JP4074285B2 - フラット状のケーブルの挿通構造及び挿通方法 - Google Patents

フラット状のケーブルの挿通構造及び挿通方法 Download PDF

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本発明はフラット状のケーブルの挿通技術に関する。
携帯電話機やパーソナルコンピュータ等、多量の情報を伝達する通信機器では、高い周波数の信号を伝達するケーブルとして、主に同軸ケーブルが用いられている。
図17に示すように、複数の同軸ケーブル300を平面的に並列し、それらの両端(図17では一端側のみ示す)に薄型のコネクタ301を取り付けてフラット状のケーブル(又はプラグコネクタハーネス)Iにされる。
携帯電話機やパーソナルコンピュータ等の各種機器においては、それらを構成する各種部品のうち電気的構成部品同士をフラット状のケーブルIで接続することにより、大量のデータのやりとりや処理を部品間で行う。なお、図17における符号305は、コネクタ301と対応関係にあり各種機器の電気的構成部品の一つである基板P上に設けられた相手方コネクタを示す。
図18〜図20は、フラット状のケーブルIが適用される折り畳み式携帯電話の一例を示す。携帯電話320は、外側に図示しないカメラが搭載された液晶画面部320aと、当該液晶画面部320aに操作した内容を表示したり実行させる操作ボタン部320bとを有し、筐体内に配線されているフラット状のケーブルIにより、液晶画面部320aと操作ボタン部320bとが電気的に接続されている。
携帯電話320は、液晶画面部320aと操作ボタン部320bとを連結するヒンジ部324を介して、液晶画面部320aを操作ボタン部320b側に対して折り畳んだり、または液晶画面部320aを180度回動したりできる周知の回転二軸ヒンジ構造が採用されている。
ヒンジ部324はその横軸326hを回動軸として液晶画面部320aを折り畳むことができる。さらに、縦軸326vを回動軸として液晶画面部320aを反転させることでカメラ撮影をいろんなアングルで行える。そしてこれらの動作を実現するためのものが、横軸326h上および縦軸326v上に位置する両端開口で扁平な筒型ヒンジ(筒状部材)328である。
携帯電話320の一構成部品である筒型ヒンジ328は、縦軸326v上に一つと、横軸326h上に2つ(図では横軸326h上に1つのみ示す)設けられ、液晶画面部(320a)を前記操作ボタン部(320b)に対して可動させるためのものである。
ところで、携帯電話機やパーソナルコンピュータ等では、いっそうの小型軽量化が望まれており、当然ながらこれら機器の構成部品にも影響し軽薄短小化を迫られている。筒型ヒンジ328にあっても例外ではない。
また筒型ヒンジ328にはフラット状のケーブルIが通されていることがわかる(図19及び図20参照)。
フラット状のケーブルIには数十本の同軸ケーブル300からなり、それらの両端にはコネクタ301が付いている。ところでこのようなフラット状のケーブルIをそのまま筒型ヒンジ328に通すことは、筒型ヒンジ328の通し孔328aに対しフラット状のケ
ーブルIが大きく無理があった。かといって筒型ヒンジ328の外径寸法を変えずに筒型ヒンジ328の通し孔328aを大きくすると、筒型ヒンジ328の肉厚が薄くなり、強度的な問題を惹起する。
よって、筒型ヒンジ328の外径寸法を変えずにかつ通し孔328aの直径寸法を大きくせずにフラット状のケーブルIを筒型ヒンジ328に通すには、コネクタ301を同軸ケーブル300に取り付ける前に同軸ケーブル300のみを通し孔328aに挿通し、その後、同軸ケーブル300にコネクタ301を取り付けざるをえない。
しかしながら、このようにすると数十本からなる同軸ケーブル300に筒型ヒンジ328を外嵌した状態で、前記外したコネクタ301を同軸ケーブル300に接続する必要があり、筒型ヒンジ328が邪魔になって同軸ケーブル300とコネクタ301との接続作業がし難い。
