JP4088242B2 - 可変速度変調装置及び可変速度復調装置並びに変復調装置 - Google Patents

可変速度変調装置及び可変速度復調装置並びに変復調装置 Download PDF

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Description

本発明は、ディジタル変調及びディジタル復調の技術に関し、特に変調信号のシンボルレートを切り替えることが可能な可変速度変調装置及び可変速度復調装置並びに変復調装置に関する。
従来例の可変速度変調装置及び可変速度復調装置の構成を図7に示す。これは、非特許文献2から従来技術として考えられる箇所を抜粋したものである。図7に示す装置について以下に説明する。
送信対象の情報はマッピング回路92に入力される。マッピング回路92は、入力された情報を予め指定された変調方式に従ってシンボルマッピングし、その結果を変調信号として出力する。
マッピング回路92から出力される変調信号は、送信フィルタ回路93に入力され、帯域制限されて送信フィルタ回路93から出力される。
また、マッピング回路92及び送信フィルタ回路93は、送信側可変発振回路96から出力される送信可変クロックのタイミングに同期して動作する。
送信フィルタ回路93から出力される変調信号は、送信速度変換回路94に入力される。送信速度変換回路94は、サンプリング周波数の変換を行う。すなわち、送信速度変換回路94は送信側可変発振回路96から入力される送信可変クロックのタイミングでサンプリングされた信号から、送信側固定発振回路97から入力される送信固定クロックのタイミングでサンプリングし直す(リサンプリングする)。
一方、送信側可変発振回路96は送信シンボルレート制御回路91から出力される信号によって制御され、送信シンボルレートを切り替える。
送信側可変発振回路96は、送信可変クロックの信号とその位相を表す信号とを出力する。送信側可変発振回路96が出力する送信可変クロックの信号はマッピング回路92,送信フィルタ回路93及び送信速度変換回路94に入力され、送信可変クロック位相の信号は送信速度変換回路94に入力される。
送信シンボルレート制御回路91及び送信側可変発振回路96の構成例を図8に示す。なお、図8の例では送信側可変発振回路96を数値制御発振器(NCO)として構成してある。
図8に示すように、送信シンボルレート制御回路91は、シンボルレート切替タイミング回路100及びシンボルレート切替回路103を備えている。
シンボルレート切替タイミング回路100は、シンボルレートの切替タイミングを出力する。シンボルレート切替回路103は、シンボルレート切替タイミング回路100が出力する信号のタイミングに同期して、出力するシンボルレートnを切り替える。
一方、送信側可変発振回路96は加算回路104,除算回路105及び遅延回路106を備えている。
加算回路104は、シンボルレート切替回路103から出力される信号と、遅延回路106から出力される信号とを加算した結果を出力する。除算回路105は、加算回路104から出力される信号を予め決定されたNCOの上限値Nで除算し、その結果である商と剰余とを出力する。除算結果の商は送信可変クロックとして出力され、除算結果の剰余は送信可変クロック位相として出力される。遅延回路106は、除算回路105から出力される送信可変クロック位相の信号を入力し、それを遅延させた結果を出力する。
続いて、可変速度復調装置について説明する。可変速度復調装置は、図7に示すように受信速度変換回路98,受信側固定発振回路99,受信フィルタ回路910,判定回路912,受信シンボルレート制御回路913及び受信側可変発振回路915を備えている。
受信信号は受信速度変換回路98に入力される。受信速度変換回路98は、入力される受信信号を受信側固定発振回路99から出力されるクロックのタイミングでサンプリングした後で、受信側可変発振回路915から入力される受信可変クロックのタイミングでサンプリングし直す(リサンプリングする)。
受信速度変換回路98から出力される受信信号は、受信フィルタ回路910に入力され、帯域制限された信号が受信速度変換回路98から出力される。判定回路912は、受信フィルタ回路910から出力される受信信号を復調し、受信した情報を取り出す。
受信フィルタ回路910及び判定回路912は、受信側可変発振回路915から出力される受信可変クロックのタイミングに同期して動作する。
一方、受信側可変発振回路915は受信シンボルレート制御回路913から出力される信号によって制御され、受信シンボルレートを切り替える。
