JP4078178B2 - Security system and method for switching alert mode in security system - Google Patents

Security system and method for switching alert mode in security system Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セキュリティシステム及びセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば住宅のドア等の施解錠状態を検出する等して、住宅内の異常を監視するセキュリティシステムが提案されている(特許文献1参照)。セキュリティシステムは、警戒モードにおいてドアが開けられたり窓ガラスが割られたりしたときに警報を発するようになっている。このため、夜間や外出時にセキュリティシステムを警戒モードに設定しておくことにより、防犯性を向上させることができる。
【0003】
このようなセキュリティシステムとして、例えばメカキーを屋外に設けられた警戒モード設定用のキーシリンダに挿入して回動したときに警戒モードに設定し、メカキーを警戒モードへの設定時とは反対方向に回動したときに警戒モードを解除させるようにしたものがある。また、セキュリティシステムとして、ユーザが屋内にある設定スイッチを押圧操作し、所定時間(ディレー時間)内に屋外へ出たときに警戒モードに設定し、ユーザが屋内へ入り、ディレー時間内に屋内にある解除スイッチを押圧操作したときに警戒モードを解除させるようにしたものもある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−115429号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、キーシリンダを回動させることによって警戒モードの設定・解除を行うセキュリティシステムにおいては、メカキーをキーシリンダに挿入して回動させる操作が面倒である。また、設定スイッチ、解除スイッチの押圧操作によって警戒モードの設定・解除を行うセキュリティシステムにおいては、例えば、ユーザが設定スイッチを押圧操作してから屋外へ出るまでの間にディレー時間が経過すると、ユーザが屋内にいるのにも拘わらず警戒モードに設定されてしまう。このとき、例えばユーザによってドアが開けられると、住宅内に異常がないのにも拘わらず警報が作動してしまう。
【0006】
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、警戒モードの設定・解除が容易なセキュリティシステム及びセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、対象物の内部と外部の間の移動に使用されるドアの施解錠状態を検出して当該対象物の内部の異常を監視するセキュリティシステムにおいて、携帯可能であってID信号を送信する送信手段と、当該セキュリティシステムを警戒モードとするために操作される操作手段と、前記対象物に設けられた各種手段であって、前記送信手段からのID信号を受信する受信手段、前記受信手段により受信されたID信号に含まれるIDコードの正否を判定する判定手段、前記判定手段によりIDコードが正規のものであると判定されたときに前記ドアに設けられたドア錠を施錠または解錠する施解錠手段、前記対象物の内部における所定の異常を検出する異常検出手段、及び、前記操作手段から入力される操作信号に基づいて前記異常検出手段の検出機能を有効化させる警戒モードに設定する警戒モード設定手段とを備え、前記ドアの施錠が完了した時点から所定の警戒モードの設定許可時間が経過する前に前記操作手段が操作されることで、前記操作信号を前記操作手段から前記警戒モード設定手段に出力し、前記警戒モードの設定を許可するようにしたことを要旨とする。
【0008】
本発明においては、操作手段を操作するだけで、セキュリティシステムは警戒モード設定手段によって警戒モードに設定される。したがって、警戒モードの設定・解除が容易になる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記施解錠手段は、前記操作手段が操作されたことを条件として前記ドア錠を施錠させることを要旨とする。
【0010】
本発明においては、操作手段は、警戒モードの設定を行うためだけでなく、ドア錠を施錠させるためにも用いられる。そのため、操作手段を操作してドア錠を施錠した場合、操作手段を操作したという事実や、ドアが開くか否かを確認すること等により、ドア錠の施錠を確認することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、警戒モードに設定された状態で、前記判定手段によって前記受信手段により受信された前記ID信号に含まれるIDコードが正規のものであると判定されたときに、前記施解錠手段は、ドア錠を解錠させるとともに、前記警戒モード設定手段は、警戒モードを解除させることを要旨とする。
【0012】
本発明においては、判定手段がID信号を正規のものであると判定したときには、ドア錠が解錠されるだけでなく警戒モードも解除されるため、警戒モードを解除させるときに操作手段の操作は必要ない。したがって、警戒モードの解除がより一層容易になる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記警戒モード設定手段は、前記ドア錠の施錠が完了したことを条件として、前記操作手段の操作による前記警戒モードの設定を有効化することを要旨とする。
【0014】
本発明においては、ドア錠の施錠が完了したことを条件として、操作手段の操作による警戒モードの設定が有効化される。すなわち、セキュリティシステムが警戒モードに設定される前にドア錠が施錠される。そのため、ドアノブを操作する等してドア錠の施錠を確認しているときに、異常検出手段が誤作動するのを防止することができる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記操作手段は、前記受信手段が設けられている対象物の外部に配置されていることを要旨とする。
【0016】
本発明においては、操作手段は対象物の外部に配置されているため、操作手段を送信手段に配置した場合のように、警戒モードの設定時において操作手段を操作するときに送信手段を取り出す必要はない。よって、操作手段の操作性を向上させることができる。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記操作手段は、前記送信手段を含んで構成される携帯機に配置されていることを要旨とする。
【0018】
本発明においては、操作手段は携帯機に配置されているため、操作手段が対象物の外部に配置されている場合のように、警戒モードの設定を行うために、操作手段が配置されている場所まで移動する必要はない。すなわち、対象物から離れた状態でも警戒モードの設定を行うことができる。
【0019】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記携帯機に設けられるとともに、電気的エネルギの供給を受けてトランスポンダ信号を送信する送信手段としてのトランスポンダ制御部と、前記対象物に設けられるとともに、前記トランスポンダ信号を受信する受信手段としてのイモビライザ用受信部と、前記対象物に設けられるとともに、前記イモビライザ用受信部から送信されるトランスポンダ信号を受信し、そのトランスポンダ信号に含まれるトランスポンダコードが正規のものであると判定されたことを条件として、前記操作手段の操作による前記警戒モードの設定を有効化するイモビライザ用制御手段とを備えることを要旨とする。
【0020】
本発明においては、操作手段の操作は、トランスポンダを電気的エネルギが供給される範囲に進入させたときに、トランスポンダコードが正規のものであると判定されたことを条件として有効化される。すなわち、操作手段の操作を有効化するためには、トランスポンダを意識的に電気的エネルギが供給される範囲に進入させる必要がある。よって、操作手段が無意識に操作された場合に、セキュリティシステムが警戒モードに設定されるのを防止することができる。
【0021】
請求項8に記載の発明は、対象物の内部と外部の間の移動に使用されるドアの施解錠状態を検出して当該対象物の内部の異常を監視するとともに、携帯機から送信されるID信号に含まれているIDコードが正規のものか否かを判定し、その判定結果に基づいて前記ドアに設けられたドア錠を施錠または解錠するようにしたセキュリティシステムであって、前記セキュリティシステムは、前記対象物の内部における所定の異常を検出する異常検出手段と、当該システムを前記異常検出手段の検出機能を有効化させる警戒モードに設定するために操作される操作手段とを備え、前記IDコードが正規のものであると判定され、且つ、前記ドアの施錠が完了したことで、警戒モード設定許可用のタイマを作動させるとともに、該タイマがその作動時から所定時間経過する前に前記操作手段が操作されることで前記警戒モードの設定を許可するセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法を要旨とする。
【0022】
本発明においては、操作手段を操作するだけで、セキュリティシステムは警戒モード設定手段によって異常検出手段の検出機能が有効化される。したがって、警戒モードの設定・解除が容易になる。
【0023】
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記操作手段の操作に基づいて、前記異常検出手段の検出機能を有効にすると同時に前記ドア錠を施錠するようにしたことを要旨とする。
【0024】
本発明においては、操作手段を操作すると、ドア錠が施錠されると同時に異常検出手段の検出機能が有効化されるため、外出時における操作手段の利便性を向上させることができる。
【0025】
請求項10に記載の発明は、請求項8または請求項9に記載の発明において、警戒モードに設定された状態で、前記携帯機から送信される前記ID信号に含まれているIDコードが正規のものであると判定されたときに、前記異常検出手段の検出機能を無効にすると同時にドア錠を解錠するようにしたことを要旨とする。
【0026】
本発明においては、判定手段がID信号を正規のものであると判定したときには、ドア錠が解錠されると同時に異常検出手段の検出機能も無効化されるため、警戒モードを解除させるときに操作手段の操作は必要ない。したがって、警戒モードを素早く解除させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を住宅用のセキュリティシステムに具体化した第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0028】
図1に示すように、セキュリティシステム1は、施解錠制御装置2及び対象物としての住宅3内に設置される住宅用セキュリティシステム4によって構成されている。施解錠制御装置2は、住宅3のユーザ(家人)に所持される携帯機5と、住宅3のドア6内に設置され、携帯機5と相互通信可能な通信制御装置7とを備えている。図2に併せ示すように、ドア6には、屋外側に露出する屋外側アンテナユニット8と、屋内側に露出する屋内側アンテナユニット9が配置されている。これらアンテナユニット8,9には、それぞれLED等の発光素子からなる表示部10が設けられている。本実施形態においてこの表示部10は2色発光ダイオードによって構成されている。屋外側アンテナユニット8には、図3に示す屋外側送信アンテナ8aと屋外側受信アンテナ8bとが設けられている。また、屋内側アンテナユニット9には、図3に示す屋内側送信アンテナ9aと屋内側受信アンテナ9bとが設けられている。なお、本実施形態において、送信アンテナ8a,9aは134kHzの電波を送信可能に設定され、受信アンテナ8b,9bは300MHzの電波を受信可能に設定されている。また、ドア6には2つのドア錠11,12が設けられており、ドア6の屋内側面には、これらドア錠11,12を手動で施解錠可能な図2に示すサムターン11a,12aが設置されている。
