JP4075294B2 - レンズアレイユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像を投写表示するプロジェクタに関し、特に、プロジェクタに用いられる照明光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタでは、照明光学系から射出された光を、液晶ライトバルブなどを用いて画像情報(画像信号)に応じて変調し、変調された光をスクリーン上に投写することにより画像表示を実現している。
【0003】
図10は、従来用いられている照明光学系900を示す説明図である。この照明光学系900は、光源装置920と、第1および第2のレンズアレイ942,944と、偏光発生光学系960と、重畳レンズ970とを備えている。図10において、照明光学系900が照明する照明領域LAは、プロジェクタに備えられた液晶ライトバルブに相当する。
【0004】
光源装置920は、ランプ922と回転放物面形状の凹面を有するリフレクタ924とを備えている。ランプ922から射出された光は、リフレクタ924によって反射され、光源装置920からは略平行な光線束が射出される。
【0005】
第1のレンズアレイ942は、マトリクス状に配列された複数の小レンズ942sを有している。第1のレンズアレイ942は、光源装置920から射出された略平行な光線束を複数の部分光線束に分割して射出する。第2のレンズアレイ944も、マトリクス状に配列された複数の小レンズ944sを有している。第2のレンズアレイ944は、重畳レンズ970とともに、第1のレンズアレイ942の各小レンズ942sの像を照明領域LA上に結像させる機能を有している。第1のレンズアレイ942の各小レンズ942sから射出された部分光線束は、第2のレンズアレイ944を介して、偏光発生光学系960内において集光される。
【0006】
偏光発生光学系960は、遮光板962と、偏光ビームスプリッタアレイ964と、選択位相差板966とを備えている。遮光板962は、遮光面962bと開口面962aとがストライプ状に配列されて構成されている。偏光ビームスプリッタアレイ964は、略平行四辺形の断面を有する柱状のガラス材964cが複数貼り合わされて構成されている。各ガラス材964cの界面には、偏光分離膜964aと反射膜964bとが交互に形成されている。第1のレンズアレイ942から射出された各部分光線束は、遮光板962の開口面962aを通過し、偏光分離膜964aに入射する。偏光分離膜964aは、入射した部分光線束をs偏光の部分光線束とp偏光の部分光線束とに分離する。選択位相差板966は、開口層966aとλ/2位相差層966bとがストライプ状に配列されて構成されている。開口層966aは、入射するs偏光の部分光線束をそのまま透過し、λ/2位相差層966bは、入射するp偏光の部分光線束を偏光方向が直交するs偏光の部分光線束に変換する。これにより、偏光発生光学系960からは、ほぼ1種類(s偏光)の偏光方向を有する部分光線束が射出される。
【0007】
重畳レンズ970は、偏光発生光学系960から射出された複数のs偏光の部分光線束を、照明領域LA上で重畳する機能を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、照明光学系を組み立てる際には、各光学部品の位置合わせを精度良く行う必要があるが、このような位置合わせを行うには手間が掛かるという問題があった。
【0009】
上記の問題は、照明光学系を小型化する際に顕著となる。照明光学系900を小型化する場合、換言すれば、第1のレンズアレイ942から第2のレンズアレイ944までの距離L1を小さくする場合には、第1のレンズアレイ942の各小レンズ942sから射出される部分光線束の拡大率が増加する。図10から分かるように、拡大率は、第1のレンズアレイ942から第2のレンズアレイ944までの距離をL1とし、第2のレンズアレイ944から液晶ライトバルブ(照明領域LA)までの距離をL2とすると、ほぼ(L2/L1)で決定される。したがって、第1および第2のレンズアレイ942,944の位置ずれは、液晶ライトバルブにおいてほぼ(L2/L1)倍のずれとなって現れる。このため、照明光学系を小型化する際には、第1および第2のレンズアレイ942,944の位置合わせをより正確に行う必要があり、位置合わせがより困難となる。
【0010】
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、照明光学系の光学部品の位置合わせを容易に行うことのできる技術を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明のレンズアレイユニットは、
