JP4085060B2 - 堆肥製造装置と方法 - Google Patents

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Description

ごみ投棄場の高騰するコスト及び限界のあるスペースのために、緊急の問題が廃棄物を廃棄する区域内で増大している。廃棄物管理会社及び地方自治体は、ごみ投棄場の使用に対する代替手段を模索し続けている。これらの代替手段には、リサイクリング,焼却や堆肥が含まれる。廃棄物の処理及びリサイクリング方法の共通の目的は、廃棄物を安全に効率的に低コストで処理することである一方で、できる限り多くの廃棄物を使用して有用な生成物を生産することである。廃棄物がより多く有用な生成物に変えられるほど、ごみ投棄場に投棄する必要のある廃棄物がより少なくなる。
堆肥製造が、有機廃棄物を有用な生成物に変換するために使用される。特に、有機廃棄物を腐植土の形態の自然肥料に変換することによって、この自然処理は、有機廃棄物を低減する。堆肥製造の特別な種類の一例は虫堆肥製造である。典型的な虫堆肥製造では、食物及び/又は製紙廃棄物(例えば、低級製紙廃棄物)のような有機廃棄物を高級な土壌補給剤に変えるため、ぜん虫が使用される。有機廃棄物は、ミミズと微生物によって分解されて、良好な構造を有する安定した無害な物質になる。この物質は、植物の成長用の土壌として潜在的に高い経済価値を有する。
大規模な堆肥製造システムと小規模の堆肥製造システムの双方が存在する。大規模な堆肥製造装置は、大きなスペースを占め、複雑な機械装置を使用し及び/又は労力を集中する。これらの大規模な堆肥製造装置は広いスペースを占有するので、このような大規模な堆肥製造装置は、一般に有機廃棄物が生成される学校,工場,農場,レストランやその他の施設から遠く離れた位置にある。有機廃棄物を離れた位置の大規模な堆肥製造施設に輸送することはコストがかかる。非常に少量の有機廃棄物が廃棄される場合、有機廃棄物を堆肥製造施設に輸送するコストは、有機廃棄物をごみ投棄場内に廃棄するコストよりも大きいかもしれない。このことは、堆肥製造を促進するというよりも堆肥製造する気を失わせる。
小規模な堆肥製造装置は、有機廃棄物が生成される施設で使用され得る。しかしながら、多くの存在する小規模な堆肥製造装置は、労力を集中し機械的に複雑で及び/又は十分に高い堆肥生産速度をもたない。例えば、商業的に入手可能な一堆肥製造装置は、"Worm Wigwam" と呼ばれる。この堆肥製造装置は、シリンダ状の容器の形態である。堆肥可能な材料が、シリンダ状の容器の上部を通じて供給され、堆肥になった材料が、シリンダ状の容器の底から出て行く。堆肥になった材料をこのシリンダ状の容器の底から出すのを助けるため、バーが、鋼鉄の格子上にある堆肥にされている材料の底の近くの材料を攪拌するために使用される。この鋼鉄の格子は、容器の底の上に位置する。バーを動かすため、容器に連結されているクランクハンドルが回される。これに応じて、バーが、シリンダ状の容器の底を横切って移動して底の堆肥になった材料を攪拌する。次いで攪拌され堆肥になった材料が、鋼鉄の格子内の孔を通過する。この鋼鉄の格子は、容器の底の上で堆肥になった材料を支持する。
Worm Wigwam のような装置が有機廃棄物を生成する施設で有機廃棄物を処理できる一方で、多数の改良がこのWorm Wigwam に対してなされうる。例えばバーを動かして、集めるために堆肥になった材料を攪拌するためには、使用者がクランクハンドルを何回も回す必要がある。このことは、労力を非常に集中する。また、Worm Wigwam の堆肥製造速度が低い。例えばWorm Wigwam では、堆肥になった材料の1〜2インチが、堆肥になる材料の底の領域に等しい領域から毎日回収される。この領域は、シリンダ状の容器の領域に等しい。典型的なWorm Wigwam は、約3フィートの直径を有する。したがって、生産された堆肥になった材料の体積は、約1日当たり約0.58〜約1.16立方フィートになる。例えば学校のような施設は、単体のWorm Wigwam が処理できるよりも遥かに多い廃棄物を処理することが必要とされる。堆肥製造速度を上げるため、1台より多い堆肥製造装置を購入してもよいが、このことは、堆肥製造装置によって占められる総スペース及び総労力が望まない程度に増大する。特に都市環境では、入手可能なスペースは、探すのに困難である。したがって、単により多くの堆肥製造装置を回収することは、堆肥製造速度度を上げるための実用的な方法ではない。
本発明の実施の形態は、これらの問題及びその他の問題を総合的にかつ個別に解決する。
本発明の実施の形態は、堆肥製造装置,堆肥製造装置の使用方法,堆肥可能な材料を堆肥製造装置内に積み込む方法及び堆肥製造装置を含むもののこれらに限定されない。
本発明の実施の形態は、ハウジング,ハウジング内の複数の堆肥製造引出し及びハウジング内の複数の受取り構造体から構成された堆肥製造装置に関する。この場合、複数の引出しは、ハウジング内にあるときに積み重ねられた関係にある。この場合、各引出しは、複数の開口部を有する底領域を含む。堆肥になった材料を複数の堆肥製造引出しから受け取るため、受取り構造体はそれぞれ、複数の堆肥製造引出しの下に配置されている。
本発明の実施の形態は、堆肥可能な材料と堆肥になる有機物を複数の引出し内の各々に設置し、この場合、複数の引出し内の引出しは、積み重ねられた関係であり、引出し内部で堆肥可能な材料を堆肥にして、複数の引出しの各々の内部で堆肥になった材料を形成し、堆肥になった材料を複数の引出し内で攪拌し、複数の引出し内部の各引出しの底領域の複数の開口部を通じて攪拌された堆肥になった材料を通過させることから成る堆肥製造装置を使用する方法に関する。
本発明のもう1つの実施の形態は、a)堆肥になった材料を収容するために適合された堆肥容器及びb)堆肥容器の底領域上の格子から成る破壊装置から構成された堆肥製造装置に関する。堆肥容器は、堆肥可能な材料及び堆肥になる有機物を受け取る内部領域を決定する複数の側面領域及び1つの底領域を有する。この場合、底領域は、複数の開口部を有する。堆肥になった材料が、これらの開口部を通じて通過できる。破壊装置は、堆肥容器の底領域で堆肥になった材料を攪拌するために適合されている。その結果、堆肥になった材料が、堆肥容器の底領域内の複数の開口部を通過する。
