JP4075952B2 - 電力線搬送通信用配線器具 - Google Patents

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Description

本発明は、オフィスや住宅等の建物に配線された電力線を利用してデータ通信を行うための電力線搬送通信用配線器具に関する。
近年、オフィスや住宅においても複数台のコンピュータをつないだローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network、以下、「LAN」と略記する。)が急速に普及している。このようなLANにおいてコンピュータ間を接続する通信媒体として、通常、通信ケーブル(いわゆるLANケーブル)が用いられるが、既設のオフィスや住宅に新たにLANを導入する場合には、配線工事の手間や費用を考慮して電波による無線方式が採用される場合もある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−79977号公報
ところで、従来より給電用の配線(電力線)を利用してデータ通信を行う電力線通搬送信(Power Line Communication、以下、「PLC」と略記する。)が提案されているが、かかるPLCには、商用周波数の電力波形に商用周波数よりも高い周波数のPLCの通信信号を重畳して送信すると共にこの電力波形からこの高い周波数のPLCの通信信号を分離して受信する装置(PLCモデム)が必要であり、このようなPLCモデムは、電源コードを介して壁面に設けられたコンセントに接続されるとともに通信ケーブルを介してコンピュータ等の通信機器に接続される。しかしながら、PLCモデムがコンセントを占有してしまうと、コンピュータや他の機器がコンセントを利用できなくなるため、その電源の供給を受けることが困難になってしまう。
また、電力線は、50Hzや60Hzの商用周波数の電流が流れることを前提に設計されているため、高い周波数であるPLCの通信信号が流れるとPLCの通信信号が輻射して輻射ノイズを発生し、他の機器に影響を与えてしまう。特に、近年、インターネット等の高速通信に対応可能とすること等を目的として法規制の緩和が検討されており、従来、PLCで使用可能な10kHz〜450Hzの周波数帯に加えて、より高周波数の2MHz〜30MHzの周波数帯の使用が検討されている。2MHz〜30MHzの周波数帯の通信信号を用いてPLCを行う高速PLCでは、10kHz〜450kHzの周波数帯の通信信号を用いてPLCを行う低速PLCよりもPLCの通信信号による電力線からの輻射が増大する。
また、逆に、コンセントを介して電力線に接続された機器や電力線の付近に配置された機器等の他の機器に起因したノイズが電力線に乗る場合があり、このようなノイズに対する対策も必要である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、他の機器の電源を確保しつつノイズを低減して良好にPLCが可能である電力搬送通信用配線器具を提供することを目的とする。
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。即ち、本発明の一態様にかかる電力線搬送通信用配線器具は、略箱形のケース内に収納され互いに並列に接続される複数対の刃受け、前記ケース内に収納され前記電力線搬送通信の通信帯域を遮断するためのフィルタ回路、前記ケースから引き出され先端に電源プラグが付設された電源ケーブル、及び、前記各刃受けが前記フィルタ回路を介して前記電源ケーブルに接続されるか前記フィルタ回路を介せず前記電源ケーブルに接続されるかを切り換える複数のスイッチを備え、前記各刃受けが前記電源ケーブル及び前記電源プラグを介して建物に配線された電力線と接続可能なタップブロックと、前記タップブロックの刃受けに接続することで前記電力線と接続される栓刃、表面から前記栓刃が突出するハウジング、前記ハウジング内に収納され前記栓刃に接続された前記電力線を介して電力線搬送通信の通信信号を変復調する電力線搬送通信用モデム、前記ハウジング内に収納され前記電力線搬送通信用モデムと通信機器とのインタフェースを行う通信インタフェース、前記ハウジングの表面に設けられ前記通信機器と前記通信インタフェースとを接続する通信ケーブルが挿抜自在に挿着されるコネクタ、及び、前記ハウジング内に収納される共に前記栓刃と前記電力線搬送通信用モデムとの間に介設され前記電力線搬送通信用モデムのコモンモードノイズを遮断するためのコモンモードチョークコイルを具備する通信用ブロックとを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、通信用ブロックをタップブロックに接続することによって電力線搬送通信を行うことができ、電力線搬送通信を行わない場合にはタップブロックから通信用ブロックを切り離しておくことによって、タップブロックを通常のテーブルタップとして使用することができる。そして、タップブロックに通信用ブロックが接続された場合に、タップブロックに複数対の刃受けを備えるため複数対の刃受けを介して他の機器に給電することができ、通信用ブロックにコモンモードチョークコイルを備えるため電力線搬送通信用モデムで生じたコモンモードノイズがタップブロックにおける電源ケーブルや電力線へ流出することが抑制されて輻射ノイズが低減され、また、タップブロックにフィルタ回路を備えるため他の機器が刃受けを介して接続された場合に当該他の機器で生じたノイズが一対の刃受けを介して電力線搬送用通信モデムへ流入することが抑制される。このため、他の機器の電源を確保しつつノイズを低減して良好にPLCが可能となる。
