JP4079316B2 - 情報端末、情報処理方法、情報処理プログラム - Google Patents

情報端末、情報処理方法、情報処理プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも表示部を備えた携帯電話機等に好適な情報端末、情報処理方法、情報処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の携帯電話機は、カラー画像等を表示可能なディスプレイパネル(以下、単に表示部と表記する)を備えている。そして、当該携帯電話機は、上記表示部に、例えば電話番号やその電話番号に対応した氏名や名称を表示することのみならず、様々な文字や記号、キャラクタ画像、写真画像、カレンダー、日時情報、スケジュール情報などをも表示可能となっている。
【0003】
また、特許文献1には、例えば、ある電話番号に対して複数の基本図形を対応付け、それら複数の基本図形の中から、例えば通信履歴(通信回数や通信時間等)に応じた基本図形を選択して表示する携帯電話機の技術が開示されている。すなわち当該特許文献1に記載の携帯電話機は、ある電話番号に対応した複数の基本図形として、例えば、犬が立っている状態の図形、犬が座っている状態の図形、犬が寝ている状態の図形が在ったとすると、それら各基本図形の中から、通信履歴に応じた図形を選択して表示する。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−57758号公報(図1、図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の携帯電話機は、上記表示部に何らかの文字や画像等を表示させる場合、ユーザによるキー操作が必要であり、また、上記表示部上に表示される文字や画像等を決定するために、ユーザによる複雑な入力操作及び設定操作が必要となされている。このように、従来の携帯電話機は、表示部に何らかの情報を表示させる場合に、ユーザが煩雑な操作を行わなければならない。
【0006】
一方、上記特許文献1に記載の携帯電話機は、通信履歴に応じた選択及び表示が自動的に行われるため、上記基本画像を表示させるためにユーザが煩雑な入力操作等を行う必要はない。但し、通信履歴に応じて選択及び表示される各基本画像は、電話番号帳への電話番号や氏名等の登録時に、予めユーザによりそれらと対応付けて登録されるものである。したがって、ユーザは、当該登録の際にある程度の入力操作や設定操作を行わなければならない。また、ユーザは、上記基本画像の登録を自らが行っているため、上記通信履歴に応じて選択されて表示される基本画像がその後どのように変化していくのかを知っており、意外性については少ないと思われる。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ユーザによる複雑な入力操作や設定操作を必要とせず、また、ユーザにとって意外性に飛んだ情報を表示等することが可能な、情報端末、情報処理方法、情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報端末は、画像と音声とテキストの少なくとも何れかのデータと当該データを出力させる際の出現条件との対応付けを表す複数の出現パターン情報を格納したデータベース部と、現在の日時条件と所定アプリケーションの起動回数条件の少なくとも何れかに基づいて、データベース部から複数の出現パターン情報を選出し、当該選出した出現パターン情報に対して、出現割合の設定による優先順位決定のための重み付けを行う情報選出部と、その選出された複数の出現パターン情報の中から重み付けによる優先順位を基に出現パターン情報を決定する情報決定部と、その決定された出現パターン情報に対応付けられているデータを出力させるための出力データを作成する出力データ作成部とを有することにより、上述した課題を解決する。
【0009】
また、本発明の情報処理方法は、画像と音声とテキストの少なくとも何れかのデータと当該データを出力させる際の出現条件との対応付けを表す複数の出現パターン情報を格納したデータベースから、現在の日時条件と所定アプリケーションの起動回数条件の少なくとも何れかに基づいて複数の出現パターン情報を選出し、当該選出した出現パターン情報に対して、出現割合の設定による優先順位決定のための重み付けを行うステップと、その選出された複数の出現パターン情報の中から、重み付けによる優先順位を基に、出現パターン情報を決定するステップと、その決定された出現パターン情報に対応付けられているデータを出力させるための出力データを生成するステップとを有することにより、上述した課題を解決する。
【0010】
また、本発明の情報処理プログラムは、画像と音声とテキストの少なくとも何れかのデータと当該データを出力させる際の出現条件との対応付けを表す複数の出現パターン情報を格納したデータベースから、現在の日時条件と所定アプリケーションの起動回数条件の少なくとも何れかに基づいて複数の出現パターン情報を選出し、当該選出した出現パターン情報に対して、出現割合の設定による優先順位決定のための重み付けを行う情報選出部の処理と、情報選出部にて選出された複数の出現パターン情報の中から、重み付けによる優先順位を基に、出現パターン情報を決定する情報決定部の処理と、情報決定部にて決定された出現パターン情報に対応付けられているデータを出力させるための出力データ生成部の処理とを、コンピュータに実行させることにより、上述した課題を解決する。
【0011】
