JP4081026B2 - マイクロメータ - Google Patents

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Description

本発明は、測定対象物の所定の部分の寸法を測定するマイクロメータに関する。
測定対象物の所定の部分の寸法を測定する器具としてマイクロメータが用いられている。マイクロメータのアンビルと可動のスピンドルの間に、測定対象物の寸法を測定したい部分(以下、被測定部という)を配置し、スピンドルを被測定部に近づくように動かしていく。そして、被測定部がアンビルとスピンドルとで挟持された状態で、マイクロメータが示す測定値を読み取る。
マイクロメータには、被測定部の寸法の測定値をデジタル(数字)で表示するデジタル表示方式のもの(たとえば、特許文献1参照)、マイクロメータに設けられた目盛を読み取るアナログ表示方式のもの(たとえば、特許文献2参照)がある。
特開昭59−187203号公報 特開2003−42703号公報
しかし、上述の特許文献1に記載されているデジタル表示方式のマイクロメータでは、測定対象物の形状等よっては、測定対象物の被測定部を挟持した状態で、デジタル表示部が、測定者と反対の方向に向いてしまう場合もある。この場合には、デジタル表示部に表示された数字を読み取ることができない。
したがって、測定時のアンビルとスピンドルとの間隔を維持させたまま、測定対象物からマイクロメータを抜き取り、デジタル表示部を測定者に向ける等の方法によって、測定値の数字を読み取らなければならない。この方法では、アンビルとスピンドルとの間隔をほんの少しだけ拡げないとマイクロメータを抜き取れないこともあり、その結果、測定値が正しくなくなるという問題点がある。
また、上述の特許文献2に記載されているアナログ表示方式のマイクロメータでは、スリーブに目盛線および目盛数字を複数組設けて、それぞれの組に対応するシンブルの目盛数字を複数組設けている。このため、マイクロメータの測定時の向きに関わらず、測定値を読み取ることができる。
しかし、スリーブの2組の目盛線および目盛数字が、同じ形状をしているため、読み取るスリーブの目盛線および目盛数字を、どちらのシンブルの目盛数字に対応させるのか分かりにくいという問題点がある。
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、測定時に配置される方向に関わらず、測定対象物の被測定部の寸法を、正しく読み取ることができるマイクロメータを提供することを目的とする。
発明のマイクロメータは、アンビルと可動のスピンドルとで挟持された測定対象物の被測定部の寸法を測定するマイクロメータにおいて、被測定部の寸法の測定値をデジタルで表示する複数のデジタル表示部と、鉛直下方向を感知する感知機構と、を有し、感知機構により感知したマイクロメータの鉛直下方向と、デジタル表示部に表示される数字の下方向とを一致させるものである。
この発明では、被測定部の寸法の測定値を表示するデジタル表示部が複数あるので、デジタル表示部をマイクロメータの様々な位置に設ける構成が採用できる。この構成によって、寸法の測定時のマイクロメータの配置に関わらず、測定対象物の被測定部の寸法を、いずれかのデジタル表示部から正しく読み取ることができる。
また、マイクロメータの鉛直下方向と、デジタル表示部に表示される数字の下方向とを一致させるので、その結果、デジタル表示部に表示される数字の上下方向は、測定者から見た上下方向と一致する。このため、たとえば、表示される測定値に、「6」や「9」が含まれている場合等、表示される数字の上下方向が逆になれば、誤って読み取りやすい場合であっても、数字を正しく読み取ることができる。
他の発明のマイクロメータは、アンビルと可動のスピンドルとで挟持された測定対象物の被測定部の寸法を測定するマイクロメータにおいて、被測定部の寸法の測定値をデジタルで表示するデジタル表示部と、被測定部が挟持された状態で回動できる回動部と、鉛直下方向を感知する感知機構と、を有し、回動部に感知機構およびデジタル表示部を設け、感知機構により感知した回動部の鉛直下方向と、デジタル表示部に表示される数字の下方向とを一致させたものである。
この発明では、被測定部の寸法の測定値を表示するデジタル表示部を回動部に設けたため、デジタル表示部が複数設置されるのと同等の効果を有するものとなる。すなわち、寸法の測定時のマイクロメータの配置に関わらず、デジタル表示部を、測定者が読み取りやすい位置に回動させることによって、被測定部の寸法を、正しく読み取ることができる。