マトリクス状に配列された複数の第1の小レンズを有する第1のレンズアレイと、
前記第1の小レンズのそれぞれに対応し、マトリクス状に配列された複数の第2の小レンズを有する第2のレンズアレイと、
前記第1および第2のレンズアレイを接続し、前記第1のレンズアレイから前記第2のレンズアレイに光を導くための透光部と、
を備えることを特徴とする。
【0012】
本発明のレンズアレイユニットでは、第1および第2のレンズアレイが透光部によって接続されているので、第1のレンズアレイと第2のレンズアレイとの関係について位置合わせを行う手間を省略することが可能となる。
【0013】
また、このレンズアレイユニットを用いれば、照明光学系の他の光学部品とレンズアレイユニットとの関係を調整するだけで済むので、照明光学系の各光学部品の位置合わせを容易に行うことが可能となる。
【0014】
なお、本発明のレンズアレイユニットを用いる効果は、照明光学系を小型化する場合に、顕著となる。
【0015】
上記のレンズアレイユニットにおいて、
前記透光部の屈折率は、前記第1および第2のレンズアレイの屈折率とほぼ同じであることが好ましい。
【0016】
こうすれば、第1および第2のレンズアレイのそれぞれと透光部との界面における光の反射を低減させることが可能となる。
【0017】
あるいは、上記のレンズアレイユニットにおいて、
前記第1および第2のレンズアレイと前記透光部とは、型を用いて一体成形されていることが好ましい。
【0018】
こうすれば、第1および第2のレンズアレイの屈折率と透光部の屈折率とが等しくなるので、第1および第2のレンズアレイのそれぞれと透光部との界面における光の反射を防止することが可能となる。
【0019】
また、レンズアレイユニットが型を用いて一体成形されている場合において、
前記レンズアレイユニットは、略六面体形状を有しており、
前記第1および第2のレンズアレイは、前記レンズアレイユニットの6つの面のうち、面積の比較的小さな対向する2つの面にそれぞれ成形されていることが好ましい。
【0020】
レンズアレイユニットが型を用いて一体成形される場合、すなわち、レンズアレイユニットが溶融ガラス等から製造される場合には、溶融ガラスが凝固する際に、レンズアレイユニット自体が変形することがある。これは、溶融ガラスの内部が凝固する際に、既に凝固したガラス表面が内部に向かう引っ張り力を受けるからである。面積の比較的小さな面は、比較的大きな面と比べて、内部からの引っ張り力に対して変形しにくい。したがって、上記のようにすれば、第1および第2のレンズアレイの各小レンズの変形を低減させることができ、この結果、レンズアレイユニットは所望の光学特性を発揮することができる。
【0021】
上記のレンズアレイユニットにおいて、
前記第1および第2のレンズアレイのうちの少なくとも一方は、偏心された小レンズを含んでいてもよい。
【0022】
本発明の第1の照明光学系は、
光源装置と、
前記光源装置から射出された光線束を複数の部分光線束に分割する上記のいずれかに記載のレンズアレイユニットと、
前記レンズアレイユニットから射出された各部分光線束を前記所定の照明領域上に重畳するための重畳レンズと、
を備えることを特徴とする。
【0023】
また、本発明の第2の照明光学系は、
光源装置と、
前記光源装置から射出された光線束を複数の部分光線束に分割し、各部分光線束を所定の照明領域上に重畳するための上記のいずれかに記載のレンズアレイユニットと、
を備えることを特徴とする。
【0024】
これらの照明光学系では、上記のいずれかのレンズアレイユニットが用いられているので、第1のレンズアレイと第2のレンズアレイとの関係について位置合わせを行う手間を省略することが可能となる。また、照明光学系の他の光学部品とレンズアレイユニットとの関係を調整するだけで済むので、照明光学系の各光学部品の位置合わせを容易に行うことが可能となる。
【0025】
本発明のプロジェクタは、
上記のいずれかの照明光学系と、
前記照明光学系からの光を画像情報に応じて変調する電気光学装置と、
前記電気光学装置で得られる変調光線束を投写する投写光学系と、
を備えることを特徴とする。
【0026】
このプロジェクタでは、上記の照明光学系が用いられているので、照明光学系の各光学部品の位置合わせを容易に行うことが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
A.第1実施例:
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、本発明を適用したプロジェクタの一例を示す概略構成図である。プロジェクタ1000は、照明光学系100と、色光分離光学系200と、リレー光学系220と、3つの液晶ライトバルブ300R,300G,300Bと、クロスダイクロイックプリズム320と、投写光学系340とを備えている。
