JP4070621B2 - タービンブレードおよびそのタービンブレードを備えたガスタービン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はガスタービン(gas turbine)に関し、さらに詳しくはガスタービンのタービンブレード(動翼(moving blade)・静翼(stationary blade))に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のタービン部(図示せず)における第二段(row2)静翼(以下、タービンブレード(turbine blade)と称する)は、その後縁(trailing edge)T.E.に複数の孔が設けられたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特表平9−507550号公報(Fig.3)
【0004】
図4は、上述したような後縁に複数の孔を有する第二段静翼の別の具体例であって、この第二段静翼の略中央部を、その立設方向軸線に対して略直交する面で切った断面図である。
【0005】
図4に示すように、従来のタービンブレード10は、タービンブレード本体20と、インサート(insert)30とを主たる要素として構成されたものである。
【0006】
このタービンブレード本体20には、複数個のフィルム冷却孔(film cooling hole)21と、タービンブレード本体20の立設方向軸線に対して略直交する断面における前縁(leading edge)L.E.と後縁(trailing edge)T.E.とを結ぶ中心線C.L.に対して略直交して設けられ、タービンブレード20の内部を2つのキャビティC1,C2に区画する一枚の板状のリブ(rib)22と、後縁T.E.側に位置するキャビティC2内の冷却空気(cooling air)をタービンブレード本体20の外部に導くとともに複数のピンフィン23を有する空気孔24とが設けられている。
【0007】
インサート30は、複数個のインピンジメント冷却孔(impingement cooling hole)31が設けられた中空状のものである。インサート30は、上述した2つのキャビティC1,C2内に、自身の外周面32とタービンブレード本体20の内周面25との間に冷却空間C.S.を形成するように1つずつ配置されている。
【0008】
このように構成されたタービンブレード10では、図5に実線矢印で示すように、冷却空気が図示していない手段によってインサート30の内部に導入され、複数個のインピンジメント孔31を通って冷却空間C.S.内に吹き出させられ、タービンブレード本体20がインピンジメント冷却(impingement cooling)される。さらに、この冷却空気がタービンブレード本体20の複数個のフィルム冷却孔21から吹き出させられてタービンブレード本体20の外壁まわりに冷却空気によるフィルム層を形成して、タービンブレード本体20がフィルム冷却(film cooling)される。また、タービンブレード本体20の後縁T.E.からは空気孔24を通って冷却空気が噴出され、この際にピンフィン23を冷却してタービンブレード本体20の後縁T.E.近傍の部分の冷却が行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなタービンブレード10では、タービンブレード本体20の後縁T.E.近傍に位置するピンフィン23の冷却効率が悪く、このピンフィン23を冷却するために、キャビティC2内に配置されたインサート30のインピンジメント冷却孔31から多量の冷却空気を吹き出さなければならないといった問題点があった。
【0010】
また、このようにキャビティC2内に配置されたインサート30のインピンジメント冷却孔31から多量の冷却空気が吹き出されることにより、この部分、すなわち図4および図5における中央部が他の部分(キャビティC1が位置する前縁部分およびピンフィン23・空気孔24が位置する後縁部分)に比べて冷えすぎてしまい、タービンブレード本体20において温度差が生じてしまうという問題点があった。
【0011】
さらに、このような温度差が生じると、熱膨張の差により熱応力が発生してしまうという問題点があった。
【0012】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、冷却空気量を削減することができるとともに、ガスタービン全体の性能を向上させることができ、かつタービンブレード本体の全体にわたって温度差を極力低減させることができるタービンブレードおよびそのタービンブレードを備えたガスタービンを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のタービンブレードおよびそのタービンブレードを備えたガスタービンでは、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