受信側可変発振回路915は、受信可変クロックの信号とその位相を表す信号とを出力する。受信側可変発振回路915が出力する受信可変クロックの信号は受信速度変換回路98,受信フィルタ回路910及び判定回路912に入力され、受信可変クロック位相の信号は受信速度変換回路98に入力される。
受信シンボルレート制御回路913及び受信側可変発振回路915の構成例を図9に示す。なお、図9の例では受信側可変発振回路915を数値制御発振器(NCO)として構成してある。
図9に示すように、受信シンボルレート制御回路913はシンボルレート切替タイミング回路1100及びシンボルレート切替回路1103を備えている。
シンボルレート切替タイミング回路1100は、シンボルレートの切替タイミングを示す信号を出力する。シンボルレート切替回路1103は、シンボルレート切替タイミング回路1100が出力する信号のタイミングに同期して、出力するシンボルレートnを切り替える。
一方、受信側可変発振回路915は加算回路1104,除算回路1105及び遅延回路1106を備えている。
加算回路1104は、シンボルレート切替回路1103が出力する信号と遅延回路1106が出力する信号とを加算した結果を出力する。
除算回路1105は、加算回路1104の出力信号を予め決定されたNCOの上限値Nで除算した結果の商及び剰余を出力する。除算結果の商は受信可変クロックの信号として出力され、除算結果の剰余は受信可変クロック位相の信号として出力される。
遅延回路1106は、除算回路1105が出力する受信可変クロック位相を入力し、それを遅延した結果を出力する。
このように構成された送信側可変発振回路96及び受信側可変発振回路915の発振周波数は((n/N)F0)で表される。F0は送信側可変発振回路96及び受信側可変発振回路915のサンプリング周波数である。
図7に示す可変速度変調装置及び可変速度復調装置は、nを切り替えることでシンボルレートを切り替えることができる。
通信中にシンボルレートを切り替える具体例として、可変速度変調装置において、10kHzのシンボルレートを5kHzのシンボルレートに変換するケースについて説明する。可変速度変調装置のサンプリング周波数を50kHzとし、送信可変クロックがシンボルレートの4倍のオーバサンプリングレートとなる装置構成を想定する。
すなわち、送信側可変発振回路96の出力である送信可変クロックは、シンボルレートを切り替える前は40kHz、シンボルレートを切り替えた後は20kHzとなる。以下、サンプリング周波数の逆数をTsとする。送信シンボルレート制御回路91及び送信側可変発振回路96はサンプリング周波数50kHzで処理するので、信号に対する処理はTs毎に離散的に行われる。
この場合、シンボルレート切替時の各部の信号は図6に示すようになる。図6において、(1)は40kHzから20kHzに変化する仮想的な4倍シンボルクロック波形を示し、(2)は(1)の波形に対応したクロック位相(連続値)及び送信可変クロック位相(離散値)を示し、(3)は送信可変クロック(離散値)を示している。すなわち、図7に示す送信側可変発振回路96は図6(1)のような4倍シンボルクロック波形を図6(2),(3)に示すTs間隔の離散値として表現し出力するものである。
除算回路105において(N=50)とすれば、切替前後のシンボルレートnは次のようになる。
切替前:n=N1=50×(40(kHz)/50(kHz))=40
切替後:n=N2=50×(20(kHz)/50(kHz))=20
従って、加算回路104ではTs毎に入力信号に「40」ないし「20」を加算する。また、除算回路105では入力信号を50で除算し、商を送信可変クロックとして出力し、剰余を送信可変クロック位相として出力する。可変速度復調装置側についても同様である。
図6に示すように、4倍シンボルクロックの立ち上がりエッジでシンボルレート切替が行われ、かつそのタイミングがサンプリングタイミングTsの周期と一致していれば、
クロックの欠落などを生じることなくシンボルレート切替が可能である。
富士通:製品プロファイル:MB87L2070「QAM Demodulator」,1999年2月.1.1版。 J. Vankka et al, "A GSM/EDGE/WCDMA Modulator With On-Chip D/A Converter for Base Stations,"IEEE Trans.on Circuit and Systems, vol.49 No.10, pp.649, Oct. 2002.
