JP4087293B2 - 画像読取システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリカード等の記録媒体を装着可能な画像読取装置及び画像読取システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、メモリカードやICカードの大容量化及び小型化が進み、家庭で用いられるパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)にも装着可能となっている。また、プリンタ、ファクシミリ装置、複写機などの画像読取装置又は画像形成装置にメモリカードやICカード等の記録媒体を装着し、これらのカードに記録された情報を利用することも提案されている。
【0003】
従来のPOS(Point Of Sales)装置(「画像読取装置」に相当する)は、非接触型ICカードを記録された個人情報を読み取り、この個人情報に応じて操作可能状態に移行するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、ファクシミリ装置(「画像読取装置」に相当する)にPCカードアダプタを有するオプションボードを装着し、このオプションボードを介して通信ネットワークへ接続するとき、送受信に関するデータをPCカード型メモリに一旦記憶するようにしているものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
また、異なる複数の認証方法(テンキー入力、指紋入力、ICカード入力)による使用者認証を可能とし、使用者が行った認証の方法に応じて、当該プリンタ(「画像読取装置」に相当する)で指示可能な動作モードを制限しているものもある(例えば、特許文献3参照)。
【0006】
また、プリント制限枚数、現在プリント枚数をICカードごとに予め設定し、装着されたICカードに記録されたプリント制限枚数、現在プリント枚数に応じてプリント可否を判断するとともに、前記プリント制限枚数、現在プリント枚数を読み取ってプリンタ側に記憶することで、ICカードを取り外した後もプリント枚数を制限可能とし、レーザプリンタ(「画像読取装置」に相当する)の不正使用を防止しているものもある(例えば、特許文献4参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平5‐342479号公報(第2頁右下段〜第3頁左上段、図1)
【0008】
【特許文献2】
特開2001‐156959号公報(第4頁右上段、図4)
【0009】
【特許文献3】
特開2002‐183093号公報(第7頁右上段〜第8頁左上段、図7)
【0010】
【特許文献4】
特開2001‐328317号公報(第3頁左下段〜第4頁左下段、図2)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1のような従来の画像読取装置では、非接触型ICカードを検知すると、この非接触型ICカードに記録された情報に応じて画像読取装置の操作状態を設定しているが、前記情報に応じて画像読取装置から非接触型ICカードに対する情報の移動を制限する点については記載及び示唆がない。
【0012】
また、特許文献2のような従来の画像読取装置では、外部装置からの送受信に関するデータをPCカード型メモリに一旦記憶しているが、このPCカード型メモリに記憶されたデータにより、画像読取装置からPCカード型メモリに対するデータの移動を制限する点については記載及び示唆がない。
【0013】
また、特許文献3のような従来の画像読取装置では、ICカード入力を含む認証の方法に応じ、指示可能な動作モードを制限しているが、画像読取装置からICカードに対する情報の移動を制限する点については記載及び示唆がない。
【0014】
さらに、特許文献4のような従来の画像読取装置では、ICカードに記録したプリント制限枚数、現在プリント枚数により使用者ごとの枚数制限を行っているが、ICカードに記録した情報により、画像読取装置からICカードに対する情報の移動を制限する点については記載及び示唆がない。
【0015】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、装着された記録媒体の記録情報により、前記記録媒体に対する読み取り情報の移動を管理することが可能な画像読取装置及び画像読取システムを提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明の画像読取システムは、原稿の画像を読み取る画像読取装置と、所定の記録媒体を装着する記録媒体装着装置と、を備えた画像読取システムにおいて、前記記録媒体装着装置が、前記所定の記録媒体を装着して情報を授受する第1の記録媒体装着手段と、第1の記録媒体装着手段を介して前記所定の記録媒体に、前記記録媒体装着装置を示す識別情報及び公開鍵を表す公開鍵情報を書き込む第1の情報書込手段と、を有し、前記画像読取装置が、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記所定の記録媒体を装着して情報を授受する第2の記録媒体装着手段と、第2の記録媒体装着