JP4075249B2 - 分離装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定の個別データが所定単位で格納されたパケットから、前記特定の個別データを抽出する分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル放送システムでは、送信側において、複数番組分のTS(Transport Stream)パケットと、所望番組のTSパケットを抽出するためのプログラム仕様情報であるPSI(Program Specific Information)が格納されたTSパケット等を、MPEG2(Moving Picture Experts Group Phase 2)規格に従って生成して多重化して送信する。前記PSIは、画像データおよび音声データの付加情報である。
【0003】
受信側は、ユーザにより指定された番組のTSパケットを、前記PSIおよび各TSパケットのパケット識別番号に基づいて抽出し、抽出したTSパケットに格納されている画像および音声の符号化データを復号化し、画像および音声の復号化データに基づいて映像出力および音声出力を行う。
前記PSIとしては、PMT(Program Map Table )、CAT(Conditional Access Table)、NIT(Network Information Table )、PAT(Program Association Table )等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図1は、受信装置の一例を示す概略的なブロック構成図である。
この受信装置100は、分離装置10と、第1の復号化装置21と、第2の復号化装置22と、中央処理装置(CPU)30とを有する。
受信装置100は、複数のパケットからなるデータ列D10が供給される。
前記複数のパケットは、所定単位の個別データがデータ領域に格納された第1〜第3のパケットを有する。
【0005】
第1のパケットのデータ領域には、所定単位の符号化画像データが格納されており、ヘッダ領域には、当該符号化画像データおよび/または当該第1のパケットに対応する制御データが格納されている。
第2のパケットのデータ領域には、所定単位の符号化音声データが格納されており、ヘッダ領域には、当該音声データおよび/または当該第2のパケットに対応する制御データが格納されている。
第3のパケットのデータ領域には、前記符号化画像データおよび/または前記符号化音声データの付加情報が格納されており、ヘッダ領域には、当該付加情報および/または当該第3のパケットに対応する制御データが格納されている。
【0006】
分離装置10は、データ列D10が供給され、データ列D10から第1のパケットを分離して当該第1のパケットから符号化画像データD1を抽出し、抽出した符号化画像データD1を第1の復号化装置21に供給する。
第1の復号化装置21は、符号化画像データD1を復号化して復号化画像データD6を生成し、生成した復号化画像データD6を表示装置51に出力する。表示装置51は、復号化画像データD6を表示画面に画像表示する。
【0007】
また、分離装置10は、データ列D10から第2のパケットを分離して当該第2のパケットから符号化音声データD2を抽出し、抽出した符号化音声データD2を第2の復号化装置22に供給する。
第2の復号化装置22は、符号化音声データD2を復号化して復号化音声データD7を生成し、生成した復号化音声データD7をスピーカ装置52に出力する。スピーカ装置52は、復号化音声データD7を音声出力する。
【0008】
また、分離装置10は、データ列D10から第3のパケットを分離して当該第3のパケットから付加情報D3をCPU30に供給する。
CPU30は、受信装置100の全体の制御を司るコントローラである。このCPU30は制御信号C1〜C3を生成し、制御信号C1を第1の復号化装置21に供給し、制御信号C2を第2の復号化装置22に供給し、制御信号C3を分離装置10に供給する。
【0009】
CPU30は、分離装置10からの付加情報D3に基づく制御信号C3により、分離装置10が第1のパケットを分離して符号化画像データD1を抽出することを制御する。
また、CPU30は、制御信号C3により、分離装置10が第2のパケットを分離して符号化音声データD2を抽出することを制御し、分離装置10が第3のパケットを分離して付加情報D3を抽出することを制御する。
【0010】
図2は、図1の受信装置100が有する分離装置10の構成例を示す概略的なブロック構成図である。
この分離装置10は、パケット分離手段19と、第1の抽出装置11と、第2の抽出装置12と、第3の抽出装置13とを有し、パケット分離手段19および第1〜第3の抽出装置11〜13は、CPU30からの制御信号C3により制御される。
【0011】
パケット分離手段19は、データ列D10が入力され、データ列D10を第1〜第3のパケットD11〜D13に分離し、第1のパケットD11を第1の抽出装置11に供給し、第2のパケットD12を第2の抽出装置12に供給し、第3のパケットD13を第3の抽出装置13に供給する。
【0012】
第1の抽出装置11は、パケット分離手段19からの第1のパケットD11から符号化画像データD1を抽出し、抽出した符号化画像データD1を前記第1の復号化装置21に出力する。
