JP4078303B2 - ペットフードの製造にくず肉を利用する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ペットフードの製造にくず肉を利用する方法に関する。
ペットケア関連の会社は、長年に亘り、世界中の様々な市場に市販用ペットフードを提供してきた。市販用ペットフード製品は、栄養価が高く設計されているだけでなく、ペットが各自の栄養要件を満たすのに十分な容量を確実に消費するようにするため、そして、その製品がペットの要求を満たしているとペットの飼い主が確実に満足するようにするために、とても美味しいことが要求される。
従来の市販用ペットフードの美観上の欠点の1つは、それらがペットの飼い主に「人工的」と感じられ、さらに推論で、健康的または動物にとって満足のいくものとしては考えられていないことである。この認識は、製品の実際の栄養価の性能または感覚性能とは極めて関係なくあるであろう。
したがって、飼い主にとってのこれらの製品の認識を向上させるためには、ペットの飼い主に「本物の食品」であると訴え、動物に満足のいくテクスチャーを与えるために、市販用ペットフードに「肉状」のテクスチャーを付与する必要が常にあった。
望ましいが費用効果に基づいた「筋繊維の肉」のテクスチャーを提供するために、市販用ペットフードの製造業者は、肉類似物、すなわち肉状チャンクを製造する様々な技術を開発してきた。これはしばしば、選択した原料の結合機能を利用して、様々なプロセスにより挽肉および/または粉砕された穀物のスラリーから一体の塊を成形することにより行われている。この技術の最近の発展は以下のように要約される:
・ 1970年代
低水分量の押出植物性タンパク質が、包装食品に「チャンク」として用いられてきた。それは、「肉のような」内部テクスチャーを持っているが、特にネコにとっての美味しさは持ち合わせていない。また、レシピに高濃度の硫黄を必要とすることは、製品および包装上の美観への望ましくない影響の点で欠点である。
肉のスラリーは、低級のくず肉から調製され、ガスレンジで調理され、チャンクに切断された。しかしながら、これらのチャンクは、筋繊維の肉ほど美味しくない傾向にあり、満足に「肉のような」内部テクスチャーを示さなかった。
肺葉は、筋繊維の肉に似るように切断されている。しかしながら、肺葉自体を得るのに必要な選別と切取り、並びに大容積を要する粉砕プロセスによっても肺葉がわずかしか回収されないこと、および缶に詰めた後にチャンクのサイズが小さくなっていることが、この技法にとっての重大な欠点である。
・ 1980年代
肉スラリーから製造された肉類似物チャンクは、穀物デンプン/こんにゃく/アルギン酸塩/ペクチンなどの結合性質を持つ材料を使用することにより、弾性に製造された。しかしながら、これらのチャンクの多くには、特に内部で、実際的なテクスチャーが欠如していた。これらの結合剤のいくつかは、比較的高価である傾向にもあった。
・ 1990年代
特に、弾性を与えるために卵白、血漿、大豆タンパク単離体、選択された鶏片、穀物結合剤およびゲル化剤などの材料の水結合能力を用いて、スラリーから形成される「蒸気硬化肉(SSM)」は、スチームオーブン中で調理され、チャンクに切断された。このチャンク自体は、ガスレンジにより製造されたチャンクよりも優れているわけではないが、この技法は、火を使わないためや、メンテナンス費用が安いために、ガスオーブン調理よりも好まれていた。
SSMチャンクは、混合および充填の作業中に分解する傾向もあり、実際的な「肉のような」内部テクスチャーがない。これらのチャンクは、複雑な多段階の製造工程を必要とし、弾性のために血漿、小麦グルテン、筋繊維の肉などの高コストの成分の結合能力に依存している。
・ 2000年代
