JP4080651B2 - 原子炉建屋構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は原子力発電所の廃止措置または廃炉措置時において原子炉建屋からの廃棄処分物を外部へ取り出すことなく直接地下に埋設処分できるように構成した原子力発電所の原子炉建屋構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
原子力発電所の廃止措置または廃炉措置に際しては、原子炉建屋内の原子炉圧力容器や炉内構造物を廃棄処分する必要があるが、この廃棄処分方法については現在国外で種々の方法が検討されている。しかしながら現状では決定的な方法は見当たらない。
【0003】
図6(a)から(c)により従来の原子力発電所の原子炉建屋の一例と、原子炉建屋内からの廃棄処分物を廃棄処分する方法の一例を説明する。
図6(a)中、符号1は原子炉建屋本体で、この原子炉建屋本体1は原子力発電所の敷地の土砂2を深く掘り下げて底部に敷設したコンクリートベースマット3上に構築されている。原子炉建屋本体1の最地下階床4はコンクリートベースマット3上に据付けられ、コンクリートを積み上げ、側壁、天井等を形成して原子炉建屋本体1が構築される。
【0004】
原子炉建屋本体1の最地下階床4から立ち上げて原子炉圧力容器5を支持するペデスタル6が立設し、ペデスタル6の外側にはサプレッションチェンバ7が形成されている。原子炉圧力容器5の上方には原子炉ウエル8が形成され、原子炉ウエル8の両側に燃料プール9と機器プール10が構築されている。
【0005】
原子炉ウエル8上にオペレーションフロア11が敷設され、オペレーションフロア11上にレール12が設置され、レール12に取扱いクレーン13が走行するようになっている。また、オペレーションフロア11上に原子炉圧力容器5を切断するための切断用マニピュレータ14が設置されている。
【0006】
図6(a)中、符号15は原子炉建屋内に入り込んだ輸送用トラックで、トラック15上に原子炉圧力容器5の上部を切断した切断片16を収納する移送容器17が搭載される。
【0007】
原子力発電所の廃止または廃炉措置時において、移送容器17を搭載したトラック15を原子炉建屋本体1内に待機させ、原子炉圧力容器5を原子炉圧力容器切断用マニピュレータ14によって移送容器17に収納できる形状に切断する。切断した原子炉圧力容器切断片16を取扱いクレーン13によりオペレーションフロア11へ搬出し、オペレーションフロア11から吊り下げて移送容器17に収納し梱包してトラック15により原子炉建屋本体1外へと搬出する。
【0008】
原子炉建屋本体1外に搬出した原子炉圧力容器切断片16を図6(b)に示したように放射性汚染処理施設18へと搬入し、除染した後、処分容器19へ梱包する。処分容器19へ梱包した原子炉圧力容器切断片16を、図6(c)に示したように最終処分地の保管庫20へ収納し、保管庫20に土砂2を被せて埋め込む。これで埋設処分は完了となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の原子炉圧力容器5を切断して搬出する方法では、原子炉圧力容器5自体が非常に大きくかつ重量物であり、かつそのうえ移送容器17は原子炉建屋本体1内にトラック15で搬入するため、小形にしなければならない。そのため、原子炉圧力容器5の切断と移送容器17への収納、搬出には非常に多くの時間と労力が必要とされる。
【0010】
また、廃炉時の使用済原子炉圧力容器5は強烈に放射能汚染されたものであるため、放射線被曝の防護上から切断、解体、搬出作業において、切断用マニピュレータ14,取扱いクレーン13,移送容器17など遠隔操作を必要としている。
【0011】
さらに移送容器17に原子炉圧力容器切断片16を収め、原子炉建屋本体1外に搬出した後、移送容器17は放射性汚染処理施設18により除染され、除染された原子炉圧力容器切断片16は処分容器19へ移されて、最終処分地の保管庫20へ移動され埋設処分される。この方法では、搬出後から保管先までの移動において、移動先の地域の了解、移動による労力、汚染物の除染処理、移動後の保管方法等の多くの作業が必要とされる。
【0012】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の第1の目的は、原子力発電所の廃止または廃炉措置時の原子炉圧力容器、または原子力発電所の廃止措置時の原子炉建屋内構造物の切断、解体、搬出及び除染作業を行う必要がなく、かつ放射線被曝量が低減し、作業効率のすぐれた原子炉建屋構造を提供することにある。
【0013】
