JP4081713B2 - Manufacturing method of glass base material and drawing method of glass base material - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出発種棒の端部にガラス微粒子を堆積させてガラス微粒子堆積体とし、そのガラス微粒子堆積体を加熱して透明化するガラス母材の製造方法及び得られたガラス母材を延伸するガラス母材の延伸方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光ファイバを構成するコアは、ガラス微粒子堆積体を加熱して透明化処理を施したガラス母材を延伸させることにより造られる。
図5に示すように、ガラス母材1は、純石英から形成された出発種棒2にガラス微粒子を堆積させてガラス微粒子堆積体3を作製し、その後、このガラス微粒子堆積体3を加熱して透明化(焼結)することにより製造される。ガラス微粒子堆積体3には、少なくとも中心、または全体に、コアとなるべき部分を形成するために、屈折率調節用の添加剤が添加されている。また、ガラス微粒子堆積体3を透明化したものを焼結体と呼ぶ。
【0003】
そして、図6に示すように、上記のようにして製造されたガラス母材1を延伸する場合は、まず出発種棒2の対向側の焼結体4の端部にダミーガラス棒5を融着させる。ここで、焼結体4の両端部分の、出発種棒2の周囲に堆積した部分と、ダミーガラス棒5側の外形が一定でない部分とが非有効部であり、非有効部の間に形成された外形が一定の部分が、線引き後に製品として使用可能な有効部である。
次に、図7に示すように、非有効部の体積が大きな出発種棒2側を下側にして、延伸炉内のヒータ6によって焼結体4を出発種棒2側から加熱しながら引っ張る。これにより、有効部が所定外径に延伸される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の場合、焼結体4をヒータ6によって加熱して延伸を開始させる際に、純石英から形成された出発種棒2の粘度が焼結体4よりも高くなってしまう。このように出発種棒2の粘度が高いと、出発種棒2が焼結体4に比べて伸びにくい。そのため、出発種棒2の先端部分2aが延伸されるときに、加熱される部分が出発種棒2から焼結体4に移り変わる境界部分において、急激に粘度が低下する。この粘度変化によって、出発種棒2の先端部分2aを延伸した直後に、焼結体4の外径が急激に細く延伸されてしまう。
【0005】
ガラス母材1の延伸に際し、通常は延伸した外径が一定となるように出発種棒2を引き取る速度を制御しているが、この急激な外径変動を目標値の許容範囲内に安定させるまでにかなりの延伸長が必要となってしまう。そのため、本来は有効部である部分が外径変動して、製品として使用できなくなるため、ガラス材料の無駄を生じてしまうという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、ガラス母材の延伸開始時にて、その延伸外径を容易にかつ迅速に安定させて材料の無駄を大幅に抑えることが可能なガラス母材の製造方法及びガラス母材の延伸方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係るガラス母材の製造方法は、出発種棒の端部にガラス微粒子を堆積させてガラス微粒子堆積体となし、ガラス微粒子堆積体を加熱して透明化するガラス母材の製造方法であって、前記出発種棒は石英ガラスをホスト材料として加熱時の粘度を低下させる添加剤を含有させておき、出発種棒の先端部分の2000℃における粘度が、純石英の2000℃における粘度よりも小さく、かつ、ガラス母材の2000℃における最低粘度部分の粘度以上であることを特徴とする。
また、本発明に係るガラス母材の製造方法は、出発種棒のガラス微粒子によって覆われる部分の2000℃における粘度が、純石英の2000℃における粘度よりも小さく、かつ、ガラス母材の2000℃における最低粘度部分の粘度以上であっても良い。
また、本発明に係るガラス母材の製造方法は、出発種棒の全体の2000℃における粘度が、純石英の2000℃における粘度よりも小さく、かつ、ガラス母材の2000℃における最低粘度部分の粘度以上であっても良い。
【0008】
また、上記目的を達成するための本発明に係るガラス母材の延伸方法は、出発種棒の端部にガラス微粒子を堆積させてガラス微粒子堆積体となし、ガラス微粒子堆積体を加熱して透明化することでガラス母材となし、その後、ガラス母材を出発種棒との連結部分側から加熱しながら、出発種棒を軸方向へ引っ張り、ガラス母材を延伸させるガラス母材の延伸方法であって、前記出発種棒は石英ガラスをホスト材料として加熱時の粘度を低下させる添加剤を含有させておき、出発種棒の先端部分の2000℃における粘度が、純石英の2000℃における粘度よりも小さく、かつ、ガラス母材の2000℃における最低粘度部分の粘度以上であることを特徴とする。