本発明のもう1つの実施の形態は、堆肥可能な材料及び堆肥になる有機物を容器内に設置し、堆肥可能な材料を堆肥にして、堆肥になった材料を形成し、堆肥になった材料を手動で攪拌し、容器の底領域の複数の開口部を通じて堆肥になった材料通過させることから成る堆肥製造装置を使用する方法に関する。容器は、堆肥可能な材料及び堆肥になる有機物を受け取る内部領域を決定する複数の側面領域及び1つの底領域を有する。この場合、底領域は、複数の開口部を有する。堆肥になった材料が、これらの開口部を通じて通過できる。本発明のもう1つの実施の形態は、a)輸送容器及び輸送容器内部の堆肥可能な材料を入手し、b)輸送容器を傾け、c)輸送容器を振動させ、d)輸送容器が振動する間に堆肥可能な材料を分配することから成る方法に関する。
本発明のもう1つの実施の形態は、積み出し容器及びコンテナ内部の装置から構成された堆肥製造システムに関する。この堆肥製造装置は、虫堆肥製造処理を実施するために適合されている。
本発明のもう1つの実施の形態は、堆肥製造装置を使用する堆肥製造システムに関する。
以下に、図面に基づいて本発明のこれらの実施の形態及びその他の実施の形態を詳しく説明する。
本発明の実施の形態は、適合するどんな施設でも使用され得る。例えば本発明の実施の形態は、学校,食品雑貨店,デイケアセンター,レストラン,動物園,留置所,軍用基地,病院,カフェテリア,農場,数家族共用の住宅で使用され得る。本発明の実施の形態は、最小限のスペースを施設で占める一方で施設によって生産された実質上全ての有機廃棄物を処理するために設計されえ得る。大量の高品質な有機生成物が、本発明の実施の形態を使用する施設で生成され得る。この有機生成物は、施設で使用され得るか又はどこでも使用され得る。
適合したあらゆる堆肥可能な材料が、本発明の実施の形態で堆肥にされ得る。例えば堆肥可能な材料は、前と後の消費者の食物廃棄物,低級製紙廃棄物,食物を含んだ製紙廃棄物のような有機廃棄物、有機肥料,作物残留物及び地方自治体のバイオソリッドを含む農業廃棄物並びに産業有機物がある。
本発明の実施の形態の典型的な堆肥製造装置は、ハウジング及びこのハウジング内の複数の堆肥容器を有する。これらの堆肥容器は、引き出せる堆肥引出しでもよい。その結果、有機廃棄物(例えば、寸断された食物)が、堆肥引出し内に設置され得る。これらの堆肥引出しは、ハウジング内の積み重ねられた関係にある。各引出しは、複数の開口部を有する底領域を含む。
引出しの各々は、有機廃棄物を堆肥にすることが可能である適合した種類の有機物を含み得る。ぜん虫が、「虫堆肥製造」方法で使用され、堆肥製造装置内の堆肥引出しの各々の中に存在する。虫堆肥製造過程では、ミミズ(例えば、Eisenia Fetida)のようなぜん虫が摂取と消化によって有機物を分解する。もちろんその他のあらゆる種類の生物有機体を、ぜん虫の代わりに又はぜん虫に加えて有機廃棄物を分解するために使用してもよい。適合した生物有機体は、当業者に公知である。
受取り構造体もハウジング内にある。各受取り構造体は、堆肥引出しの下に位置され、その上の堆肥引出しから堆肥になった材料を受け取る。引出し内部で堆肥になった材料を攪拌した後に、この引出し内の攪拌された堆肥になった材料が、この引出しの底領域の開口部を通過し、引出しの下の1つ又はより多くの受取り構造体内に落ちる。使用者が引出しを容易に引き出すことを可能にするため、これらの引出しと受取り構造体の各々は、フィンガーグリップや掴むことのできるその他の構造を有してもよい。
有機廃棄物を堆肥製造装置内に設置する前に、有機廃棄物を或る方法で予備処理してもよい。例えば、廃棄食物のような生の有機廃棄物を堆肥にする前にこの廃棄物を寸断するか又は磨り潰すことが好ましい。有機廃棄物を細かい破片に処理することは、有機廃棄物を摂取し消化するための堆肥を製造する有機物にとって堆肥製造を容易にし、有機廃棄物の処理時間を減少させる。未処理の有機廃棄物も予備処理された有機廃棄物も、堆肥可能な材料とみなし得る。
堆肥可能な材料が(未処理で又は予備処理されて)入手された後に、堆肥可能な材料が、各々の引出し内に堆積される。これらの引出し内では、堆肥可能な材料が、既に堆肥にされている過程にある材料の上に堆積される。したがって「新しい」堆肥可能な材料は、一般に各引出しの上部に存在する。新しい堆肥可能な材料に近づくため、ぜん虫のような微細な有機物は、堆肥製造過程の間に各引出しの上部に向かって移動する傾向がある。ぜん虫は、有機廃棄物を処理し、堆肥になった材料を残す。この堆肥になった材料は、常時引出しを通過して落ちる。
堆肥になった材料は、各引出しの底領域から回収される。本発明の実施の形態では、各引出しの底領域の堆肥になった材料が、破壊装置を使用して回収され得る。1つの実施の形態では、破壊装置は、引出しの底に存在する格子に連結されたハンドルを有する。格子は、引出し内に存在する。使用者は、ハンドルを前後に動かすことによって(例えば、押したり引いたりすることによって)格子を操作する。この動作は、堆肥になった材料を攪拌し、引出しの底領域の開口部を通過して落とす。攪拌された堆肥になった材料は、開口部を通過し、引出しの下に位置する1つ又はより多くの受取り構造体(例えば、トレイ)内に落ちる。
例えば堆肥引出し内の堆肥になった材料の底の1インチを除去した後に、引出し内の全ての材料が下に移動する。このとき、スペースが、引出しの上部に形成される。より大きいスペースが引出しの上部に確保できると、堆肥になっていない新しい材料が、引出し内部に堆積してこのスペースを埋める。幾つかの実施の形態では、堆肥可能な材料を引出しの上部に置いて堆肥になった材料として引出しの底領域から通過させるのに、約3週間(又はそれ以下)かかる。
堆肥になった材料が1つ又はより多くの受取り構造体で受け取られると、この堆肥になった材料は、堆肥製造装置が置かれている庭に輸送され得る。その代わりに、この堆肥になった材料を袋詰めしてもよいし販売してもよい。
