JP4087886B1 - 電動ロボットハンド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上端で鉛直に吊られる断面円形の吊上部材7と、該吊上部材の所定区間を軸線に沿って移動可能な摺動部材5と、該摺動部材に上端が枢着され上部が外方に下部が内方に屈曲或いは湾曲する鉤部材3とを具え、かつ該鉤部材の中央より下方に吊上部材下端に連結する連接支持体4を設けるとともに、摺動部材5に設けた支持部材内の遠隔操作での長ナット部材10の回転操作装置による吊上部材7を介しての鉤部材3の自動開閉機構を設ける。
【選択図】図2
Description
上端で吊られ鉛直に吊り下げられる断面円形の細長い吊上部材と、該吊上部材の中間部で軸線に沿って移動可能な摺動部材と、該摺動部材に少なくとも所定水準まで回動自在に支持孔で鉤部材が枢着され、該鉤部材は上部が外方に、かつ下部が内方に曲がっていて、下端部に内方に向く鉤を有し、該鈎部材の中間部分に連接吊上孔を設け、かつ該孔に連接桿の下端部を軸着せしめるとともに、該連接幹の上端部を吊上部材の下端に設けた連接支持体の連接孔に軸着せしめるとともに、該摺動部材に支持部材を設け、該支持部材に制御モータを有する回転制御装置を設けるとともに、該装置に長ナット部材を連結し、吊上部材上端部の該長ナット部材に嵌合するネジ部を該長ナット部材に嵌めてあって、該長ナット部材の回転制御で該ネジ部を移動せしめ、該吊上部材のネジ部に加わる引上力と引下力により、吊上部材の所定範囲を摺動部材に対して上下に摺動せしめて該複数の鈎部材を回動開閉せしめるとともに、該開閉を長ナット部材に嵌合するネジ部の可動範囲の最上位で全閉状態とし、可動範囲の最下位で全開状態とするものであり、かつ回転制御装置の制御モータと長ナット部の連結が弾力的にフランジ結合に構成してある電動ロボットハンドである。
制御モータによる長ナット部材とネジ部の係合では、把握後に弛むことがないので、対象物の保持機能において、油圧式の把握装置より安全性が高い。
更に保持状態では油圧式に必要な圧力供給エネルギーは殆ど不要であるのが大きな利点である。 制御モータと長ネジ部材とを弾力的な結合にすれば、把握時の衝撃を軽くできる。本願人の出願のベルクランクロボットはクランクが嵩張り、部品点数が多かったが、改良した本願の電動ロボットハンドではクランクを省いてコンパクト、かつ簡単で保守に好都合であり、耐久性の向上も期待できるので格段の進歩性が付加された。 又、少なくとも支持部材内の係合部である長ネジ部材の内ネジ内をオイル封入構造にすれば、一層円滑な開閉機能向上が期待できる。
海水でロボットハンドが錆びないためには、軸受けは素材の選択例えば、コロ・玉・砲金・焼結合金等による軸受けを適宜使用して耐久性を高めるのが望ましい。 上述の各素材を適宜に組合せて最適のロボットハンドを構成することが好ましい。圧力センサーにより解放状態ではサインを発せしめて安全作業可能にすることが望ましい。制御モータと長ナット部材は弾力的な結合が望ましい。又、長ナット部材と吊上部材のネジ部の係合部をオイル封入構造として作動の円滑性を向上するのが望ましい。
これらを図面により詳述すると、
該軸受8は摺動部材5に設けてある軸受支持体12に支持され、該軸受支持体12では圧力センサーで軸受けにかかる負荷が検出され、制御モータ13にサインを出す(図2、3参照)。
該長ナット部材10はフランジ11により、制御モータ13に連結されていて、正逆両転の何れにおいても電動回転制御される(図2、3参照)。
該フランジ11は制御モータと弾力的に連結してあり、鈎部材の閉じる圧力が衝撃にならない作用をそなえている。
制御モータ13は正転逆転可能であることが必要である。
吊上部材7を最も下げた時、摺動部材5と連接支持体4の間隔が最大となると同時に各部材の全垂直荷重がかかる連接支持体4の連接幹が鈎部材3を外方に押し広げるので鈎部材が開放される(図3)。逆に吊上部材がもっとも上がった時、摺動部材5と連接支持体4の間隔が最小となり、連接幹6が複数の鈎部材3を閉じる(図2)。
従って、摺動部材5の摺動範囲の限界内で連接支持体4と摺動部材5を介して鉤部材3を開閉せしめるので、摺動部材5で範囲を規定して使用する電動ロボットハンドである。