【0029】
図3に示すように、携帯機5は、携帯機側受信回路13、携帯機側マイクロコンピュータ(携帯機側マイコン)14、送信手段としての携帯機側送信回路15、施錠スイッチ16a及び解錠スイッチ16bを備えている。携帯機側受信回路13には受信アンテナ17aが接続され、携帯機側送信回路15には送信アンテナ17bが接続されている。携帯機側受信回路13は、通信制御装置7からのリクエスト信号を受信アンテナ17aを介して受信して、その信号を携帯機側マイコン14に入力するための回路である。
【0030】
携帯機側マイコン14は、携帯機側受信回路13からのリクエスト信号が入力されたときに、予め設定されたIDコードを含むID信号を出力するための回路である。また、施錠スイッチ16a及び解錠スイッチ16bは、携帯機5の外側面に設けられており、操作されるとその操作信号が携帯機側マイコン14に入力されるようになっている。そして、携帯機側マイコン14は、施錠スイッチ16aが操作された場合にはIDコードと施錠操作コードとを含む施錠操作信号を出力し、解錠スイッチ16bが操作された場合にはIDコードと解錠操作コードとを含む解錠操作信号を出力するようになっている。すなわち、携帯機側マイコン14は複数種の送信信号を出力可能となっている。
【0031】
携帯機側送信回路15は、ID信号、施錠操作信号及び解錠操作信号を所定周波数(ここでは300MHz)の電波に変調して送信アンテナ17bを介して外部に送信するための回路である。なお、これらID信号、施錠操作信号及び解錠操作信号は、図2に示すドア6付近の屋外側領域A1及び屋内側領域A2内で通信制御装置7と通信可能となっている。
【0032】
図3に示すように、通信制御装置7は、ドア側送信回路18、受信手段としてのドア側受信回路19及び判定手段としての施解錠制御マイクロコンピュータ(施解錠制御マイコン)20を備えている。ドア側送信回路18には送信アンテナ8a,9aが接続され、ドア側受信回路19には受信アンテナ8b,9bが接続されている。ドア側送信回路18は、施解錠制御マイコン20から出力されるリクエスト信号を所定周波数(ここでは134kHz)の電波に変換し、送信アンテナ8a,9aを介して出力するための回路である。リクエスト信号は、屋外側送信アンテナ8a及び屋内側送信アンテナ9aを介して、図2に示すドア6付近の領域A1,A2に出力される。よって、この領域A1,A2において携帯機5と通信制御装置7との相互通信が可能となる。図3に示すように、ドア側受信回路19は、携帯機5から出力されたID信号を受信アンテナ8b,9bを介して受信し、そのID信号をパルス信号に復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号を施解錠制御マイコン20へ出力するための回路である。
【0033】
施解錠制御マイコン20にはドア錠11,12が電気的に接続されている。この施解錠制御マイコン20は、図示しないCPU、ROM、RAMからなるCPUユニットであり、ドア側送信回路18に対してリクエスト信号を出力する。また、施解錠制御マイコン20には予め設定されたIDコードが記憶されており、施解錠制御マイコン20は、前記受信信号が入力されたときに自身のIDコードと受信信号に含まれるIDコードとを比較する。そして、施解錠制御マイコン20は、それらIDコードが一致したときに、ドア錠11,12に対して駆動信号を出力する。詳しく言うと、施解錠制御マイコン20は、前記ID信号または前記解錠操作信号からなる受信信号が入力されたときに、ドア錠11,12に対して解錠駆動信号を出力し、ドア錠11,12を解錠させる。そして、ドア錠11,12は、施解錠制御マイコン20に対して解錠完了信号を出力する。また、施解錠制御マイコン20は、ID信号からなる受信信号が入力されなくなったときや、前記施錠操作信号からなる受信信号が入力されたときには、ドア錠11,12に対して施錠駆動信号を出力し、ドア錠11,12を施錠させる。そして、ドア錠11,12は、施解錠制御マイコン20に対して施錠完了信号を出力する。すなわち、施解錠制御マイコン20は施解錠手段として用いられている。
【0034】
施解錠制御マイコン20には、作動時に警戒モードの設定を所定時間(設定許可時間)許可する警戒モード設定許可用のタイマが含まれている。また、施解錠制御マイコン20には、操作手段としての警戒モード設定スイッチ21が電気的に接続されている。警戒モード設定スイッチ21は前記屋外側アンテナユニット8の外側面に配置されている。施解錠制御マイコン20は、警戒モード設定スイッチ21がユーザに操作されたときにドア錠11,12に対して施錠駆動信号を出力し、ドア錠11,12を施錠させるとともに、警戒モード設定許可用のタイマを作動させるようになっている。また、施解錠制御マイコン20は、タイマが設定許可時間を経過する前に警戒モード設定スイッチ21が再度ユーザに操作されると、前記住宅用セキュリティシステム4に対して操作信号としての警戒モード設定信号を出力するようになっている。
【0035】
図3に示すように、住宅用セキュリティシステム4は、住宅3内に設置される異常検出手段としての異常検知センサ22及びコントローラ23によって構成されている。異常検知センサ22は、住宅3の窓ガラスが割られたことを検知してコントローラ23に異常検知信号を出力する。コントローラ23には、セキュリティ制御マイクロコンピュータ(セキュリティ制御マイコン)24、前記表示部10及び警報部25が電気的に接続されている。表示部10は、セキュリティ制御マイコン24からの出力信号に基づいて点灯する。表示部10は、ドア錠11,12からの施錠完了信号及び解錠完了信号に基づいて、ドア6の施錠状態または解錠状態を表示部10に表示する。本実施形態においてこの表示部10は、施錠状態で緑色点灯、解錠状態で赤色点灯するように設定されている。警報部25は、例えばブザーやスピーカによって構成され、セキュリティ制御マイコン24からの作動信号に基づいて動作する。
【0036】
セキュリティ制御マイコン24は、ドア錠11,12から出力される施錠完了信号を検知したときに、ドア錠11,12が施錠されているとみなすようになっている。この状態において、施解錠制御マイコン20から警戒モード設定信号が出力されると、セキュリティ制御マイコン24は、住宅用セキュリティシステム4を異常検知センサ22の検出機能を有効化させる警戒モードに設定させるようになっている。すなわち、セキュリティ制御マイコン24は警戒モード設定手段として用いられている。また、セキュリティ制御マイコン24は、ドア錠11,12から出力される解錠完了信号を検知したときに、ドア錠11,12が解錠されているとみなすようになっている。この状態において、施解錠制御マイコン20から警戒モード解除信号が出力されると、住宅用セキュリティシステム4の警戒モードを解除して在宅モードに復帰させるようになっている。それとともに、セキュリティ制御マイコン24は、異常検知センサ22の検出機能を無効化させるようになっている。
【0037】
警戒モードにおいてセキュリティ制御マイコン24は、ドア錠11,12からの解錠完了信号が入力されたときや、異常検知センサ22からの異常検知信号が入力されたときに、警報部25に対して作動信号を出力する。これにより、警報部25から警報音が発せられる。
【0038】
次に、このように構成されたセキュリティシステム1の携帯機側マイコン14、施解錠制御マイコン20及びセキュリティ制御マイコン24によって行われる一連の動作を、図4〜図6に従って説明する。
【0039】
まず、ステップS1では、通信制御装置7の屋内側送信アンテナ9aから図2に示すドア6付近の屋内側領域A2に対してリクエスト信号が一定時間おきに出力されている。外出時においてユーザが携帯機5を所持したままドア6付近の屋内側領域A2内に進入すると、携帯機5によって通信制御装置7からのリクエスト信号が受信され、その受信に基づいて携帯機5からID信号が通信制御装置7へ送信される。なお、携帯機5は、通常、リクエスト信号を受信可能なスタンバイモードとなっており、同リクエスト信号の受信時にのみID信号が送信されるようになっている。
【0040】
ステップS2において通信制御装置7がID信号を受信すると、ステップS3においてID信号及び施解錠制御マイコン20のIDコード同士が一致するか否かが判断される。IDコード同士が一致すると判断された場合には、ステップS4においてドア錠11,12が施錠されていれば、ステップS5においてドア錠11,12を解錠する。ステップS2においてID信号を受信できなかったり、ステップS3においてID信号及び施解錠制御マイコン20のIDコード同士が一致しない場合で、さらにステップS15においてドア錠11,12が解錠状態にあれば、ステップS16においてドア錠11,12が施錠される。
【0041】
前記ステップS4において、ドア錠11,12が解錠状態にあるときには、ステップS5の処理を行うことなくステップS6の処理を開始させる。ステップS6において、ドア錠11,12から施解錠制御マイコン20に解錠完了信号が出力されると、ステップS7で、通信制御装置7の屋外側送信アンテナ8aから図2に示すドア6付近の屋外側領域A1に対してリクエスト信号が出力される。
【0042】
ユーザが屋外に移動してドア6が閉じられ、ステップS8において警戒モード設定スイッチ21が操作されると、図5に示すステップS9においてドア錠11,12が施錠され、ステップS10において施解錠制御マイコン20に含まれている警戒モード設定許可用のタイマが作動する。そして、ステップS11において警戒モード設定スイッチ21を再度操作したときに、ステップS12でタイマが作動していると判断され、ステップS13でタイマが警戒モードの設定許可時間を経過していないと判断されれば、ステップS14で住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される。なお、ステップS10、S12及びS13の処理は省略されていてもよい。また、ステップS11において警戒モード設定スイッチ21が操作されなかった場合、ステップS12においてタイマが作動していない場合及びステップS13において設定許可時間の経過後に警戒モード設定スイッチ21が操作された場合には警戒モードに設定されることはない。
【0043】
前記ステップS8において、所定時間が経過したのにも拘わらず、警戒モード設定スイッチ21が操作されていない場合、図5に示すステップS17において通信制御装置7がID信号を受信し続けていないと確認されれば、ステップS18においてドア錠11,12が施錠される。なお、ステップS17の処理は、ID信号を受信できなくなるまで繰り返し行われる。
【0044】
次に帰宅時について説明する。帰宅時における施解錠は、図6のステップS19〜S23、ステップS27〜S30に示すように、基本的に上述した外出時の場合と逆の処理が行われ、住宅用セキュリティシステム4の警戒モードを解除する点が異なっている。
【0045】
すなわち、ドア6が閉められている状態で携帯機5を所持したユーザが屋外側領域A1に進入すると、携帯機5によってドア錠11,12が解錠され、ドア錠11,12から解錠完了信号が出力される。このとき、ステップS24において、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定されていれば、ステップS25において住宅用セキュリティシステム4の警戒モードが解除され、警戒モードに設定されていなければ、警戒モードを解除する処理が省略される。警戒モードが解除された後、ステップS26において、通信制御装置7の屋内側送信アンテナ9aからドア6付近の屋内側領域A2に対してリクエスト信号が出力される。その後、ステップS27に移行し、それ以降は第1実施形態と逆の処理が行われる。