手段を介して前記第1の情報書込手段で前記所定の記録媒体に書き込まれた公開鍵情報を読み取る情報読取手段と、前記画像読取手段で読み取られた複数の原稿の画像情報を、前記情報読取手段で読み取られた公開鍵情報により暗号化する暗号化手段と、前記画像読取手段で読み取られた複数の原稿のサムネイルを表す縮小画像情報を生成する縮小画像情報生成手段と、前記暗号化手段で暗号化された暗号化済み画像情報、及び前記縮小画像情報生成手段で生成された縮小画像情報を、第2の記録媒体装着手段を介して前記所定の記録媒体に書き込む第2の情報書込手段と、を有し、前記記録媒体装着装置が、前記暗号化済み画像情報及び前記縮小画像情報が書き込まれた後の前記所定の記録媒体が、前記第1の記録媒体装着手段に装着されたことを検出した場合に、前記所定の記録媒体に前記識別情報が書き込まれているか否かを判定する書込判定手段と、前記書込判定手段で前記識別情報が書き込まれていると判定された場合に、前記縮小画像情報により複数の原稿のサムネイルを表示する表示手段と、前記表示手段に表示された前記複数の原稿のサムネイルのいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段で選択された前記複数の原稿のサムネイルのいずれかに対応する前記暗号化済み画像情報を、前記公開鍵に対応する秘密鍵を表す秘密鍵情報により復号化する復号化手段と、を有している。
【0017】
また、請求項2に係る本発明の画像読取システムは、前記記録媒体装着装置が、前記復化手段によって復化されて得られた画像情報に基づいて課金額を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された課金額を表示する課金額表示手段と、を有している。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態について、図面を用いて説明する。
これは、コンビニエンスストア(以下「コンビニ」という)などにおけるスキャンサービスに関するものである。近年、パソコンは、低価格化によって広範囲に普及している。一方、パソコンの周辺機器であるスキャナは依然として高価であると共に、家庭用のスキャナによる読み取りデータの品質は、業務用のものに比べて若干劣る。そこで、コンビニなどで可能な複写サービス、FAXサービス、スキャンサービスを利用し、個々の使用者が持参した原稿を読み取って得られた画像データをメモリカードに蓄積することが考えられる。本願発明者は、画像データの暗号化及び復号化に着目し、原稿を読み取る画像読取装置と、サービスの利用料金を精算するレジ(「課金管理装置」に相当する)とが離間しているとき、確実に利用料金を精算できるようにしている。
【0021】
図1は、本発明の実施の一形態に係る複合機システムを示す。ここでは、前記複合機システムにより「スキャンサービス」を提供するようにしている。このスキャンサービスは、前記複合機システムの使用者が持参した原稿の画像を読み取り、得られた画像データ(「スキャンデータ」に相当する)をメモリカード(「記録媒体」に相当する)90に一旦、暗号化して出力し、精算時に、前記画像データのうち、所望のものについて復号化して課金するものである。また、前記スキャンサービスでは、一度精算した後、既にメモリカード90に暗号化して記録されている画像データのうち、所望のものについて復号化して課金できるようにしている。
【0022】
図1において、課金管理装置70は、メモリカード90が着脱可能であって、複合機80による「スキャンサービス」の利用登録、及び精算を行うものである。複合機80は、メモリカード90が着脱可能であって、「複写機能」、「画像読取機能」、「印刷機能」、「ファクシミリ機能」を有し、スキャンサービスを行うものである。メモリカード(「記録媒体」に相当する)90は、課金管理装置70又は複合機80に装着してスキャンサービスを受けるためのものである。メモリカード90a、90b、90cには、媒体インタフェース部707、807によりスキャンサービスの手順(図6、図8に示す)に応じて必要なデータが書き込まれている。
【0023】
図2は、課金管理装置70の構成を示す。
図2において、課金管理装置70は、パソコンを用いて構成されている。処理部801は、パソコンの中央処理ユニット(CPU)であって、システムバス709を介して接続された各部の動作を制御するものである。主記憶部702には、リード・オンリー・メモリ(以下、「ROM」という)、ランダム・アクセス・メモリ(以下「RAM」という)を有し、主記憶部702では、処理部701によって実行されるプログラム(本実施形態の「スキャンサービス機能(「暗号化機能」、「復号化機能」、「課金機能」を含む)」を実現するためのプログラムを含む)等をROMに格納し、このROMに記憶されたプログラムをRAMに一時的に格納すると共にプログラムが使用するデータをRAMに一時的に記憶するようにしている。記憶部705は、ハードディスク等の記録媒体と、この記録媒体を駆動する駆動部と、を有し、スキャンサービスの利用登録時に登録された情報、あるいはスキャンサービスに必要な情報(後述の「公開キー1001」、「秘密キー」、「レジID1002」、「MAP1003」を含む)を保存するものである。