非常に消化性がよく、とても美味しく、それでも混合および充填の作業中に弾性である高水分押出チャンク(HMEC)を製造する高水分押出技法が使用されている。そのような方法の1つが、エッフェム・フーズ社(Effem Foods Pty Ltd.)による特許文献1に記載されている。結果として得られた製品は、ビーフ、ラム、チキンおよび魚のテクスチャーを持つ外観を複製することができる。「高水分押出し」が、約30重量%より多い全含水量を持つ材料の押出調理を包含することが当業者には理解されるであろう。
しかしながら、高水分押出しがうまくいくための要件の1つは、タンパク質様飼料流が、脂肪が少なく、理想的には、水も少ないことである。肉ベースのチャンクのために従来より用いられているタイプの高水分および/または高脂肪のスラリーは、押出しのための粘度が低すぎる傾向にある。このことは、小麦グルテン、大豆タンパクおよび噴霧乾燥卵白などの高級なタンパク質供給源、並びにレバーなどの他の高コストの低脂肪肉流を添加することにより、技術的に克服できるであろう。しかしながら、これらの材料は費用が高すぎて、大多数の市販用ペットフード製品には検討できない。
したがって、市販用ペットフードの製造業者が、包装ペットフードにおける上述したHMECおよびSSMの利用を改善するためには、これらの技術の欠点の内のいくつかまたは全てを改善することが望ましい。
これと同時に、低水分の市販用押出ペットフードの開発により、
・ そうでなければ主に穀物ベースの製品で十分な所要のエネルギーを提供するための、美味しい脂肪源としての獣脂、および
・ 美味しさを改善するために押し出された粗挽き穀物上に吹き付けられる美味しい水性コーティング、
の需要が駆り立てられている。
「低水分押出し」が、約30重量%未満の全含水量を持つ材料の押出調理を包含することが当業者には理解されるであろう。同様に、「低水分食品」は、約30重量%未満の含水量を持つ食品材料と同意義である。
「高水分押出し」が、約30重量%より多い全含水量を持つ材料の押出調理を包含することが当業者には理解されるであろう。同様に、「高水分食品」は、約30重量%より多い含水量を持つ食品材料と同意義である。
獣脂は一般に、人間用の食品やペットフードに用いられないほ乳類の副生成物を処理している商業用の脂肪精製工場から得られる。しかしながら最近は、ほ乳類用の食品向けの「特定危険部位(SRM)」の導入に関する懸念が高まってきている。これらの部位は、脾臓、脳、および脊髄を含み、牛海綿状脳症(BSE)などの変性疾患と関連付けられている。これらの部位は脂肪精製業者により処理されることが多いので、これらの部位が市販用低水分ペットフードに含まれるという重大な危険があり、動物にとって長期に亘る健康の潜在的な危険となっている。したがって、BSEの危険のない代わりの低コスト脂肪源を開発することが望ましい。
上述した課題と並行して、赤身の肉、鶏、および魚の供給経路の費用と複雑さを減少させることにより、商業的なペットフードビジネスの経営の収益性を改善するという要望がある。市販用ペットフードの製造業者への赤身の肉の供給経路の典型的な流れ図が図1に示されている。
一般に、ウシ、ヒツジおよびブタの材料は、食肉処理場で3つの主流:「人間向け」、「ペットフードのみ」および「使用禁止」の内の1つに向けられる。ペットフード向けの混合臓器は大型の箱に送られる。
通常は、食肉処理場とペットフード製造業者とは別の工場である回収業者で、ペットフード向けのくず肉箱は、肺、肝臓、心臓、腎臓などの部分に選別され、残りの材料流は切れ端と呼ばれる。切れ端には、とりわけ、筋繊維の肉の端、舌の付け根、気管、食道、肝臓、肺の切れ端、心臓、腎臓、ブタの睾丸、ブタの皮および血抜きした肺葉の端が含まれるであろう。混合くず肉の冷蔵貯蔵と食肉処理場から回収業者への冷蔵輸送、回収業者での様々な臓器の手作業による選別と切取り、並びにその後の冷凍貯蔵とペットフード製造業者への冷凍輸送に多大な費用がかかる。したがって、ペットフード製造業者の回収業者への依存度をなくすか減らすことには、多大な利点があるであろう。しかしながら、そのようにするには克服すべき障害がいくつかある。