次に、シンボルレートの切替タイミングが前記条件を満たさない状況を想定する。この場合の切替前後の送信可変クロック位相を図10に示す。
この例では、4倍シンボルクロックの立ち上がりエッジであるt1のタイミングではなく、Ts毎の周期の1つであるt2のタイミングで切替を行っている。このような状況は、Ts毎に離散的に処理を行う回路においては余儀なく起こりうる。
この場合、シンボルレートはt1以降でt1に最も近いサンプリングタイミングであるt2(=(k+1)Ts)で切り替えるようにシンボルレート切替回路103からシンボルレート切替のための指示信号が出力される。
すなわち、t2(=(k+1)Ts)における切替前の送信可変クロック位相は(n=40)を用いて計算され、t2以降の切替後には(n=20)で送信可変クロック位相が計算される。
この結果、t2のタイミングをまたぐ4倍シンボルクロックは1周期の途中で周波数が変更されるため、このタイミングにおけるクロック周期は図10に示すように(1/20kHz)と一致しなくなり、不正な周期のクロックが発生することになる。さらに、4倍シンボルクロックの立ち上がりエッジとTs毎のサンプリング周期との関係は、変調側と復調側とで異なる可能性がある。その場合、切替に伴って生じる不正な周期のクロック幅も変調側と復調側とで一致しない。従って、シンボルレート切替に伴って送信側と受信側とのクロック同期が外れ、通信回線の品質が劣化したり回線断の発生につながる。
本発明は、通信の途中でシンボルレートを切り替える際に回線品質の劣化を防止することが可能な可変速度変調装置及び可変速度復調装置並びに変復調装置を提供することを目的とする。
1番目の発明(請求項1)は、送信信号のシンボルレートを切り替える送信シンボルレート制御手段と、前記送信シンボルレート制御手段が出力するシンボルレートと周波数が可変の第1送信クロックの位相とに基づいて、前記第1送信クロックの位相を補正した信号を送信補正位相として演算し出力する送信位相補正手段と、前記送信シンボルレート制御手段が出力するシンボルレートと前記送信位相補正手段が出力する送信補正位相とに基づいて生成した信号を前記第1送信クロックとして出力する送信側可変発振手段と、周波数が一定の信号を第2送信クロックとして出力する送信側固定発振手段と、前記第1送信クロックに同期して、送信対象の情報信号を変調する変調手段と、前記第1送信クロックに同期して、前記変調手段により変調された信号を帯域制限する送信フィルタ手段と、前記送信フィルタ手段の出力を前記第2送信クロックを用いてリサンプリングする送信速度変換手段とを設けたことを特徴とする。
1番目の発明においては、送信シンボルレート制御手段が出力するシンボルレートと送信側可変発振手段の出力する第1送信クロックの位相とに基づいて送信位相補正手段が送信補正位相を生成するので、シンボルレート切替時に、送信側で不正なクロック位相が発生するのを防止することができ、回線品質の劣化を防止できる。すなわち、回線品質を劣化させることなく、通信中にシンボルレートを切り替えることができる。
2番目の発明(請求項2)は、受信信号のシンボルレートを切り替える受信シンボルレート制御手段と、前記受信シンボルレート制御手段が出力するシンボルレートと周波数が可変の第1受信クロックの位相とに基づいて、前記第1受信クロックの位相を補正した信号を受信補正位相として演算し出力する受信位相補正手段と、前記受信シンボルレート制御手段が出力するシンボルレートと前記受信位相補正手段が出力する受信補正位相とに基づいて生成した信号を前記第1受信クロックとして出力する受信側可変発振手段と、周波数が一定の信号を第2受信クロックとして出力する受信側固定発振手段と、前記第2受信クロックでサンプリングされた受信信号を前記第1受信クロックを用いてリサンプリングする受信速度変換手段と、前記第1受信クロックに同期して、前記受信速度変換手段から出力される受信信号を帯域制限する受信フィルタ手段と、前記第1受信クロックに同期して、前記受信フィルタ手段から出力される受信信号から情報信号を復調する復調手段とを設けたことを特徴とする。
2番目の発明においては、受信シンボルレート制御手段が出力するシンボルレートと受信側可変発振手段の出力する第1受信クロックの位相とに基づいて受信位相補正手段が受信補正位相を生成するので、シンボルレート切替時に、受信側で不正なクロック位相が発生するのを防止することができ、回線品質の劣化を防止できる。すなわち、回線品質を劣化させることなく、通信中にシンボルレートを切り替えることができる。