そして、上述の電力線搬送通信用配線器具において、前記通信用ブロックにおける前記栓刃と前記コモンモードチョークコイルとの間に介設され、前記栓刃から前記電力線搬送通信用モデムへの給電をオンオフするための第1スイッチをさらに備えることを特徴とする。
この構成によれば、通信用ブロックにおける栓刃とコモンモードチョークコイルとの間に、栓刃から電力線搬送通信用モデムへの給電をオンオフするための第1スイッチがさらに設けられているので、電力線搬送通信用モデムの使用を予定していない場合にこの第1スイッチをオフ状態とすることで電力線搬送通信用モデムの待機電力をゼロにすることが可能となる。
また、これら上述の電力線搬送通信用配線器具において、前記フィルタ回路は、コモンモードノイズ及びノーマルモードノイズを遮断することを特徴とする。
この構成によれば、フィルタ回路がコモンモードノイズ及びノーマルモードノイズを遮断するので、他の機器が一対の刃受けを介して接続された場合に当該他の機器で生じたコモンモードノイズ及びノーマルモードノイズが当該一対の刃受けを介して電力線搬送用通信モデムへ流入することが抑制される。
また、これら上述の電力線搬送通信用配線器具において、前記電力線搬送通信は、2MHz〜30MHzの周波数帯の通信信号を用いて通信を行う高速電力線搬送通信であることを特徴とする。
本発明の電力線搬送通信用配線器具では、他の機器の電源を確保しつつノイズを低減して良好にPLCが可能となる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、実施形態における電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。図1(A)は、第1の外観構成を示し、図1(B)は、第2の外観構成を示す。図2は、第1の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。
本実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1は、図1(A)に示すように先端に付設された電源プラグ4aをコンセントに差込接続することで建物に配線された電力線と接続される電源ケーブル4と、略箱形に形成され電源ケーブル4が内部に引き込まれるハウジング1とを備える。
ハウジング1は、細長い略箱形の合成樹脂成型品からなり、後端面から電源ケーブル4が引き込まれると共に、先端面には、通信ケーブル(例えばCAT5のLANケーブルやCAT6のLANケーブル等)の先端に付設されているコネクタ(例えばRJ−45のモジュラプラグ)が挿抜自在に接続される受け側コネクタ(上記例ではRJ−45のモジュラジャック)3の差込口3aが露出している。また、ハウジング1の上面には、他の機器の電源プラグの栓刃が挿入される複数対(図1(A)に示す例では4対)の栓刃挿入口2a、2aが列設され、ハウジング1内には、栓刃挿入口2a、2aに挿入された栓刃を受ける複数対(図1(A)及び図2に示す例では4対)の刃受け2、2が収納されている。さらに、ハウジング1上面には、表示素子(例えば発光ダイオード)LDが露出している。
なお、コネクタが差込口3aに差し込まれていない場合に埃等が入らないようにするために、例えば、前方へ突出する操作つまみが突設された、上下方向に移動自在である扉によって開閉自在に閉塞されるように、差込口3aが構成されてもよい。
図2において、電源ケーブル4を介して電力線に接続される一対の電路に、互いに並列に接続された複数対の刃受け2、2が接続されるとともに、結合回路6が接続され、さらに電源部5が接続されている。
結合回路6は、商用電源周波数成分をカットするコンデンサC1、C2及び絶縁トランスTを備え、絶縁トランスTの1次側がコンデンサC1、C2を介して上記一対の電路に接続され、絶縁トランスTの2次側が送受信部7に接続されている。
送受信部7は、絶縁トランスTの2次側に接続されることで、電力線との間でPLCの通信信号を送受信する回路であり、モデム8と接続されている。送受信部7は、受信回路7aと送信回路7bとを備えて構成され、受信回路7aは、例えば、絶縁トランスTの2次側に接続され、PLCの通信周波数帯域を透過するバンドパスフィルタと、バンドパスフィルタの出力を増幅してモデム8へ出力する増幅器とを備えて構成され、送信回路7bは、例えば、モデム8に接続され、PLCの通信周波数帯域を透過するバンドパスフィルタと、バンドパスフィルタの出力を増幅して絶縁トランスTの2次側へ出力する増幅器とを備えて構成される。