また、数十本の同軸ケーブル300は、筒型ヒンジ328に通されることで筒状になり、それまで平面的であったものが立体的になる。したがって、当該立体的な状態のフラット状のケーブルIを平面的なコネクタ301に接続するには、筒状の同軸ケーブル300の先端部を平面的になるよう広げなければならず作業性が悪い。
さらに導体の直径が0.5mm以下の極細線同軸ケーブルにあってこのような作業を行うことは、いっそう作業性の悪化を招来するので高度の組み立て技術が要求される。
特開2002−185586 特開2002−8765 特許第3451393号
本発明はこのような実情に鑑みて為されたものである、その解決しようとする課題は、市場における軽薄短小化のニーズに応えつつ、同軸ケーブルにコネクタが取り付いたままでもフラット状のケーブルを筒型ヒンジに通すことができる新たな技術を提供することにある。
そこで、本発明では次の手段を採用した。
すなわち、本発明は、複数のケーブルが平面的に並列され、それらの少なくとも一端にコネクタが取り付けられたフラット状のケーブルを前記コネクタごと、各種機器の一構成部品である筒状部材に通す、フラット状のケーブルの挿通構造であって、前記コネクタは、当該コネクタに前記ケーブルを巻き付けることで形成されるケーブル巻き付け部の始端部をコネクタ内部に位置づける切欠き部を有することを特徴とする。
本発明のフラット状のケーブルの挿通構造によれば、コネクタ内部に設けた切欠き部にケーブルをあてがってケーブルをある程度巻き付けていくことで形成されるケーブル巻き付け部は、当該切欠き部のないコネクタにケーブルを巻き付けた場合と比べ、巻き径は当然小さくなる。したがって、筒状部材にコネクタごと同軸ケーブルを通す場合において、筒状部材の通し孔の径を大きくする必要がない。
よって本発明によれば、同軸ケーブルのみを、筒状部材に挿通し、その後、同軸ケーブルにコネクタを取り付けてフラット状のケーブルの形態にする必要がない。すなわち、市場における軽薄短小化のニーズに応えつつ、フラット状のケーブルのまま筒状部材に通す
ことができる。このため作業効率がよい。
本発明の実施の形態(以下、実施形態)を添付した図面を参照して説明する。
なお、従来技術で説明したと同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図1〜図4からわかるように、フラット状のケーブルIは、コネクタ1Aと、複数のケーブル300(本実施の形態では同軸ケーブル300として説明する)とを有している。
コネクタ1Aは、基台となるハウジング7と、このハウジング7に取り付けられ、複数の同軸ケーブル300をその先端部において横断状に交差する状態で保持するケーブル保持具8,10と、ハウジングに取り付けられたケーブル保持具8,10を覆うアッパーシェル12とを有している。
ハウジング7は、合成樹脂その他の絶縁性樹脂でできており、図3〜図6からわかるように、同軸ケーブル300の先端部300a(図5,図6参照)が取り付けられる本体部14と、相手方コネクタ5との接合部となる差し込み部15と、差し込み部15に保持され同軸ケーブル300の数と同数で同軸ケーブル300の延びる方向に延在するコンタクト21とを有する。
本体部14は、その中央部に上方及び後方に開口する扁平直方体形中空部16(特に図2参照)を有し、その側壁17,17には、中空内に突出する支持柱18がそれぞれ対向して形成されている。支持柱18を境に扁平直方体形中空部16は区分けされる。すなわち、扁平直方体形中空部16は、差し込み部15側に位置する前方側中空部16aとこれと反対側に位置する後方側中空部16bとに区分けされる。なお、この明細書において前後とは、同軸ケーブル300をコネクタ1Aに取り付けた場合における同軸ケーブル300の延びる方向において差し込み部15のある側が前であり、これと反対側を後ということにする。上及び下は、例えば各図に正対した場合における上方側及び下方側を指すものとする。
