JP4069481B2 - 車両挙動推定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両挙動推定装置、より具体的には、隠れマルコフモデル(以下、HMMと称する)を利用して、現在の運転操作量や車両状態量から将来の車両挙動を推定することにより、車両挙動が不安定になることを予測した場合に、車両運動制御装置による制御量を変更し、車両挙動が不安定になりすぎることを防止するための車両挙動推定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両挙動推定装置としては、例えば、ABS/TCS、4WS等の車両運転制御システムに適用するために、スピン状態等の不安定な車両挙動を推定する手法として、ヨーレートや横加速度等の車両状態量を計測し、現在スピン状態になっているかどうか、あるいは、スピン状態に陥ろうとしているかどうかを判別する方法が行われてきている。さらに、この車両挙動推定手段を用いて、不安定な車両挙動に陥った状態であると認識された場合に、車両運動制御システムにおいて、ブレーキ液圧や後輪操舵量等の制御量を変更し、車両の安定性を回復させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両挙動推定装置にあっては、以下のような問題点があった。
従来の方法では、現在の車両状態量のみから車両挙動を推定するため、現在スピン状態になっているか、もしくは、今すぐにでもスピン状態に陥る恐れがある状況は検出可能であるが、現在の車両挙動そのものはスピン状態と言えない状況において、運転者の技量によっては将来スピン状態に陥る可能性があるかどうか、あるいは、スピン状態に陥ることなく回避可能かどうかは判別不可能であった。
【0004】
それは、従来の車両挙動推定装置では、将来の運転操作を予測することが不可能であり、将来の車両挙動については、あくまでも運転者が現在と同じ操作を続けるという仮定の元に将来スピン状態に陥るであろうことは推定できても、運転者が今度どのような運転操作を行い、その結果として車両挙動がどうなるかを推定することはできないからである。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、隠れマルコフモデルによるパターン認識手法を用いて現在の運転操作量と車両状態量から将来の車両挙動を推定する車両挙動推定手段を有し、将来の車両挙動が不安定になると推定された場合に、車両運転制御装置での制御量を、車両挙動が安定化する方向にあらかじめ変更することにより、車両挙動が不安定になることを未然に防止し、上記問題点を解決することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、請求項1に記載の車両挙動推定装置は、現在の運転操作量と車両状態量から運転者の運転操作パターンを推定する運転操作推定手段と、前記運転操作推定手段が推定した運転操作パターンと車両状態量から将来の車両挙動を推定する車両挙動推定手段と、車両挙動の特性を変更可能な車両運動制御手段と、を備え、前記運転操作推定手段は、隠れマルコフモデル(HMM)によるパターン認識手法を用い、現在の運転操作量と車両状態量に基づき、事前に学習した運転操作パターンとの一致度の高い運転操作パターンを推定するとともに、前記車両挙動推定手段は、隠れマルコフモデル(HMM)によるパターン認識手法を用い、前記運転操作推定手段が推定した運転操作パターンと車両状態量に基づき、事前に学習した車両挙動パターンとの一致度の高い車両挙動を推定し、前記車両挙動推定手段での車両挙動推定結果に基づき、前記車両運動制御手段における制御量を変更するものである。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両挙動推定装置において、前記運転操作パターンは、運転者による運転技量と運転操作意図との組み合わせからなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による車両挙動推定装置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、図1は本発明による車両挙動推定装置の一実施の形態のシステムブロック図、図2〜図4は作用を説明するためのフローチャート、図5は隠れマルコフモデルを説明するための概念図、図6及び図7は作用を説明するための説明図である。
【0011】
まず、図1を用いて構成を説明する。
運転者の運転操作量を計測するセンサとして、操舵角センサ101、アクセルセンサ102、及び、ブレーキセンサ103を、現在の車両状態を計測するセンサとして、車速センサ104と横Gセンサ105を、それぞれ有している。これらセンサの出力値は、運転操作推定HMM111と、車両挙動推定HMM121に入力される。
【0012】
運転操作推定HMM111は、これらの入力から現在の運転操作パターンを推定し、その結果を車両挙動推定HMM121へと出力する。車両挙動推定HMM121では、各センサからの出力値と運転操作推定HMM111からの運転操作推定パターン出力を受け取り、将来の車両応答性が、「不足する」、「適切である」、「過大になる」の何れのパターンになるかを推定し、その結果を車両制御コントローラ131へと出力する。