3番目の発明(請求項3)は、1番目の発明において、前記送信位相補正手段は、送信信号のシンボルレートの切り替えに同期して、前記第1送信クロックの位相を(切替後のシンボルレート/切替前のシンボルレート)倍に補正した信号を前記送信補正位相として出力することを特徴とする。
3番目の発明においては、シンボルレート切替時に、送信側で不正なクロック位相が発生するのを防止することができる。
4番目の発明(請求項4)は、2番目の発明において、前記受信位相補正手段は、受信信号のシンボルレートの切り替えに同期して、前記第1受信クロックの位相を(切替後のシンボルレート/切替前のシンボルレート)倍に補正した信号を前記受信補正位相として出力することを特徴とする。
4番目の発明においては、シンボルレート切替時に、受信側で不正なクロック位相が発生するのを防止することができる。
5番目の発明(請求項5)は、1番目の発明の可変速度変調装置及び2番目の発明の可変速度復調装置を設けたことを特徴とする。
5番目の発明においては、シンボルレート切替時に、送信側及び受信側の双方で不正なクロック位相が発生するのを防止することができる。
6番目の発明(請求項6)は、5番目の発明において、前記送信位相補正手段は、送信信号のシンボルレートの切り替えに同期して、前記第1送信クロックの位相を(切替後のシンボルレート/切替前のシンボルレート)倍に補正した信号を前記送信補正位相として出力し、前記受信位相補正手段は、受信信号のシンボルレートの切り替えに同期して、前記第1受信クロックの位相を(切替後のシンボルレート/切替前のシンボルレート)倍に補正した信号を前記受信補正位相として出力することを特徴とする。
6番目の発明においては、シンボルレート切替時に、送信側及び受信側の双方でクロックの位相を正しく補正することができる。
本発明によれば、シンボルレート切替時に可変クロック位相を補正するので、不正なクロック周波数が生じるのを防止できる。すなわち、不正なクロックを発生することなくシンボルレートを切り替えることができる。
従って、回線トラヒックや伝搬環境に応じて通信中にシンボルレートの切替を行っても、回線品質の劣化や回線断を生じることがなく、柔軟にシンボルレートを切り替えることができる。
本発明の1つの実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。この形態は全ての請求項に対応する。
図1はこの形態の装置構成を示すブロック図である。図2はこの形態の装置の動作を示すタイムチャートである。図3は送信側の主要部の構成を示すブロック図である。図4は受信側の主要部の構成を示すブロック図である。図5はこの形態の動作を示すタイムチャートである。
この形態では、請求項1の送信シンボルレート制御手段,送信位相補正手段,送信側可変発振手段,送信側固定発振手段,変調手段,送信フィルタ手段及び送信速度変換手段は、それぞれ送信シンボルレート制御回路11,送信位相補正回路15,送信側可変発振回路16,送信側固定発振回路17,マッピング回路12,送信フィルタ回路13及び送信速度変換回路14に相当する。
また、請求項2の受信シンボルレート制御手段,受信位相補正手段,受信側可変発振手段,受信側固定発振手段,受信速度変換手段,受信フィルタ手段及び復調手段は、それぞれ受信シンボルレート制御回路113,受信位相補正回路114,受信側可変発振回路115,受信側固定発振回路19,受信速度変換回路18,受信フィルタ回路110及び判定回路112に相当する。
まず、通信装置の送信側に設けられる可変速度変調装置1について説明する。
図1に示すように、可変速度変調装置1は送信シンボルレート制御回路11,マッピング回路12,送信フィルタ回路13,送信速度変換回路14,送信位相補正回路15,送信側可変発振回路16及び送信側固定発振回路17を備えている。
送信対象の情報信号はマッピング回路12に入力される。マッピング回路12は、入力された情報信号を予め指定された変調方式に応じてシンボルマッピングした結果を変調信号として出力する。
マッピング回路12から出力される変調信号は、送信フィルタ回路13に入力されて帯域制限され、その結果が送信フィルタ回路13から出力される。