過去には、未選別または部分選別の赤身の肉に付随する臓器をうまく利用できるチャンク製造技術はなかった。選別により、特定の臓器の特定の性質を、チャンクおよびペットフードの「素地(background)」の両方で、ペットフード製品に特別に利用することができ、一方で、切れ端などの問題のある成分を重要な製造工程および製品から避けることができる。市販用包装ペットフード製造工程におけるこれらの選別材料の一般的な分配が図2に示されている。「包装」ペットフードとは、商業的に殺菌された高水分ペットフードがその中に包装される全ての包装要素を包含することも意図しているのが当業者には理解されるであろう。これらの他の包装要素としては、密封アルミニウムトレイおよび軟質フイルムから製造された密封パウチが挙げられる。市販用低水分包装ペットフード製造工程におけるこれらの選別材料の典型的な分配が図3に示されている。
切れ端流は、特に脂肪レベル(一般的な範囲は10%〜40%であるが、これらの上下限を超えて変動してもよい)において、変動性が非常に大きい。この変動性のために、タンパク質の硬化工程への脂肪の干渉により、チャンク製造工程および缶詰工程における使用が制限されてしまう。この干渉は、転じて、製品の美観にも悪影響を及ぼすものである。缶詰工程中にこの材料から生じる「クックアウト(cookout)」は、製品の外観を損ねる傾向にある。
赤身の肉について上述したように、鶏および他の家禽ベースの材料も、屠殺者とペットフード製造業者との間の多数の工程、貯蔵および輸送の段階を経る。これにより、ペットフード製造業者へのこれらの材料の有効原価が著しく増える。典型的な鶏材料の回収工程が図4に示されている。
これらの材料は、「鶏のくず肉」(様々な比率、それゆえ、様々な脂肪含有量および含水量の頭、足、骨および内臓の流れ)、または「鶏片」(鶏の骨格、および組成が様々であってもよいが、中に含まれているタンパク質の機能のために価値のある他の全鶏成分)のいずれかとして認識される。この機能は、卵白粉末、血漿および大豆タンパク単離体などの高価な機能性タンパク質単離体への依存性を減少するために、潜在的に使用できる。しかしながら、脂肪および水分の固有の変動のために、タンパク質の機能性が干渉される傾向にある。
国際特許出願第AU00/00475号明細書
したがって、市販用ペットフード製造の品質および対費用効果をより改善するために、赤身の肉および家禽のくず肉をより効率的に回収し、加工する方法を提供することが望ましい。
本発明は、第1の態様において、市販用ペットフード製品の製造に使用するために商業的な屠殺廃棄流を再生する方法であって、
・ 廃棄材料を、ほ乳類のウシ、ヒツジ、ブタ、家禽および魚からなる群より選択される動物の商業的な屠殺場から回収し、
・ これらの材料の大半を必要に応じて粉砕し、
・ 次いで、加熱し、
・ その際に、タンパク質様分画、脂肪様分画および水性分画を互いから実質的に分離し、
タンパク質様分画、脂肪様分画および水性分画の各々を市販用ペットフードまたはその成分の製造に実質的に使用するものである方法を提供する。
組成に基づく廃棄材料の特定の機能性分画への分離後に、それら廃棄材料の全ての均質化を行うことにより、ペットフード製造業者は、ペットフード製品へのその後の加工中にこれら屠殺場での副生成物材料の性能を大幅に調節できる。個別の選別された臓器および切れ端の様々な水/脂肪/タンパク質の含有量の問題が、減るかなくなるであろう。また、これにより、食肉処理場における副生成物の個々の臓器への費用のかかる選別の必要性が減るかなくなる。例えば、肺葉チャンクを調製する非効率な工程は、本発明により製造される材料のいくつかを、HMEC工程などのよりよく制御された類似物チャンク工程に投入することにより置き換えられるであろう。
材料を分離段階の前に酸性化することが都合よい。これにより、タンパク質様材料からの水および脂肪の分離が改善されるであろう。酸性化は、分画のフロア保存期間を改善し、最終的な食物製品の美味しさに良い影響があるであろう。材料を1.5から5.0の間のpHに酸性化することが好ましく、好ましいpHの標的範囲は2.5から4.0である。