また、回動部に鉛直下方向を感知する感知機構を有し、感知機構により感知した回動部の鉛直下方向と、デジタル表示部に表示される数字の下方向とを一致させる構成を採用することができる。この構成によって、デジタル表示部に表示される数字の上下方向が、測定者から見た上下方向と一致し、数字を正しく読み取ることができる。
本発明によれば、測定時に配置される方向に関わらず、測定対象物の被測定部の寸法を、正しく読み取ることができるマイクロメータを得ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るマイクロメータの各実施の形態について説明する。まず、図1および図2を参照しながら、本発明の第1の実施の形態に係るマイクロメータ10について説明する。
マイクロメータ10は、主に、本体部12と、フレーム14と、アンビル16と、スピンドル18と、スリーブ20と、シンブル22と、シンブルつまみ24と、クランプ26と、複数の表示部からなるデジタル表示部28とから構成されている。
本体部12は、測定対象物の被測定部の寸法を測定する図示されない測定機構と、測定機構を作動させたり、デジタル表示部28に測定値を表示するため等の図示されない電源と、測定機構とデジタル表示部28と電源等とを接続している図示されない電気回路と、を収納している。また、本体部12は、マイクロメータ10を使用、運搬等するときに保持する部分にもなっている。
フレーム14は、略C字形状をしている板部材から形成されており、一端は本体部12に支持されており、他端にはアンビル16が形成されている。アンビル16は、円柱形状をしている棒状部材から形成されている。
アンビル16の2つの端面のうち、一方は、フレーム14と一体化されており、他方は、測定対象物の被測定部の寸法を測定する際に、被測定部に当接する第1当接面16aとなっている。なお、この第1の実施の形態では、アンビル16がフレーム14と一体化されているが、アンビル16とフレーム14とを、別体で構成しても良い。
スピンドル18は、軸方向に可動で、円柱形状をしている棒状部材から構成されている。スピンドル18は、図2に示すように、中央部付近の側面にネジ山30が形成されている。このネジ山30が形成された部分は、本体部12およびスリーブ20の内部に収容されている。そして、このネジ山30は、スリーブ20の内壁面に形成されたネジ山32に係合されている。
マイクロメータ10は、アンビル16とスピンドル18との間で測定対象物を挟持させた状態で、被測定部の寸法を測定するが、この際、スピンドル18の他の一端は、被測定部に当接する第2当接面18aとなっている。
スリーブ20は、円筒形状をした管体から構成されており、内部にスピンドル18を収容している。この第1の実施の形態では、マイクロメータ10がデジタル表示方式であるため、スリーブ20の表面に目盛がないが、電源の電池等が急になくなったとき等に備えて、スリーブ20の表面に目盛を設けて、アナログ表示方式と兼用させても良い。
シンブル22は、一方の開口部が封止され、他方の開口部が絞られている円筒形状をした封止管体から形成されている。シンブル22の封止部には、シンブルつまみ24が連結されている。シンブル22の絞られた開口部の内径は、スリーブ20の外径より、ほんのわずかだけ大きくなっており、シンブル22は、絞られた開口部をスリーブ20に外挿したように配置されている。この際、シンブル22は、スリーブ20と干渉することなく、スピンドル18と同期した回転運動ができるように、スピンドル18に接合されている。
この第1の実施の形態では、マイクロメータ10がデジタル表示方式であるため、シンブル22の表面に目盛がないが、シンブル22の表面に目盛を設けて、アナログ表示方式と兼用させても良い。
シンブルつまみ24は、円柱形状をしている棒状部材から構成されており、シンブル22およびスピンドル18を、アンビル16に近づけたり、アンビル16から遠ざけたりする際の回転つまみとなっている。
すなわち、シンブルつまみ24をある方向(たとえば右方向)に回転させると、シンブル22も同じ方向に回転しながら、その開口部からスリーブ20を飲み込むようにアンビル16に近づく。そして、スピンドル18も、ネジ山30がスリーブ20内壁面のネジ山32と係合したまま、シンブルつまみ24およびシンブル22と同じ方向に回転しながら、アンビル16に近づいて行く。