また、本発明に係るガラス母材の延伸方法は、出発種棒のガラス微粒子によって覆われる部分の2000℃における粘度が、純石英の2000℃における粘度よりも小さく、かつ、ガラス母材の2000℃における最低粘度部分の粘度以上であっても良い。
また、本発明に係るガラス母材の延伸方法は、出発種棒の全体の2000℃における粘度が、純石英の2000℃における粘度よりも小さく、かつ、ガラス母材の2000℃における最低粘度部分の粘度以上であっても良い。
【0009】
このように、出発種棒の、先端部分またはガラス微粒子によって覆われる部分もしくは全体にて、高温加熱時(2000℃)における粘度を上記のように設定することで、出発種棒の粘度がガラス微粒子堆積体の透明化した部分(焼結体)の粘度に近づく。これにより、延伸工程を開始する際に、出発種棒と焼結体との伸びの差が抑えられ、あるいはなくされて、外径の変動が大幅に低減される。
これにより、延伸開始時にて外径を容易にかつ迅速に安定させて所望の外径範囲に仕上げることができ、材料の無駄を大幅に抑えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るガラス母材の製造方法及びガラス母材の延伸方法の一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るガラス母材の製造方法及びガラス母材の延伸方法の一実施形態を説明するガラス微粒子堆積体の側面図である。図2は、ガラス母材にダミーロッドが接合された状態を示す側面図である。図3は、図2に示したガラス母材を延伸するための延伸炉を示す概略断面図である。図4は、図3に示したガラス母材を延伸する際の要部側面図である。
なお、本実施形態では、VAD法(Vapor phase Axial Deposition:気相軸付法)によるガラス母材の製造方法を例にとって説明する。
【0011】
VAD法によってガラス母材を製造するには、まず、図1に示すように、出発種棒11を垂直に配置し、この出発種棒11を軸周りに回転させながらその下端部分にガラス微粒子を堆積体(すす付け)させてガラス微粒子堆積体12を形成する。
【0012】
ガラス微粒子は、出発種棒11に向けて固定配置されたバーナ(図示せず)によって生成される。バーナは複数のポートを有しており、それぞれのポートに酸素、水素及びガラス原料ガスを導入して、加水分解反応によりガラス微粒子を生成させ、これを出発種棒11の下端部分における周囲に堆積させる。このとき、光ファイバとしたときにコアとなるべき部分を形成するために、ガラス原料ガスに屈折率調節用の添加剤を含有させることによって、軸方向の中心部分の屈折率が周囲より高くなるように設定する。屈折率調節用の添加剤は、例えば屈折率を上昇させるゲルマニウム(Ge)を中心部に含有させても良いし、また、屈折率を下降させるフッ素(F)を周囲の部分に含有させても良い。また、任意の屈折率分布を得るために複数の添加剤を適宜含有させることが可能である。
このようにすると、出発種棒11の下端部分にガラス微粒子が堆積されてガラス微粒子堆積体12が形成される。
【0013】
ここで、出発種棒11は、石英ガラスをホスト材料として作製されるが、少なくともガラス微粒子が堆積する先端部分に、高温加熱時(例えば2000℃)の粘度を低下させる添加剤を含有させておく。これにより、出発種棒11の先端部分を低粘度部11aとしておく。例えば、添加剤として、フッ素(F)、ゲルマニウム(Ge)、塩素(Cl)、ホウ素(B)、リン(P)等を含有するものが使用できる。添加剤の含有量は、例えば2000℃の高温加熱時において、低粘度部11aの粘度が、純石英よりも低く、かつ、ガラス微粒子堆積体12を透明化して得られる焼結体の最低粘度部分の粘度以上となるように調節する。
ここで、焼結体の最低粘度部分とは、ガラス微粒子堆積体12を作製する際に添加した屈折率調節用の添加剤が多く含まれた部分であり、一般にはコアとなるべき部分の中心部である。すなわち、出発種棒11と軸方向に連続した部分が焼結体の最低粘度部分となっている。また、出発種棒の粘度は、焼結体の最低粘度と同等か、もしくはそれ以上である。したがって、焼結体の最低粘度部分は、ガラス母材の最低粘度部分となっている。
【0014】
次に、ガラス微粒子堆積体12の透明化(焼結)処理について説明する。
出発種棒11にすす付けすることによって作製されたガラス微粒子堆積体12を加熱炉内で加熱する。このようにすると、多孔質体であったガラス微粒子堆積体12が焼結体となり透明化し、線引き時に光ファイバのコアあるいはコアとクラッドの一部となるガラス母材とされる。
【0015】
次に、このガラス母材を延伸させる延伸工程について説明する。
まず、図2に示すように、出発種棒11の対向側における焼結体13の端部にダミーガラス棒14を融着させる。
次いで、このガラス母材10を、非有効部の体積が大きな出発種棒11側を下側にし、図3に示すように、延伸炉21内に設置する。