また、本発明の第2の目的は、原子炉建屋本体内の放射能汚染物を原子炉建屋本体外へ搬出する作業を行う必要がなく、原子力発電所の稼動時に一般エリアとして作業することができ、しかも、原子力発電所の稼動時に有効スペースとして利用することができ、原子炉建屋本体を小形化できる原子炉建屋構造を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、原子炉建屋本体の最地下階床の中央部下方に設けられたサプレッションチェンバと、前記最地下階床と前記サプレッションチェンバとの間に設けられたダイヤフラムフロアと、前記ダイヤフラムフロアに取り付けられたベント管と、前記サプレッションチェンバの底部が固定されるコンクリートベースマットと、を備えた原子炉建家構造であって、前記サプレッションチェンバは廃炉時に原子炉圧力容器を収納可能にしたことを特徴とする。
【0018】
本発明によれば、原子炉圧力容器廃棄庫を、原子炉建屋本体内の原子炉圧力容器の下方延長線に沿って廃棄物保管建築物として一般の原子炉建屋的に構築すると、原子力発電所の廃止または廃炉措置時に原子炉圧力容器の切断、解体、搬出及び除染作業が不要となり、地下埋設作業が容易となる。
【0019】
また、原子炉圧力容器廃棄庫を、サプレッションチェンバ(逃し安全弁作動や原子炉冷却材喪失時に放出される蒸気を冷却凝縮する設備)として構築すると、前記廃棄庫を原子炉圧力容器の廃棄の目的だけに使用することなく、原子力発電所の稼動時にサプレッションチェンバとして有効利用できる。
【0020】
原子炉建屋内構造物廃棄庫を、原子炉建屋本体の下方に隣接して原子炉建屋的に構築すると、原子力発電所廃止時に放射能汚染された原子炉建屋内構造物を原子炉建屋外へ搬出する作業が不要となり、地下埋設作業が容易となる。
【0021】
原子炉建屋本体に隣接した原子炉建屋内汚染構造物廃棄庫を一般エリアとして原子力発電所の稼動時に作業することができる原子炉建屋的に構成すると、前記廃棄庫を廃棄の目的だけに使用することなく、原子力発電所の稼動時に有効スペースとして利用できる。さらに、以上の構成要素を組合せることによって、より原子力発電所の廃止または廃炉措置時の作業効率がすぐれ、一般作業用エリアの有効性が高い原子炉建屋構造を提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1により本発明に係る原子炉建屋構造の第1の実施の形態を説明する。
図1中、図6(a)と同一部分には同一符号を付して重複する部分の説明は省略する。本実施の形態が従来例と異なる点は、図1に示したように原子力発電所の敷地の土砂2に構築した原子炉建屋本体1の最地下階床4から下方に向けて前記土砂2がさらに深く掘り下げられ、この掘り下げ個所にコンクリートベースマット3を敷設し、このコンクリートベースマット3上に前記原子炉建屋本体1内の廃棄処分物を収納し保管する廃棄物保管建築物21を原子炉建屋本体1の下方に隣接して構築してなることにある。
【0023】
廃棄物保管建築物21は中央部に原子炉圧力容器廃棄庫22とその両側に原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24が複数並列または同心円状に構築されている。原子炉圧力容器廃棄庫22は原子炉圧力容器5の真下に設けられ、原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24は原子炉建屋内構造物25等を落下させた際に受け入れることができる下方に構築する。
【0024】
本実施の形態によれば、原子力発電所の廃止または廃炉措置時に原子炉圧力容器5や原子炉建屋内構造物25を廃棄する際、原子炉圧力容器5は原子炉圧力容器廃棄庫22へ、原子炉建屋内構造物25は原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24へ直接落下させればよい。したがって、原子炉圧力容器5や原子炉建屋内構造物25の分解、切断、除染、搬出作業を行う必要がなく、廃棄処分作業が容易となる。
【0025】
つぎに図2(a),(b)により本発明に係る原子炉建屋構造の第2の実施の形態を説明する。
図2(a),(b)中、図1と同一部分には同一符号を付して重複する部分の説明は省略する。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、図2(a)に示したように原子炉建屋本体1内に立設されている原子炉圧力容器5の真下の延長線に沿って最地下階床4から隣接して下方に原子炉圧力容器廃棄庫22を構築し、最地下階床4の一部に原子炉圧力容器廃棄庫22用の天井蓋26を設けたことにある。
【0026】
本実施の形態において、原子力発電所の廃炉措置時に、原子炉圧力容器5を原子炉圧力容器廃棄庫22へと搬入し収納する。搬入方法として原子炉圧力容器5の下床であり、かつ原子炉圧力容器廃棄庫22の天井となる天井蓋26を開放する。
【0027】