なお、「公開キー1001」は、「秘密キー」から作成されたものであり、スキャンデータの暗号化処理に用いられる。また、「秘密キー」は、暗号化されたスキャンデータの復号化処理に用いられる。操作表示部706は、タッチパネル付き液晶表示器(LCD)を有し、スキャンサービスに関する情報、並びに課金管理装置70の駆動条件、装置状態、入力条件等の情報を画面表示すると共に、課金管理装置70の管理者(以下「管理者」ともいう)又は本複合機システムの使用者(以下「使用者」ともいう)による機能選択等の選択入力や設定入力等の入力操作と行うためのものである。媒体インタフェース部707は、記録媒体(図1の「メモリカード」に相当する)90が装着されたことを検出して記録内容を読み取り、スキャンサービスの利用登録時に所定の登録情報をメモリカード90に書き込むと共に、精算時には、メモリカード90内のスキャンデータに所定の処理を施し、課金計算するためのものである。なお、媒体インタフェース部707は処理部701に対して、記録媒体90を検出したときの検出信号、読み取った記録情報などを送出するようにしている。
【0024】
図3は、複合機80の構成を示す。
図3において、処理部801は、マイクロプロセッサユニット(MPU)等で構成され、システムバス809を介して接続された各部の動作を制御するものである。主記憶部802には、ROM、RAMを有し、主記憶部802では、処理部801によって実行されるプログラム(本実施形態の「スキャンサービス機能(「暗号化機能」、「画像縮小機能」を含む)」を実現するためのプログラムを含む)等をROMに格納し、このROMに記憶されたプログラムをRAMに一時的に格納すると共にプログラムが使用するデータをRAMに一時的に記憶するようにしている。読取部804は、読み取り対象の原稿から画像を読み込むスキャナであって、原稿を載置するための原稿セット部と、この原稿セット部にセットされた原稿を取り出して分離給送する分離給送部と、この分離給送部で分離された原稿を読取位置へ搬送する搬送部と、読取位置で原稿の画像を光学的に読み取り、画像データを生成する画像読取部と、読み取り後の原稿を原稿排紙トレイ等に排紙する原稿排紙部と、前述した各部を駆動する駆動部と、この駆動部を駆動制御する制御部とを有する。記憶部805は、ハードディスク等の記録媒体と、この記録媒体を駆動する駆動部と、を有し、読取部804によって読み込まれた画像データ、あるいは通信部808を介して取得された画像データを保存するものである。出力部810は、読取部804によって読み込まれた画像データ、あるいは通信部808を介して取得された画像データを用いて画像を転写紙に転写するプロッタであって、所定サイズの転写紙を収納した給紙カセット部と、この給紙カセット部に収納された転写紙を取り出して画像形成部へ給送する給紙搬送部と、画像データから画像を形成し、転写紙に転写・定着する画像形成部と、転写・定着後の転写紙を転写排紙トレイ等に排紙する転写排紙部と、前述した各部を駆動する駆動部と、この駆動部を駆動制御する制御部と、を有する。操作表示部806は、タッチパネル付き液晶表示器(LCD)を有し、スキャンサービスに関する情報、並びに複合機80の駆動条件、装置状態、入力条件等の情報を画面表示すると共に、本複合機システムの使用者による機能選択等の選択入力や設定入力等の入力操作と行うためのものである。通信部808は、複数種類のモデムを有し、ネットワーク上のファクシミリ装置等の通信装置(図示せず)との間で信号や情報(画像データを含む)を授受するものである。媒体インタフェース部807は、記録媒体(図1の「メモリカード」に相当する)90が装着されたことを検出して記録内容を読み取り、この記録内容に応じて所定のスキャンデータをメモリカード90に書き込むために用いられる。媒体駆動部803は、CD‐ROM88等の記録媒体を装着して駆動し、この記録媒体に記録されたプログラムやデータを読み取るためのものである。前述した各部801〜808、810は、システムバス810に接続されている。
【0025】
なお、複合機80は、主記憶部802のROMに記憶されたプログラムをMPU801が実行することにより、ネットワーク上の通信装置(「コンピュータ」を含む)から通信部808を介して画像データを受け取り、出力部810で画像を転写紙に転写する印刷機能と、読取部804から読み込まれた画像データを用い、出力部810で画像を転写紙に転写する複写機能と、読取部804から読み込まれた画像データを前記通信装置に通信部808を介して送信するか、又は通信部808を介して画像データを受信し、出力部810で画像を転写紙に転写するファクシミリ機能と、読取部804から読み込まれ、さらに処理部801で所定の処理が施された画像データ(「スキャンデータ」に相当する)を、媒体インタフェース部807を介してメモリカード90に出力するスキャンサービス機能と、を実現するようにしている。
【0026】
図4は、メモリカード90の構成を示す。