ここで、この延伸炉21は、筒状の炉体22と、この炉体22の軸方向中間部分に設けられたヒータ23とを有しており、上端側には上側駆動部24が設けられ、下端側には下側駆動部25が設けられている。上側駆動部24にはダミーガラス棒14が接続され、下側駆動部25には出発種棒11が接続される。
上側駆動部24は、ガラス母材10の軟化させる部分をヒータ23に対して所定の位置に配置するように駆動される。下側駆動部25は、出発種棒11を下側に向けて引張り、ガラス母材10の軟化した部分を下側に向けて延伸するように駆動される。
【0016】
また、この延伸炉21には、延伸されたガラス母材10の外径寸法を検出する外径測定器26が設けられており、この外径測定器26からの測定データが制御部(図示せず)へ送信されるようになっている。そして、制御部は、延伸されたガラス母材10の外径が予め設定された目標値となるように、外径測定器26の測定データに基づいて上側駆動部24及び下側駆動部25の駆動速度を制御するように構成されている。
【0017】
まず、ガラス母材10を延伸する際には、ヒータ23によってガラス母材10の出発種棒11との連結側を2000℃程度に加熱し、下側駆動部25によって下方へ引き下げる。
このようにすると、加熱されたガラス母材13がその出発種棒11側から次第に延伸される。
【0018】
ここで、出発種棒11は、その少なくとも先端部分が、上述した低粘度部11aとされているので、高温加熱時(例えば2000℃)の粘度が純石英よりも低くされており、焼結体13の粘度に近づけられている。
これにより、図4に示すように、延伸開始部分において、出発種棒11と焼結体13との伸びの差が抑えられる。また、低粘度部11aと焼結体13との粘度差が全くない場合には、出発種棒11と焼結体13との間の伸びの差が発生しない。このようにして、出発種棒11の少なくとも先端部分を低粘度部11aとしておくことによって、延伸外径の変動が大幅に低減される。
これにより、延伸開始時にて延伸外径を容易にかつ迅速に安定させて所望の外径範囲に仕上げることができ、ガラス材料の無駄を大幅に抑えることができる。
【0019】
なお、上記実施形態では、出発種棒11の先端部分を、2000℃における粘度が純石英の粘度よりも小さく、かつ、ガラス母材10の最低粘度部分の粘度以上とされた低粘度部11aとしたが、出発種棒11のガラス微粒子堆積体12によって覆われた部分を低粘度部11aとしても良く、あるいは出発種棒11の全体を低粘度部11aとしても良い。
【0020】
(実施例)
次に、本発明に係るガラス母材の製造方法及びガラス母材の延伸方法の実施例について説明する。
直径70mmのガラス母材を直径30mmに延伸する際に、純石英から形成された出発種棒を用いた場合、延伸開始部分の出発種棒の先端部分で外径が約1.0mm細くなり、その後も外径が目標値に対して±0.8mmの範囲で変動した。そして、外径変動の許容範囲である±0.3mmまで安定するまでに、約500〜1000mmの延伸長を要した。
これに対して、出発種棒11の2000℃における粘度をガラス母材10の最も低い粘度に合わせたところ、延伸開始部分の出発種棒11の先端部分での外径変動が抑えられ、許容範囲である±0.3mm以内にすることができた。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のガラス母材の製造方法及びガラス母材の延伸方法によれば、出発種棒の先端部分の2000℃における粘度が、ガラス微粒子堆積体の透明化した部分(焼結体)の2000℃における粘度に近づく。これにより、延伸工程を開始する際に、出発種棒と焼結体との伸びの差が抑えられ、あるいはなくされ、外径の変動が大幅に低減される。
これにより、延伸開始時にて外径を容易にかつ迅速に安定させて所望の外径範囲に仕上げることができ、材料の無駄を大幅に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラス母材の製造方法及びガラス母材の延伸方法の一実施形態を説明するガラス微粒子堆積体の側面図である。
【図2】ガラス母材にダミーロッドが接合された状態を示す側面図である。
【図3】図2に示したガラス母材を延伸するための延伸炉を示す概略断面図である。
【図4】図3に示したガラス母材の延伸開始部分を示す要部側面図である。
【図5】従来のガラス母材の製造方法及びガラス母材の延伸方法に係る出発種棒に堆積されたガラス微粒子堆積体を示す側面図である。
【図6】従来のガラス母材の製造方法及びガラス母材の延伸方法に係るダミーロッドが接合されたガラス母材を示す側面図である。
【図7】従来のガラス母材の製造方法及びガラス母材の延伸方法に係るガラス母材の延伸開始部分を示す要部側面図である。
【符号の説明】
10 ガラス母材
11 出発種棒
11a 低粘度部
12 ガラス微粒子堆積体
13 焼結体