すなわち、請求項1記載のタービンブレードによれば、複数個のフィルム冷却孔が設けられ、かつ立設方向軸線に対して略直交する断面における前縁と後縁とを結ぶ中心線に対して略直交して設けられた少なくとも1つの板状のリブによって、内部に少なくとも2つのキャビティが形成されたタービンブレード本体と、前記各キャビティ内に、自身の外周面と前記タービンブレード本体の内周面との間に冷却空間を形成するように配置され、かつ複数個のインピンジメント冷却孔が設けられた中空のインサートと、を具備し、これらインサートの内部に導入された冷却空気が前記複数個のインピンジメント孔を通って前記冷却空間内に吹き出させられ、タービンブレード本体がインピンジメント冷却され、さらにこの冷却空気が前記タービンブレード本体の前記複数個のフィルム冷却孔から吹き出させられてタービンブレード本体のまわりに前記冷却空気によるフィルム層を形成して、前記タービンブレード本体がフィルム冷却されるタービンブレードにおいて、前記リブには、前縁側に位置するキャビティと該前縁側に位置するキャビティに対して後縁側に位置するキャビティとを連通する連通手段が設けられており、該連通手段が、該前縁側に位置するキャビティの背側内周面と該前縁側に位置するキャビティに対して後縁側に位置するキャビティの背側内周面とに接する位置のみに設けられていることを特徴とする。
【0014】
このタービンブレードにおいては、リブの前縁側に位置する冷却空間内の冷却空気の一部が、このリブの後縁側に位置する冷却空間内に導かれ、後縁側に位置する冷却空間内の冷却に寄与することとなる。
すなわち、たとえば図1に示すような構成を有するタービンブレードにおいては、リブに形成された連通手段を通過した冷却空気が、このリブの後縁側に位置する冷却空間を冷却しながら通過した後、さらにピンフィンを冷却しながらタービンブレード本体の外部に吹き出されることとなる。
【0015】
請求項2記載のタービンブレードによれば、請求項1に記載のタービンブレードにおいて、前記連通手段は、前記リブを厚さ方向に貫通する複数個のバイパス孔からなることを特徴とする。
【0016】
このタービンブレードにおいては、連通手段がリブを厚さ方向に貫通する複数個のバイパス孔から構成されることとなる。
【0017】
請求項3記載のタービンブレードによれば、請求項1に記載のタービンブレードにおいて、前記連通手段は、前記リブを厚さ方向に貫通する少なくとも1つのスリットからなることを特徴とする。
【0018】
このタービンブレードにおいては、連通手段がリブを厚さ方向に貫通する少なくとも1つのスリットから構成されることとなる。
【0019】
また、前記連通手段は、前記タービンブレード本体の背側あるいは腹側のうち熱伝達が良好である側に、前記立設方向軸線と略平行に設けられていることを特徴とする。
【0020】
このタービンブレードにおいては、タービンブレード本体の背側あるいは腹側のうち熱伝達が良好である側(熱伝達が厳しくない側)のインピンジメント冷却が乱されることとなる。
【0021】
また、前記連通手段は、前記タービンブレード本体の背側および腹側に、前記立設方向軸線と略平行に設けられており、かつ前記連通手段は、前記背側および腹側のうち熱伝達が良好である側のインピンジメント冷却により多くの影響を与えるよう設定されていることを特徴とする。
【0022】
このタービンブレードにおいては、タービンブレード本体の背側あるいは腹側のうち熱伝達が良好である側のインピンジメント冷却が、熱伝達が良好でない側のインピンジメント冷却よりも大きく乱されることとなる。
【0023】
請求項4記載のタービンブレードによれば、請求項1に記載のタービンブレードにおいて、前記リブと該リブに対して後縁側に位置するインサートとの間には、前記背側の冷却空間と前記腹側の冷却空間とを分離する隔壁が設けられていることを特徴とする。
【0024】
このタービンブレードにおいては、連通手段を通過した冷却空気の、タービンブレード本体の背側に位置する冷却空間から腹側に位置する冷却空間への進入、あるいは腹側に位置する冷却空間から背側に位置する冷却空間への進入が妨げられることとなる。
すなわち、タービン本体の背側から連通手段を通って進入した冷却空気は、腹側のインピンジメント冷却を乱さないように、またタービン本体の腹側から連通手段を通って進入した冷却空気は、背側のインピンジメント冷却を乱さないように構成されていることとなる。
【0025】
請求項5記載のガスタービンによれば、請求項1から6のいずれか1項に記載のタービンブレードを備えるタービン部と、燃焼用空気を圧縮して燃焼器に送る圧縮機と、前記燃焼用空気に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼器と、を備えてなることを特徴とする。
【0026】
このガスタービンにおいては、リブの前縁側に位置する冷却空間内の冷却空気の一部が、このリブの後縁側に位置する冷却空間内に導かれ、後縁側に位置する冷却空間内の冷却に寄与するタービンブレードが具備されていることとなる。