【0028】
照明光学系100から射出された光は、色光分離光学系200において赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離される。分離された各色光は、液晶ライトバルブ300R,300G,300Bにおいて画像情報に応じて変調される。ここで、液晶ライトバルブ300R,300G,300Bは、本発明における電気光学装置に相当する液晶パネルと、その光入射面側および光射出面側に配置された偏光板とによって構成されている。なお、各液晶ライトバルブには、液晶パネルに画像情報を供給して駆動させるための図示しない駆動部が接続されている。液晶ライトバルブ300R,300G,300Bにおいて画像情報に応じて変調された変調光線束は、クロスダイクロイックプリズム320で合成され、投写光学系340によってスクリーンSC上に投写される。これにより、スクリーンSC上に画像が表示されることとなる。なお、図1に示すようなプロジェクタの各部の構成および機能については、例えば、本願出願人によって開示された特開平10−325954号公報に詳述されているので、本明細書において詳細な説明は省略する。
【0029】
図2は、図1の照明光学系100を拡大して示す説明図である。この照明光学系100は、光源装置120と、紫外線除去フィルタ130と、レンズアレイユニット140と、偏光発生光学系160と、重畳レンズ170とを備えている。各光学部品は、システム光軸100axを基準として配置されている。ここで、システム光軸100axは、光源装置120から射出される光線束の中心軸である。なお、図2において、照明光学系100が照明する照明領域LAは、図1の液晶ライトバルブ300R,300G,300Bに対応する。
【0030】
光源装置120は、ランプ122と、回転楕円面形状の凹面を有するリフレクタ124と、平行化レンズ126とを備えている。ランプ122は、リフレクタ124の回転楕円面の第1焦点近傍に配置されている。ランプ122から射出された光は、リフレクタ124によって反射され、反射光は、リフレクタ124の第2焦点に向かって集光されつつ進む。平行化レンズ126は、入射する集光光をシステム光軸100axにほぼ平行な光に変換する。
【0031】
なお、光源装置120としては、回転放物面形状の凹面を有するリフレクタを用いてもよい。この場合には、リフレクタで反射された光はシステム光軸100axにほぼ平行となるので、平行化レンズ126を省略することができる。また、本実施例では、平行化レンズ126として、光源装置120側に凹面を有する平凹レンズが用いられているが、光源装置120側に平面を有する平凹レンズを用いるようにしてもよい。
【0032】
紫外線除去フィルタ130は、光源装置120のランプ122から射出された光から、紫外線を除去するためのフィルタである。これにより、有機材料を用いた光学部品(例えば、液晶ライトバルブに備えられた偏光板)の紫外線による劣化を低減させることが可能となる。
【0033】
図3は、図2のレンズアレイユニット140の斜視図である。レンズアレイユニット140は、第1のレンズアレイ142と、第2のレンズアレイ144と、透光部146とを備えている。なお、本実施例のレンズアレイユニット140は、後述するように、型を用いて一体成形されている。
【0034】
第1のレンズアレイ142は、マトリクス状に配列された複数の小レンズ142sを有している。各小レンズ142sは平凸レンズであり、x方向から見たときの外形形状は、照明領域LA(液晶ライトバルブ)と相似形となるように設定されている。第1のレンズアレイ142は、光源装置120から射出された略平行な光線束を複数の部分光線束に分割して射出する。
【0035】
第2のレンズアレイ144は、マトリクス状に配列された複数の小レンズ144sを有しており、第1のレンズアレイ142とほぼ同様である。第2のレンズアレイ144は、第1のレンズアレイ142から射出された部分光線束のそれぞれの中心軸をシステム光軸100axとほぼ平行に揃える機能を有している。また、第2のレンズアレイ144は、重畳レンズ170とともに、第1のレンズアレイ142の各小レンズ142sの像を照明領域LA上に結像させる機能を有している。
【0036】
透光部146は、第1および第2のレンズアレイ142,144を接続し、第1のレンズアレイ142から射出された複数の部分光線束を第2のレンズアレイ144に導く導光路としての機能を有している。
【0037】