14 ダミーガラス棒[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for producing a glass base material in which glass fine particles are deposited on the end of a starting seed bar to form a glass fine particle deposit body, and the glass fine particle deposit body is heated to be transparent, and the obtained glass base material is stretched The present invention relates to a method for stretching a glass base material.
[0002]
[Prior art]
In general, the core constituting the optical fiber is manufactured by heating a glass fine particle deposit and stretching a glass base material subjected to a transparency treatment.
As shown in FIG. 5, the glass base material 1 is prepared by depositing glass fine particles on a
[0003]
As shown in FIG. 6, when the glass base material 1 manufactured as described above is stretched, the
Next, as shown in FIG. 7, the sintered seed 4 is pulled while being heated from the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the above case, when the sintered body 4 is heated by the
[0005]
When the glass base material 1 is stretched, the speed at which the
[0006]
It is an object of the present invention to provide a glass base material manufacturing method and a glass base material capable of stabilizing the stretched outer diameter easily and quickly at the start of stretching of the glass base material, and greatly suppressing waste of the material. It is to provide a stretching method.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a method for producing a glass base material according to the present invention comprises the steps of depositing glass particles on the end of a starting seed bar to form a glass particle deposit, and heating the glass particle deposit to make it transparent. A method for producing a glass base material, wherein the starting seed bar contains quartz glass as a host material and an additive that lowers the viscosity during heating, and the viscosity at 2000 ° C. of the tip part of the starting seed bar is pure. It is smaller than the viscosity of quartz at 2000 ° C. and is equal to or higher than the viscosity of the lowest viscosity portion at 2000 ° C. of the glass base material.
