JP4074174B2 - 電圧制御発振器測定装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電圧制御発振器測定装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4074174B2
JP4074174B2 JP2002304028A JP2002304028A JP4074174B2 JP 4074174 B2 JP4074174 B2 JP 4074174B2 JP 2002304028 A JP2002304028 A JP 2002304028A JP 2002304028 A JP2002304028 A JP 2002304028A JP 4074174 B2 JP4074174 B2 JP 4074174B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
controlled oscillator
measuring
output
spectrum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002304028A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004138525A (ja
Inventor
英貴 白須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP2002304028A priority Critical patent/JP4074174B2/ja
Publication of JP2004138525A publication Critical patent/JP2004138525A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4074174B2 publication Critical patent/JP4074174B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)のプッシングファクタの測定に関する。
【0002】
【従来の技術】
VCO(Voltage Controlled Oscillator)は発振器の一種である。VCOに与える電圧により、VCOの発振周波数を変えることができる。ここで、VCOに与える電圧をV1からV2に変えた場合、VCOの発振周波数がF1からF2に変わったとする。このとき、プッシングファクタ=(F2−F1)/(V2−V1)である。すなわち、プッシングファクタは、発振周波数の変動する量と供給電圧の変動する量との比である。
【0003】
従来の、プッシングファクタを測定する方法を説明する。まず、VCOに電圧V1を供給し、VCOの発振周波数をスペクトラムアナライザで測定する。この周波数をF1とする。次に、VCOに電圧V2を供給し、VCOの発振周波数をスペクトラムアナライザで測定する。この周波数をF2とする。最後に、(F2−F1)/(V2−V1)を計算してプッシングファクタを求める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、VCOの発振周波数F1を測定し、さらにVCOの発振周波数F2を測定する必要がある。よって、スペクトラムアナライザを二回掃引する必要があるため、測定には数秒もの長い時間がかかる。よって、外乱の影響を受けやすいVCOの発振周波数を測定すると、外乱の影響による周波数ドリフトが加算され、VCOの発振周波数の測定誤差が大きくなる。したがって、VCOのプッシングファクタを正確に測定できない。
【0005】
そこで、本発明は、VCOのプッシングファクタを正確に測定することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、電源電圧と付加電圧とを加算して電圧制御発振器に与える電圧加算手段と、電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定手段とを備えるように構成される。
【0007】
上記のように構成された電圧制御発振器測定装置によれば、電圧源は電圧制御発振器の電源電圧を発生する。この電源電圧を電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)に与えれば一定の周波数の信号を出力する。しかし、電圧加算手段により電源電圧に付加電圧が加算されるため電圧の振幅が変動する。電源電圧に付加電圧が加算されたものが電圧制御発振器に与えられるため、電圧制御発振器の出力する信号の周波数が変動する。すなわち、電圧制御発振器の出力する信号にFM変調(Frequency Modulation)が施される。
【0008】
電圧制御発振器に入力される電圧に付加電圧が加算されたことにより、電圧制御発振器の出力にFM変調が施される。よって、電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルを解析すれば、電圧制御発振器の入力電圧と出力周波数との関係、例えばプッシングファクタを測定することができる。よって、出力測定手段により電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき電圧制御発振器のプッシングファクタを測定することができる。
【0009】
