JP4086695B2 - 携帯端末特定システムおよび携帯端末の存在確認方法 - Google Patents

携帯端末特定システムおよび携帯端末の存在確認方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末である携帯電話機を利用して、駐車場における車両の駐車予約を行う場合とか、同じく施設への入場予約を行う場合、又は、アイテムの購入予約等を行う際に、予約が行われた携帯端末の特定場所における存在を確認することで、上記携帯端末を携帯する車両又は人物が特定された場所に確かに存在することを確認し、合せて本人確認を可能にする為のシステムと、その携帯端末の存在を確認する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1に記載の「アイテム予約販売システム」には、携帯端末によりアイテムの購入予約を行い、又、アイテムを利用しに来たユーザが予約した本人であることを、ユーザが携帯する端末に保存されている所定の情報を認証することで確認を行う旨の記載がある。具体的には、予約が完了することで予約先から送られて来た予約番号等の所定の情報をバーコード表示等で端末に表示し、その表示を予約先の確認装置のスキャナーで読み取り、本人確認がなされる。
【0003】
その他、携帯端末に備えた赤外線通信手段等により予約番号等の識別情報を確認装置に送信して、確認する方法もある。これ等の技術を利用可能な具体例として、例えば、出退勤管理、他店舗勤務実績、訪問の実績確認、パトロール等の巡回実績等がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−215986号公報
【0005】
上記特許文献1に記載のシステムでは、例えばアイテムの購入予約を複数回に分けて行う場合のように、異なった日時、場所において関連してなされる各種処理(以後、対象処理と称する)を、携帯電話機の通信で実行するシステムにおいて、実行者の同一性を確認する手段として、同じ携帯電話機を使用して実行されることを条件とすることがある。そのとき携帯電話機を特定するために、対象処理を実行した携帯電話機の番号を記憶し、以後、同じ携帯電話機の番号であれば、同一人物によって処理がなされていると判断している。さらに、最終的に対象処理を行った携帯電話機であると特定するため、対象となる携帯電話機に取り出し自在のなんらかのIDを送信しておき、事後に、特定の位置に設置された読み取り装置でIDを照合することで、電話機を特定し、その持ち主を対象処理の実行者と認識する。
【0006】
例えば、携帯電話機を利用した予約システムなどで、事前に予約処理を行った携帯電話機に対し2次元バーコードや赤外線通信データなどを送信する。予約者が所定の位置(例えば各種施設など)で予約内容を実行(入場など)するにあたり、予約者は受信した内容をCCDや赤外線通信センサーなどを持つ認識装置に対し発信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、2次元バーコード表示機能や赤外線表示機能は、全ての機種が持っているわけではないため、予約システムは対応機種を制限するか、複数の認識装置が必要となってしまう。そこで、正常に通信可能な全ての携帯電話機で共通に利用可能な携帯電話機特定方法とその装置が必要となる。
【0008】
上記の方法を実施するためには、携帯端末が特殊な仕様の機種に限定されるとか、特別なソフトを組み込まなければならないと云ったことになり、全ての端末を対象としたシステムを作ることはできない。又、予約番号等の情報を端末にバーコード表示する場合にも、このバーコードを偽造する事も可能であり、本人確認が十分に行われる保証もない。