【0013】
車両制御コントローラ131では、車両挙動推定HMM121からの車両応答性推定結果を受けて、将来の車両応答性が「不足する」場合には応答性を確保する方向へ、「過大になる」場合には応答性を抑える方向へ、制御量を修正し、アクチュエータ141へと制御指令値を出力する。
【0014】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
まず、将来の車両挙動を推定するためのパターン認識手法、隠れマルコフモデル(HMM)について説明する。
HMMは、音声認識等の分野で広く用いられている時系列データのパターン認識手法であり、有限状態間の遷移確率、各状態から観測データが出力される確率などを用いて、入力されたデータからモデルで出力される尤度(出力確率)を算出し、モデル間の尤度の比較に基づいてパターン認識を行う手法である。
【0015】
概念図を図5に示す。
これは、状態数3のHMMであり、S1 ,S2 ,S3 は各状態を、矢印で示されるaijは状態iからjへの遷移確率を、bi (Y)は状態iにおいて観測データYが観測される確率を、それぞれ示す。これを時系列パターン認識に用いる場合、認識させたいパターンにおける観測データを元に事前にモデルの学習を行った後、学習済みのモデルに観測データを入力することにより、各モデルの出力確率を算出し、もっとも出力確率の高いモデルを認識結果とするものである。
【0016】
このHMMは、音声認識分野では広く普及したパターン認識手法ではあるが、このHMMを車両運動制御分野に適用した従来技術はいまだ見当たらない。
HMMを用いて人間の操作量のみから操作・行動パターンを認識しようとした例として、唯一、米国の日産リサーチアンドデベロップメント社、ケンブリッジベーシックリサーチにおける研究があげられる。ここでは、HMMを用いて、運転操作量と車速等の簡単な車両状態量から運転者の運転意図を推定する手法の研究を行っていることが、インターネット等により紹介されている。この研究は、HMMの観測データとして、ハンドル角度、アクセル、ブレーキ操作量の運転操作量と、車速データを用い、あらかじめ学習された「右折」、「左折」、「車線変更」、「追い越し」、「停止」、「何もしない」の6つの運転行動モデルのうちどれを行おうとしているかを推定する研究である。だが、この研究もHMMを用いてドライバの運転意図を認識しようとするものであり、将来の車両挙動を認識しようとするものではない。
【0017】
本発明は、HMMを用いて、現在のドライバの運転操作量より、将来の運転操作パターンを推定し、さらにはその運転操作を行った場合の車両挙動を推定するものであり、極めて独自性が高いものである。
【0018】
図2〜図4のフローチャートを用いて、本実施の形態の作用を説明する。
まず、図2のメインフローを詳細に説明する。
ステップS201は、運転操作推定HMM111により、運転操作パターンを推定する処理を行うルーチンである。この詳細については、図3を用いて後に説明する。
【0019】
ステップS202は、車両挙動推定HMM121により、将来の車両応答性を推定する処理を行うルーチンである。この詳細については、図4を用いて後に説明する。
【0020】
ステップS202で推定された将来の車両応答性がどうなるかを、ステップS203で判断し、「不足する」場合には応答性を確保する車両応答性向上制御を(ステップS206)、「適切である」場合には通常の制御を(ステップS205)、「過大になる」場合には応答性を抑える車両応答性減少制御を(ステップS204)、それぞれ行う。
【0021】
例えば、アクチュエータ141として四輪操舵システムを使用した場合には、車両応答性が「不足する」と推定された場合には、通常の制御に対し、後輪の補助操舵量を前輪と逆相に操舵される方向へと修正する。つまり、後輪が前輪と同じ方向に操舵されている場合には補助操舵量を減少させるように、後輪が前輪と逆の方向に操舵されている場合には補助操舵量を増大させるように、制御量を補正する。このように制御することにより、車両応答性の不足分を補うことが可能となる。
逆に、車両応答性が「過大になる」と推定された場合には、通常の制御に対し、後輪の補助操舵量を前輪と同相に操舵される方向へと修正する。このように制御することにより、将来、車両応答性が過大になる分を補うことが可能となる。
【0022】
次に、運転操作推定ルーチンの作用を詳細に説明する。
この運転操作推定ルーチンは、運転操作推定HMM111で実行される処理であり、運転者の運転操作があらかじめ決められた複数の推定対象パターンのうち、どのパターンに最も合致するかを判定するものである。
【0023】
HMMを用いた時系列データパターン認識では、あらかじめ学習させておいた複数のデータパターンから最も一致度合いが高いパターンを認識結果として出力する。今回の運転操作推定HMM111では、図6に示したような9つのパターンについて、あらかじめ学習させたモデルを使用し、現在及び所定回数以前までの運転操作量、車両状態量データを入力することによって、これら9つのパターンのうち、最も当てはまるのはどのパターンかを推定する。