Further, the method for producing a glass base material according to the present invention is such that the viscosity at 2000 ° C. of the portion covered with the glass fine particles of the starting seed bar is smaller than the viscosity at 2000 ° C. of pure quartz and 2000 ° C. of the glass base material. It may be greater than or equal to the viscosity of the lowest viscosity portion.
Further, the method for producing a glass base material according to the present invention is such that the viscosity of the entire starting seed bar at 2000 ° C. is smaller than the viscosity of pure quartz at 2000 ° C., and the minimum viscosity portion of the glass base material at 2000 ° C. It may be higher than the viscosity.
[0008]
In addition, the glass base material stretching method according to the present invention for achieving the above object comprises depositing glass particles on the end of the starting seed bar to form a glass particle deposit, and heating the glass particle deposit to make it transparent The glass base material is made by forming the glass base material, and then the glass base material is drawn from the connecting portion side with the starting seed bar while the starting seed bar is pulled in the axial direction to stretch the glass base material. The starting seed rod contains quartz glass as a host material and an additive that lowers the viscosity during heating, and the viscosity of the starting seed rod at 2000 ° C. is that of pure quartz at 2000 ° C. And the viscosity is equal to or higher than the viscosity of the lowest viscosity portion at 2000 ° C. of the glass base material.
The glass base material stretching method according to the present invention is such that the viscosity at 2000 ° C. of the portion covered by the glass fine particles of the starting seed bar is smaller than the viscosity of pure quartz at 2000 ° C., and the glass base material has 2000 ° C. It may be greater than or equal to the viscosity of the lowest viscosity portion.
The glass base material stretching method according to the present invention is such that the entire viscosity of the starting seed bar at 2000 ° C. is lower than that of pure quartz at 2000 ° C., and the glass base material has a minimum viscosity portion at 2000 ° C. It may be higher than the viscosity.
[0009]
Thus, by setting the viscosity at the time of high-temperature heating (2000 ° C.) at the tip portion or the portion covered or entirely covered with the glass fine particles of the starting seed rod as described above, the viscosity of the starting seed rod becomes the glass fine particles. It approaches the viscosity of the transparent part (sintered body) of the deposit. Thereby, when starting the stretching process, the difference in elongation between the starting seed bar and the sintered body is suppressed or eliminated, and the fluctuation of the outer diameter is greatly reduced.
As a result, the outer diameter can be easily and quickly stabilized at the start of stretching and finished in a desired outer diameter range, and waste of materials can be greatly suppressed.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a glass base material manufacturing method and a glass base material stretching method according to the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a side view of a glass particulate deposit for explaining an embodiment of a glass base material manufacturing method and a glass base material stretching method according to the present invention. FIG. 2 is a side view showing a state in which the dummy rod is joined to the glass base material. FIG. 3 is a schematic cross-sectional view showing a drawing furnace for drawing the glass base material shown in FIG. FIG. 4 is a side view of an essential part when the glass base material shown in FIG. 3 is stretched.
In the present embodiment, a method for manufacturing a glass base material by a VAD method (Vapor phase Axial Deposition) will be described as an example.
[0011]
In order to manufacture a glass base material by the VAD method, first, as shown in FIG. 1, a
[0012]
The glass fine particles are generated by a burner (not shown) fixedly arranged toward the
In this way, glass fine particles are deposited on the lower end portion of the starting
[0013]
Here, the starting
Here, the lowest viscosity portion of the sintered body is a portion containing a large amount of an additive for adjusting the refractive index added when the glass
[0014]
Next, the transparency (sintering) process of the glass
The glass
[0015]
Next, a stretching process for stretching the glass base material will be described.
First, as shown in FIG. 2, the
Next, the
Here, the drawing
The
[0016]
Further, the drawing
[0017]
First, when the
If it does in this way, the heated
[0018]
Here, since the starting
Thereby, as shown in FIG. 4, the difference in elongation between the starting
Thereby, at the start of stretching, the stretched outer diameter can be easily and quickly stabilized and finished in a desired outer diameter range, and waste of the glass material can be significantly suppressed.
[0019]
In the above-described embodiment, the tip portion of the starting
[0020]
(Example)
Next, the Example of the manufacturing method of the glass base material which concerns on this invention, and the extending | stretching method of a glass base material is demonstrated.
When a starting seed rod made of pure quartz is used to stretch a 70 mm diameter glass base material to a diameter of 30 mm, the outer diameter is reduced by about 1.0 mm at the tip of the starting seed rod at the start of stretching, Thereafter, the outer diameter fluctuated within a range of ± 0.8 mm from the target value. And it took about 500 to 1000 mm of stretching length to stabilize to ± 0.3 mm which is an allowable range of outer diameter fluctuation.
On the other hand, when the viscosity at 2000 ° C. of the starting
[0021]
【The invention's effect】
As described above, according to the glass base material manufacturing method and the glass base material stretching method of the present invention, the viscosity at 2000 ° C. of the tip portion of the starting seed bar is the transparent part of the glass fine particle deposit (the sintered body). It approaches the viscosity at 2000 ° C. Thereby, when starting the stretching process, the difference in elongation between the starting seed bar and the sintered body is suppressed or eliminated, and the fluctuation of the outer diameter is greatly reduced.
As a result, the outer diameter can be easily and quickly stabilized at the start of stretching and finished in a desired outer diameter range, and waste of materials can be greatly suppressed.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a side view of a glass particulate deposit for explaining an embodiment of a glass base material manufacturing method and a glass base material stretching method according to the present invention.
FIG. 2 is a side view showing a state in which a dummy rod is joined to a glass base material.
FIG. 3 is a schematic sectional view showing a drawing furnace for drawing the glass base material shown in FIG. 2;
4 is a side view of an essential part showing a drawing start portion of the glass base material shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a side view showing a glass fine particle deposit deposited on a starting seed bar according to a conventional glass base material manufacturing method and glass base material stretching method.
FIG. 6 is a side view showing a glass base material to which a dummy rod according to a conventional glass base material manufacturing method and glass base material stretching method is joined.
FIG. 7 is a side view of a principal part showing a drawing start portion of a glass base material according to a conventional glass base material manufacturing method and glass base material drawing method.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記出発種棒は石英ガラスをホスト材料として加熱時の粘度を低下させる添加剤を含有させておき、前記出発種棒の先端部分の2000℃における粘度が、純石英の2000℃における粘度よりも小さく、かつ、前記ガラス母材の2000℃における最低粘度部分の粘度以上であることを特徴とするガラス母材の製造方法。A glass base material is produced by depositing glass fine particles on the end of a starting seed bar to form a glass fine particle deposit, and heating the glass fine particle deposit to make it transparent.
The starting seed rod contains quartz glass as a host material and an additive that lowers the viscosity during heating, and the viscosity at 2000 ° C. of the tip portion of the starting seed rod is smaller than the viscosity of pure quartz at 2000 ° C. And the manufacturing method of the glass base material characterized by being more than the viscosity of the minimum viscosity part in 2000 degreeC of the said glass base material.
前記出発種棒は石英ガラスをホスト材料として加熱時の粘度を低下させる添加剤を含有させておき、前記出発種棒の先端部分の2000℃における粘度が、純石英の2000℃における粘度よりも小さく、かつ、前記ガラス母材の2000℃における最低粘度部分の粘度以上であることを特徴とするガラス母材の延伸方法。Glass particulates are deposited on the end of the starting seed bar to form a glass particulate deposit, and the glass particulate deposit is heated to be transparent to form a glass base, and then the glass base is converted to the starting seed. The glass base material is drawn by pulling the starting seed bar in the axial direction while heating from the connecting portion side with the bar, and stretching the glass base material,
The starting seed rod contains quartz glass as a host material and an additive that lowers the viscosity during heating, and the viscosity at 2000 ° C. of the tip portion of the starting seed rod is smaller than the viscosity of pure quartz at 2000 ° C. And the glass base material drawing method, wherein the glass base material has a viscosity of not less than the viscosity of the lowest viscosity portion at 2000 ° C. of the glass base material.
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