ところで、従来の照明光学系900(図10)においては、第1および第2のレンズアレイ942,944が独立して設けられており、各レンズアレイ942,944の光入射面および光射出面には、レンズアレイと空気との界面における光の反射を低減させるための反射防止膜が形成されている。本実施例のレンズアレイユニット140では、第1および第2のレンズアレイ142,144と透光部146とが一体成形されており、第1および第2のレンズアレイ142,144と透光部146との屈折率は等しい。このとき、第1および第2のレンズアレイ142,144のそれぞれと透光部との界面における光の反射がない。したがって、レンズアレイユニット140を用いれば、第1および第2のレンズアレイ142,144間における光の損失を低減させることができるとともに、第1のレンズアレイ142の光入射面および第2のレンズアレイ144の光射出面のみに反射防止膜を形成すれば済むという利点がある。
【0038】
第1のレンズアレイ142の各小レンズ142sから射出された部分光線束は、図2に示すように、第2のレンズアレイ144の各小レンズ144sを介して、その近傍位置、すなわち、偏光発生光学系160内において集光される。
【0039】
偏光発生光学系160は、2つの偏光発生素子アレイ160A,160Bと、2つの偏光発生素子アレイ160A,160Bを接続するための接続部材160Cとを備えている。第1および第2の偏光発生素子アレイ160A,160Bは、システム光軸100axに対して、対称となるように配置されている。
【0040】
図4は、図3の偏光発生素子アレイ160Aを拡大して示す説明図である。図4(A)は、第1の偏光発生素子アレイ160Aの斜視図を示しており、図4(B)は、+z方向から見たときの平面図を示している。偏光発生素子アレイ160Aは、遮光板162と、偏光ビームスプリッタアレイ164と、偏光ビームスプリッタアレイ164の光射出面に選択的に配置された複数のλ/2位相差板166とを備えている。なお、第2の偏光発生素子アレイ160Bについても同様である。
【0041】
偏光ビームスプリッタアレイ164は、図4(A),(B)に示すように、略平行四辺形の断面形状を有する柱状のガラス材164cが複数貼り合わされて構成されている。各ガラス材164cの界面には、偏光分離膜164aと反射膜164bとが交互に形成されている。なお、偏光分離膜164aとしては誘電体多層膜が用いられ、反射膜164bとしては誘電体多層膜や金属膜が用いられる。
【0042】
遮光板162は、開口面162aと遮光面162bとがストライプ状に配列されて構成されている。開口面162aと遮光面162bは、それぞれ偏光分離膜164aと反射膜164bとに対応して設けられている。これにより、第1のレンズアレイ142(図2)から射出された部分光線束は、開口面162aを介して偏光ビームスプリッタアレイ164の偏光分離膜164aのみに入射し、反射膜164bには入射しない。なお、遮光板162としては、平板状の透明体(例えばガラス板)に遮光性の膜(例えばクロム膜や、アルミニウム膜、誘電体多層膜など)を選択的に形成したものを用いることができる。また、アルミニウム板のような遮光性の平板にストライプ状の開口部を設けたものを用いることも可能である。さらに、偏光ビームスプリッタアレイ164のガラス材164cに、遮光性の膜を直接形成するようにしてもよい。
【0043】
第1のレンズアレイ142(図2)から射出された各部分光線束の主光線(中心軸)は、図4(B)に実線で示すように、システム光軸100axとほぼ平行に遮光板162の開口面162aに入射する。開口面162aを通過した部分光線束は、偏光分離膜164aにおいて、s偏光の部分光線束とp偏光の部分光線束とに分離される。p偏光の部分光線束は、偏光分離膜164aを透過して、偏光ビームスプリッタアレイ164から射出される。一方、s偏光の部分光線束は偏光分離膜164aで反射され、反射膜164bにおいてさらに反射された後に、偏光ビームスプリッタアレイ164から射出される。なお、偏光ビームスプリッタアレイ164の光射出面において、p偏光の部分光線束とs偏光の部分光線束とは、互いにほぼ平行となっている。
【0044】
λ/2位相差板166は、偏光ビームスプリッタアレイ164の光射出面のうち、偏光分離膜164aを透過したp偏光の部分光線束の光射出面だけに形成されている。λ/2位相差板166は、入射する直線偏光光を、偏光方向が直交する直線偏光光に変換する機能を有している。したがって、p偏光の部分光線束は、λ/2位相差板166によって、s偏光の部分光線束に変換されて射出される。これにより、偏光発生素子アレイ160Aに入射した偏りのない部分光線束(s+p)は、s偏光の部分光線束に変換されて射出されることとなる。なお、s偏光の部分光線束の光射出面だけにλ/2位相差板166を配置することにより、偏光発生素子アレイ160Aに入射する部分光線束をp偏光の部分光線束に変換して射出することもできる。