つぎに、原子炉建屋天井27を一部開放し、開放孔28から原子炉圧力容器5を大型クレーン29で吊り上げる。原子炉圧力容器5の取付部30を開放し、原子炉圧力容器廃棄庫22へと吊り下ろす。吊り下ろしが完了した時点で原子炉圧力容器廃棄庫22の天井蓋26を被せて封鎖する。そして、図2(b)に示すように原子炉建屋本体1を解体、除去した凹みに土砂2を被せて原子炉圧力容器廃棄庫22の埋設処分を完了する。
【0028】
本実施の形態によれば、原子炉圧力容器5を切断分解及び除染を行わないで、搬出作業のない地下埋設処分ができる。原子炉圧力容器廃棄庫22の封鎖後、上部の原子炉建屋本体1を解体し、除去後、その跡地に土砂2等で埋め込むことにより埋設処分ができる。また、原子炉建屋本体1を利用して大型クレーン29で原子炉圧力容器5を吊り上げ、吊り下げることにより作業効率の良い原子炉圧力容器の埋設廃棄作業ができる。
【0029】
つぎに図3を参照しながら本発明に係る原子炉建屋構造の第3の実施の形態を説明する。
図3中、図1と同一部分には同一符号を付して重複する部分の説明は省略する。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、原子炉建屋本体1の最地下階床4の下方に隣接してサプレッションチェンバ31を構築したことにある。サプレッションチェンバ31内にはプール水32を貯留する。
【0030】
ここで、サプレッションチェンバ(圧力抑制室)31は最地下階床4の中央部を貫通して一体となった円筒形の容器で、その底部は掘り下げ個所に敷設したコンクリートベースマットに固定され、耐漏液機能のため、鋼板のライナ張りが施されている。
【0031】
最地下階床4とサプレッションチェンバ31間はダイヤフラムフロア33により仕切られており、ダイヤフラムフロア33とサプレッションチェンバ31を連結しているベント管(図示せず)はダイヤフラムフロア33に直接取付けられ、サプレッションチェンバ31内のプール水32中まで直管となっている。なお、図6に示したように、従来のサプレッションチェンバ7はペデスタル6の外側に二重円筒管状に設けられている。
【0032】
本実施の形態におけるサプレッションチェンバ31は原子力発電所稼動時には本来の圧力抑制に使用し、原子力発電所の廃炉措置時には原子炉圧力容器5の廃棄庫として使用する。すなわち、原子力発電所の廃炉時にはダイヤフラムフロア33を取り除いてサプレッションチェンバ31内に落下させ、次に原子炉圧力容器5を落下させ、最後に土砂等を埋め込みサプレッションチェンバ31を土砂等で覆い被せ封鎖する。
【0033】
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果を有する他に、原子力発電所稼動時にサプレッションチェンバとして使用できるので、原子炉建屋を小形化できるとともに、従来のサプレッションチェンバ設置スペースを有効に利用できる。
【0034】
つぎに図4(a),(b)により本発明に係る原子炉建屋構造の第4の実施の形態を説明する。
図4(a),(b)中、図1と同一部分には同一符号を付して重複する部分の説明は省略する。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、図4(a)に示したように原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24内に収納する原子炉建屋内構造物25を吊り下ろして搬入させ易くするために、原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24の上端開口を閉塞する天井蓋34を開閉し易い構造に構成し、かつ原子炉建屋本体1内の原子炉建屋内構造物25を吊り下ろし易くするため、各階床にハッチ35を連通するようにして設けたことにある。
【0035】
図4(b)は図4(a)の状態において、原子炉建屋本体1から原子炉建屋内構造物25を吊り下ろして、原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24内に収納し、原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24の上端開口を天井蓋34で閉塞した後、上部の原子炉建屋本体1を解体し、除去後、その凹みの跡地に土砂2等を被せて全体を覆い地下に埋設した状態を示している。
【0036】
すなわち、本実施の形態において、原子力発電所の廃止措置時に、原子炉建屋内構造物25を原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24へ収納する搬入方法として、原子炉建屋本体1内に設けたハッチ35から原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24へ吊り下ろし、埋設廃棄する原子炉建屋内構造物25を全数吊り下ろした後、天井蓋34により封鎖する。原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24を封鎖後、上方の原子炉建屋本体1を解体し、除去後、その凹みの跡地に土砂2等を埋め込み、埋設処置を完了する。