前方側中空部16aと後方側中空部16bとは連通されており、共に上方に開口する。後方側中空部16bは、差し込み部15のある側と反対の側にも開口する。扁平直方体形中空部16の後方側中空部16bに設けられた後方開口から同軸ケーブル300が後方に延びる。同軸ケーブル300の先端部はコンタクト21と接続される。
本体部14の側部には、係止溝14a1を有する翼片部14a,14aを有する(特に図2,図3参照)。さらに、ハウジング7の本体部14の上面先端縁両側には、突起14d,14dが形成されている。係止溝14a1や突起14dについては後述する。
同軸ケーブル300をコネクタ1Aに取り付けるにあたり、同軸ケーブル300は、その先端部300aの外皮が剥離されて信号線306と外部導体308とが露出された状態にある(図5,図6参照)。詳しくは、同軸ケーブル300の先端部300aは、外部絶縁体310及び外部導体308が共に剥離されて信号線306が露出された部位と、その直後に位置し外部絶縁体310が残っている残皮部分310aと、残皮部分310aの直後に位置し外部絶縁体310のみが剥離され外部導体308が露出された部位とからなる。なお、信号線306は、内部導体302を内部絶縁体304で被覆したものである。
コンタクト21は、コネクタ1Aが相手方コネクタ5と嵌合されるにあたり(図1参照)、当該相手方コネクタ5のコンタクト51(後述)と接触する。コンタクト21は、同軸ケーブル300の先端部300aが圧接される圧接部21aを有する(図5,図6参照
)。圧接部21aは、ハウジング7の前記前方側中空部16aに位置し、コンタクト21が同軸ケーブル300と接続される部分である。圧接部21aは、コンタクト21が同軸ケーブル300と接続されるにあたり、同軸ケーブル300の信号線306の内部絶縁体304を破ってその内部にある内部導体302と圧接されるものである、その結果、同軸ケーブル300とコンタクト21とが導通可能になる。
後方側中空部16bの底板部には、貫通穴22が複数形成されている(図4参照)。貫通穴22については後述する。
ケーブル保持具8は、前方側中空部16aに対応しており(図2及び図3参照)、同軸ケーブル300の信号線306を保持した状態で、前方側中空部16aに嵌合される(図3及び図4参照)。ケーブル保持具8が前方側中空部16aに嵌合されると、前記のごとくコンタクト21の圧接部21aに同軸ケーブル300の先端部300aの内部導体302が圧接される。
またケーブル保持具8は、ハウジング7に対向する側(下側)に開口する中空直方体形状をなす。ケーブル保持具8の前・後壁8a・8b(図2,図4参照)には、同軸ケーブル300の数と同数で、信号線306をそれぞれ保持する複数の保持溝24が前・後壁8a・8bで対向して櫛歯状に形成されている(図4,図5参照。但し後壁8bに形成の保持溝24のみ示す)。保持溝24は、逆U字形をなし、信号線306を挟持する(図4参照)。
ケーブル保持具10は、後方側中空部16bに対応しており(図2及び図3参照)、同軸ケーブル300の先端部300aにおける外部導体308とその直後に位置する外部絶縁体310とを保持した状態で、後方側中空部16bに嵌合される(図2〜図6参照)。本実施の形態においてケーブル保持具10は、その横断面形状が逆U字状で、かつ左右方向に開口したチャネル状の中空体である。なお、左・右とは、例えば図2や図5に正対してその左右の側、換言すれば同軸ケーブル300の先端部300a側に向かって左側及び右側である。
ケーブル保持具10は、組み立て時におけるその横断面形状が逆U字状であるとともに当該逆U字状にされたことにより対向するようにされた一対の対向壁である前・後壁10a・10bは、櫛形状になるように櫛歯状部26が複数形成されている。なお、例えば図2〜6に示す符号10cは、前・後壁10a・10bを繋ぐ壁部であり、上方に位置するので、便宜上天井壁ということにする。