【0046】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)住宅用セキュリティシステム4を警戒モードに設定するためには、ユーザは警戒モード設定スイッチ21を操作するだけでよい。また、施解錠制御マイコン20がID信号を受信したときには、ドア錠11,12が解錠されるだけでなく警戒モードも解除されるため、警戒モードを解除させるときにユーザの操作は必要ない。したがって、警戒モードの設定・解除が容易になり、セキュリティシステム1の利便性が向上する。
【0047】
(2)警戒モード設定スイッチ21は、ドア6に設けられた屋外側アンテナユニット8の外側面に配置されている。よって、警戒モード設定スイッチ21を例えば携帯機5の外側面に配置した場合のように、ユーザは、警戒モードの設定時において警戒モード設定スイッチ21の操作を行うために携帯機5を取り出す必要はない。よって、警戒モード設定スイッチ21の操作性を向上させることができる。
【0048】
(3)ドア錠11,12は、携帯機5を所持したユーザが屋外側領域A1外に移動したときに、施解錠制御マイコン20がID信号を受信できなくなったことを条件として施錠されるようになっているが、警戒モード設定スイッチ21の操作によっても施錠されるようになっている。そのため、警戒モード設定スイッチ21を操作してドア錠11,12を施錠した場合、ユーザは、警戒モード設定スイッチ21を操作したという事実や、ドアノブを操作してドア6が開くか否かを確認することにより、ドア錠11,12の施錠を確認することができる。よって、ユーザに安心感を与えることができる。
【0049】
また、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される前にドア錠11,12が施錠されるようになっている。そのため、ユーザがドアノブを操作する等してドア錠11,12の施錠を確認しているときに、住宅用セキュリティシステム4が誤作動して警報部25から警報音が発せられるのを防止することができる。
【0050】
(第2実施形態)
第2実施形態において第1実施形態と同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
【0051】
図7,図8に示すように、警戒モード設定スイッチ21を操作手段として用いる代わりに、携帯機5に設けられた施錠スイッチ16aが操作手段として用いられている。よって、本実施形態におけるセキュリティシステム1は、前記第1実施形態におけるセキュリティシステム1から警戒モード設定スイッチ21を省略した構成となっている。
【0052】
施錠スイッチ16aは、操作されるとその操作信号が携帯機側マイコン14に入力されるようになっている。このとき、携帯機5に設けられた携帯機側マイコン14は、IDコードと施錠操作コードとを含む施錠操作信号を出力するようになっている。
【0053】
一方、通信制御装置7に設けられた施解錠制御マイコン20は、施錠操作信号からなる受信信号が入力されたときには、ドア錠11,12に対して施錠駆動信号を出力し、ドア錠11,12を施錠させる。それと同時に、施解錠制御マイコン20は、住宅用セキュリティシステム4に対して警戒モード設定信号を出力するようになっている。その結果、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される。
【0054】
次に、このように構成されたセキュリティシステム1の動作を説明する。なお、図7において、ステップS31〜S37、ステップS41,S42の処理は、前記第1実施形態におけるステップS1〜S7、ステップS15,S16の処理と同等の処理であるため、ここでの説明を省略する。
【0055】
ユーザが屋外に移動してドア6が閉じられ、図7に示すステップS38において所定時間内に施錠スイッチ16aが操作されると、図8に示すステップS39においてドア錠11,12が施錠される。それと同時に、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される。
【0056】
ステップS38において、所定時間が経過したのにも拘わらず、施錠スイッチ16aが操作されていない場合、図8に示すステップS43において、通信制御装置7がID信号を受信し続けていないと確認されれば、ステップS44においてドア錠11,12が施錠される。ステップS43の処理は、ID信号を受信できなくなるまで繰り返し行われる。
【0057】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(4)住宅用セキュリティシステム4を警戒モードに設定するときに操作される施錠スイッチ16aは、携帯機5の外側面に配置されている。よって、施錠スイッチ16aと同等の操作手段を住宅3側に配置した場合のように、警戒モードの設定時にユーザが住宅3から離れていても、ユーザが操作手段を操作するために住宅3まで戻る必要はない。すなわち、例えば住宅用セキュリティシステム4を警戒モードに設定し忘れたままの状態でユーザが住宅3から離れた場合でも、ユーザが携帯機5を所持していれば、施錠スイッチ16aを操作することで警戒モードの設定を行うことができる。
【0058】
(第3実施形態)
第3実施形態において第1実施形態と同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
【0059】
図9に示すように、携帯機5にはトランスポンダ26が内蔵されており、トランスポンダ26にはトランスポンダ制御部27が設けられている。トランスポンダ制御部27は、外部から受ける電磁界により誘導された起電力(電気的エネルギ)により、予め設定された所定のトランスポンダ用のIDコード(トランスポンダコード)を含むトランスポンダ信号を出力するようになっている。詳しくは、このトランスポンダ制御部27は、通信制御装置7からのトランスポンダ駆動電波を受信すると、トランスポンダ信号を出力するようになっている。
【0060】
一方、通信制御装置7は、ドア側送信回路18及びイモビライザ用受信回路(イモビ用受信回路)28を備えている。イモビ用受信回路28は施解錠制御マイコン20に接続されている。イモビ用受信回路28には、屋外側アンテナユニット8に配置される受信アンテナ29が接続されている。また、ドア側送信回路18は、施解錠制御マイコン20から出力されるトランスポンダ駆動信号を所定周波数の電波に変換してトランスポンダ駆動電波を生成し、屋外側送信アンテナ8aを介して出力するようになっている。すなわち、屋外側送信アンテナ8aからは、リクエスト信号だけでなくトランスポンダ駆動電波も出力されるようになっている。つまり、リクエスト信号の出力アンテナとトランスポンダ駆動電波の出力アンテナとが共用されている。また、イモビ用受信回路28は、ユーザが携帯機5を屋外側アンテナユニット8に近付けたときに、受信アンテナ29を介して携帯機5からのトランスポンダ信号を受信可能となっている。そして、イモビ用受信回路28は、そのトランスポンダ信号をパルス信号に復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号を施解錠制御マイコン20へ出力するようになっている。
【0061】
施解錠制御マイコン20は、トランスポンダコードを含む受信信号が入力されたときには、予め設定されたトランスポンダコードと受信信号に含まれるトランスポンダコードとの比較(トランスポンダコードの照合)を行うようになっている。そして、施解錠制御マイコン20は、トランスポンダコード同士が一致したことを条件として、警戒モード設定スイッチ21の操作を有効化するようになっている。具体的には、施解錠制御マイコン20は、トランスポンダコード同士が一致した状態で警戒モード設定スイッチ21がユーザに操作されたときに、ドア錠11,12に対して施錠駆動信号を出力し、ドア錠11,12を施錠させるとともに、警戒モード設定許可用のタイマを作動させるようになっている。また、施解錠制御マイコン20は、タイマが設定許可時間を経過する前に、トランスポンダコード同士が一致した状態で警戒モード設定スイッチ21が再度ユーザに操作されると、前記住宅用セキュリティシステム4に対して警戒モード設定信号を出力するようになっている。その結果、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される。すなわち、施解錠制御マイコン20はイモビライザ用制御手段として用いられている。
【0062】
次に、このように構成されたセキュリティシステム1の動作を、図10,図11に従って説明する。なお、図10において、ステップS51〜S57、ステップS67,S68の処理は、前記第1実施形態におけるステップS1〜S7、ステップS15,S16の処理と同等の処理であるため、ここでの説明を省略する。
【0063】
ユーザが屋外に移動してドア6が閉じられ、ステップS58において通信制御装置7が携帯機5から出力されるトランスポンダ信号を所定時間内に受信すると、図11に示すステップS59においてトランスポンダコード同士が一致するか否かが判断される。トランスポンダコード同士が一致されていることを条件として、ステップS60において警戒モード設定スイッチ21が操作されると、ステップS61においてドア錠11,12が施錠され、ステップS62において施解錠制御マイコン20に含まれている警戒モード設定許可用のタイマが作動する。そして、ステップS63において警戒モード設定スイッチ21が再度操作したときに、ステップS64でタイマが作動していると判断され、ステップS65でタイマが警戒モードの設定許可時間を経過していないと判断されれば、ステップS66で住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される。なお、ステップS62,S64及びS65の処理は省略されていてもよい。また、ステップS63において警戒モード設定スイッチ21が操作されなかった場合、ステップS64においてタイマが作動していない場合及びステップS65において設定許可時間の経過後に警戒モード設定スイッチ21が操作された場合には警戒モードに設定されることはない。
【0064】
前記ステップS58において、所定時間が経過したのにも拘わらず、トランスポンダ信号の受信を確認できない場合、図11に示すステップS69の処理へ移行する。また、ステップS59においてトランスポンダコード同士が一致しない場合や、ステップS60において警戒モード設定スイッチ21が操作されなかった場合においても、ステップS69の処理へ移行する。ステップS69において、通信制御装置7がID信号を受信しなくなったことが確認されれば、ステップS70においてドア錠11,12が施錠される。なお、ステップS69の処理は、ID信号を受信できなくなるまで繰り返し行われる。
【0065】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(5)警戒モード設定スイッチ21の操作は、携帯機5を電気的エネルギが供給される範囲に進入させたとき、すなわち、屋外側アンテナユニット8に近付けたときに、トランスポンダコード同士が一致することを条件として有効化される。すなわち、警戒モード設定スイッチ21の操作を有効化するためには、ユーザは、携帯機5を意識的に屋外側アンテナユニット8の近傍に近付ける必要がある。よって、警戒モード設定スイッチ21が無意識に操作された場合に、通信制御装置7が警戒モードに設定されるのを防止することができる。
【0066】
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記各実施形態において、警戒モード設定スイッチ21や施錠スイッチ16aを操作手段として用いる代わりに、解錠スイッチ16b等を操作手段として用いてもよい。
【0067】
・前記第1及び第3実施形態において、警戒モード設定スイッチ21を1回操作したときに、施解錠制御マイコン20を作動してドア錠11,12を施錠させると同時に、警戒モードの設定を行うようにしてもよい。また、前記第2実施形態において、警戒モード設定スイッチ21を1回操作したときに施解錠制御マイコン20を作動してドア錠11,12を施錠させ、再度警戒モード設定スイッチ21を操作したときに警戒モードの設定を行うようにしてもよい。
【0068】