【0045】
第1のレンズアレイ142から射出された複数の部分光線束は、上記のように、偏光発生光学系160によって各部分光線束ごとに2つの部分光線束に分離されるとともに、それぞれ偏光方向の揃ったほぼ1種類の直線偏光光に変換される。偏光方向の揃った複数の部分光線束は、図2に示す重畳レンズ170によって照明領域LA上で重畳される。このとき、照明領域LAを照射する光の強度分布は、ほぼ均一となっている。
【0046】
以上のように、照明光学系100(図1)は、偏光方向の揃った照明光(s偏光光)を射出し、色光分離光学系200やリレー光学系220を介して、液晶ライトバルブ300R,300G,300Bを照明する。
【0047】
ところで、本実施例のレンズアレイユニット140(図3)は、前述したように、型を用いて一体成形されている。図5は、レンズアレイユニット140の製造装置を簡略化して示す説明図である。この製造装置800は、ステージ810と、ステージ810に固定された2つの固定部材821,822と、X方向に移動可能な2つのX方向移動部材831,832と、Z方向に移動可能なZ方向移動部材840とを備えている。第1および第2の移動部材831,832には、それぞれ第1および第2のレンズアレイ142,144のレンズ面を形成するためのレンズ成形型831a,832aが形成されている。
【0048】
レンズアレイユニット140を製造する際には、まず、1000℃程度に加熱された溶融ガラスをステージ810の中心付近、すなわち、2つの固定部材821,822と2つのX方向移動部材831,832との間に載置する。次に、2つのX方向移動部材831,832をステージ810の中心に向かって移動させるとともに、Z方向移動部材840を下降させる。このように3つの移動部材831,832,840を移動させることにより、略直方体形状の成形型が構成される。すなわち、溶融ガラスは、成形型によってプレス成形される。各移動部材831,832,840は、溶融ガラスが概ね凝固するまで停止している。その後、各移動部材831,832,840を逆方向に移動させて、凝固したガラス体(レンズアレイユニット)をステージ810から取り外す。以上のように、レンズアレイユニット140は、略直方体形状の成形型を用いて一体成形することによって得られる。
【0049】
ところで、溶融ガラスが凝固する際には、内部歪みにより、レンズアレイユニット140が変形してしまう場合がある。内部歪みは、ガラス体の表面が先に凝固し、ガラス体の内部が遅れて凝固するために生じる。すなわち、溶融ガラスは、略立方体形状の成形型に接するガラス体の表面付近から先に凝固する。一方、ガラス体の内部は、温度が比較的高温に保たれるため、遅れて凝固する。ガラスは、凝固する際に体積が小さくなる特性を有しているため、ガラス体の表面は、内部に向かう引っ張り力を受ける。この結果、ガラス体は変形する(ガラス体の表面が内部に向かって凹む)。
【0050】
仮に、第1および第2のレンズアレイ142,144を構成する面(レンズ面)が変形すると、レンズアレイユニットは所望の光学特性を発揮することができないので、本実施例では、レンズ面の変形が小さくなるように工夫している。すなわち、本実施例では、略直方体形状のレンズアレイユニット140の6つの面のうち、面積の比較的小さな対向する2つの面にレンズ面を形成している。面積の比較的小さな面は、比較的大きな面と比べて、内部からの引っ張り力に対してより強固、換言すれば、変形しにくい。したがって、本実施例のように、面積の比較的小さな対向する2つの面にレンズ面を形成するようにすれば、レンズ面の変形を低減させることができ、この結果、レンズアレイユニットは所望の光学特性を発揮することが可能となる。
【0051】
以上説明したように、本実施例の照明光学系100は、第1および第2のレンズアレイ142,144が透光部146によって接続されたレンズアレイユニット140を備えている。このようにすれば、照明光学系100を組み立てる際に、第1および第2のレンズアレイ142,144との関係について、軸合わせ等の位置合わせを行う手間を省略することができる。また、レンズアレイユニット140を用いる場合には、照明光学系100の他の光学部品と一体化されたレンズアレイユニット140との関係を調整するだけで済むので、照明光学系100の各光学部品の位置合わせを容易に行うことが可能となる。
【0052】
レンズアレイユニット140を用いる効果は、照明光学系100を小型化する際にさらに顕著となる。すなわち、前述したように、照明光学系100を小型化する際には、2つのレンズアレイ142,144の位置合わせをより正確に行う必要があるが、2つのレンズアレイ142,レンズアレイ144の関係については、位置合わせを行う必要がないので、照明光学系100の各光学部品の位置合わせをかなり容易に行うことが可能となる。