シンブルつまみ24を逆方向(たとえば左方向)に回転させると、シンブル22は、シンブルつまみ24と同じ方向に回転しながら、その開口部からスリーブ20を吐き出すようにアンビル16から遠ざかる。そして、スピンドル18も、ネジ山30がスリーブ20内壁面のネジ山32と係合したまま、シンブルつまみ24およびシンブル22と同じ方向に回転しながら、アンビル16から遠ざかって行く。
また、シンブルつまみ24の内部には、図示されないラチェット機構が形成されており、アンビル16とスピンドル18とで測定対象物を挟持した状態で、シンブルつまみ24を、さらにスピンドル18が測定対象物に押圧する方向に回転させると、スピンドル18およびシンブル22に対して空転する。
クランプ26は、円板形状をしたネジ材から構成されたつまみ部34を有し、本体部12の正面に配置されている。クランプ26のつまみ部34を回動させて本体部12にねじ込むと、スピンドル18、シンブル22およびシンブルつまみ24の動きをロックすることができる。なお、クランプ26は、本体部12の他の面や本体部12以外に設けても良い。
デジタル表示部28は、液晶表示板や電光表示板等で構成されており、アンビル16とスピンドル18とで挟持された測定対象物の被測定部の寸法をデジタル、すなわち数字で表示する。この寸法は、たとえば、スピンドル18の移動量を、図示されないエンコーダで検出して測定している。このようなエンコーダとしては、光電式、電磁式、静電容量式または接点式等が挙げられる。
デジタル表示部28は複数あり、この第1の実施の形態では、図1のマイクロメータ10の配置状態で、本体部12の正面に第1デジタル表示部36、背面に第2デジタル表示部38、上面に第3デジタル表示部40の合計3箇所設けられている。
すなわち、それぞれ、第1デジタル表示部36の表示面と第2デジタル表示部38の表示面とのなす角は180度、第2デジタル表示部38の表示面と第3デジタル表示部40の表示面とのなす角は90度、第1デジタル表示部36の表示面と第3デジタル表示部40の表示面とのなす角は90度となっている。
このようなデジタル表示部28の配置構成を採用することによって、マイクロメータ10の製造工程を複雑化することなく、かつ寸法の測定時のマイクロメータ10のほとんどの配置において、デジタル表示部28の数字を、正しく読み取ることができる。
なお、この第1の実施の形態では、デジタル表示部28を、本体部12の正面、上面、背面に各1つずつ、合計3つ設けたが、デジタル表示部28の数は、2つであっても、4つ以上であっても良い。また、3つのデジタル表示部36,38,40の表示面のなす角は、上述の関係に限らない。たとえば、本体部12を円筒形状にして、この円筒形状の側面に、中心角を120度ずつずらして、デジタル表示部28を3つ配置しても良い。なお、デジタル表示部28の数を2つとした場合には、正面と背面とに1つずつ設けるのが好ましい。
このように、複数のデジタル表示部28をマイクロメータ10の様々な位置に設けることができる。そして、寸法の測定時のマイクロメータ10の配置に関わらず、いずれかのデジタル表示部28から測定数値を正しく読み取ることができる。また、右利きの人、左利きの人のいずれの人も、マイクロメータ10の測定数値を苦労せずに読み取ることができる。
また、この第1の実施の形態では、全てのデジタル表示部36,38,40が、スピンドル18を覆う位置に配置されている。ここで、「デジタル表示部36,38,40が、スピンドル18を覆う」とは、各デジタル表示部36,38,40の背後に、スピンドル18が配置されている状態のことをいう。すなわち、デジタル表示部36,38,40の表示面に対して垂直の方向に、デジタル表示部36,38,40を移動すれば、スピンドル18と重なるようなデジタル表示部36,38,40の位置をいう。この構成によって、被測定部をアンビル16とスピンドル18に挟持するときの視線から、デジタル表示部28を目視するときの視線の移動距離を短く、かつ移動をスムーズに行うことができる。このため、測定作業を効率的に行えると共に、多数の測定対象物を測定しても目の疲労が少なくなる。
本体部12の正面には、電源ボタン42と、リセットボタン44と、ホールドボタン46が設けられている。電源ボタン42は、押圧することによって、測定数値のデジタル表示部28への表示・非表示を切り替える。なお、電源ボタン42を設けず、マイクロメータ10の非使用状態が一定時間経過したら電源を自動的に切る、いわゆるオートパワーオフ機能を設けても良い。
リセットボタン44は、押圧することによって、デジタル表示部28に表示されている測定数値をゼロに設定する。ホールドボタン46は、押圧することによって、デジタル表示部28に表示されている測定数値を固定する。