第2の抽出装置12は、パケット分離手段19からの第2のパケットD12から符号化音声データD2を抽出し、抽出した符号化音声データD2を前記第2の復号化装置22に出力する。
第3の抽出装置13は、パケット分離手段19からの第3のパケットD13から付加情報D3を抽出し、抽出した付加情報D3を前記CPU30に出力する。
【0013】
第3の抽出装置13は、抽出手段14と、ヘッダ処理手段15と、メモリ16と、検出手段40とを有する。
抽出手段14は、分離手段19からの第3のパケットD13を一時的に保持する。
ヘッダ処理手段15は、第3のパケットD13のヘッダ領域に格納されている制御データD15を検出手段40に供給する。
メモリ16は、制御データD15に対応する比較データC16およびマスクデータM16が記憶されており、比較データC16およびマスクデータM16を検出手段40に供給する。
【0014】
検出手段40は、ヘッダ処理手段15からの制御データD15と、メモリ16からの比較データC16とを、マクスデータM16に基づいて比較し、比較結果が一致を示す場合に検出信号D40を抽出手段14に出力する。
抽出手段14は、検出手段40からの検出信号D40に基づき、当該抽出手段14が保持した第3のパケットD13から付加情報D3を抽出し、抽出した付加情報D3を前記CPU30に出力する。
【0015】
図3は、図2の分離装置10が有する検出手段40の構成例を示す概略的なブロック構成図である。
この検出手段40は、レジスタ41〜43と、制御手段44と、排他的論理和回路45と、論理積回路46と、論理和回路47とを有する。
【0016】
レジスタ41は、前記ヘッダ処理手段15から8ビットの制御データD15が供給され、保持する。
レジスタ42は、前記メモリ16から8ビットの比較データC16が供給され、保持する。
レジスタ43は、前記メモリ16から8ビットのマスクデータM16が供給され、保持する。
【0017】
制御手段44は、アドレスデータD16をメモリ16に供給し、アドレスデータD16に対応する比較データC16およびマスクデータM16がメモリ16からレジスタ42,43に供給されるようになっている。また、制御手段44は、レジスタ41〜43のラッチ動作を制御する。
【0018】
レジスタ41に保持された制御データD15と、レジスタ42に保持された比較データC16は、構成ビット毎に排他的論理和回路45で比較される。
排他的論理和回路45の出力値と、レジスタ43に保持されたマスクデータM16を構成するマスクビットについては、論理積回路46で論理積が演算され、マスキングが行われる。
論理積回路46の各出力値は、論理和回路47で論理和が演算され、マスキングされなかった部分について全ビットが一致する場合に、論理和回路47は検出信号D40を生成して前記抽出手段14に出力する。
なお、制御データと比較データとの比較を複数バイトについて行う場合は、当該複数バイトに応じて複数の検出手段40を用い、または当該複数バイトに応じて検出手段40を時分割して用い、当該複数バイトについて一致する場合に検出信号D40を出力する。
【0019】
図4は、マスクデータおよび比較データのデータテーブルの構成例を示す説明図である。
マスクデータおよび比較データは第1〜第mの条件データに分類され、さらに第1〜第mの条件データの各々について第1バイト〜第nバイトに区分されており、第1バイト〜第nバイトについての比較部分の一致を検出することで、m種類の第3のパケットのうち1種類のパケットを検出可能となっている。なお、mとnは、2以上の整数である。
【0020】
第3のパケットD13に含まれる制御データであって、前記レジスタ41に保持される比較用の制御データD15がnバイトある場合に、第1バイト〜第nバイトについて、マスキングしない部分について比較が全て一致する場合に、第3のパケットD13が当該条件データに対応するパケットであることを検出することができる。
【0021】
上記した分離装置10では、条件データに適合した第3のパケットの付加情報を、前回抽出した付加情報と同一の値であっても、再度抽出してCPUに供給する。このため、分離装置10の分離処理が冗長であり、CPU30の処理負担が大きい。
【0022】
一例として、第3のパケットのヘッダ領域内の制御データに、第1のパケット内の画像データおよび/または第2のパケット内の音声データの付加情報のバージョンを示すバージョン番号情報を設けることがある。前記付加情報は、特定の個別データの一例である。
第3のパケットにおいて、バージョン番号情報が同一である場合はデータ領域の付加情報が同一である場合に、バージョン番号情報の部分をマスキングして比較対象から除外すると、同一の付加情報がCPU30に再度供給されてCPU30の信号処理の負担が大きくなる。