さらに、前壁10aにおける櫛歯状部26同士の間のスリット28に同軸ケーブル300の外部導体308を深く差し込んで挟持し、後壁10bの櫛歯状部26同士の間のスリット29に同軸ケーブル300の外部絶縁体310を深く差し込んで挟持し、当該挟持状態で前記複数の同軸ケーブル300をハウジング7に一度に保持する。これらスリット28,29は対向しており、同軸ケーブル300の数と同数形成されている。
また、後方側中空部16bに形成されている前記複数の貫通穴22は(図4参照)、櫛歯状部26に対応して形成されている。詳しくは、後方側中空部16bには、その底板部表面に良導性に優れた銅その他の良導体(矩形状の金属板)19が取り付けられ(図4〜図6参照)、当該良導体19に貫通穴19aが形成され、この貫通穴19aと同軸になるように貫通穴22がハウジング7に形成されている。ここで良導体19はハウジング7にオーバモールドにより一体成型しても、ハウジング7に対して嵌め込めるようにしてもよい。
アッパーシェル12は、同軸ケーブル300に組み込まれたケーブル保持具10に当接した状態でハウジング7を覆うとともに(図1,図3参照)、コネクタ1Aを相手方コネクタ5に接続後、電気的接触を図るとともに両者の結合を強固にするためのものである。
アッパーシェル12は、上壁と、この上壁に対してL字形に折り曲げられた左右の側壁とを有しそれ故、前後方向に対して直角方向の断面形状が扁平でほぼ逆U字状をしたシェルである。そしてアッパーシェル12にハウジング7を入れることで前記上壁及び側壁によりハウジング7の上面,側面及び下面の一部が保持される。前記上壁及び側壁には、アッパーシェル12の内側に折り曲げられた曲げ片12a及び12bが形成されている。
上壁の曲げ片12aは、ケーブル保持具10の天井壁10cに接触し(図6参照)、同軸ケーブル300の外部導体308を流れる電気をアッパーシェル12に流すためのものである。
左右の側壁の曲げ片12b,12b(図1,図3では左側にある曲げ片12bのみ示す。)は、アッパーシェル12のハウジング7からの抜けを防止するためのものであり、ハウジング7の本体部14の各翼片部14aにその高さ方向に延在された係止溝14a1と係止する。
アッパーシェル12の上壁先端部両側、及び側壁のうち前記上壁に平行な部分の先端部両側には、相手方コネクタ5との係止用突起12c,12c,12c,12c(図面では上壁に形成された係止突起のみ示す。)が形成されている。係止用突起12cについては、相手方コネクタ5についての説明で述べる。
さらにアッパーシェル12の上壁先端縁両側には、前方に開口し、ハウジング7の本体部14の突起14d,14dと嵌合する矩形穴12d,12dが形成されている(図1,図3参照)。突起14dと矩形穴12dとが嵌合することで、アッパーシェル12がハウジング7に必要以上に差し込まれないようになっている。突起14dと矩形穴12dとの嵌合により、アッパーシェル12の曲げ片12bがハウジング7の係止溝14a1に係止される。
加えてアッパーシェル12の上壁後端縁は下方に折り曲げられ、横断面で横倒しL字形の鉤状部12eが形成されている(図1及び図3参照)。鉤状部12eを形成することにより、アッパーシェル12の上壁には、その後縁部には、後縁に平行な切欠き部13が形成されるようになる。鉤状部12eにより同軸ケーブル300の先端部300aが押圧され、同軸ケーブルの散(ばら)けを防止する。
次に相手方コネクタ5について述べる。
相手方コネクタ5は、コネクタ1Aと嵌合するようになっており、基台となる相手方ハウジング49(図1参照)と、相手方ハウジング49の全体をカバーし、かつ導電性を有する扁平な中空矩形体であって、携帯電話320内に設けられている基板Pに半田付けされた相手方シェル50と、相手方シェル50に収納されている相手方ハウジング49と、相手方ハウジング49に取り付けられ、コネクタ1Aのコンタクト21と接触する相手方コンタクト51とを有する。相手方コンタクト51とコンタクト21とは同数設けられている。