得られた堆肥になった材料は、非常に有用な生成物である。例えば、堆肥になった材料は、植物を成長させるために使用され得る。この堆肥になった材料は、種子の成長を促進し、開花を増やし、植物の病気を防ぎ、収穫量を増やし、土壌の有益な微生物を増やす。
堆肥製造装置によって実施される堆肥製造処理は、「連続した流れ過程」とみなされる。有機廃棄物が、毎日各引出し内に例えば一日おきに設置される。堆肥になった材料は、例えば毎日又は一日おきに回収され得る。したがって本発明の実施の形態では、有機廃棄物が頻繁に定期的に堆肥製造装置に供給され得、堆肥になった材料が定期的に頻繁に堆肥製造装置によって生成され得る。
図1は、本発明の実施の形態の堆肥製造装置100を示す。堆肥製造装置100は、家屋の大きさに匹敵するハウジング60,複数の堆肥引出し10及び複数の受取り構造体30(a),30(b)を有する。ハウジング60は、耐水性のプラスチック材料製でもよい。一組又はより多くの組のドア50(a),50 (b)が、ハウジング60に連結され得る。引出し10及び受取り構造体30 (a),30(b)に接近するのを阻止するか又は許可するため、これらのドア50(a),50(b)は開閉される。引出し10及び受取り構造体30(a),30(b)のフィンガーグリップ14,32と同様に、ドア50(a),50(b)内の凹領域51は、破壊装置のハンドル12を備えるために形成され得る。
ハウジング60及び堆肥製造装置100は、適合する任意の寸法でもよい。例えば幾つかの実施の形態では、ハウジング60が、約5フィートの高さより小さくてもよい。ハウジング60の長さ及び幅はそれぞれ、5フィート幅より小さくてもよい。これらの寸法は、平均身長の人が堆肥製造装置100を使用することを可能にする。例えば本発明の実施の形態では、使用者は、引出し又は受取り構造体を開くため又は引出しを堆肥可能な材料で満たすために梯子又は踏み台を手配する必要がない。この比較的小さい構造にもかかわらず、堆肥製造装置100は、同様な大きさの装置よりも高い堆肥製造速度を有し得る。本発明の実施の形態では、例えば上述した従来の装置とは違って、堆肥になった材料が、ただ1つの処理領域ではなくて、6つの分離した処理領域(例えば、6つの引出し)から回収され得る。
本発明の実施の形態では、複数の引出し10を積み重ねてもよい。複数の受取り構造体30(a),30(b)を積み重ねてもよい。図示したように、受取り構造体30(a),30(b)の対が、積み重なれて隣接した引出し10間に間隔をおいて配置されている。使用者が与えられる任意の時間で輸送又は操作する必要があるため、1つの引出し10当たり2つ又はより多い受取り構造体30 (a),30(b)が有利に使用される。
本発明の実施の形態は、適した任意の数の引出しと受取り構造体を有してもよい。例えば2つの受取り構造体30(a),30(b)が図1中の各引出し10の下に示されているものの、その他の実施の形態では、1つだけの受取り構造体が1つの引出しの下にあってもよい。この実施の形態では、3つの引出し10と6つの受取り構造体30(a),30(b)が図1中の実施の形態で示されているものの、別の実施の形態では、より多くの又はより少ない引出し及び受取り構造体が堆肥製造装置内にあってもよい。
突出領域52が、ハウジング60の上部にある。突出領域52は、整列する類似の又は異なる堆肥製造装置を使用するために使用され得るので、互いに上に積み重ねてもよい。例えばハウジングの底に凹領域を有するもう1つの同様に構成された堆肥製造装置(図示せず)を、図1中に示された堆肥製造装置100の上部に積み重ねてもよい。2つの積み重なれた堆肥製造装置を適切に整列するため、堆肥製造装置100の突出領域52が、その他の堆肥製造装置の凹領域内に挿入され得る。堆肥製造装置の容易な輸送と貯蔵を可能にするため、突出領域52は、堆肥製造装置を積み重ねることも可能にする。
各引出し10は、フィンガーグリップ14を有してもよい。各受取り構造体30(a),30(b)も、フィンガーグリップ32を有し得る。フィンガーグリップ14,32は、使用者が引出し10及び受取り構造体30(a),30(b)を引き出すことを可能にする。典型的な例では、フィンガーグリップ14,32は張り出し構造にできる。この張り出し構造は、引出し10の前壁から1インチ以上張り出している。その他の実施の形態では、フィンガーグリップ14,32の代わりに、ハンドルを引出し10と受取り構造体30(a),30(b)の前壁に取り付けてもよい。
各引出し10は、適合した特徴又は寸法を有してもよい。例えば、各堆肥引出し10は、底領域,一般に平行な前壁及び後壁,一般に平行な側壁並びに開放上領域を有し得る。前壁,後壁及び一般に平行な側壁は、堆肥可能な材料が収容され、堆肥になった材料が生産される領域を形成する。幾つかの実施の形態では、各引出しが、約12インチの深さでもよい(この深さ以上か又はそれ以下でもよい)。各引出し10は、プラスチック又は金属を含む任意の適合した材料で作ってもよい。
引出し10の壁と底は一般に長方形に示されているものの、引出しの壁と底の領域は任意の適合した幾何学構造でもよい。例えば本発明の実施の形態では、引出しの壁が湾曲していてもよい。
各引出し10の底領域は、複数の開口部を有してもよい。これらの開口部の各開口部は、堆肥になった材料が開口部を通過できる大きさに匹敵してもよい。幾つかの実施の形態では、各開口部が、約5インチ以下の最大寸法を有してもよい。例えば、開口部の長さ,幅又は直径は、約5インチ以下でもよい。各開口部は、円又は矩形幾何構造の任意の適合した幾何構造を有してもよい。またこれらの開口部は、規則的に又は不規則的に配置してもよい。開口部の平均ピッチは、任意の適合した値(例えば、約10インチ以下)でよい。典型的な引出しに関するさらなる詳細を以下で説明する。
受取り構造体10の各々は、任意の適合した特徴を有する。例えば図示した実施の形態では、受取り構造体30(a),30(b)の各々が、前領域,横領域,後領域及び底領域を有する浅いトレイの形態にある。幾つかの実施の形態では、約3インチの深さ(又は3インチ以上又は3インチ以下)を有し得る。各受取り構造体30(a),30(b)の底領域と横領域は実質的に不浸透性にできる。しかしながら、水が受取り構造体30(a),30(b)から通過することを可能にするため、幾つかの孔が受取り構造体30(a),30(b)の底領域又は横領域にあってもよい。好ましくは、孔が各受取り構造体30(a),30 (b)の後の底領域にある。その結果、液体廃棄物が、使用者から離れて流れる。そのため、各受取り構造体30(a),30(b)を下向きにかつ内側に傾けてもよい。その結果、液体廃棄物が、ハウジング60の内部に向かって流れる。