材料からタンパク質様分画を最初に分離し、脂肪様粉末および水性分画の組合せは、安定な乳濁液として存在してもよい。この脂肪様分画および水性分画の組合せは、エネルギー源としておよび/または低水分押出ペットフードまたはその成分の製造における美味しさ増強剤として、または缶詰ペットフードにおける美味しさ増強成分として用いることが都合よい。
脂肪様分画をエネルギー源としておよび/または低水分押出ペットフードまたはその成分の製造における美味しさ増強剤として用いることが都合よい。
水製粉画を、低水分押出ペットフードまたはその成分の製造におけるコーティングとして用いることが都合よい。水性分画は、「そのまま」用いても、ペットフードへのコーティング前に濃縮してもよい。
タンパク質様分画を、テクスチャーのある低水分押出ペットフードまたはその成分の製造に用いることが都合よい。
タンパク質様分画を、市販用包装ペットフードまたはその成分中に含ませるために、高水分押出肉類似物チャンクの製造におけるタンパク源として含ませることが都合よい。
タンパク質様分画を、市販用包装ペットフードまたはその成分中に含ませるために、低水分押出肉類似物チャンクの製造におけるタンパク源として含ませることが都合よい。
タンパク質様分画を、市販用包装ペットフードまたはその成分中に含ませるために、高水分押出肉類似物チャンクの製造における機能性結合タンパク源として含ませることが都合よい。
タンパク質様分画を約15%未満の含水量となるまで乾燥させることが都合よい。これにより、さらに加工するのを待っている間のフロア保存期間が改善されるであろう。
タンパク質様分画を、高水分の市販用包装ペットフードの素地の肉母材における調味料として含めることが都合よい。
特にほ乳類源の材料にとって、粗い肉挽きの後の細かい肉挽きとして肉挽きを行うことが好ましい。粗い肉挽きは、例えば、ウェイラ・アンド・カンパニー(Weiler & Co.)またはウルフキング・アンド・カンパニー(Wolfking & Co.)により製造されているものなどの連続肉挽き器により行ってもよい。何の供給材料を使用するかに応じて、冷凍材料または新鮮な材料に適した標準タイプから供給スクリューを選択することが好ましい。ホールプレートの孔サイズが3mmから10mmまでであることが好ましい。
細かい肉挽き、または乳化処理は、標準的な肉スラリー乳化装置、例えば、カール・シュネル(Karl Schnell)社またはウルフキング・アンド・カンパニーにより製造されている装置により行われる。ホールプレートの孔サイズは、1.7mmから6.0mmまでであることが好ましい。細かい肉挽きを行う装置を作動させたときの排出温度が25〜35℃を超えないことが好ましい。
タンパク質様分画を肉類似物チャンクまたはジャーキー型スナックの製造に使用すべき場合、タンパク質の機能を維持するために、乳化材料を、35〜60℃の範囲、都合よくは、40〜50℃の範囲に加熱することが好ましい。タンパク質様分画を高水分または低水分の押出肉類似物チャンクの製造に使用すべき場合、乳化材料を、40〜140℃の範囲、都合よくは、45〜100℃の範囲に加熱することが好ましい。この材料は、連続的に加熱しても、バッチプロセスで加熱してもよい。この材料は、混合容器中への直接蒸気噴射により、または熱交換器などの間接的加熱法による熱伝達により加熱してもよい。
遠心力を用いた分離工程を用いて、タンパク質様相、脂肪様相および水性相を分離することが好ましい。好ましいタイプは、アルファ・ラバル(Alfa Laval)社またはウエストファリア・セパレータ(Westfalia Separator)社により供給されているものなどのデカンタ形遠心分離機である。これらの三相の分離は、一つの装置または二段式装置を作動させて行ってもよい。一つの装置の作動を選択する場合、一つの供給流を3つの生成物流に分離するように設計されたデカンタ形遠心分離機が好ましい。二段式の作動を選択する場合、最初にタンパク質様流を分離して、水性/脂肪様流を形成し、その後、水性流および脂肪様流を分離することが好ましい。分離装置への供給速度は、選択したデカンタのサイズおよび要求される生産量に応じて、500〜20,000kg/時であってよい。