・前記第1及び第3実施形態では、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定される前にドア錠11,12が施錠されるようになっている。しかし、ドア錠11,12が施錠される前に住宅用セキュリティシステム4を警戒モードに設定してもよい。
【0069】
・前記各実施形態では、ドア錠11,12が施錠されているときに、住宅用セキュリティシステム4が警戒モードに設定されるようになっていた。しかし、ドア錠11,12の施解錠に関係なく、警戒モード設定スイッチ21あるいは施錠スイッチ16aが操作されたときに、警戒モードの設定を行うようにしてもよい。
【0070】
・前記第1及び第3実施形態において、警戒モード設定スイッチ21は、ドア6の屋外側に配置された屋外側アンテナユニット8に設けられていたが、住宅3の外壁面等に設けられていてもよい。
【0071】
・前記各実施形態において、ドア6の屋外側に出力されるリクエスト信号及び屋内側に出力されるリクエスト信号は、それぞれ個別のタイミングで出力されるようになっている。しかし、これらリクエスト信号は、それぞれ同じタイミングで出力されるようになっていてもよい。
【0072】
・前記各実施形態では、リクエスト信号を電波として出力している。しかし、リクエスト信号は、領域A1,A2に磁界として出力されていてもよい。
・前記各実施形態において施解錠制御装置2は、ドア錠11,12の施解錠を行うようになっている。しかし、施解錠制御装置2は、ドア錠11,12に限らず、例えば窓や引き戸等、各種建具(門扉も含む)の錠の施解錠を行うようになっていてもよい。
【0073】
・セキュリティシステム1は、住宅3に限らず車両に適用されてもよい。
【0074】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、警戒モードの設定・解除が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるセキュリティシステムの概略斜視図。
【図2】 同じく、ドアを示す概略側面図。
【図3】 同じく、セキュリティシステムの概略構成を示すブロック図。
【図4】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図5】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図6】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図7】 第2実施形態におけるセキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図8】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図9】 第3実施形態におけるセキュリティシステムの概略構成を示すブロック図。
【図10】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【図11】 同じく、セキュリティシステムの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…セキュリティシステム、3…対象物としての住宅、5…携帯機、11,12…ドア錠、15…送信手段としての携帯機側送信回路、16a…操作手段としての施錠スイッチ、19…受信手段としてのドア側受信回路、20…判定手段、施解錠手段及びイモビライザ用制御手段としての施解錠制御マイクロコンピュータ(施解錠制御マイコン)、21…操作手段としての警戒モード設定スイッチ、22…異常検出手段としての異常検知センサ、24…警戒モード設定手段としてのセキュリティ制御マイクロコンピュータ(セキュリティ制御マイコン)、26…トランスポンダ。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a security system and a method for switching a warning mode in the security system.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a security system that monitors abnormalities in a house by detecting a locked / unlocked state of a house door or the like has been proposed (see Patent Document 1). The security system issues an alarm when the door is opened or the window glass is broken in the alert mode. For this reason, the security can be improved by setting the security system in the alert mode at night or when going out.
[0003]
As such a security system, for example, when a mechanical key is inserted into a key cylinder for setting a warning mode outdoors and rotated, the warning key is set to a warning mode, and the mechanical key is set in the opposite direction to the setting for the warning mode. There is something that releases the alert mode when it turns. In addition, as a security system, the user presses a setting switch indoors, and when the user goes outdoors within a predetermined time (delay time), the alarm mode is set, and the user enters indoors and indoors within the delay time. In some cases, the warning mode is canceled when a certain release switch is pressed.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2002-115429 A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in a security system in which the warning mode is set / released by rotating the key cylinder, the operation of inserting and rotating the mechanical key into the key cylinder is troublesome. In a security system in which the warning mode is set / released by pressing the setting switch and the release switch, for example, when a delay time elapses between when the user presses the setting switch and goes outside, the user Despite being indoors, the watch mode is set. At this time, for example, when the door is opened by the user, the alarm is activated even though there is no abnormality in the house.
[0006]
The present invention has been made paying attention to such problems existing in the prior art. An object of the present invention is to provide a security system in which a warning mode can be easily set / released and a method for switching the warning mode in the security system.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention described in claim 1 In a security system that monitors the internal abnormality of the target object by detecting the unlocking / unlocking state of the door used for the movement between the inside of the target object A transmitting means that is portable and transmits an ID signal; Operation means operated to set the security system in the alert mode, various means provided in the object, receiving means for receiving an ID signal from the transmitting means, received by the receiving means Determining means for determining whether the ID code included in the ID signal is correct or not, and locking / unlocking means for locking or unlocking the door lock provided on the door when the determining means determines that the ID code is authentic. , An abnormality detection means for detecting a predetermined abnormality inside the object, and a warning mode setting for setting a warning mode for enabling the detection function of the abnormality detection means based on an operation signal input from the operation means And when the operation means is operated before a predetermined permission mode setting time elapses from the time when the door is locked. An operation signal is output to the warning mode setting means from said operating means, and to allow the setting of the warning mode This is the gist.