ここで、電圧制御発振器のプッシングファクタの測定にあたっては、スペクトラムアナライザを一回掃引するだけで、プッシングファクタを測定することができ、測定時間が短くてすむ。よって、外乱の影響を受けにくく、電圧制御発振器のプッシングファクタを正確に測定することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、出力測定手段は、電圧制御発振器の出力の正のピークに基づき検波を行うポジティブピーク検波手段と、電圧制御発振器の出力の負のピークに基づき検波を行うネガティブピーク検波手段と、ポジティブピーク検波手段の検波結果である第一スペクトルとネガティブピーク検波手段の検波結果である第二スペクトルとの間の周波数の変位幅を測定するスペクトラム幅測定手段と、変位幅および付加電圧の振幅に基づき電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定手段とを有するように構成される。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、出力測定手段は、電圧制御発振器の出力のスペクトルにおいて最大電力を示す最大スペクトルと最大スペクトルから付加電圧の周波数だけ離れた離隔スペクトルとの間の電力の変位を測定する周波数・ピーク変位測定手段と、電力の変位と付加電圧の振幅とに基づき電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定手段とを有するように構成される。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、出力測定手段は、電圧制御発振器の出力をFM復調するFM復調手段と、FM復調手段の出力のスペクトルを測定するスペクトル測定手段と、スペクトル測定手段の測定結果に基づき電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定手段とを有するように構成される。
【0013】
請求項5に記載の発明は、電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定方法であって、電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧発生工程と、一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生工程と、電源電圧と付加電圧とを加算して電圧制御発振器に与える電圧加算工程と、電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定工程とを備えるように構成される。
【0014】
請求項6に記載の発明は、電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、電源電圧と付加電圧とを加算して電圧制御発振器に与える電圧加算手段とを有する電圧制御発振器測定装置の電圧制御発振器測定処理コンピュータに実行させるためのプログラムであって、電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0015】
請求項7に記載の発明は、電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、電源電圧と付加電圧とを加算して電圧制御発振器に与える電圧加算手段とを有する電圧制御発振器測定装置の電圧制御発振器測定処理コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施形態にかかる電圧制御発振器測定装置の構成を示すブロック図である。電圧制御発振器測定装置は、電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)20を測定する。電圧制御発振器測定装置は、電圧源10、付加電圧発生部12、電圧加算器14、出力測定部30を備える。
【0018】
電圧源10は、電圧制御発振器の電源電圧Vsを発生する。付加電圧発生部12は、一定振幅および周波数の交流付加電圧V(t)を発生する。V(t)=Asin(2πft)である。すなわち、付加電圧V(t)は振幅A、周波数fの正弦波で表すことができる。電圧加算器14は、電源電圧Vsと付加電圧V(t)とを加算して電圧制御発振器20に与える。よって、電圧制御発振器20に供給される電圧の振幅は±A変動する。
【0019】
電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)20は、供給された電圧に応じた周波数の信号を出力する。ここで、発振周波数の変動する量と供給電圧の変動する量との比をプッシングファクタという。例えば、VCOに与える電圧をV1からV2に変えた場合、VCOの発振周波数がF1からF2に変わったとする。このとき、プッシングファクタ=(F2−F1)/(V2−V1)である。電圧制御発振器20の入力電圧の振幅は±Aで変動しているため、出力する信号の周波数も変動する。すなわち、出力する信号がFM変調(Frequency Modulation)される。
【0020】
出力測定部30は、電圧制御発振器20の出力に基づく信号のスペクトルに基づき電圧制御発振器20のプッシングファクタを測定する。出力測定部30の構成は、各実施形態により異なる。
【0021】
第一の実施形態
図2は、本発明の第一の実施形態にかかる出力測定部30の構成を示すブロック図である。出力測定部30は、FM偏移に基づき、電圧制御発振器20のプッシングファクタを測定する。電圧制御発振器20に入力される電圧に付加電圧が加算されたことにより、電圧制御発振器20の出力にFM変調が施される。よって、FM偏移を測定すれば、電圧制御発振器20の入力電圧と出力周波数との関係たるプッシングファクタを測定することができる。
【0022】
出力測定部30は、ミキサ301、周波数掃引信号発生部303、RBWフィルタ32、ポジティブピーク検波部34a、ネガティブピーク検波部34b、スペクトラム幅測定部36、プッシングファクタ測定部38を有する。
【0023】
RBW(resolution bandwidth:分解能帯域幅)フィルタ32は、バンドパスフィルタの一種である。RBWフィルタ32には、電圧制御発振器20の出力信号と周波数掃引信号発生部303の出力信号とをミキサ301により掛け算した結果が入力され、所定の帯域の信号を通過させる。RBWフィルタ32の3dB低下点の帯域幅をRBW(resolution bandwidth:分解能帯域幅)という。周波数掃引信号発生部303は、出力測定部30が測定可能である周波数の最低値(最高値)から最高値(最低値)にRBWフィルタ32の中心周波数分オフセットした周波数で変化する。この周波数変化を掃引といい、一回掃引を行う。掃引にかける時間は、付加電圧V(t)の周期1/fよりも充分に大きくする。また、RBWの大きさは、付加電圧V(t)の帯域(例えば、3dB低下点)よりも大きくしておく。