マッピング回路12及び送信フィルタ回路13は、送信側可変発振回路16から出力される送信可変クロックの信号タイミングに同期して動作する。
送信フィルタ回路13から出力される変調信号は、送信速度変換回路14に入力される。送信速度変換回路14は、入力される変調信号に対してサンプリング周波数の変換を行う。すなわち、送信側可変発振回路16から出力される送信可変クロックのタイミングでサンプリングされた信号を、送信側固定発振回路17から出力される送信固定クロックのタイミングでサンプリングされた信号に変換(リサンプリング)する。
一方、送信側可変発振回路16は送信シンボルレート制御回路11が出力する信号及び送信位相補正回路15が出力する信号によって制御され、送信シンボルレートを切り替える。
送信側可変発振回路16は、送信可変クロックとその位相を表す送信可変クロック位相とを出力する。送信可変クロックはマッピング回路12,送信フィルタ回路13及び送信速度変換回路14に入力され、送信可変クロック位相は送信速度変換回路14及び送信位相補正回路15に入力される。
この例では、送信シンボルレート制御回路11及び送信側可変発振回路16は、図3に示すように構成されている。なお、この例では送信側可変発振回路16を数値制御発振器(NCO)として構成している。
図3に示す送信シンボルレート制御回路11は、シンボルレート切替タイミング回路30及びシンボルレート切替回路33を備えている。
シンボルレート切替タイミング回路30は、シンボルレートの切替タイミングを表す信号を出力する。シンボルレート切替回路33は、シンボルレート切替タイミング回路30が出力する信号のタイミングに同期して、出力するシンボルレートnを切り替える。
一方、図3の送信側可変発振回路16は、加算回路34,遅延回路35及び除算回路36を備えている。
加算回路34は、シンボルレート切替回路33が出力する信号と遅延回路35が出力する信号とを加算しその結果を出力する。遅延回路35は、送信位相補正回路15が出力する補正されたクロック位相を遅延させた結果を出力する。除算回路36は、加算回路34が出力する信号を予め決定したNCOの上限値Nで除算し、その結果の商と剰余とを出力する。除算結果の商は送信可変クロックとして出力され、除算結果の剰余は送信可変クロック位相として出力される。
送信位相補正回路15は、シンボルレート切替時にはシンボルレート切替回路33から入力されるシンボルレートnに従って送信可変クロック位相を補正した結果を出力し、それ以外のタイミングでは除算回路36が出力する送信可変クロック位相をそのまま出力する。
次に可変速度復調装置2について説明する。図1に示すように、可変速度復調装置2は受信速度変換回路18,受信側固定発振回路19,受信フィルタ回路110,判定回路112,受信シンボルレート制御回路113,受信位相補正回路114及び受信側可変発振回路115を備えている。
受信した信号(変調信号)は、受信速度変換回路18に入力される。受信速度変換回路18は、受信側固定発振回路19から入力されるクロックのタイミングで受信信号をサンプリングした後、サンプリングの結果を受信側可変発振回路115から出力される受信可変クロックのタイミングでサンプリングし直す(リサンプリングする)。
受信速度変換回路18が出力する受信信号は、受信フィルタ回路110に入力され、帯域制限された受信信号が受信フィルタ回路110から出力される。
判定回路112は、受信フィルタ回路110から出力される受信信号からそれに含まれている受信情報を復調し、その結果を出力する。
受信速度変換回路18及び受信フィルタ回路110は、受信側可変発振回路115が出力する受信可変クロックのタイミングに同期して動作する。
受信側可変発振回路115は、受信シンボルレート制御回路113が出力する信号及び受信位相補正回路114が出力する信号によって制御され、受信シンボルレートを切り替える。
受信側可変発振回路115は、受信可変クロックとその位相を表す受信可変クロック位相とを出力する。受信可変クロックの信号は受信速度変換回路18,受信フィルタ回路110及び判定回路112に入力され、受信可変クロック位相の信号は受信速度変換回路18及び受信位相補正回路114に入力される。
この例では、受信シンボルレート制御回路113及び受信側可変発振回路115は、図4に示すように構成されている。なお、この例では受信側可変発振回路115を数値制御発振器(NCO)として構成している。
