JP4071970B2 - パターン部材の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LCD用カラーフィルタや有機EL(エレクトロルミネッセンス)用画素等の電子ディスプレイ用材料として用いられるパターン部材およびその製造方法に関する。ここで、パターン部材とは、カラーフィルタ、有機ディスプレイのフィルムを含むものであり、また、上記のカラーフィルタ、有機ディスプレイを製造するための転写用フィルムをも含むものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、LCD用カラーフィルタや有機EL用画素等の電子ディスプレイ用材料として、ガラス基板、シート基材、フィルムなどの上に、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)等の単色または3色の、ミクロンオーダの微細なストライプ状またはマトリックス状のパターンを形成したパターン部材が用いられている。
【0003】
このようなパターン部材の製造方法として、これまで、以下に示すような方法が提案されてきた(主としてカラーフィルタの作製方法に関するものを列挙する)。
【0004】
1)レリーフ染色法:感光性レジストを使って所定形状にパターニングした後、染色液に浸漬して着色する。
【0005】
2)顔料分散法:感光性レジストに顔料を分散させたものを基板上に塗布し、露光し、現像してパターニングする。
【0006】
3)真空蒸着法:色材粒子を加熱蒸発させ、マスクをかけた基板表面に付着させてパターン形成する。
【0007】
4)インクジェット法:インクジェット方式により所定の位置に着色インクを微量噴射してパターニングする。
【0008】
5)電着法:透明電極を所定の形状にパターニングしておき、その上に色に応じた電着を繰り返してパターニングする。
【0009】
6)オフセット印刷法:顔料が分散されたインキをオフセット印刷方式によって基板上にパターニングする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらのパターン部材の製造方法には、それぞれ次のような問題がある。
【0011】
a)工程数が多く、量産化に不向きである。(レリーフ染色法、顔料分散法、電着法)
b)大面積化が困難である。(真空蒸着法、オフセット印刷法)
c)設備費に多額のコストが掛かる。(真空蒸着法)
d)インキ等に硬化性樹脂等の薬品を添加する必要があるため製品性能に悪影響を及ぼす懸念があり、添加薬品の処方開発に留意する必要がある。(レリーフ染色法、顔料分散法、真空蒸着法、インクジェット法、電着法、オフセット印刷法)
e)各パターンの厚さを一定にすることが困難である。(インクジェット法、オフセット印刷法)
f)インキの濡れ拡がりによるパターンの精度不良を起こしやすい。(インクジェット法、オフセット印刷法)
これらの問題を解消するものとして、特開平11−260549号公報には、「フィルム上に光−熱変換層および熱伝播層を形成し、その上に陰極層を形成し、次に発光層を重ねて形成し、さらに正孔注入性接着層を重ねて形成した後、フィルムの成膜面側を、ストライプパターニングしたITO陽極付き基板上に貼り付け、その後、フィルム裏面側からYAGレーザを陰極形状を形成するように選択的に照射することにより、多重に形成した層を基板上に転写する。その後、フィルムを取り除き、多重に形成した層を転写した基板に駆動手段を接続し、封止処理を施して有機ELディスプレイを得る」という方式のパターン部材製造方法が開示されている。
【0012】
この転写方式のパターン部材製造方法は、乾式プロセスであるため有機エレクトロルミネッセンス素子を構成する有機材料に有機溶剤や水等によるダメージを与えることがなく、かつ高精細なパターンを形成することが可能である。
【0013】
しかしながら、この転写方式には次のような問題がある。すなわち、この転写方式では、転写時に、転写したい部分で転写用基板と有機エレクトロルミネッセンス素子の支持基板が完全に密着していなければならないが、支持基板表面には、パターン形成された電極層や有機材料層等による段差が存在しており完全に平らではないため、転写用基板と有機エレクトロルミネッセンス素子の間に隙間を生じることがあり、このような隙間の部分では転写が行われないため、その部分で電極間の短絡が起こり表示欠陥や歩留り低下の原因となってしまうという問題がある。