図4において、制御回路901は、課金管理装置70又は複合機80に装着されたとき、媒体インタフェース部707又は媒体インタフェース部807との間で、ROM902およびフラッシュメモリ903に記憶された情報を授受し、アクセス制御を行うようにしている。ROM902には、メモリカード90を識別するための記録媒体識別情報(例えば、メモリカード固有の「カードID」に相当する)、メモリカード90の製造日時等のカード情報等が記憶されている。フラッシュメモリ903(図5の903a、903b、903cに相当する)は、本実施形態のスキャンサービスで提供された「スキャンデータ」、課金管理装置70の所在を示す「地図情報」等を記録するために用いられる。
【0027】
ここでは、課金管理装置70において、スキャンサービスを利用するために所定の情報を登録する「利用登録」を行うようにしている。利用登録済みのメモリカード90aのフラッシュメモリ903aには、複合機80でスキャンデータを暗号化するために用いられる「公開キー1001」と、課金管理装置70を識別するための「レジID1002」と、「MAP(「地図情報」に相当する)1003」と、が書き込まれている(図5(a)に示す)。また、複合機80では、使用者が持参した原稿を読み取り、スキャンデータ(「画像データ」に相当する)を暗号化してメモリカード90に書き込むようにしている。原稿読み取り後のメモリカード90bのフラッシュメモリ903bには、前述したレジID1002及び地図情報1003と、複合機80で読み取った全原稿の「サムネイルデータ1004」と、公開キー1001を用いて暗号化された「スキャンデータ1005」と、が書き込まれている(図5(b)に示す)。さらに、精算後のメモリカード90cのフラッシュメモリ903cには、前述したレジID1002、地図情報1003及びサムネイルデータ1008と、スキャンデータ1005の所望の一部を復号化して得られた「スキャンデータ1006」と、スキャンデータ1006を除く、暗号化されたままの「スキャンデータ1007」と、が書き込まれている(図5(c)に示す)。ここで、サムネイルデータ1008は、スキャンデータ1007に対応するサムネイルデータであり、サムネイルデータ1004からスキャンデータ1006に対応するサムネイルデータが削除されたものである。
【0028】
図6は、本実施形態のスキャンサービスに係る課金管理装置70の動作を示すフローチャートである。この動作は、処理部701(「コンピュータ」に含まれる)に、前記フローチャートのステップを実行させることで実現するものである。
【0029】
まず、処理部701は、操作表示部706の画面706a(図7に示す)に、「1.原稿スキャン」、「2.スキャンデータ更新」を含むサービスメニューを表示させる(S101)。このサービスメニュー画面には、いずれかのサービスの選択するように促すメッセージが併せて表示される。
【0030】
次いで、処理部701は、媒体インタフェース部707からの検出信号により、メモリカード90が媒体インタフェース部707に装着されたか否かを判断する(S102)。この判断が「YES」の場合はS103に移り、「NO」の場合には何の処理も行わない。
【0031】
S103では、操作表示部706の操作により、「1.原稿スキャン」が選択されたか否かを判断する。ここでは、S101で表示された画面706aにおいて、課金管理装置70の管理者又は本複合機システムの使用者が、例えば「1.原稿スキャン」のサービスメニューに触れると、メニュー指定番号欄に該当サービスメニューの番号「1」が表示され、さらに「確認ボタン706b」に触れると、「1.原稿スキャン」の情報が、操作表示部706から処理部701に入力されるので、この情報入力がなされたか否かを判断する。この判断が「YES」の場合はS104に移り、「NO」の場合にはS107に移る。
【0032】
S104では、新たに「1.原稿スキャン」が選択されたので、処理部701は、スキャンサービスに必要な登録情報を記憶部705に記憶させる。この登録情報には、前述した公開キー1001、レジID1002、及び地図情報1003が含まれる。なお、レジID1002は、他のレジ(「課金管理装置」に相当する)と間違うことなく、課金管理装置70で確実に精算するために用いられる。また、地図情報1003は、次回のサービス利用時に課金管理装置70の所在を認識するために用いられる。
【0033】
次いで、処理部701は、媒体インタフェース部707を介してメモリカード90のフラッシュメモリ903に対し、前述した公開キー1001、レジID1002、及び地図情報1003を書き込む(S105)。
【0034】
次いで、処理部701は、操作表示部706にスキャンサービスの受付終了を示すメッセージを表示させる(S106)。この表示は、利用登録後のメモリカード90が媒体インタフェース部707から取り外されるまで継続される。
【0035】
また、S103で「NO」と判断された場合、S107では、操作表示部706の操作により、「2.スキャンデータ更新」が選択されたか否かを判断する。ここでは、S103に準じ、処理部701が操作表示部706からの入力情報を判断する。この判断が「YES」の場合はS108に移り、「NO」の場合にはS101に移る。
【0036】
S108では、媒体インタフェース部707に装着されたメモリカード90が利用登録済みか否かを判断する。ここでは、メモリカード90の記録内容に当該レジID1002が含まれているか否かを判断する。あるいは、メモリカード90の記録されたレジID1002が、記憶部705に記憶されているか否かを判断する。この判断が「YES」の場合はS109に移り、「NO」の場合にはS115に移る。