【0024】
ポジティブピーク検波部34aは、RBWフィルタ32を通過した信号を正(ポジティブ)ピーク検波する。すなわち、信号の正側のピークに着目して検波する。検波結果はスペクトルであり、これを第一スペクトルという。ネガティブピーク検波部34bは、RBWフィルタ32を通過した信号を負(ネガティブ)ピーク検波する。すなわち、信号の負側のピークに着目して検波する。検波結果はスペクトルであり、これを第二スペクトルという。
【0025】
スペクトラム幅測定部36は、第一スペクトルと第二スペクトルとの間の周波数の変位幅を測定する。スペクトラム幅測定部36の測定動作を図3を参照して説明する。図3は、第一スペクトル42と第二スペクトル44とを縦軸に出力電力、横軸に周波数をとってあらわしたグラフである。図3に示すように、第一スペクトル42と第二スペクトル44とはスペクトルのピークこそ一致するものの、幅に違いがある。すなわち、第一スペクトル42の幅が第二スペクトル44の幅よりも広く、その幅は、どの出力電力で測定しても、一定値ΔFになっている。ここで、スペクトラム幅測定部36は、第一スペクトル42および第二スペクトル44の変位幅ΔFを測定する。変位幅ΔFを測定する出力電力の位置は、ピークに近すぎると周波数軸の測定誤差を受けやすく、一方出力電力が小さい位置だと、雑音等の影響を受けやすいので、ピークから3dB低下した部分の第一スペクトル42および第二スペクトル44の変位幅を測定するのが望ましい。
【0026】
プッシングファクタ測定部38は、変位幅ΔFおよび付加電圧の振幅Aに基づき電圧制御発振器20のプッシングファクタを測定する。変位幅ΔFは、FM偏移の2倍である。よって、FM偏移=ΔF/2である。したがって、プッシングファクタは、FM偏移をAで割ったものとなる。すなわち、プッシングファクタ=ΔF/(2A)となる。
【0027】
次に、第一の実施形態の動作を説明する。
【0028】
電圧源10により生成された電源電圧Vsに、付加電圧発生部12により生成された付加電圧V(t)が電圧加算器14により加算され、電圧制御発振器20に与えられる。電圧制御発振器20に与えられる電圧は振幅が±Aで変動しているため、電圧制御発振器20の出力する信号はFM変調されている。
【0029】
電圧制御発振器20の出力する信号は、ミキサ301により周波数掃引信号発生部303の出力信号と掛け算され、RBWフィルタ32により所定の帯域の信号が取り出される。周波数掃引信号発生部303は、一回掃引される。RBWフィルタ32により取り出された信号は、ポジティブピーク検波部34aにより検波され、第一スペクトルが生成される。さらに、RBWフィルタ32により取り出された信号は、ネガティブピーク検波部34bにより検波され、第二スペクトルが生成される。第一スペクトルと第二スペクトルとはスペクトラム幅測定部36に送られ、変位幅ΔF(図3参照)が測定される。変位幅ΔFはプッシングファクタ測定部38に送られ、プッシングファクタ=ΔF/(2A)が測定される。
【0030】
第一の実施形態によれば、電圧源10は電圧制御発振器の電源電圧Vsを発生する。この電源電圧Vsを電圧制御発振器20に与えれば一定の周波数の信号を出力する。しかし、電圧加算器14により電源電圧Vsに付加電圧V(t)が加算されるため電圧の振幅が±A変動する。電源電圧Vsに付加電圧V(t)が加算されたものが電圧制御発振器20に与えられるため、電圧制御発振器20の出力する信号の周波数が変動する。すなわち、電圧制御発振器の出力する信号にFM変調(Frequency Modulation)が施される。
【0031】
電圧制御発振器20に入力される電圧に付加電圧V(t)が加算されたことにより、電圧制御発振器20の出力にFM変調が施される。よって、電圧制御発振器20の出力する信号のFM偏移を測定すれば、電圧制御発振器20の入力電圧と出力周波数との関係たるプッシングファクタを測定することができる。よって、出力測定部30により電圧制御発振器30の出力のスペクトルに基づき電圧制御発振器20のプッシングファクタを測定することができる。
【0032】
ここで、電圧制御発振器20のプッシングファクタの測定にあたっては、電源電圧および付加電圧の振幅を変動させ、その都度掃引してスペクトルを解析しなくてすむ。よって、一回の掃引で測定がすむので、測定時間が短くてすむ。よって、外乱(周波数ドリフト)の影響を受けにくく、電圧制御発振器20のプッシングファクタを正確に測定することができる。
【0033】
第二の実施形態
第二の実施形態は、第一の実施形態と比べて、FM偏移の測定法が異なる。
【0034】
図4は、本発明の第二の実施形態にかかる出力測定部30の構成を示すブロック図である。出力測定部30は、ミキサ301、周波数掃引信号発生部303、RBWフィルタ32、検波部34、周波数・ピーク変位測定部37、プッシングファクタ測定部38を有する。
【0035】
ミキサ301、周波数掃引信号発生部303、RBWフィルタ32は、第一の実施形態と同様であり説明を省略する。検波部34は、RBWフィルタ32を通過した信号を検波してスペクトルを出力する。検波法は、ポジティブピーク検波、ネガティブピーク検波あるいは他の検波法でもよい。
【0036】
周波数・ピーク変位測定部37は、電圧制御発振器20の出力のスペクトルにおいて最大電力を示す最大スペクトルと最大スペクトルから周波数f(付加電圧V(t)の周波数)だけ離れた離隔スペクトルとの間の電力の変位を測定する。周波数・ピーク変位測定部37の測定動作を図5を参照して説明する。図5は、最大スペクトル46と離隔スペクトル48とを縦軸に出力電力、横軸に周波数をとってあらわしたグラフである。図5に示すように、最大スペクトル46と離隔スペクトル48との間の周波数の変位、すなわち最大スペクトル46がピークをとる周波数と離隔スペクトル48がピークをとる周波数との差はfである。最大スペクトル46と離隔スペクトル48との間の電力の変位、すなわち最大スペクトル46のピーク(電力値)と離隔スペクトル48のピーク(電力値)との差はΔL[dBc]である。周波数・ピーク変位測定部37は、電力の変位ΔL[dBc]を測定する。
