JP4085377B2 - 面状照明装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置に用いられる面状照明装置に関し、特に点光源から出射された光を液晶表示画面に照射するのに好適な面状照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置の補助照明装置として、板状導光板の側面に光源を配置した、所謂サイドライト型の面状照明装置が多用されている。導光板の側面に配置される光源として、導光板の横幅とほぼ一致した長さを有する蛍光管等の直線状の光源を用いることにより、導光板全体を均一に明るくすることができる。
【0003】
しかし、携帯電話のように低消費電力化が要求される機器では、光源として発光ダイオード(LED)を用いる必要がある。光源として点光源であるLEDを用いた場合には、導光板全面に亘る輝度の均一性が問題になる。かかる問題点を以下のようにして解決したものがある(例えば特許文献1参照。)。即ち、▲1▼LEDが配置された導光板の入射面にLEDから出射した光を導光板の横幅方向に広げるためのプリズムを設ける。▲2▼導光板の裏面にドット状のシボ加工等の光散乱手段を施し、側面から導光板に入射した光を出射面から出射させる。この外に、更に均一性を改善するために、導光板と液晶との間に拡散板を設ける場合もある。
【0004】
同様に、解決すべき課題をほぼ同じくする照明装置がある(例えば特許文献2参照。)。かかる照明装置は、プリズムからなる光学部材を点光源と導光板との間に配置して、前記点光源からの照明光を入射角に応じて屈折させることにより、前記照明光の出射方向及び光強度分布を変換して導光板へ入射させる構成としたものである。
【0005】
その他には、図10に示すサイドライト型面光源装置がある(特許文献3参照。)。かかるサイドライト型面光源装置は、点光源1から出射した照明光を板状部材2の端面から入射し、前記照明光を屈曲して前記板状部材の出射面より出射するサイドライト型面光源装置である。前記板状部材2は、少なくとも前記端面の前記点光源に対向する領域に、前記出射面より前記出射面と対向する面に延長する複数の溝2Dを有する。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−293202号公報
【特許文献2】
特開2002−260427号公報
【特許文献3】
特開平10−199316号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記LEDのような点光源を用いた表示装置では以下のような問題点がある。即ち、点光源から出射された光を導光板の横幅方向に広げるために、例えば図10に示すようなプリズム、あるいは突起や凹みからなる光路変更手段を、導光板の入射面に形成する必要がある。かかる光路変更手段は、そのピッチ間隔を狭くしなければならず、微細加工を必要として、製品のコストを増加する。また、点光源から出射された光を導光板の横幅方向に広げることは可能であっても、その一旦広げた光の進路を再度変更して平行光にするなど、任意に光の進行方向を制御することができない。
【0008】
また、前記導光板2は、該導光板2の上に配置される図示していない液晶表示装置の表示領域より大きく、図9に示すように形成されている。即ち、導光板2の光導入部は、点光源から入射する光の均一性が悪く、携帯電話などの小型機器では通常2〜4mm程度が使用できない、所謂デッドエリア2Aとなる。かかるデッドエリア2Aは、光が外部に漏れないように遮蔽される。従って、液晶表示装置の表示領域に対応する導光板2の領域を2Bとすると、LED1が設けられている部分までのデッドエリア2Aが無駄となり、この部分が機器の小型化を阻害している。
【0009】
また、図10から明らかなように、光路変更手段と点光源(LED1)との間に空隙が発生し、かかる空隙で光が反射され、LED1から出射される光が無駄になる。そのために、表示装置の明るさを増そうとすると点光源の消費電力が増加し、機器の低電力化の障害になる。
【0010】