図1中に示された例では、2つの受取り構造体30(a),30(b)が、各堆引出し10の下にあってもよい。“I”バー形態の支持構造体11を引出し10の底に固定してもよい。ハウジング60の壁の支持構造体11及び水平の出っ張り(図示せず)は、各受取り構造体30(a),30(b)の側面の縁部を支持するために使用され得る。支持構造体11は、引出し10に取り付けてこの引出し10と一体に形成してもよいし又は別々に形成して(例えば、ネジ又はボルトを使用して)引出しに取り付けてもよい。
以下でさらに詳しく説明するように、スペーサ要素(図示せず)が、各引出し10の端部にあってもよい。引出し10が引き出される時に、スペーサ要素が、引出し10の下の受取り構造体30(a),30(b)をこの引出し10と一緒に引くことができる。このことは、引出し10が引き出される時に、この引出し10内の堆肥になった材料が床面上に落ちることを有効に阻止するか又は最小限にする。
堆肥製造装置100は、様々なポンピングシステム及び気候制御システムを有してもよい。例えば、図1中に示された堆肥製造装置100は、ビルジポンプ74,廃棄物容器70及びビルジポンプ74に連結されているホース72を有する。ビルジポンプ74は、液体廃棄物をハウジング60から吸い出すことができる。ビルジポンプ74は、独立して制御可能であるか又はその他の幾つかの装置 (例えば、制御ボックス82)によって制御してもよい。さらに、水システム80が、ハウジング60の側面にあり、かつ1つ又はより多くの圧力ゲージ,パイプ及びフィルタを有する。水システム80は、ホースコネクタ199を有してもよい。庭のホースのようなホース(図示せず)は、ホースコネクタ199に連結してもよく、堆肥製造装置100に水を供給してもよい。任意の適した圧力の水(例えば、1立方インチ当たり40〜75ポンド)が、ホースコネクタ199を経由して堆肥製造装置100に供給されてもよい。内部又はハウジング60を通気するため、通気孔56をハウジング60に設けてもよい。
適切な電子機器が、ハウジング60に連結されている制御ボックス82内に設置され得る。水(例えば、霧)を引出し10内の材料に供給するため、制御ボックス82が使用され得る。ハウジング60内部の温度を調節するため、温度制御部82がハウジング60内にあってもよい。電源(例えば、117VAC,60Hz,0.20アンペア)(図示せず)が、電力を制御ボックス82に供給できる。制御ボックス82は、プリセットされた時間と量に応じて水を供給し、廃液を排出し、及び/又は内部温度を制御するためにプログラミング可能である。予め設定されたスケジュールにしたがって引出し内の堆肥可能な材料に供給される水量の変更を助けるため、廃水(この廃水は、タイマーに関係なく、水のレベルに基づく。ポンプが、所定の水のレベルより上で自動的に起動し、ポンプのタンク内の全ての水を排出する。)をハウジングからポンプで排出するため、又はハウジングの内部温度を制御するため、時計とタイマーを制御ボックス82内に組み込んでもよい。制御ボックス及び制御システムは、商業的に入手可能であり、当業者によって実施できる。
破壊装置が、各引出し10に連結されている。各破壊装置は、ハンドル12及び引出し10の内部に配置されている格子(図示せず)を有する。この例では、ハンドル12の位置が引出し10の外側にあり、格子全体が引出し10の内部にある。破壊装置を操作するため、使用者は、ハンドル12を引いたり押したりできる。この引く動作と押す動作は、引出し10の内部の格子を移動させて引出し10の底の堆肥になった材料を攪拌する。攪拌された堆肥になった材料は、引出し10の底領域の開口部を通過し、引出し10の下の受取り構造体30(a),30(b)内に落ちる。この破壊装置は手動で操作されるものの、幾つかの実施の形態では、破壊装置が自動的に操作され得る。例えば、1つ又はより多くのアクチュエータ(図示せず)が、各破壊装置のハンドル12を操作するために使用され得る。当然に、任意の適合した操作機構が、破壊装置を作動させるために使用され得る。
図2は、ドア50(a),50(b)が閉ざされ、錠前52によって一緒に守られている図1中の堆肥製造装置100を示す。閉ざされているハウジング60は、様々な動物が堆肥製造装置100の内部に近づくことを阻止する。例えば鳥が、近づいて堆肥製造装置の引出し内のぜん虫を食べるかもしれない。その他の例では、犬,猫又は熊が、堆肥製造装置の引出し内のいろいろな食べることのできる有機廃棄物(例えば、食べ残し)に近づいて食べるかもしれない。したがって、動物が堆肥製造装置内の引出しに近づくことを阻止することが望ましい。
図3は、堆肥製造装置100の上面図である。図3中には、ドア50(a),50(b)の第1組及びドア50(c),50(d)の第2組が、堆肥製造装置100内にある。ドア50(a)−50(b)は、矢印Aの方向に開く。ドアの第1組及び第2組は、堆肥製造装置100の向かい合う端部にある。引出し(図示せず)及び受取り構造体は、堆肥製造装置100の向かい合う端部から近づいてもよい。その結果、引出しは、向かい合う方向に開いてもよい。その他の実施の形態では、引出しの二組のドアが向かい合う方向に開くのとは違って、引出しの一組のドアだけが一方向に開くことができる。
図4は、本発明の実施の形態の堆肥製造装置100の横断面図である。この堆肥製造装置100は、ハウジング60を有する。ハウジング60は、内壁66及び内部の底領域62を有する。内壁66は、ハウジング60を2つの内部スペースに分割でき、透過性でもよく又は不透過性でもよい。限定された各内部スペースは、一組の引出しを有し、それぞれの一組の引出しは、この例では3つの引出しを有する。ハウジング60の内部の底領域62は、外方向に下向きに傾斜させてもよい。その結果、いろいろな廃液(例えば、廃水)が、ハウジング60内の共通の液体放出口に向かって流れる。
堆肥製造装置100は、引出し10(a)−10(c)の第1組及び引出し10(d)−10(f)の第2組を有する。引出し10(a)−10(c)の第1組の引出し及び引出し10(d)−10(f)の第2組の引出しは、向かい合う方向で面してもよい。1つ又はより多くの受取り構造体30が、引出し10(a)−10(f)の各々の下にあってもよい。使用者が引出し10(a)−10 (f)を引いて開けることを可能にするため、引出し10(a)−10(f)の各々が、フィンガーグリップ14を有してもよい。受取り構造体30は、フィンガーグリップ30を有してもよい。各引出し10(a)−10(f)が引き出される時に、チャネル端部16(a)が停止要素18に接触するまで、ハウジング60の内壁にある停止要素18が、引出し10(a)−10(f)の溝16に沿って通過できる。これらの引出しが引き出される時に、この停止要素18は、これらの引出し10(a)−10(f)がハウジング60から完全に出ることを阻止する。停止要素18は、例えばハウジングの内側に向かって延在するネジ又は突出部でもよい。任意の適合した停止機構が、本発明の実施の形態で使用される。
上述したように、破壊装置は、各引出し10(a)−10(f)に関連がある。各破壊装置は、ハンドル12及び格子20を有する。各破壊装置は、引出し10(a)−10(f)の1つに連結されている。各破壊装置のハンドル12は、U字状でもよく、引出しの前壁の孔を貫通してこの引出しに取り付けられている。各格子20は、この各格子20が配置されている引出しの底領域の横寸法よりも小さい横寸法を有する。ハンドル12は、格子20を前後に動かすために操作され得る。
本発明の実施の形態で使用される破壊装置は、ハンドルと格子を有する装置に限定されない。例えば破壊装置は、引出しの底を摺動して横切る1本の細長い棒のような攪拌機構でもよい。別の例では、格子は、使用者が引出しの底領域を横切って押したり引いたりする1枚の硬い板でもよい。しかしながら、好適な実施の形態で使用される破壊装置は格子を有する。またその他の実施の形態では、破壊装置が、堆肥製造装置内の積み重ねられた引出しで使用する必要がない。例えば、本発明の実施の形態の破壊装置は、互いに積み重ねられていない堆肥容器で使用してもよい。
各引出し10(a)−10(f)は、引出しの後にスペーサ要素28を有する。各スペーサ要素28は、各引出し10(a)−10(f)と一体に成形されてもよいし又は引出し10(a)−10(f)の後壁に取り付けられ得る独立した要素でもよい。例えばスペーサ要素は、別に形成して、引出し10(a)−10(f)の後壁に対してネジ,接着剤等のような連結要素によって取り付けてもよい。スペーサ要素28の形に関係なく、スペーサ要素28は、引出し10(a)−10(f)の後壁をハウジング60の内壁66から一定の間隔を置く。
(例えば、受取り構造体32からの)液体廃棄物は、引出し10(a)−10(f)の後壁とハウジング60の内壁66との間を通過することによってハウジング60の底に向かって流れ落ちる。水のような液体が、各引出し10(a)−10(f)から引出し10(a)−10(f)の下の受取り構造体30に向かって流れる。受取り構造体30の各々は、僅かに下に向かって内側に向かって傾けてもよい。受取り構造体30内の任意の過剰な液体が、引出し10(a)−10(f)の後壁とハウジング60の内壁66との間のスペース内を通過する。上述したように、引出し10(a)−10(f)が引き出される時に、スペーサ要素28も、引出し10(a)−10(f)の下の受取り構造体30を引く。その結果、引出し10(a)−10(f)がハウジング60から引き出される時に、引出し10(a)−10(f)内部の堆肥になった材料又は堆肥可能な材料が地面に落ちない。
図4中に示された堆肥製造装置100は、底に多数の凹部54も有する。凹部54は、もう1つの堆肥製造装置(図示せず)の凸部を受ける。これらの凸部は、堆肥装置100の上部の凸部52に類似してもよい。こうして、積み重なれた堆肥製造装置が、効率的で安全な積み重ねに対して適切に整列され得る。したがって、本発明の実施の形態の堆肥製造装置は、適切な方法で積み重なれ配置されて堆肥製造システムを構成する。したがって、使用者が堆肥製造速度を上げたい場合は、1台より多い堆肥製造装置を入手してもよい。使用者によって希望されるように、施設で確保可能なスペースによって許されるように、これらの堆肥製造装置は、並べて設置してもいいし又は互いに積み上げてもよい。例えば、横方向のスペースが施設で確保不可能であるが、垂直方向のスペースは確保可能であるならば、堆肥製造装置100は、任意の適した高さに互いに上に積み重ねられ得る。
リフト溝58が、堆肥製造装置100の底に設けてもよい。これらのリフト溝58は、フォークリフト又はその他の輸送装置の端部を受け止める。その結果、堆肥製造装置100が輸送され得る。堆肥製造装置100が、移動されるか又はもう1つの堆肥製造装置上に積み重ねられる場合、堆肥製造装置100を持ち上げる必要がある。
図4中に示された引出し及び受取り構造体の特別な配置は、各引出し10(a)−10(f)内部の材料の堆積を制限する一方でスペースを最小限にする。各引出し10(a)−10(f)内の材料を制限することが好ましい。各引出し内の材料の堆積を制限することによって、各引出し内の材料の重量も制限される。その結果、各引出しが、特別な機械装置なしに使用者によって容易に操作され得る。
図4は、二組の引出し10(a)−10(c),10(d)−10(f)を有する堆肥製造装置100を示すものの、例えば幾つかの実施の形態では、一方向に面した一組の引出し(例えば、引出し10(a)−10(c)だけ)でもよいし又は一組の引出し当たり3つ以上若しくは3以上の引出しがあってもよい。
図5は、一方向に開いている一組の引出しを有する堆肥製造装置100を示す。図5中では、図1中の要素と同様な要素は同じ符号である。しかしながらこの実施の形態では、引出しが3つであるので、ハウジング60が図1中のハウジングよりも小さい。
図6(a)は、本発明の実施の形態の引出しの上面図である。引出し10は、引出しの後部にスペーサ要素28を有し、引出し10の前部にフィンガーグリップ14を有する。複数の開口部18が、引出しの底領域17にある。垂直な側面領域15は、堆肥可能な材料及び堆肥になった材料が存在する底領域17を包囲する。孔29が、引出しの前壁31内に設けられている。破壊装置のハンドルの一部が、引出しの前壁31を通過する。底領域17内の幅広領域89が、前から引出し10の後に延在している。この幅広領域89は、底領域17のその他の部分よりも広く、構造支持部を有する引出し10を提供する。支持構造体(図示せず)が、幅広領域89の下にあってもよく、引出し10の下の受取りトレイ(図示せず)を支持してもよい。
図6(b)は、本発明の実施の形態の破壊装置の上面図である。破壊装置を有する引出し10が、破線で示されている。破壊装置は、格子18とハンドル12を有する。ハンドル12は、連結要素110によって格子110に対して保護されてもよく、金属製又はプラスチック製でもよい。連結要素110は、例えばネジ,ボルト又はリベットでもよい。ハンドル12は、U字状でもよく又はその他の任意の適した形でもよい。
格子18は、金属製又はプラスチック製(例えば、ポリプロピレン)でもよい。格子18は、任意の適合した厚さ(例えば、約0.5 インチ以上又は以下)でもよく、この格子18が設置されている引出しの底領域の横寸法よりも小さい横寸法を有し得る。例えば格子18が、引出しの底領域の横寸法と実質的に等しい横寸法を有してもよい。使用者が破壊装置を押したり引いたりする時に、このことは、格子18の横方向の移動を制限する。格子18の前後の寸法は、引出し10の底領域の前後の寸法よりも小さい。例えば引出し10の前後の長さは、講師18の前後の長さよりも約2インチ長くできる。この例では、使用者は、破壊装置を2インチのストロークで押したり引いたりして引出し10内の堆肥になった材料を攪拌する。
使用者は、矢印Bで示したように前後に破壊装置を動かすことによって破壊装置を操作できる。この運動は、(破線で示した)引出し10の底にある堆肥になった材料を攪拌する。堆肥になった材料が攪拌される時に、堆肥になった材料が引出し10内の開口部19を通過して落ちる。破壊装置が使用されない場合、引出しの底領域と格子とが重なり合って(すなわち、底領域又は格子単体よりも)透過性でない構造を形成する。重なり合っている底領域と格子が、引出し内部の堆肥になった材料と堆肥可能な材料を支持する。
堆肥になった材料を攪拌するために格子を使用することは、堆肥になった材料を攪拌するために1本の棒を使用するよりも多くの利点を奏する。例えば、格子は格子は、1本の棒よりも大きい表面積を有する。したがって、したがって、堆肥になった材料の同じ領域を攪拌する場合、労力が、1本の棒を動かすよりも格子を動かすほうが少ない。例えば、簡単な押す動作と引く動作が、破壊装置を使用して堆肥になった材料を攪拌できる。これに対して従来の装置では、人が堆肥になった材料を攪拌するために10回以上クランクを回す必要がある。さらに格子は、引出し内部に存在する堆肥になった材料又は堆肥可能な材料に対して追加の構造支持体を提供する。このことは、引出し内部の堆肥になった材料のより平坦な分布を可能にする。格子がなくても引出しの底の開口部が非常に大きい場合は、引出し内部の材料が「落下」又は落ちることが可能である。このことは、準備ができる前に引出し内の材料の一部を回収させる。
本発明の実施の形態は、多数の利点を奏する。上述したWorm Wigwam 堆肥製造装置と比較すると、堆肥になった材料を攪拌する本発明の実施の形態で使用される押す動作及び引く動作は、クランクハンドルを何回も回すよりも非常に少ない労力である。堆肥になった材料を攪拌して回収する過程は、簡単であり、複雑な機械装置を使用しないで済む。さらにWorm Wigwam と比較して、本発明の実施の形態は、1つの領域ではなくて堆肥になった材料が回収される多くの領域(例えば、6つの引出しの底領域)を有する。このことは、堆肥製造装置によって占有される総スペースを増大させることなしに堆肥製造速度を上げる。例えば堆肥製造装置が、8フィート四方の底付の6つの引出しを有する場合、6つの引出しの底領域の面積はトータルで約48平方フィートである。堆肥になった材料の1〜2インチが毎日回収される場合、堆肥製造速度が、一日当たり約4〜8立方フィートになる。この生産速度は、Worm Wigwam によって達成できる生産速度よりも遥かに速い。さらにWorm Wigwam とは違って、本発明の実施の形態は、よりコンパクトでかつ積み重ねられ得る。堆肥製造システムは、特定の施設で確保可能なスペースに適合するように構成され得る。また引出しは、堆肥製造装置の堆肥製造領域に容易に接近することを使用者に提供する。その結果、この堆肥製造装置は、一人でも手動で操作される。さらに本発明の実施の形態の堆肥製造装置は、例えば学校のカフェテリアからの残飯のような有機廃棄物をリサイクルする学校で使用され得る。この堆肥製造装置は、有機廃棄物を廃棄するための実用的な手段として使用され得る一方で、教育ツールとしても使用され得る。例えば学校で、環境的な廃棄過程や生物を学習するために、生徒たちが堆肥製造装置を使用することができる。
堆肥可能な材料を作る方法及び堆肥可能な材料を堆肥製造装置内に積み込む方法を図1−8に基づいて説明する。
図7は、廃棄物処理装置400を使用している使用者114を示す。この廃棄物処理装置400は、例えば有機廃棄物を細かい破片に処理するために使用される。廃棄物処理装置400は、ホッパ102及びシュレッダ104を有する。
図7中には、輸送可能な108が、テーブル148のガイド106に一時的に連結されている。輸送可能な容器108は、輸送可能な容器108の底側の領域にフラップドア110を有する。錠前(図示せず)が、フラップドア110を保護する。その結果、輸送可能な容器108が堆肥可能な材料を輸送するために使用される時に、フラップドアが閉ざされる。
使用時に、有機廃棄物が、ホッパ102内に落とされ、シュレッダ104によって寸断される。次いで寸断された有機廃棄物が、テーブル148の下の輸送可能な容器108を通過する。輸送可能な容器108が満たされた後に、使用者114が、ハンドリフトトラック112を使用して輸送可能な容器108を持ち上げて輸送する。可傾装置120が、輸送可能な容器108の下にあってもよいし又はハンドリフトトラック112に連結されてもよい。次いで輸送可能な容器108が、図8中に示されたように堆肥製造装置100に輸送される。輸送可能な容器108を傾けた後に、バイブレータが、廃棄物を測量するために使用されてもよい。
寸断された有機廃棄物を堆肥製造装置100内に置く前に、堆肥製造装置100内の堆肥になった材料が回収される。使用者114が、堆肥製造装置100のドア50を開く。次いで、引出し10及び受取り構造体30がハウジング60ン内にある間に、引出し10に対応する破壊装置のハンドル12が操作され得る。例えば使用者114が、破壊装置を押し引きして引出し10の底の材料を攪拌できる。攪拌された材料が、引出し10の底の開口部を通過し、引き出し10の下の受取り構造体30内に落ちる。引出し10内部の材料の全高が、新しい有機廃棄物を作るのに対応する量だけ低くなる。一般に、堆肥になった材料の約1〜2インチが、この方法で回収される。
堆肥になった材料が受取り構造体30内に落ちた後に、この受取り構造体30が、ハウジング60から取り出しでき、他の場所に輸送され、任意の場所(例えば、閉ざされた庭)で使用されてもよい。受取り構造体30の上の堆肥引出し10は、ハウジング60内にとどまる。その結果、引出し10内の堆肥になった材料が、地面に落ちない。次いで空になった受取り構造体30は、ハウジング60内に戻される。
図8では、受取り構造体30が空になると、受取り構造体30の上の引出し10内にできた追加のスペースが、新しい堆肥可能な材料で満たされる。一般的な過程では、使用者114が、堆肥製造装置100内の引出し10を引き出す。引出し10の下の受取り構造体30も、引出し10と一緒に出て来る。上述したように、引出しが引き出される時に、引出し10の後壁のスペーサ要素(図示せず)が、受取り構造体30を引き出してもよい。受取り構造体30が引出し10の下にあるので、この受取り構造体30は、引出し10の底領域の開口部を通過した任意の堆肥になった材料を受け止める。このことは、引出し10内の堆肥可能な材料が不注意に地面に落ちることを阻止するか又は最小限にする。
次いで輸送可能な容器108が、開いている引出し10の上に位置決めされ、フラップドア110が、(前に鍵がかけられているならば)開錠される。次いで使用者114は、可傾装置120のハンドルを操作して輸送可能な容器108を前方向に傾ける。その結果、輸送可能な容器108内部の寸断された廃棄物が、フラップドア110によって既に覆われた通路を通過し、引出し10内に落ちる。幾つかの実施の形態では、輸送可能な容器108は、水平面に対して約25〜30°の角度で傾けられる。次いで可傾装置120に連結されたバイブレータ118が、輸送可能な容器108を振動させて輸送可能な容器108の内側の寸断された有機材料を揺さぶる。このようなバイブレータは、オハイオ州のクリーブランドのCleveland Vibrator社から商業的に入手可能である。この会社の適合したバイブレータが、部品番号No.0.1-2である。このバイブレータは、110VACを使用して約6ポンドの重さである。バイブレータ118による振動の結果、次いで寸断された有機材料が、引出し内に既にある寸断された有機材料の表面上で平均して定量されてもよい。使用者114は、寸断された有機材料を引出し10の前から引出し30の後に向かって置いてもよいし又はこの逆方向に向かって置いてもよいし、また左から右に(右から左に)向かって置いてもよい。堆肥可能な材料10を引出し10に装填した後に、引出し10及びこの引出しの下の受取り構造体30は、ハウジング60内に押し戻すことができる。
堆肥製造装置内の堆肥引出しをハンドリフトトラック,可傾装置及びバイブレータによって装填することには、多数の利点がある。例えばこれらの装置を使用した場合、使用者による重い持ち上げが不要である。これらの装置を組み合わせることによっても、堆肥になった材料の平坦な層が、各引出し内で形成され得る。このことは、堆肥になった層と堆肥になっていない層との均質な複数の層を各引出し内に形成する。引出し内の各層は、堆肥になっていない材料が早すぎて回収されることなしに適切な時間に回収される。
堆肥製造装置内の引出しを堆肥可能な材料で満たすその他の方法がある。例えばその他の実施の形態では、各引出しが、堆肥になった材料で手動で装填され得る。例えば、シャベルや自動化されたディスペンサが、堆肥製造装置内の各引出し内部に堆肥可能な材料を置くために使用され得る。上述した方法と同じか又は違う方法で、その他の受取り構造体を空にしてもよいし、堆肥可能な材料で満たしてもよい。
しかし本発明のその他の実施の形態は、堆肥製造装置及び上述した(シュレッダを含む)廃棄処理装置のようなその他の可能な装置も収容するためのコンテナを使用する堆肥製造システムに関する。このコンテナは、一般に海外への物品の積み出しで使用される種類でもよい。物品を海外に積み出す場合、類似の積出しコンテナが互いに積み上げられる。適合した積出しコンテナの例が、図9中に示されている。図9中に示したように、適合した積出しコンテナは、(この場合には積出しコンテナの端部に)ドアを有する。これらのドアは、積出しコンテナの内部に近づくために開くことができる。積出しコンテナのドアは、任意の位置、例えば積出しコンテナの片側又はより多くの側面又は端部にあってもよい。
積出しコンテナは、基本的に床,天井及び壁を有し得る予め製造した囲ったものである。この積出しコンテナは、船舶又はトラックで容易に輸送され得る。さらに積出しコンテナは、任意の適合した寸法を有し得る。一般的な積出しコンテナは、約20〜40フィートの長さで約8.0 フィートの広さで約8.5 フィートの高さである。当然にその他の積出しコンテナも、その他の寸法を有し得る。適合した積出しコンテナは、多くの場合に鋼のような硬い金属製である。
積出しコンテナは、上述した任意の装置及び/又はその他の装置並びにこれらの装置を使用する使用者を収容できる。したがって幾つかの実施の形態では、堆肥製造処理(例えば、虫堆肥製造処理)に必要である各ツールが、積出しコンテナ内に含まれ得る。例えば図7,8中に示された装置及び使用者が、積出しコンテナ内部にあってもよい。積出しコンテナは、使用者が堆肥可能な材料を処理し及び/又は堆肥装置を使用するその使用者に居住空間を提供する。積出しコンテナ内部を適切な内部環境に維持するため、気候制御システム(例えば、ヒータ,エアコンディショナ,湿度調節装置等)が、積出しコンテナと一緒に提供されてもよい。さらに、積出しコンテナの内部環境を一定に維持するため、積出しコンテナを隔離してもよい。
堆肥製造過程で使用される様々な装置を収容するハウジングとして積出しコンテナを使用することには、多数の利点がある。例えば、積出しコンテナは、すぐに入手可能でありかつ安価である。特別なハウジングは、上述した装置を収容するために製造する必要がない。したがって時間と費用が節約される。さらに、堆肥製造装置及びその他の装置を収容するための建設許可が要求されない。さらに積出しコンテナは、例えば奪略者に対するセキュリティーを提供する。本発明の実施の形態で使用される積出しコンテナは、容易にロックされ得る。その結果、略奪者が、例えば積出しコンテナ内部のシュレッダや(例えば、積み重ねられた引出しを有する)堆肥製造装置に近づくことができない。このことは、各種の装置の耐用年数を長くする。
以上の説明では、いろいろな寸法,幾何構造及び大きさが特定して説明されている。しかしながら、本発明のその他の実施の形態が異なる寸法又は幾何構造を有してよいことが理解できる。
上述したものは、本発明の特定の好適な実施の形態に関する一方で、本発明のその他の実施の形態が、本発明の基本範囲から離れることなしに考えられる。このような別の実施の形態は、本発明の範囲内に含まれる。さらに、本発明の1つ又はより多くの実施の形態の特徴は、本発明の範囲から離れることなしに本発明のその他の実施の形態の1つ又はより多い特徴と組み合わせてもよい。例えば、図1,4,6(a),6(b)中に示された任意の特徴が、本発明の範囲から離れることなしに図7,8又は図9中の積出しコンテナに関して記された方法で使用され得る。
本発明の実施の形態の堆肥製造装置の投影図である。図1中では、堆肥製造装置のドアが開いている。その結果、その内部が目視可能である。 ドアが閉じている図1の堆肥製造装置の投影図である。 本発明の実施の形態の堆肥製造装置の上面図である。 本発明の実施の形態の堆肥製造装置の横断面図である。 本発明のもう1つの実施の形態のもう1つの堆肥装置の投影図である。図5中には、一組の引出しがある。この一組の引出しの各々は、一方向に開く。 本発明の実施の形態の堆肥製造装置の上面図である。 破壊装置及び堆肥にする引出しの上面図である。堆肥容器が目視不可能な線によって示されている。 人がどのようにして寸断された有機廃棄物を輸送容器内に積み込むかを概略的に示す。 人がどのようにして本発明の実施の形態にしたがって寸断された有機廃棄物を輸送容器から堆肥製造装置内の堆肥にする引出しに輸送するのかを示す。 コンテナの投影図である。
符号の説明
10 堆肥引出し
11 支持構造体
12 ハンドル
14 フィンガーグリップ
15 側面領域
16 溝
16(a) チャネル端部
17 底領域
18 停止要素,開口部,格子
19 開口部
20 格子
28 スペーサ要素
29 孔
30(a) 受取り構造体
30(b) 受取り構造体
31 前壁
32 フィンガーグリップ
50(a) ドア
50(b) ドア
50(c) ドア
50(d) ドア
51 凹領域
52 突出領域,錠前,凸部
54 凹部
56 通気孔
58 リフト溝
60 ハウジング
62 底領域
66 内壁
70 廃棄物容器
72 ホース
74 ビルジポンプ
80 水システム
82 制御ボックス
89 幅広領域
100 堆肥製造装置
102 ホッパ
104 シュレッダ
106 ガイド
108 輸送可能な容器
110 連結要素,フラップドア
112 ハンドリフトトラック
114 使用者
118 バイブレータ
120 可傾装置
148 テーブル
199 ホースコネクタ
400 廃棄物処理装置

Claims (5)

  1. ハウジングを有し、このハウジング内の複数の堆肥引出しを有し、この場合、これらの堆肥引出しは、ハウジング内にあるときは積み重ねられた関係にあり、この場合、これらの堆肥引出しの各々は、複数の開口部を有する底領域を有し、この場合、これらの堆肥引出しの各々は、スペーサ要素を有し、このスペーサ要素は、このハウジングの一部から引出しの後壁に間隔をあけ、かつ下方向に延在し、その結果、引出しが引かれた時に、このスペーサ要素は、この引出しの下の受取り構造体を引き、このハウジング内に複数の受取り構造体を有し、これらの受取り構造体はそれぞれ、これらの堆肥引出しの下に配置されていて、これらの堆肥引出しから堆肥になった材料を受け取る堆肥製造装置。
  2. 複数の破壊装置を有し、各破壊装置は、引出しの内部の堆肥引出しの底領域で堆肥になった材料を攪拌するために適合されている請求項1に記載の堆肥製造装置。
  3. 引出しは、引出しの第1組及び引出しの第2組を有し、この場合、これらの引出しの第1組及び引出しの第2組は、反対側の方向に開くことを特徴とする請求項1に記載の堆肥製造装置。
  4. ハウジング内に複数の通気孔及びハウジング内部の環境を制御するために適合された環境制御システムを有する請求項1に記載の堆肥製造装置。
  5. 垂直方向に積み重ねられた配置の少なくとも2つのハウジングを有し、複数の堆肥引出しが、これらのハウジングの各々の中に配置され、この場合、これらの堆肥引出しは、ハウジングの各々の中にあるときは積み重ねられた関係にあり、この場合、各堆肥引出しは、複数の開口部を有する底領域を有し、この場合、これらの堆肥引出しの各々は、スペーサ要素を有し、このスペーサ要素は、堆肥引出しのそれぞれのハウジングの一部から引出しの後壁に間隔をあけ、かつ下方向に延在し、その結果、任意の引出しが引かれた時に、このスペーサ要素は、この引出しの下の受取り構造体を引き、これらのハウジングの各々の中に複数の受取り構造体を有し、これらの受取り構造体はそれぞれ、これらの堆肥引出しの下に配置されていて、これらの堆肥引出しから堆肥になった材料を受け取る堆肥製造システム。
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