水性分画を、その用途に応じて、5〜30%の固体レベルまで、または1倍から7倍まで濃縮することが好ましい。適切な装置を多数作動させてもよい。2つの好ましい方法としては、遠心分離法および蒸発法が挙げられる。
本発明を具体化した方法の流れ図が図5に示されている。
本発明は、別の態様において、市販用包装ペットフードまたはその成分の製造のための粘性の高タンパク性基質であって、
・ 廃棄材料が、ほ乳類のウシ、ヒツジ、ブタ、家禽および魚からなる群より選択される一種類以上の動物の商業的な屠殺場から回収され、
・ これらの材料の大半が必要に応じて粉砕され、
・ 次いで、加熱され、
・ その際に、分離装置の作動により、タンパク質様分画、脂肪様分画および水性分画が互いから実質的に分離され、
タンパク質様分画が市販用包装ペットフードまたはその成分の製造における一成分として実質的に使用されるものである基質を提供する。
タンパク質様分画が、繊維様テクスチャーの肉類似物チャンクの効率的かつ対費用効果的な高水分押出しのための適切な高粘度の低脂肪タンパク質源を提供することが都合よい。この分画は、肉類似物プロセス、例えば、前述したHMECプロセスに流用してよい。この材料は、十分に美味しい傾向にあり、効率的な高水分押出しを促進するのに十分な粘度を有するであろう。この材料は、肉ベースのスナックフード、例えば、ほ乳類のペット用のジャーキー型スナック製品の製造における主成分として用いてもよい。材料が非常に美味しいことが都合よく、これにより、非常に美味しい肉類似物を製造することができ、回収業者により選別される、美味しさ増強剤としての個々のレバーへの依存性を減らすのに役立つ。
廃棄材料は、赤身の肉、家禽または魚のどのような組合せから製造されてもよい。例えば、魚材料(例えば、丸ごとの鱈)を用いる場合、本発明は、例えば、HMECプロセスにより、タンパク質様分画を供給することにより、魚材料を高率で含有するテクスチャーのある魚類似物チャンクを製造する機会を提供する。本発明によるタンパク質様分画が、95重量%まででHMECプロセスの供給物中に含まれることが都合よい。
ある市販用包装ペットフード製品では、内容物としての低水分押出チャンクを特徴とする。タンパク質様分画を、これらの製品における、小麦グルテンなどの肉ではないタンパク質源を全てまたはある程度置換するための美味しいタンパク質源として使用することが都合よい。本発明によるタンパク質様分画を50重量%まででそのようなチャンクに含ませることが都合よい。
タンパク質様分画が以下の近似組成を有することが好ましい:
タンパク質:15〜40%
水分:50〜75%
脂肪:1〜15%
前記タンパク質様分画が以下の近似組成を有することが都合よい:
タンパク質:25〜35%
水分:60〜70%
脂肪:1〜8%
または、乾燥されている場合:
タンパク質:60〜80%
水分:5〜15%
脂肪:5〜20%
本発明は、別の態様において、市販用低水分押出ペットフードまたはその成分のためのエネルギー源であって、
・ 廃棄材料が、ほ乳類のウシ、ヒツジ、ブタ、家禽および魚からなる群より選択される一種類以上の動物の商業的な屠殺場から回収され、
・ これらの材料の大半が必要に応じて粉砕され、
・ 次いで、加熱され、
・ その際に、分離装置の作動により、タンパク質様分画、脂肪様分画および水性分画が互いから実質的に分離され、
脂肪様分画が市販用包装ペットフードの製造における成分として押出低水分キブル中に含まれているエネルギー源を提供する。
その脂肪様分画は、脂肪精製業者から調達されたものではない、市販用ペットフードに含有するための美味しいエネルギー源を提供することが都合よい。このことは、市販用ペットフードが、商業的な脂肪精製操作の副生成物に関連する、BSEなどの広まってしまった変性疾患の危険を確実に持たないようにするのに役立つ。そのような脂肪分画を、少なくとも単位エネルギー当たりの単位費用に基づいて、商業的に脂肪精製された獣脂よりも低コストで、ペットフード製造工程に供給できることが都合よい。