【0037】
プッシングファクタ測定部38は、電力の変位ΔL[dBc] および付加電圧の振幅Aに基づき電圧制御発振器20のプッシングファクタを測定する。FM偏移は、下記の式(1)のようになる。
【0038】
【数1】
Figure 0004074174
よって、プッシングファクタは下記の式(2)のようになる。
【0039】
【数2】
Figure 0004074174
次に、第二の実施形態の動作を説明する。
【0040】
電圧源10により生成された電源電圧Vsに、付加電圧発生部12により生成された付加電圧V(t)が電圧加算器14により加算され、電圧制御発振器20に与えられる。電圧制御発振器20に与えられる電圧は振幅が±Aで変動しているため、電圧制御発振器20の出力する信号はFM変調されている。
【0041】
電圧制御発振器20の出力する信号は、ミキサ301により周波数掃引信号発生部303の出力信号と掛け算され、RBWフィルタ32により所定の帯域の信号が取り出される。周波数掃引信号発生部303は、一回掃引される。RBWフィルタ32により取り出された信号は、検波部34により検波され、最大スペクトルおよび離隔スペクトルが生成される。最大スペクトルおよび離隔スペクトルは周波数・ピーク変位測定部37に送られ、電力の変位ΔL[dBc]が測定される。電力の変位ΔL[dBc]はプッシングファクタ測定部38に送られ、プッシングファクタが測定される。
【0042】
第二の実施形態によれば、第一の実施形態と同様な効果を奏する。しかも、第一の実施形態に比べて、さらに外乱(周波数ドリフト)の影響を受けにくく、電圧制御発振器20のプッシングファクタを正確に測定することができる。
【0043】
第三の実施形態
第三の実施形態は、第一の実施形態と比べて、FM偏移の測定法が異なる。
【0044】
図6は、本発明の第三の実施形態にかかる出力測定部30の構成を示すブロック図である。出力測定部30は、FM復調部31、FFT部33、プッシングファクタ測定部38を有する。
【0045】
FM復調部31は、電圧制御発振器20の出力信号をFM復調する。電圧制御発振器20の出力信号はFM変調が施されているので、FM復調すれば信号波を取り出すことができる。信号波からFM偏移を求めることができる。
【0046】
FFT部(スペクトル測定手段)33は、FM復調部31の出力をFFT(Fast Fourier Transform)して出力する。FFT部33の出力は、信号波のスペクトルとなる。
【0047】
プッシングファクタ測定部38は、FFT部33の出力に基づき、電圧制御発振器20のプッシングファクタを測定する。
【0048】
次に、第三の実施形態の動作を説明する。
【0049】
電圧源10により生成された電源電圧Vsに、付加電圧発生部12により生成された付加電圧V(t)が電圧加算器14により加算され、電圧制御発振器20に与えられる。電圧制御発振器20に与えられる電圧は振幅が±Aで変動しているため、電圧制御発振器20の出力する信号はFM変調されている。
【0050】
電圧制御発振器20の出力する信号は、FM復調部31によりFM復調され、信号波が取り出される。FM復調部31により取り出された信号波は、FFT部(スペクトル測定手段)33により、スペクトルが測定される。このスペクトルに基づき、プッシングファクタ測定部38により、電圧制御発振器20のプッシングファクタを測定する。
【0051】
第三の実施形態によれば、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
【0052】
また、上記の実施形態において、CPU、ハードディスク、メディア(フロッピーディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータのメディア読み取り装置に、上記の各部分(例えば、FFT部33、スペクトラム幅測定部36、周波数・ピーク変位測定部37、プッシングファクタ測定部38)を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、電圧制御発振器測定装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる電圧制御発振器測定装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施形態にかかる出力測定部30の構成を示すブロック図である。
【図3】第一スペクトル42と第二スペクトル44とを縦軸に出力電力、横軸に周波数をとってあらわしたグラフである。
【図4】本発明の第二の実施形態にかかる出力測定部30の構成を示すブロック図である。
【図5】最大スペクトル46と離隔スペクトル48とを縦軸に出力電力、横軸に周波数をとってあらわしたグラフである。
【図6】本発明の第三の実施形態にかかる出力測定部30の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 電圧源
12 付加電圧発生部
14 電圧加算器
20 電圧制御発振器
30 出力測定部
31 FM復調部
301 ミキサ
303 周波数掃引信号発生部
32 RBWフィルタ
33 FFT部
34 検波部
34a ポジティブピーク検波部
34b ネガティブピーク検波部
36 スペクトラム幅測定部
37 周波数・ピーク変位測定部
38 プッシングファクタ測定部
42 第一スペクトル
44 第二スペクトル
46 最大スペクトル
48 離隔スペクトル

Claims (12)

  1. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、
    電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、
    一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、
