から入力された電力との比較を行う。
【0027】
この比較によって、今回の電力が比較電力よりも小さい場合には、図2に示す動作を行う。そうでない場合には図3に示す動作を行う。この場合、比較電力は、例えば電源投入時等においてゲイン計算部25によって予め計算され、比較器24に設定されている。
【0028】
大きなゲインの変化がある時、無線通信装置は図2に示す動作を行う。電力計算部23で計算された電力はゲイン計算部25及び比較器24に入力され、電力がゲイン計算部25に入力されると、ゲイン計算部25はイネーブル信号を比較器24に出力する。
【0029】
イネーブル信号を受信した比較器24は上記の比較動作を実行し、比較電力よりも電力が小さければ、セレクタ27に切替え信号を送出する。セレクタ27は比較器24からの切替え信号にしたがって、メモリ26に保存されている前回のゲインの値+4dBの大雑把なゲインの値をダイレクトコンバージョン受信機1に入力する。
【0030】
同時に、ゲイン計算部25では入力された電力を使ってゲインの計算を行う。ゲイン計算部25はゲインの計算が終わると、正しいゲイン値をセレクタ27に出力する。また同時に、ゲイン計算部25は比較器24へのイネーブル信号を取下げる。比較器24はイネーブル信号が取下げられるので、セレクタ27の切替え信号を取下げる。
【0031】
セレクタ27は切替え信号が取下げられるので、ゲイン計算部25の出力の正しいゲインの値をダイレクトコンバージョン受信機1に設定する。次に、ゲイン計算部25は制御ゲイン+4dBの値を計算し、その大雑把なゲインの値をメモリ26に書込む。
【0032】
一方、大きなゲインの変化がない時、今回の電力が比較電力以上あると判断すると、無線通信装置は図3に示す動作を行う。電力計算部23で計算された電力はゲイン計算部25及び比較器24に入力される。電力がゲイン計算部25に入力されると、ゲイン計算部25はイネーブル信号を比較器24に出力する。
【0033】
イネーブル信号を受信した比較器24は比較を実行し、比較電力よりも電力が小さければ、セレクタ27に切替え信号を送出するが、今回、電力が比較電力よりも小さくないので、比較器24はセレクタ27に切替え信号を送出しない。セレクタ27は切替えを行わず、前回設定されたゲイン値をダイレクトコンバージョン受信機1に送付し続ける。
【0034】
また同時に、ゲイン計算部25では入力された電力を使ってゲインの計算を行う。ゲイン計算部25はゲインの計算が終わると、正しいゲイン値をセレクタ27に出力する。セレクタ27ではゲイン計算部25の出力を選択しているので、直ちにダイレクトコンバージョン受信機1へ計算されたゲイン値を設定する。これと同時に、ゲイン計算部25は比較器24へのイネーブル信号を取下げる。比較器24はイネーブル信号が取下げられるので、セレクタ27への切替え信号を取下げる。
【0035】
今回、セレクタ27に切替え信号が送出されていないので、セレクタ27は変化しない。次に、ゲイン計算部25は制御ゲイン+4dBの値を計算し、その大雑把なゲインの値をメモリ26に書込む。
【0036】
図4は図1のダイレクトコンバージョン受信機1に組込まれているゲインコントロール部におけるグリッジノイズの発生を示す図であり、図5は本発明の一実施例による自動利得制御方法を実施した時のグリッジノイズの発生を示す図である。
【0037】
上述したダイレクトコンバージョン受信機1に組込まれているゲインコントロール部(高周波増幅器11や既定帯域増幅器16a,16b、及びゲイン制御器17)は大きなゲインの変化があった時に、図4に示すように、大きなグリッジノイズが発生し、さらに収束にも時間がかかる特性を持つことが知られている。このため、無線通信装置では無受信期間等を設け、グリッジノイズが発生する時に受信動作を行わない等の処置がとられている。
【0038】
このようなグリッジノイズの大きさは、一般的に、ゲインの変化量にほぼ比例して大きくなる。よって、本発明の一実施例による自動利得制御方法を実施してゲインの量及び設定時間を分割して制御すると、図5に示すように、グリッジノイズ及び収束時間を低減することが期待でき、それによって、無受信期間の短縮を実現することができる。
【0039】
また、dBで制御する時にはグリッジノイズの大きさがExp特性で変化するので、ゲインをdBで設定している時には、さらにグリッジノイズ及び収束時間を低減することが期待でき、それによって、より大幅な無受信期間の短縮を実現することができる。
【0040】
このように、本実施例では、無受信期間の短縮を行うためにゲインを分割し、さらに時間差を持たせて、複数のゲインの値をダイレクトコンバージョン受信機1に設定することによって、グリッジノイズ及び収束時間の低減と無受信期間の短縮とを図ることができる。
【0041】
上述したように、本実施例では、前回のゲイン値+4dBの大雑把なゲインの値を計算してメモリ26に保存しているが、この値は任意の値で良い。同様に、比較器24に入力される閾値としては、前回の電力+6dBの値のように、任意の値でもよい。