本発明の目的は、特定の個別データが所定単位で格納されたパケットから、前記特定の個別データを効率良く抽出可能な分離装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る分離装置は、特定の個別データが所定単位で格納されたパケットが順次入力され、入力された前記パケットから前記特定の個別データを抽出する分離装置であって、前記パケットは、前記所定単位の前記特定の個別データと、当該特定の個別データおよび/または当該パケットに対応する制御データとを有しており、前記入力された前記パケット内の前記制御データと当該制御データの第1の所定部分に対応する第1の比較データとを、当該第1の比較データの構成ビットに対応するマスクビットに基づいて比較する第1の比較手段であって、非マスキング値を有する前記マスクビットに対応する部分同士を比較する第1の比較手段と、前記入力された前記パケット内の前記制御データと当該制御データの前記第1の所定部分に含まれる第2の所定部分に対応する第2の比較データとを、前記第1の比較データおよび前記マスクビットに基づいて比較する第2の比較手段であって、マスキング値を有する前記マスクビットに対応し、且つ第1の値を有する前記構成ビットに対応する部分同士を比較する第2の比較手段と、前記第1の比較手段の比較結果が一致を示し、且つ前記第2の比較手段の比較結果が不一致を示す場合に、前記入力された前記パケットから前記所定単位の前記特定の個別データを抽出する抽出手段とを有する。
【0024】
本発明に係る分離装置では、好適には、前記第1の比較手段は、前記制御データおよび前記第1の比較データのうち、前記マスキング値を有する前記マスクビットに対応する部分同士についても比較し、当該部分同士についての前記第1の比較手段の比較結果が一致を示すように設定を行う設定手段をさらに有する。
【0025】
本発明に係る分離装置では、好適には、複数の前記第2の比較データを順位付きで記憶する記憶手段と、前記記憶手段から所定の順位の前記第2の比較データを選択して前記第2の比較手段に供給する選択手段とをさらに有し、前記選択手段は、前記第1の比較手段の比較結果が一致を示し、前記第2の比較手段の比較結果が不一致を示す場合に、前記所定の順位に対する次の順位の前記第2の比較データを選択する。
本発明に係る分離装置では、より好適には、前記第1の比較手段の比較結果が一致を示し、前記第2の比較手段の比較結果が不一致を示す場合に前記第2の比較手段で不一致とされた前記制御データの比較部分と、前記次の順位の前記第2の比較データの比較部分は、同じ値である。
【0026】
本発明に係る分離装置では、好適には、複数の個別データが所定単位でパケットにされて多重化されたデータ列から、前記特定の個別データが格納された前記パケットを分離して前記抽出手段に供給するパケット分離手段と、前記パケット分離手段が分離した前記パケットから、前記制御データを抽出して前記第1および第2の比較手段に供給する処理手段とをさらに有する。
本発明に係る分離装置では、例えば、前記複数の個別データは、画像データと、音声データと、前記画像データおよび/または前記音声データの付加情報とを有し、前記特定の個別データは、前記付加情報であり、前記パケット分離手段は、前記データ列を、前記所定単位の前記画像データが格納された前記パケットと、前記所定単位の前記音声データが格納された前記パケットと、前記所定単位の前記付加情報が格納された前記パケットとに分離する構成としてもよい。
【0027】
本発明に係る分離装置では、例えば、前記パケット内の前記制御データは、当該パケットに格納された前記特定の個別データの識別情報と、当該パケットに格納された前記特定の個別データのバージョンを示すバージョン番号情報とを有し、前記制御データのうち前記識別情報の部分に対応する前記マスクビットは前記非マスキング値を有し、前記識別情報の部分に対応する前記第1の比較データは前記特定の個別データの識別情報を有し、前記制御データのうち前記バージョン番号情報の部分に対応する前記マスクビットは前記マスキング値を有し、前記バージョン番号情報の部分に対応する前記第1の比較データの構成ビットは前記第1の値を有する構成としてもよい。
【0028】
第1の比較手段は、制御データと第1の比較データとを、非マスキング値を有するマスクビットに対応する部分同士について比較する。
第2の比較手段は、制御データと第2の比較データとを、マスキング値を有するマスクビットに対応し、且つ第1の値を有する構成ビットに対応する部分同士について比較する。
抽出手段は、第1の比較手段の比較結果が一致を示し、且つ第2の比較手段の比較結果が不一致を示す場合に、入力されたパケットから所定単位の特定の個別データを抽出する。
【0029】
このように、本発明に係る分離装置では、マスクビットおよび第1の比較データに基づいて制御データと第2の比較データとを比較する第2の比較手段を設け、マスキング値を有するマスクビットに対応する部分同士が異なる場合に付加情報の分離処理を行うので、当該部分同士が一致する場合に分離処理を行うことを防止でき、分離処理の冗長を防ぐことが可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0031】
図5は、本発明に係る分離装置の実施の形態を示す概略的なブロック構成図である。
この分離装置60は、例えば受信装置内に設けられ、複数のパケットからなるデータ列D10が供給される。
前記複数のパケットは、所定単位の個別データがデータ領域に格納された第1〜第3のパケットを有する。
【0032】
第1のパケットのデータ領域には、所定単位の符号化画像データが格納されており、ヘッダ領域には、当該符号化画像データおよび/または当該第1のパケットに対応する制御データが格納されている。