    前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算手段と、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定手段と、
    を備え、
    前記出力測定手段は、
    前記電圧制御発振器の出力の正のピークに基づき検波を行うポジティブピーク検波手段と、
    前記電圧制御発振器の出力の負のピークに基づき検波を行うネガティブピーク検波手段と、
    ポジティブピーク検波手段の検波結果である第一スペクトルとネガティブピーク検波手段の検波結果である第二スペクトルとの間の周波数の変位幅を測定するスペクトラム幅測定手段と、
    前記変位幅および前記付加電圧の振幅に基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定手段と、
    を有する電圧制御発振器測定装置。
  2. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、
    電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、
    一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、
    前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算手段と、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定手段と、
    を備え、
    前記出力測定手段は、
    前記電圧制御発振器の出力のスペクトルにおいて最大電力を示す最大スペクトルと該最大スペクトルから前記付加電圧の周波数だけ離れた離隔スペクトルとの間の電力の変位を測定する周波数・ピーク変位測定手段と、
    前記電力の変位と前記付加電圧の振幅とに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定手段と、
    を有する電圧制御発振器測定装置。
  3. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、
    電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、
    一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、
    前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算手段と、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定手段と、
    を備え、
    前記出力測定手段は、
    前記電圧制御発振器の出力をFM復調するFM復調手段と、
    前記FM復調手段の出力のスペクトルを測定するスペクトル測定手段と、
    前記スペクトル測定手段の測定結果に基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタ を測定するプッシングファクタ測定手段と、
    を有する電圧制御発振器測定装置。
  4. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定方法であって、
    電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧発生工程と、
    一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生工程と、
    前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算工程と、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定工程と、
    前記出力測定工程は、
    前記電圧制御発振器の出力の正のピークに基づき検波を行うポジティブピーク検波工程と、
    前記電圧制御発振器の出力の負のピークに基づき検波を行うネガティブピーク検波工程と、
    ポジティブピーク検波工程の検波結果である第一スペクトルとネガティブピーク検波工程の検波結果である第二スペクトルとの間の周波数の変位幅を測定するスペクトラム幅測定工程と、
    前記変位幅および前記付加電圧の振幅に基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定工程と、
    を有する電圧制御発振器測定方法。
  5. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定方法であって、
    電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧発生工程と、
    一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生工程と、
    前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算工程と、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定工程と、
    を備え、
    前記出力測定工程は、
    前記電圧制御発振器の出力のスペクトルにおいて最大電力を示す最大スペクトルと該最大スペクトルから前記付加電圧の周波数だけ離れた離隔スペクトルとの間の電力の変位を測定する周波数・ピーク変位測定工程と、
    前記電力の変位と前記付加電圧の振幅とに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定工程と、
    を有する電圧制御発振器測定方法。
  6. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定方法であって、