【0053】
なお、プロジェクタ1000(図1)の各光学部品は、通常、各光学部品を搭載するための基枠に搭載され、順次位置合わせされつつ組み立てられるが、照明光学系100のみを搭載するための基枠を個別に設けるようにしてもよい。こうすれば、照明光学系100を組み立てる際に、各光学部品の位置合わせをさらに容易に行うことができる。
【0054】
B.第2実施例:
図6は、第2実施例で用いられる照明光学系400を示す説明図である。本実施例の照明光学系400は、第1実施例の照明光学系100(図2)とほぼ同様であるが、レンズアレイユニット440が変更されている。また、この変更に伴い、偏光発生光学系460が変更されている。
【0055】
図7は、図6のレンズアレイユニット440の斜視図である。このレンズアレイユニット440では、第1のレンズアレイ442のx方向から見た外形寸法は、第2のレンズアレイ444の外形寸法よりも小さく設定されている。なお、透光部446のx方向から見た外形寸法は、第2のレンズアレイ444の外形寸法とほぼ等しく設定されている。
【0056】
第1および第2のレンズアレイ442,444は、図6に示すように、それぞれ複数の偏心された小レンズ442s,444sを含んでいる。図示するように、第1の小レンズ442sと第2の小レンズ444sとでは、偏心の仕方が異なる偏心レンズが用いられている。具体的には、第1のレンズアレイ442の最外周の小レンズ442sは、分割された部分光線束の主光線がシステム光軸100axに対して斜めに進むように偏心されている。また、第2のレンズアレイ444の最外周の小レンズ444sは、システム光軸100axに対して斜めに入射する部分光線束の主光線がシステム光軸100axとほぼ平行となるように偏心されている。すなわち、第2のレンズアレイ444から射出される各部分光線束は、第1実施例の第2のレンズアレイ144から射出される各部分光線束とほぼ同じとなっている。
【0057】
なお、本実施例の偏光発生光学系460は、図3に示す偏光発生光学系160と同様に、システム光軸100axに対して対称に配列された2つの偏光発生素子アレイ460A,460Bを備えているが、図3の接続部材160Cは省略されている。
【0058】
図8は、図7のレンズアレイユニット440の変形例を示す説明図である。このレンズアレイユニット440Aにおいても、第1のレンズアレイ442のx方向から見た外形寸法は、第2のレンズアレイ444の外形寸法よりも小さく設定されている。ただし、透光部446の形状が変更されている。すなわち、図7のレンズアレイユニット440では、略直方体形状の透光部446が用いられているが、図8のレンズアレイユニット440Aでは、第1および第2のレンズアレイ442,444の外形形状に応じた略角錐台形状の透光部447が用いられている。このようにすれば、光が通過しない部分のガラスを除去することができるので、レンズアレイユニットの軽量化が可能となる。
【0059】
なお、図8においても、略角錐台形状のレンズアレイユニット440Aの6つの面のうち、面積の比較的小さな対向する2つの面にレンズ面が形成されている。すなわち、一般には、第1および第2のレンズアレイは、六面体形状のレンズアレイユニットの6つの面のうち、面積の比較的小さな対向する2つの面にレンズ面が形成されていることが好ましい。
【0060】
図7,図8に示すようなレンズアレイユニット440,440Aを用いる場合にも、照明光学系400を組み立てる際に、第1および第2のレンズアレイ442,444との関係について位置合わせを行う手間を省略することができる。また、照明光学系400の他の光学部品と一体化されたレンズアレイユニット440,440Aとの関係を調整するだけで済むので、照明光学系400の各光学部品の位置合わせを容易に行うことが可能となる。
【0061】
なお、図7,図8に示すレンズアレイユニット440,440Aは、図5の成形型を構成する部材を変更することによって製造可能である。ただし、図7のレンズアレイユニット440については、X方向移動部材831,832のレンズ成形型831a,832aの形状を2つのレンズアレイ442,444の形状に応じて変更するだけで済むが、図8のレンズアレイユニット440Aについては、成形型を略角錐台形状とする必要がある。
【0062】
C.第3実施例:
図9は、第3実施例で用いられる照明光学系500を示す説明図である。本実施例の照明光学系500は、第1実施例の照明光学系100(図2)とほぼ同様であるが、レンズアレイユニット540が変更されている。また、この変更に伴い図2の重畳レンズ170が省略されている。
【0063】