なお、この第1の実施の形態では、電源ボタン42と、リセットボタン44と、ホールドボタン46を、本体部12の正面に設けたが、これらの各ボタン42,44,46は、本体部12の上面、下面または背面等のいずれか、または、それぞれに設けても良い。また、これらの各ボタン42,44,46を、1つずつそれぞれ別の面に設けても良いし、2つのボタンを同じ面に、他の1つのボタンを別の面に設けても良い。
本体部12の内部には、鉛直下方向を感知する感知機構50が設けられている。そして、この感知機構50により感知したマイクロメータ10の鉛直下方向と、デジタル表示部28に表示される数字の下方向とを一致させるように構成されている。感知機構50としては、筒状体に上下動できる球を入れ、その球が筒状体のどちら側に接触しているかを検知することで、上下いずれであるかを感知するもの、その他の機構が採用され得る。
このように、マイクロメータ10の鉛直下方向とデジタル表示部28に表示される数字の下方向とを一致させることによって、デジタル表示部28に表示される数字の上下方向が、測定者から見た上下方向と一致する。このため、たとえば、表示される測定数値に、「6」や「9」が含まれている場合等、表示の上下方向が逆になれば、誤って読み取りやすい場合であっても、数字を正しく読み取ることができる。なお、第1の実施の形態では、感知機構50の検知により、第1デジタル表示部36および第2デジタル表示部38の表示の上下方向が、正逆転するようになっているが、第3デジタル表示部40の表示は、感知機構50の検知結果に左右されないものとなっている。
次に、図3を参照しながら、鉛直下方向を感知する感知機構50の実施の形態について詳しく説明する。
本体部12の内部に、それぞれ導通させることによって、デジタル表示部28に数字を表示する電気回路が形成される第1端子52と第2端子54とを、対向させて設けておく(図3(a))。第1端子52は、数字をある向きに表示させるもので(図3(b))、第2端子54は、第1端子52とは逆向きに数字を表示させるものである(図3(c))。
これらの端子52,54の間に、移動体としての金属等の導電性の球56を配置する(図3(d))。寸法の測定時のマイクロメータ10の配置に関わらず、球56は常に鉛直下方向に存在するため、鉛直下方向にある端子が導通する。こうして、マイクロメータ10の鉛直下方向とデジタル表示部28に表示される数字の下方向とを一致させることができる。
なお、この実施の形態では移動体として球56を用いたが、球に代えて円柱形状の移動体を用いても良いし、水銀等の導電性液体を移動体として用いても良い。また、感知機構50は、他の機構を採用しても良い。さらに、感知機構50の設置場所としては、本体部12以外でも良い。
次に、図4を参照しながら、マイクロメータ10を用いた測定対象物の被測定部58の寸法を測定する方法について説明する。
まず、電源ボタン42を押圧して、電源を入れる。次いで、シンブルつまみ24を回転させて、アンビル16の第1当接面16aと、スピンドル18の第2当接面18aとを当接させ、さらに、シンブルつまみ24が空転し始めるまで回転させる。そして、リセットボタン44を押圧して、デジタル表示部28に表示される数値をゼロにする。
続いて、シンブルつまみ24を先ほどとは反対方向に回転させて、アンビル16とスピンドル18の間隔を拡げていく。この間隔が、被測定部58の寸法より少しだけ大きくなるように調節する。その後、アンビル16の第1当接面16aが、被測定部58に接触するように、かつ、スピンドル18の第2当接面18aが、被測定部58に接触しないように、マイクロメータ10を被測定部58に挟み込む(図4(a))。
そして、スピンドル18が被測定部に近づく方向にシンブルつまみ24を回転させて、第2当接面18aを被測定部58に当接させる。その後、シンブルつまみ24が空転し始めるまで、同じ方向にシンブルつまみ24を回転させ続ける(図4(b))。このシンブルつまみ24が空転する状態が、アンビル16とスピンドル18とで被測定部58を挟持した状態である。この状態で、デジタル表示部28に表示されている数値が、被測定部58の寸法になる。
次に、図5および図6を参照しながら、本発明の第2の実施の形態に係るマイクロメータ60について説明する。なお、第1の実施の形態に係るマイクロメータ10と同一機能を有する部品については同一符号を付し、説明を適宜簡略化または省略する。