    電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧発生工程と、
    一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生工程と、
    前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算工程と、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定工程と、
    を備え、
    前記出力測定工程は、
    前記電圧制御発振器の出力をFM復調するFM復調工程と、
    前記FM復調工程の出力のスペクトルを測定するスペクトル測定工程と、
    前記スペクトル測定工程の測定結果に基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタ を測定するプッシングファクタ測定工程と、
    を有する電圧制御発振器測定方法。
  7. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算手段とを有する電圧制御発振器測定装置の電圧制御発振器測定処理コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    前記出力測定処理は、
    前記電圧制御発振器の出力の正のピークに基づき検波を行うポジティブピーク検波処理と、
    前記電圧制御発振器の出力の負のピークに基づき検波を行うネガティブピーク検波処理と、
    ポジティブピーク検波処理の検波結果である第一スペクトルとネガティブピーク検波処理の検波結果である第二スペクトルとの間の周波数の変位幅を測定するスペクトラム幅測定処理と、
    前記変位幅および前記付加電圧の振幅に基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定処理と、
    を有するプログラム。
  8. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算手段とを有する電圧制御発振器測定装置の電圧制御発振器測定処理コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    前記出力測定処理は、
    前記電圧制御発振器の出力のスペクトルにおいて最大電力を示す最大スペクトルと該最大スペクトルから前記付加電圧の周波数だけ離れた離隔スペクトルとの間の電力の変位を測定する周波数・ピーク変位測定処理と、
    前記電力の変位と前記付加電圧の振幅とに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定処理と、
    を有するプログラム。
  9. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算手段とを有する電圧制御発振器測定装置の電圧制御発振器測定処理コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    前記出力測定処理は、
    前記電圧制御発振器の出力をFM復調するFM復調処理と、
    前記FM復調処理の出力のスペクトルを測定するスペクトル測定処理と、
    前記スペクトル測定処理の測定結果に基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定処理と、
    を有するプログラム。
  10. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算手段とを有する電圧制御発振器測定装置の電圧制御発振器測定処理コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であり、
    前記出力測定処理は、
    前記電圧制御発振器の出力の正のピークに基づき検波を行うポジティブピーク検波処理と、
    前記電圧制御発振器の出力の負のピークに基づき検波を行うネガティブピーク検波処理と、
    ポジティブピーク検波処理の検波結果である第一スペクトルとネガティブピーク検波処理の検波結果である第二スペクトルとの間の周波数の変位幅を測定するスペクトラム幅測定処理と、
    前記変位幅および前記付加電圧の振幅に基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定処理と、
    を有する記録媒体。
  11. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算手段とを有する電圧制御発振器測定装置の電圧制御発振器測定処理コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であり、
    前記出力測定処理は、
    前記電圧制御発振器の出力のスペクトルにおいて最大電力を示す最大スペクトルと該最大スペクトルから前記付加電圧の周波数だけ離れた離隔スペクトルとの間の電力の変位を測定する周波数・ピーク変位測定処理と、
    前記電力の変位と前記付加電圧の振幅とに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定処理と、
    を有する記録媒体。
  12. 電圧制御発振器を測定する電圧制御発振器測定装置であって、電圧制御発振器の電源電圧を発生する電圧源と、一定振幅および周波数の交流付加電圧を発生する付加電圧発生手段と、前記電源電圧と前記付加電圧とを加算して前記電圧制御発振器に与える電圧加算手段とを有する電圧制御発振器測定装置の電圧制御発振器測定処理コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記電圧制御発振器の出力に基づく信号のスペクトルに基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定する出力測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であり、