【0014】
上記の問題を解決するために、特開2001−196168号公報には、「支持基板上に少なくとも第1電極層を形成する工程と、エレクトロルミネッセンス層及び/又は第2電極層を構成する材料を転写層として転写用基板上に形成する工程と、支持基板の第1電極層形成面と転写用基板上の転写層形成面とを圧着ローラで圧着する工程と、転写用基板上に形成された転写層を支持基板の第1電極層形成面側に転写する工程とを有する有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法。」が開示されている。
【0015】
しかし、この特開2001−196168号公報に開示された方法は、多色のパターン部材を製造する際に、複数色の転写用基板上に形成する各色の転写層の膜厚に差を付けておき、膜厚の差に基づき各転写層を支持基板に順次転写していくことにより多色パターンを形成する方法であるため、転写層の膜厚の制御が難しいという問題があり、膜厚の差が所定の値に制御されていない場合には正確に転写できないという欠点がある。
【0016】
本発明は、上記事情に鑑み、高生産性かつ低コストで微細な多色パターン部材を確実に製造することのできるパターン部材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のパターン部材の製造方法は、
複数枚の転写基材それぞれの上に各色の色材層を形成することにより、複数色の単色転写材を形成する単色転写材形成工程と、
上記複数色の単色転写材のうちの1色の単色転写材表面を、表面に所定パターンの凹凸が形成された押圧部材で押圧することにより、その単色転写材表面に、上記押圧部材の凹凸に対応する凹凸パターンを形成するパターン形成工程と、
上記凹凸パターンが形成された複数色の単色転写材のうちの1色の単色転写材の表面を所定の基材と重ね合わせ、その単色転写材の凸部の色材層を基材に転写する操作を上記複数色分繰り返すことにより基材上に上記複数色の多色パターンが形成された多色パターン部材を製造する転写工程とを有することを特徴とする。
【0018】
本発明のパターン部材の製造方法によれば、上記の構成としたことにより微細なパターンを有する多色パターン部材を高生産性かつ低コストで製造することができる。
【0019】
ここで、上記単色転写材形成工程が、上記複数枚の転写基材それぞれに塑性変形層を形成し、その塑性変形層の上に各色の色材層を形成することにより、複数色の単色転写材を形成する工程であってもよい。
【0020】
このように構成した場合は、塑性変形層の存在により凹凸パターンの形成が容易となるのでパターン部材をさらに高生産性かつ低コストで製造することが可能となる。
【0021】
また、上記単色転写材形成工程が、上記塑性変形層および上記色材層を重ねて同時に形成する工程であってもよい。
【0022】
このように構成した場合は、工程数を減らすことができるのでパターン部材をさらに高生産性かつ低コストで製造することが可能となる。
【0023】
また、上記単色転写材形成工程が、上記塑性変形層と上記各色の色材層との間に剥離層を形成する工程であってもよい。
【0024】
このように構成した場合は、色材層の、基材への転写が容易となるのでパターン部材をさらに高生産性かつ低コストで製造することが可能となる。
【0025】
また、上記単色転写材形成工程が、上記塑性変形層、上記剥離層、および上記色材層を重ねて同時に形成する工程であってもよい。
【0026】
このように構成した場合は、パターン部材をさらに高生産性かつ低コストで製造することが可能となる。
【0027】
また、上記基材は、透明な基材であることが好ましい。
【0028】
このように構成した場合は、透明なパターン部材を高生産性かつ低コストで製造することが可能となる。
【0029】
また、上記基材が、透明基材上に電極層が形成された基材であることが好ましい。
【0030】
このように構成した場合は、表面に電極層を有するパターン部材を高生産性かつ低コストで製造することが可能となる。
【0031】