モデム8は、送受信部7からのPLCの通信信号Rxからデータ信号を復調すると共に送信データをPLCの通信信号Txに変調する復調する回路であり、制御回路10に接続されている。
このような結合回路6、送受信部7及びモデム8を少なくとも備えることによって、電源ケーブル4に接続された電力線を介してPLCの通信信号を変復調する電力線搬送通信用モデムが構成され、商用周波数の電力波形に商用周波数よりも高い周波数のPLCの通信信号が重畳されて送信されると共に、この電力波形からこの高い周波数のPLCの通信信号が分離されて受信される。
また、ハウジング1には、モジュラジャック3に接続される通信ケーブルを介して通信機器との間で例えば100BASE−TXなどの規格に準拠してデータ伝送を行うためのLANコントローラ9が収納されており、LANコントローラ9は、制御回路10に接続されている。
制御回路10は、例えば、マイクロプロセッサ及びその周辺回路を備えて構成され、PLCを行うために、送受信部7、モデム8及びLANコントローラ9等を制御する回路である。制御回路10は、例えばモデム8とLANコントローラ9との間で授受するデータ(パケット)のフィルタリング等のセキュリティ機能や、データ伝送中であることを知らせるために表示回路11を制御して表示回路11が有する表示素子LDを発光させる機能等を有している。
電源部5は、電源プラグ4aをコンセントに差込接続することで接続される電力線から電源ケーブル4を介して給電される商用交流電源から直流電源を生成し、例えば、送受信部7、モデム8、LANコントローラ9、制御回路10及び表示回路11等の各回路へ、これら各回路を動作させるために、直流電力を供給する回路である。電源部5は、例えば、PLCの通信周波数帯域に対して高インピーダンスになるインピーダンスアッパ回路5aと、AC−DCコンバータからなる電源回路5bとを備えて構成される。
そして、注目すべきは、好適に高速PLCに対応するために、電源ケーブル4と上記電力線搬送通信用モデム(少なくとも結合回路6、送受信部7及びモデム8を含む。以下同じ)との間にこの電力線搬送通信用モデムのコモンモードノイズを遮断するためのコモンモードチョークコイル12が介設されていることである。より具体的には、電源ケーブル4と結合回路6との間にコモンモードチョークコイル12が介設されている。また、注目すべきは、好適に高速PLCに対応するために、電源ケーブル4と互いに並列に接続された複数対の刃受け2、2との間に、PLCの通信周波数帯域を遮断するためのフィルタ回路13が介設されていることである。
これら複数対の刃受け2、2、電源部5、電力線搬送通信用モデム(結合回路6、送受信部7、モデム8)、LANコントローラ9、制御回路10、表示回路11、コモンモードチョークコイル12及びフィルタ回路13は、ハウジング1内に収納されている。
而して、第1の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1は、モジュラジャック3に接続される通信ケーブル4を介してコンピュータ等の通信機器によりPLCを行うことができ、しかも、ハウジング1上面に設けられた栓刃挿入口2a、2aにコンピュータ等の機器の電源プラグの栓刃を挿入すれば、ハウジング1内の一対の刃受け2、2並びに電源ケーブル4を介して当該機器に給電することが可能である。また、上記電力線搬送通信用モデムで生じたコモンモードノイズは、コモンモードチョークコイルによって電源ケーブルや電力線へ流出することが抑制されて輻射ノイズが低減される。特に、高速PLCに対して効果的である。そして、他の機器が一対の刃受け2、2を介して接続された場合に当該他の機器で生じたノイズが当該一対の刃受け2、2を介して上記電力線搬送用通信モデムへ流入することが抑制される。特に、高速PLCに対して効果的である。このため、本実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1は、他の機器の電源を確保しつつノイズを低減して良好にPLCが可能となる。特に、高速PLCの場合に良好にPLCが可能となる。
なお、本実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1は、図1(A)に示す細長い略箱形のハウジング1を備えて構成されたが、図1(B)に示す幅広の扁平な略箱形のハウジング1’を備えて構成されてもよい。ハウジング1’を備える電力線搬送通信用配線器具A1では、ハウジング1’の後端面から電源ケーブル4が引き込まれると共に、ハウジング1’の一方側面に受け側コネクタ3が設けられている。また、ハウジング1の上面には、複数対(図1(B)に示す例では3対)の栓刃挿入口2a、2aが横列設され、そして、ハウジング1上面には、表示素子(例えば発光ダイオード)LDが露出している。
