JP4083373B2 - 分析システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、特定の分析業務に対する適応性を高めた分析システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、分析装置に対する操作は分析装置で単独行われるのではなく、パーソナルコンピュータなどのコンピュータハードウエアと、分析装置の制御およびデータの分析結果を行うソフトウエアからなる分析システムを介して行われる比重が多くなってきている。この分析システムは分析装置に組み込まれていたり、あるいは通信回線や磁気媒体などにより分析装置と接続され使用される。分析装置への試料のセットなど一部の操作を除き、分析装置に対する大半の操作は分析システムを介して行われる。
【0003】
一般に分析装置は高価であり、使用する頻度によっては複数の部署、複数の業務で共有されることがある。たとえば熱分析装置のように、熱挙動を調べるためには必須ではあるが、それほど使用頻度が高くない分析装置は、全社の分析部門に1台だけ設置する場合もある。このような分析装置は、その共有している部署、業務が多い分、広範囲の用途への適応が要求され、必然的に分析システムは多機能となっている。
【0004】
しかし多機能であることは、同時に多くの操作の選択肢および多くの表示があるために、ある特定のことを行うためにはわかりずらい。このため多機能な分析システムを特定の分析業務に適応するために、分析ソフトウエアにて下記のような設定が行えるものがある。
(1) 操作メニューなどのユーザインターフェースの編集
(2) 分析ソフトウエアの機能の呼び出し順と機能実行に必要なパラメタを記述し操作を自動化。
【0005】
これら設定を呼び出すためには、通常分析ソフトウエアを起動し、これら明示あるいは暗黙に設定を呼び出す形態となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近分析業務の合理化が行われ以下のような利用形態が増えてきている。
(1) 分析担当者一人あたりの分析業務の増加。それほど詳しくない分析業務もこなければならない。
(2) 分析の分業化。分析に精通した者は、分析手法の開発に専念し、分析実務はそれほど分析に精通していない者が行う。
(3) 分析業務の分析部門から現場部門へのシフト。分析部門は分析手法の開発、分析の指導等を行うことに専念し、分析実務は現場部門で行う。
一般に分析に精通している利用者は機能性能を最大限に引き出すため細かい指示を行い、分析に疎い利用者は利用負荷低減のため最小限の指示を行うことを望む。多様な利用者に対応するために、各分析業務毎に木目細かいユーザインタフェースの設定が要求されつつある。
【0007】
このような点で従来技術では以下のような課題がある。
(1)特定分析業務を行うのに、いったん汎用的なプログラムを呼び出さなければならない。これは直接的でないため、手間がかかりわかりずらい。さらに複数の分析業務を行う場合は、わかりずらさが倍増する。直接的でないことによる手間やわかりずらさは、電卓で行える計算のために、パーソナルコンピュータを使い、その上の電卓プログラム使用することになぞられる。わかりずらさは利用するための負荷が増大する。
(2)操作メニューなどユーザインターフェースの編集結果は分析ソフトウエア一つにつき一つであり、暗黙によびだされる。このため複数の分析業務を行っている際に、分析業務毎にメニューを変更することなどが出来ない。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、複数の特定分析業務のための分析ソフトウエアの設定を可能とし、特定分析業務を直接的に呼び出せる分析システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために開発されたもので、その主たる構成要件は分析ソフトウエアとジョブ情報とジョブとジョブ起動手段とジョブ表現手段からなっている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例におけるブロック図である。分析システムはパーソナルコンピュータのようなハードウエアとその上で動作するソフトウエアで実現されており、図1は分析システム内の本発明の趣旨に関わる機能を抽出し、ブロックとして表現している。分析システム自体は、分析装置に組み込まれていても、分析装置と分離されていてもどちらでもよい。分離されている場合、分析システムは分析装置と通信回線、記憶媒体などで接続されている。
【0011】
図1中4は分析の中心を担う分析ソフトウエア4である。この分析ソフトウエア4は、以下のような機能のすべてあるいは一部を持つ。