本実施の形態によれば、原子力発電所の廃止措置時に原子炉建屋内構造物の搬出作業が削除され、廃棄措置作業が非常に容易となる。
【0037】
つぎに図5を参照しながら本発明に係る原子炉建屋構造の第5の実施の形態を説明する。
本実施の形態は第4の実施の形態において、原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24を原子力発電所稼動時の一般エリアとして使用できるように、最地下階床4にハッチ35を設けて、原子炉建屋本体1内と原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24を連通させたことにある。
【0038】
本実施の形態によれば、原子炉建屋本体1内の原子炉建屋内構造物25を最地下階床4に形成したハッチ35を通して原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24に収納することができる。また、上記ハッチ35を利用して原子力発電所稼動時に種々の作業を行うことができる。
【0039】
とくに、原子力発電所の廃止措置時に、廃棄処分する原子炉内構造物25を原子炉建屋本体1内からハッチ35を通して直接原子炉建屋内構造物廃棄庫23,24に収納して第1ないし第4の実施の形態に準じて埋設作業を行い、廃棄処分することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、原子力発電所の廃止または廃炉措置時に、廃炉時の使用済原子炉圧力容器または使用済原子炉建屋内構造物を原子炉建屋本体の最地下階床の下方に隣接して構築した原子炉圧力容器廃棄庫または原子炉建屋内構造物廃棄庫に直接収納して地下に埋め込んで処分することができる。
【0041】
したがって、使用済原子炉圧力容器または使用済原子炉建屋内構造物を原子炉建屋本体の外部に持ち出す必要がないので、放射線被曝の低減に寄与し、また、切断、解体、搬出及び除染作業を行う必要がなく、原子力発電所の廃止または廃炉措置時の作業効率が向上する。
【0042】
さらに、上記各廃棄庫を原子力発電所稼動時にサプレッションチェンバや一般作業エリアとして使用できるので、原子炉建屋内を有効なスペースとして利用でき、原子炉建屋本体を小形化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子炉建屋構造の第1の実施の形態を示す縦断面図。
【図2】(a)は本発明に係る原子炉建屋構造の第2の実施の形態を説明するための一部概略的に示す縦断面図、(b)は(a)の原子炉圧力容器廃棄庫を地下埋設処分した状態を示す縦断面図。
【図3】本発明に係る原子炉建屋構造の第3の実施の形態を示す縦断面図。
【図4】(a)は本発明に係る原子炉建屋構造の第4の実施の形態を示す縦断面図、(b)は(a)の原子炉建屋内構造物廃棄庫を地下埋設処分した状態を示す縦断面図。
【図5】本発明に係る原子炉建屋構造の第5の実施の形態を示す縦断面図。
【図6】(a)は従来の原子炉建屋構造を説明するための一部概略的に示す縦断面図、(b)は(a)における廃棄処分の放射性汚染処理施設を説明するための概略図、(c)は(b)における保管庫を地下埋設処分した状態を示す概略図。
【符号の説明】
1…原子炉建屋本体、2…土砂、3…コンクリートベースマット、4…最地下階床、5…原子炉圧力容器、6…ペデスタル、7…サプレッションチェンバ、8…原子炉ウエル、9…燃料プール、10…機器プール、11…オペレーションフロア、12…レール、13…取扱いクレーン、14…切断用マニピュレータ、15…トラック、16…原子炉圧力容器切断片、17…移送容器、18…放射性汚染処理施設、19…処分容器、20…保管庫、21…廃棄物保管建築物、22…原子炉圧力容器廃棄庫、23,24…原子炉建屋内構造物廃棄庫、25…原子炉建屋内構造物、26…天井蓋、27…原子炉建屋天井、28…開放孔、29…大型クレーン、30…原子炉圧力容器の取付部、31…サプレッションチェンバ、32…プール水、33…ダイヤフラムフロア、34…天井蓋、35…ハッチ。
Claims (1)
- 原子炉建屋本体の最地下階床の中央部下方に設けられたサプレッションチェンバと、前記最地下階床と前記サプレッションチェンバとの間に設けられたダイヤフラムフロアと、前記ダイヤフラムフロアに取り付けられたベント管と、前記サプレッションチェンバの底部が固定されるコンクリートベースマットと、を備えた原子炉建家構造であって、
前記サプレッションチェンバは廃炉時に原子炉圧力容器を収納可能にしたことを特徴とする原子炉建屋構造。
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