JP4081558B2 - 簡易型焼却炉 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は家庭や小規模な事業者がごみ等を処分する際に用いる簡易型焼却炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ダイオキシン類が社会問題になり、その発生要因の一つが800℃未満での低温燃焼にある。この結果、火炎温度の低い小規模ごみ焼却炉は、改造するか又は廃棄することが求められている。
【0003】
例えば、特開平10−185161号公報「焼却炉」は、同公報の図2によれば、炉本体1は、鋼板製のケーシング1aに耐火物1bを内張りしてなり、このような炉本体1の底に空気噴出管4を並べ、その上に火格子棒2aを置き、この火格子棒2a上に被焼却物5を載せ、この被焼却物5を焼却処理するというものである。
【0004】
被焼却物5が、水分を多量に含む刈草である場合、燃えが悪いが、上記の焼却炉であれば、火格子棒2aが高温となって刈草の乾燥を促すため、良好な燃焼が期待できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、本発明者らが試したところ、上記公報の焼却炉には次のような課題があることが分かった。
第1に、火格子棒2aや耐火物1aが高温になるまでの間は、被焼却物5から発生する排ガスの温度が低温であるため、ダイオキシン類の発生が認められる。そのため、焼却炉の運転開始時点で、別のバーナで火格子棒2aや耐火物1aを十分に温め、その後に被焼却物5の投入を開始するという、煩雑な作業形態が必要となる。
【0006】
第2に、火格子棒5の下に溜まった灰に基準値を超えるダイオキシン類が残存し易いことである。これは、火格子棒5から上は可燃物としての被焼却物5があるために火炎温度が高まり問題はないが、火格子棒5の下は低温であるため、火格子棒5間の隙間から落下した灰は高温処理されずに、ダイオキシン類が高い濃度で残存すると推定される。
【0007】
上記第1の課題(運転開始時にダイオキシン類が発生する点)は、例えば特開平8−145325号公報「ゴミ焼却炉」の図1に記載されるように、二次バーナ12を煙道に配置し、この二次バーナ12で排ガスを高温処理することで対応できる。
しかし、二次バーナ12に供給する燃料は、排ガスを無害化する目的だけに使用され、熱エネルギーとしては丸々損失となる。
【0008】
このように、従来の焼却炉は、火格子(ロストル)を備えた場合には灰に高い濃度のダイオキシン類が残存するという課題があり、二次バーナを備えた場合には熱エネルギーの損失が大きくなるという課題がある。さらには、燃焼ガスを高温にするために炉を断熱材や耐火材で内張りするが、この結果、焼却炉が大型になると共にその設備費用が嵩むことになり小規模な焼却炉が造り難いという改題が生じる。
【0009】
そこで、本発明の目的は、小型で低コストで、灰に残るダイオキシン類のレベルを下げることができ、熱エネルギーの損失を抑えることのできる簡易型焼却炉を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、ごみなどの可燃物を投入し、燃やすことのできる鋼製の炉体と、この炉体から排ガスを導出する鋼製の煙突とからなる簡易型焼却炉において、炉体の底と壁が交わる隅に、直角三角形の断面の通気通路を設けるべく底と壁とに斜板を渡し、斜板に炉体中央へ空気を吹出すノズルを取付けて擂り鉢状燃焼室を形成し、煙突の入口に二次燃焼バーナを介在させるとともに、煙突の一部を炉体に少なくとも一周螺旋状に巻き付けたことを特徴とする。
【0011】
炉体でごみなどの可燃物を一次燃焼させ、二次燃焼バーナで排ガスを高温処理することで、ダイオキシン類を無害化することができる。
【0012】
可燃物の大部分が灰に代わったころから、炉底の擂り鉢状燃焼室では、ノズルからの豊富な空気供給により、残りの可燃物と灰とが撹拌、混合し、且つ可燃物が完全燃焼するため、灰が高温処理される。この結果、灰に残るダイオキシン類を無害化させることができる。
【0013】
さらに、本発明の焼却炉は、屋内にストーブを兼ねて設置することができる。このときに、煙突の一部を炉体に螺旋状に巻き付けたので、この部分が放熱体となって、屋内暖房を促す。従って、高温排ガスを熱エネルギーとして有効に活用することができる。
【0014】
炉体に巻き付ける煙突は、放熱体として機能させるには炉体1周分はほしい。しかし、巻き付け長さが過大になると、通気抵抗が増加し、煙突の引きが悪くなる。そこで、煙突の巻き付け長さは、炉体の1〜2周の範囲に設定することが望ましい。