(1) 分析装置を制御し、測定を行う。
(2) 測定により得られたデータを解析する。
(3) 測定または解析した結果、つまり分析結果を出力する。
【0012】
利用者は分析ソフトウエア4に適切に指示を与えることにより、分析業務を遂行していく。利用者からの指示は、分析業務や前述したように利用者の知識レベルによって異なる。異なる指示に対応できるように、分析ソフトウエア4を設定するための情報が、ジョブ情報8である。本実施例では、ジョブ情報8は、ユーザインターフェース設定情報5と機能呼び出し情報6と出力書式情報7によって構成される。
【0013】
ユーザインタフェース設定情報5は、分析ソフトウエア4が利用者との対話を行うユーザインタフェースの設定をおこなうものである。
【0014】
ユーザインターフェースの入力は、コンピュータハードウエアが備えるキーボードやマウス等ポインティング装置やマイクなど入力装置が用いられる。ユーザインターフェースの出力には、表示装置やスピーカーなど出力装置が用いられる。一般に分析ソフトウエア4との対話は以下のように行われる。
Step1:分析ソフトウエア4がどのような操作が可能で現在どのような状態かを出力する。
Step2:出力に応じて利用者が入力を行う。
Step3:指示に従って分析ソフトウエア4が処理を行う。
Step4:処理の結果を分析ソフトウエア4が出力する。
通常Step1からStep4を利用者が所定の出力を得るまで繰り返される。ユーザインタフェース設定情報5は、Step1の出力を分析ソフトウエア4がどれだけの細かさでどの様に出力するかと、Step2の入力をどのように分析ソフトウエア4が解釈するかを設定するものであり、以下のような情報がある。
(1) メニューおよびアイコンの各項目の出力の可否やその出力位置。
(2) 分析ソフトウエア4の状態把握やパラメタ入力などに使用する、出力装置に表示されるダイアログボックスのレイアウト。これには、ダイアログボックス上の各項目の表示の可否や、ダイアログボックスの表示位置および大きさ、パラメタ入力に使用される項目については非表示時に何を入力されたものとして扱うか等といった情報が含まれる。
(3) メニューの呼び出しを特定のキーの入力によって行う、キーボードアクセラレーターと呼ばれる機能についての情報。
【0015】
ユーザインタフェース設定情報5は、これら情報の設定により分析業務に応じたユーザインタフェース設定可能となる。たとえば上記(2)の情報の設定例を図2、図3を使って簡単に説明する。
【0016】
図2は熱分析装置の測定時に設定する温度パラメタ入力ダイアログボックスである。
【0017】
昇降温測定、熱履歴を加えての測定や一定温度での放置などあらゆる熱分析業務に木目細かく対応するために、一つの昇温または降温を1ステップとし多数のステップを設定可能としたため、パラメタ入力項目21が数多くある。
【0018】
図3は図2のダイアログボックスを熱分析装置を使用した融点測定業務に適応させた温度パラメタ入力ダイアログボックスである。本実施例でのダイアログボックスの設定は、図2の汎用分析のダイアログボックスを基本として、そのダイアログボックス上の各項目の表示の可否とパラメタ入力項目に関して非表示時に何が入力されたものとして扱うかという設定を行うことにより実現している。融点測定は単純昇温しか行わないため、1ステップのみの入力に限定している。そして、1ステップの入力項目のうち暗黙に決定できるものを非表示とし、エンドステップを1、保持時間を0、サンプリング間隔を最小、と入力されたものとして扱う設定にした。このため、パラメタ入力項目21に比べパラメタ入力項目31は数少なくなり、指示の低減が可能となる。
【0019】
図1中の機能呼び出し情報6は、分析ソフトウエア4の操作を自動化または半自動化するために、分析ソフトウエア4の機能の呼び出し順と機能実行に必要なパラメタを記述したものである。前述したように分析システム4の機能は多機能であるため、その分析に精通していない利用者はその機能のどれを使用すればよいのかわからず、機能選択にまよってしまう。
【0020】
例えば融点測定では、以下の機能があれば分析が可能である。
(1) 温度パラメタ設定機能
(2) 測定機能
(3) データ上の融点記録機能
(4) レポートの作成機能
通常、各機能を実行する前にメニューやアイコンを選択し、機能の呼び出しをおこなわなければならない。したがって融点測定は以下のような分析ソフトウエ4の操作が必要となる。
Step1.温度パラメタ設定機能呼び出し
Step2.温度パラメータを入力
Step3.測定開始を指示
Step4.測定終了を待つ
Step5.データ上の任意点読み取り機能呼び出し