脂肪様分画が以下の近似組成を有することが好ましい:
タンパク質:0〜5%
水分:0〜5%
脂肪:90〜100%
脂肪様分画が以下の近似組成を有することが都合よい:
タンパク質:0〜1%
水分:0〜1%
脂肪:98〜100%
本発明は、別の態様において、市販用低水分押出ペットフードまたはその成分のコーティングであって、
・ 廃棄材料が、ほ乳類のウシ、ヒツジ、ブタ、家禽および魚からなる群より選択される一種類以上の動物の商業的な屠殺場から回収され、
・ これらの材料の大半が必要に応じて粉砕され、
・ 次いで、加熱され、
・ その際に、分離装置の作動により、タンパク質様分画、脂肪様分画および水性分画が互いから実質的に分離され、
・ 水性分画が濃縮されており、
その濃縮物が、市販用低水分押出乾燥ペットフードの製造における成分として用いられる低水分キブルの表面に噴霧されるものであるコーティングを提供する。
濃縮された水性分画が、脂肪精製業者から調達されたものではない、市販用ペットフード中に含めるための美味しさ増強剤を提供することが都合よい。このことは、市販用ペットフードが、商業的な脂肪精製操作の副生成物に関連する、BSEなどの広まってしまった変性疾患の危険を確実に持たないようにするのに役立つ。
水性分画が以下の近似組成を有することが好ましい:
タンパク質:0〜5%
水分:90〜100%
脂肪:0〜5%
水性分画が以下の近似組成を有することが都合よい:
タンパク質:0〜3%
水分:94〜100%
脂肪:0〜3%
本発明は、別の態様において、市販用包装ペットフードまたはその成分に使用するための肉類似物製品において弾性の発生を補助するための機能性タンパク質の供給源であって、
・ 廃棄材料が、ほ乳類のウシ、ヒツジ、ブタ、家禽および魚からなる群より選択される一種類以上の動物の商業的な屠殺場から回収され、
・ これらの材料の大半が必要に応じて粉砕され、
・ 次いで、加熱され、
・ その際に、分離装置の作動により、タンパク質様分画、脂肪様分画および水性分画が互いから実質的に分離され、
タンパク質様分画が、市販用包装ペットフードまたはその成分に使用するための肉類似物製品に含まれるものである供給源を提供する。
挽いてある材料は、タンパク質の機能を維持するために、40〜50℃の範囲の温度に加熱されることが好ましい。この材料を、肉類似物チャンクの製造における噴霧乾燥血漿および小麦グルテンなどの、費用のかかるタンパク質単離体をある程度または全て置換するために用いることが都合よい。この用途のために、廃棄材料は家禽から調達することが好ましい。
ここで、本発明による、市販用ペットフード製造のための商業的な屠殺場の廃棄流を利用する方法の特定の非限定例により、本発明をさらに詳しく説明する。
商業用屠殺場にて、従来技術において上述したような未選別のペットフード等級のくず肉を通常の手順にしたがって大箱内に回収する。これらの大箱を市販用ペットフード製造業者の敷地まで輸送する。輸送交通網の長さに応じて、くず肉を10℃未満に冷凍してもよい。
一旦受け取ったら、冷凍材料または新鮮な材料に適した標準タイプの供給スクリュー、および孔サイズが3mmから10mmまでのホールプレートを持つ、例えば、ウェイラー・アンド・カンパニー、またはウルフキング・アンド・カンパニーにより製造されているもののような連続式肉挽き器にくず肉を通して挽く。
次いで、肉スラリー乳化装置、例えば、カール・シュネル社またはウルフキング・アンド・カンパニーにより製造されている装置などの細かい肉挽き器にくず肉を通して、挽く。この操作に推奨されるホールプレートの孔サイズは、1.7mmから6.0mmである。この細かい肉挽き器から排出される材料の目的とする排出温度は、25〜35℃を超えるべきではない。