【0042】
また、例えば、メモリ26に保存されている値が前回のゲイン値+6dBの場合、閾値を前回の電力+6dBとするように、閾値とメモリ26に保存されている変化量とを同じ値としても、上記と同様の効果が期待できる。
【0043】
さらに、上述した本実施例では、ゲイン変化量での正の方向への制御しか行っていないが、ゲイン変化量での負の方向への制御を行っても、上記と同様の効果が得られる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、ダイレクトコンバージョン受信機を用いる無線通信装置において、ダイレクトコンバージョン受信機へのゲインを分割した複数のゲインの値各々を異なるタイミングでダイレクトコンバージョン受信機に設定することによって、グリッジノイズ及び収束時間の低減と無受信期間の短縮とを図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による無線通信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による自動利得制御方法を示す図である。
【図3】本発明の一実施例による自動利得制御方法を示す図である。
【図4】図1のダイレクトコンバージョン受信機に組込まれているゲインコントロール部におけるグリッジノイズの発生を示す図である。
【図5】本発明の一実施例による自動利得制御方法を実施した時のグリッジノイズの発生を示す図である。
【符号の説明】
1 ダイレクトコンバージョン受信機
11 高周波増幅器
12a,12b 直交ミキサ
13 局部発信器
14 90°移相器
15a,15b LPF
16a,16b 既定帯域増幅器
17 ゲイン制御器
21 アンテナ
22a,22b A/D変換部
23 電力計算部
24 比較器
25 ゲイン計算部
26 メモリ
27 セレクタ

Claims (4)

  1. ダイレクトコンバージョン受信機を用いる無線通信装置であって、
    前記ダイレクトコンバージョン受信機へのゲインを分割した複数のゲインの値各々を異なるタイミングで前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定する設定手段と、
    正確なゲイン計算の前に前記ゲインの大きな変化を検出する比較手段と、
    予め大雑把なゲインの値を計算する手段と、
    前記大雑把なゲインの値を保存するメモリと
    を有し、
    前記設定手段は、前記比較手段の比較結果に応じて複数のゲインの値各々を異なるタイミングで前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定し、前記比較手段の比較結果に応じて前記正確なゲイン計算の値と前記メモリに保存された前記大雑把なゲインとのうちのいずれかを選択して前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記設定手段は、前記比較手段で前記ゲインの大きな変化が検出された時に、前記大雑把なゲインの値を前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定した後に、前記正確なゲイン計算の値を前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. ダイレクトコンバージョン受信機を用いる無線通信装置の自動利得制御方法であって、
    前記無線通信装置側で、
    前記ダイレクトコンバージョン受信機へのゲインを分割した複数のゲインの値各々を異なるタイミングで前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定し、
    正確なゲイン計算の前に前記ゲインの大きな変化を検出する比較手段の比較結果に応じて複数のゲインの値各々を異なるタイミングで前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定し、
    前記比較手段の比較結果に応じて前記正確なゲイン計算の値と予め計算されてメモリに保存された大雑把なゲインの値とのうちのいずれかを選択して前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定することを特徴とする自動利得制御方法。
  4. 前記比較手段で前記ゲインの大きな変化が検出された時に、前記大雑把なゲインの値を前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定した後に、前記正確なゲイン計算の値を前記ダイレクトコンバージョン受信機に設定することを特徴とする請求項3記載の自動利得制御方法。
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