【0015】
請求項2では、煙突は、断熱材を付さない無断熱煙突であることを特徴とする。
無断熱煙突であれば、煙突の表面温度を高めることができ、より多量の熱エネルギーを屋内暖房に供することができる。加えて、無断熱煙突であるから、煙突の全体的な径が小さくなり、煙突の小型、軽量化が図れる。
【0016】
請求項3では、炉体は、断熱材を付さない無断熱炉体であることを特徴とする。
無断熱炉体であれば、炉体の表面温度を高めることができ、より多量の熱エネルギーを屋内暖房に供することができる。加えて、無断熱炉体であるから、炉体の小型、軽量化が図れる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る簡易型焼却炉の正面図であり、簡易型焼却炉10は、脚11・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)、点火口兼灰掻出し口12、縦リブ13・・・、炉蓋14及び炉蓋開閉機構15を備えた鋼製の炉体16と、入口に二次燃焼バーナ17、出口に傘18を備えた煙突19と、この煙突19の立上がり部20の下部に上向きに挿入したエジェクター管21と、このエジェクター管21及び後述の通気通路へ空気を送る通気ブロア22と、からなる。
【0018】
図2は本発明に係る簡易型焼却炉の断面図であり、鋼製の炉体16は、内張断熱材を備えない無断熱炉体であることを示す。断熱材を備えぬため、炉体16の径や高さを小さくすることができる。
そして、炉体16の底25と壁26が交わる隅に、直角三角形の断面の通気通路27、27を設けるべく底25と壁26、26とに斜板28、28を渡し、斜板28、28に炉体中央へ空気を吹出すエアノズル29・・・を取付けて擂り鉢状燃焼室30を形成したことを示す。
【0019】
この通気通路27に空気管31を介して通気ブロア22を接続し、この通気ブロア22で発生した加圧空気を通気通路27、27を経由してエアノズル29・・・から炉体中央へ吹出させる。なお、空気管31にはバタフライ弁32を設け、このバタフライ弁32の一次側(ブロア22側)に分岐孔33を設け、この分岐孔33から分岐させた空気を図1のエジェクター管21へ送る。
【0020】
さらに、炉体16の壁26内面に縦長の導煙ダクト35を付設し、この導煙ダクト35の先を炉外に設けてある二次燃焼ボックス36に連結する。導煙ダクト35は上端に上部開口37、下部に下部開口38を備え、これらの開口37、38の一方若しくは両方から炉体16内部の煙(排ガス)を導入し、炉外の二次燃焼ボックス36へ導く。上部開口37は焼却工程の前半、下部開口38は同後半に主として作用させるように高さを変えて設けた。
【0021】
図3は本発明に係る簡易型焼却炉の平面断面図であり、二次燃焼ボックス36の4つの側面のうち、図右側面に導煙ダクト35を接続し、図下方の面に二次燃焼バーナ17を接続し、図上方の面から煙突19を延ばしたことを示す。二次燃焼バーナ17は、燃料タンク39からの液体燃料を高圧化し霧化する電磁ポンプ41と霧化させた燃料へ空気を供給する小型ブロア42とを備えた火炎発生器である。
【0022】
煙突19は縦リブ13・・・の外面に倣うように炉体16に巻き付け、且つ外気取入れ口43・・・を複数個備える。
煙突19は二次燃焼バーナ17の作用により高温になる。この様な煙突19を直接的に炉体16に取付けると、炉体16に施した塗料が焼けることや、両者の熱膨張差の対策が難しくなる。また、詳しくは後述するが、本発明では煙突19を放熱体にしたい。炉体16に煙突19を近づけると放熱作用が低下する。
これらの不具合を解消させるには、縦リブ13・・・により、煙突19を炉体16から隔てることが有効である。
【0023】
図4は本発明に係る簡易型焼却炉の煙突の説明図であり、二次燃焼ボックス36から延ばした煙突19は、少なくとも一周分だけ炉体16に巻き付けた螺旋部44と、フランジ45と、立上がり部20とからなることを示す。
【0024】
図5は本発明で採用した炉蓋開閉機構の原理図であり、炉蓋開閉機構15は、炉体16側に取付けた受けブロック46と、縦ピン47を介して前記受けブロック46に旋回可能に取付けた旋回ブロック48と、この旋回ブロック48の上端から水平に延ばした旋回アーム49と、この旋回アーム49に回転可能に載せた回転カム51と、この回転カム51に載せた非回転カム52と、この非回転カム52から下げた吊りロッド53とからなり、この吊りロッド53で炉蓋14を吊上げさせる構造物である。54は操作レバーであり、この操作レバー54により、回転カム51を回すこことができる。
【0025】
図6(a)、(b)は本発明の炉蓋開閉機構の作動説明図である。