【0037】
S109では、媒体インタフェース部707を介してメモリカード90の記録情報から、サムネイルデータ1008を取得し、操作表示部706に画面表示させる。例えば、操作表示部706の画面706cに、サムネイル▲1▼〜▲6▼(「サムネイルデータ1008」に相当する)から所望のものを選択するための「サムネイル指定番号欄」、「確認ボタン706d」が併せて表示される(図8に示す)。
【0038】
次いで、処理部701は、操作表示部706の画面上でサムネイルデータ1004からの選択が終了したか否かを判断する(S110)。ここでは、S109で表示された画面706cにおいて、管理者又は使用者が、例えば「サムネイル▲1▼」に触れると、サムネイル指定番号欄に該当サムネイルの番号「▲1▼」が表示され、さらに「確認ボタン706d」に触れると、「サムネイル▲1▼」の情報が、操作表示部706から処理部701に入力されるので、いずれかのサムネイルの情報入力がなされたか否かを判断する。この判断が「YES」の場合はS111に移り、「NO」の場合にはS114に移る。
【0039】
S111では、予め記憶部705に記憶された「秘密キー」により、S110で選択されたサムネイルデータに対応する、暗号化済みのスキャンデータ(「スキャンデータ1007」に含まれる)を復号化して、復号化済みのスキャンデータ(図示せず)を取得する。ここで、処理部701は、新たに復号化されたスキャンデータに対応するサムネイルデータを、媒体インタフェース部707を介して削除する。
【0040】
次いで、処理部701は、S111で新たに復号化されたスキャンデータについて、スキャンサービス料金を計算する(S112)。このスキャンサービス料金は、例えば「(原稿1枚当りの原稿スキャン料金)+(原稿1枚当りの更新料金)」に「今回更新した原稿枚数」を乗じて算出する。
【0041】
次いで、処理部701は、操作表示部706の画面に、S112で算出されたスキャンサービス料金を表示させる(S113)。例えば、画面706eに、今回利用したサービスメニューを示す「利用サービス」と、復号化したスキャンデータの数(「原稿枚数」に相当する)を示す「利用枚数」と、サービス料金の合計を示す「請求金額」と、「確認ボタン706f」と、が表示される(図9に示す)。ここで、管理者は、使用者に対して前記請求金額を請求し、入金を確認すると確認ボタン706fに触れる。
【0042】
次いで、処理部701は、S113で表示されたスキャンサービス料金が支払われたか否かを判断する。ここでは、管理者が画面706e上の確認ボタン706fに触れたか否かにより支払終了を判断する。この判断が「YES」の場合は処理を終了し、「NO」の場合にはS113に移る。
【0044】
ここでは、前述したようにメモリカード90が新たに利用登録されて登録情報が書き込まれ(図5(a)に示す)、さらに複合機80で原稿読み取りが行われ、メモリカードには、原稿画像のサムネイルデータ1004、暗号化されたスキャンデータ1005が書き込まれている(図5(b)に示す)。この状態で、図5(b)に示すサムネイルデータ1004により複数のサムネイルを操作表示部706に画面表示し(S109)、管理者又は使用者が操作表示部706画面上のサムネイル及び確認ボタン(図8の706dに相当する)に触れることで所望のサムネイルを選択し、操作表示部706から選択されたサムネイルの情報が処理部701に入力されると(S110のYES)、処理部701が該当スキャンデータを復号化する(S111)。こうして復号化したスキャンデータについて課金処理及び課金表示を行い(S112、S113)、管理者が操作表示部706画面の確認ボタン(図9の706fに相当する)に触れることで、処理部701が支払終了を確認すると(S114のYES)、メモリカード90を取り外して使用者に渡すことになる。ここで、精算後のフラッシュメモリ903c(図5(c)に示す)には、サムネイルデータ1004の一部に相当するサムネイルデータ1008が記憶されている。このサムネイルデータ1008は、複合機80で取得された全スキャンデータ(「スキャンデータ1005」に相当する)のうち、復号化済みのスキャンデータ1006を除いたスキャンデータ(暗号化された「スキャンデータ1007」に相当する)に対応するものである。
【0045】
なお、S108の判断が「NO」の場合、S115では、処理部801が操作表示部706に「未登録であるために、スキャンデータ更新のサービスが提供できない旨を通知すると共に、新規登録を促すエラーメッセージ」を表示させる。
【0046】
図10は、本実施形態のスキャンサービスに係る複合機80の動作を示すフローチャートである。この動作は、処理部801(「コンピュータ」に含まれる)に、前記フローチャートのステップを実行させることで実現するものである。
【0047】
まず、処理部801は、操作表示部806に、本実施形態のスキャンサービスの「原稿スキャン」を選択するメニュー画面(「サービス画面」に相当する)を表示させる(S201)。ここで、操作表示部806の画面806aには、「1.原稿スキャン」を確認するための「確認ボタン806b」が表示される(図11に示す)。
