JP4077765B2 - 通気や遮光・採光等に用いる回転型案内装置 - Google Patents

通気や遮光・採光等に用いる回転型案内装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は換気手段或いは採光・遮光手段として利用可能な回転型の案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
家屋、各種ビルディング等には室内に外気を取り入れたり、或いは逆に室内の空気を外部に排出するために室内外を連通する空間である換気口が設けられていることが多い。
換気口は最も単純なものでは壁面に形成された単純な穴であり、通常はこの穴に対して通気の案内を行うベーン(vane)が設けられていたり或いは開口部を開閉する手段が設けられていたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の構成は当然のことながら換気口としての機能を一応果たすものではあるが、次のような問題がある。
【0004】
換気口はその機能から当然のことながら室内外を連通する空間を形成する必要があるため、冬季等室外が低温となったときの断熱性に問題がある。即ち常時開放型の換気口は当然のことながら、開閉可能な換気口であっても、換気口の開閉手段は薄手のプラスチック板或いは金属板程度であるため、換気口閉止時にも空気流動の遮断効果はあっても断熱効果は全くと言ってよいほどない。このため、多くの場合、換気口の開口面積は必要換気量を前提に設定することが困難であり、室内温度保持上換気口断面積は可能な限り小径に構成されることになる。
【0005】
また、固定型の案内板である場合には開口面積の調整ができないため通気量の調整そのものができない。
さらに、例えば開口を放射状に複数形成した板材を通気空間を横断するようにして2枚配置し、一方の板材をこの放射中心を中心として回転させることにより開口部の開閉及び開口面積を調節する構成のものがある。この構成の換気口の場合には通気量の調整は可能であるが、断熱性は期待できず前記構成の場合と共通の問題がある。
【0006】
これらの点に鑑み閉止時の断熱性もある程度考慮した換気手段が幾つか提案されている。
例えば、開口面と平板部とを有する断面平行四辺形の羽を複数連接し、これら各羽を回動することにより開口面を開閉する構成のもの(特開平05−059871号)、回動型の複数のルーバーが所定間隔で対設され、各ルーバーが連動して開閉する構成のもの(特開平06−185269号)などが提案されている。
【0007】
上記の何れの構成も、羽板或いはルーバー閉止時に密閉空間ができ、これにより密閉時の断熱性を高めることが可能である。しかしながら何れの構成も多数の羽板或いはルーバーを連動して作動させるために複雑なリンク機構を必要とし、装置全体が複雑かつ大重量化し、また複雑故の故障の発生、装置としての製造価格の上昇、或いは利用範囲が限定される等の問題がある。また形成される密閉空間も羽板前後の平板部により、或いは前後に配置されたルーバーにより構成された一層の空間であり、このような一層の密閉空間では必ずしも高い断熱性は実現されない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の問題点に鑑み構成されたものであって、特定の空間の内外に対する通気或いは当該空間の遮光・採光に用いることを目的とし、回転案内体と、この回転案内体の直径方向の両側に対して密接して位置する一対の密閉面とから成り、回転案内体には空気流動方向或いは光の透過方向にほぼ平行するよう複数の通気用・光透過用の空間が形成され、回転案内体はこれら通気用・光透過用空間の空気流動方向或いは光の透過方向にほぼ直交するよう回転軸を有し、かつ前記密閉面に密接して回転可能なよう略円筒形に形成され、回転案内体の回転角度を調節することにより開放時の空気の流入・流出或いは採光・遮光の調整を可能とし、かつ閉止時にはこれら複数の通気用・光透過用の空間が前記密閉面により密閉されることにより複数層の密閉空間を形成して断熱性を確保するよう構成したことを特徴とする通気や遮光・採光等に用いる回転型案内装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】
例えば、一定の空間を介して複数の案内板が配置され、かつこの状態を保持するため案内板の両端には固定部材が設けられ、全体として略円筒形の回転案内体が構成される。この回転案内体は例えばユニット化され、1以上の回転案内体が設けられたパネルを家屋の壁面の一部として、例えば換気部として利用したり、或いはブラインドのように採光の調節手段として用いる。
【0010】
複数の回転案内体を設けた場合、各回転案内体を同時に回転動作させる外、この回転案内体を別個の角度にそれぞれ回転させて、それぞれの回転案内体が個々の通風量や採光量を設定するよう構成することもできる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