本体部12の1つの側面部に配置される回動部62は、円柱形状をしており、本体部12に回動可能に嵌め込まれている。より具体的には、回動部62の両端面のそれぞれ中心と、回動部62が嵌め込まれている位置に対応する本体部12の壁とを、中空軸64,66で接合している(図6参照)。
回動部62の表面には、1つのデジタル表示部28が設けられている。デジタル表示部28に数字を表示するための電気回路68は、図6に示すように、本体部12の内部からこの中空軸64の内部を通過してデジタル表示部28に接続されている。
この第2の実施の形態では、鉛直下方向を感知する感知機構50は、回動部62の内部に設けられている。したがって、マイクロメータ60の本体部12の上下方向が一定のままであっても、回動部62を回動させることによって、デジタル表示部28に表示される数字の上下方向を変えることができる。
たとえば、測定対象物を挟んで2人の測定者が対向するように存在する場合に、この第2の実施の形態に係るマイクロメータ60を使用すれば、測定対象物の被測定部58の寸法を測定している状態で、マイクロメータ60の本体部12は動かさずに、回動部62を回動させて、対向位置に存在する測定者に、その位置のままで、測定値を読み取らせることができる。しかも、感知機構50によって、対向位置に存在する測定者から見た上下方向とデジタル表示部28に表示される数字の上下方向が一致しているので、測定値を正しく読み取らせることができる。
また、1人の測定者のときでも、測定時のマイクロメータ60の配置に関わらず、回動部62を回動させることによって、デジタル表示部28を測定者の方向に向けることができる。これによって、右利きの人も左利きの人も、このマイクロメータ60が使いやすいものとなる。また、感知機構50によって、数字の上下方向も測定者から見た上下方向と一致させることができる。なお、第2の実施の形態では、回動部62を本体部12の端部に設けたが、回動部62を本体部12の端部以外の、たとえば中央付近等に、設けても良い。
次に、図7および図8を参照しながら、本発明の第3の実施の形態に係るマイクロメータ70について説明する。なお、第1または第2の実施の形態に係るマイクロメータ10,60と同一機能を有する部品については、同一符号を付し、説明を適宜簡略化または省略する。
第3の実施の形態に係るマイクロメータ70は、デジタル表示方式に、スリーブ20とシンブル22の目盛線および目盛数字等を照合して測定値を読み取るアナログ表示方式が加わった、デジタル表示方式とアナログ表示方式を兼用するものである。
スリーブ20の表面には、軸方向に伸びる第1スリーブ標線72と、第1スリーブ標線72に沿って配置される複数の第1スリーブ目盛線74と、第1スリーブ目盛線74に対応させて表示される第1スリーブ目盛数字76とが、設けられている。
また、スリーブ20の表面で、第1スリーブ標線72の位置と軸方向に直交する径方向の反対位置には、軸方向に伸びる第2スリーブ標線78が、配置されている。そして、第2スリーブ標線78に沿って配置される複数の第2スリーブ目盛線80と、第2スリーブ目盛線80に対応させて表示される第2スリーブ目盛数字82とが、スリーブ20の表面に設けられている(図8(b)参照)。
このように、2組の標線72,78、目盛線74,80および目盛数字76,82を互いの組が反対側にくるように配置したことで、ほとんどの方向から、いずれかの標線72,78、目盛線74,80および目盛数字76,82を読み取ることができる。なお、スリーブ20の表面に、標線、目盛線および目盛数字を3組以上設けても良いが、多過ぎると、測定対象物の被測定部58の寸法を測定するときに、シンブル22の目盛数字との対応関係がかえって分かりにくくなるため、2組のみ設けることが好ましい。
シンブル22の開口部付近のテーパ部分の表面には、シンブル目盛線84が、シンブル22の円筒部分でテーパ部付近の表面には、第1シンブル目盛数字86が、それぞれ設けられている。シンブル目盛線84と第1シンブル目盛数字86とは、第1スリーブ標線72、第1スリーブ目盛線74および第1スリーブ目盛数字76と協働して寸法を測定する。
また、第2シンブル目盛数字88は、第1シンブル目盛数字86を挟むように、シンブル目盛線84と反対側の位置となるシンブル22の表面に設けられている。シンブル目盛線84と第2シンブル目盛数字88とは、第2スリーブ標線78、第2スリーブ目盛線80および第2スリーブ目盛数字82と協働して寸法を測定する。すなわち、シンブル目盛線84は、第1、第2スリーブ標線72,78、第1、第2スリーブ目盛線74,80および第1、第2スリーブ目盛数字76,82の両者に対応している。