[0008]
In the present invention, the security system is set to the warning mode by the warning mode setting means only by operating the operation means. Therefore, it becomes easy to set and cancel the warning mode.
[0009]
The gist of the invention according to claim 2 is that, in the invention according to claim 1, the locking / unlocking means locks the door lock on condition that the operating means is operated.
[0010]
In the present invention, the operation means is used not only for setting the warning mode but also for locking the door lock. Therefore, when the door is locked by operating the operating means, the locking of the door lock can be confirmed by checking the fact that the operating means has been operated and whether or not the door is open.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the ID code included in the ID signal received by the receiving unit by the determining unit in a state set in the alert mode. The gist is that the locking / unlocking means unlocks the door lock and the warning mode setting means cancels the warning mode when it is determined that the password is genuine.
[0012]
In the present invention, when the determination means determines that the ID signal is legitimate, not only the door lock is unlocked but also the warning mode is released, so the operation means is operated when releasing the warning mode. Is not necessary. Therefore, the warning mode can be canceled more easily.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects of the present invention, the warning mode setting means performs the operation on the condition that the locking of the door lock is completed. The gist is to enable the setting of the alert mode by operation of means.
[0014]
In the present invention, the setting of the warning mode by the operation of the operation means is validated on the condition that the locking of the door lock is completed. That is, the door lock is locked before the security system is set to the alert mode. Therefore, it is possible to prevent the malfunction detection means from malfunctioning when the door lock is confirmed by operating the door knob.
[0015]
According to a fifth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to fourth aspects of the present invention, the operation means is arranged outside an object provided with the receiving means. This is the gist.
[0016]
In the present invention, since the operating means is arranged outside the object, it is necessary to take out the transmitting means when operating the operating means when setting the alert mode, as in the case where the operating means is arranged on the transmitting means. There is no. Therefore, the operability of the operating means can be improved.
[0017]
The invention according to claim 6 is the invention according to any one of claims 1 to 4, wherein the operation means is disposed in a portable device including the transmission means. Is the gist.
[0018]
In the present invention, since the operation means is arranged in the portable device, the operation means is arranged for setting the warning mode as in the case where the operation means is arranged outside the object. There is no need to move to a place. That is, the warning mode can be set even in a state away from the object.
[0019]
The invention described in claim 7 Claim 6 In the invention described in Provided in the portable device, Sends a transponder signal in response to electrical energy supply As a means of transmission transponder Control unit When, Provided in the object, Receive the transponder signal An immobilizer receiving unit as a receiving means to receive the transponder signal provided from the immobilizer receiving unit and provided to the object; It is provided with immobilizer control means for validating the setting of the warning mode by operation of the operation means on condition that the transponder code included in the transponder signal is determined to be legitimate. .
[0020]
In the present invention, the operation of the operating means is validated on the condition that the transponder code is determined to be legitimate when the transponder enters the range where electrical energy is supplied. That is, in order to validate the operation of the operation means, it is necessary to consciously enter the transponder into a range where electric energy is supplied. Therefore, it is possible to prevent the security system from being set to the alert mode when the operating means is operated unconsciously.
[0021]
The invention according to claim 8 detects the locking / unlocking state of the door used for the movement between the inside and the outside of the object to monitor the abnormality inside the object and is transmitted from the portable device. It is a security system that determines whether or not an ID code included in an ID signal is genuine, and locks or unlocks a door lock provided on the door based on the determination result, The security system includes an abnormality detection unit that detects a predetermined abnormality inside the object, and an operation unit that is operated to set the system to a warning mode that enables the detection function of the abnormality detection unit. Prepared, When the ID code is determined to be legitimate and the door is locked, a warning mode setting permission timer is activated, and before the timer elapses a predetermined time from the activation time. The setting of the alert mode is permitted by operating the operation means. How to switch warning mode in security system Is the gist.
[0022]
In the present invention, only by operating the operation means, the security system enables the detection function of the abnormality detection means by the warning mode setting means. Therefore, it becomes easy to set and cancel the warning mode.
[0023]
The invention according to claim 9 is the invention according to claim 8, wherein, based on the operation of the operation means, the detection function of the abnormality detection means is enabled and at the same time the door lock is locked. The gist.
[0024]
In the present invention, when the operation means is operated, the detection function of the abnormality detection means is activated at the same time as the door lock is locked, so the convenience of the operation means when going out can be improved.
[0025]
The invention according to claim 10 is the invention according to claim 8 or claim 9, wherein the ID code included in the ID signal transmitted from the portable device in a state in which the alert mode is set is normal. The gist of the invention is that the door lock is unlocked at the same time as the detection function of the abnormality detecting means is disabled when it is determined that the door lock is detected.
[0026]
In the present invention, when the determination means determines that the ID signal is legitimate, the detection function of the abnormality detection means is disabled at the same time as the door lock is unlocked. There is no need to operate the operating means. Therefore, the alert mode can be quickly released.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
A first embodiment in which the present invention is embodied in a residential security system will be described below with reference to FIGS.
[0028]
As shown in FIG. 1, the security system 1 includes a locking / unlocking control device 2 and a home security system 4 installed in a home 3 as an object. The locking / unlocking control device 2 includes a portable device 5 possessed by a user (housekeeper) of the house 3 and a communication control device 7 installed in the door 6 of the house 3 and capable of mutual communication with the portable device 5. . As shown in FIG. 2, an outdoor antenna unit 8 exposed to the outdoor side and an indoor antenna unit 9 exposed to the indoor side are disposed on the door 6. Each of these antenna units 8 and 9 is provided with a display unit 10 made of a light emitting element such as an LED. In the present embodiment, the display unit 10 is constituted by a two-color light emitting diode. The outdoor antenna unit 8 is provided with an outdoor transmission antenna 8a and an outdoor reception antenna 8b shown in FIG. The indoor antenna unit 9 is provided with an indoor transmission antenna 9a and an indoor reception antenna 9b shown in FIG. In this embodiment, the transmission antennas 8a and 9a are set to be capable of transmitting a 134 kHz radio wave, and the reception antennas 8b and 9b are set to be capable of receiving a 300 MHz radio wave. Also, the door 6 is provided with two door locks 11 and 12, and on the indoor side of the door 6, thumb turns 11a and 12a shown in FIG. Has been.
[0029]
As shown in FIG. 3, the portable device 5 includes a portable device-side receiving circuit 13, a portable device-side microcomputer (a portable device-side microcomputer) 14, a portable device-side transmitting circuit 15 as a transmission means, a lock switch 16 a, and an unlock switch. 16b. A receiving antenna 17 a is connected to the portable device side receiving circuit 13, and a transmitting antenna 17 b is connected to the portable device side transmitting circuit 15. The portable device side receiving circuit 13 is a circuit for receiving a request signal from the communication control device 7 via the receiving antenna 17 a and inputting the signal to the portable device side microcomputer 14.
[0030]
The portable device side microcomputer 14 is a circuit for outputting an ID signal including a preset ID code when a request signal from the portable device side receiving circuit 13 is input. The locking switch 16a and the unlocking switch 16b are provided on the outer surface of the portable device 5, and an operation signal is input to the portable device side microcomputer 14 when operated. The portable device-side microcomputer 14 outputs a locking operation signal including an ID code and a locking operation code when the locking switch 16a is operated, and releases the ID code when the locking switch 16b is operated. An unlock operation signal including a lock operation code is output. That is, the portable device side microcomputer 14 can output a plurality of types of transmission signals.
[0031]
The portable device-side transmission circuit 15 is a circuit for modulating the ID signal, the locking operation signal, and the unlocking operation signal into radio waves having a predetermined frequency (300 MHz in this case) and transmitting the modulated signal to the outside via the transmission antenna 17b. The ID signal, the locking operation signal, and the unlocking operation signal can communicate with the communication control device 7 in the outdoor area A1 and the indoor area A2 near the door 6 shown in FIG.
[0032]
As shown in FIG. 3, the communication control device 7 includes a door side transmission circuit 18, a door side reception circuit 19 as a reception unit, and a locking / unlocking control microcomputer (locking / unlocking control microcomputer) 20 as a determination unit. Transmitting antennas 8a and 9a are connected to the door-side transmitting circuit 18, and receiving antennas 8b and 9b are connected to the door-side receiving circuit 19. The door-side transmission circuit 18 is a circuit for converting a request signal output from the locking / unlocking control microcomputer 20 into a radio wave having a predetermined frequency (134 kHz in this case) and outputting it via the transmission antennas 8a and 9a. The request signal is output to areas A1 and A2 in the vicinity of the door 6 shown in FIG. 2 via the outdoor transmission antenna 8a and the indoor transmission antenna 9a. Therefore, mutual communication between the portable device 5 and the communication control device 7 is possible in the areas A1 and A2. As shown in FIG. 3, the door-side receiving circuit 19 receives the ID signal output from the portable device 5 via the receiving antennas 8b and 9b, demodulates the ID signal into a pulse signal, and generates a received signal. A circuit for outputting the received signal to the locking / unlocking control microcomputer 20.