    前記出力測定処理は、
    前記電圧制御発振器の出力をFM復調するFM復調処理と、
    前記FM復調処理の出力のスペクトルを測定するスペクトル測定処理と、
    前記スペクトル測定処理の測定結果に基づき前記電圧制御発振器のプッシングファクタを測定するプッシングファクタ測定処理と、
    を有する記録媒体。
JP2002304028A 2002-10-18 2002-10-18 電圧制御発振器測定装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP4074174B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002304028A JP4074174B2 (ja) 2002-10-18 2002-10-18 電圧制御発振器測定装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002304028A JP4074174B2 (ja) 2002-10-18 2002-10-18 電圧制御発振器測定装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004138525A JP2004138525A (ja) 2004-05-13
JP4074174B2 true JP4074174B2 (ja) 2008-04-09

Family

ID=32451580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002304028A Expired - Fee Related JP4074174B2 (ja) 2002-10-18 2002-10-18 電圧制御発振器測定装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4074174B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5229119B2 (ja) 2009-06-10 2013-07-03 富士通株式会社 モデル生成プログラム、方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004138525A (ja) 2004-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101437190B1 (ko) 진동 센서를 사용하여 회전율을 측정하는 장치
US7104959B2 (en) Apparatus and method for analyzing heart-rate variability based on electrocardiogram information
KR20010042459A (ko) 지터측정장치 및 방법
US20100324852A1 (en) Determining the resonance parameters for mechanical oscillators
JP3609740B2 (ja) 位相雑音波形の品質尺度測定装置及びその測定方法
US20120313697A1 (en) Apparatus and method for demodulating an input signal
US7778785B2 (en) Signal-to-noise ratio measurement for discrete waveform
TWI311877B (ja)
JP4074174B2 (ja) 電圧制御発振器測定装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP4978977B2 (ja) 測定装置、特にスペクトルアナライザーの伝達関数決定ならびに補償法
EP1626495B1 (en) Fm signal demodulation method and device thereof
RU2520357C2 (ru) Система демодуляции сигнала
US8432958B2 (en) Apparatus for measuring jitter transfer characteristic
Gasquet et al. Variable-frequency complex demodulation technique for extracting amplitude and phase information
TWI582420B (zh) 超音波探頭性能檢測裝置及方法
JP2012522449A5 (ja)
US7323883B2 (en) Phase measurement device, method, program, and recording medium
JP4280428B2 (ja) 周波数選択性検波器およびそれを用いたウェーブレット変換器
US20100134092A1 (en) Phase-difference-corresponding-value measurement device, gain imbalance measurement device, method, program, and recording medium
JP2002048633A (ja) 振動測定装置
JP3513002B2 (ja) チャープ信号検出方法及びチャープ信号検出装置
Singh et al. Doppler velocity measurement using closed-loop Goertzel algorithm in PLL technique
US20210190841A1 (en) Device and method for measuring of the complex transfer function of an object
JP4164041B2 (ja) 地上デジタルsfn波測定装置
JPH07239247A (ja) 磁気エンコーダの信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees