JP4084621B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関し、詳しくは、載置台に載置してトナー画像を形成する卓上型の複写機、ファクシミリ装置、プリンタあるいはこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置の複写機やプリンタ等においては、その処理速度の高速化に伴い大型化して、画像形成手段に被転写体の転写用紙を供給する転写用紙供給装置も大容量化する傾向が増している。
このような大型化した卓上型の画像形成装置は、キャスタ等の脚輪を有する大容量給紙装置に載置した状態で使用するために、使用状態においてその重量や外形寸法が大きくなる傾向にある。
地震発生時や横方向からの外力により、移動、又は、転倒等により、破損したり、避難通路等を塞いだりする等の弊害の発生を防止するために、画像形成装置の耐震用緩衝部材、又は、キャスタ等の脚輪移動防止手段の耐震用部材付きの画像形成装置は公知である(特開平10−254207号等の公報を参照)。
卓上型の画像形成装置には、大部分がオプション構成として、増設給紙バンク、あるいは、増設テーブルの設定が行われている。
通常、増設給紙バンク上に卓上型の画像形成装置を設置した際には、横方向からの外力に対して卓上型の画像形成装置が転倒しないように、給紙バンクとの間に締結手段を具備している。
例えば、卓上型の画像形成装置と増設給紙バンク、又は、増設テーブルの両者は、増設給紙バンク、又は、増設テーブル側に2本以上のピンがあり、対向する卓上型の画像形成装置側に穴が開口していて、ピンがはまり込んでガイドされて装着される。
その後、設置手順書等のマニュアルに従えば、両者間が固定されるように締結されるようになっているが、特に、ユーザの設置による場合には、この手順を忘れる可能性が多かった。
【0003】
図8と図9に図示のように、このような状態で、卓上型の画像形成装置100に横方向からの外力(F)が与えられると、両者が非締結状態で固定されていなければ、卓上型の画像形成装置100が増設型給紙バンク101から分離し独立し、軽負荷によっても、図示のように、傾斜角(θF>θS)が増大し転倒し易くなる(図9を参照)。
他方、両者が締結状態で固定されていれば、図示のように、負荷に対する傾斜角(θF>θS)も抑制されて、転倒しにくくなる(図8を参照)。
一般のユーザは、このような卓上型の画像形成装置のプリンター等を設置する場合が多く、この締結手段の実施を忘れてしまう可能性が多かった。
この場合、卓上型の画像形成装置は、横方向からの外力に対し、載置する増設給紙バンク、又は、増設テーブルと分離して傾斜し転倒に対して極端に不利な状態になる。
然し、このような状態で卓上型の画像形成装置は、移動の際等には、持ち上げるために、この転倒抑止の締結手段は解除されている必要がある。
そのための設置傾斜の検知、転倒抑止の締結手段の解除等の構成が複雑化したり、更に、常時両者を固定する締結手段も必要となり高コスト化していた。
従って、従来の画像形成装置においては、転倒を抑止するために載置台に設置する場合の固定して締結したり、それを移動等の際には持ち上げるための転倒抑止の締結手段を解除する等の煩わしい多種の作業が必要であり、そのための構成が複雑化して、高コスト化すると言う不具合が生じていた。
【特許文献1】
特開平10−254207号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の画像形成装置においては、転倒を抑止するために載置台に設置する場合の固定して締結したり、それを移動等の際には持ち上げるための転倒抑止の締結手段を解除する等の煩わしい多種の作業が必要であり、そのための構成が複雑化して、高コスト化すると言う問題が発生していた。
そこで本発明の課題は、このような問題点を解決するものである。即ち、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、簡単な構成で、自動的に転倒抑止と移動の際等の持ち上げが可能になる、低コストの画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の本発明は、載置台に載置してトナー画像を形成する卓上型の画像形成装置において、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、上記トナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体と、回動軸を支点にして回動自在に保持された鉤形状部を有する転倒抑止手段と、上記鉤形状部とかみあい係止可能な係止部材と、から構成され、上記装置本体の傾斜又は水平方向への移動によって上記装置本体に対して回動して上記鉤形状部が係止部材にかみあい係止して転倒抑止することを特徴とする。
請求項2の本発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、対向して複数個を配置した画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項3の本発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、回動軸を支点にして回動自在に保持されて自重で転倒抑止動作をする画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項4の本発明は、請求項1、2又は3に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、回動軸を支点にして回動自在に転倒抑止動作をすることなく垂直に保持する錘部材を有する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項5の本発明は、請求項1、2、3又は4に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、装置本体を形成する底部の基板に形成した画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項6の本発明は、請求項1、2、3、4又は5に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、基板の一部を折り曲げて形成する保持部で回動自在に保持される画像形成装置であることを主要な特徴とする。