[0033]
Door locks 11 and 12 are electrically connected to the locking / unlocking control microcomputer 20. The locking / unlocking control microcomputer 20 is a CPU unit including a CPU, a ROM, and a RAM (not shown), and outputs a request signal to the door side transmission circuit 18. Further, a preset ID code is stored in the locking / unlocking control microcomputer 20, and the locking / unlocking control microcomputer 20 receives the ID code included in the received signal and the ID code included in the received signal when the received signal is input. Compare The locking / unlocking control microcomputer 20 outputs a drive signal to the door locks 11 and 12 when the ID codes match. Specifically, the unlocking control microcomputer 20 outputs an unlocking drive signal to the door locks 11 and 12 when the reception signal including the ID signal or the unlocking operation signal is input, and the door lock 11 , 12 are unlocked. The door locks 11 and 12 output an unlocking completion signal to the locking / unlocking control microcomputer 20. Further, the lock / unlock control microcomputer 20 outputs a lock driving signal to the door locks 11 and 12 when the reception signal consisting of the ID signal is not input or when the reception signal consisting of the locking operation signal is input. Then, the door locks 11 and 12 are locked. The door locks 11 and 12 output a lock completion signal to the lock / unlock control microcomputer 20. That is, the locking / unlocking control microcomputer 20 is used as locking / unlocking means.
[0034]
The locking / unlocking control microcomputer 20 includes a warning mode setting permission timer that permits setting of the warning mode for a predetermined time (setting permission time) during operation. The locking / unlocking control microcomputer 20 is electrically connected with a warning mode setting switch 21 as an operation means. The alert mode setting switch 21 is disposed on the outer surface of the outdoor antenna unit 8. The locking / unlocking control microcomputer 20 outputs a locking driving signal to the door locks 11 and 12 when the warning mode setting switch 21 is operated by the user, locks the door locks 11 and 12, and permits the warning mode setting. The timer is activated. Further, when the warning mode setting switch 21 is operated again by the user before the timer has passed the setting permission time, the locking / unlocking control microcomputer 20 sends a warning mode setting signal as an operation signal to the residential security system 4. Is output.
[0035]
As shown in FIG. 3, the residential security system 4 includes an abnormality detection sensor 22 and a controller 23 as abnormality detection means installed in the house 3. The abnormality detection sensor 22 detects that the window glass of the house 3 has been broken and outputs an abnormality detection signal to the controller 23. A security control microcomputer (security control microcomputer) 24, the display unit 10, and an alarm unit 25 are electrically connected to the controller 23. The display unit 10 lights up based on an output signal from the security control microcomputer 24. The display unit 10 displays the locked state or the unlocked state of the door 6 on the display unit 10 based on the locking completion signal and the unlocking completion signal from the door locks 11 and 12. In the present embodiment, the display unit 10 is set to light green when locked and light red when unlocked. The alarm unit 25 is configured by a buzzer or a speaker, for example, and operates based on an operation signal from the security control microcomputer 24.
[0036]
The security control microcomputer 24 considers that the door locks 11 and 12 are locked when detecting the lock completion signal output from the door locks 11 and 12. In this state, when a warning mode setting signal is output from the locking / unlocking control microcomputer 20, the security control microcomputer 24 sets the residential security system 4 to a warning mode that enables the detection function of the abnormality detection sensor 22. It has become. That is, the security control microcomputer 24 is used as a warning mode setting means. Further, when the security control microcomputer 24 detects an unlocking completion signal output from the door locks 11 and 12, the security control microcomputer 24 considers that the door locks 11 and 12 are unlocked. In this state, when a warning mode release signal is output from the locking / unlocking control microcomputer 20, the security mode of the residential security system 4 is released and the home mode is restored. At the same time, the security control microcomputer 24 invalidates the detection function of the abnormality detection sensor 22.
[0037]
In the alert mode, the security control microcomputer 24 operates with respect to the alarm unit 25 when an unlocking completion signal from the door locks 11 and 12 is input or when an abnormality detection signal from the abnormality detection sensor 22 is input. Output a signal. Thereby, an alarm sound is emitted from the alarm unit 25.
[0038]
Next, a series of operations performed by the portable device side microcomputer 14, the locking / unlocking control microcomputer 20 and the security control microcomputer 24 of the security system 1 configured as described above will be described with reference to FIGS.
[0039]
First, in step S1, request signals are output from the indoor transmission antenna 9a of the communication control device 7 to the indoor area A2 near the door 6 shown in FIG. 2 at regular intervals. When the user enters the indoor area A2 near the door 6 while holding the portable device 5 when going out, the portable device 5 receives a request signal from the communication control device 7, and based on the reception, the portable device 5 receives the request signal. An ID signal is transmitted to the communication control device 7. Note that the portable device 5 is normally in a standby mode in which a request signal can be received, and an ID signal is transmitted only when the request signal is received.
[0040]
When the communication control device 7 receives the ID signal in step S2, it is determined in step S3 whether or not the ID signal and the ID code of the locking / unlocking control microcomputer 20 match. If it is determined that the ID codes match, if the door locks 11 and 12 are locked in step S4, the door locks 11 and 12 are unlocked in step S5. If the ID signal cannot be received in step S2, or if the ID signal and the ID code of the locking / unlocking control microcomputer 20 do not match in step S3, and if the door locks 11 and 12 are in the unlocked state in step S15, step In S16, the door locks 11 and 12 are locked.
[0041]
In step S4, when the door locks 11 and 12 are in the unlocked state, the process of step S6 is started without performing the process of step S5. In step S6, when an unlocking completion signal is output from the door locks 11 and 12 to the unlocking control microcomputer 20, in step S7, the outdoor transmission antenna 8a of the communication controller 7 closes the door 6 near the door 6 shown in FIG. A request signal is output to the outer area A1.
[0042]
When the user moves outdoors and the door 6 is closed and the warning mode setting switch 21 is operated in step S8, the door locks 11 and 12 are locked in step S9 shown in FIG. 5, and the unlocking and unlocking control microcomputer in step S10. The timer for permission mode setting permission included in 20 is activated. When the warning mode setting switch 21 is operated again in step S11, it is determined in step S12 that the timer is operating, and in step S13, the timer is determined not to have passed the warning mode setting permission time. In step S14, the residential security system 4 is set to the alert mode. Note that the processing of steps S10, S12, and S13 may be omitted. Also, if the warning mode setting switch 21 is not operated in step S11, the timer is not activated in step S12, and the warning mode setting switch 21 is operated after the set permission time has elapsed in step S13, a warning is given. The mode is never set.
[0043]
In step S8, if the warning mode setting switch 21 is not operated even though the predetermined time has elapsed, it is confirmed in step S17 shown in FIG. 5 that the communication control device 7 does not continue to receive the ID signal. Then, the door locks 11 and 12 are locked in step S18. Note that the process of step S17 is repeated until the ID signal cannot be received.
[0044]
Next, when returning home will be described. As shown in Steps S19 to S23 and Steps S27 to S30 in FIG. 6, the unlocking and unlocking at the time of returning home is basically performed in the reverse manner to the case of going out, and the warning mode of the residential security system 4 is changed. The point to cancel is different.
[0045]
That is, when the user who has the portable device 5 enters the outdoor area A1 with the door 6 closed, the door locks 11 and 12 are unlocked by the portable device 5 and unlocking is completed from the door locks 11 and 12. A signal is output. At this time, if the residential security system 4 is set to the alert mode in step S24, the alert mode of the residential security system 4 is canceled in step S25, and if the alert mode is not set, the alert mode is canceled. Is omitted. After the warning mode is canceled, a request signal is output from the indoor transmission antenna 9a of the communication control device 7 to the indoor area A2 near the door 6 in step S26. Thereafter, the process proceeds to step S27, and thereafter, the reverse process of the first embodiment is performed.
[0046]
According to this embodiment, the following effects can be obtained.
(1) In order to set the residential security system 4 to the alert mode, the user only has to operate the alert mode setting switch 21. Further, when the locking / unlocking control microcomputer 20 receives the ID signal, the door locks 11 and 12 are not only unlocked, but also the warning mode is released, so that no user operation is required when releasing the warning mode. Therefore, it becomes easy to set / cancel the warning mode, and the convenience of the security system 1 is improved.
[0047]
(2) The warning mode setting switch 21 is disposed on the outer surface of the outdoor antenna unit 8 provided on the door 6. Therefore, the user needs to take out the portable device 5 in order to operate the warning mode setting switch 21 when the warning mode is set, for example, when the warning mode setting switch 21 is arranged on the outer surface of the portable device 5. Absent. Therefore, the operability of the alert mode setting switch 21 can be improved.
[0048]
(3) The door locks 11 and 12 are locked on the condition that the lock / unlock control microcomputer 20 cannot receive the ID signal when the user holding the portable device 5 moves outside the outdoor area A1. However, it is also locked by the operation of the alert mode setting switch 21. Therefore, when the door locks 11 and 12 are locked by operating the warning mode setting switch 21, the user confirms the fact that the warning mode setting switch 21 is operated and whether the door 6 is opened by operating the door knob. By doing so, locking of the door locks 11 and 12 can be confirmed. Therefore, a sense of security can be given to the user.