第2のパケットのデータ領域には、所定単位の符号化音声データが格納されており、ヘッダ領域には、当該音声データおよび/または当該第2のパケットに対応する制御データが格納されている。
第3のパケットのデータ領域には、前記符号化画像データおよび/または前記符号化音声データの付加情報が格納されており、ヘッダ領域には、当該付加情報および/または当該第3のパケットに対応する制御データが格納されている。
【0033】
分離装置60は、データ列D10が供給され、データ列D10から第1のパケットを分離して当該第1のパケットから符号化画像データD1を抽出する。
また、分離装置60は、データ列D10から第2のパケットを分離して当該第2のパケットから符号化音声データD2を抽出する。
また、分離装置60は、データ列D10から第3のパケットを分離して当該第3のパケットから付加情報D3を抽出し、抽出した付加情報D3を前記受信装置内のCPUに供給する。
【0034】
前記CPUは、前記受信装置の全体の制御を司るコントローラであり、分離装置60からの付加情報D3に基づいて制御信号C3を生成し、この制御信号C3により、分離装置60が第1のパケットを分離して符号化画像データD1を抽出することを制御する。
また、前記CPUは、制御信号C3により、分離装置60が第2のパケットを分離して符号化音声データD2を抽出することを制御し、分離装置60が第3のパケットを分離して付加情報D3を抽出することを制御する。
【0035】
分離装置60は、パケット分離手段69と、第1の抽出装置61と、第2の抽出装置62と、第3の抽出装置63とを有し、パケット分離手段69および第1〜第3の抽出装置61〜63は、前記CPUからの制御信号C3により制御される。
【0036】
パケット分離手段69は、データ列D10が入力され、データ列D10を第1〜第3のパケットD11〜D13に分離し、第1のパケットD11を第1の抽出装置61に供給し、第2のパケットD12を第2の抽出装置62に供給し、第3のパケットD13を第3の抽出装置63に供給する。
【0037】
第1の抽出装置61は、パケット分離手段69からの第1のパケットD11から符号化画像データD1を抽出する。
第2の抽出装置62は、パケット分離手段69からの第2のパケットD12から符号化音声データD2を抽出する。
第3の抽出装置63は、パケット分離手段69からの第3のパケットD13から付加情報D3を抽出し、この付加情報D3を前記CPUに出力する。
【0038】
第3の抽出装置63は、抽出手段64と、ヘッダ処理手段65と、メモリ66と、検出手段90とを有する。
抽出手段64は、パケット分離手段69からの第3のパケットD13を一時的に保持する。
ヘッダ処理手段65は、第3のパケットD13のヘッダ領域に格納されている制御データD65を検出手段90に供給する。
メモリ66は、制御データの第1の所定部分に対応する第1の比較データC66およびマスクデータM66が記憶されており、第1の比較データC66およびマスクデータM66を検出手段90に供給する。
【0039】
検出手段90は、ヘッダ処理手段65からの制御データD65と、メモリ66からの第1の比較データC66とを、マクスデータM16に基づいて比較する。
また、ヘッダ処理手段65からの制御データD65と、制御データの前記第1の所定部分に含まれる第2の所定部分に対応する第2の比較データB66とを、第1の比較データC66およびマクスデータM66に基づいて比較する。
検出手段90は、後述するように、制御データD65と第1の比較データC66との比較結果が一致を示し、制御データD65と第2の比較データB66との比較結果が不一致を示す場合に、検出信号D90を抽出手段64に出力する。
抽出手段64は、検出手段90からの検出信号D90に基づき、当該抽出手段64が保持した第3のパケットD13から付加情報D3を抽出し、抽出した付加情報D3を前記CPUに出力する。
【0040】
図6は、図5の分離装置60が有する検出手段90の構成例を示す概略的なブロック構成図である。
この検出手段90は、レジスタ91〜93と、制御手段94と、選択手段95と、記憶手段96と、論理和回路97と、論理積回路99と、第1の比較手段70と、第2の比較手段80とを有する。
【0041】
第1の比較手段70は、排他的論理和回路73と、論理積回路74と、論理和回路75と、論理和回路84とを有する。
第2の比較手段80は、排他的論理和回路83と、論理和回路84と、論理積回路85と、論理和回路86と、反転回路87と、論理和回路88と、論理和回路89とを有する。
【0042】
レジスタ91は、前記ヘッダ処理手段65から8ビットの制御データD65が供給され、保持する。
レジスタ92は、前記メモリ66から8ビットの第1の比較データC66が供給され、保持する。
レジスタ93は、前記メモリ66から8ビットのマスクデータM66が供給され、保持する。
【0043】
制御手段94は、アドレスデータD66をメモリ66に供給し、アドレスデータD66に対応する第1の比較データC66およびマスクデータM66がメモリ66からレジスタ92,93に供給されるようになっている。また、制御手段94は、レジスタ91〜93のラッチ動作を制御する。
【0044】