該ロボットハンド1は自体に圧力機器を搭載していない。
つまり、図2は閉じた状態で吊上部材7がネジ部を介して長ナット部材の回転で引き上げられ閉じている。ネジ部が長ナット部材の回転でねじ下げられると、図3のように鉤部材が開く(図2)。
このとき、解放状態から完全に閉じるまでのねじ上がり間隔は図3の中のαで、連接支持体4と摺動部材5の縮まる間隔となる(図3)。
逆にネジ下ろした場合、摺動部材5と連接支持体4の間隔が広がるが、図2に示す把握状態の間隔が拡大しはじめると、長ナット部材にかかる圧力が軸受けを介して軸受支持体の圧力センサーが警告サインを発し、解放段階への移行を知らせることが可能である。
該圧力センサーはアームより支持部材内を電源コードで、給電されて作動する。
支持部材の一例では、クレーンアーム・ロボットアーム等の代わりに天井レールに遠隔操作による移動体を設け、該移動体に回転操作装置を設けてロボットハンドとした吊上移動装置を遠隔操作で運用できる。
尚、図2、図3に示したA間隔はネジ部であり、B間隔は吊上部材のネジ下部分であり、α間隔だけ吊上部材は移動制御される。
該連結突起24は、制御モータ13のモータ軸19と嵌合する。図5では省略したが、公知の機構で噛み合っている。
従って、モータ支持ケース27内の制御モータの制御回転は連結蓋21と一体に固定した長ネジ部材10に伝導される。
該長ナット部材10の下方の穿孔蓋22の中央を貫通せしめてある吊上部材において、図5中のネジ部9は長ナット部材10内の最上部に位置しているが、回転制御では最下位でも長ナット部材内であるから、穿孔蓋22に設けたシール材23により、吊上部材7の断面外形円形の摺動面をシーリングされ、上部の封入オイルの漏れを防止している。
該穿孔蓋22の下面は軸受8を介して回転自在に軸受支持体12に支持されていて、該軸受支持体12は摺動部材5の上に固定してある。中仕切20の下面に取り付けたリング形の弾性体25はネジの係合のガタによる衝撃を吸収する。上記構成の作動は実施例1に記載した通りである。
本例では上方でアーム16に回転自在に、例えばユニバーサルジョイントで、連結されていて、ロボットの機能を実行できる。
従って、量産して各種のロボットやクレーンのアームのロボットハンドとして供給可能で、簡単に利用し易い。
尚、本発明は上記例で限定されるものではない。
3 鈎部材 4 連接支持体
5 摺動部材 6 連接幹
7 吊上部材 8 軸受
9 ネジ部 10 長ナット部材
11 フランジ 12 軸受支持体
13 制御モータ 14 連結部
15 連結穴 16 アーム
17 リニア軸受 18 保護キャップ
19 モータ軸 20 中仕切
21 連結蓋 22 穿孔蓋
23 シール 24 連結突起
25 弾性体 26 モータケース
27 支持ケース
Claims (1)
- 上端で吊られ鉛直に吊り下げられる断面円形の細長い吊上部材と、該吊上部材の中間部で軸線に沿って移動可能な摺動部材と、該摺動部材に少なくとも所定水準まで回動自在に支持孔で鉤部材が枢着され、該鉤部材は上部が外方に、かつ下部が内方に曲がっていて、下端部に内方に向く鉤を有し、該鈎部材の中間部分に連接吊上孔を設け、かつ該孔に連接幹の下端部を軸着せしめるとともに、該連接幹の上端部を吊上部材の下端に設けた連接支持体の連接孔に軸着せしめるとともに、該摺動部材に支持部材を設け、該支持部材に制御モータを有する回転制御装置を設けるとともに、該装置に長ナット部材を連結し、吊上部材上端部の該長ナット部材に嵌合するネジ部を該長ナット部材に嵌めてあって、該長ナット部材の回転制御で該ネジ部を移動せしめ、該吊上部材のネジ部に加わる引上力と引下力により、吊上部材の所定範囲を摺動部材に対して上下に摺動せしめて該複数の鈎部材を回動開閉せしめるとともに、該開閉を長ナット部材に嵌合するネジ部の可動範囲の最上位で全閉状態とし、可動範囲の最下位で全開状態とするものであり、かつ回転制御装置の制御モータと長ナット部材の連結が弾力的にフランジ結合に構成してある電動ロボットハンド。
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