【0006】
請求項の本発明は、請求項1、2、3、4、5又は6に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、回動して、基板に形成した穴形状部から装置本体内に格納できる画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項の本発明は、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の画像形成装置において、係止部材は、転倒抑止手段と対向して非転倒抑止動作時に上記装置本体を垂直方向へ取り出し可能な位置に配置されて、転倒抑止手段と転倒抑止動作時にかみ合って係止することを主要な特徴とする。
請求項の本発明は、請求項に記載の画像形成装置において、係止部材は、装置本体を載置する載置台上に配置した画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項10の本発明は、請求項8又は9に記載の画像形成装置において、係止部材は、載置台の一部を折り曲げて形成する支持部と、上記支持部に支持されるロックピンとからなる画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項11の本発明は、請求項8、9又は10に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、強制的に係止部材に寄せて係止して締結する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項12の本発明は、請求項9、10又は11に記載の画像形成装置において、載置台は、増設してトナー画像形成手段に被転写体を供給する被転写体供給バンクである画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項13の本発明は、請求項9、10又は11に記載の画像形成装置において、載置台は、増設した載置机である画像形成装置であることを主要な特徴とする。
【0007】
【作用】
上記のように構成された画像形成装置は、請求項1においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、回動軸を支点にして回動自在に保持された鉤形状部を有する転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して係止部材にかみあい転倒抑止動作をするようにする。
請求項2においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、対向して複数個を配置した転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して転倒抑止動作をする。
請求項3においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、回動軸を支点にして回動自在に保持された転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して自重で転倒抑止動作をするようにする。
請求項においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して転倒抑止動作をすると共に転倒抑止手段は回動軸を支点にして回動自在に転倒抑止動作をすることなく垂直に保持する錘部材を有する。
請求項においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、装置本体を形成する底部の基板に形成した転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して転倒抑止動作をするようにする。
請求項においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、基板の一部を折り曲げて形成する保持部で回動自在に保持される転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して転倒抑止動作をするようにする。
請求項においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、回動して基板に形成した穴形状部から装置本体内に格納できる転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して転倒抑止動作をするようにする。
【0008】
請求項においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して転倒抑止動作をすると共に、係止部材は転倒抑止手段と対向して非転倒抑止動作時に上記装置本体を垂直方向へ取り出し可能な位置に配置されて転倒抑止手段と転倒抑止動作時に係止する
請求項においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して転倒抑止動作をすると共に、載置台上に配置された係止部材は転倒抑止手段と対向して非転倒抑止動作時に上記装置本体を垂直方向へ取り出し可能な位置に配置されて転倒抑止手段と転倒抑止動作時にかみ合って係止する
請求項10においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して転倒抑止動作をすると共に、載置台の一部を折り曲げて形成する支持部と支持部に支持されるロックピンとからなる係止部材は転倒抑止手段と対向して非転倒抑止動作時に上記装置本体を垂直方向へ取り出し可能な位置に配置されて転倒抑止手段と転倒抑止動作時にかみ合って係止する