なお、第1スリーブ標線72と、第1スリーブ目盛線74と、第1スリーブ目盛数字76と、シンブル目盛線84と、第1シンブル目盛数字86とで、第1アナログ表示部を構成している。また、第2スリーブ標線78と、第2スリーブ目盛線80と、第2スリーブ目盛数字82と、シンブル目盛線84と、第2シンブル目盛数字88とで、第2アナログ表示部を構成している。
第1デジタル表示部36は、第1スリーブ標線72が同時に目視可能な位置に配置されている。また、同様に、第2デジタル表示部38も、第2スリーブ標線78が同時に目視可能な位置に配置されている。この第3の実施の形態では、第3デジタル表示部が設けられていないが、たとえば、本体部12の上面に第3デジタル表示部を設けても良い。
第1スリーブ目盛数字76、第1シンブル目盛数字86および第1デジタル表示部36に表示される数字は、第1の字体で表示されており、第2スリーブ目盛数字82、第2シンブル目盛数字88および第2デジタル表示部38に表示される数字は、第1の字体とは異なる第2の字体で表示されている。
このような構成にすることによって、スリーブ20およびシンブル22の目盛数字の対応関係が分かりやすくなる。より詳細に述べると、第1スリーブ目盛数字76、第1シンブル目盛数字86および第1デジタル表示部36に表示される数字を通常の字体とし、第2スリーブ目盛数字82、第2シンブル目盛数字88および第2デジタル表示部38に表示される数字を斜字体としている。
さらに、この第3の実施の形態では、第2スリーブ目盛線80を斜めにしている。ここで、スリーブ目盛線の斜めとは、スリーブ標線とスリーブ目盛線とのなす角度が、0度より大きく、90度より小さいことをいう。この第3の実施の形態では、第2スリーブ標線78と第2スリーブ目盛線80とのなす角度は、約60度になっている。
このように、対応する目盛数字同士だけでなく、目盛線をも同種の形状にしているので、より一層、スリーブ20およびシンブル22の目盛の対応関係を瞬時に判断することができる。なお、さらに、対応している目盛同士を同じ色にし、対応していない目盛同士を異なる色にしても良い。しかし、対応している目盛同士の形状を同種としたまま色分けのみを施した場合には、マイクロメータ80を長期間に渡って使用して色落ちしたときに、目盛同士の対応関係が分かりにくくなるので、好ましくない。
次に、図8を参照しながら、第3の実施の形態に係るマイクロメータ80のアナログ表示部を用いた寸法の測定値の読み取り方について説明する。
図8(a)は、第1スリーブ標線72、第1スリーブ目盛線74および第1スリーブ目盛数字76が手前に向いている状態で、測定対象物の被測定部を挟持したときのスリーブ20およびシンブル22の目盛付近を示している。
まず、シンブル22から露出している第1スリーブ標線72の第1スリーブ目盛線74との交点のうち、最大値を読み取る。図8(a)から分かるように、6.5は露出しているものの、7.0はシンブル22内に隠れている。したがって、この工程での読み取り値は、6.5(mm)である。
次に、第1スリーブ標線72について、シンブル目盛線84における値を、最小単位よりもさらに1桁小さい位まで読み取る。なお、シンブル目盛数字86,88は、頭に「0.」が省略されている。図8(a)より、第1スリーブ標線72は、シンブル目盛線84において、第1シンブル目盛数字86の「26」と「27」とを3:7に内分する位置付近にあるので、シンブル目盛線84における値は、「26.3」、すなわち、0.263(mm)となる。
そして、上記2つの工程で読み取った値を加算する。ここでは、6.5に0.263を加えて、6.763となる。すなわる、ここでの寸法の測定値は、6.763mmということになる。この数値は、第1デジタル表示部36にも通常字体で表示される。
図8(b)は、図8(a)でのマイクロメータ80を、フレーム14が上から下に移動するように、スピンドル18の軸を中心として180度回転させて、第2スリーブ標線78、第2スリーブ目盛線80および第2スリーブ目盛数字82を手前に向けた状態を示している。
図8(a)での読み取り方法と同様の手順で、図8(b)の目盛を読み取る。なお、シンブル目盛数字は、第2シンブル目盛数字88を使用する。こうして、先ほどと同じ測定値6.763mmを得ることができる。この数値は、第2デジタル表示部38にも斜字体で表示される。