レジスタ91に保持された制御データD65と、レジスタ92に保持された第1の比較データC66は、構成ビット毎に排他的論理和回路73で比較される。
レジスタ92に保持された第1の比較データC66と、レジスタ93に保持されたマスクデータM66は、構成ビット毎に論理和回路97で論理和が演算され、第1の比較データC66の構成ビットおよびマスクデータM66を構成するマスクビットが互いに0である場合に対応部分の出力が論理値0となり、他の部分の出力が論理値1になる。
【0045】
レジスタ92に保持された第1の比較データC66の反転値と、レジスタ93に保持されたマスクデータM66は、構成ビット毎に論理和回路84で論理和が演算され、マスクビットが論理値0であって第1の比較データC66の構成ビットが論理値1である場合に対応部分の出力が論理値0となり、他の部分の出力が論理値1となる。
【0046】
論理積回路74は、論理和回路97の出力値と、排他的論理和回路73の出力値と論理和回路84の出力値とについて論理積を演算する。
論理和回路97の出力値が入力されるので、マスクビットおよび第1の比較データC66の構成ビットが互いに論理値0である場合に、当該マスクビットに対応する部分がマスキングされる。
また、論理和回路84の出力値が入力されるので、マスクビットが論理値0であって第1の比較データC66の構成ビットが論理値1である場合に、当該マスクビットに対応する部分がマスキングされる。
【0047】
論理和回路75は、論理積回路74の各出力値の論理和を演算し、マスキングされなかった部分、すなわち非マスキング値である論理値1を有するマスクビットに対応する部分の比較が全て一致する場合に論理値0を出力し、一致しない場合に論理値1を出力する。
【0048】
記憶手段96は、複数の第2の比較データを記憶し、前記複数の第2の比較データを選択手段95に供給する。
選択手段95は、制御手段94からの選択信号D95に基づき、前記複数の第2の比較データから特定の第2の比較データB66を選択して排他的論理和回路83に供給する。
排他的論理和回路83は、第2の比較データB66と、レジスタ91に保持された制御データD65とを、構成ビット毎に比較する。
【0049】
論理積回路85は、排他的論理和回路83の出力値と、論理和回路84の出力の反転値とについて論理積を演算する。
論理和回路84の出力の反転値が入力されるので、マスクビットがマスキング値である論理値0であって当該マスクビットに対応する第1の比較データの構成ビットが論理値1である場合に、当該マスクビットに対応する部分の演算結果が抽出される。
論理積回路85の各出力値の論理和は論理和回路86で演算され、抽出された部分について不一致がある場合に論理和回路86から論理値1が出力され、一致する場合に論理和回路86から論理値0が出力される。
【0050】
反転回路87は、論理和回路84の各出力値を反転して出力する。
論理和回路88は、反転回路87の各出力値の論理和を演算し、マスクビットが論理値0を有し、また、当該マスクデータに対応する第1の比較データの構成ビットが論理値1を有する部分がある場合に論理値1を出力し、当該部分がない場合は論理値0を出力する。
論理和回路89は、論理和回路86の出力値と、論理和回路88の出力の反転値との論理和を演算して出力する。
【0051】
論理積回路99は、論理和回路75の出力の反転値と、論理和回路89の出力値との論理積を演算し、演算結果の反転値を出力する。
論理積回路99は、論理和回路75の出力値が論理値0であって、論理和回路89の出力値が論理値1である場合に、論理値0を検出信号D90として出力する。
【0052】
ここで、論理和回路75の出力値が論理値0の場合は、論理値1を有するマスクビットに対応する部分の比較が全て一致する場合であり、第1の比較手段70の比較結果が一致を示す場合に対応する。
また、論理和回路89の出力値が論理値1となる第1のケースは、マスクビットが論理値0であって当該マスクビットに対応する第1の比較データの構成ビットが論理値1であり、当該マスクビットに対応する部分の比較について不一致箇所がある場合であり、第2の比較手段80が不一致を示す場合に対応する。第2のケースは、マスクビットが論理値0であって当該マスクビットに対応する第1の比較データの構成ビットが論理値1であるような箇所がない場合である。
【0053】
このように、第1の比較手段70は、制御データD65と第1の比較データC66とを、第1の比較データC66の構成ビットに対応するマスクビットを有する前記マスクデータM66に基づいて比較する。この第1の比較手段70は、非マスキング値である論理値1を有するマスクビットに対応する部分同士を比較する。
また、第1の比較手段70は、制御データD65および第1の比較データC66のうち、マスキング値である論理値0を有するマスクビットに対応する部分同士についても比較しており、論理和回路97,84は当該部分同士についての第1の比較手段70の比較結果が一致を示すように設定を行う設定手段を構成している。
【0054】
また、第2の比較手段80は、制御データD65と第2の比較データB66とを、第1の比較データC66およびマスクデータM66に基づいて比較する。この第2の比較手段80は、マスキング値である論理値0を有するマスクビットに対応し、且つ、第1の比較データC66の構成ビットのうち第1の値である論理値1を有する構成ビットに対応する部分同士を比較する。