【0009】
請求項11においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して転倒抑止動作をすると共に、係止部材は転倒抑止手段と対向して非転倒抑止動作時に上記装置本体を垂直方向へ取り出し可能な位置に配置されて転倒抑止手段と転倒抑止動作時にかみ合って係止し、転倒抑止手段は強制的に係止部材に寄せて係止して締結される
請求項12においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して転倒抑止動作をすると共に、増設してトナー画像形成手段に被転写体を供給する被転写体供給バンクである載置台上に配置された係止部材は転倒抑止手段と対向して非転倒抑止動作時に上記装置本体を垂直方向へ取り出し可能な位置に配置されて転倒抑止手段と転倒抑止動作時にかみ合って係止する
請求項13においては、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体の傾斜又は水平方向の移動で、転倒抑止手段が、装置本体に対して回動して転倒抑止動作をすると共に、増設した載置机である載置台上に配置された係止部材は転倒抑止手段と対向して非転倒抑止動作時に上記装置本体を垂直方向へ取り出し可能な位置に配置されて転倒抑止手段と転倒抑止動作時にかみ合って係止する
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1と図2において、載置台に載置してトナー画像を形成する卓上型の画像形成装置0は、トナー画像を被転写体(P)の転写用紙に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段1と、上記トナー画像形成手段1を保持、又は、覆う装置本体2と、上記装置本体2の傾斜、又は、水平方向の移動が発生したときに上記装置本体2に対して回動して転倒抑止動作をする転倒抑止手段3とからなり、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、簡単な構成で、自動的に転倒抑止と移動の際の持ち上げが可能で低コストである。
上記転倒抑止手段3は、図示のように左右、又は、図示しないが前後等に対向して複数個が配置されているから、左右、又は、前後等の他方向の傾斜、又は、水平方向の移動でも、確実に転倒抑止される。
卓上型の上記画像形成装置0は上記装置本体2に隣接して、上部には、原稿(0)の原稿画像を読み取る原稿画像読み取り手段6のスキャナ6aと自動原稿供給装置(ADF)6bが配置されている。
他方、下部には、上記装置本体2を載置する載置台5として増設して上記トナー画像形成手段1に大量の被転写体(P)の転写用紙を供給する被転写体供給バンク5a(図1を参照)、又は、増設した載置机5b等が配置されて、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、簡単な構成で、自動的に転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能で低コストで、トナー画像が形成されるようになっている。
トナー画像が形成される被転写体(P)の転写用紙の搬送経路は、太線で図示する様になっており、上記本体2内の給紙部1aの給紙第1トレイ1a、給紙第2トレイ1a、給紙第3トレイ1a、あるいは、上記載置台5の上記被転写体供給バンク5aの各給紙第4トレイ5a、給紙第5トレイ5a、給紙第6トレイ5aから送り出され、上記トナー画像形成手段1で画像データによるトナー画像が形成された後に、所定の経路を通って排出されるようになっている。
上記トナー画像形成手段1は、上記原稿画像読み取り手段6の上記スキャナ6aと上記自動原稿供給装置(ADF)6bで原稿(0)の原稿画像の画像データを読み取り、その画像データでトナー画像を形成する電子写真方法による、書込部1bのレーザーダイオードを発光させることにより、均一に帯電された像担持体1cのドラム形状の感光体ドラム上に静電潜像を形成し、現像部1dでトナー像を形成し、そのトナー画像を転写部1eで被転写体(P)の転写用紙に転写し、定着部1fにて加熱・加圧後に、排紙ローラ1gによりトナー画像が形成された被転写体(P)の転写用紙を排紙トレイ1hへ送り出して収納されるようになっている。
又、両面部1iを経由する事により、被転写体(P)の転写用紙の裏面への画像形成も可能となっている。
【0011】
図3において、上記画像形成装置0の上記装置本体2は、上記転倒抑止手段3と対向して、非転倒抑止動作時に上記装置本体2の図示の矢印(A)方向の垂直方向への取り出し可能な位置に配置されて、上記転倒抑止手段3と転倒抑止動作時にかみ合って係止する係止部材4の支持部4aとロックピン4bが取付けられている上記被転写体供給バンク5a、又は、上記載置机5bの上記載置台5に載置されるようになっている。
上記転倒抑止手段3は、堅固な上記装置本体2の底部の基板2aに形成された、回動軸3aを支点にして回動自在に保持されて、自重で転倒抑止動作と移動等の際の持ち上げを確実に行う鉤形状部3bと錘部材3dを有するロック部材3cからなる簡単な構成で低コストである。
更に、上記転倒抑止手段3の上記ロック部材3cは、上記基板2aの一部を折り曲げて形成する保持部2aで回動自在に保持して、上記基板2aに形成した穴形状部2aから上記装置本体2内に格納できるようになっているから、更に、その構成は簡単でコンパクト化されて、更に、低コストである。
上記係止部材4の上記支持部4aは、上記被転写体供給バンク5a、又は、上記載置机5bの上記載置台5の一部を折り曲げて形成して、上記ロックピン4bを支持するから、更に、その構成は簡単で低コストである。
【0012】
図4乃至と図6において、上装置本体2の底部の上記基板2aに形成された上記転倒抑止手段3の上記ロック部材3cは、下端に上記錘部材3dを有し、通常設置時の横方向からの外力(F)が与えられない水平状態では、上記回動軸3aを支点中心に、上記被転写体供給バンク5a、又は、上記載置机5bの上記載置台5に配置された上記係止部材4の上記ロックピン4bから離間して転倒抑止動作を解除する位置である、図示の矢印(A)方向の垂直位置で平衡状態を保っている(図4を参照)。