図4の受信シンボルレート制御回路113は、シンボルレート切替タイミング回路40及びシンボルレート切替回路43を備えている。
シンボルレート切替タイミング回路40は、シンボルレートの切替タイミングを表す信号を出力する。シンボルレート切替回路43は、シンボルレート切替タイミング回路40が出力する信号のタイミングに同期して出力するシンボルレートnを切り替える。
一方、受信側可変発振回路115は加算回路44,遅延回路45及び除算回路46を備えている。
加算回路44は、シンボルレート切替回路43が出力する信号と遅延回路45が出力する信号とを加算しその結果を出力する。遅延回路45は、受信位相補正回路114が出力する補正されたクロック位相を遅延させた結果を出力する。除算回路46は、加算回路44が出力する信号を予め決定したNCOの上限値Nで除算し、その結果の商と剰余とを出力する。除算結果の商は受信可変クロックとして出力され、除算結果の剰余は受信可変クロック位相として出力される。
受信位相補正回路114は、シンボルレート切替時には除算回路46から出力される受信可変クロック位相をシンボルレート切替回路43から出力されるシンボルレートnにより補正した結果を出力し、それ以外のタイミングでは除算回路46から出力される受信可変クロック位相をそのまま出力する。
この形態では、送信側可変発振回路16及び受信側可変発振回路115の発信周波数は((n/N)F0)で表される。但し、F0は送信側可変発振回路16及び受信側可変発振回路115のサンプリング周波数である。
図1の可変速度変調装置1及び可変速度復調装置2は、前記シンボルレートnを切り替えることにより、変調信号及び復調信号のシンボルレートを切り替える。
通信中にシンボルレートを切り替える具体例として、可変速度変調装置1において10kHzのシンボルレートを5kHzのシンボルレートに切り替えるケースについて説明する。また、ここでは可変速度変調装置1のサンプリング周波数を50kHzとし、送信可変クロックがシンボルレートの4倍のオーバサンプリングレートとなる装置構成を想定する。
すなわち、送信側可変発振回路16の出力である送信可変クロックは、シンボルレートを切り替える前は40kHz、シンボルレートを切り替えた後は20kHzとなる。以下、サンプリング周波数の逆数をTsで表す。
送信シンボルレート制御回路11,送信側可変発振回路16及び送信位相補正回路15は、サンプリング周波数の50kHzで動作するので、これらの回路における信号処理はTs毎に離散的に行われることになる。
可変速度変調装置1の動作例について図5を参照しながら説明する。この例では、図10の場合と同様に、4倍シンボルクロックの立ち上がりエッジであるt1ではなく、Ts毎の周期の1つであるt2のタイミングでシンボルレートの切替を行っている。このような状況は、Ts毎に離散的に処理を行う回路では余儀なく起こりうる。
図5はシンボルレート切替時の各部の信号波形を示しており、(1)は40kHzから20kHzに変化する仮想的な4倍シンボルクロック波形、(2)は(1)の波形に対応したクロック位相(連続値)及び送信可変クロック位相(離散値)、(3)は可変クロック(離散値)を表している。この形態の送信側可変発振回路16は、図5(1)に示すような4倍シンボルクロック波形を図5(2),(3)に示すTs間隔の離散値により表現し出力する。
除算回路36においてNを50とすれば、シンボルレートnは切替前後で次のように変化する。
切替前:n=N1=50×(40(kHz)/50(kHz))=40
切替後:n=N2=50×(20(kHz)/50(kHz))=20
従って、加算回路34ではTs毎に40ないし20が加算され、除算回路36では入力を50で除算し、除算結果の商が送信シンボルクロックとして出力され、除算結果の剰余が送信可変クロック位相として出力される。
可変速度復調装置2側についてもシンボルレートの切替に関する動作は可変速度変調装置1の場合と同様である。
図5に示す例では、時間t1以降でt1に最も近いサンプリングタイミングであるt2(=(k+2)Ts)で、切り替えるようにシンボルレート切替タイミング回路30からシンボルレート切替の指示信号が出力される。
すなわち、時刻t2における切替前の送信可変クロック位相は(n=40)を用いて計算され、時刻t2以降の切替後には(n=20)で送信可変クロック位相が計算される。