以上のように、本発明のパターン部材の製造方法においては、基材上に、色材層のみを形成してもよく、また、色材層と塑性変形層を形成してもよく、また、色材層と剥離層と塑性変形層を形成してもよく、さらに、色材層と剥離層を形成するものであってもよい。
【0032】
また、上記目的を達成する本発明のパターン部材は、
複数枚の転写基材それぞれの上に各色の色材層を形成することにより形成された複数色の単色転写材のうちの1色の単色転写材表面を、表面に所定パターンの凹凸が形成された押圧部材で押圧することにより、該単色転写材表面に、前記押圧部材の凹凸に対応する凹凸パターンを形成し、前記凹凸パターンが形成された複数色の単色転写材のうちの1色の単色転写材の表面を所定の基材と重ね合わせ、該単色転写材の凸部の色材層を該基材に転写する操作を前記複数色分繰り返すことにより形成された、該基材上に前記複数色の多色パターンを有するパターン部材であることを特徴とする。
【0033】
本発明のパターン部材によれば、上記の構成としたことにより高生産性かつ低コストの多色パターン部材を得ることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0035】
図1〜図7は、本発明のパターン部材の製造方法の第1の実施例を示す概略工程図である。
[実施例1]
図1に示すような厚さ50μmの転写基材11を3枚用意し、各転写基材11表面にそれぞれ塑性変形層12を塗布する。転写基材11としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、TAC(トリアセチルセルロース)などを用いることができる。
【0036】
塑性変形層12としては、メタクリル酸共重合体、クロトン酸共重合体、マレイン酸共重合体、イタコン酸共重合体、部分エステル化マレイン酸共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、ポリビニルアルコール、ゼラチン等のポリマからなる層を挙げることができる。また、市販のフォトレジストを用いてもよい。また、膜強度改良のために、これらにアルコール可溶性ナイロン、またはエポキシ樹脂を添加したものを用いてもよい。
【0037】
次に、これら3枚の転写基材11の塑性変形層12の上に、図2に示すように、剥離層13を形成する。
【0038】
剥離層13としては、塑性変形層12に用いたポリマに、パラフィンワックス、モンタン系ワックス、ビスアマイド系ワックス等のワックス、シリコーン樹脂、フッ素系化合物等を添加してなる物質が用いられる。剥離層13と塑性変形層12に用いられる主要ポリマは同一のものでも異なるものでも差し支えない。
【0039】
次に、図3に示すように、剥離層13が形成された3枚の転写基材11のうちの1枚の転写基材11上の剥離層13の上にRインクを塗布し乾燥させることにより、電流を流すとRed色の光を発する色材層14Rを50nmの厚みで形成し、R色転写材15Rを形成する(単色転写材形成工程)。
【0040】
また、他の1枚の転写基材11上の剥離層13の上にGインクを塗布し乾燥させることにより、電流を流すとGreen色の光を発する色材層14Gを50nmの厚みで形成し、G色転写材15Gを形成する(単色転写材形成工程)。
【0041】
また、他の1枚の転写基材11上の剥離層13の上にBインクを塗布し乾燥させることにより、電流を流すとBlue色の光を発する色材層14Bを50nmの厚みで形成し、B色転写材15Bを形成する(単色転写材形成工程)。
【0042】
次に、図4に示すように、R色転写材15R表面を、表面に縦200μm、横50μm、高さ30μmの凹部が所定のパターンで規則的に配列された金型16R(押圧部材)を取り付けたホットプレス装置により、温度160℃、圧力800kg/cm2で5分間押圧することにより、図5に示すように、R色転写材15R表面には色材層14Rが30μmだけ突出し、押圧部材の凹凸パターン17R(図4参照)に対応する深さ30μmの凹凸パターン18Rを形成した。
【0043】
さらに、G色転写材15GおよびB色転写材15Bについても同様の条件で押圧部材による押圧を行い、各転写材表面にそれぞれ所定の凹凸パターンを形成した(パターン形成工程)。
【0044】