【0048】
次いで、処理部801は、媒体インタフェース部807からの検出信号により、メモリカード90aが媒体インタフェース部807に装着されたか否かを判断する(S202)。この判断が「YES」の場合はS203に移り、「NO」の場合には何の処理も行わない。
【0049】
S203では、媒体インタフェース部807に装着されたメモリカード90aが利用登録済みか否かを判断する。ここでは、メモリカード90の記録内容に当該レジID1002が含まれているか否かを判断する。この判断が「YES」の場合はS204に移り、「NO」の場合にはS212に移る。
【0050】
S204では、S201で表示されたメニュー画面から「原稿スキャン」が選択されたか否かを判断する。ここでは、使用者が画面806a上の確認ボタン806bに触れることで、操作表示部806から処理部801に対する情報入力がなされたか否かを判断する。この判断が「YES」の場合はS205に移り、「NO」の場合には何の処理も行わない。
【0051】
S205では、読取部804の原稿セット部に読み取り対象の原稿がセットされたか否かを判断する。ここでは、処理部801が、読取部804からの原稿セット信号を入力したか否かにより判断する。この判断が「YES」の場合はS206に移り、「NO」の場合には何の処理も行わない。
【0052】
S206では、処理部801が読取部804に各部を駆動させて原稿の画像を読み取らせ、画像データ(「スキャンデータ」に相当する)を生成させる。読取部804で生成されたスキャンデータは、記憶部805又は主記憶部802のRAMに送られて、保持される。
【0053】
次いで、処理部801は、S206で取得されたスキャンデータから原稿1枚ごとにサムネイルデータを生成する(S207)。処理部801で生成されたサムネイルデータ(図5(b)の1004に相当する)は、記憶部805又は主記憶部802のRAMに送られて、保持される。
【0054】
次いで、処理部801は、媒体インタフェース部807を介してメモリカード90aから、予め課金管理装置70で書き込まれた「公開キー1001(図5(a)に示す)」を読み取り、この公開キー1001を用い、S206で取得された画像データを暗号化する(S208)。
【0055】
次いで、処理部801は、媒体インタフェース部807を介してメモリカード90aに対し、S207で取得されたサムネイルデータ、及びS208で取得された暗号化済みのスキャンデータ(図5(b)の1005に相当する)を書き込む(S209)。なお、公開キー1001は削除するようにしている。S209で取得されたメモリカード90bのフラッシュメモリ903bには、暗号化されていないサムネイルデータ1004と、暗号化されたスキャンデータ1005と、レジID1002及びMAP1003と、が記憶されている(図5(b)に示す)。
【0056】
次いで、処理部801は、操作表示部806に原稿の読み取りが終了した旨を画面表示させると共に、レジ(「課金管理装置70」に相当する)での精算を促すメッセージを画面表示させる(S210)。
【0057】
次いで、処理部801は、媒体インタフェース部807からメモリカード90が取り外されたか否かを判断する(S211)。ここでは、媒体インタフェース部807からの検出信号の有無により判断する。この判断が「YES」の場合は処理を終了し、「NO」の場合にはS210に移る。
【0058】
また、S203の判断が「NO」の場合、S212では、処理部801が操作表示部806に「未登録であるために、原稿スキャンのサービスが提供できない旨を通知すると共に、レジでの新規登録を促すエラーメッセージ」を表示させる。
【0059】
以上のように、本発明の実施の一形態に係る複合機80(「画像読取装置」に相当する)は、原稿の画像を読み取る読取部804(「画像読取手段」に相当する)と、メモリカード90(「所定の記録媒体」に相当する)を装着して信号及び情報を授受する媒体インタフェース部807(「記録媒体装着手段」に相当する)と、媒体インタフェース部807を介してメモリカード90に記録された公開キー1001を含む情報(「所定の情報」に相当する)を読み取る「情報読取手段」としての処理部801と、読取部804で読み取られた原稿のスキャンデータ(「画像情報」に相当する)を、公開キー1001により暗号化する「暗号化手段」としての処理部801と、スキャンデータ1005(「暗号化された画像情報」に相当する)を、媒体インタフェース部807を介してメモリカード90に書き込む「情報書込手段」としての処理部801と、を備えているので、複合機80に装着されたメモリカード90の記録情報により、スキャン後の画像データ(「スキャンデータ」、「読み取り情報」に相当する)を管理することが可能である。ここでは、暗号化によってメモリカード90へのデータ移動を阻止できる。
【0060】
また、読取部804で読み取られた原稿の画像データを縮小する「画像縮小手段」としての処理部801を備え、サムネイルデータ1004(「縮小画像情報」に相当する)を、媒体インタフェース部807を介してメモリカード90に書き込むようにしているので、メモリカード90内のスキャンデータ1005から必要なものを選択することが可能である。