【0024】
ここでの9つのパターンは、運転技量レベル3段階(高、中、低)と、運転操作意図3段階(車両挙動安定化、現状維持、車両挙動不安定化)の組み合わせである。運転技量レベルは運転者の運転技量(車両挙動が不安定になった場合の修正操作の可能性)を示しており、運転操作意図は運転者が車両挙動をどうしたいと思って操作しているかを示している。このようなパターンに分けることにより、例えば車両挙動が不安定化した場合に、それは運転者が意図的に行った操作によるものか、現在の運転者の技量で修正可能かどうかということを判定可能となる。
【0025】
運転操作推定HMM111は、実際に使用する前に、あらかじめ、これら9つのパターンに合致するような条件で取得したデータを用いてそれぞれ学習させた、9つのモデルとなる。
【0026】
なお、本実施の形態ではパターンを9つに分けたが、もっと小さく分けてパターン数を増やすことにより、より正確な判断を行ってもよいし、複数のパターンの中でほぼ同じような操作量、車両状態量になると思われるパターン(例えば、パターン6と9)については、一つのパターンとして扱うことにより処理内容を簡略化することが可能である。
【0027】
図3のフローチャート(運転操作推定ルーチン)を用いて、具体的な処理内容を詳細に説明する。このフローは、運転操作推定HMM111における処理の内容を示したものである。
【0028】
ステップS301では、101〜105(図1参照)の各種センサから、運転操作量及び車両状態量を読み込む。
【0029】
次の、ステップS302〜S304の処理は、推定対象であるパターンのモデル毎に実施される処理であり、この運転操作推定ルーチンが一度実行される間にモデルの個数回(9回)だけ実行される。ステップS302では、現在及び所定回数以前までの運転操作量、車両状態量のデータを各運転操作モデルへと入力する。ステップS303では、入力されたデータと過去の出力確率等を元に、各モデルにおいて今回の出力確率が算出される。すべてのモデルについてこれら2つの処理が実行され、ステップS304で全モデルについて終了したと判断されたら、ステップS305以降の処理へと進む。
【0030】
ステップS305では、全モデルでの出力確率を比較し、最大の出力確率を算出したモデルを求める。これにより、図6に示した9つのパターンのうち、現在の運転操作がどのパターンに当てはまるのかが推定される。
【0031】
その後、ステップS306で、次回以降の処理のために、今回の運転操作量、車両状態量をメモリし、ステップS307で、推定結果を車両挙動推定HMM121へと出力して、今回の処理を終了する。
【0032】
次に、車両挙動推定ルーチンの作用を詳細に説明する。
この車両挙動推定ルーチンは、車両挙動推定HMM121で実行される処理であり、運転操作推定HMM111で推定された運転操作パターンと、現在の運転操作量、車両状態量から、将来の車両応答性がどうなるかを推定するものである。
【0033】
車両挙動推定HMM121では、図7に示したような3つのパターンA〜Cについて、あらかじめ学習させたモデルを使用し、現在及び所定回数以前までの運転操作量、車両状態量データ、及び、運転操作推定HMM111で推定された運転操作パターンを入力することによって、これら3つのパターンのうち、最も当てはまるのはどのパターンかを推定する。
【0034】
ここでのパターンは、将来の車両応答性が「不足する」、「適切である」、「過大になる」の3つである。車両挙動推定HMM121は、実際に使用する前に、あらかじめ、これら3つのパターンに合致するような条件で取得したデータを用いてそれぞれ学習させた、3つのモデルとなる。
【0035】
なお、本実施の形態では、推定する将来の車両挙動として、車両応答性の過不足を取り上げたが、実際の使用にあたってはこれにこだわるものではない。例えば、アクチュエータがABSのような安定性を確保するための車両運動制御システムの場合、車両応答性が「不足する」ことを検出しても、応答性を向上させることは難しい。このような場合には、将来の車両挙動が不安定化するかどうかを推定するようなモデルとすることにより、必要かつ十分な性能を得ることができる。
【0036】
図4のフローチャート(車両挙動推定ルーチン)を用いて、具体的な処理内容を詳細に説明する。このフローは、車両挙動推定HMM121における処理の内容を示したものである。
【0037】
ステップS401では、101〜105(図1参照)の各種センサから、運転操作量及び車両状態量を読み込む。
【0038】
ステップS402では、運転操作推定HMM111で推定された運転操作パターンを読み込む。
【0039】