上記画像形成装置0の上記装置本体2が、横方向からの外力(F)が与えられ傾斜を始めると、上記装置本体2の底部の上記基板2aに形成された上記転倒抑止手段3の上記ロック部材3cは、上記装置本体2に対して図示の矢印(B)方向に回動して、上記被転写体供給バンク5a、又は、上記載置机5bの上記載置台5に配置された上記係止部材4の上記ロックピン4b側へ傾斜するため、両者はかみ合って自動的に転倒抑止動作を行って、上記画像形成装置0の上記装置本体2と上記被転写体供給バンク5a、又は、上記載置机5bの上記載置台5は分離せず転倒に対する余裕度が増す(図5を参照)。
一方、通常の上記画像形成装置0の運搬時の持ち上げ等の、図示の矢印(A)方向の垂直方向に上下させる場合には、上記装置本体2の底部の上記基板2aに形成された上記転倒抑止手段3の上記ロック部材3cは、図示の矢印(B)方向に回動しないため、上記被転写体供給バンク5a、又は、上記載置机5bの上記載置台5に配置された上記係止部材4の上記ロックピン4bと干渉せず、自動的に分離が実現できる。
尚、上記ロック部材3cは、図6に図示するように、回動時の支点となる上記回動軸3aの位置を上方に移動した、上記係止部材4の高さより長い形状にすることにより、水平移動時等の上記係止部材4との不必要な干渉を防ぐことが出来る。
図7において、上記装置本体2の底部の上記基板2aに形成された上記転倒抑止手段3の上記ロック部材3cは、上記被転写体供給バンク5a、又は、上記載置机5bの上記載置台5に配置された上記係止部材4の上記ロックピン4b側に図示の矢印(C)方向に強制的に寄せて係止して締結できる構成になっている。これにより、別途の締結手段を設置せずとも、上記転倒抑止手段3により両者の機能を併設でき、部品数が削減されて、コスト高を抑制できる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、請求項1の発明によれば、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、簡単な構成で、自動的に転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項2の発明によれば、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、簡単な構成で、自動的に確実な転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項3の発明によれば、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、簡単な構成で、自重で自動的に転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項4の発明によれば、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、簡単な構成で、自動的に更に確実に転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項の発明によれば、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、更に簡単な構成で、自動的に転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項の発明によれば、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、更に簡単な構成で、自動的に転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、更に低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項の発明によれば、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、簡単でコンパクトな構成で、自動的に転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
【0014】
請求項の発明によれば、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、簡単で堅固な構成で、自動的に確実な転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項の発明によれば、載置台との転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、更に簡単で堅固な構成で、自動的に確実な転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項10の発明によれば、載置台との転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、簡単で堅固な構成で、自動的に確実な転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、更に低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項11の発明によれば、転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、簡単で堅固な構成で、自動的に確実な転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、兼用で部品数が削減されて、更に低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項12の発明によれば、被転写体供給バンクとの転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、更に簡単で堅固な構成で、自動的に確実な転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項13の発明によれば、載置机との転倒抑止の締結やその解除の作業を行うことなく、更に簡単で堅固な構成で、自動的に確実な転倒抑止と移動等の際の持ち上げが可能になる、低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置を説明する説明図である。