相手方シェル50は、その後方側中央部をその後端縁に沿って矩形に切り取られたごとき形態をしている。そして、相手方シェル50の上壁・下壁後端両側には、コネクタ1Aの既述した係止用突起12c,12c,12c,12cが係止される係止穴50c、50c(図面では上壁に形成された2つの係止穴50cと下壁に形成された1つの係止穴50
cのみ示す。)が形成されている。係止用突起12cと係止穴50cとが係止することで、コネクタ1Aと相手方コネクタ5との抜けが防止される。
また、相手方シェル50の左右の側壁には、コネクタ1Aとの嵌合時、コネクタ1Aのアッパーシェル12の両側を弾撥的に押圧するバネ片52がそれぞれ1つずつ設けられている(図1では片側のバネ片52のみ示す)。バネ片52はこれがアッパーシェル12に当接することにより、コネクタ1Aと相手方コネクタ5との間での通電を行う。よってコネクタ1Aと相手方コネクタ5が嵌合すると、同軸ケーブル300の外部導体308を流れる電気が基板Pに落とされ、グランドを取ることができる。
さらに相手方シェル50の左右側壁のうちバネ片52の前方(相手方シェル50がコネクタ1Aと嵌合する側と反対の側)には、それぞれ相手方シェル50の中空内に折り曲げられた係止用バネ片53が設けられている(図1参照)。係止用バネ片53は、前記相手方ハウジング49からの抜けを防止するために相手方ハウジング49の図示しない係合部とその弾撥力により係合する。
コネクタ1Aを組み付けるには、図5及び図2からわかるように、まず同軸ケーブル300をケーブル保持具8とケーブル保持具10とで保持する。その後、ケーブル保持具8をハウジング7の前方側中空部16aに嵌合して信号線306を圧接部21aに圧接することと、ケーブル保持具10を後方側中空部16bに嵌合してケーブル保持具10の前記櫛歯状部26の先端部26aを良導体19の貫通穴19a及びハウジング7の貫通穴22に貫通させ、その後先端部26aを曲げて貫通穴19aからの抜けを抑制するようにする。このようにして、同軸ケーブル300をハウジング7に組み付ける(図4参照)。
ケーブル保持具8とケーブル保持具10とを備えた同軸ケーブル300をハウジング7に組み付けた後は、図3に示すようにアッパーシェル12を同軸ケーブル300の後方からハウジング7に近づけて行き、図3や図1からわかるにアッパーシェル12をハウジング7に組み付けてフラット状のケーブルIを形成する。
その後、コネクタ1Aと相手方コネクタ5とを嵌合するが(図1参照)、背景技術の説明で述べたように、コネクタ1Aのコンタクト21と相手方コネクタ5の相手方コンタクト51とが電気的に接続され(図1参照)、携帯電話320の液晶画面部320aと操作ボタン部320bとの間では同軸ケーブル300を経由して信号が操作ボタン部320b側から液晶画面部320aに向けて伝達され、操作ボタン部320bにより操作した内容を液晶画面部320aに表示したり実行したりするようになる。
なお、既述したように、同軸ケーブル300の他方の端部にもコネクタ1Aが取り付けられており、携帯電話320の操作ボタン部320bに設けた図示しない相手方コネクタ5と接続される。
次にフラット状のケーブルIを用いて携帯電話の液晶画面部320aと操作ボタン部320bとの電気的接続を行う前段階として必要な、背景技術の説明で述べた筒型ヒンジ328に対するフラット状のケーブルIの通し方について図7〜図10を参照して述べる。
筒型ヒンジ328にフラット状のケーブルIを通す前の状態である図7の状態から図8に示すように、複数の同軸ケーブル300を切欠き部13にあてがった状態で前記同軸ケーブル300をアッパーシェル12の上面に当接するように半周ほど巻き付けつつ、同軸ケーブルを後方に引っ張ってテンションを掛ける。そしてその状態のまま図9に示すように当該同軸ケーブル300が巻き付けられた(同軸ケーブル300がアッパーシェル12の上面に宛がわられた)コネクタ1Aを前記筒型ヒンジ328の通し孔328aに通し、