すなわち、図1に示すような構成を有するタービンブレードを有するガスタービンにおいては、リブに形成された連通手段を通過した冷却空気が、このリブの後縁側に位置する冷却空間を冷却しながら通過した後、さらにピンフィンを冷却しながらタービンブレード本体の外部に吹き出されることとなる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一の部材には同一の符号を付している。
【0028】
図1は、本発明によるタービン部(図示せず)における第二段静翼(以下「タービンブレード」という。)の略中央部を、その立設方向軸線に対して略直交する面で切った断面図である。
【0029】
図1に示すように、このタービンブレード100は、タービンブレード本体120と、2つのインサート30とを主たる要素として構成されたものである。
【0030】
このタービンブレード本体120には、複数個のフィルム冷却孔121と、タービンブレード本体120の立設方向軸線に対して略直交する断面における前縁L.E.と後縁T.E.とを結ぶ中心線C.L.に対して略直交して設けられ、タービンブレード120の内部を2つのキャビティC1,C2に区画する板状のリブ122と、後縁側に位置するキャビティC2内の冷却空気をタービンブレード本体120の外部に導くとともに複数のピンフィン123を有する空気孔124とが設けられている。
【0031】
また、リブ122には、前縁L.E.側に位置するキャビティC1とこの前縁L.E.側に位置するキャビティC1に対して後縁T.E.側に位置するキャビティC2とを連通する連通手段140がタービンブレード本体120の背側126に設けられている。
【0032】
インサート30は、複数個のインピンジメント冷却孔31が設けられた中空状のものである。インサート30は、上述した2つのキャビティC1,C2内に、自身の外周面32とタービンブレード本体120の内周面125との間に冷却空間C.S.を形成するように1つずつ配置されている。
【0033】
このように構成されたタービンブレード100では、図2に実線矢印で示すように、冷却空気が図示していない手段によってインサート30の内部に導入され、複数個のインピンジメント孔31を通って冷却空間C.S.内に吹き出させられ、タービンブレード本体120の内壁がインピンジメント冷却される。さらに、この冷却空気がタービンブレード本体120の複数個のフィルム冷却孔121から吹き出させられてタービンブレード本体120のまわりに冷却空気によるフィルム層を形成して、タービンブレード本体120がフィルム冷却される。また、タービンブレード本体120の後縁T.E.からは空気孔124を通って冷却空気が噴出され、この際にピンフィン123を冷却してタービンブレード本体120の後縁T.E.近傍の部分の冷却が行われている。
【0034】
さらに、前縁L.E.側に位置する冷却空間C.S.内の冷却空気の一部が、前述した連通手段140を通って、後縁T.E.側に位置する冷却空間C.S.内に導かれた後、空気孔124を通ってタービンブレード本体120の外部に導かれるようになっている。
【0035】
この構成により、前縁L.E.側に位置する冷却空間C.S.内の冷却空気の一部が、ピンフィン123の冷却に寄与するようになるため、従来後縁T.E.側に位置するインサート30のインピンジメント孔31から余分に吹き出させていた冷却空気を低減させることができ、ガスタービン全体の効率を向上させることができるとともに、この部分(タービン本体120の中央部)の温度が他の部分に比べて冷やされすぎるということがなくなり、タービンブレード本体120全体の温度差を極力低減させることができるようになる。
【0036】
上述した連通手段140は、リブ122を厚さ方向に貫通し、かつタービンブレード本体120の立設方向軸線(紙面に垂直)に沿って設けられた複数個のバイパス孔とすることができる。
これらバイパス孔の大きさ、形状、および配列状態は、タービンブレード本体120の熱伝達に応じて適宜選択することができる。
【0037】
また連通手段140は、リブ122を厚さ方向に貫通し、かつタービンブレード本体120の立設方向軸線(紙面に垂直)に沿って設けられた少なくとも1つのスリットとすることもできる。
このスリットの大きさ、形状、および配列状態についても、上述したバイパス孔同様、タービンブレード本体120の熱伝達に応じて適宜選択することができる。
【0038】
以上説明した連通手段140が、タービンブレード本体120の背側126あるいは腹側127のうち、熱伝達が良好である側に設けられていればさらに有利である。
【0039】
このように、熱伝達が良好である側に連通手段を設けることにより、熱伝達が良好である側のインピンジメント冷却が阻害されるようになり、熱伝達が良好である側とそうでない側との温度差を小さくすることができる。
【0040】
また、連通手段140は、タービンブレード本体120の背側126あるいは腹側127のうち、熱伝達が良好である側だけでなく、背側126および腹側127の両方に設けることもできる。この際、熱伝達が良好でない側のインピンジメント冷却が、熱伝達が良好である側のインピンジメント冷却よりも乱される(阻害される)ことがないように、バイパス孔あるいはスリットの大きさ、形状、および配列状態を適宜選択しなければならない。