【図2】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装置を説明する説明図である。
【図3】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の主要部を説明する斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他の主要部の状態を説明する拡大説明図である。
【図5】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他の主要部の他の状態を説明する拡大説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装置の主要部を説明する拡大説明図である。
【図7】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他の主要部の状態を説明する拡大説明図である。
【図8】従来の画像形成装置の状態を説明する説明図である。
【図9】従来の画像形成装置の他の状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
0 画像形成装置
1 トナー画像形成手段、1a 給紙部、1a 給紙第1トレイ、
1a 給紙第2トレイ、
1a 給紙第3トレイ、
1b 書込部、
1c 像担持体、
1d 現像部、
1e 転写部、
1f 定着部、
1g 排紙ローラ、
1h 排紙トレイ
2 装置本体、2a 基板、2a 保持部、
2a 穴形状部
3 転倒抑止手段、3a 回動軸、
3b 鉤形状部、
3c ロック部材、
3d 錘部材
4 係止部材 4a 支持部、
4b ロックピン
5 載置台、5a 被転写体供給バンク、5a 給紙第4トレイ、
5a 給紙第5トレイ、
5a 給紙第6トレイ、
5b 載置机
6 原稿画像読み取り手段、6a スキャナ、
6b 自動原稿供給装置(ADF)
100 卓上型の画像形成装置
101 増設型給紙バンク

Claims (13)

  1. 載置台に載置してトナー画像を形成する卓上型の画像形成装置において、トナー画像を被転写体に転写してトナー画像を形成するトナー画像形成手段と、上記トナー画像形成手段を保持又は覆う装置本体と、回動軸を支点にして回動自在に保持された鉤形状部を有する転倒抑止手段と、上記鉤形状部とかみあい係止可能な係止部材と、から構成され、上記装置本体の傾斜又は水平方向への移動によって上記装置本体に対して回動して上記鉤形状部が係止部材にかみあい係止して転倒抑止することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、対向して複数個を配置したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、回動軸を支点にして回動自在に保持されて自重で転倒抑止動作をすることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1、2又は3に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、回動軸を支点にして回動自在に転倒抑止動作をすることなく垂直に保持する錘部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、装置本体を形成する底部の基板に形成したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1、2、3、4又は5に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、基板の一部を折り曲げて形成する保持部により回動自在に保持されることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、回動して、基板に形成した穴形状部から装置本体内に格納できる画像形成装置であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の画像形成装置において、上記係止部材は、転倒抑止手段と対向して非転倒抑止動作時に上記装置本体を垂直方向へ取り出し可能な位置に配置されて、転倒抑止手段と転倒抑止動作時にかみ合って係止することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項に記載の画像形成装置において、係止部材は、装置本体を載置する載置台上に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項又はに記載の画像形成装置において、係止部材は、載置台の一部を折り曲げて形成する支持部と、上記支持部に支持されるロックピンとからなることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項8、9又は10に記載の画像形成装置において、転倒抑止手段は、強制的に係止部材に寄せて係止して締結することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項9、10又は11に記載の画像形成装置において、載置台は、増設してトナー画像形成手段に被転写体を供給する被転写体供給バンクであることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項9、10又は11に記載の画像形成装置において、載置台は、増設した載置机であることを特徴とする画像形成装置。
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