この時点で、タンパク質様材料からの水および脂肪のその後の分離を改善するために、材料を酸性化してもよい。酸性化は、その分画のフロア貯蔵期間を改善し、最終的な食品製品の美味しさによい効果を持つであろう。これは、接触した際にタンパク質を変性させないようにするのに十分に希釈された、塩酸などの単純な食品等級の酸の添加により行うことができる。これは、スラリーを撹拌および/または再循環容器中で撹拌している間に行っても、または細かい肉挽き器を出る流れに酸を「インライン」注入することにより行ってもよい。目的とするpH範囲は、2.5から4.0までである。
タンパク質様分画を、肉類似物チャンク、またはジャーキー型スナックの製造に使用すべき場合、タンパク質の機能を維持するために、乳化材料を35〜60℃の範囲、都合よくは40〜50℃の範囲に加熱する。タンパク質様分画を、高水分または低水分の押出肉類似物チャンクの製造に使用すべき場合、乳化材料を40〜140℃の範囲、都合よくは45〜100℃の範囲に加熱してもよい。材料は、連続的に加熱しても、バッチプロセスで加熱してもよい。材料は、混合容器中に直接蒸気を注入することにより加熱しても、または熱交換器などの間接的な加熱法による熱伝達により加熱してもよい。
タンパク質様相、脂肪様相および水性相は、アルファ・ラバル社またはウエストファリア・セパレータ社により供給されているものなどのデカンタ形遠心分離機にスラリーを通過させることにより分離される。三相の分離は、一つの装置の作動または二段式装置の作動として行ってもよい。一つの装置の作動を選択する場合、一つの供給流を3つの生成物流に分離するように設計されたデカンタ形遠心分離機が好ましい。二段式の作動を選択する場合、最初にタンパク質様流を分離して、水性/脂肪様流を形成し、その後、水性流および脂肪様流を分離することが好ましい。分離装置への供給速度は、選択したデカンタのサイズおよび要求される生産量に応じて、500〜20,000kg/時であってよい。
水性分画を、その用途に応じて、5〜30%の固体レベルまで、または1倍から7倍まで濃縮することが好ましい。多数の適切な装置の作動を用いてもよい。2つの好ましい方法としては、遠心分離法および蒸発法が挙げられる。
本発明を具体化した方法の流れ図が図5に示されている。
遠心分離機から排出されたタンパク質様分画は、以下の近似組成を有するべきである:タンパク質:25〜35%;水分:60〜70%;脂肪:1〜8%。
所望であれば、タンパク質様分画は、タンパク質:60〜80%;水分:5〜15%;脂肪:5〜20%の組成まで乾燥されてもよい。
遠心分離機から排出された脂肪様分画は、以下の近似組成を有するべきである:タンパク質:0〜1%;水分:0〜1%;脂肪:98〜100%。
遠心分離機から排出された水性分画は、以下の近似組成を有するべきである:タンパク質:0〜3%;水分:94〜100%;脂肪:0〜3%。
市販用ペットフードの製造業者への赤身の肉の供給経路の典型的な流れ図 市販用包装ペットフード製造工程におけるこれらの選別材料の一般的な分配を示す流れ図 市販用低水分包装ペットフード製造工程におけるこれらの選別材料の典型的な分配を示す流れ図 典型的な鶏材料の回収工程を示す流れ図 本発明を具体化した方法の流れ図

Claims (19)

  1. 市販用ペットフード製品の製造に使用するために商業的な屠殺廃棄流を再生する方法であって、
    ほ乳類のウシ、ヒツジ、ブタ、家禽および魚からなる群より選択される動物の商業的な屠殺場から、前記動物の臓器および肉の切れ端を含むくず肉から成る廃棄材料を回収し、
    前記材料の大半を粉砕し、
    次いで、加熱し、
    その際に、タンパク質様分画、脂肪様分画および水性分画を実質的に互いから分離し、
    前記タンパク質様分画、前記脂肪様分画および前記水性分画の各々を市販用ペットフードまたはその成分の製造に実質的に使用することを特徴とする方法。