【0055】
なお、記憶手段96は、複数の第2の比較データを順位付きで記憶し、選択手段95は、記憶手段96から所定の順位の第2の比較データB66を選択して第2の比較手段80に供給する構成としてもよい。
選択手段95は、第1の比較手段70の比較結果が一致を示し、第2の比較手段80の比較結果が不一致を示す場合に、前記所定の順位に対する次の順位の前記第2の比較データを選択する構成としてもよい。
さらに、第1の比較手段70の比較結果が一致を示し、第2の比較手段80の比較結果が不一致を示す場合に第2の比較手段80で不一致とされた制御データの比較部分と、前記次の順位の前記第2の比較データの比較部分は、同じ値としてもよく、当該制御データの比較部分を前記CPUが記憶手段96に書き込む構成としてもよい。
【0056】
また、制御データD65と第1および/または第2の比較データとの比較を複数バイトについて行う場合は、当該複数バイトに応じて複数の検出手段90を用い、または当該複数バイトに応じて検出手段90を時分割して用い、当該複数バイトについて所定の結果が得られた場合に検出信号D90を出力する構成としてもよい。前記所定の結果とは、例えば、前記複数バイトに対応する前記論理積回路99の出力の反転値が、全て論理値0になった場合である。
【0057】
図7は、マスクデータおよび第1の比較データのデータテーブルの構成例を示す説明図である。複数のマスクデータおよび複数の第1の比較データは、前記メモリ66に記憶されている。
マスクデータおよび第1の比較データは第1〜第mの条件データに分類され、さらに、第1〜第mの条件データの各々について第1バイト〜第nバイトに区分されており、第1バイト〜第nバイトについての比較部分の一致を検出することで、m種類の第3のパケットのうち1種類のパケットを検出手段90が検出可能としている。なお、mとnは、2以上の整数である。
【0058】
例えば、第3のパケットD13に含まれる制御データであって、前記レジスタ91に保持される比較用の制御データD15がnバイトある場合に、第1バイト〜第nバイトについて、マスキングしない部分について全て一致する場合に、第3のパケットD13が当該条件データに対応するパケットであることを検出手段90が検出することができる。
【0059】
図8は、第2の比較データのデータテーブルの構成例を示す説明図である。
第1バイト〜第kバイトに区分されており、第1バイト〜第kバイトの何れかを選択信号D95により選択し、比較部分の不一致を検出することで、第3の抽出手段63において同一の付加情報D3を複数の第3のパケットD13から重複して抽出することを防止している。なお、kは2以上の整数であり、第1バイト〜第kバイトを第2の比較データを記憶する優先順位としてもよい。
【0060】
図9は、図3に示す検出手段40の比較動作と、図6に示す検出手段90の比較動作とを説明する説明図である。図中の記号MSB(Most Significant Bit)は最上位ビットを示し、記号LSB(Least Significant Bit )は最下位ビットを示す。
図9(A)は、図3に示す検出手段40の比較動作を説明する説明図である。図9(B)および図9(C)は、図6に示す検出手段90の比較動作を説明する説明図である。
【0061】
図9(A)では、マスクデータの値は「00000011」であり、比較データの値は「11111101」であり、制御データの値は「10101101」である。
マスクデータの上位側6ビットは論理値0であり、マスキング値である。マスクデータの下位側2ビットは論理値1であり、非マスキング値である。このため、比較データおよび制御データのうち、論理値1のマスクビットに対応する部分同士(即ち下位側2ビット同士)が比較され、比較結果が一致を示すか否かを、検出手段40は検出する。
【0062】
図9(B)では、マスクデータの値は「00000011」であり、第1の比較データの値は「11111101」であり、制御データの値は「10101101」であり、第2の比較データの値は「101010XX」である。なお、Xは、1と0のうち任意の値である。
マスクデータの上位側6ビットは論理値0であり、マスキング値である。マスクデータの下位側2ビットは論理値1であり、非マスキング値である。このため、第1の比較データおよび制御データのうち、論理値1のマスクビットに対応する部分同士(即ち下位側2ビット同士)が比較され、比較結果が一致を示すか否かを、検出手段90内の第1の比較手段70は検出する。
また、第2の比較データおよび制御データのうち、論理値0のマスクビットに対応し、且つ、第1の比較データの構成ビットのうち論理値1の構成ビットに対応する部分同士(即ち上位側6ビット同士)が比較され、比較結果が不一致を示すか否かを、検出手段90内の第2の比較手段80は検出する。
【0063】
図9(C)では、マスクデータの値は「00000011」であり、第1の比較データの値は「00111101」であり、制御データの値は「10101101」であり、第2の比較データの値は「101010XX」である。