図1の矢印1は回転案内体を示す。この回転案内体1は複数の案内板2と、その両端に配置された固定板3A、3Bとにより構成され、各案内板2は一定の空間を介してそれぞれ平行するように配置されている。
【0012】
回転案内体1は例えば換気用、或いは採光/遮光用等の用途に利用可能である。また当該回転案内体1を構成する案内板2については、基本的には構成材料の種類の如何は問わない。例えばアクリル等のプラスチック材料、金属材料、ペアガラスや装飾性を高めたステンドグラス等のガラス材、木材、紙等、およそ板材を構成可能な材料であればその目的に応じて利用可能である。
【0013】
また、一つの回転案内体1に対する案内板2の設置枚数も案内板2を構成する材料、案内板2の肉厚や回転案内体1の使用目的等により自由に設定できる。因みに図示の構成の回転案内体1の案内板設置枚数は5枚である(図2参照)。なお、以下回転案内体1を換気用として使用する場合を例として説明する。
【0014】
符号4は回転案内体1全体を回転させるための回転軸であって、図示の構成の回転案内体では固定板3Aから3Bに渡って挿通配置されている。このため回転案内体1の中央の固定板2はこの回転軸4により二つに分割された構成となっている。但し案内板2の設置枚数が多い場合、案内板2の強度が高い場合等、回転案内体1全体の強度が高い場合には回転軸4を回転案内体1の全長に沿って配置する必要は必ずしもなく、各固定板3A、3Bの外面(案内板2の取り付け面と逆の面)に対してそれぞれ回転軸を突設するよう構成してもよい。
【0015】
次に符号5A、5B(図2参照)は回転案内体1に対して緊密に位置する密閉面であって、回転案内体1の取り付け対象(図示の場合を壁材6)に対して幅Wの通気空間を以て形成される。回転案内体1はこの密閉面5A、5Bに近接位置して回転可能に壁材6に配置される。なお、図示の構成では回転案内体1は回転軸4を水平位置にして壁材6に配置されるため、密閉面5A、5Bはこの回転案内体1の上下に形成されることになる。
【0016】
なお、回転案内体1の配置は図示のものに限る必要はなく、回転軸が鉛直方向となるよう垂直に配置したり、あるいは回転軸が斜めになるよう全体を斜めに配置するよう構成することも可能である。
【0017】
また、図示の構成では密閉面5A、5Bは回転案内体1の取り付け対象である壁材6に対して直接形成されているが、例えば1以上の回転案内体1を特定の取り付け対象に取り付けて全体を一つのユニットとして形成することにより、これら密閉面5A、5Bをその取り付け対象に形成するよう構成することも可能である。なお、回転案内体1の回転は手動或いは電動モータ等による駆動などいろいろな方法で回転可能である。
【0018】
次に上記回転案内体1の機能を主として図2を用いて説明する。
なお、(A)乃至(D)において壁材6の右側の空間を屋内、左側の空間を屋外として以下説明する。
先ず図2(A)は通気手段として配置された回転案内体1の全開状態を示す。回転案内体1は各案内板2が水平となる位置に回転され、これにより回転案内体1の空間部のうち通気可能な空間D1、D2、D3、D4が形成される。これにより回転案内体1による通気可能な空間は上下の密閉面5A、5Bの幅Wとほぼ等しくなり、通気可能な空間の断面積が最大となる。
【0019】
次に回転案内体1を(B)に示すように各案内板2が屋外に対してやや下降するよう斜めに配置することにより通気可能な空間はほぼD2、D3に限定され、この結果通気量が制限されることになる。なお、案内板2を屋外側に下降するよう回転案内体1を回転させても通気可能な空間を同様に設定することができる。何れの方向に回転させるかは、屋外、屋内の温度差、通気空間を介して透過する屋内外の光の透過量の調節等を考慮して決めることができる。但し、雨水の侵入を防止する観点からは図2(B)及び(C)のように屋外側に向かって案内板2が下降するよう回転案内体1をセットするのが望ましい。
【0020】
(C)は(B)の位置にある回転案内体1を更に回転させることにより通気空間を符号D2´で示すようにD2の一部として換気口としての回転案内体1を閉止状態に近い状態まで回転させた場合を示す。この状態においては他の空間はその一端が密閉面5A又は5Bに閉止され、屋内側或いは屋外側が閉止された状態となり空気Aの流動は阻止される。
【0021】
(D)は各案内板2がほぼ鉛直方向に位置するまで回転案内体1を回転させ、通気口としての回転案内体1を完全閉止にした状態を示す。これにより(A)の位置で通気空間D1乃至D4として機能した空間部は、上下が密閉面5A、5Bで閉止され、それぞれ独立した密閉空間R1、R2、R3、R4となる。この様に密閉空間が複数層形成されることにより、換気口として機能していた回転案内体1は非常に高い断熱性をもって当該換気口を閉止することになり、特に冬場等外気温が低下したときに室内の熱が外気に流れるのを有効に防止できる。
【0022】
なお、各案内板をアクリル板、ガラス板等の透明材料で形成することにより回転案内体1の閉止時にも採光可能としたり、逆に金属板や木材等の不透明材料とすることにより、回転案内体1をブラインドとして(勿論通気口としての併用可能)採光・遮光の調節を行うように構成してもよい。