Step6.データ上の融点を読み取り
Step7.レポート作成機能呼び出し
Step8.レポート形式を選択
Step9.レポート作成を指示
特定の分析業務は、毎回決まった機能呼び出しを行うため、あらかじめ下記のような設定を機能呼び出し情報6にしておくと、融点測定の半自動化が図れる。
(1)温度パラメタ設定機能 呼び出しのみ
(2)測定開始
(3)測定終了を待つ
(4)データ上の任意点読み取り機能 呼び出しのみ
(5)レポート作成機能呼び出し機能 呼び出しのみ
(6)レポート作成開始
上記設定時の分析ソフトウエ4の操作は下記のようになる。
Step1.温度パラメータを入力
Step2.データ上の融点を読み取り
Step3.レポート形式を選択
Step4.レポート作成を指示
さらに、測定する試料を限定し、融点読み取り方法を限定、例えば試料はインジウム、融点はデータの最小値を読み取るなどとし、下記のような設定を機能呼び出し情報6にしておくと、融点測定の自動化が図れる。
(1)温度パラメタ設定機能
開始温度30 終了温度200 昇温速度10℃毎分
(2)測定開始
(3)測定終了を待つ
(4)データ上の任意点読み取り機能 データの最小値を読み取る
(5)レポート作成機能呼び出し インジウム融点測定レポート形式
(6)レポート作成開始
このように、機能呼び出し情報6を設定することにより、分析ソフトウエア4への指示が低減可能となる。なお、機能呼び出し情報6が設定されていなければ、メニューやアイコンを選択する通常の対話形式による分析ソフトウエア4の利用となる。
【0021】
図1中出力書式情報7は、分析ソフトウエア4の分析結果を出力する際にどのような書式にするかを記述したもので、分析ソフトウエア4との対話中の結果出力や最終的な出力としてのレポート出力の書式を規定する。出力書式情報7にふくまれる情報は分析装置によって異なる。例えば熱分析装置の場合、出力書式情報7は以下のような情報が含まれる。
(1)結果を図示するグラフの形式。結果の何を何軸として描くか等。
(2)結果の数値を出力する際の数値形式。出力する桁数など。
(3)温度プログラムなど測定情報の出力の可否。
【0022】
このような情報によって示される書式は分析業務によって異なり、決まった出力書式で出力する場合は、あらかじめ出力書式情報7を設定しておくことにより分析ソフトウエア4への指示が低減可能となる。
【0023】
図1中のジョブ情報8は、以上述べてきたユーザインターフェース設定情報5、機能呼び出し情報6、出力書式情報7のような分析ソフトウエア4を特定の分析業務に適応させるための情報の集まりである。ジョブ情報8の構成としては、ユーザインターフェース設定情報5、機能呼び出し情報6、出力書式情報7の一部あるいはこれらの以外の、分析ソフトウエア4を特定の分析業務に適応させるための情報を含んでもよい。
【0024】
本実施例では、ユーザインターフェース設定情報5、機能呼び出し情報6、出力書式情報7はそれぞれ一つのファイルとして作成され、ジョブ情報8はそのファイルが存在するディレクトリとして実現し、そのディレクトリ下にそのジョブ情報8を構成するすべてのファイルを置いておくことによりジョブ情報8の管理を容易にしてある。
【0025】
例えば、融解測定のジョブ情報のディレクトリ名をMeltJobとし、それを構成する各情報のファイル名をそれぞれInterface、Function、Layoutとし、UNIXにおけるファイル名の記述で各情報を示すと以下のようになる。
・融解測定ジョブ情報:MeltJob
・融解測定ジョブ情報の内ユーザインターフェース設定情報:MeltJob/Interface
・融解測定ジョブ情報の内機能呼び出し情報:MeltJob/Function
・融解測定ジョブ情報の内出力書式情報:MeltJob/Layout
この方法は、ジョブ情報8を削除する際には、対応するディレクトリを削除するだけでよく、ジョブ情報の複製を作成する場合には、対応するディレクトリのコピーを作成するだけでよいなど、ジョブ情報8の管理が簡便になる利点がある。
【0026】
また、ジョブ情報8の実現方法は以下の方法を用いてもよい。
(1)ジョブ情報8を一つのファイルとして作成し、その中にジョブ情報8を構成する各情報をすべて含ませる。
(2)ジョブ情報8を構成する各情報は任意のディレクトリー下に置き、ジョブ3が各情報への所在を把握する。ジョブ情報8は概念だけの存在となる。これは図6の他の実施例におけるブロック図のような構成となる。
(3)ジョブ情報8または各情報を分析ソフトウエア4が管理する情報内に埋め込む。これは図7の他の実施例におけるブロック図のような構成等となる。
(4)ファイル以外のOSが提供する、ソフトウエアのための記録機構にジョブ情報8を記録する。例えば、Microsoft Windows95のレジストリといわれるソフトウエアのための記録機構を使用する。
【0027】
このようにジョブ情報8は、それ単体、またはそれを構成する情報により分析ソフトウエア4を特定の分析業務に適応させることが可能である構成であれば、どのような実現方法を用いてもかまわない。
【0028】
また、ジョブ情報8は、分析に精通した利用者が設定しても、分析システム製造者が供給してもよい。
【0029】
図1中ジョブ3は、分析ソフトウエア4とジョブ情報8を関連づけた情報であり、分析システム上の特定分析業務の概念を表すものである。ジョブ3は、分析ソフトウエア4とジョブ情報8の所在を示す情報により構成される。
【0030】
本実施例では、分析ソフトウエア4のファイル名と、ジョブ情報8のディレクトリ名を空白文字でつないだ文字列として表される。たとえば、融点測定で使用する分析ソフトウエア4がThermalAnalysisであり、ジョブ情報8がMeltJobであるとき、ジョブ3は下記のように表現される。
ThermalAnalysis MeltJob
本実施例では、上記ジョブ3の情報の保持は、後述するジョブ表現手段1にて行っている。また、ジョブ3の情報の保持方法としてはOSが提供するOS操作言語(UNIXで言えばシェルなど)で記述記録しておくなどといった方法がある。
【0031】
図1中ジョブ表現手段1は、ジョブ3を利用者が認識できるように表現するもので、利用者はこの表現を示すことにより、ジョブ3を選択し、それを起動することにより特定分析業務に適応した分析ソフトウエア4を呼び出す。
【0032】
本実施例では、ジョブ表現手段1としてOSが提供しているソフトウエアを示すアイコンを利用している。このアイコンには、アイコン名、アイコンイメージファイル、ソフトウエア起動文字列などを設定する。前述の融点測定の場合以下のような設定にしている。
アイコン名:融点測定
アイコンイメージファイル:融点測定をイメージするファイル
起動文字列:ThermalAnalysis MeltJob
上記設定で表現されるジョブ表現を図4に記載する。図4に示すように特定分析業務がジョブとして直接的に表現される。
【0033】
図1中ジョブ起動手段2は、ジョブを起動する手段である。ジョブ3が示すジョブ情報8に従った分析業務への適応をした分析ソフトウエア4を起動させることにより、ジョブを起動させる。分析ソフトウエア4をどのように適応させるかは、分析ソフトウエア4の実現方法によって違う。
【0034】
本実施例では、分析ソフトウエア4の起動はOSの機能を利用し、ジョブ情報8を引数として与えることにより、分析ソフトウエア4の分析業務への適応を行う。OSへ渡す情報は、ジョブ表現手段1に保持されているジョブ3を元に作成される。例えば前述の融点測定の場合、下記のような文字列がOSへ渡される。ThermalAnalysis MeltJob
本実施例では、ジョブ起動手段2は、ジョブ表現手段1を通じて間接的にジョブ3を参照し、ジョブ3の情報により分析ソフトウエア4を起動し、分析ソフトウエア4は、与えられた引数によりジョブ情報8を参照する方法により、ジョブ起動手段2を実現している。
【0035】
このほかに、分析ソフトウエア4とジョブ情報8を組み合わせて起動が可能であれば、どのような実現方法を用いてもかまわない。
【0036】
起動された分析ソフトウエア4がジョブ情報8を取り込むのかを、図5を使用して簡単に説明する。図5は分析ソフトウエア4の一部動作を示したフローチャートである。起動後、分析ソフトウエア4は必要な初期化を行う(図5中S1)。初期化後、ジョブ情報8の内にユーザインターフェース設定情報5が存在するかを確認する(図5中S2)。
【0037】
前述の融点測定の場合、MeltJobディレクトリにInterfaceファイルが存在するか確認する。ユーザインターフェース設定情報5が存在すれば、ユーザインターフェース設定情報5を読み込み、設定に従ったユーザインタフェースを作成するように分析ソフトウエア4を適応させる(図5中S3)。ユーザインターフェース設定情報5が存在しなければ、あらかじめ定められた汎用分析のユーザインターフェースを作成するように分析ソフトウエア4を適応させる(図5中S4)。
【0038】
次に、ジョブ情報8の内に出力書式情報7が存在するかを確認する(図5中S5)。前述の融点測定の場合、MeltJobディレクトリにLayoutファイルが存在するか確認する。出力書式情報7が存在すれば、出力書式情報7を読み込み、設定に従った分析結果出力を作成するように分析ソフトウエア4を適応させる(図5中S6)。
【0039】
出力書式情報7が存在しなければ、あらかじめ定められた汎用分析の分析結果出力を作成するように分析ソフトウエア4を適応させる(図5中S7)。
【0040】
次に、ジョブ情報8の内に機能呼び出し情報6が存在するかを確認する(図5中S8)。前述の融点測定の場合、MeltJobディレクトリにFunctionファイルが存在するか確認する。機能呼び出し情報6が存在すれば、機能呼び出し情報6を読み込み、機能呼び出し情報6に従い機能を順次呼び出し、適切に利用者と対話し、分析業務を遂行する(図5中S9)。
【0041】
機能呼び出し情報6が存在しなければ、メニューやアイコンを出力し利用者が機能を選択するといった、通常の対話形式による汎用の分析を行う(図5中S10)。
【0042】
上記、実施例は一例であって、本発明の趣旨に沿った範囲で適宜変形や修正を行ってもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、分析ソフトウエアを特定分析業務に適応するためのジョブ情報を分析業務ごとに設定できるようにし、分析ソフトウエアとジョブ情報の組み合わせを保持し、組み合わせを指定し起動できる構成にしたので、特定分析業務を直接呼びだすことが可能となった。また、ユーザインターフェース設定情報を構成に加えることにより、特定分析業務に適応したユーザインターフェースを出力できるようにしたため、分析ソフトウエアに対する利用者の指示低減が可能となった。この結果,分析に疎い利用者においても、分析が低い利用負荷により行え、分析業務効率化をはかられる。さらに、ジョブ情報を適切に設定することにより、均一な分析業務が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施例における汎用温度パラメタ入力ダイアログボックス説明図である。
【図3】本発明の実施例における融点測定用温度パラメタ入力ダイアログボックス説明図である。
【図4】本発明の実施例における融点測定ジョブ表現説明図である。
【図5】本発明の実施例における分析ソフトウエアのフローチャート図である。
【図6】本発明のジョブ情報内の情報を個別管理とした他の実施例を示したブロック図である。
【図7】本発明のジョブ情報を分析ソフトウエアで管理とした他の実施例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 ジョブ表現手段
2 ジョブ起動手段
3 ジョブ
4 分析ソフトウエア
5 ユーザインターフェース設定情報
6 機能呼び出し情報
7 出力書式情報
8 ジョブ情報
21 入力パラメタ項目
31 入力パラメタ項目
61 ジョブ表現手段
62 ジョブ起動手段
63 ジョブ
64 分析ソフトウエア
65 ユーザインターフェース設定情報
66 機能呼び出し情報
67 出力書式情報
68 ジョブ情報
71 ジョブ表現手段
72 ジョブ起動手段
73 ジョブ
74 分析ソフトウエア
75 ユーザインターフェース設定情報
76 機能呼び出し情報
77 出力書式情報
78 ジョブ情報

Claims (4)

  1. 分析装置に組み込まれた、または分析装置に接続された、分析ソフトウエア及び該分析ソフトウエアを可動させるコンピュータハードウエアとを備えた分析システムであって、
    前記分析ソフトウエアは前記分析装置を制御または分析装置から出力された結果を解析するために一つまたは複数備わり
    分析ソフトウエアを特定の分析装置における分析操作条件、該分析により得られた結果の処理並条件並びに出力条件に適応させるために必要な情報を有するジョブ情報と、
    ジョブ情報と前記分析ソフトウエアが関連づけられたジョブと、
    ジョブを起動するジョブ起動手段と、
    ジョブを表現するジョブ表現手段と、
    からなることを特徴とする分析システム。
  2. 請求項1記載のジョブ情報が、分析ソフトウエア中のメニューやダイアログボックスなどのユーザインタフェースのカスタマイズ状態が記述されたユーザインターフェース設定情報からなる請求項1記載の分析システム。
  3. 前記ジョブ情報が、
    ユーザインターフェース設定情報と、
    分析ソフトウエアの操作を自動化または半自動化するために、分析ソフトウエアの機能の呼び出し順と機能実行に必要なパラメタが記述された機能呼び出し情報と、
    からなる請求項1記載の分析システム。
  4. 前記ジョブ情報が、
    ユーザインターフェース設定情報と、
    機能呼び出し情報と、
    分析ソフトウエアの分析結果出力の書式が記述された出力書式情報と、
    からなる請求項1記載の分析システム。
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