すなわち本発明によれば、現在の日時条件と所定アプリケーションの起動回数条件の少なくとも何れかに基づいて複数の出現パターン情報が選出され、さらにそれら出現パターン情報には、出現割合の設定による優先順位決定のための重み付けがなされるため、ユーザが意識することなく意外性のある表示や音声の出力等がなされることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0013】
図1には、本発明の情報端末の一実施の形態として、携帯電話機の概略構成を示す。なお、本発明の情報端末は、携帯電話機だけでなく、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System、登録商標)、カーナビゲーション装置等の移動体通信端末や、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistants)等であっても良い。PDA装置は、通信機能を備えていることが望ましい。
【0014】
本実施の形態の携帯電話機は、図1に示すように、送受信信号処理部21と、コミュニケーション処理部22と、アプリケーション制御処理部23とを備えている。コミュニケーション処理部22とアプリケーション制御処理部23は、CPUインターフェイス部24(CPUI/F部)を介して接続されている。上記コミュニケーション処理部22は、通話等のコミュニケーションを制御するためのコミュニケーションCPU61を備え、上記アプリケーション制御処理部23は、待ち受け画像の表示処理や着信メロディの音声処理の他、後述する表示情報管理テーブルに基づいた画像表示処理や音声出力処理等を行うアプリケーション(本発明にかかる情報処理プログラム)などの各種のアプリケーションを制御するためのアプリケーションCPU71を備えている。なお、これ以降の説明では、表示情報管理テーブルに基づいた画像表示処理や音声出力処理等を行うアプリケーションを、特に第1のアプリケーションと呼び、それ以外の他の各アプリケーションを、特に第2のアプリケーションと呼ぶことにする。また、本実施の形態では、コミュニケーション処理部22での処理とアプリケーション制御処理部23での処理をそれぞれ別のCPUが担当した例を挙げているが、それら処理を一つのCPUが担当しても良いし、それら処理を3つ以上のCPUに分けて担当させても良い。
【0015】
[信号受信時の動作]
送受信信号処理部21は、図示しない基地局からの無線電波をアンテナ31により受信すると、その受信信号を共用器32を介して受信RF部33に送る。受信RF部33は、当該受信信号を増幅し、次の周波数変換部35へ送る。周波数変換部35は、局発部34からの局部発振信号を用いて、高周波の受信信号をベースバンド信号へダウンコンバートする。当該ベースバンド信号は、受信I/F部36へ送られてA/D(アナログ/ディジタル)変換されて受信データとなされた後、受信レベル検出部37へ送られる。
【0016】
上記受信レベル検出部37は、受信データから受信レベルを検出し、その検出した受信レベル情報をコミュニケーション処理部22へ送る。また、受信レベル検出部37は、上記受信データを受信復調部38へ送る。
【0017】
受信復調部38は、受信データからフェージング成分を除去し、さらに拡散符号の復調を行うと共に、受信データが音声データかその他の通信データ(例えばパケット通信データ)かの種別判別と分離を行い、当該種別判別により分離された音声データを音声復号部39へ、通信データを通信データ復号部42へ送る。
【0018】
音声復号部39は、音声データの伸張処理、デインターリーブ処理、エラー訂正処理等の復号化処理を行った後、さらにD/A(ディジタル/アナログ)変換処理を施す。当該D/A変換後のアナログ音声信号は、アンプ40により増幅されてスピーカ41に供給される。これにより、受信された音声が、スピーカ41を介して出力されることになる。
【0019】
上記通信データ復号部42は、上記通信データの伸張処理、デインターリーブ処理、エラー訂正処理等の復号化処理を行い、得られた通信データをコミュニケーション処理部22へ送る。また、当該通信データは、必要に応じてアプリケーション制御処理部23へも送られる。
【0020】
[信号送信時の動作]
一方、マイクロホン43を介して入力されたアナログ音声信号は、アンプ44にて所定のレベルに調整された後、音声符号化部45に送られる。音声符号化部45は、音声信号をA/D(アナログ/ディジタル)変換処理し、さらに圧縮処理、インターリーブ処理、エラー訂正符号の付加処理等を行い、得られた音声データを送信変調部46に送る。
【0021】
また、コミュニケーション処理部22から入力された通信データは、通信データ符号化部47に送られる。当該通信データ符号化部47は、通信データの圧縮処理、インターリーブ処理、エラー訂正符号の付加処理等を行い、得られた通信データを送信変調部46に送る。
【0022】
送信変調部46は、供給された音声データや通信データに対して拡散符号による変調処理を施し、得られたI,Q成分が送信I/F部48へ送られる。送信I/F部48は、I,Q成分をD/A変換し、それをベースバンドの送信信号として周波数変換部49へ送る。
【0023】
周波数変換部49は、局発部34からの局部発振信号を用いて、上記ベースバンドの送信信号を高周波の送信信号へアップコンバートし、送信RF部50へ送る。送信RF部50は、上記送信信号を増幅した後、その送信信号を共用器32へ送る。この時の共用器32は、上記送信信号をアンテナ31へ送る。これにより、アンテナ31からは、送信信号が無線電波として送信されることになる。