本発明は、かかる問題を解決して、点光源を用いて画面全体を均一に、あるいは高輝度に照明するのに好適な光制御手段を備える面状照明装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために請求項1記載の面状照明装置は、光源からの出射光を出射面から被照明体側に導くように構成された導光板の一端面側に前記光源を配置した面状照明装置において、前記光源と該光源から出射される光が前記導光板に入射される前記一端面との間に、前記導光板の出射面と水平な方向に屈折率分布を有する光制御手段が設けられ、該光制御手段は、前記導光板の出射面と水平な方向に屈折率が繰り返して変化するように、複数枚の透明な樹脂フイルム又はガラスが、前記光源から出射される光が透過可能な接着剤で互いに接着されることにより積層されて形成され、前記光制御手段の入光面と出射面が、それぞれ前記光源の出射面と前記導光板の一端面とに、前記光源から出射される光が透過可能な接着剤により互いに接着されており、前記光源は、前記光制御手段の屈折率が最も大きい箇所、又は屈折率が最も小さい箇所に配設されていることを特徴とする。請求項1記載の光制御手段によれば、点光源を用いて画面全体を均一に、あるいは高輝度に照明するのに好適な面状照明装置を得ることができる。
【0012】
請求項2記載の面状照明装置は、請求項1記載の面状照明装置において、前記光制御手段の入射面と出射面が、平面であることを特徴とする。請求項2記載の光制御手段によれば、光制御手段の作製が容易になるとともに、点光源の出射面と導光板の入射面も平面であることから、光制御手段を配設しても隙間が生じることがなく、コンパクトな面状照明装置を得ることができる。
【0013】
請求項3記載の面状照明装置は、請求項1又は2に記載の面状照明装置において、前記光制御手段は、前記光源が配置される箇所を中心として前記導光板の出射面と水平な方向に屈折率分布が非対称に形成されていることを特徴とする。請求項3記載の面状照明装置によれば、多彩な光源の配置と面状照明装置としての要求性能に応じることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図1、図3により本発明の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態では、前記機器の小型化と照明の均一化という課題を解決するために、図1の斜視図に示すように、発行ダイオード(LED)1と導光板2との間に、導光板2の出射面2Bと水平な方向に、屈折率分布を有する光制御手段4が複数個、分離して配設されている。該光制御手段4は、図9を用いて前述したように、デッドエリア2Aに配設されている。なお、以下では、個々の光制御手段4を基本光制御手段FTという場合がある。
【0020】
また、LED1は、導光板2の出射面2Bと水平な方向に前記光制御手段4に対応してそれぞれ設けられている。なお、以下の説明で導光板2は、入射した光の進行方向に対して一様な厚さを有するものとして説明するが、これ以外に楔型形状であってもよく、また、出射面2B及び該出射面2Bに対する面2Dには光散乱及び拡散手段が形成される。かかる光散乱及び拡散手段は、例えば特開平9−63332号公報に開示されている面状光源装置と同様にして実現でき、詳細な説明を省略する。
【0021】
図1に示すように、光制御手段4は、前記導光板2の一端面の高さHと略等しい高さを有すると共に、前記導光板2の出射面2Bと水平な方向(図1のX方向)に屈折率分布を有する。そして前記光制御手段4は、後述するように、複数枚の透明な樹脂フィルムが光学接着剤(以下では単に、接着剤と称す)によって互いに積層されている。その入射面と出射面は、LED1の出射面及び導光板2の一端面2Cと、それぞれ接着剤5によって接着されている(図3(b)参照)。該接着剤5、透明な樹脂フィルムを接着する接着剤及び積層された複数枚の樹脂フィルムは、前記LED1から出射される光が透過可能な後述するような材料である。
【0022】
前記複数枚の透明な樹脂フィルムは、これ以外にガラスであってもよい。ガラスを用いた場合には、切断面の光学研磨が容易となり、切断面での散乱損失の発生を抑制できる。また、ガラス組成の精密制御により、屈折率の微調整が可能となり、任意の屈折率分布に対応できるという利点がある。
【0023】