この形態の可変速度変調装置1においては、シンボルレート切替時に送信位相補正回路15が次に説明するように可変クロック位相を補正する。
ここで、t=kTsにおけるクロック位相を「0」とした場合を想定し、上述のパラメータに基づいて送信可変クロック位相を計算する。図5の例では、t2のタイミングは(t=kTs)よりも50kHzのサンプリングタイミングで2クロック後なので、(40+40=80)が加算回路44から出力される。従って、除算回路46では80を50で除算し、剰余である30を送信可変クロック位相として出力する。すなわち、時刻t2において送信位相補正回路15に入力される送信可変クロック位相は「30」になる。
送信位相補正回路15は、入力された値「30」に、((切替後のシンボルレート)/(切替前のシンボルレート))=(5/10)を乗じた値、すなわち「15」を出力する。送信側可変発振回路16は、送信位相補正回路15によって補正された値を利用することで、正しい信号を出力することができる。
すなわち、送信位相補正回路15によって補正された値を用いることで、図5に示すように、4倍シンボルクロックの立ち上がりエッジのタイミング(t1)でシンボルレートの切替を行った場合と等価の送信可変クロック位相が得られる。
また、図5から明らかなように、補正前の送信可変クロック位相と補正後の送信可変クロック位相との比は、クロック位相変化の傾き、すなわちシンボルレートの比に比例するため、送信位相補正回路15における動作を表す補正式は、次に示すように一般化することができる。
Pot=Pit×(Ra/Rb) ・・・(1)
Pot:出力送信補正位相
Pit:入力送信可変クロック位相
Ra:切替後のシンボルレート
Rb:切替前のシンボルレート
送信位相補正回路15の働きによって上記のようにシンボルレート切替時のクロック位相を補正することにより、従来のように不正なクロック周波数が発生するのを防止でき、回線品質劣化を生じることなくシンボルレートを切り替えることが可能になる。
同様に、受信位相補正回路114における動作を表す補正式も次に示すように一般化できる。
Por=Pir×(Ra/Rb) ・・・(2)
Por:出力受信補正位相
Pir:入力受信可変クロック位相
Ra:切替後のシンボルレート
Rb:切替前のシンボルレート
ところで、図1に示す可変速度変調装置1及び可変速度復調装置2を組み合わせて用いる場合には、図2に示すように可変速度変調装置1と可変速度復調装置2との間で互いに同期してシンボルレートを切り替えるのが望ましい。
図2に示す動作について説明する。
まず、可変速度変調装置1は制御情報として切替時間(ここではLとする)及び切替後のシンボルレートを可変速度復調装置2に送信する。
可変速度復調装置2は、可変速度変調装置1からの制御情報を受信した直後から数えてLシンボル時間後に指定された値にシンボルレートを切り替える。
一方、可変速度変調装置1においても、前記制御情報を送信した直後から数えてLシンボル時間後に、同様にシンボルレートを切り替える。
このようなプロトコルを用いることにより、可変速度変調装置1と可変速度復調装置2との間でタイミング同期を維持しながらシンボルレートを切り替えるような可変速度伝送システムを構築することができる。
実施の形態の装置構成を示すブロック図である。 実施の形態の装置の動作を示すタイムチャートである。 送信側の主要部の構成を示すブロック図である。 受信側の主要部の構成を示すブロック図である。 実施の形態の動作を示すタイムチャートである。 想定される可変クロックの例を示すタイムチャートである。 従来例の装置構成を示すブロック図である。 従来例の送信側の主要部構成を示すブロック図である。 従来例の受信側の主要部構成を示すブロック図である。 従来の装置の動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 可変速度変調装置
2 可変速度復調装置
11 送信シンボルレート制御回路
12 マッピング回路
13 送信フィルタ回路
14 送信速度変換回路
15 送信位相補正回路
16 送信側可変発振回路
17 送信側固定発振回路
18 受信速度変換回路
19 受信側固定発振回路
30,40 シンボルレート切替タイミング回路
33,43 シンボルレート切替回路
34,44 加算回路