次に、図6に示すように、凹凸パターン18Rが形成されたR色転写材15Rを、別に用意した厚み50μmのガラス基材19と重ね合わせて、温度160℃、圧力3kg/cm2でゴムローラで押し付けながら、速度0.05m/minの速度で連続走行させて、R色転写材15R上の色材層14Rをガラス基材19に転写した。次に、ガラス基材19上の色材層14Rに隣接する位置に、G色転写材15Gの色材層14Gが転写されるようにG色転写材15Gをガラス基材19と重ね合わせて、R色転写材15Rの場合と同じ条件で色材層14G層をガラス基材19に転写した。さらに、ガラス基材19上の色材層14Gに隣接する位置に、B色転写材15Bの色材層14Bが転写されるようにB色転写材15Bをガラス基材19と重ね合わせて、R色転写材15Rの場合と同じ条件で色材層14B層をガラス基材19に転写した(転写工程)。
【0045】
こうして、図7に示すように、ガラス基材19表面に、色材層14R、色材層14G、色材層14BからなるRGB3色のパターンが形成されたパターン部材20を製造することができた。
【0046】
なお、上記の実施例1では、塑性変形層と各色の色材層との間に剥離層を形成する例を示したが、剥離層は必ずしも形成する必要のない場合は省略することができる。
【0047】
同様に、塑性変形層を必要としない場合は省略することができる。
【0048】
また、上記の実施例1では、塑性変形層の形成、剥離層の形成、および各色の色材層の形成とを別々に行っている例を示したが、塑性変形層、剥離層、および各色の色材層を同時に重ねて形成するようにしてもよい。
[実施例2]
図8〜図11は、本発明のパターン部材の製造方法の第2の実施例を示す概略工程図である。
【0049】
図8に示すように、厚さ100μmのポリイミドシート基材にアルミ層をラミネートして酸素・水分バリアーシート基材21を作成した。そのシート基材21のアルミ層側とは反対側の面に、蒸着により50nm厚さのAl電極層22を形成し、さらにその上に電子輸送層23を50nmの厚みとなるように塗布した。
【0050】
次に、図9に示すように、そのシート基材21の電子輸送層23の表面に、図4に示したパターン形成工程により凹凸パターン18Rが形成されたR色転写材15Rの色材層14Rを重ね合わせて、図6に示したと同様の転写工程を行うことにより色材層14Rをシート基材21に転写し、さらに、そのシート基材21上にG色転写材15G、およびB色転写材15Bによる転写工程を繰り返し行うことにより、色材層14Gおよび色材層14Bを転写して最終的にRGB3色の有機EL発光層部材24を形成した。
【0051】
次に、図10に示すように、その有機EL発光層部材24を、透明基板25上にパターン化された透明電極26および正孔輸送層27が形成された部材28と貼り合せることにより有機ELディスプレイ素材29を製造することができた。[実施例3]
上記実施例1の単色転写材形成工程(図3参照)における電流を流すとRed色の光を発する色材層14Rの代わりに厚み2μmの発光しないR色の色素を含む色材層を転写基材11上に形成してR色転写材を形成し、同様に、G色転写材およびB色転写材を形成した。
【0052】
次に、実施例1のパターン形成工程および転写工程と同様のパターン形成操作および基材への転写操作を行うことにより、パターン化されたカラーフィルタを製造することができた。
【0053】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明のパターン部材の製造方法によれば、乾式で処理ができるため、エッチング処理液やレジスト除去液などにより材料が侵されることなく高精度の画素パターンを形成することができる。
【0054】
また、転写時に凸部の色材層のみが基材に転写されるため、ITOなどが形成された凹凸がある基材表面にも確実に転写することができる。
【0055】
また、電子輸送層、発光層、正孔輸送層などを乾式で積層することができるため、多層塗布・印刷時におけるような層間混合が生じることなく、高精度・高効率で画素パターンを形成することができる。
【0056】
また、蒸着時のマスクからの漏れなどもないため、微細な画素を形成することが可能なため高精細のパターン部材を形成することができる。
【0057】
さらに、単色転写材形成工程、パターン形成工程、転写工程を連続で行えるためパターン部材を安価に製造することができる。
【0058】
また、本発明のパターン部材によれば、高生産性かつ低コストの多色パターン部材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパターン部材の製造方法の第1の実施例を示す概略工程図の一部である。
【図2】本発明のパターン部材の製造方法の第1の実施例を示す概略工程図の一部である。
【図3】本発明のパターン部材の製造方法の第1の実施例を示す概略工程図の一部である。
【図4】本発明のパターン部材の製造方法の第1の実施例を示す概略工程図の一部である。
【図5】本発明のパターン部材の製造方法の第1の実施例を示す概略工程図の一部である。
【図6】本発明のパターン部材の製造方法の第1の実施例を示す概略工程図の一部である。
【図7】本発明のパターン部材の製造方法の第1の実施例を示す概略工程図の一部である。
【図8】本発明のパターン部材の製造方法の第2の実施例を示す概略工程図の一部である。
【図9】本発明のパターン部材の製造方法の第2の実施例を示す概略工程図の一部である。
【図10】本発明のパターン部材の製造方法の第2の実施例を示す概略工程図の一部である。
【図11】本発明のパターン部材の製造方法の第2の実施例を示す概略工程図の一部である。
【符号の説明】
11 転写基材
12 塑性変形層
13 剥離層
14R,14G,14B 色材層
15R R色転写材
15G G色転写材
15B B色転写材
16R 金型(押圧部材)
17R,18R 凹凸パターン
19 ガラス基材
20 パターン部材
21 酸素・水分バリアーシート基材
22 Al電極層
23 電子輸送層
24 有機EL発光層部材
25 透明基板
26 透明電極
27 正孔輸送層
28 部材
29 有機ELディスプレイ素材

Claims (5)

  1. 複数枚の転写基材それぞれの上に塑性変形層を形成するとともに、該塑性変形層に重ねて該塑性変形層と同時に各色の色材層を形成することにより、複数色の単色転写材を形成する単色転写材形成工程と、
    前記複数色の単色転写材のうちの1色の単色転写材表面を、表面に所定パターンの凹凸が形成された押圧部材で押圧することにより、該単色転写材表面に、前記押圧部材の凹凸に対応する凹凸パターンを形成するパターン形成工程と、
    前記凹凸パターンが形成された複数色の単色転写材のうちの1色の単色転写材の表面を所定の基材と重ね合わせ、該単色転写材の凸部の色材層を該基材に転写する操作を前記複数色分繰り返すことにより該基材上に前記複数色の多色パターンが形成された多色パターン部材を製造する転写工程とを有することを特徴とするパターン部材の製造方法。
  2. 複数枚の転写基材それぞれの上に塑性変形層を形成し、該塑性変形層の上に剥離層を形成し、該剥離層の上に各色の色材層を形成することにより、複数色の単色転写材を形成する単色転写材形成工程と、
    前記複数色の単色転写材のうちの1色の単色転写材表面を、表面に所定パターンの凹凸が形成された押圧部材で押圧することにより、該単色転写材表面に、前記押圧部材の凹凸に対応する凹凸パターンを形成するパターン形成工程と、
    前記凹凸パターンが形成された複数色の単色転写材のうちの1色の単色転写材の表面を所定の基材と重ね合わせ、該単色転写材の凸部の色材層を該基材に転写する操作を前記複数色分繰り返すことにより該基材上に前記複数色の多色パターンが形成された多色パターン部材を製造する転写工程とを有することを特徴とするパターン部材の製造方法。
  3. 前記単色転写材形成工程が、前記塑性変形層、前記剥離層、および前記色材層を重ねて同時に形成する工程であることを特徴とする請求項2記載のパターン部材の製造方法。
  4. 前記基材が、透明な基材であることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項記載のパターン部材の製造方法。
  5. 前記基材が、透明基材上に電極層が形成された基材であることことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項記載のパターン部材の製造方法。
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