(a)に示すとおり、操作レバー54により、矢印▲1▼の通りに回転カム51を180°回すと、上下のカム51、52の凸同士が向き合って、回転カム51が非回転カム52を押し上げ、結果、炉蓋14が矢印▲2▼の通りに上昇する。次に、作業者は取っ手55に手を掛けて、矢印▲3▼の通り炉蓋14を旋回させて、想像線の位置まで移動させる。炉蓋14は縦ピン47を中心に簡単に旋回させることができる。
【0026】
(b)は炉蓋14が全開状態にあることを示し、上面が完全に開放された炉体16へごみ等の可燃物57を投入することができる。
炉蓋14の閉じ動作は以上の開動作の逆を実施すればよいので説明は省略する。
【0027】
本発明の簡易型焼却炉の作用を次に説明する。
図7(a)、(b)は本発明に係る簡易型焼却炉の作用説明図(その1)である。
(a)は、炉体16に可燃物57を投入し、炉蓋14を閉じた状態を示す。通気ブロア22を回し、バタフライ弁32を絞り加減にする。すると、図1に示すエジェクター管21に多目の空気が流れ、煙突19の引き性能を高めることができる。そして、二次燃焼バーナ17((b)参照)に着火する。これで、準備が整ったので、点火口兼灰掻出し口12を通じて可燃物57に着火する。
【0028】
可燃物57が燃えることで煙を主体とした排ガスが発生する。この排ガスは炉体16内を上昇した後、煙突の引き作用により、炉蓋14の下方で反転し、導煙ダクト35を下降して、二次燃焼ボックス36に至る。
【0029】
(b)において、二次燃焼ボックス36で排ガスは二次燃焼バーナ17の火炎に接触し、排ガスに含まれている未燃成分が燃えて、900℃程度の高温ガスになる。これで、ダイオキシン類を無害化することができる。
この後、高温の排ガスは螺旋部44を通り、外気取入れ口43・・・を通じての外気導入により、徐々に低温になり、煙突19から屋外へ放出される。
【0030】
図8(a)、(b)は本発明に係る簡易型焼却炉の作用説明図(その2)である。
(a)は本発明の簡易型焼却炉が暖房器具としてのストーブの役割を果たすことの説明図であり、炉体16並びに煙突の螺旋部44に断熱材を備えないときには、炉体16の表面温度は200〜400℃、煙突の螺旋部44の表面温度は400〜600℃になる。この様な高温の炉体の螺旋部44からq・・・の熱が周囲に伝わり、螺旋部44からQ・・・の熱が周囲に伝わり、周囲の空気や物を温める。
【0031】
火炎温度を上げることを目的とした、断熱材を備えた焼却炉では、断熱材の内面は高温であるが、外面は低温になるため、ストーブとしての役割は期待できない。この点、本発明の簡易型焼却炉10はストーブとしての作用を発揮させることができ、二次燃焼バーナ17(図7(b)参照)で投入した燃料が熱エネルギーの形態で活用させることができることは言うまでもない。
【0032】
(b)は本発明における灰の高温化処理の説明図であり、炉体16内部は二次燃焼ボックス36((a)参照)に比較して低温であるため、炉体16で発生し、そこに留まっている灰58には、ダイオキシン類が含まれている可能性は高い。
本発明では、可燃物57の大部分が灰58に代わったころから、炉底の擂り鉢状燃焼室30では、エアノズル29からの豊富な空気供給により、残りの可燃物57と灰58とが撹拌、混合し、且つ可燃物57が完全燃焼するため、灰58が高温処理される。この結果、灰に残るダイオキシン類を無害化させることができる。
【0033】
上記の撹拌、混合を円滑に行わせるには、擂り鉢状燃焼室30は、好適である。すなわち、図示する如く可燃物57と灰58はエアノズル29・・・の作用で上昇し、後に落下する。落下した可燃物57と灰58は斜板28、28に沿って中央に集まり、再度、エアノズル29・・・で吹き上げられる。従って、流動床の様に可燃物57と灰58を接触させることができ、灰58・・・をむら無く高温処理することができる。
【0034】
なお、本発明の簡易型焼却炉で処理することのできる可燃物は、家庭ゴミ、プラスチック類、合成ゴム、紙、木質廃材である。
【0035】
また、請求項1では、炉体に薄く断熱材を付設することは差し支えない。同様に、煙突に局部的に断熱材を設けることは差し支えない。特に、二次燃焼ボックス及びその直後は高温になるため、耐火材を内張りすることで、熱的劣化を防止することは好ましいことである。
【0036】
さらに、炉体は円筒の他、角筒であってもよく、立体的形状は任意に決定できる。
【0037】
【実施例】
本発明の簡易型焼却炉の性能確認実験を実施したのでその内容を説明する。
○簡易型焼却炉の仕様
炉体の直径:600mm
炉体の高さ:900mm
炉体断熱材の有無:断熱材無し
煙突断熱材の有無:断熱材無し