なお、この第3の実施の形態では、右利きの人が使いやすいように、右側にシンブルつまみ24が配置されているときに、各数値表示の上下方向と、測定者から見た上下方向とを合わせているが、左利きの人が使用したときに、すなわち、シンブルつまみ24が左側にくるように使ったときに、デジタル表示部36,38の数値表示の上下方向と、測定者から見た上下方向とを合わせるように、感知機構50を付加しても良い。
次に、第4の実施の形態に係るマイクロメータ90について説明する。
このマイクロメータ90は、第3の実施の形態に係るマイクロメータ70とほぼ同じ構成となっているが、デジタル表示部28とアナログ表示部の表示方向がマイクロメータ70と異なる。すなわち、第1アナログ表示部に表示される測定値表示と、第1デジタル表示部36に表示される測定値表示とは、鉛直方向で互いに逆向きにされ、第2アナログ表示部に表示される測定値表示と、第2デジタル表示部38に表示される測定値表示とは、鉛直方向で互いに逆向きにされている。
また、第3の実施の形態に係るマイクロメータ70と同様に、第1デジタル表示部36は、測定者が測定時に第1アナログ表示部(第1スリーブ標線72、第1スリーブ目盛線74、第1スリーブ目盛数字76、シンブル目盛線84および第1シンブル目盛数字86)と同時に目視可能な位置に配置されている(図9(a)参照)。また、第2デジタル表示部38は、測定者が測定時に第2アナログ表示部(第2スリーブ標線78、第2スリーブ目盛線80、第2スリーブ目盛数字82、シンブル目盛線84および第2シンブル目盛数字88)と同時に目視可能な位置に配置されている(図9(b)参照)。
具体的には、第1スリーブ目盛数字76および第1シンブル目盛数字86の数字の上下方向と、第1デジタル表示部36に表示される数字の上下方向とが、逆になっている。さらに、第2スリーブ目盛数字82および第1シンブル目盛数字88の数字の上下方向と、第2デジタル表示部38に表示される数字の上下方向とが、逆になっている。
このような構成にすることによって、被測定部92の寸法の測定時に、マイクロメータ90が、表または裏、左または右のいずれの方向を向いても、第1アナログ表示部、第1デジタル表示部36、第2アナログ表示部または第2デジタル表示部38のうち、1つの表示部が測定者の方向に向き、かつ、表示の上下方向が測定者から見た上下方向と一致するため、被測定部92の寸法を正しく読み取ることができる。
次に、図9および図10を参照しながら、マイクロメータ90が、それぞれ表または裏と左または右の計4つの配置で、被測定部92を挟んだときの表示部の表示について説明する。なお、ここでは、シンブルつまみ24の位置で左右を規定し、また、第1デジタル表示部36および第1アナログ表示部が設けられている面を表と、第2デジタル表示部38および第2アナログ表示部が設けられている面を裏とした。
図9(a)は、測定者から見て、マイクロメータ90を表・右の配置で、被測定部92を挟んだ状態を示す図である。図9(b)は、測定者から見て、マイクロメータ90を裏・右の配置で、被測定部92を挟んだ状態を示す図である。図10(a)は、測定者から見て、マイクロメータ90を裏・左の配置で、被測定部92を挟んだ状態を示す図である。図10(b)は、測定者から見て、マイクロメータ90を表・左の配置で、被測定部92を挟んだ状態を示す図である。
図9(a)では、第1スリーブ目盛数字76および第1シンブル目盛数字86の数字の上下方向と、測定者から見た上下方向が一致しているので、第1アナログ表示部を用いて、被測定部92の寸法を正しく読み取ることができる。
図9(b)では、第2スリーブ目盛数字82および第2シンブル目盛数字88の数字の上下方向と、測定者から見た上下方向が一致しているので、第2アナログ表示部を用いて、被測定部92の寸法を正しく読み取ることができる。
図10(a)では、第2デジタル表示部38に表示される数字の上下方向と、測定者から見た上下方向が一致しているので、第2デジタル表示部38を用いて、被測定部92の寸法を正しく読み取ることができる。
図10(b)では、第1デジタル表示部36に表示される数字の上下方向と、測定者から見た上下方向が一致しているので、第1デジタル表示部36を用いて、被測定部92の寸法を正しく読み取ることができる。
以上に説明した各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更実施可能である。たとえば、各実施の形態に係るマイクロメータ10,60,70,90は、本体部12の内部に電池等の電源を配置してあるが、電源を設けず、シンブルつまみ24の回転によって発電させて、その電力によってデジタル表示部28に測定値を表示させても良い。