[0049]
Further, the door locks 11 and 12 are locked before the residential security system 4 is set to the alert mode. Therefore, when the user confirms the locking of the door locks 11 and 12 by operating the door knob or the like, the home security system 4 is prevented from malfunctioning and the alarm unit 25 from generating an alarm sound. Can do.
[0050]
(Second Embodiment)
In the second embodiment, detailed description of the same parts as those in the first embodiment is omitted.
[0051]
As shown in FIGS. 7 and 8, instead of using the alert mode setting switch 21 as an operation means, a lock switch 16a provided in the portable device 5 is used as the operation means. Therefore, the security system 1 in the present embodiment has a configuration in which the warning mode setting switch 21 is omitted from the security system 1 in the first embodiment.
[0052]
When the lock switch 16a is operated, the operation signal is input to the portable device side microcomputer 14. At this time, the portable device side microcomputer 14 provided in the portable device 5 outputs a locking operation signal including an ID code and a locking operation code.
[0053]
On the other hand, the lock / unlock control microcomputer 20 provided in the communication control device 7 outputs a lock drive signal to the door locks 11 and 12 when a reception signal including a lock operation signal is input, and the door locks 11 and 12 are output. Lock. At the same time, the locking / unlocking control microcomputer 20 outputs a warning mode setting signal to the residential security system 4. As a result, the residential security system 4 is set to the alert mode.
[0054]
Next, the operation of the security system 1 configured as described above will be described. In FIG. 7, the processes in steps S31 to S37 and steps S41 and S42 are the same as the processes in steps S1 to S7 and steps S15 and S16 in the first embodiment, and thus description thereof is omitted here. To do.
[0055]
When the user moves outdoors and the door 6 is closed and the locking switch 16a is operated within a predetermined time in step S38 shown in FIG. 7, the door locks 11 and 12 are locked in step S39 shown in FIG. At the same time, the residential security system 4 is set to the alert mode.
[0056]
In step S38, if the lock switch 16a has not been operated even though the predetermined time has elapsed, it is confirmed in step S43 shown in FIG. 8 that the communication control device 7 has not continued to receive the ID signal. In this case, the door locks 11 and 12 are locked in step S44. The process in step S43 is repeated until the ID signal cannot be received.
[0057]
According to this embodiment, the following effects can be obtained.
(4) The lock switch 16 a that is operated when the residential security system 4 is set to the alert mode is disposed on the outer surface of the portable device 5. Therefore, even if the user is away from the house 3 when setting the alert mode, as in the case where the operation means equivalent to the lock switch 16a is arranged on the house 3 side, the user returns to the house 3 to operate the operation means. There is no need. That is, for example, even when the user leaves the house 3 in a state where the user has forgotten to set the security system 4 for the house in the alert mode, if the user has the portable device 5, the lock switch 16 a can be operated. A warning mode can be set.
[0058]
(Third embodiment)
In the third embodiment, detailed description of the same parts as those in the first embodiment is omitted.
[0059]
As shown in FIG. 9, the portable device 5 includes a transponder 26, and the transponder 26 is provided with a transponder control unit 27. The transponder control unit 27 outputs a transponder signal including a predetermined transponder ID code (transponder code) by an electromotive force (electric energy) induced by an electromagnetic field received from the outside. Yes. Specifically, the transponder control unit 27 outputs a transponder signal when receiving a transponder driving radio wave from the communication control device 7.
[0060]
On the other hand, the communication control device 7 includes a door side transmission circuit 18 and an immobilizer reception circuit (immobilizer reception circuit) 28. The immobilizer receiving circuit 28 is connected to the locking / unlocking control microcomputer 20. A reception antenna 29 disposed in the outdoor antenna unit 8 is connected to the immobilization reception circuit 28. Further, the door side transmission circuit 18 converts the transponder drive signal output from the locking / unlocking control microcomputer 20 into a radio wave of a predetermined frequency to generate a transponder drive radio wave, and outputs it via the outdoor side transmission antenna 8a. ing. That is, not only the request signal but also the transponder driving radio wave is output from the outdoor transmission antenna 8a. That is, the output antenna for the request signal and the output antenna for the transponder driving radio wave are shared. The immobilizer reception circuit 28 can receive a transponder signal from the portable device 5 via the reception antenna 29 when the user brings the portable device 5 close to the outdoor antenna unit 8. The immobility reception circuit 28 demodulates the transponder signal into a pulse signal to generate a reception signal, and outputs the reception signal to the locking / unlocking control microcomputer 20.
[0061]
When the reception signal including the transponder code is input, the locking / unlocking control microcomputer 20 compares the transponder code set in advance with the transponder code included in the reception signal (transponder code verification). Then, the locking / unlocking control microcomputer 20 validates the operation of the warning mode setting switch 21 on condition that the transponder codes match each other. Specifically, the locking / unlocking control microcomputer 20 outputs a locking drive signal to the door locks 11 and 12 when the warning mode setting switch 21 is operated by the user in a state where the transponder codes match each other. The locks 11 and 12 are locked, and a warning mode setting permission timer is activated. In addition, when the warning mode setting switch 21 is operated again by the user in a state where the transponder codes are matched before the timer has passed the setting permission time, the locking / unlocking control microcomputer 20 controls the residential security system 4. The warning mode setting signal is output. As a result, the residential security system 4 is set to the alert mode. That is, the locking / unlocking control microcomputer 20 is used as immobilizer control means.
[0062]
Next, the operation of the security system 1 configured as described above will be described with reference to FIGS. In FIG. 10, the processes in steps S51 to S57 and steps S67 and S68 are the same as the processes in steps S1 to S7 and steps S15 and S16 in the first embodiment, and thus the description thereof is omitted here. To do.
[0063]
When the user moves outdoors and the door 6 is closed and the communication control device 7 receives the transponder signal output from the portable device 5 within a predetermined time in step S58, the transponder codes match in step S59 shown in FIG. It is determined whether or not to do so. If the alert mode setting switch 21 is operated in step S60 on condition that the transponder codes are matched, the door locks 11 and 12 are locked in step S61 and included in the unlocking control microcomputer 20 in step S62. The timer for setting the alert mode is activated. When the warning mode setting switch 21 is operated again in step S63, it is determined in step S64 that the timer is operating, and in step S65, the timer is determined not to have passed the warning mode setting permission time. In step S66, the residential security system 4 is set to the alert mode. Note that the processing of steps S62, S64, and S65 may be omitted. In addition, when the warning mode setting switch 21 is not operated in step S63, when the timer is not activated in step S64, and when the warning mode setting switch 21 is operated after the set permission time has elapsed in step S65, a warning is given. The mode is never set.
[0064]
If it is determined in step S58 that reception of a transponder signal cannot be confirmed even though a predetermined time has elapsed, the process proceeds to step S69 shown in FIG. Even when the transponder codes do not match in step S59, or when the alert mode setting switch 21 is not operated in step S60, the process proceeds to step S69. If it is confirmed in step S69 that the communication control device 7 has not received the ID signal, the door locks 11 and 12 are locked in step S70. Note that the process of step S69 is repeated until the ID signal cannot be received.
[0065]
According to this embodiment, the following effects can be obtained.
(5) When the warning mode setting switch 21 is operated, the transponder codes match when the portable device 5 enters the range where electric energy is supplied, that is, when the portable device 5 approaches the outdoor antenna unit 8. It is enabled on the condition. That is, in order to validate the operation of the alert mode setting switch 21, the user needs to consciously bring the portable device 5 close to the vicinity of the outdoor antenna unit 8. Therefore, when the alert mode setting switch 21 is operated unconsciously, it is possible to prevent the communication control device 7 from being set to the alert mode.
[0066]
In addition, you may change this embodiment as follows.
In each of the above embodiments, the unlocking switch 16b or the like may be used as the operating means instead of using the warning mode setting switch 21 or the locking switch 16a as the operating means.
[0067]
In the first and third embodiments, when the warning mode setting switch 21 is operated once, the locking / unlocking control microcomputer 20 is activated to lock the door locks 11 and 12 and at the same time, the warning mode is set. You may do it. In the second embodiment, when the warning mode setting switch 21 is operated once, the locking / unlocking control microcomputer 20 is operated to lock the door locks 11 and 12, and when the warning mode setting switch 21 is operated again. A warning mode may be set.
[0068]
In the first and third embodiments, the door locks 11 and 12 are locked before the residential security system 4 is set to the alert mode. However, the residential security system 4 may be set in the alert mode before the door locks 11 and 12 are locked.
[0069]
In each of the above embodiments, when the door locks 11 and 12 are locked, the residential security system 4 is set to the alert mode. However, regardless of whether the door locks 11 and 12 are locked or unlocked, the warning mode may be set when the warning mode setting switch 21 or the locking switch 16a is operated.
[0070]
In the first and third embodiments, the warning mode setting switch 21 is provided on the outdoor antenna unit 8 disposed on the outdoor side of the door 6, but is provided on the outer wall surface of the house 3. Also good.