図10に示すように当該コネクタ328を全部通し孔328aから引き出してコネクタへの同軸ケーブルの巻き付けを解く。その後は当該通されたコネクタ1Aを相手方コネクタ5と接続させる。なお、同軸ケーブル300をアッパーシェル12の上面に当接するように半周ほど巻き付けた部分をケーブル巻き付け部と呼称し、符号Rで示す。またケーブル巻き付け部Rの始端部を符号R1で示す。
次に図11および図12を用いて、アッパーシェル12に切欠き部13を形成した場合としなかった場合との効果上の差異を説明する。
図11および図12は共にコネクタの縦断面図であり、図11はアッパーシェル12に切欠き部13を形成した本実施形態に係るコネクタ1Aの縦断面図であり、図12は背景技術に係るコネクタ301の縦断面図である。
両図において、円弧Ciは、巻き付け部Rの大きさを比較するための仮想円弧である。
図12よりも図11の方が、ケーブル巻き付け部Rの始端部R1が円弧の中心寄り(コネクタ内部)に位置していることがわかる。このため、コネクタ1Aにあっては、同軸ケーブル300を巻き付けることで形成されるケーブル巻き付け部Rの巻き径が小さくなり、ケーブル巻き付け部Rが円弧Ci内に収まるのに対し、アッパーシェル12に切欠き部13を形成していない図12にあっては、ケーブル巻き付け部Rが円弧Ci内に収まらないことがわかる。
よって、円弧Ciを筒型ヒンジ328の通し孔328aとして考察するに、複数の同軸ケーブル300をコネクタ1Aごと筒型ヒンジ328に通す場合において、筒型ヒンジ328の通し孔328aの径を大きくする必要がなく、また、筒型ヒンジ328に無理入れせずともケーブルIをコネクタごと筒型ヒンジに通し易いフラット状のケーブルの挿通構造が実現したといえる。
したがって、市場における軽薄短小化のニーズに応えることができるのは勿論、同軸ケーブル300にコネクタ301を取り付けた状態で、すなわちフラット状のケーブルIのまま筒型ヒンジ328に同軸ケーブル300を通すことができる。このため作業効率がよくなる。
なお、上記コネクタ1Aは、相手方コネクタに対して水平方向に移動することで接続される水平式とよばれる。これに対し、相手方コネクタに対して垂直方向にコネクタを移動することで接続するものを垂直式と呼称する。
図13は垂直式のコネクタ1Bおよび相手方コネクタ5Bを示すものである。水平式と垂直式の違いは、主として既述のようにコネクタを相手方コネクタに対して接続する方向が相違することと、それ故にコンタクトが水平式の場合は、ハウジングに対して平行であるのに対し、垂直式の場合はハウジングに対して直角である点にある。
垂直式にあっても図13および図14に示すように、アッパーシェル12に切欠き部13を形成することができる。また図15は、アッパーシェル12に切欠き部13が形成されていないコンタクト11Bを示す。
図14および図15から明らかなように、ケーブル巻き付け部Rの始端部R1の円弧Ciからの距離Lが本実施形態に係るコンタクト1Bの方がコンタクト11Bよりも大きいことがわかる。
よって垂直式の場合もアッパーシェル12に切欠き部13を形成することで水平式と同
様、ケーブル巻き付け部Rの巻き径が小さくなる。この結果、水平式の場合と同様、コネクタ1を外さずともそのままフラット状のケーブルを筒型ヒンジ328に通すことができるので作業効率がよい。
また、既述した切欠き部13は、アッパーシェル12の側縁に沿って平行に入れられたものであったが、図16のようにアッパーシェル12の側縁に対して斜めであってもよい。このようにすると切欠き部13の深さが左右方向で違いを生じるが、筒型ヒンジ328の通し孔328aに同軸ケーブル300を巻き付けたコネクタ301を入れるにあたり、同軸ケーブル300にある程度テンションを掛けた方が同軸ケーブル300がばらけ難くなって通し易い(図8参照)。このため、当該引っ張り力の掛かる方向に複数の同軸ケーブル300は偏りがちになるので、当該方向に進むほど切欠きの深さを大きくした方が、同軸ケーブル300の収まりはよくなり、もってケーブル巻き付け部Rの巻き径を大きくすることを抑制することができる。