第3の実施の形態に係るマイクロメータ70では、デジタル表示部28を2つ設けているが、これに代えて、2つのアナログ表示部に、1つのデジタル表示部を加えたものとしても良い。デジタル表示部を1つにした場合には、そのデジタル表示部を回動できるようにするのが好ましい。また、字体を異ならせ、かつ一方を斜めの字体および斜めの線とする発明は、デジタル表示部を有しないマイクロメータにも適用することができる。
本発明は、測定対象物の被測定部の寸法を測定する装置に適用できる。
本発明の第1の実施の形態に係るマイクロメータを示す外観図である。 本発明の第1の実施の形態に係るマイクロメータの本体部付近を示す正面図であり、一部を断面図としたものである。 本発明の第1の実施の形態に係るマイクロメータに用いられる感知機構を示す図で、(a)は、移動体を抜き取った状態で、本体部の内部での位置を示す模式図、(b)は、第1端子を導通させた状態を示す模式図、(c)は、第2端子を導通させた状態を示す模式図、(d)は、移動体である球を配置した状態を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係るマイクロメータを用いて、被測定部の寸法を測定する手順を示す図で、(a)は、被測定部にアンビルのみが当接している状態を示す正面図、(b)は、被測定部が、アンビルとスピンドルとで挟持された状態を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るマイクロメータを示す外観図である。 図5のマイクロメータにおいて、回動部と本体部の接合部付近を示す拡大正面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るマイクロメータを示す外観図である。 図7のマイクロメータの目盛付近を示す図で、(a)は、第1アナログ表示部および第1デジタル表示部を測定者に向けたときの正面図、(b)は、第2アナログ表示部および第2デジタル表示部を測定者に向けたときの正面図である。 第4の実施の形態に係るマイクロメータを用いて、被測定部の寸法を測定している状態を示す図で、(a)は、マイクロメータを表・右の配置にして被測定部を挟んでいる正面図、(b)は、マイクロメータを裏・右の配置にして被測定部を挟んでいる正面図である。 第4の実施の形態に係るマイクロメータを用いて、被測定部の寸法を測定している状態を示す図で、(a)は、マイクロメータを裏・左の配置にして被測定部を挟んでいる正面図、(b)は、マイクロメータを表・左の配置にして被測定部を挟んでいる正面図である。
符号の説明
10 マイクロメータ
12 本体部
14 フレーム
16 アンビル
18 スピンドル
20 スリーブ
22 シンブル
24 シンブルつまみ
26 クランプ
28 デジタル表示部
36 第1デジタル表示部
38 第2デジタル表示部
40 第3デジタル表示部
42 電源ボタン
44 リセットボタン
46 ホールドボタン
50 感知機構
58 被測定部
60 マイクロメータ
70 マイクロメータ
72 第1スリーブ標線
74 第1スリーブ目盛線
76 第1スリーブ目盛数字
78 第2スリーブ標線
80 第2スリーブ目盛線
82 第2スリーブ目盛数字
84 シンブル目盛線
86 第1シンブル目盛数字
88 第2シンブル目盛数字
90 マイクロメータ
92 被測定部

Claims (2)

  1. アンビルと可動のスピンドルとで挟持された測定対象物の被測定部の寸法を測定するマイクロメータにおいて、
    上記被測定部の寸法の測定値をデジタルで表示する複数のデジタル表示部と、鉛直下方向を感知する感知機構と、を有し、
    上記感知機構により感知した上記マイクロメータの鉛直下方向と、上記デジタル表示部に表示される数字の下方向とを一致させることを特徴とするマイクロメータ。
  2. アンビルと可動のスピンドルとで挟持された測定対象物の被測定部の寸法を測定するマイクロメータにおいて、
    上記被測定部の寸法の測定値をデジタルで表示するデジタル表示部と、上記被測定部が挟持された状態で回動できる回動部と、鉛直下方向を感知する感知機構と、を有し、
    上記回動部に上記感知機構および上記デジタル表示部を設け、上記感知機構により感知した上記回動部の鉛直下方向と、上記デジタル表示部に表示される数字の下方向とを一致させることを特徴とするマイクロメータ。
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