マスクデータの上位側6ビットは論理値0であり、マスキング値である。マスクデータの下位側2ビットは論理値1であり、非マスキング値である。このため、第1の比較データおよび制御データのうち、論理値1のマスクビットに対応する部分同士(即ち下位側2ビット同士)が比較され、比較結果が一致を示すか否かを、検出手段90内の第1の比較手段70は検出する。
また、第2の比較データおよび制御データのうち、論理値0のマスクビットに対応し、且つ、第1の比較データの構成ビットのうち論理値1の構成ビットに対応する部分同士(即ち最上位ビットを第1ビットとした場合に、第3ビット同士、第4ビット同士、第5ビット同士、および第6ビット同士)が比較され、比較結果が不一致を示すか否かを、検出手段90内の第2の比較手段80は検出する。
【0064】
図10は、図6に示す検出手段90における比較動作を説明する説明図である。図10(A)は、マスクデータの第1〜第5バイトを例示している。
図10(B)は、第1の比較データの第1〜第5バイトを例示している。
図10(C)は、TS(Transport Stream)パケットのセクションフォーマットを例示している。
図10(D)は、第2の比較データを例示している。
【0065】
TSパケットのヘッダ領域は、パケット識別番号を有するTSヘッダ、TSパケットに格納されているPSIの種別に対応するテーブル識別番号(テーブルID)を示すテーブル識別情報、当該TSパケットのデータ領域に格納されている当該PSIのデータ長さ(セクション長さ)を示すデータ長情報、当該PSIのバージョン番号を示すバージョン番号情報、設定値、当該PSIにおける当該TSパケットの番号(セクション番号)を示すセクション番号情報、当該PSIにおける最後のセクション番号を示す最終セクション番号情報等を、制御データとして格納する。
【0066】
なお、TSパケットのヘッダ領域のうち、テーブル識別情報、バージョン番号情報、設定値、セクション番号情報、および最終セクション番号情報の格納領域を第1の所定部分とし、前記バージョン番号情報および設定値の格納領域を第2の所定部分とした場合に、当該第2の所定部分は、前記第1の所定部分に含まれている。
【0067】
図10では、検出手段90内の第1の比較手段70は、第1バイトのマスクデータが「11111111」であるので、TSパケットのヘッダ領域内のテーブルIDと第1バイトの第1の比較データA11とを比較して一致するか否かを検出する。
また、第1の比較手段70は、第2バイトのマスクデータが「00000011」であるので、TSパケットのヘッダ領域内の2ビットの設定値と第2バイトの第1の比較データのうち下位側2ビットの値A12とを比較して一致するか否かを検出する。
【0068】
また、第1の比較手段70は、第3バイトのマスクデータが「11111111」であるので、TSパケットのヘッダ領域内のセクション番号と第3バイトの第1の比較データA13とを比較して一致するか否かを検出する。
また、第1の比較手段70は、第4バイトのマスクデータが「00000000」であるので、TSパケットのヘッダ領域内の最終セクション番号と第4バイトの第1の比較データとが一致するものとして検出する。
【0069】
また、第2の比較手段80は、第2バイトのマスクデータの上位側6ビットが「000000」であり、第1の比較データの上位側6ビットが「111111」であるので、TSパケットのヘッダ領域内の6ビットのバージョン番号と第2バイトの第2の比較データのうち上位側6ビットの値B1とを比較して不一致か否かを検出する。
【0070】
前記PSIは、必要に応じて内容が変更され、この場合はバージョン番号情報の値が1だけ増加される。したがって、バージョン番号が変更されたPSIをTSパケットから抽出し、抽出したPSIに基づいて所望のTSパケットを分離装置60で分離することで、PSIの内容が変更された場合にも迅速に対処可能である。
なお、上記実施の形態は本発明の例示であり、本発明は上記実施の形態に限定されない。
【0071】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明に係る分離装置では、マスクビットおよび第1の比較データに基づいて制御データと第2の比較データとを比較する第2の比較手段を設け、マスキング値を有するマスクビットに対応する部分同士が異なる場合に付加情報の分離処理を行うので、分離処理の冗長を防ぐことが可能である。このように、本発明によれば、特定の個別データが所定単位で格納されたパケットから、前記特定の個別データを効率良く抽出可能な分離装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】受信装置の一例を示す概略的なブロック構成図である。
【図2】図1の受信装置が有する分離装置の構成例を示す概略的なブロック構成図であり、本発明に関連する分離装置の構成例を示している。
【図3】図2の分離装置が有する検出手段の構成例を示す概略的なブロック構成図である。
【図4】マスクデータおよび比較データのデータテーブルの構成例を示す説明図である。
【図5】本発明に係る分離装置の実施の形態を示す概略的なブロック構成図である。
【図6】図5の分離装置が有する検出手段の構成例を示す概略的なブロック構成図である。
【図7】マスクデータおよび第1の比較データのデータテーブルの構成例を示す説明図である。
【図8】第2の比較データのデータテーブルの構成例を示す説明図である。