また、コネクタへのケーブルの巻き付けを行うにあたり、切欠き部13が形成されていると、作業者はこの切り欠き部13を目安に同軸ケーブルの巻き付けをどちら周りにしたらよいかの判断になる。加えて切り欠き部13が斜めであると、既述した同軸ケーブル300に掛ける既述テンションをどちら方向にしたらよいかの目安にもなる。
なお、コネクタを水平式のみにして、または垂直式のみにして並びに両者を混合して同軸ケーブルの両端にそれぞれ用いることができる。
また、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるもはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、本実施形態では筒型ヒンジ328は外形が円筒形をしているが角柱状であってもよいし、また同軸ケーブルの場合で説明したが、他のケーブルを用いてもよく、これらの場合も既述したと同様の作用効果を奏する。
相手方コネクタに本発明に係るコネクタを接続する直前の状態を示す分解斜視図である。 本発明に係るコネクタのハウジングに同軸ケーブルを接続する前の状態を示す分解斜視図である。 ハウジングにケーブル保持具を用いて同軸ケーブルを接続したものにアッパーシェルを被覆する状態を示す図である。 図3のIV−IV線斜視図である。 同軸ケーブルにケーブル保持具を組み付ける前の状態を示す分解斜視図である。 図1のVI−VI線断面図である。 同軸ケーブルを筒型ヒンジにコネクタごと通す前の状態を示す図である。 図7に連続する図であって、同軸ケーブルをコネクタに巻き付けて、同軸ケーブルを筒型ヒンジにコネクタごと通す直前の状態を示す図である。 図8に連続する図であって、同軸ケーブルをコネクタに巻き付けて、筒型ヒンジに通している状態を示す図である。 図9に連続する図であって、筒型ヒンジをコネクタが通った直後の状態を示す図である。 水平式コネクタを用いた場合の効果を説明するための図である。 図11との比較図であって本発明の効果を示す図である。 垂直式のコネクタに応用した場合を示す図である。 垂直式コネクタを用いた場合の効果を説明するための図である。 図13との比較図であって本発明の効果を示す図である。 切欠き部の応用例を示す図である。 フラット状のケーブルを説明するための図である。 フラット状のケーブルが適用される折り畳み式携帯電話の一例を示す図である。 図18に示す携帯電話の筐体の一部を透過した状態で示す図である。 図18に示す携帯電話の筐体の一部を取り除けて示す図である。
符号の説明
1A コネクタ(水平式)
1B コネクタ(垂直式)
11B コネクタ(垂直式の比較コネクタ)
5 相手方コネクタ
5B 相手方コネクタ
7 ハウジング
8 ケーブル保持具
8a 前壁
8b 後壁
10 ケーブル保持具
10a 前壁
10b 後壁
10c 天井壁
12 アッパーシェル
12a 曲げ片
12b 曲げ片
12c 係止用突起
12d 矩形穴
12e 鉤状部
13 切欠き部
14 本体部
14a 翼片部
14a1 係止溝
14d 突起
15 差し込み部
16 扁平直方体形中空部
16a 前方側中空部
16b 後方側中空部
17 側壁
18 支持柱
19 良導体
19a 貫通穴
21 コンタクト
21a 圧接部
22 貫通穴
24 保持溝
26 櫛歯状部
26a 先端部
28 スリット
29 スリット
49 相手方ハウジング
50 相手方シェル
50c 係止穴
51 相手方コンタクト
52 バネ片
53 係止用バネ片
300 同軸ケーブル
300a 先端部
301 コネクタ
302 内部導体
304 内部絶縁体
305 相手方コネクタ
306 信号線
308 外部導体
310 外部絶縁体
310a 残皮部分
320 携帯電話
320a 液晶画面部
320b 操作ボタン部
324 ヒンジ部
326h 横軸
326v 縦軸
328 筒型ヒンジ(筒状部材)
328a 通し孔
Ci 仮想円弧