次の、ステップS403〜S405の処理は、推定対象であるパターンのモデル毎に実施される処理であり、この車両挙動推定ルーチンが一度実行される間にモデルの個数回(3回)だけ実行される。ステップS403では、現在及び所定回数以前までの運転操作量、車両状態量、運転操作推定パターンのデータを各車両挙動推定モデルへと入力する。ステップS404では、入力されたデータと過去の出力確率等を元に、各モデルにおいて今回の出力確率が算出される。すべてのモデルについてこれら2つの処理が実行され、ステップS405で全モデルについて終了したと判断されたら、ステップS406以降の処理へと進む。
【0040】
ステップS406では、全モデルでの出力確率を比較し、最大の出力確率を算出したモデルを求める。これにより、図7に示した3つのパターンのうち、どのパターンに当てはまるのかが推定される。
【0041】
その後、ステップS407で、次回以降の処理のために、今回の運転操作量、車両状態量、運転操作推定パターンをメモリし、ステップS408で、推定結果を車両挙動コントローラ131へと出力して、今回の処理を終了する。
【0042】
その後、車両制御コントローラ131では、前述したように、将来の車両応答性が「不足する」場合には応答性を確保する車両応答性向上制御を、「適切である」場合には通常の制御を、「過大になる」場合には応答性を抑える車両応答性減少制御を、それぞれ行うこととなる。
【0043】
以上のような処理とすることにより、運転操作量と車両状態量から運転者の技量と操作意図を推定し、さらに、その推定結果と運転操作量、車両状態量から将来の車両応答性の過不足を推定することが可能となり、その結果を用いて、車両応答性を変更できる車両制御システムの制御指令値を修正することにより、車両応答性の変化を小さくすることが可能となる。
【0044】
なお、本実施の形態では、車両制御を行うアクチュエータとして、四輪操舵システムを例示して説明を行ったが、これにこだわるものでなく、ABSやTCSなどの制駆動制御システムを用いても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0045】
また、運転操作を推定するパターンとして、運転技量と運転操作意図の組み合わせとして説明したが、運転技量が低い運転者にありがちな運転操作ミスによる、車両挙動が不安定になる現象を防止する目的に限定し、ここでの推定パターンを運転技量のみによる分類に簡略化することも可能である。
【0046】
さらに、車両状態量を計測するセンサとして、車速センサと横Gセンサのみを示したが、ヨーレートセンサや前後Gセンサ等の他のセンサをこれらの代わりに用いても同様の効果が得られるし、あるいは併用することにより、さらに制御性能を向上させることも可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、隠れマルコフモデルを用いて現在の運転操作量と車両状態量から将来の車両挙動を推定する車両挙動推定手段を有し、将来の車両挙動が不安定になると推定された場合に、車両運転制御装置での制御量を、車両挙動が安定化する方向にあらかじめ変更することにより、車両挙動が不安定になることを未然に防止することが可能な車両挙動推定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両挙動推定装置の一実施の形態のシステムブロック図である。
【図2】作用を説明するためのフローチャートである。
【図3】作用を説明するためのフローチャート(運転操作推定ルーチン)である。
【図4】作用を説明するためのフローチャート(車両挙動推定ルーチン)である。
【図5】隠れマルコフモデルを説明するための概念図である。
【図6】作用を説明するための説明図である。
【図7】作用を説明するための説明図である。
【符号の説明】
101 操舵角センサ
102 アクセルセンサ
103 ブレーキセンサ
104 車速センサ
105 横Gセンサ
111 運転操作推定HMM
121 車両挙動推定HMM
131 車両制御コントローラ
141 アクチュエータ

Claims (2)

  1. 現在の運転操作量と車両状態量から運転者の運転操作パターンを推定する運転操作推定手段と、
    前記運転操作推定手段が推定した運転操作パターンと車両状態量から将来の車両挙動を推定する車両挙動推定手段と、
    車両挙動の特性を変更可能な車両運動制御手段と、を備え、
    前記運転操作推定手段は、隠れマルコフモデル(HMM)によるパターン認識手法を用い、現在の運転操作量と車両状態量に基づき、事前に学習した運転操作パターンとの一致度の高い運転操作パターンを推定するとともに、前記車両挙動推定手段は、隠れマルコフモデル(HMM)によるパターン認識手法を用い、前記運転操作推定手段が推定した運転操作パターンと車両状態量に基づき、事前に学習した車両挙動パターンとの一致度の高い車両挙動を推定し、
    前記車両挙動推定手段での車両挙動推定結果に基づき、前記車両運動制御手段における制御量を変更することを特徴とする車両挙動推定装置。
  2. 請求項1に記載の車両挙動推定装置において、
    前記運転操作パターンは、運転者の運転技量と運転操作意図との組み合わせからなるものでことを特徴とする車両挙動推定装置。
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