本実施例のレンズアレイユニット540も、第1および第2のレンズアレイ542,544と透光部546とを備えている。第1のレンズアレイ542の小レンズ542sは偏心されていないが、第2のレンズアレイ544は、偏心された小レンズ544sを含んでいる。図9に示すように、第2の小レンズ544sを偏心させることにより、第2のレンズアレイ544は、第1のレンズアレイ542から射出された各部分光線束を照明領域LA上に重畳させることができる。このため、本実施例では、図2の重畳レンズ170が省略されている。なお、図9では、レンズアレイユニット540から射出された各部分光線束の主光線は、システム光軸100axに対して斜めに偏光発生光学系160に入射している。このような場合には、偏光ビームスプリッタアレイ164の各偏光分離膜164aの膜構造を主光線の入射角度に応じて変更することが好ましい。こうすれば、偏光分離膜164aにおいて光を効率よく分離することが可能となる。
【0064】
上記のレンズアレイユニット540は、図5の成形型を構成する部材を変更することによって製造可能である。具体的には、第2のX方向移動部材832のレンズ成形型832aの形状を第2のレンズアレイ544の形状に応じて変更すればよい。
【0065】
このようなレンズアレイユニット540を用いる場合にも、照明光学系500を組み立てる際に、第1および第2のレンズアレイ542,544との関係について位置合わせを行う手間を省略することができる。また、照明光学系500の他の光学部品と一体化されたレンズアレイユニット540との関係を調整するだけで済むので、照明光学系500の各光学部品の位置合わせを容易に行うことが可能となる。
【0066】
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【0067】
(1)上記第1ないし第3実施例では、レンズアレイユニット140,440,440A,540は、溶融ガラスを一体成形することによって製造されているが、既成のガラスブロックを弗酸を用いてエッチングすることによって、あるいは、研削することによって製造されていてもよい。
【0068】
また、レンズアレイユニットは、第1および第2のレンズアレイと透光部とを個々に準備し、貼り合わせることによって一体化されていてもよい。なお、このとき、透光部の屈折率は、第1および第2のレンズアレイの屈折率とほぼ等しいことが好ましい。こうすれば、第1および第2のレンズアレイのそれぞれと透光部との界面における光の反射を低減させることが可能となる。また、第1および第2のレンズアレイのそれぞれと透光部との間は、第1および第2のレンズアレイと透光部との屈折率とほぼ等しい屈折率を有する光学接着剤等を用いて接着されていることが好ましい。
【0069】
(2)上記第1および第2実施例の照明光学系100,400は、光源装置120と、光源装置120から射出された光線束を複数の部分光線束に分割するためのレンズアレイユニット140,440と、レンズアレイユニットから射出された各部分光線束を照明領域LA上に重畳するための重畳レンズ170とを備えている。一方、第3実施例の照明光学系500は、光源装置120と、光源装置120から射出された光線束を複数の部分光線束に分割し、各部分光線束を照明領域LA上に重畳するためのレンズアレイユニット540とを備えている。すなわち、第3実施例のように、レンズアレイユニット540が重畳機能を備えている場合には、第1および第2実施例の重畳レンズ170を省略することができる。
【0070】
このように、本発明の照明光学系としては、光源装置と、光源装置から射出された光線束を複数の部分光線束に分割する機能を少なくとも有するレンズアレイユニットとを備え、さらに、各部分光線束を照明領域LA上に重畳する機能を有する部材(レンズアレイユニットの第2のレンズアレイや重畳レンズなど)を備えていればよい。
【0071】
(3)上記実施例の照明光学系では、紫外線除去フィルタ130が独立して設けられているが、レンズアレイユニット140,440,440A,540を紫外線吸収ガラスを用いて成形するようにしてもよい。こうすれば、レンズアレイユニットにおいて紫外線が吸収されるので、紫外線除去フィルタ130を省略することが可能となる。
【0072】
(4)上記実施例では、透過型のプロジェクタに本発明を適用した場合を例に説明しているが、本発明は反射型のプロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、透過型液晶パネルのように光変調手段としての電気光学装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、反射型液晶パネルのように光変調手段としての電気光学装置が光を反射するタイプであることを意味している。反射型のプロジェクタにこの発明を適用した場合にも、透過型のプロジェクタと同様の効果を得ることができる。