【0038】
○投入した可燃物:28.3kg(内訳は以下の通り)
プラスチック類(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルの混合物):16.5kg
車のバンパー(同上):3.0kg
ABS樹脂:2.3kg
PETボトル等の生活廃材:4.0kg
段ボール紙:2.5kg
【0039】
○排ガス分析場所:煙突の立上がり部
○分析項目:ポリ塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシン、ポリ塩化ジベンゾフラン及びコプラナ−ポリ塩化ビフェニル
○計量方法:JIS K 0311(1999)高分解能ガスクロマトグラフ質量分析法
【0040】
○排ガス測定結果と評価
排ガス中のダイオキシン類:0.51ng−TEQ/m
厚生省で定めた排出基準値:5.0ng−TEQ/m
厚生省基準より大幅に排ガス中のダイオキシン類濃度が小さい。
【0041】
○焼却灰測定結果と評価
焼却灰中のダイオキシン類:0.98ng−TEQ/g
厚生省で定めた排出基準値:3.0ng−TEQ/g
厚生省基準より大幅に焼却灰中のダイオキシン類濃度が小さい。
【0042】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1によれば、炉体でごみなどの可燃物を一次燃焼させ、二次燃焼バーナで排ガスを高温処理することで、ダイオキシン類を無害化することができる。
【0043】
そして、可燃物の大部分が灰に代わったころから、炉底の擂り鉢状燃焼室では、ノズルからの豊富な空気供給により、残りの可燃物と灰とが撹拌、混合し、且つ可燃物が完全燃焼するため、灰が高温処理される。この結果、灰に残るダイオキシン類を無害化させることができる。
【0044】
さらに、請求項1の焼却炉は、屋内にストーブを兼ねて設置することができる。このときに、煙突の一部を炉体に螺旋状に巻き付けたので、この部分が放熱体となって、屋内暖房を促す。従って、高温排ガスを熱エネルギーとして有効に活用することができる。
【0045】
請求項2では、煙突は、断熱材を付さない無断熱煙突であることを特徴とする。
無断熱煙突であれば、煙突の表面温度を高めることができ、より多量の熱エネルギーを屋内暖房に供することができる。加えて、無断熱煙突であるから、煙突の全体的な径が小さくなり、煙突の小型、軽量化が図れる。
【0046】
請求項3では、炉体は、断熱材を付さない無断熱炉体であることを特徴とする。
無断熱炉体であれば、炉体の表面温度を高めることができ、より多量の熱エネルギーを屋内暖房に供することができる。加えて、無断熱炉体であるから、炉体の小型、軽量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る簡易型焼却炉の正面図
【図2】本発明に係る簡易型焼却炉の断面図
【図3】本発明に係る簡易型焼却炉の平面断面図
【図4】本発明に係る簡易型焼却炉の煙突の説明図
【図5】本発明で採用した炉蓋開閉機構の原理図
【図6】本発明の炉蓋開閉機構の作動説明図
【図7】本発明に係る簡易型焼却炉の作用説明図(その1)
【図8】本発明に係る簡易型焼却炉の作用説明図(その2)
【符号の説明】
10…簡易型焼却炉、13…縦リブ、14…炉蓋、16…炉体、17…二次燃焼バーナ、19…煙突、20…煙突の立上がり部、21…エジェクター管、22…通気ブロア、25…炉体の底、26…炉体の壁、27…直角三角形断面の通気通路、28…斜板、29…エアノズル、30…擂り鉢状燃焼室、35…導煙ダクト、36…二次燃焼室、44…煙突の螺旋部、57…可燃物、58…灰(焼却灰)。

Claims (3)

  1. ごみなどの可燃物を投入し、燃やすことのできる鋼製の炉体と、この炉体から排ガスを導出する鋼製の煙突とからなる簡易型焼却炉において、
    前記炉体の底と壁が交わる隅に、直角三角形の断面の通気通路を設けるべく前記底と壁とに斜板を渡し、前記斜板に炉体中央へ空気を吹出すノズルを取付けて擂り鉢状燃焼室を形成し、
    前記煙突の入口に二次燃焼バーナを介在させるとともに、煙突の一部を前記炉体に少なくとも一周螺旋状に巻き付けたことを特徴とする簡易型焼却炉。
  2. 前記煙突は、断熱材を付さない無断熱煙突であることを特徴とする請求項1記載の簡易型焼却炉。
  3. 前記炉体は、断熱材を付さない無断熱炉体であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の簡易型焼却炉。
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