35,45 遅延回路
36,46 除算回路
91 送信シンボルレート制御回路
92 マッピング回路
93 送信フィルタ回路
94 送信速度変換回路
96 送信側可変発振回路
97 送信側固定発振回路
98 受信速度変換回路
99 受信側固定発振回路
100,1100 シンボルレート切替タイミング回路
103,1103 シンボルレート切替回路
104,1104 加算回路
105,1105 除算回路
106,1106 遅延回路
110 受信フィルタ回路
112 判定回路
113 受信シンボルレート制御回路
114 受信位相補正回路
115 受信側可変発振回路
910 受信フィルタ回路
912 判定回路
913 受信シンボルレート制御回路
915 受信側可変発振回路

Claims (6)

  1. 送信信号のシンボルレートを切り替える送信シンボルレート制御手段と、
    前記送信シンボルレート制御手段が出力するシンボルレートと周波数が可変の第1送信クロックの位相とに基づいて、前記第1送信クロックの位相を補正した信号を送信補正位相として演算し出力する送信位相補正手段と、
    前記送信シンボルレート制御手段が出力するシンボルレートと前記送信位相補正手段が出力する送信補正位相とに基づいて生成した信号を前記第1送信クロックとして出力する送信側可変発振手段と、
    周波数が一定の信号を第2送信クロックとして出力する送信側固定発振手段と、
    前記第1送信クロックに同期して、送信対象の情報信号を変調する変調手段と、
    前記第1送信クロックに同期して、前記変調手段により変調された信号を帯域制限する送信フィルタ手段と、
    前記送信フィルタ手段の出力を前記第2送信クロックを用いてリサンプリングする送信速度変換手段と
    を設けたことを特徴とする可変速度変調装置。
  2. 受信信号のシンボルレートを切り替える受信シンボルレート制御手段と、
    前記受信シンボルレート制御手段が出力するシンボルレートと周波数が可変の第1受信クロックの位相とに基づいて、前記第1受信クロックの位相を補正した信号を受信補正位相として演算し出力する受信位相補正手段と、
    前記受信シンボルレート制御手段が出力するシンボルレートと前記受信位相補正手段が出力する受信補正位相とに基づいて生成した信号を前記第1受信クロックとして出力する受信側可変発振手段と、
    周波数が一定の信号を第2受信クロックとして出力する受信側固定発振手段と、
    前記第2受信クロックでサンプリングされた受信信号を前記第1受信クロックを用いてリサンプリングする受信速度変換手段と、
    前記第1受信クロックに同期して、前記受信速度変換手段から出力される受信信号を帯域制限する受信フィルタ手段と、
    前記第1受信クロックに同期して、前記受信フィルタ手段から出力される受信信号から情報信号を復調する復調手段と
    を設けたことを特徴とする可変速度復調装置。
  3. 請求項1の可変速度変調装置において、前記送信位相補正手段は、送信信号のシンボルレートの切り替えに同期して、前記第1送信クロックの位相を(切替後のシンボルレート/切替前のシンボルレート)倍に補正した信号を前記送信補正位相として出力することを特徴とする可変速度変調装置。
  4. 請求項2の可変速度復調装置において、前記受信位相補正手段は、受信信号のシンボルレートの切り替えに同期して、前記第1受信クロックの位相を(切替後のシンボルレート/切替前のシンボルレート)倍に補正した信号を前記受信補正位相として出力することを特徴とする可変速度復調装置。
  5. 請求項1の可変速度変調装置及び請求項2の可変速度復調装置を設けたことを特徴とする変復調装置。
  6. 請求項5の変復調装置において、
    前記送信位相補正手段は、送信信号のシンボルレートの切り替えに同期して、前記第1送信クロックの位相を(切替後のシンボルレート/切替前のシンボルレート)倍に補正した信号を前記送信補正位相として出力し、
    前記受信位相補正手段は、受信信号のシンボルレートの切り替えに同期して、前記第1受信クロックの位相を(切替後のシンボルレート/切替前のシンボルレート)倍に補正した信号を前記受信補正位相として出力する
    ことを特徴とする変復調装置。
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