さらに、図1(B)に示すハウジング1’を備える電力線搬送通信用配線器具A1では、ハウジング1’の上面に放熱のためのスリット状の複数の孔1a’が設けられ、ハウジング1’の一方側面に、当該電力線搬送通信用配線器具A1を親局に設定するか子局に設定するかを選択する選択スイッチ23のつまみ23aが露出していると共に、選択スイッチ23の設定をリセットするリセットスイッチを操作するための操作孔22が設けられ、ハウジング1’の前端面に、通信信号の暗号化キーを設定するための押しボタンスイッチ24が設けられている。
次に、別の実施形態について説明する。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。第2の実施形態における電力線搬送通信用配線器具A2の基本構成は、第1の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1とほぼ共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施形態は、電源ケーブル4から上記電力線搬送通信用モデムへの給電をオンオフするための第1スイッチ14をさらに備えることに特徴がある。
この第1スイッチ14は、図3に示すように、電源ケーブル4とコモンモードチョークコイル12との間に介設され、図1(A)及び図1(B)に破線で示すように、ハウジング1、1’の表面にこの第1スイッチ14の操作つまみ14aが露出している。
而して、第2の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A2は、第1の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1の作用効果に加えて、電源ケーブル4とコモンモードチョークコイル13との間に第1スイッチ14がさらに設けられているので、上記電力線搬送通信用モデムの使用を予定していない場合にこの第1スイッチ14をオフ状態とすることで上記電力線搬送通信用モデムの待機電力をゼロにすることができる。
次に、別の実施形態について説明する。
(第3の実施形態)
図4は、第3の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。第3の実施形態における電力線搬送通信用配線器具A3の基本構成は、第2の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A2とほぼ共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
第3の実施形態は、複数対の刃受け2、2がフィルタ回路13を介して上記電力線搬送通信用モデムに接続されるかフィルタ回路13を介せず上記電力線搬送通信用モデムに接続されるかを切り換える第2スイッチ15をさらに備えることに特徴がある。
第2スイッチ15は、図4に示すように、フィルタ回路13に並列に接続されて設けられており、互いに並列に接続されている複数対の刃受け2、2がフィルタ回路13を迂回して、第1スイッチ14の電源ケーブル4側で、電源ケーブル4を介して電力線に接続される一対の電路に接続されている。そして、第2スイッチ15は、ハウジング1、1’の表面に第2スイッチ15の操作つまみ15aが露出している。
なお、図1(A)及び図1(B)には、次の第4の実施形態における複数の第2スイッチ15が破線で示されており、第3の実施形態における第2スイッチ15は、図示を省略している。
而して、第3の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A3は、第1及び第2の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1の作用効果に加えて、第2スイッチ15がフィルタ回路13に並列に接続されて設けられているので、一対の刃受け2、2に通信機器が接続された場合に、複数対の刃受け2、2がフィルタ回路13を介せず上記電力線搬送通信用モデムに接続されるように第2スイッチ15を切り換えることで、当該通信機器とPLCが可能となる。
次に、別の実施形態について説明する。
(第4の実施形態)
図5は、第4の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。第4の実施形態における電力線搬送通信用配線器具A4の基本構成は、第2の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A2とほぼ共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
第4の実施形態は、一対の刃受け2、2がフィルタ回路13を介して上記電力線搬送通信用モデムに接続されるかフィルタ回路13を介せず上記電力線搬送通信用モデムに接続されるかを切り換える第2スイッチ15が複数対の刃受け2、2ごとに設けられていることに特徴がある。