I フラット状のケーブル
L 円弧Ciからの距離
P 基板
R 巻き付け部
R1 ケーブル巻き付け部の始端部

Claims (7)

  1. 複数のケーブル(300)が平面的に並列され、それらの少なくとも一端にコネクタ(1A,1B)が取り付けられたフラット状のケーブル(I)を前記コネクタ(1A,1B)ごと、各種機器(320)の一構成部品である筒状部材(328)に通す、フラット状のケーブル(I)の挿通構造であって、
    前記コネクタ(1A,1B)は、当該コネクタ(1A,1B)に前記ケーブル(300)を巻き付けることで形成されるケーブル巻き付け部(R)の始端部(R1)をコネクタ内部に位置づける切欠き部(13)を有することを特徴とするフラット状のケーブルの挿通構造。
  2. 前記コネクタ(1A,1B)は、
    基台となるハウジング(7)と、
    このハウジング(7)に前記複数のケーブル(300)の先端部(300a)を保持するケーブル保持具(8,10)と、
    このケーブル保持具(8,10)を覆うアッパーシェル(12)と、
    前記各種機器(320)の電気的構成部品(P)に含まれる相手方コネクタ(5,5B)と一端側で接合し、他端側で前記ケーブル(300)と接合関係にあるコンタクト(21)とを備え、
    前記アッパーシェル(12)に前記切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフラット状のケーブルの挿通構造。
  3. 前記切欠き部(13)は、前記アッパーシェル(12)の側縁に平行に又は斜めに入れられていることを特徴とする請求項2に記載のフラット状のケーブルの挿通構造。
  4. 前記機器は携帯電話(320)であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のフラット状のケーブルの挿通構造。
  5. 前記筒状部材(328)は、携帯電話(320)の液晶画面部(320a)と当該液晶画面部(320a)に操作内容を表示または実行させる操作ボタン部(320b)とを連結するヒンジ部(324)に適用されていることを特徴とする請求項4に記載のフラット状のケーブルの挿通構造。
  6. 複数のケーブル(300)が平面的に並列され、それらの少なくとも一端にコネクタ(1A,1B)が取り付けられたフラット状のケーブル(I)を前記コネクタ(1A,1B)ごと、各種機器(320)の一構成部品である筒状部材(328)に通す、フラット状のケーブル(I)の挿通構造であって、
    前記コネクタ(1A,1B)には、当該コネクタ(1A,1B)に前記ケーブル(300)を巻き付けることで形成されるケーブル巻き付け部(R)の巻き径を小さくし、もって、前記筒状部材(328)にケーブル(300)をコネクタ(1A,1B)ごと通し易くする切欠き部(13)が形成されていることを特徴とするフラット状のケーブルの挿通構造。
  7. 複数のケーブル(300)を平面的に並列し、当該並列状態にあるケーブル(300)の少なくとも一端にコネクタ(1A,1B)を取り付けて構成されるフラット状のケーブル(I)を前記コネクタ(1A,1B)ごと、各種機器(320)の一構成部品である筒状部材(328)に通すケーブルの挿通方法であって、
    前記コネクタ(1A,1B)には、予め当該コネクタ(1A,1B)に前記ケーブル(300)を巻き付けると、当該ケーブル(300)の巻き付けによって形成されるケーブル巻き付け部(R)の巻き径を小さくするための切欠き部(13)を形成しておき、
    当該切欠き部(13)に前記複数のケーブル(300)をあてがった状態で前記ケーブル(300)を前記コネクタ(1A,1B)に巻き付け、
    当該ケーブル(300)が巻き付けられたコネクタ(1A,1B)を前記筒型部材(328)に通すフラット状のケーブルの挿通方法。
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