【0041】
一例としては、熱伝達が良好である側のバイパス孔あるいはスリットの数を、熱伝達が良好でない側のバイパス孔あるいはスリットの数よりも多く設定することが考えられる。
【0042】
また、同様の効果はバイパス孔の大きさ(径)あるいはスリットの大きさを適宜調整することによっても得ることができる。
【0043】
このように構成することにより、熱伝達が良好である側のインピンジメント冷却が阻害されるようになり、熱伝達が良好である側とそうでない側との温度差を小さくすることができる。
【0044】
さらに、図3に示すように、リブ122とこのリブ122に対して後縁T.E.側に位置するインサート30との間に、タービンブレード本体120の背側126の冷却空間C.S.とタービンブレード本体120腹側127の冷却空間C.S.とを分離する隔壁150が設けられていれば有利である。
【0045】
この隔壁150は、リブ122あるいはリブ122に対して後縁T.E.側に位置するインサート30と一体に形成させることもできるし、あるいは別体で形成させることもできる。
【0046】
また必要であれば、従来公知のシールダムのような構成とすることも可能である。
【0047】
このような隔壁を設けることにより、たとえば図3に示すものでは、連通手段140を通過した冷却空気はタービンブレード本体120の背側126に位置する冷却空間C.S.のみを通って空気孔124に導かれることになる。すなわち、隔壁150により、連通手段140を通過した冷却空気はタービンブレード本体120の背側126に位置する冷却空間C.S.に進入することが妨げられ、連通手段140を通過した冷却空気が腹側127に位置する冷却空間C.S.内のインピンジメント冷却を阻害することを防止することができる。
【0048】
なお、本発明は第二段静翼に限定されるものではなく、必要であればその他の段の静翼、あるいは動翼にも適用することができる。
【0049】
また、本発明は1つのリブによって区画された2つのキャビティを有するものに限定されるものではなく、2つ以上のリブによって3つ以上のキャビティに区画されたものにも適用することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明のタービンブレードおよびそのタービンブレードを備えたガスタービンによれば、以下の効果が得られる。
すなわち、請求項1に記載のタービンブレードによれば、リブの前縁側に位置する冷却空間内の冷却空気の一部が、このリブの後縁側に位置する冷却空間内に導かれ、後縁側に位置する冷却空間内の冷却に寄与することとなるので、この後縁側に位置する冷却空間内に吹き出される冷却空気量を削減することができるという効果を奏する。
また、図1に示すような構成を有するタービンブレードにおいては、リブに形成された連通手段を通過した冷却空気が、このリブの後縁側に位置する冷却空間を冷却しながら通過した後、さらにピンフィンを冷却しながらタービンブレード本体の外部に吹き出されることとなるので、リブの後縁側に位置する冷却空間内に吹き出される冷却空気量を削減することができるとともに、ガスタービン全体の性能を向上させることができ、かつタービンブレード本体の全体にわたって温度差を極力低減させることができるという効果を奏する。
【0051】
請求項2に記載のタービンブレードによれば、連通手段がリブを厚さ方向に貫通する複数個のバイパス孔から構成されることとなるので、製作が容易で、かつタービンブレード本体の熱伝達状態にあわせてこれらバイパス孔の大きさ、形状、および配列状態を適宜自由に選択することができるという効果を奏する。
【0052】
請求項3に記載のタービンブレードによれば、連通手段がリブを厚さ方向に貫通する少なくとも1つのスリットから構成されることとなるので、製作が容易で、かつタービンブレード本体の熱伝達状態にあわせてこれらバイパス孔の大きさ、形状、および配列状態を適宜自由に選択することができるという効果を奏する。
【0053】
また、タービンブレード本体の背側あるいは腹側のうち熱伝達が良好である側のインピンジメント冷却が乱されることとなるので、タービンブレード本体の背側、腹側における温度の差を低減させることができ、しいてはタービンブレード本体の全体にわたって温度差を低減させて熱応力の発生を防止することができるという効果を奏する。
【0054】
また、タービンブレード本体の背側あるいは腹側のうち熱伝達が良好である側のインピンジメント冷却が、熱伝達が良好でない側よりも大きく乱されることとなるので、タービンブレード本体の背側、腹側における温度の差を低減させることができ、しいてはタービンブレード本体の全体にわたって温度差を低減させて熱応力の発生を防止することができるという効果を奏する。
【0055】
請求項4に記載のタービンブレードによれば、リブとこのリブに対して後縁側に位置するインサートとの間に隔壁が設けられているので、背側から進入した冷却空気が腹側のインピンジメント冷却を阻害すること、また腹側から進入した冷却空気が背側のインピンジメント冷却を阻害することを防止することができるという効果を奏する。
【0056】
請求項5に記載のガスタービンによれば、リブの前縁側に位置する冷却空間内の冷却空気の一部が、このリブの後縁側に位置する冷却空間内に導かれ、後縁側に位置する冷却空間内の冷却に寄与するタービンブレードを具備していることとなるので、この後縁側に位置する冷却空間内に吹き出される冷却空気量を削減することができるとともに、ガスタービン全体の性能を向上させることができるという効果を奏する。
また、図1に示すような構成を有するタービンブレードを備えるガスタービンにおいては、リブに形成された連通手段を通過した冷却空気が、このリブの後縁側に位置する冷却空間を冷却しながら通過した後、さらにピンフィンを冷却しながらタービンブレード本体の外部に吹き出されることとなるので、リブの後縁側に位置する冷却空間内に吹き出される冷却空気量を削減することができるとともに、ガスタービン全体の性能を向上させることができ、かつタービンブレード本体の全体にわたって温度差を極力低減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるタービン部における第二段静翼(タービンブレード)の略中央部を、その立設方向軸線に対して略直交する面で切った断面図である。
【図2】 図1と同様の図であって、冷却空気の流れを説明するための図である。
【図3】 図1と同様の図であって、リブとこのリブに対して後縁側に位置するインサートとの間に隔壁が設けられた実施形態を示す図である。
【図4】 従来のタービン部における第二段静翼(タービンブレード)の略中央部を、その立設方向軸線に対して略直交する面で切った断面図である。
【図5】 図1と同様の図であって、冷却空気の流れを説明するための図である。
【符号の説明】
10 タービンブレード
20 タービンブレード本体
21 フィルム冷却孔
22 リブ
25 内周面
30 インサート
31 インピンジメント孔
32 外周面
100 タービンブレード
120 タービンブレード本体
121 フィルム冷却孔
122 リブ
125 内周面
126 背側
127 腹側
140 連通手段
150 隔壁
C1 キャビティ
C2 キャビティ
C.L. 中心線
C.S. 冷却空間
L.E. 前縁
T.E. 後縁
Claims (5)
- 複数個のフィルム冷却孔が設けられ、かつ立設方向軸線に対して略直交する断面における前縁と後縁とを結ぶ中心線に対して略直交して設けられた少なくとも1つの板状のリブによって、内部に少なくとも2つのキャビティが形成されたタービンブレード本体と、
前記各キャビティ内に、自身の外周面と前記タービンブレード本体の内周面との間に冷却空間を形成するように配置され、かつ複数個のインピンジメント冷却孔が設けられた中空のインサートと、を具備し、
これらインサートの内部に導入された冷却空気が前記複数個のインピンジメント孔を通って前記冷却空間内に吹き出させられ、タービンブレード本体がインピンジメント冷却され、さらにこの冷却空気が前記タービンブレード本体の前記複数個のフィルム冷却孔から吹き出させられてタービンブレード本体のまわりに前記冷却空気によるフィルム層を形成して、前記タービンブレード本体がフィルム冷却されるタービンブレードにおいて、
前記リブには、前縁側に位置するキャビティと該前縁側に位置するキャビティに対して後縁側に位置するキャビティとを連通する連通手段が設けられており、
該連通手段が、該前縁側に位置するキャビティの背側内周面と該前縁側に位置するキャビティに対して後縁側に位置するキャビティの背側内周面とに接する位置のみに設けられていることを特徴とするタービンブレード。 - 請求項1に記載のタービンブレードにおいて、
前記連通手段は、前記リブを厚さ方向に貫通する複数個のバイパス孔からなることを特徴とするタービンブレード。 - 請求項1に記載のタービンブレードにおいて、
前記連通手段は、前記リブを厚さ方向に貫通する少なくとも1つのスリットからなることを特徴とするタービンブレード。 - 請求項1に記載のタービンブレードにおいて、
前記リブと該リブに対して後縁側に位置するインサートとの間には、前記背側の冷却空間と前記腹側の冷却空間とを分離する隔壁が設けられていることを特徴とするタービンブレード。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のタービンブレードを備えるタービン部と、燃焼用空気を圧縮して燃焼器に送る圧縮機と、前記燃焼用空気に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼器と、を備えてなることを特徴とするガスタービン。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10/192,676 US6742991B2 (en) | 2002-07-11 | 2002-07-11 | Turbine blade and gas turbine |
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