【図9】図3の検出手段の比較動作と図6の検出手段の比較動作とを説明する説明図である。
【図10】図6の検出手段における比較動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
10,60…分離装置、19,69…パケット分離手段、11,61…第1の抽出装置、12,62…第2の抽出装置、13,63…第3の抽出装置、14,64…抽出手段、15,65…ヘッダ処理手段(処理手段)、16,66…メモリ、21…第1の復号化装置、22…第2の復号化装置、30…中央処理装置(CPU)、40,90…検出手段、41〜43,91〜93…レジスタ、44,94…制御手段、45,73,83…排他的論理和回路、46…論理積回路、47…論理和回路、51…表示装置、52…スピーカ装置、70…第1の比較手段、80…第2の比較手段、95…選択手段、96…記憶手段、100…受信装置、B66…第2の比較データ、C16…比較データ、C66…第1の比較データ、D1…符号化画像データ、D2…符号化音声データ、D3…付加情報、D6…復号化画像データ、D7…復号化音声データ、D10…データ列、D11〜D13…第1〜第3のパケット、D15,D65…制御データ、D16,D66…アドレスデータ、D40,D90…検出信号、D95…選択信号、M16,M66…マスクデータ。
Claims (7)
- 特定の個別データが所定単位で格納されたパケットが順次入力され、入力された前記パケットから前記特定の個別データを抽出する分離装置であって、
前記パケットは、前記所定単位の前記特定の個別データと、当該特定の個別データおよび/または当該パケットに対応する制御データとを有しており、
前記入力された前記パケット内の前記制御データと当該制御データの第1の所定部分に対応する第1の比較データとを、当該第1の比較データの構成ビットに対応するマスクビットに基づいて比較する第1の比較手段であって、非マスキング値を有する前記マスクビットに対応する部分同士を比較する第1の比較手段と、
前記入力された前記パケット内の前記制御データと当該制御データの前記第1の所定部分に含まれる第2の所定部分に対応する第2の比較データとを、前記第1の比較データおよび前記マスクビットに基づいて比較する第2の比較手段であって、マスキング値を有する前記マスクビットに対応し、且つ第1の値を有する前記構成ビットに対応する部分同士を比較する第2の比較手段と、
前記第1の比較手段の比較結果が一致を示し、且つ前記第2の比較手段の比較結果が不一致を示す場合に、前記入力された前記パケットから前記所定単位の前記特定の個別データを抽出する抽出手段と
を有する
分離装置。 - 前記第1の比較手段は、前記制御データおよび前記第1の比較データのうち、前記マスキング値を有する前記マスクビットに対応する部分同士についても比較し、
当該部分同士についての前記第1の比較手段の比較結果が一致を示すように設定を行う設定手段をさらに有する
請求項1記載の分離装置。 - 複数の前記第2の比較データを順位付きで記憶する記憶手段と、
前記記憶手段から所定の順位の前記第2の比較データを選択して前記第2の比較手段に供給する選択手段と
をさらに有し、
前記選択手段は、前記第1の比較手段の比較結果が一致を示し、前記第2の比較手段の比較結果が不一致を示す場合に、前記所定の順位に対する次の順位の前記第2の比較データを選択する
請求項1記載の分離装置。 - 前記第1の比較手段の比較結果が一致を示し、前記第2の比較手段の比較結果が不一致を示す場合に前記第2の比較手段で不一致とされた前記制御データの比較部分と、前記次の順位の前記第2の比較データの比較部分は、同じ値である
請求項3記載の分離装置。 - 複数の個別データが所定単位でパケットにされて多重化されたデータ列から、前記特定の個別データが格納された前記パケットを分離して前記抽出手段に供給するパケット分離手段と、
前記パケット分離手段が分離した前記パケットから、前記制御データを抽出して前記第1および第2の比較手段に供給する処理手段と
をさらに有する
請求項1記載の分離装置。 - 前記複数の個別データは、画像データと、音声データと、前記画像データおよび/または前記音声データの付加情報とを有し、
前記特定の個別データは、前記付加情報であり、
前記パケット分離手段は、前記データ列を、前記所定単位の前記画像データが格納された前記パケットと、前記所定単位の前記音声データが格納された前記パケットと、前記所定単位の前記付加情報が格納された前記パケットとに分離する
請求項5記載の分離装置。 - 前記パケット内の前記制御データは、当該パケットに格納された前記特定の個別データの識別情報と、当該パケットに格納された前記特定の個別データのバージョンを示すバージョン番号情報とを有し、
前記制御データのうち前記識別情報の部分に対応する前記マスクビットは前記非マスキング値を有し、前記識別情報の部分に対応する前記第1の比較データは前記特定の個別データの識別情報を有し、
前記制御データのうち前記バージョン番号情報の部分に対応する前記マスクビットは前記マスキング値を有し、前記バージョン番号情報の部分に対応する前記第1の比較データの構成ビットは前記第1の値を有する
請求項1記載の分離装置。
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