【0023】
図3は本発明の第2の実施例を示す。
この実施例では、回転案内体1を複数配置して一体的なユニットを形成する。符号7は取り付けパネルであって、コンクリートパネルや板壁等家屋の壁面の一部を構成する材料、或いは石膏ボード等家屋の壁面に配置する材料により構成されている。また、取り付けパネルはこのような固定的なもの以外に、例えばドア等の可動型の部材であってもよい。
【0024】
前記取り付けパネルに対して、図示の構成では符号1A乃至1Eで示すように5個の回転案内体が配置されている。この構成において各回転案内体1A乃至1Eの回転軸4a、4b、4c、4d、4eに対してチェーンやベルト等を取り付け、これにより伝達機構により各回転案内体を同時に回転させるように構成する外、個々の回転案内体を独立して適宜回転させるよう構成する事も可能である。個々に回転させる場合にはそれぞれの回転案内体の回転角度を適宜設定し、それぞれの回転案内体を全閉、全開、一部開等としてユニット全体の通気を調整するよう設定することもできる。
【0025】
またこのユニットを横置きとすることにより、目的に応じて各回転案内体を垂直に配置して使用するようにしてもよい。
なお、各回転案内体1に対して薄型の案内板2を多数配設するよう構成すれば通気空間をより細かく仕切った構成とすることができる。また図示の構成では案内板が完全に水平に位置するときには各回転案内体のそれぞれにおける最上部及び最下部の案内板と取り付けバネル7との間も通気・光透過空間として開放される構成となっている。
【0026】
図4は本発明の第3の実施例を示す。
この構成では例えば温室の換気口として回転案内体1を自動運転するよう構成している。
回転案内体1は回転軸4を介して駆動装置である電動モータ(ギヤドモータ等)8により回転駆動されるよう構成されている。電動モータ8は制御装置9により制御されており、制御装置9に対しては温度センサ10、光センサ11、湿度センサ12、タイマ13等が接続しており、制御装置9は温室内の温度、湿度、光量等に対応して予め設定されている通気空間を確保するよう回転案内体1を回転駆動するための指令信号を前記電動モータ8に出力する。なお、この自動制御システムは温室以外に、人が居住する空間、各種のものを保管する倉庫等広範に利用可能である。
【0027】
図5は第4の実施例を示す。図中5枚の案内板2のうち符号2Aで示す中央の案内板は、相互に平行して固定されている他の案内板2と相違して、その取り付け角度が調節できるよう構成されている。
【0028】
即ち、回転案内体1の回転軸4と軸心を共有して案内板2Aを揺動可能にする軸14が設けられ、この軸14を前記回転軸4に対して独立して回動ささせることにより当該案内板2Aの上下にそれぞれ位置する案内板2B、2Cとの間の空間内において、符号2Aaから2Abの範囲で揺動可能に構成される。これにより回転案内体1による通気、光の透過を行っているときに、案内板2Aを所定の角度に調節することにより、通気や光の透過をより微妙に調節することが可能となる。 なお、図示の構成では中央の案内板2Aを揺動可能としたが、それ以外の案内板であっても独自の揺動軸を設けることにより、他の案内板から独立して揺動できるよう構成することは可能であるが、通気及び光の透過の何れの場合においてもその角度の調節効果が最も大きいのは中央の案内板である。
【0029】
また前記中央の案内板2Aを他の案内板と相違して網戸のような微小な開口を有する多孔質材料により構成することによって、この中央の案内板2を虫除け用の網戸として用いることができる。即ち中央の案内板2Aを2Aa或いは2Abの位置にして、この回転案内体1全体を例えば図2(C)の位置に回転させる。この位置において通気可能な空間は図5に示す案内板2Bと2Cとの間の空間であるから、この位置で中央の案内板2Aを上記位置にすることにより、回転案内体1を通過する空気は全てこの多孔質材料からなる案内板2Aを通過することになり、案内板2Aは虫除け用の網戸として機能することができる。
【0030】
図6は第5の実施例を示す。
前記各実施例においては、複数の案内板2をほぼ平行に配置することにより各案内板2によって複数段の通気・光透過空間がスリット状に形成されている。
これに対して、本実施例では通気・光透過空間は空気の流動方向及び光の透過方向に対して上下、左右に区画された小空間15の集合として構成されている。
【0031】
図6(A)は上記小空間15がハニカム状に形成されたものを。また(B)は案内板2に対応する水平板に対して波板を配置することにより波型の小空間15を形成したものを、また更に(C)は仕切部分をより複雑に組み合わせて装飾性をより高めるよう構成したものを示す。なお当然のことながら小空間15の断面(開放面)の形状はこれら(A)乃至(C)に限定されるものではなく、欄間等に施されている意匠のようにより一層装飾性を高めるよう構成することは当然可能である。
【0032】