【0024】
[コミュニケーション処理部の構成及び基本動作]
コミュニケーション処理部22のコミュニケーションCPU61は、上記送受信信号処理部21における上述した信号送受信処理を制御する。具体的には、コミュニケーションCPU61が、ROM63(Read Only Memory)に記憶されている通信制御ソフトウェアに従って各種通信制御処理を行う。
【0025】
なお、コミュニケーションCPU61は、バスライン62を介して、ROM63、RAM64(Random Access Memory)、EEPROM65(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)と接続されている。RAM64は、コミュニケーションCPU61の作業領域として使用され、コミュニケーションCPU61のソフトウェア実行中において必要に応じて計算途中のデータなどを記憶したり、他の各部と送受信するデータを一時的に記憶する。EEPROM65は、不揮発性メモリであって、携帯電話機の電源がオフ操作されても、例えば直前の通信設定条件の情報を記憶しておくことができる。したがって、コミュニケーションCPU61は、次回に電源がオン操作された際に、このEEPROM65に記憶されている情報に基づいて各部を設定制御することで、電源がオフ操作される直前の設定を再現するようになっている。
【0026】
このようなコミュニケーション処理部22は、上記通信制御ソフトウェアによって信号の送受信処理等の各種の通信制御処理を行う。
【0027】
[アプリケーション制御処理部の構成及び基本動作]
アプリケーション制御処理部23は、キー入力等のユーザインターフェース制御や、待ち受け画像の表示処理、着信メロディの音声処理、第1のアプリケーションによる画像表示処理,音声出力処理等や、他の第2のアプリケーションを実行する。具体的には、アプリケーションCPU71が、ROM72に記憶されているアプリケーションソフトウェアを起動し、アプリケーション用バスライン73を介して接続された各部を制御することにより、上記アプリケーション機能を実現する。
【0028】
アプリケーション用バスライン73を介して上記アプリケーションCPU71と接続されている各構成要素のうち、RAM74は、アプリケーションCPU71の作業領域として使用され、EEPROM75はアプリケーションの設定条件等を記憶している。また、ROM72は、当該携帯電話機の初期化のための情報や、表示部82(LCD)に文字を表示するための表示用のフォントデータや、リンガ(着信音用等を出力するためのスピーカ)78による音響出力を得るための音響サンプルデータ、バイブレータ79を動作させるための振動パターンなどを記憶している。内部ストレージ89は、例えばフラッシュメモリ等の記憶保持動作が不要な書き換え可能な記憶媒体であり、例えば上記各種のアプリケーションソフトウェアや、電話番号や電子メールアドレス及びそれに対応した氏名,名称などの情報からなる電話帳データ、スケジュールデータ、発着信の通信履歴データ、メモ帳データ、ユーザのプロフィールデータ、第1のアプリケーションにて使用される表示情報管理テーブル、キャラクタデータ、画像データ、音声データ等の、各種のデータを記憶する。なお、これらデータはEEPROM75に記憶されても良い。また、内部ストレージ89とEEPROM75は、別構成ではなく、同一のメモリ内の記憶領域を分割して実現されていても良い。
【0029】
キー操作部76は、電話番号やアルファベット、仮名文字、記号等の入力に使用されるボタンや、画面上でカーソルを移動させるためのカーソル操作子、電源オン/オフなど、ユーザにより操作される各種のキーやボタン、ダイヤルからなる。
【0030】
当該携帯電話機において、キー操作部76がユーザにより操作されると、キーI/F77はその操作情報をアプリケーションCPU71に送る。この時のアプリケーションCPU71は、そのキー操作に従ったアプリケーション処理を実行する。
【0031】
また、アプリケーションCPU71は、リンガ78やバイブレータ79、LED(Light Emitting Diode)80を駆動させて呼び出しをユーザに通知したり、待ち受け画像や各種メッセージ等をLCDI/F81を介して表示部82に表示させる制御を行う。
【0032】
また、本実施の形態の携帯電話機は、例えばSIM(Subscriber Identity Module Card)カード83を装着可能なカードドライブ84や、外部ストレージ86を接続可能なストレージI/F87をも備えているものとする。当該カードドライブ84に上記SIMカード83が装着されると、カードドライブ84は、そのSIMカード83に記録されているユーザの電話番号等の個人IDなどを読み出し、カードI/F85、CPUI/F部24を介してコミュニケーションCPU61に供給する。このときのコミュニケーションCPU61は、それら情報により、例えばユーザの認証を行う。また、上記外部ストレージ86がストレージI/Fに接続されると、アプリケーションCPU71は、その外部ストレージ86の記録内容をストレージI/F87を介して読み込む。この外部ストレージ86から読み出された情報は、必要に応じてコミュニケーションCPU61にも供給される。なお、上記外部ストレージ86は、例えばスティック状或いはカード状の半導体メモリであっても良い。当該外部ストレージ86は、例えば大容量を有しており、例えば第1のアプリケーションやその他の第2のアプリケーションを含む各種のアプリケーションソフトウェアや、通信機能を改善や拡充を図るためのアプリケーションソフトウェア,待ち受け画面,着信メロディ,フォント等のデータを記憶可能なものである。また、本実施の形態の携帯電話機において、コミュニケーションCPU61及びアプリケーションCPU71は、上記外部ストレージ86に記憶されたソフトウェアを読み出し、既存のソフトウェアを書き換え制御(バージョンアップ,アップデート)することも可能となっている。勿論、本実施の形態の携帯電話機は、受信したり外部I/F88を介してダウンロードされたソフトウェアによるバージョンアップやアップデートも可能となされている。
【0033】
その他、アプリケーションCPU71は、アプリケーション用バスライン73を介して、カメラ部90、GPS(Global Positioning System)部91、時計部92とも接続されている。カメラ部90は、CCD(Charge Coupled Devise)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子と、その撮像素子上に被写体等の光像を結像させる光学系とを備えたものである。当該カメラ部90での撮影指示入力は、前記キー操作部76の所定のキーをレリーズボタンとして使用することで実現できる。このカメラ部90により撮影した画像データは、例えば内部ストレージ89や外部ストレージ86等に記憶される。GPS部91は、測位した位置情報をアプリケーションCPU71に送る。
【0034】
[表示情報管理テーブルに基づく画像表示処理等]
以下、本実施の形態の携帯電話機において、第1のアプリケーションが起動した時の動作について、図2とそれ以降の各図に示す表及びフローチャートを用いて説明する。図2は、例えば前記アプリケーションCPU71が、第2のアプリケーションの実行やユーザの入力等によるデータの取得と、上記第1のアプリケーションに係る処理とを実行する場合の主要な各処理を、機能ブロック的に表している。また、図2は、後述する表示情報データベース部16や画像音声データベース部17、第2のアプリケーションの実行やユーザの入力等により得られたデータを記録するデータ記憶部15も同時に示している。なお図2の例の場合、データ記憶部15,表示情報データベース部16,画像音声データベース部17は、例えば内部ストレージ89に設けられているとする。
【0035】
図2の入力情報取得部2は、第2のアプリケーションを介してユーザにより入力されたり、通信により取り込まれたデータを取得する。そして、第2のアプリケーション制御部3は、それらデータを例えば内部ストレージ89の所定の記憶領域(データ記憶部15)に記憶させる。すなわち、これら入力情報取得部2及び第2のアプリケーション制御部3は、図3のステップS1として、第2のアプリケーションを介したユーザ入力データやその他所望のデータを取得し、次にステップS2として、それらのデータをデータ記憶部15に記憶させる。なお、上記データ記憶部15に記憶されるデータは、例えば、電話帳データ、スケジュールデータ、通信履歴データ、メモ帳データ、プロフィールデータ、カメラ部90により撮影された画像データ、GPS部91により検出された測位データ、時計部92からの時間データなどである。
【0036】
次に、データ処理部1の第2のアプリケーションデータ参照部11は、図4のステップS10の処理として、本実施の形態の携帯電話機が所定の起動要件を満たしたか否か判定しており、所定の起動要件を満たした時には、第2のアプリケーション制御部3に対して、データ記憶部15に記憶されているデータの読み出しを要求する。なお、上記所定の起動要件とは、一例として、本実施の形態の携帯電話機が折り畳み型端末である場合において、ユーザにより当該端末の開操作がなされた時や、携帯電話機の着信や発信があった時、ある日時になった時、ユーザにより既定の操作がなされた時、などを挙げることができる。
【0037】
ここで、図5には、図4のステップS10の詳細な処理を示す。なお、この図5は、上記所定の起動要件が折り畳み型端末の開操作であるとした場合のフローチャートである。
【0038】
図5において、第2のアプリケーションデータ参照部11は、先ず、図5のステップS21として、ユーザにより折り畳み型端末の開操作が行われたか否か判定しており、開操作が行われたことを検出した時、ステップS22の処理に進む。
【0039】
ステップS22の処理に進むと、第2のアプリケーションデータ参照部11は、第1のアプリケーションの実行による画像表示処理や音声出力処理等を行う旨の設定がなされているか否か判定する。当該ステップS22において、上記設定がなされていないと判定した場合、アプリケーションCPU71は、当該設定がなされていない時の一般の動作ルーチンへ処理を進める。なお、一般の動作ルーチンについての説明は省略する。
【0040】
一方、ステップS22において上記設定がなされていると判定したとき、第2のアプリケーションデータ参照部11は、ステップS23の処理として、第2のアプリケーション制御部3に対して、データ記憶部15に記憶されている全てのデータの読み出しを要求し、さらに、当該要求に応じて送られてきた全データを参照して、利用可能なデータのみを抽出して表示情報管理テーブル作成部12へ送る。ここで、当該第2のアプリケーションデータ参照部11が参照するデータは、例えば図6に示すように、現在の日付時刻データ、通信履歴データ、ユーザによる入力データ、ユーザのプロフィールデータ、通話等の積算時間データなどである。なお、当該第2のアプリケーションデータ参照部11が抽出する上記利用可能なデータとは、一例として通信履歴データの場合を説明すると、着信や発信先の電話番号に対応して電話帳に登録されている相手先の氏名や名称などを挙げることができる。
【0041】
上記第2のアプリケーションデータ参照部11にて図4のステップS10(図5のフローチャート)の処理が終了すると、表示情報管理テーブル作成部12は、図4のステップS11の処理として、現在の日時情報や第1のアプリケーション起動回数等の条件に基づいて、上記第2のアプリケーションデータ参照部11から送られてきた各データと表示情報データベース部16に用意されているデータとから、少なくとも表示可能なデータを選出し、さらにそれら選出された各データに対して優先順位を表す重み付けを行って表示情報管理テーブルを作成する。
【0042】
図7には、図4のステップS11の詳細な処理を示す。図7において、表示情報管理テーブル作成部12は、先ず、ステップS31の処理として、第2のアプリケーションデータ参照部11から送られてきたデータを取り込み、次に、ステップS32の処理として、内部ストレージ89の表示情報データベース部16に用意されているデータベースの先頭を参照先に設定する。そして、表示情報管理テーブル作成部12は、ステップS33の処理として、上記表示情報データベース部16のデータと、第2アプリケーションデータ参照部11から送られてきたデータを参照する。
【0043】
ここで、上記表示情報データベース部16に用意されているデータベースは、例えば図8に示すようなものを挙げることができる。なお、この図8は一例である。図8において、表示情報データベース部16内に用意されているデータベースは、例えば「キャット」、「ドック」、「マウス」、「バード」などの様々なキャラクタの何れかを表す情報と、各キャラクタの台詞情報(セリフ)と、それらキャラクタの画像や台詞のテキスト、背景画像などを表示部82上に表示させたり、リンガ78から効果音や音楽など出力させる際の条件(以下、出現条件とする)を表す情報と、第2のアプリケーションデータ参照部11が収集した図6の参照データのうちの何れのデータを利用するのかを示す情報とが、各出現パターン番号(No.1001,1002等)にそれぞれ対応付けられて形成されている。また、当該データベースの項目内には、幾つかのカテゴリの分類を示す情報も用意されている。図8の例では、第1分類として限定カテゴリと一般カテゴリなどが設けられ、さらに、各第1分類を細分化する第2分類として記念日カテゴリと誕生日カテゴリ、イベントカテゴリなどが設けられている。なお、これらカテゴリは一例であり、さらに多くのカテゴリに分けられていても良い。
【0044】
上記第1分類の限定カテゴリは、出現条件が満たされたとしても一日に一回のみしか出現できないことを示すカテゴリであり、一方、一般カテゴリは、出現条件さえ満たせば一日に何度でも出現できることを示すカテゴリである。第2分類の記念日カテゴリは、例えば子供の日やクリスマスなどの記念日を示すカテゴリであり、誕生日カテゴリは、ユーザの誕生日を示すカテゴリであり、イベントカテゴリは、上記記念日や誕生日以外の何らかのイベントに対応したカテゴリである。
【0045】
上記台詞の項目内には、台詞本体のテキストデータとそれら各テキストデータの配列(例えば文書スタイル)を決定するための制御コード、及び、それら台詞と共に出現させるキャラクタ画像,背景画像,効果音や音楽などをそれぞれ指示するための制御コードが配置されている。当該制御コードは、例えば図9に示すように、画像、音声を指定するためのコード(画像xxx,音声yyy)、キャラクタを指定するためのコード(キャラクタcc)、改行の挿入を指定するためのコード(改行)、時間を指定するためのコード(時間nn)、文字を指定するためのコード(文字zzz)、参照データを指定するためのコード(参照aaa)、表示の終了を指定するためのコード(終了)などからなる。特に、上記画像,音声を指定するためのコード、キャラクタを指定するためのコードは、後述の画像音声出力データ作成部14が、画像音声データベース部17から画像,音声データ、キャラクタ画像データを取り出す際に用いられる。すなわち、画像音声データベース部17には、例えば図10に示すように様々な背景画像と画像番号(画像001,002,…)とが対応付けられたデータベースと、例えば図11に示すように様々な効果音や音楽等と音声番号(音声001,002,…)とが対応付けられたデータベースと、例えば図12に示すように様々なキャラクタ画像(顔や姿の画像)とキャラクタ番号(キャラクタ01,02,…)とが対応付けられたデータベースとが用意されており、当該画像音声データベース部17から上記各コードに応じた画像データ、音声データ、キャラクタ画像データが取り出される。なお、図12の例は、「バード」のキャラクタのデータベース部分のみを示している。これらのキャラクタは、例えばダウンロードにより追加あるいは変更したりすることも可能である。
【0046】
図7に戻って、表示情報管理テーブル作成部12は、ステップS34の処理として、現在の日時情報や第1のアプリケーション起動回数等の条件に基づいて、上記第2のアプリケーションデータ参照部11からのデータと表示情報データベース部16のデータとから、表示可能なデータを選出する。ここで、表示情報管理テーブル作成部12は、データが表示可能でないときには処理をステップS37へ進め、表示可能であるときにはステップS35へ処理を進める。
【0047】
ステップS35の処理に進むと、表示情報管理テーブル作成部12は、上記表示可能な各データに対応した出現パターンに対して重み付けを行う。なお、上記重み付けとは、各出現パターンの優先順位付け、つまり出現割合を設定することである。優先順位は、例えば、初登場キャラクタを使用する場合の出現パターンが最も高く、次に、誕生日に対応した出現パターン、その後、各種の記念日に対応した出現パターンというように決定される。上記重み付けは、必ず行っても良いし、所望或いは既定の出現パターンに対してのみ行っても良い。また、重み付けは、表示情報管理テーブル作成部12ではなく、次段の表示情報決定部13にて表示情報決定に先立って行う事にしても良い。上記ステップS35の処理後、表示情報管理テーブル作成部12は、ステップS36へ処理を進める。
【0048】
ステップS36の処理に進むと、表示情報管理テーブル作成部12は、予め用意された第1分類のカテゴリ別に、上記表示可能な各データに対応した出現パターンを表示情報管理テーブルへ追加し、ステップS37へ処理を進める。
【0049】
ステップS37の処理へ進むと、表示情報管理テーブル作成部12は、表示情報データベース部16の最後尾の参照が終了したか否か判定し、最後尾の参照が終了した時には次段の表示情報決定部13へ処理を渡し、一方、最後尾の参照が終了していないときには、ステップS38へ処理を進める。
【0050】
ステップS38の処理へ進むと、表示情報管理テーブル作成部12は、表示情報データベース部16の参照先を1インクリメントした後、ステップS33の処理へ戻る。これ以降は前述同様である。
【0051】
以上の図7のフローチャートのようにして、表示情報管理テーブル作成部12にて、第1分類のカテゴリ別の表示情報管理テーブルが作成されると、データ処理部1は、図4のステップS12へ処理を進める。
【0052】
図4のステップS12の処理に進むと、表示情報決定部13は、上記表示情報管理テーブルから上記重み付けに応じた出現パターンを決定することで、表示部82に表示させるキャラクタ画像や背景画像のデータ、台詞のテキストデータ、及び、リンガ78のスピーカから出力させる効果音等のデータを決定する。
【0053】
図13は、図4のステップS12の詳細な処理を示す。図13において、表示情報決定部13は、先ず、ステップS41の処理として、登場させることができる各キャラクタの中から、一例として積算通話時間に応じたキャラクタを特定する。次に、表示情報決定部13は、ステップS42の処理として、上記特定したキャラクタが、過去に登場したことのない初登場のキャラクタがあるのか否か判定する。当該ステップS42にて初登場キャラクタであると判定した場合、表示情報決定部13は、ステップS47の処理として、そのキャラクタ用のデータ(キャラクタ画像、背景画像、効果音、台詞等)を画像音声データベース部17から取得する。一方、ステップS42において初登場キャラクタが無いと判定した場合、表示情報決定部13はステップS43へ処理を進める。
【0054】
ステップS43の処理に進むと、表示情報決定部13は、上記表示情報管理テーブルから、上記第1分類のカテゴリ別の使用可能な出現パターン数を求め、それら各出現パターン数を用いて、既定のランダム関数に応じた第1のパラメータと、重み付けに応じた第2のパラメータを生成する。なお、一例として、限定カテゴリの使用可能な出現パターン数を「A」、一般カテゴリの使用可能な出現パターン数を「B」とし、ランダム関数を「R」、重み付けの係数(出現割合)を「W」とした場合、上記第1のパラメータはR*(A+B)の計算式により得られる値「C」を用いることができ、また、第2のパラメータは、(A+B)*W/100の計算式により得られる値「D」を用いることができる。そして、表示情報決定部13は、ステップS44の処理として、上記第1,第2のパラメータの比較、すなわち例えばC<Dか否か等により、使用する出現パターンを第1分類の何れのカテゴリにするかを決定する。一例として、表示情報決定部13は、例えばC<Dのとき限定カテゴリの出現パターンとし、C≦Dのとき一般カテゴリの出現パターンとする。
【0055】
その後、表示情報決定部13は、ステップS45の処理として、上記決定されたカテゴリの出現パターンに対応した、キャラクタ画像、背景画像、効果音等のデータ、及び台詞のテキストデータを決定し、図4のステップS13へ処理を進める。
【0056】
図4のステップS13の処理に進むと、画像音声出力データ作成部14は、図13の処理により決定されたキャラクタ画像、背景画像、効果音等のデータを、画像音声データベース部17から取得し、それらデータと台詞のテキストデータから、画像・音声出力用のデータを生成する。
【0057】
そして、画像音声出力データ作成部14は、ステップS14の処理として、キャラクタ画像、背景画像のデータ、台詞のテキストデータからなる表示データを、表示部82へ出力し、また、効果音等の音声データを、音声出力部(リンガ78のスピーカ)へ出力する。
【0058】
例えば、本実施の形態において、表示情報データベース部16内のデータのうち、例えば図8のNo.1255の出現パターンが、図13のステップS44で決定された場合を考えてみると、当該No.1255の出現パターンは、第1分類が限定カテゴリ、第2分類が誕生日カテゴリとなっており、参照データが「月/日」、出現条件が8月8日(ユーザの誕生日)となっている。また、このNo.1225での制御コードは、キャラクタ番号がバード02、画像番号が画像001,002、音声番号が音声001,002になっている。したがって、当該8月8日に第1のアプリケーションが最初に起動されると、キャラクタ画像は図12のキャラクタ番号(バード02)に決定され、背景画像は図10の画像001,002に決定され、効果音は図11の音声001,002に決定される。すなわち、当該8月8日にユーザが携帯電話機を初めて開操作すると、表示部82には、画像001,002の背景画像(晴れた空と輝く太陽からなる背景画像)と、その背景画像の上に表示されたバード02のキャラクタ画像、及びNo.1255の項目の台詞「今日は誕生日。プレゼントは・・・・」とが表示されると共に、リンガ78のスピーカからは音声001,002の効果音等(ハッピバースデーの歌とファンファーレの音楽)が出力されることになる。
【0059】
なお、上述した実施の形態のアプリケーションは、複数用意されているキャラクタの個々のキャラクタを、それぞれ出現条件が整ったときに順番に1キャラクタづつ登場させる設定となっている。これに対し、本発明の別の実施の形態として、上記アプリケーションは、自動的に設定若しくは予めユーザにより設定された数のキャラクタが登場した後、或いは、登場可能な全キャラクタの登場が完了した後に、それら過去に登場した複数のキャラクタを例えば集合写真のように1画面上に同時に表示させる設定であっても良い。この時、上記1画面上に同時に表示させるキャラクタは、例えば、過去に登場した全キャラクタであっても良いし、過去に登場した全キャラクタのうちの任意の数のキャラクタであっても良いし、過去に登場した全キャラクタのうちで同時表示の許可設定がなされている幾つかのキャラクタであっても、また、例えばキャラクタ毎に優先順位が付けられているときには高い優先順位(又は低い優先順位)に応じた幾つかのキャラクタであっても、さらに例えば各キャラクタ毎にユーザの好みを設定できるときにはその好みの順番(又は嫌いな順番)に応じた幾つかのキャラクタであっても、或いは過去に登場した全キャラクタの中からランダムに選ばれた幾つかのキャラクタを表示させても良い。また、上記アプリケーションは、未だ登場していないキャラクタを、過去に登場済みのキャラクタと同時に1画面上に表示する設定であっても良い。その他、表示情報データベース部16に用意されているデータベースは、過去に登場した複数のキャラクタを1画面上に表示させるための出現条件が設定されていても良い。
【0060】
以上説明したように、本実施の形態によれば、携帯電話機の他のアプリケーションから取得したデータと予め用意された表示情報データベースのデータとを選択的に組み合わせることで、ユーザ操作の簡略化を実現しながら複雑な情報の表示等が可能である。すなわち本実施の形態によれば、ユーザは、なにも意識しなくても、以前に入力した項目や履歴などによりカスタマイズされた情報、自動的に選出されて組み合わされた画像が表示され、また音声が出力されるため、限られたデータ量で多彩な表現が可能となっている。
【0061】
なお、上述した実施の形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の情報を格納したデータベースから現在の条件に応じた情報が選出され、その選出された情報に重み付けが行われ、そして、選出された複数の情報の中から重み付けに応じて決定された情報により表示データが作成されるため、ユーザによる複雑な入力操作や設定操作を必要とせず、また、ユーザにとって意外性に飛んだ情報の表示が実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態のアプリケーション処理の概略を示す機能ブロック図である。
【図3】入力データ等の取得と記憶処理のフローチャートである。
【図4】本実施の形態のアプリケーション処理の概略的なフローチャートである。
【図5】起動判定と第2のアプリケーションのデータ参照処理の詳細なフローチャートである。
【図6】参照データの一例を示す図である。
【図7】表示情報管理テーブル作成処理の詳細なフローチャートである。
【図8】表示情報データベース部内のデータの一例を示す図である。
【図9】制御コードの一例を示す図である。
【図10】画像音声データベース部内の画像(背景画像)データの一例を示す図である。
【図11】画像音声データベース部内の音声(効果音等)データの一例を示す図である。
【図12】画像音声データベース部内のキャラクタ画像データの一例を示す図である。
【図13】表示データ決定処理の詳細なフローチャートである。
【符号の説明】
1…データ処理部、2…入力情報取得部、3…第2のアプリケーション制御部、11…第2のアプリケーションデータ参照部、12…表示情報管理テーブル作成部、13…表示情報決定部、14…画像音声出力データ作成部、15…データ記憶部、16…表示情報データベース部、17…画像音声データベース部、71…アプリケーションCPU、89…内部ストレージ

Claims (10)

  1. 画像と音声とテキストの少なくとも何れかのデータと、当該データを出力させる際の出現条件との、対応付けを表す複数の出現パターン情報を、格納したデータベース部と、
    現在の日時条件と所定アプリケーションの起動回数条件の少なくとも何れかに基づいて、上記データベース部から複数の出現パターン情報を選出し、当該選出した出現パターン情報に対して、出現割合の設定による優先順位決定のための重み付けを行う情報選出部と、
    上記情報選出部にて選出された複数の出現パターン情報の中から、上記重み付けによる優先順位を基に、出現パターン情報を決定する情報決定部と、
    上記情報決定部にて決定された出現パターン情報に対応付けられているデータを出力させるための出力データを作成する出力データ作成部とを有する、
    ことを特徴とする情報端末。
  2. 少なくとも上記情報選出部と上記情報決定部と出力データ作成部の処理を実行する上記所定のアプリケーションとは異なる他のアプリケーションにより取得されたデータを記憶する記憶部を有し、
    上記情報選出部は、現在の日時条件と所定アプリケーションの起動回数条件の少なくとも何れかに基づいて、上記記憶部に記憶されているデータの中から複数のデータを選出し、当該選出した複数のデータと前記選出した複数の出現パターン情報とを集めた情報管理テーブルを作成する情報管理テーブル作成部を含み、
    上記情報決定部は、上記情報管理テーブルの中から、上記重み付けによる優先順位を基に出現パターン情報を決定することを特徴とする請求項1記載の情報端末。
  3. 上記情報管理テーブルは、上記情報決定部での出現パターン情報の決定の際に、上記出現条件が満たされても一定期間内に所定回数のみしか出現させない出現パターン情報を決める限定カテゴリ用テーブルと、それ以外の一般カテゴリ用テーブルとに分けられ、
    上記情報決定部は、所定のランダム関数と重み付けとに基づいて、上記限定カテゴリ用テーブルと一般カテゴリ用テーブルの何れか一方のカテゴリ用テーブルから出現パターン情報を決定することを特徴とする請求項2記載の情報端末。
  4. 上記画像には少なくとも複数のキャラクタの画像が含まれ、
    上記データベース部に格納されている出現パターン情報は、上記複数のキャラクタのうち何れかを指示するためのキャラクタ指示情報及びそのキャラクタの台詞のテキストデータも含まれ、当該キャラクタ指示情報及びそのキャラクタの台詞テキストデータを含む出現パターン情報は、上記キャラクタ指示情報にて指示されるキャラクタ画像データ及びそのキャラクタの台詞テキストデータとそれら画像データ及び台詞テキストデータを出力させる際の出現条件との、対応付けを表す情報となされており、
    上記出力データ生成部は、上記情報決定部が決定した出現パターン情報が有するキャラクタ指示情報にて指示されるキャラクタの画像データとそのキャラクタの台詞テキストデータを含む出力データを生成することを特徴とする請求項1記載の情報端末。
  5. 上記情報選出部は、出力データ作成部にて過去に作成された出力データに使用されたことのない初登場のキャラクタを指示するためのキャラクタ指示情報を有する出現パターン情報を、最優先順位に重み付けすることを特徴とする請求項4記載の情報端末。
  6. 上記データベース部に格納されている出現パターン情報は、当該情報端末の使用者の誕生日を示す情報も含まれ、当該誕生日を示す情報を含む出現パターン情報は、その誕生日を示す情報と当該誕生日に対応した上記データを出力させる際の出現条件との、対応付けを表す情報となされており、
    上記情報選出部は、上記誕生日を示す情報を含む出現パターン情報を、上記初登場のキャラクタのキャラクタ指示情報を含む出現パターン情報の次の優先順位に重み付けすることを特徴とする請求項5記載の情報端末。
  7. 当該情報端末の使用者による所定の操作を検出する操作検出部と、
    上記情報選出部と情報決定部と出力データ作成部は、上記操作検出部にて所定の操作が検出された時に動作することを特徴とする請求項1記載の情報端末。
  8. 開閉可能な筐体を有し、
    上記操作検出部は、当該筐体の開操作を上記所定の操作として検出することを特徴とする請求項7記載の情報端末。
  9. 画像と音声とテキストの少なくとも何れかのデータと当該データを出力させる際の出現条件との対応付けを表す複数の出現パターン情報を格納したデータベースから、情報選出部が、現在の日時条件と所定アプリケーションの起動回数条件の少なくとも何れかに基づいて複数の出現パターン情報を選出し、当該選出した出現パターン情報に対して、出現割合の設定による優先順位決定のための重み付けを行うステップと、
    上記情報選出部にて選出された複数の出現パターン情報の中から、情報決定部が、上記重み付けによる優先順位を基に、出現パターン情報を決定するステップと、
    上記情報決定部にて決定された出現パターン情報に対応付けられているデータを出力させるための出力データを、出力データ作成部が生成するステップとを有する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. 画像と音声とテキストの少なくとも何れかのデータと当該データを出力させる際の出現条件との対応付けを表す複数の出現パターン情報を格納したデータベースから、現在の日時条件と所定アプリケーションの起動回数条件の少なくとも何れかに基づいて複数の出現パターン情報を選出し、当該選出した出現パターン情報に対して、出現割合の設定による優先順位決定のための重み付けを行う情報選出部の処理と、
    上記情報選出部にて選出された複数の出現パターン情報の中から、上記重み付けによる優先順位を基に、出現パターン情報を決定する情報決定部の処理と、
    上記情報決定部にて決定された出現パターン情報に対応付けられているデータを出力させるための出力データ生成部の処理とを、
    コンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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