  2. 前記廃棄材料を、前記分離工程の前に、1.5から5.0までのpHに酸性化することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記pHの標的範囲が2.5から4.0までであることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 混ざった前記脂肪様分画および前記水性分画を、ペットフードまたはその成分におけるエネルギー源として、低水分押出ペットフードまたはその成分の製造における美味しさ増強剤として、もしくは缶詰ペットフードまたはその成分における美味しさ増強成分として使用することを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の方法。
  5. 前記脂肪様分画を低水分押出ペットフードまたはその成分の製造における美味しさ増強剤として、またはエネルギー源として使用することを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の方法。
  6. 前記水性分画を低水分押出ペットフードまたはその成分の製造における美味しさコーティングとして使用することを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の方法。
  7. 前記タンパク質様分画を、テクスチャーのある低水分押出ペットフードまたはその成分の製造に使用することを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の方法。
  8. 前記タンパク質様分画を、市販用包装ペットフードまたはその成分中に含めるための、高水分押出肉類似物チャンクの製造に含ませることを特徴とする請求項1から7いずれか1項記載の方法。
  9. 前記タンパク質様分画を、市販用包装ペットフードまたはその成分中に含めるための、低水分押出肉類似物チャンクの製造に含ませることを特徴とする請求項1から8いずれか1項記載の方法。
  10. 前記タンパク質様分画を、市販用包装ペットフードまたはその成分中に含めるための、高水分押出肉類似物チャンクの製造における機能性結合タンパク質源として含ませることを特徴とする請求項1から9いずれか1項記載の方法。
  11. 前記タンパク質様分画を、市販用高水分包装ペットフードの素地の肉母材中の調味料として含ませることを特徴とする請求項1から10いずれか1項記載の方法。
  12. 前記タンパク質様分画を含水量が15%未満になるまで乾燥させることを特徴とする請求項1から11いずれか1項記載の方法。
  13. 前記粉砕工程において細かい肉挽き装置が用いられ、前記材料が細かい肉挽き装置から35℃を超えない排出温度で排出されることを特徴とする請求項1から12いずれか1項記載の方法。
  14. 細かく挽かれた材料を35〜60℃の範囲に加熱することを特徴とする請求項1から13いずれか1項記載の方法。
  15. 前記範囲が40〜50℃であることを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 遠心力を利用した分離工程を用いて、前記タンパク質様分画、前記脂肪様分画および前記水性分画を分離することを特徴とする請求項1から15いずれか1項記載の方法。
  17. 濃縮状態または非濃縮状態のいずれかで、請求項1から16いずれか1項記載の方法により製造された前記水性分画を有してなる、市販用低水分押出ペットフードまたはその成分のためのコーティング。
  18. 前記水性分画が、任意の濃縮の前に、以下の組成:タンパク質:0〜5重量%;水分:90〜100重量%;脂肪:0〜5重量%を有することを特徴とする請求項17記載のコーティング。
  19. 前記水性分画が、任意の濃縮の前に、以下の組成:タンパク質:0〜3重量%;水分:94〜100重量%;脂肪:0〜3重量%を有することを特徴とする請求項18記載のコーティング。
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