【0009】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、全ての通話可能な携帯端末を対象とし、該携帯端末を介して本人確認を可能にするシステムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記目的を達成するために、本発明の携帯端末特定システムは、前記請求項1に記載の如く、携帯端末が特定場所に存在することを確認する携帯端末の存在確認システムであって、通話機能を備えた携帯端末と、通話機能を備えた携帯端末特定部とで構成され、上記携帯端末は、音声出力部としてのスピーカーを備え、上記携帯端末特定部は、通話状態の携帯端末に対して所定周波数の音響信号である音声信号を発生する音響信号発生手段と、上記音響信号発生手段が発生した音響信号を電話回線を介して上記の携帯端末に送信する音響信号送信手段と、上記音響信号発生手段から送信され、且つ、通話状態で上記携帯端末のスピーカーから出力される上記の音響信号をマイクロホンを介して受信する音響信号受信手段と、上記音響信号受信手段が受信した上記音響信号と上記音響信号送信手段にて上記携帯端末に送られた音響信号とを比較して、その一致/不一致を判断し、携帯端末の特定場所における存在を判断する音響比較手段と備えたことを特徴とするものである。
【0011】
(2) また、本発明に係る携帯端末特定システムは、前記請求項に記載の如く、上記音響信号発生手段から発信する音響信号は、随時にランダムに変更することを特徴とするものである。
【0012】
(3) 更に、本発明に係る携帯端末の存在確認方法は、前記請求項に記載の如く、特定場所における対象者が保有する携帯端末の存在を確認する方法であって、携帯端末に接続可能な携帯端末特定部と携帯端末との間を通話状態とし、携帯端末特定部から上記携帯端末に対して電話回線を介して所定の音響信号を発信し、上記携帯端末特定部から送られ、上記携帯端末のスピーカーから発せられた音響信号をマイクロホンを介して音響信号受信器で受信し、上記音響信号受信器で受信された音響信号と上記携帯端末特定部から送られた音響信号とを比較して、その一致/不一致を判断し、一致すれば上記携帯端末が特定された場所に存在すると判断するようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
上記(1)〜(3)で述べた手段によれば、送受信可能で相手発信端末の電話機番号を認知可能な電話機と、CPUなどの演算装置と、信号処理部と、メモリなどの記憶装置と、無作為に特定音響信号を発信可能な音響信号発生器と、任意の位置に配置された音響信号受信器により構成された携帯端末特定部で、対象処理実行者の位置情報を特定するため、任意の位置に配置された音響信号受信器の近傍にて、携帯端末特定部より発信され、携帯電話機のスピーカから出力される音響を、マイクロホンを介して音響信号受信器で受け、自身の発信した音響信号と比較照合し、同じ音響信号と推定された場合に対象処理実行者が当該音響信号受信器の近傍に存在するものと判断することができる。
【0014】
携帯電話機を特定する手段として、送受信可能で相手発信端末の電話機番号を認知可能な電話機とコンピュータなどの演算記憶機能、および、任意の音響信号を無作為に発信可能な音響信号発生器からなる携帯電話機特定部を固定的に設置する。また、少くとも1箇所以上の任意の位置に、マイクロホン、アンプからなり、有線あるいは無線で携帯端末特定部に信号を送信できる音響信号受信器を設置する。予約システムの場合、音響信号受信器の設置場所は、予約内容を実行する施設等の入口に設置すると好都合である。
【0015】
携帯電話機の特定方法として、予約などを希望する対象者は、対象となるサービス提供機関などが保有する携帯電話機サイトにアクセスしたり、直接電話をかけて自分の携帯電話機の番号をサービス提供機関が保有する携帯端末特定部に知らせることで、一連の処理が認められるように上記サービス提供機関の予約システムを構成する。
【0016】
携帯端末特定部は、かかってきた電話機番号から予約情報を検索し、予約内容を確認し、現在日時が予約内容と一致した場合、対象者が音響信号受信器の近傍にいることを確認したうえで、携帯電話機の受話口を音響信号受信器のマイクロホンに近づけることを促し、音響信号発生器から無作為に音響信号を発信する。
【0017】
携帯端末特定部から発信された音響信号は、携帯電話機の受話口に内蔵されたスピーカより音響として発信され、その音響は音響信号受信器で受信され、携帯端末特定部に送信される。
【0018】
また、携帯端末特定部は、音響信号受信器から送られてきた音響信号をFFTあるいは相互相関関数などの信号処理によって解析し、自身の発信した音響信号と比較し、自身の発信した音響信号と推定された場合に、対象者の保有する携帯電話機が特定の音響信号受信器の近傍に存在すると判断することで、処理対象者も同じ位置にいると判断する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態による携帯端末特定システムについて、図面を参照しながら説明する。
【0020】
図1は本発明の実施形態による携帯端末特定システムの構成ブロック図であって、図1において、10は利用者(ユーザー)が携帯する携帯端末である携帯電話機、20は携帯電話機の通信ネットワークである携帯基地局、30は特定の場所に設置されるべき音響信号受信器、40で全体的に示したのはユーザーが携帯する携帯電話機10を特定する携帯電話特定部(携帯端末特定部)、60は予約駐車場や予約施設等の設備機器としての外部機器である。
【0021】
携帯電話機10は、電子メール送受信機能、情報データベース機能、インターネツトアクセス機能の少くとも一つを有すると共に、データ表示部、データ入出力部、音声によるデータ入出力部、データメール送受信部を有している。即ち、携帯電話機10は、アンテナ、送受信制御部(RF制御部)、アナログ制御部、音声入力部であるマイクロホン、音声出力部であるスピーカー、マイコン、メモリ、表示制御部(LCDコントローラ)、入出力部(I/O部)、表示部(LCD)、およびキー操作部を備えている。
【0022】
送受信制御部は、アンテナを介しての携帯電話特定部40との情報通信を制御する。アナログ制御部は、アナログ信号をもとにマイクロホンとスピーカを駆動制御する。音響信号受信器30もマイクロホンとスピーカを有する。利用者は、携帯電話機10を介して、音響信号受信器30と音響信号の送受信を行う。管理センター等に設けられた携帯電話特定部40は、A/Dコンバータ41と、信号処理部42と、所定周波数の音響信号発生部43と、通信端末である電話機44、および演算処理部50からなる。なお、演算処理部50は携帯電話特定部40の外部に配置してもよい。
【0023】
A/Dコンバータ41は、音響信号受信器30で受信したアナログ音響信号をデジタル音響信号に変換する。信号処理部42は、デジタル音響信号を信号フイルタによるノイズ除去などの処理を行い、信号処理後の音響信号を演算処理部50に入力する。音響信号発生器43は、アナログ音響信号をデジタル音響信号に変換して演算処理部50に入力する。
【0024】
演算処理部50は比較部51と判定部52からなり、比較部51は、信号処理部42からの音響信号と音響信号発生器43からの音響信号を比較処理して、高速フーリェ変換処理あるいは送信信号や受信信号に基づく相互相関関数の計算などの処理を行う。判定部52は、比較部51による相関情報をもとに判定処理を実行し、電話機44に認証情報を入力すると共に、外部機器60に制御指令を入力する。電話機44は、判定部52からの認証情報と音響信号を受け、これらの認証情報と音響信号を、携帯基地局20を介して、ユーザーの携帯電話機10と送受信する。外部機器60としては、予約駐車場、アイテム予約などがある。
【0025】
上記構成の携帯端末特定システムによれば、前述したように、ユーザーの携帯電話機10と、任意の位置に配置された音響信号受信器30と、携帯電話特定部40と、外部機器60によって構成される。携帯電話特定部40は、A/Dコンバータ41と、信号処理部42と、無作為に特定音響信号を発信可能な音響信号発生器43と、送受信可能で相手発信端末である携帯電話機10の電話番号を認知可能な電話機44と、メモリなどの記憶装置を有するCPUなどの演算処理部50により構成される。
【0026】
対象処理実行者の位置情報を特定するため、任意の位置に配置された音響信号受信器30の近傍にて、対象処理実行者の所有する携帯電話機10と携帯電話特定部40間で通話状態とし、携帯電話特定部40の音響信号発生器43より発信した所定周波数の音響信号を携帯電話機10のスピーカとマイクロホンして音響信号受信器30で受け、携帯電話特定部40自身の発信した音響信号と比較照合し、音響信号受信器30で受けた音響信号と携帯電話特定部40の音響信号が同じと推定された場合に、対象処理実行者が当該音響信号受信器30の近傍に存在すると判断する。
【0027】
音響信号発生器43から発信する音響信号は、毎回又は随時にランダムに変更することで安全性と信頼性を高める。また、音響解析を行いやすいDTMF信号を発信することも認識率を高めるために有効な手段である。例えば、店舗間を移動する従業員用の就業管理装置として携帯電話機が利用される場合があるが、その位置と時間的な存在を検出する手段として有効である。また、音響信号受信器としての電話機44として、店舗に設置された既存の固定電話機を利用することも可能である。
【0028】
携帯電話機10を特定する手段として、送受信可能で相手発信端末の電話番号を認知可能な電話機44とコンピュータなどの演算記憶機能および、任意の音響信号を無作為に発信可能な音響信号発生器43からなる携帯電話特定部40を固定的に設置する。また、少くとも1箇所以上の任意の位置に、マイクロホンとアンプを有し、有線あるいは無線で携帯電話特定部40に音響信号を送受信できる音響信号受信器30を設置する。予約システムの場合、音響信号受信器30の接地場所は、予約内容を実行する施設等の入口に設置すると好都合である。
【0029】
次に、携帯電話の特定方法として、予約などを希望する対象者は、対象となるサービス提供機関などが保有する携帯電話サイトにアクセスしたり、直接電話をかけて自分の携帯電話機10の電話番号をサービス提供機関が保有する携帯電話特定部40に知らせることで、一連の処理が認められるように上記サービス提供機関の予約システムを構成する。サービス提供機関の予約システムは、対象者の一連の入力内容を把握し、予約が可能であればその内容と携帯電話番号をあわせて記憶すると同時に、内容の復唱と予約内容の実施時点での操作方法などをメールまたは音声通話により対象者に知らせる。
【0030】
対象者が予約内容を実行するには、まず、所定の位置に配置された音響信号受信器30の近傍にて、当該携帯電話機10を使用して、サービス提供機関あるいはサービス提供機関が所有する携帯電話特定部40に直接電話をかけ、携帯電話特定部40と通話状態となす。
【0031】
携帯電話特定部40は、かかってきた電話番号から予約情報を検索し、予約内容を確認し、現在日時が予約内容と一致した場合、対象者が音響信号受信器30の近傍にいることを確認したうえで、携帯電話機10の受話口を音響信号受信器30のマイクロホンに近づけることを促し、音響信号発生器43から無作為に音響信号を発信する。
【0032】
携帯電話特定部40から発信された音響信号は、携帯電話機10の受話口に内蔵されたスピーカより音響11として発信され、その音響はマイクロホンを介して音響信号受信器30で受信され、携帯電話特定部40に送信される。
【0033】
携帯電話特定部40は、音響信号受信器30から送られてきた音響信号を、FFT(高速フーリェ変換)あるいは相互相関関数などの信号処理によって解析し、自身の発信した音響信号と比較し、自身の発信した音響信号と推定された場合に、対象者の保有する携帯電話機10が特定の音響信号受信器30の近傍に存在すると判断することで、処理対象者も同じ位置にいると判断する。
【0034】
図2は携帯電話特定部40の認証動作の処理フローを示す。ステップS1で、ユーザーの携帯電話機10と携帯電話特定部40を通話状態にする。ステップS2で、携帯電話特定部40は、電話機44を介して、携帯電話機10受話口を音響信号受信器30のマイクロホンに近づけるようにアナウンスする。次に、ステップS3に進み、携帯電話特定部40の音響信号発生器43から電話機44を介して音響信号を携帯電話機10に送信する。ステップS4で、演算処理部50の比較部51は、音響信号受信器30のマイクロホンからの受信音響信号と音響信号発生器43からの音響信号を比較する。ステップS5で、演算処理部50の判定部52は音響信号受信器30で受信した音響信号が、音響信号発生器43からの音響信号と同じであるか否か、即ち、発信した信号系が同じ系の信号か否かを判断する。同じ信号系であれば、ステップS6に進み、演算処理部50の判定部52は携帯電話機10を認証し、ステップS7で認証されたことをアナウンスする。その後、ステップS8で通信回線を切断し、演算処理部50は各種処理を行う。
【0035】
上記のステップS5で同じ信号系でなければ、携帯電話機10を認証しないで、ステップS10で認証されないことをアナウンスし、ステップS11で通信回線を切断し、動作を終了する。
【0036】
図3は、例えば予約動作を実行する場合の動作フローを示し、ステップS12でユーザーは携帯電話機10により外部機器60としての予約装置に電話をかける。ステップS13で予約装置は予約処理を開始し、ステップS14でユーザーは予約内容の入力を行う。次に、ステップS15に進み、予約装置は、予約受付を行うか否かを判断する。予約受付を行うと判断すれば、ステップS16に進み、予約装置はユーザーの携帯電話機の電話番号を記憶し、ステップS17で予約装置はユーザーの携帯電話機10へ予約確認を送信して動作を終了する。ステップS15で予約受付できないと判断すれば、ステップS18で予約内容が変更されているか否かを判断する。予約変更ありと判断すればステップS14からS15の動作を繰り返す。また、ステップS18で予約変更なしと判断すれば、回線を切断して動作を終了する。
【0037】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、音響信号を使い携帯電話特定部自身が発信した音響信号を再受信することで、対象となる携帯電話機が音響信号受信器の近傍に存在すると推定することで処理対象者の位置を確認するものであるから、現状では携帯電話機を利用した各種処理において、いくつかのメディアがその認識アイテムとして使用されているが、携帯電話会社や機種が限定されている。本発明により全ての携帯電話に共通の、携帯電話特定のための認識アイテムを創始できる。また、特殊な仕様のものでなく、通常の通話機能を備えた携帯端末を利用することで、携帯端末の特定場所における存在を認識することが可能であると共に、携帯端末を確認することで、それを携帯する人物を対象者本人として確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による携帯端末特定システムの概略構成を示すブロック構成図。
【図2】 本発明の実施の形態による携帯端末特定システムにおける認証動作のフロー図。
【図3】 本発明の実施の形態による携帯端末特定システムにおける予約操作の動作フロー図。
【符号の説明】
10 携帯端末部である携帯電話機
20 携帯電話機の通信ネットワークである携帯基地局
30 音響信号受信器
40 携帯端末特定部である携帯電話特定部
42 信号処理部
43 音響信号発生器
44 通信端末である電話機
60 外部機器

Claims (3)

  1. 携帯端末が特定場所に存在することを確認する携帯端末の存在確認システムであって、
    通話機能を備えた携帯端末と、通話機能を備えた携帯端末特定部とで構成され、 上記携帯端末は、音声出力部としてのスピーカーを備え、
    上記携帯端末特定部は、
    通話状態の携帯端末に対して所定周波数の音響信号である音声信号を発生する音響信号発生手段と、
    上記音響信号発生手段が発生した音響信号を電話回線を介して上記の携帯端末に送信する音響信号送信手段と、
    上記音響信号発生手段から送信され、且つ、通話状態で上記携帯端末のスピーカーから出力される上記の音響信号をマイクロホンを介して受信する音響信号受信手段と、
    上記音響信号受信手段が受信した上記音響信号と上記音響信号送信手段にて上記携帯端末に送られた音響信号とを比較して、その一致/不一致を判断し、携帯端末の特定場所における存在を判断する音響比較手段とを備えたことを特徴とする携帯端末特定システム。
  2. 上記音響信号発生手段から発信する音響信号は、随時にランダムに変更することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末特定システム。
  3. 特定場所における対象者が保有する携帯端末の存在を確認する方法であって、
    携帯端末に接続可能な携帯端末特定部と携帯端末との間を通話状態とし、
    携帯端末特定部から上記携帯端末に対して電話回線を介して所定の音響信号を発信し、
    上記携帯端末特定部から送られ、上記携帯端末のスピーカーから発せられた音響信号をマイクロホンを介して音響信号受信器で受信し、
    上記音響信号受信器で受信された音響信号と上記携帯端末特定部から送られた音響信号とを比較して、その一致/不一致を判断し、一致すれば上記携帯端末が特定された場所に存在すると判断するようにしたことを特徴とする特定場所における携帯端末の存在確認方法。
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