図3(a)に示す実施形態では、屈折率がそれぞれ異なる4種類の透明な樹脂フィルムF1〜F4を用いて光制御手段4が形成されている。そして、図にFFとFBとして示してあるように、前記導光板2の出射面2Bと水平なX方向の屈折率nが当該光制御手段4の中心Tから対称に分布されているとともに、その中心が最も小さく、中心から遠ざかるに従ってその屈折率nが増加するように構成されている。
【0024】
図1に示すように、複数個の光制御手段4とLED1は、導光板2の一端面2Cに沿って所定の間隔で設けられている。かかる間隔は、光制御手段4によって拡散された光が、導光板2の出射面2Bから出射されて図示していない液晶表示全面を均一に照明できるように、予め定められた間隔である。例えば、光制御手段4とLED1の数を3個、導光板2の出射面2Bと水平な方向(図1のX方向)の幅を30mmとすると、各光制御手段4の幅は10mm以下になる。なお、当該LED1の出射面は、通常、略平面状に形成されている。LEDの出射面が平坦に形成されていることは、後述する光制御手段4との接合を容易にするものである。
【0025】
LED1は、そのX方向における発光中心が前記光制御手段4における屈折率の最も小さい箇所と一致するように配設されている。即ち、図3(a)に示すように、最も屈折率の低い透明な2枚の樹脂フィルムF1の中心T、即ち2枚の樹脂フィルムF1を接着する、図示省略してある接着剤U0の位置にLED1が配設されている。なお、樹脂フィルムの枚数を奇数枚にして、最も屈折率の低い透明な樹脂フィルムF1を中心にした場合には、該樹脂フィルムF1が設けられている位置にLED1が配設される。第1の実施の形態では、屈折率はLED1から離れるにしたがって順次増加し、LED1から出射された光は、図8(a)に示すように、順次その拡散角度が増加し、導光板2内で良好な拡散特性をもたらす。その結果、第1の実施形態では、点光源を用いても画面全体を均一に照明することができる。
【0026】
次に第2の実施形態について図2により説明する。第2の実施形態は、図2の斜視図に示すように、前記光制御手段4が図1に示したように分離されておらず、図5(c)に示すように互いに連続して形成されている。即ち、LED1と導光板2との間に、導光板2の出射面2Bと水平な方向(X方向)に、屈折率が繰り返して変化するように形成されている屈折率分布を有する光制御手段4が1個配設されることになる。光制御手段4は、図9を用いて前述したようにデッドエリア2Aに配設されている。また、LED1は、導光板2の出射面2Bと水平な方向に、前記連続した複数個の基本光制御手段FTと同数だけ設けられ、LED1は、それぞれ繰り返して変化する前記屈折率の最も小さい箇所にその中心が配設され、図5(c)に示すような連続した複数個の基本光制御手段FTの両端で、その屈折率が最も大きくなる。
【0027】
図2において導光板2は、入射した光の進行方向に対して一様な厚さを有するものとして説明するが、これ以外に楔型形状であってもよく、光制御手段4が異なるだけで、他は図1と同様である。即ち、図2に示すように、光制御手段4は、前記導光板2の一端面の高さHと略等しい高さを有すると共に、前記導光板2の出射面2Bと水平な方向(図2のX方向)に屈折率分布を有する。そして前記光制御手段4は、後述するように、複数枚の透明な樹脂フィルムが接着剤によって互いに接着され、積層されている(図5(c)参照)。その入射面と出射面は、LED1の出射面及び導光板2の一端面2Cと、それぞれ接着剤5によって接着され、空気層が介在することによるフレネル反射を抑制している。これは、前述したようにLEDの出射面が平坦であることに加え、光制御手段4の入射面と出射面が平面状であることにより達成できるものである。
【0028】
次に、前記第2の実施形態の理解を容易にするために、図5、図6により光制御手段4の作製方法について説明する。はじめに、図5(a)に示すように、複数枚の透明な樹脂フィルムF1〜F4を、前記LED1から出射される光が透過可能な接着剤U0〜U3を用いて、対称に積層接着することにより、平板状の基本光制御手段FTを形成する。
【0029】
この場合、図5における一部Gの拡大図である図6に示すように、最も屈折率の低い透明な2枚の樹脂フィルムF1を、より屈折率の低い接着剤U0で接着する。そして、その両面には、前記樹脂フィルムF1よりも屈折率の高い接着剤U1により、更に屈折率の高い樹脂フィルムF2を接着する。以下同様にして、樹脂フィルムを順次接着することにより、平板状の基本光制御手段FTが完成する。この平板状の基本光制御手段FTの複数を更に積層接着することにより、図5(b)に示した光制御手段切り出し用のブロックを作製する。
【0030】
この光制御手段切り出し用のブロックを、破線K及びWで示される箇所で前記デッドスペース2A以下の大きさ(例えば1〜4mm)に適宜その出射面と入射面が平行になるように切断することにより、第2の実施形態の光制御手段4が完成する。この際、切断面は、通常のレンズのように球面状に加工する必要はなく、平面状のままでよい。
【0031】
前記複数枚の透明な樹脂フィルムF1〜F4は、例えば以下のようなものである。即ち、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ゼオノア(日本ゼオン社製品名)、ノルボルネン系耐熱透明樹脂アートン(ARTON、JSR社製品名)、PMMA(ポリメタクリル酸メチル)である。また、接着剤U0〜U3は、例えば、NORLAND社製のアクリル系の紫外線硬化接着剤である。かかる樹脂フィルムF1〜F4と接着剤U0〜U3を後述するように適宜選択して用いる。
【0032】
なお、前記複数枚の透明な樹脂フィルムF1〜F4は、ガラスであってもよく、ガラスを用いた場合には、切断面の光学研磨を容易に高精度で行うことが可能であり、切断面での散乱損失の発生を抑制することができる。また、ガラス組成の精密制御により、屈折率の微調整が可能となり、任意の屈折率分布に対応できるという利点がある。又、樹脂フィルムの枚数はこれ以外であってもよく、導光板2の大きさ、LED1の数などにより適宜決定する。
【0033】
次に、図4により前述した第1の実施形態での光制御手段4の樹脂フィルムの決定方法について以下に説明する。図4(a)において縦軸は樹脂フィルムの屈折率n、横軸は光制御手段4の中心からの距離rである。また、符号イ〜リに示すパラメータは、屈折率分布定数A1/2であって、符号イからリの屈折率分布定数A1/2は、それぞれ、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9である。
【0034】
まず、導光板2の出射面2Bと水平な方向(図1のX方向)の幅Wから光制御手段4とLED1の数が大略決定される。例えば、通常の携帯電話用の場合、導光板2の幅と長さは、それぞれ30mm、50mmである。そしてLED1の配光特性、強度、導光板2の長さ等を考慮し、各光制御手段4の数を定め、例えば3個とすると、その幅Wは10mm以下になる。以下、第1の実施形態の説明では、各光制御手段4の幅Wを6mmとして説明する。
【0035】
図4(b)に示すように、屈折率分布定数A1/2の大きさによって光制御手段4内の光が拡散される様子が異なり、屈折率分布定数A1/2が大きいほど(A1>A2>A3>A4)拡散される。屈折率分布定数A1/2は、大きすぎると導光板2に入射する前に水平方向(X方向)に広がりすぎて光が導光板2に有効に入射されない。一方、小さすぎると導光板2に入射しても水平方向(X方向)に広がらず、導光板2全体を均一に明るくすることができない。導光板2の幅及び長さを考慮して樹脂フィルムと接着剤の厚さと屈折率を以下のようにして決定する。
【0036】
例えば、実現可能な樹脂フィルムF4、F3、F2、F1の屈折率nを、それぞれ1.60、1.54、1.47、1.42とし、又、前記各接着剤U3〜U0の屈折率nを、それぞれ1.58、1.50、1.45、1.40とした場合について説明する。
【0037】
図4より、前記屈折率分布定数A1/2を満足する樹脂フィルムと接着剤の屈折率nと、その厚みtを以下のようにして決定して行く。即ち、前述したように、最内層にある樹脂フィルムの屈折率nを最も小さくする。そして、滑らかな拡散特性を得るように、4種類の樹脂フィルムを使用して光制御手段4の幅Wが6.0mm程度になるように樹脂フィルムと接着剤の屈折率nと、その厚みtを逐次、定めて行く。例えば、屈折率分布として、図4(a)の符号リで示す曲線に沿うような光制御手段4とする。
【0038】
4種類の樹脂フィルムを使用することから、積層される枚数を8枚とすると、光制御手段4の幅Wが6.0mmの場合、樹脂1枚の厚みは、平均0.75mm程度になる。先ず、中心付近の樹脂フィルムF1として、屈折率=1.42、その厚みt=0.75mmを決定する。次の樹脂フィルムは、光制御手段4の中心からの距離Wが、0.75mm以上となる。図4(a)よりW=0.75mm以上では、樹脂フィルムの屈折率nは、1.43以上が必要であるので、例えば屈折率nが1.47の樹脂フィルムF2が決定される。
【0039】
又、接着剤は、前述のように定められた樹脂フィルムの屈折率に応じて適宜、決定される。例えば、樹脂フィルムF1は屈折率が1.42以下の接着剤U0(屈折率=1.40)により互いに接着される。また、樹脂フィルムF1と樹脂フィルムF2とを接着する接着剤は、樹脂フィルムF1と樹脂フィルムF2の屈折率との間の屈折率、即ちn=1.42〜1.47の間の屈折率が必要であるので、例えば屈折率nが1.45の接着剤U1が選択される。その厚みは樹脂フィルムの接着強度と互いの屈折率を考慮して0.01mm程度が好ましい。以下同様にして、樹脂フィルムとその厚さを決定して行く。
【0040】
光制御手段4の長さLGを長くできる場合には、屈折率分布定数A1/2をできる限り小さくすることが望ましい。図4より明らかなように、屈折率分布定数A1/2が小さいほど屈折率の変化幅が小さくなる。しかし、光制御手段4の長さLGを大きくすることにより、その範囲内で拡散させることができる。屈折率の変化幅を小さくできるということは、少ない種類の樹脂フィルムを用いて実現できることを意味し、光制御手段4の価格を低減できる。又、図4に示したように屈折率変化が滑らかになる結果、光制御手段4内を通過する光の屈折も滑らかになり、良好な拡散特性をもたらす。
【0041】
第2の実施形態のように基本光制御手段FTが互いに連続して形成されている場合も同様にしてそれぞれの基本光制御手段FT(光制御手段4)が決定することができるので説明を省略する。
【0042】
図7により、本発明における第3の実施形態の面状照明装置を説明する。第3の実施形態の面状照明装置と第2の実施形態の面状照明装置とでは、光源の配設される位置が異なる。即ち、第3の実施形態では、LED1は、それぞれ繰り返して変化する前記屈折率の最も大きい箇所にその中心が配設されている。LED1は、導光板2の出射面2Bと水平な方向に、前記連続した複数個の基本光制御手段FTと同数だけ設けられ、図5(c)に示すような連続した複数個の基本光制御手段FTの両端で、その屈折率が最も小さくなる。
【0043】
なお、前記基本光制御手段FTは、図5(c)に示すような連続した複数個の基本光制御手段FTを用いずに、前記、図1に示した第1の実施形態のように、それぞれ分離していてもよい。かかる場合でも、基本光制御手段FTはその中心の屈折率が最も大きく、その中心から導光板の出射面と水平な方向に離れるに従って屈折率が低下する。図5の一部Gの拡大図、図7に示すように、最も屈折率の大きい透明な2枚の樹脂フィルムF4を接着している更に屈折率の大きい接着剤U4の位置、即ち、1つの基本光制御手段FTの中心に配設されている。なお、樹脂フィルムの枚数を奇数枚にして、最も屈折率の大きい透明な樹脂フィルムF4を中心にした場合には、該樹脂フィルムF4が設けられている位置にLED1が配設される。
【0044】
第3の実施の形態では、LED1を屈折率の大きい接着剤U4の位置に配設することにより、屈折率はLED1から離れるにしたがって順次減少し、LED1から出射された光は、図8(b)に示すように、順次その拡散角度が減少し、導光板2内で良好な平行光特性をもたらす。その結果、第3の実施形態では、光が必要以上に拡散せず、画面の輝度を向上したい用途に好適であり、点光源を用いても画面全体を均一に照明するとともに画面の輝度の向上が図れる。
【0045】
なお、前記第1乃至第3の実施形態における光制御手段4のように、導光板2の出射面2Bと水平な方向に屈折率分布を有する第1の光制御手段4と、該光制御手段4と垂直方向、即ち、導光板2の出射面2Bと垂直な方向に屈折率分布を有し、その方向に拡散する光を収束させる第2の光制御手段を、LED1と第1の光制御手段4の間に設けてもよい。第2の光制御手段と第1の光制御手段を直列に配置することによって、第2の光制御手段4により、LED1からの出射光を導光板2の出射面2Bと垂直な方向に収束させた後、第1の光制御手段4により、導光板2の出射面2Bと水平な方向に光を制御することにより、LEDから出射される光をより有効に利用することができる。
【0046】
また、光制御手段4の屈折率分布は、光制御手段4の中心を基準にして単調増加又は単調減少のいずれかに限定されるものではなく、その組み合わせであってもよい。具体的には、一旦単調増加した後に単調減少する屈折率分布とすることにより、導光板2の出射面2Bと水平な方向に光を広げた後に、平行光とすることができる。また、光制御手段4の屈折率分布は、その中心を基準として必ずしも対称である必要はなく、LED1の配置と面状照明装置としての要求性能を考慮して屈折率分布を非対称にしてもよい。本発明に係る光制御手段4は、所望の屈折率分布を、樹脂フィルムの選択と配列により容易に達成することができる。
【0047】
【発明の効果】
本願発明は、LEDからの出射光を導光板の出射面と水平な方向において任意に制御可能な光制御手段を備えている。該光制御手段は、複数枚の透明な樹脂フィルムを積層して形成しており、LED、光制御手段及び導光板それぞれの入射面と出射面とに特別な加工が必要でなく、製品のコストを低減する。また、前記光制御手段は、デッドエリアに配設され、機器の小型化を図れる。更に、LED、光制御手段及び導光板それぞれの入射面と出射面とは接着剤によって接着され、その間に空隙が発生しない。そのために、かかる空隙で光が反射されることがなく、LED1から出射される光が無駄になることがない。その結果、光を発生する電力が無駄に消費されることがなくなり、面状照明装置の小電力化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す斜視図である。
【図3】積層された複数枚の樹脂フィルムの上面図(図3(a))と、該樹脂フィルムの入射面と出射面を接着剤で接着した上面図(図3(b))である。
【図4】本発明における光制御手段の屈折率の変化を示す図(図4(a))と、その光線追跡図(図4(b))である。
【図5】本発明における光制御手段の分解説明図(図5(a))、製造図(図5(b))、その一部切断図(図5(c))である。
【図6】本発明における光制御手段における第2の実施形態の一部断面図である。
【図7】本発明における光制御手段の第3の実施形態の一部断面図である。
【図8】本発明における光制御手段における第1の実施形態の光線追跡図(図8(a))と第3の実施形態の光線追跡図(図8(b))である。
【図9】従来の点光源を用いた面光源装置の説明図である。
【図10】従来の導光板の一端面に水平方向の光制御手段を有する、点光源を用いた面光源装置の説明図である。
【符号の説明】
1 LED
2 導光板
2B 導光板の出射面
2C 導光板の一端面
4 光制御手段
5 接着剤
F1〜F4 樹脂フィルム
U0〜U4 接着剤
Claims (3)
- 光源からの出射光を出射面から被照明体側に導くように構成された導光板の一端面側に前記光源を配置した面状照明装置において、
前記光源と該光源から出射される光が前記導光板に入射される前記一端面との間に、前記導光板の出射面と水平な方向に屈折率分布を有する光制御手段が設けられ、
該光制御手段は、前記導光板の出射面と水平な方向に屈折率が繰り返して変化するように、複数枚の透明な樹脂フイルム又はガラスが、前記光源から出射される光が透過可能な接着剤で互いに接着されることにより積層されて形成され、
前記光制御手段の入光面と出射面が、それぞれ前記光源の出射面と前記導光板の一端面とに、前記光源から出射される光が透過可能な接着剤により互いに接着されており、
前記光源は、前記光制御手段の屈折率が最も大きい箇所、又は屈折率が最も小さい箇所に配設されていることを特徴とする面状照明装置。 - 前記光制御手段の入射面と出射面が、平面であることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
- 前記光制御手段は、前記光源が配置される箇所を中心として前記導光板の出射面と水平な方向に屈折率分布が非対称に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の面状照明装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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