【0061】
さらに、本発明の実施の一形態に係る複合機システム(「画像読取システム」に相当する)は、メモリカード90を装着して信号及び情報を授受する媒体インタフェース部707(「第1の記録媒体装着手段」に相当する)と、媒体インタフェース部707を介してメモリカード90に、公開キー1001を含む情報を書き込む処理部701(「第1の情報書込手段」に相当する)と、を備えた課金管理装置70(「記録媒体装着装置」に相当する)と、原稿の画像を読み取る読取部804(「画像読取手段」に相当する)と、メモリカード90を装着して信号及び情報を授受する媒体インタフェース部807(「第2の記録媒体装着手段」に相当する)と、媒体インタフェース部807を介してメモリカード90に記録された公開キー1001を含む情報(「所定の情報」に相当する)を読み取る「情報読取手段」としての処理部801と、読取部804で読み取られた原稿のスキャンデータを、公開キー1001により暗号化する「暗号化手段」としての処理部801と、読取部804で読み取られた複数の原稿のスキャンデータを縮小する「画像縮小手段」としての処理部801と、暗号化されたスキャンデータ1005(「暗号化済み画像情報」に相当する)及びサムネイルデータ1004(「縮小画像情報」に相当する)を、媒体インタフェース部807を介してメモリカード90に書き込む「第2の情報書込手段」としての処理部801と、を備えた複合機80(「画像読取装置」に相当する)と、を備えているので、スキャンデータを暗号化させるための公開キー1001をメモリカード90に登録してから、複合機80で読み取らせることにより、複合機80によるスキャンサービスを受けた後、使用者がそのままメモリカード90を持ち帰ると、スキャンデータが暗号化されているために使用できない。よって、使用者はスキャンサービスを受けた後の精算処理を確実に行うこととなる。
【0062】
また、課金管理装置70には、スキャンデータ1005及びサムネイルデータ1004が書き込まれた後のメモリカード90bが、媒体インタフェース部707に装着されたとき、サムネイルデータ1004により複数の原稿のサムネイル▲1▼〜▲6▼を表示する「表示手段」としての操作表示部706と、表示されたサムネイル▲1▼〜▲6▼のいずれかを選択する「選択手段」としての操作表示部706と、選択されたサムネイル▲1▼〜▲6▼のいずれかに対応するスキャンデータを復号化する処理部701(「復号化手段」に相当する)と、を備えているので、使用者にとって必要なスキャンデータ1006をメモリカード90に記録でき、また、使用者にスキャンサービスの精算処理を確実に行わせることができる。
【0063】
上述した実施形態では、スキャンサービス前に、メモリカード90に利用登録して複合機80の使用許可を与え、かつ、読取部804で取得されたスキャンデータを暗号化するための公開キー1001をメモリカード90に登録することで、無許可で複合機80を使用することを阻止すると共に、使用者がスキャンサービスの利用料金を精算せずにメモリカード90を持ち帰るのを防止できる。
【0064】
なお、上述した実施形態では暗号化済みのスキャンデータ1005の一部を復号化したとき、復号化したスキャンデータに対応するサムネイルデータを削除するようにした場合(図5に示す)について説明したが、本発明はこのほかに、全ての読み取りデータ(スキャンデータ)のサムネイルデータを常にメモリカード90に記録するようにしても同様の効果が得られるものである。この場合、スキャンデータ更新のときに全サムネイルを画面表示するステップ(S109に相当する)と、いずれかのサムネイルが選択されたときに(S110に相当する)、選択されたサムネイルに対応する暗号化済みのスキャンデータがあるか否かを判断するステップと、選択されたサムネイルに対応し、かつ暗号化済みのスキャンデータを復号化するステップ(S111に相当する)と、を設けるようにする。
【0065】
また、上述した実施形態では「原稿スキャン」、「スキャンデータ更新」、「精算」のサービスについて説明したが、本発明はこのほかに、前記原稿スキャンで取得されたスキャンデータの一部又は全部を複写印刷するサービスを提供するようにしても同様の効果が得られるものである。この場合、例えば、前記スキャンデータの指定部(原稿単位)を復号化して記録紙に出力し、指定部以外のスキャンデータについては暗号化したままで、メモリカード90に記録するようにしてもよい。
【0066】