複数の第2スイッチ15は、図5に示すように、フィルタ回路13に並列に接続されるように、複数対の刃受け2、2のそれぞれに対応して設けられている。各第2スイッチ15は、当該第2スイッチに対応する一対の刃受け2、2がフィルタ回路13を迂回して、第1スイッチ14の電源ケーブル4側で、電源ケーブル4を介して電力線に接続される一対の電路に接続されている。各第2スイッチ15は、図1(A)及び図1(B)に破線で示すように、当該第2スイッチに対応する一対の刃受け2、2との対応関係が視覚的に分かるように、ハウジング1、1’の表面における当該第2スイッチ15に対応する一対の刃受け2、2の栓刃挿入口2aの近傍に第2スイッチ15の操作つまみ15aがそれぞれ露出している。
而して、第4の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A4は、第1及び第2の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1の作用効果に加えて、第2スイッチ15が複数対の刃受け2ごとに設けられているので、一対の刃受け2ごとに当該一対の刃受け2がフィルタ回路13を介して上記電力線搬送通信用モデムに接続されるかフィルタ回路13を介せず上記電力線搬送通信用モデムに接続されるかを切り換えることができる。このため、第4の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A4は、一対の刃受け2に通信機器が接続された場合に、当該一対の刃受け2がフィルタ回路13を介せず上記電力線搬送通信用モデムに接続されるように当該一対の刃受け2に対応する第2スイッチ15を切り換えることで、当該通信機器とPLCが可能となる。さらに、他の一対の刃受け2に機器が接続された場合に、当該他の一対の刃受け2がフィルタ回路13を介して上記電力線搬送通信用モデムに接続されるように当該他の一対の刃受け2に対応する第2スイッチ15を切り換えることで、当該機器で生じたノイズが当該他の一対の刃受け2を介して上記電力線搬送用通信モデムへ流入することが抑制可能となる。
次に、別の実施形態について説明する。
(第5の実施形態)
図6は、第5の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。図7は、第5の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。図7の上段は、通信ブロックの回路構成を示し、図7の下段は、タップブロックの回路構成を示す。
第5の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A5は、図6に示すように通信ブロックABとタップブロックACとで構成される。
タップブロックACは、略箱形の合成樹脂成型品からなるケース30内に複数対(図6に示す例では5対)の刃受け31、31が収納され、先端に電源プラグ32aが付設された電源ケーブル32がケース30の後端面から引き出されると共に、ケース30の前端面並びに上面には複数対の刃受け31、31に対応する複数対(この図6に示す例では5対)の栓刃挿入口31a、31aが設けられている。
一方、通信ブロックABは、長手方向に直交する断面形状及び寸法がタップブロックACのケース30と共通し且つタップブロックACのケース30よりも長手方向の寸法を短くした合成樹脂成型品からなるハウジング40を備え、ハウジング40の長手方向一端面から一対の栓刃41、41が突出し、ハウジング40の長手方向他端面にはモジュラジャック3の差込口3aが露出している。
図7において、タップブロックACは、電源ケーブル4を介して電力線に接続される一対の電路に、互いに並列に接続された複数対の刃受け31、31(図7に示す例では5対)が接続されている。そして、この互いに並列に接続された複数対の刃受け31、31と電源ケーブル4との間に、PLCの通信帯域を遮断するためのフィルタ回路13が介設され、さらに、一対の刃受け31、31がフィルタ回路13を介して上記一対の電路に接続されるかフィルタ回路13を介せず上記一対の電路に接続されるかを切り換える複数の第2スイッチ15が複数対の刃受け31、31ごとに設けられている。即ち、複数の第2スイッチ15は、図7に示すように、フィルタ回路13に並列に接続されるように、複数対の刃受け31、31のそれぞれに対応して設けられている。このような構成のタッププラグACは、電源プラグ32aを壁面に配設されたコンセントに差込接続することで図7に示す例では5対の刃受け31、31が電力線に対して並列に接続される。
また、通信ブロックABは、第1の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1と同様に電源部5、結合回路6、送受信部7、モデム8、LANコントローラ9、表示回路11、コモンモードチョークコイル12及び第1スイッチ14を具備し、一対の栓刃41、41に接続された電路に、直列に接続された第1スイッチ14及びコモンモードチョークコイル12を介して、結合回路6が接続されるとともに電源部5が接続されている。ここで、栓刃41、41を除く、通信ブロックABにおける電源部5、結合回路6、送受信部7、モデム8、LANコントローラ9、表示回路11、コモンモードチョークコイル12及び第1スイッチ14の回路構成は、第1の実施形態と共通であるから詳しい説明は、省略する。
而して、第5の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A5は、通信ブロックABの栓刃41、41をタップブロックACの先端面の栓刃挿入口31a、31aに挿入してケース30内の刃受け31、31に接続することで通信ブロックABに給電され、第1の実施形態と同様にモジュラジャック3に接続される通信ケーブルを介してコンピュータ等の通信機器によりPLCを行うことができる。しかも、PLCを行わない場合にはタップブロックACから通信ブロックABを切り離しておくことによって、タップブロックACを通常のテーブルタップとして使用することができる。そして、タップブロックACに通信ブロックABが接続された場合に、タップブロックACに複数対の刃受け31、31を備えるため複数対の刃受け31、31を介して家庭電化製品やコンピュータ等の他の機器に給電することができ、通信ブロックABにコモンモードチョークコイル12を備えるため電力線搬送通信用モデムで生じたコモンモードノイズがタップブロックACにおける電源ケーブル32や電力線へ流出することが抑制されて輻射ノイズが低減され、また、タップブロックACにフィルタ回路13を備えるため他の機器が刃受け31、31を介して接続された場合に当該他の機器で生じたノイズが一対の刃受け31、31を介して電力線搬送用通信モデムへ流入することが抑制される。このため、第5の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A5は、他の機器の電源を確保しつつノイズを低減して良好にPLCを行うことができる。
次に、別の実施形態について説明する。
(第6の実施形態)
図8は、第6の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。図9は、第6の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。図10は、第6の実施形態における他の態様の電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。
第6の実施形態における電力線搬送通信用配線器具A6の基本構成は、第1の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1とほぼ共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
第6の実施形態は、上記電力線搬送通信モデムと通信機器とのインタフェースとして、第1の実施形態における100BASE−TXの代わりにUSB(Universal Serial Bus)を用いる点に特徴がある。
図8に示すようにハウジング1の先端面には、モジュラジャック3の差込口3aの代わりに、通信ケーブル(本実施形態ではUSBケーブル)の先端に付設されているUSBコネクタの差込側(以下、USBプラグと呼ぶ。)が挿抜自在に接続されるUSBコネクタの受け側(以下、USBジャックと呼ぶ)16の差込口16aが露出している。また、図9に示すようにUSBジャック16に接続される通信ケーブル(USBケーブル)を介して通信機器との間でUSBの規格に準拠してデータ伝送を行うためのUSBコントローラ17がLANコントローラ9の代わりに設けてある。
而して、第6の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A6は、第1の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1の作用効果に加えて、電力線搬送通信用配線器具A6のUSBジャック16とパーソナルコンピュータのUSBジャックをUSBケーブルで接続すれば、パーソナルコンピュータ同士でUSBケーブルを介してPLCを行うことができる。
なお、図3乃至図5に示すように第2乃至第4の実施形態におけるモジュラジャック3及びLANコントローラ9をそれぞれUSBジャック16とUSBコントローラ17に置き換えてもよい。あるいは、図10に示すように、第5の実施形態における通信ブロックABのモジュラジャック3とLANコントローラ9をそれぞれUSBジャック16とUSBコントローラ17に置き換えて、電力線通信用配線器具A6を通信ブロックABとタップブロックACとで構成してもよい。
次に、別の実施形態について説明する。
(第7の実施形態)
図11は、第7の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。図11(A)は、アンテナを起立した状態の斜視図、図11(B)は、アンテナを伏せた状態の斜視図である。図12は、第7の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。
第7の実施形態における電力線搬送通信用配線器具A7の基本構成は、第1の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1とほぼ共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
第7の実施形態は、上記電力線搬送通信モデムと通信機器とのインタフェースとして、第1の実施形態における100BASE−TXの代わりにIEEE 802.11b/g/a等の規格に準拠した無線LANを用いる点に特徴がある。
図11に示すようにハウジング1の先端部側面には、電波を媒体とする無線信号を送受信するためのアンテナ18が起立した状態(図11(A)参照)と伏せた状態(図11(B)参照)との間で回動自在に設けられている。また、図12に示すようにIEEE 802.11b/g/a等の規格に準拠した通信方式でアンテナ18を介したデータ伝送を行うための無線LANコントローラ19がLANコントローラ9の代わりに設けてある。
而して、第7の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A7は、第1の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1の作用効果に加えて、電力線搬送通信用配線器具A7は、同じ無線LANの規格に準拠した通信機器との間で電波を媒体とする無線通信を行うことができ、LANケーブルなどの通信ケーブルが不要になるという利点がある。
なお、図3乃至図5に示すように第2乃至第4の実施形態におけるモジュラジャック3及びLANコントローラ9をそれぞれアンテナ18と無線LANコントローラ19に置き換えてもよい。あるいは、図6に示す第5の実施形態における通信ブロックABのモジュラジャック3とLANコントローラ9をそれぞれアンテナ18と無線LANコントローラ19に置き換えて、電力線通信用配線器具A7を通信ブロックABとタップブロックACとで構成してもよい。
次に、別の実施形態について説明する。
(第8の実施形態)
図13は、第8の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。図14は、第8の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。
第8の実施形態における電力線搬送通信用配線器具A8の基本構成は、第1の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1とほぼ共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
第8の実施形態は、上記電力線搬送通信モデムと通信機器とのインタフェースとして、第1の実施形態における100BASE−TXの代わりに赤外光を媒体とする赤外線通信を用いる点に特徴がある。
図13に示すようにハウジング1の先端部側面には、赤外光を発する赤外線発光部20が設けられている。また、図14に示すように赤外線発光部20を制御し、IrDA等の赤外線通信の規格に準拠した赤外線通信を行うための赤外線通信コントローラ21がLANコントローラ9の代わりに設けてある。
而して、第8の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A8は、第1の実施形態の電力線搬送通信用配線器具A1の作用効果に加えて、電力線搬送通信用配線器具A8は、同じ赤外線通信の規格に準拠した通信機器との間で赤外光を媒体とする無線通信を行うことができ、LANケーブル等の通信ケーブルが不要になるという利点がある。また、通信機器とのデータ通信だけでなく、赤外線通信によって送信される制御コマンドを用いて照明器具や空調機器などの動作を遠隔制御することも可能である。
なお、図3乃至図5に示すように第2乃至第4の実施形態におけるモジュラジャック3及びLANコントローラ9をそれぞれ赤外線発光部20と赤外線通信コントローラ21に置き換えてもよい。あるいは、図6に示す第5の実施形態における通信ブロックABのモジュラジャック3とLANコントローラ9をそれぞれ赤外線発光部20と赤外線通信コントローラ21に置き換えて、電力線通信用配線器具A8を通信ブロックABとタップブロックACとで構成してもよい。
そして、第1乃至第8の実施形態において、フィルタ回路13は、コモンモードノイズ及びノーマルモードノイズを遮断するように構成されてもよい。例えば、フィルタ回路13は、コモンモードノイズを遮断するためのコモンモードチョークコイルと、PLCの周波数帯域を遮断するためのフィルタ回路とが直列に接続されて構成される。このように構成されることによって、電力線通信用配線器具A1〜A8は、フィルタ回路13がコモンモードノイズ及びノーマルモードノイズを遮断するので、他の機器が一対の刃受け2、2:31、31を介して接続された場合に当該他の機器で生じたコモンモードノイズ及びノーマルモードノイズが当該一対の刃受け2、2:31、31を介して上記電力線搬送用通信モデムへ流入することが抑制される。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更及び/又は改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。従って、当業者が実施する変更形態又は改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態又は当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