[0071]
In each of the embodiments, the request signal output to the outdoor side of the door 6 and the request signal output to the indoor side are output at individual timings. However, these request signals may be output at the same timing.
[0072]
In each of the above embodiments, the request signal is output as a radio wave. However, the request signal may be output as a magnetic field to the areas A1 and A2.
In each of the above embodiments, the locking / unlocking control device 2 locks and unlocks the door locks 11 and 12. However, the locking / unlocking control device 2 is not limited to the door locks 11 and 12 and may be configured to lock and unlock various fittings (including gates) such as windows and sliding doors.
[0073]
The security system 1 is not limited to the house 3 and may be applied to a vehicle.
[0074]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is easy to set and cancel the warning mode.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view of a security system according to a first embodiment.
FIG. 2 is a schematic side view showing a door, similarly.
FIG. 3 is a block diagram showing a schematic configuration of a security system.
FIG. 4 is a flowchart showing the operation of the security system.
FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the security system.
FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the security system.
FIG. 7 is a flowchart showing the operation of the security system in the second embodiment.
FIG. 8 is a flowchart showing the operation of the security system.
FIG. 9 is a block diagram showing a schematic configuration of a security system according to a third embodiment.
FIG. 10 is a flowchart showing the operation of the security system.
FIG. 11 is a flowchart showing the operation of the security system.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Security system, 3 ... Housing as object, 5 ... Portable machine, 11, 12 ... Door lock, 15 ... Portable machine side transmission circuit as transmission means, 16a ... Locking switch as operation means, 19 ... Reception means Door side receiving circuit, 20 ... determining means, locking / unlocking means and immobilizer control means as locking / unlocking control microcomputer (locking / unlocking control microcomputer), 21 ... alarm mode setting switch as operating means, 22 ... abnormality detecting means An abnormality detection sensor as 24, a security control microcomputer (security control microcomputer) as a warning mode setting means, 26 as a transponder.

Claims (10)

対象物の内部と外部の間の移動に使用されるドアの施解錠状態を検出して当該対象物の内部の異常を監視するセキュリティシステムにおいて、
携帯可能であってID信号を送信する送信手段と、当該セキュリティシステムを警戒モードとするために操作される操作手段と、
前記対象物に設けられた各種手段であって、前記送信手段からのID信号を受信する受信手段、前記受信手段により受信されたID信号に含まれるIDコードの正否を判定する判定手段、前記判定手段によりIDコードが正規のものであると判定されたときに前記ドアに設けられたドア錠を施錠または解錠する施解錠手段、前記対象物の内部における所定の異常を検出する異常検出手段、及び、前記操作手段から入力される操作信号に基づいて前記異常検出手段の検出機能を有効化させる警戒モードに設定する警戒モード設定手段とを備え、
前記ドアの施錠が完了した時点から所定の警戒モードの設定許可時間が経過する前に前記操作手段が操作されることで、前記操作信号を前記操作手段から前記警戒モード設定手段に出力し、前記警戒モードの設定を許可するようにしたことを特徴とするセキュリティシステム。
In a security system that monitors the internal abnormality of the target object by detecting the unlocking / unlocking state of the door used for the movement between the inside of the target object
A transmission means that is portable and transmits an ID signal; an operation means that is operated to set the security system in a warning mode;
Various means provided on the object, receiving means for receiving an ID signal from the transmitting means, determining means for determining whether an ID code included in the ID signal received by the receiving means is correct, and the determination Means for locking or unlocking the door lock provided on the door when the means determines that the ID code is genuine, an abnormality detecting means for detecting a predetermined abnormality inside the object, And a warning mode setting means for setting a warning mode for enabling the detection function of the abnormality detection means based on an operation signal input from the operation means,
The operation means is operated before the predetermined permission mode setting permission time elapses from the time when the door is locked, and the operation signal is output from the operation means to the warning mode setting means. A security system characterized by allowing the setting of a warning mode .
前記施解錠手段は、前記操作手段が操作されたことを条件として前記ドア錠を施錠させることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。  The security system according to claim 1, wherein the locking / unlocking means locks the door lock on condition that the operation means is operated. 警戒モードに設定された状態で、前記判定手段によって前記受信手段により受信された前記ID信号に含まれるIDコードが正規のものであると判定されたときに、前記施解錠手段は、ドア錠を解錠させるとともに、前記警戒モード設定手段は、警戒モードを解除させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセキュリティシステム。  When it is determined that the ID code included in the ID signal received by the receiving unit is legitimate by the determination unit in the state set in the alert mode, the locking / unlocking unit locks the door. 3. The security system according to claim 1, wherein the security mode is configured to unlock the security mode, and the security mode setting unit cancels the security mode. 4. 前記警戒モード設定手段は、前記ドア錠の施錠が完了したことを条件として、前記操作手段の操作による前記警戒モードの設定を有効化することを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のセキュリティシステム。  The warning mode setting means validates the setting of the warning mode by the operation of the operation means on the condition that the locking of the door lock is completed. A security system according to any one of the above. 前記操作手段は、前記受信手段が設けられている対象物の外部に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のセキュリティシステム。  The security system according to any one of claims 1 to 4, wherein the operation unit is arranged outside an object provided with the reception unit. 前記操作手段は、前記送信手段を含んで構成される携帯機に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のセキュリティシステム。  The security system according to any one of claims 1 to 4, wherein the operation unit is disposed in a portable device configured to include the transmission unit. 前記携帯機に設けられるとともに、電気的エネルギの供給を受けてトランスポンダ信号を送信する送信手段としてのトランスポンダ制御部と、
前記対象物に設けられるとともに、前記トランスポンダ信号を受信する受信手段としてのイモビライザ用受信部と、
前記対象物に設けられるとともに、前記イモビライザ用受信部から送信されるトランスポンダ信号を受信し、そのトランスポンダ信号に含まれるトランスポンダコードが正規のものであると判定されたことを条件として、前記操作手段の操作による前記警戒モードの設定を有効化するイモビライザ用制御手段と
を備えることを特徴とする請求項6に記載のセキュリティシステム。
A transponder control unit as a transmission means provided in the portable device and receiving a supply of electrical energy to transmit a transponder signal;
An immobilizer receiving unit as a receiving unit provided on the object and receiving the transponder signal ;
Provided on the object and receiving the transponder signal transmitted from the immobilizer receiving unit , and on the condition that the transponder code included in the transponder signal is determined to be authentic, the operation means The security system according to claim 6, further comprising immobilizer control means that validates the setting of the alert mode by operation.
対象物の内部と外部の間の移動に使用されるドアの施解錠状態を検出して当該対象物の内部の異常を監視するとともに、携帯機から送信されるID信号に含まれているIDコードが正規のものか否かを判定し、その判定結果に基づいて前記ドアに設けられたドア錠を施錠または解錠するようにしたセキュリティシステムであって、
前記セキュリティシステムは、前記対象物の内部における所定の異常を検出する異常検出手段と、当該システムを前記異常検出手段の検出機能を有効化させる警戒モードに設定するために操作される操作手段とを備え、
前記IDコードが正規のものであると判定され、且つ、前記ドアの施錠が完了したことで、警戒モード設定許可用のタイマを作動させるとともに、該タイマがその作動時から所定時間経過する前に前記操作手段が操作されることで前記警戒モードの設定を許可することを特徴とするセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法。
An ID code included in an ID signal transmitted from the portable device while detecting the locking / unlocking state of the door used for movement between the inside and outside of the object to monitor the abnormality inside the object. It is a security system that determines whether or not is a genuine one, and locks or unlocks the door lock provided on the door based on the determination result,
The security system includes an abnormality detection unit that detects a predetermined abnormality inside the object, and an operation unit that is operated to set the system to a warning mode that enables the detection function of the abnormality detection unit. Prepared,
When the ID code is determined to be legitimate and the door is locked, a warning mode setting permission timer is activated, and before the timer elapses a predetermined time from the activation time. A method for switching a warning mode in a security system, wherein the setting of the warning mode is permitted by operating the operation means.
前記操作手段の操作に基づいて、前記異常検出手段の検出機能を有効にすると同時に前記ドア錠を施錠するようにしたことを特徴とする請求項8に記載のセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法。  9. The method for switching a warning mode in a security system according to claim 8, wherein the door lock is locked simultaneously with enabling the detection function of the abnormality detection means based on the operation of the operation means. 警戒モードに設定された状態で、前記携帯機から送信される前記ID信号に含まれているIDコードが正規のものであると判定されたときに、前記異常検出手段の検出機能を無効にすると同時にドア錠を解錠するようにしたことを特徴とする請求項8または請求項9に記載のセキュリティシステムにおける警戒モードの切替方法。  When it is determined that the ID code included in the ID signal transmitted from the portable device is valid in the state set in the alert mode, the detection function of the abnormality detection unit is disabled. The method for switching a warning mode in a security system according to claim 8 or 9, wherein the door lock is unlocked simultaneously.
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