また、上記小空間を形成した回転案内体1の場合、回転案内体1の閉止時にはこれら多数の小空間がそれぞれ独立した密閉空間となるため、より一層の断熱効果を期待することができる。
【0033】
なお、上記各実施例において通気・光透過空間の少なくとも一部に対して網又は多孔質材料からなるフィルターを配置することにより、回転案内体1の開放時にこのフィルターにより防虫或いは防塵を行うよう構成してもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明を各実施例により具体的に示したように、本発明の作動部分は空気の通過及び光の透過が可能な複数の空間からなる回転案内体を回転させる機構だけの単純な構造であり、複雑なリンク機構を必要としないので、安価でかつ故障の発生が少ない装置が提供でき、しかも従来の装置に比較して通気の制御、採光・遮光の制御等を確実かつ微妙に実施することができる。
【0035】
また回転案内体を全閉とした時に、複数の通気・光透過空間が、それぞれ密閉空間となるため、回転案内体自体の断熱性が極めて高く、従来問題視されていた通気口部分の断熱性不足の問題をほぼ完璧に解決することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回転案内体の斜視図である。
【図2】図1のA−A線による断面図であって、(A)は回転案内体全開時の断面図、(B)は回転案内体の一部閉止時の断面図、(C)は回転案内体を極僅か開とした状態の断面図、(D)は回転案内体全閉時の断面図である。
【図3】回転案内体ユニットを示し、(A)は(B)に示す回転案内体ユニットのB−B線による断面図、(B)は回転案内体ユニットの正面図である。
【図4】回転案内体を自動制御する機構を示す制御部のブロック図及び回転案内体の斜視図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示す回転案内体の断面図である。
【図6】(A)乃至(C)は通気・光透過空間がそれぞれ独立した小空間である回転案内体の正面図である。
【符号の説明】
1 回転案内体
2 案内板
2A 揺動型案内板
3A、3B 固定板
4 回転軸
5A、5B 密閉面
6 壁材
7 取り付けパネル
8 電動モータ
9 制御装置
10 温度センサ
11 光センサ
12 湿度センサ
13 タイマ
14 揺動軸
15 小空間
A 空気
D1、D2、D3、D4 通気空間
R1、R2、R3、R4 密閉空間

Claims (5)

  1. 特定の空間の内外に対する通気或いは当該空間の遮光・採光に用いるものであって、回転案内体と、この回転案内体の直径方向の両側に対して密接して位置する一対の密閉面とから成り、回転案内体には一定の空間を介して略平行に配置された複数の案内板により空気流動方向或いは光の透過方向にほぼ平行するよう複数の通気用・光透過用の空間が形成され、回転案内体はこれら通気用・光透過用空間の空気流動方向或いは光の透過方向に対してほぼ直交するよう回転軸を有し、かつ前記密閉面に密接して回転可能なよう略円筒形に形成され、回転案内体の回転角度を調節することにより開放時の空気の流入・流出或いは採光・遮光の調整を可能とし、かつ閉止時にはこれら複数の通気用・光透過用の空間が前記密閉面によって密閉されることにより複数層の密閉空間を形成して断熱性を確保するよう構成した回転案内装置において、案内板のうち、少なくとも一枚の案内板は回転案内体の回転軸と同軸或いは回転案内体の回転軸と平行する回転軸を有し、この回転軸を中心として隣接する案内板との間の空間部においてその取り付け角度を調節可能なよう構成したことを特徴とする通気や遮光・採光等に用いる回転型案内装置。
  2. 取り付け角度が調節可能な案内板は通気が可能な多孔質材料により形成され、当該案内板を虫除けと通気を確保するための網戸と同様に利用するよう構成したことを特徴とする請求項記載の通気や遮光・採光等に用いる回転型案内装置。
  3. 構造物の壁面の一部を構成する部材又はドア等の可動部材を装置取付対象の取り付けパネルとしこの取り付けパネルに対して1以上の回転案内体が設けられることにより、取り付けパネル全体を回転案内体ユニットとして構成することを特徴とする請求項1又は2記載の記載の通気や遮光・採光等に用いる回転型案内装置。
  4. 回転案内体の回転軸には電動モータ等の回転駆動装置が設けられ、回転案内体の回転はこの回転駆動装置により行われるよう構成したことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の通気や遮光・採光等に用いる回転型案内装置。
  5. 回転駆動装置には制御装置が接続し、制御装置には温度、湿度、光量等の検知データが出力され、制御装置はこのデータに基づいて回転駆動装置を介して回転案内体の回転角度を所定の角度に自動制御するよう構成したこと特徴とする請求項記載の通気や遮光・採光等に用いる回転型案内装置。
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