実施形態における電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。 第1の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。 第2の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。 第3の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。 第4の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。 第5の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。 第5の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。 第6の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。 第6の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。 第6の実施形態における他の態様の電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。 第7の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。 第7の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。 第8の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の外観構成を示す斜視図である。 第8の実施形態における電力線搬送通信用配線器具の回路構成を示す回路ブロック図である。
符号の説明
1、1’ ハウジング
2、31 刃受け
2a、31a 栓刃挿入口
3 モジュラジャック
3a 差込口
4 電源ケーブル
5 電源部
6 結合回路
7 送受信部
8 モデム
9 LANコントローラ
10 制御回路
12 コモンモードチョークコイル
13 フィルタ回路
14 第1スイッチ
15 第2スイッチ
16 USBジャック
17 USBコントローラ
18 アンテナ
19 無線LANコントローラ
20 赤外線発光部
21 赤外線通信コントローラ

Claims (4)

  1. 略箱形のケース内に収納され互いに並列に接続される複数対の刃受け、前記ケース内に収納され前記電力線搬送通信の通信帯域を遮断するためのフィルタ回路、前記ケースから引き出され先端に電源プラグが付設された電源ケーブル、及び、前記各刃受けが前記フィルタ回路を介して前記電源ケーブルに接続されるか前記フィルタ回路を介せず前記電源ケーブルに接続されるかを切り換える複数のスイッチを備え、前記各刃受けが前記電源ケーブル及び前記電源プラグを介して建物に配線された電力線と接続可能なタップブロックと
    前記タップブロックの刃受けに接続することで前記電力線と接続される栓刃、表面から前記栓刃が突出するハウジング、前記ハウジング内に収納され前記栓刃に接続された前記電力線を介して電力線搬送通信の通信信号を変復調する電力線搬送通信用モデム、前記ハウジング内に収納され前記電力線搬送通信用モデムと通信機器とのインタフェースを行う通信インタフェース、前記ハウジングの表面に設けられ前記通信機器と前記通信インタフェースとを接続する通信ケーブルが挿抜自在に挿着されるコネクタ、及び、前記ハウジング内に収納される共に前記栓刃と前記電力線搬送通信用モデムとの間に介設され前記電力線搬送通信用モデムのコモンモードノイズを遮断するためのコモンモードチョークコイルを具備する通信用ブロックとを備えたこと
    を特徴とする電力線搬送通信用配線器具。
  2. 前記通信用ブロックにおける前記栓刃と前記コモンモードチョークコイルとの間に介設され、前記栓刃から前記電力線搬送通信用モデムへの給電をオンオフするための第1スイッチをさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の電力線搬送通信用配線器具。
  3. 前記フィルタ回路は、コモンモードノイズ及びノーマルモードノイズを遮断すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電力線搬送通信用配線器具。
  4. 前記電力線搬送通信は、2MHz〜30MHzの周波数帯の通信信号を用いて通信を行う高速電力線搬送通信であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の電力線搬送通信用配線器具。
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