【0073】
(5)上記実施例では、プロジェクタ1000は、電気光学装置として液晶パネルを備えているが、これに代えて、マイクロミラー型光変調装置を備えるようにしてもよい。マイクロミラー型光変調装置としては、例えば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)(TI社の商標)を用いることができる。電気光学装置としては、一般に、入射光を画像情報に応じて変調するものであればよい。
【0074】
(6)上記実施例においては、カラー画像を表示するプロジェクタ1000を例に説明しているが、モノクロ画像を表示するプロジェクタにおいても同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプロジェクタの一例を示す概略構成図である。
【図2】図1の照明光学系100を拡大して示す説明図である。
【図3】図2のレンズアレイユニット140の斜視図である。
【図4】図3の偏光発生素子アレイ160Aを拡大して示す説明図である。
【図5】レンズアレイユニット140の製造装置を簡略化して示す説明図である。
【図6】第2実施例で用いられる照明光学系400を示す説明図である。
【図7】図6のレンズアレイユニット440の斜視図である。
【図8】図7のレンズアレイユニット440の変形例を示す説明図である。
【図9】第3実施例で用いられる照明光学系500を示す説明図である。
【図10】従来用いられている照明光学系900を示す説明図である。
【符号の説明】
1000…プロジェクタ
100ax…システム光軸
120…光源装置
122…ランプ
124…リフレクタ
126…平行化レンズ
130…紫外線除去フィルタ
140…レンズアレイユニット
142,144…レンズアレイ
142s,144s…小レンズ
146…透光部
160…偏光発生光学系
160A,160B…偏光発生素子アレイ
160C…接続部材
162…遮光板
162a…開口面
162b…遮光面
164…偏光ビームスプリッタアレイ
164a…偏光分離膜
164b…反射膜
164c…ガラス材
166…λ/2位相差板
170…重畳レンズ
200…色光分離光学系
220…リレー光学系
300R,300G,300B…液晶ライトバルブ
320…クロスダイクロイックプリズム
340…投写光学系
400…照明光学系
440,440A…レンズアレイユニット
442,444…レンズアレイ
442s,444s…小レンズ
446…透光部
447…透光部
460…偏光発生光学系
460A,460B…偏光発生素子アレイ
500…照明光学系
540…レンズアレイユニット
542,544…レンズアレイ
542s,544s…小レンズ
546…透光部
800…製造装置
810…ステージ
821,822…固定部材
831,832…X方向移動部材
831a,832a…レンズ成形型
840…Z方向移動部材
900…照明光学系
920…光源装置
922…ランプ
924…リフレクタ
942,944…レンズアレイ
942s,944s…小レンズ
960…偏光発生光学系
962…遮光板
962a…開口面
962b…遮光面
964…偏光ビームスプリッタアレイ
964a…偏光分離膜
964b…反射膜
964c…ガラス材
966…選択位相差板
966a…開口層
966b…λ/2位相差層
970…重畳レンズ
LA…照明領域
SC…スクリーン
Claims (3)
- レンズアレイユニットであって、
マトリクス状に配列された複数の第1の小レンズを有する第1のレンズアレイと、
前記第1の小レンズのそれぞれに対応し、マトリクス状に配列された複数の第2の小レンズを有する第2のレンズアレイと、
前記第1および第2のレンズアレイを接続し、前記第1のレンズアレイから前記第2のレンズアレイに光を導くための透光部と、
を備え、
前記第1および第2のレンズアレイと前記透光部とは、型を用いて一体成形されており、
前記レンズアレイユニットは、略六面体形状を有しており、
前記第1および第2のレンズアレイは、前記レンズアレイユニットの6つの面のうちの対向する2つの面にそれぞれ形成されており、前記2つの面の面積は、他の4つの面の面積よりも小さいことを特徴とするレンズアレイユニット。 - 請求項1記載のレンズアレイユニットであって、
前記透光部の屈折率は、前記第1および第2のレンズアレイの屈折率とほぼ同じである、レンズアレイユニット。 - 請求項1または2記載のレンズアレイユニットであって、
前記第1および第2のレンズアレイのうちの少なくとも一方は、偏心された小レンズを含む、レンズアレイユニット。
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