また、上述した実施形態では課金管理装置70及び複合機80をそれぞれ1台備えた構成とした場合について説明したが、本発明はこのほかに、複合機80を複数台設けても同様の効果が得られるものである。この場合は、課金管理装置70がそれぞれの複合機80の稼動率を監視し、利用登録時に、複合機80固有の「スキャナID」を登録してメモリカード90に記録し、登録された複合機80のみでスキャンサービスを受けられるようにしてもよい。こうすることにより、複合機80を効率的に稼動させることができる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は画像読取手段(「読取部」に相当する)で読み取られた原稿の画像情報を、情報読取手段(「処理部」に相当する)で所定の記録媒体(「メモリカード」に相当する)から読み取られた所定の情報により暗号化し、暗号化された前記画像情報を、記録媒体装着手段(「媒体インタフェース」に相当する)を介して前記所定の記録媒体に書き込むことにより、装着された記録媒体の記録情報を用いて、前記記録媒体に対する読み取り情報の移動を管理できるという優れた効果を有する画像読取装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像読取システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る課金管理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係る複合機の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の一形態に係るメモリカードの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の一形態に係るメモリカードの記録情報の一部を示す図である。
【図6】本発明の実施の一形態に係る課金管理装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の一形態に係る課金管理装置のメニュー画面を示す図である。
【図8】本発明の実施の一形態に係るサムネイル表示画面を示す図である。
【図9】本発明の実施の一形態に係る課金表示画面を示す図である。
【図10】本発明の実施の一形態に係る複合機の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の一形態に係る複合機のメニュー画面を示す図である。
【符号の説明】
70 課金管理装置
80 複合機
90、90a、90b、90c メモリカード(記録媒体)
701、801 処理部
702、802 主記憶部
705、805 記憶部
706、806 操作表示部
707、807 媒体インタフェース部
709、809 システムバス
803 媒体駆動部
804 読取部
808 通信部
810 出力部
901 制御回路
902 ROM
903 フラッシュメモリ

Claims (2)

  1. 原稿の画像を読み取る画像読取装置と、所定の記録媒体を装着する記録媒体装着装置と、を備えた画像読取システムにおいて、
    前記記録媒体装着装置は、
    前記所定の記録媒体を装着して情報を授受する第1の記録媒体装着手段と、
    第1の記録媒体装着手段を介して前記所定の記録媒体に、前記記録媒体装着装置を示す識別情報及び公開鍵を表す公開鍵情報を書き込む第1の情報書込手段と、を有し、
    前記画像読取装置は、
    原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    前記所定の記録媒体を装着して情報を授受する第2の記録媒体装着手段と、
    第2の記録媒体装着手段を介して前記第1の情報書込手段で前記所定の記録媒体に書き込まれた公開鍵情報を読み取る情報読取手段と、
    前記画像読取手段で読み取られた複数の原稿の画像情報を、前記情報読取手段で読み取られた公開鍵情報により暗号化する暗号化手段と、
    前記画像読取手段で読み取られた複数の原稿のサムネイルを表す縮小画像情報を生成する縮小画像情報生成手段と、
    前記暗号化手段で暗号化された暗号化済み画像情報、及び前記縮小画像情報生成手段で生成された縮小画像情報を、第2の記録媒体装着手段を介して前記所定の記録媒体に書き込む第2の情報書込手段と、を有し、
    前記記録媒体装着装置は、
    前記暗号化済み画像情報及び前記縮小画像情報が書き込まれた後の前記所定の記録媒体が、前記第1の記録媒体装着手段に装着されたことを検出した場合に、前記所定の記録媒体に前記識別情報が書き込まれているか否かを判定する書込判定手段と、
    前記書込判定手段で前記識別情報が書き込まれていると判定された場合に、前記縮小画像情報により複数の原稿のサムネイルを表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された前記複数の原稿のサムネイルのいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された前記複数の原稿のサムネイルのいずれかに対応する前記暗号化済み画像情報を、前記公開鍵に対応する秘密鍵を表す秘密鍵情報により復号化する復号化手段と、を有することを特徴とする画像読取システム。
  2. 前記記録媒体装着装置は、
    前記復化手段によって復化されて得られた画像情報に基づいて課金額を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された課金額を表示する課金額表示手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。
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