JP4068849B2 - オフセット部を有する自動車用サスペンション部品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アーム部を湾曲させて形成したオフセット部を有する自動車用サスペンション部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車用サスペンション部品は、軽量で信頼性の高いアルミ鍛造品が多く用いられている。これは、自動車にとってサスペンション部品が重要保安部品であること、および、燃費向上の観点から軽量化が望まれていることによる。
このような自動車用サスペンション部品の従来例を図3に示す。図3(a)に示すように自動車用サスペンション部品101は、自動車の車輪に連なるナックルアーム(不図示)にピボット連結するための取付部102と、車体側のブラケット(不図示)にピボット連結するための取付部103、および、取付部104とを有し、これらがアーム105で連結された構成を有している。さらに、アーム部105は、中央部分に凹部106を有すると共に、図3(b)に示すように取付部102から取付部104に至る中間において平面Dに対して湾曲させたオフセット部107を有している。なお、平面Dとは、取付部103、取付部104、および、取付部102を結ぶ平面、あるいは、直線である。
【0003】
このような自動車用サスペンション部品101は、他部品との干渉を避けるためにアーム部105をオフセットさせたものがある。このことを、オフセット部107を平面Dに垂直な面で切断した断面であるC−C断面における応力分布を例にして説明する。なお、図4は、図3(a)のC−C断面の形状と、その応力分布を示す模式図である。
【0004】
前記したアーム部105の凹部106は、軽量設計を目指すために形成されており、この例においては断面形状として、図4に示すように外端面となる上端面108が閉じ、同じく外端面となる下端面109が開放された略コ字状になっている。そして、取付部102,103,104(図3参照)に荷重がかけられると、荷重のx成分による応力σx(図4参照)が発生する。この応力σxは、断面の応力中立点110を中心として外端面に向かって線形に増加する。
【0005】
次に、このような自動車用サスペンション部品101の製造方法について説明する。自動車用サスペンション部品101は、軽量で高強度や疲労強度が要求される反面、高い耐衝撃性も必要とされることから、A6061やその改善材等の6000系のアルミニウム合金を鍛造加工することにより成形されている。鍛造加工に用いられる金型は、上型と下型の型割り線が自動車用サスペンション部品101の上端面108、または、反対側に下端面109の近傍の側面に位置するように製造されている。
【0006】
これは、鍛造性および金型製作の容易化を考慮したためである。また、この型割り線の部分は、鍛造時に余剰のアルミニウム合金がバリとして排出される部分であり、このバリはトリミングにより除去される。よって、このように成形された自動車用サスペンション部品101には、型割り線に対応する位置、つまり、上端面108の近傍における側面に、バリを除去した後の剪断面からなるバリ面であるパーティングライン112が形成されている。なお、従来のパーティングライン112は、同様の理由により下端面109の近傍の側面に形成されることもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなパーティングライン112は、剪断により生じた凸凹形状を有しているので、応力が集中して疲労破壊の起点となりやすく、他の部分に比べて疲労強度が15%程度低いことがわかっている。
【0008】
つまり、上端面108の近傍における上下方向の曲げに対する疲労強度はパーティングライン112により15%だけ低くなり、この部分の実際の許容応力は15%低下していることになる。図4に示すように応力σxが大きい領域において現実の許容応力が15%低下すると、強度不足を起こすため、パーティングライン112を有する上端面108の近傍の設計応力を他の部分よりも15%低く見積った上で強度計算を行い、肉厚などを決定する必要があった。
【0009】
このように許容応力の低い部分に合わせて設計する場合は、オフセット部107の断面積が大きくなり、自動車用サスペンション部品の重量も増加してしまうので好ましくない。さらに、断面積を大きくすると、パーティングライン112の形成位置以外の部分である一般部は、本来必要とされる疲労強度より15%も高い強度を有することになるが、これを活用する術がないことから、過剰品質となっていた。
【0010】
したがって、本発明は、前記の問題点に鑑み創案されたものであり、重量増加を抑制しつつ、自動車用サスペンション部品の疲労強度を確保することが可能となるオフセット部を有する自動車用サスペンション部品を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、車輪と車体とを連結させるための複数の取付部と、この取付部を端部に設けるアーム部と、アーム部および取付部に渡って鍛造時に発生するバリの除去面であるパーティングラインとを備え、前記アーム部に断面コ字形状となる凹部を有すると共に、前記アーム部に前記取付部を直線で結んだ基準面に対して湾曲したオフセット部を有する自動車用サスペンション部品において、前記アーム部は、オフセット部において基準面側に位置する第一の面と、第一の面に対向する第二の面と、第一の面から第二の面に至る側面とを有し、オフセット部の断面における応力中立点から第一の面または第二の面までの距離の0.85倍未満の側面にパーティングラインを備えるオフセット部を有する自動車用サスペンション部品とした。
【0012】
このように構成したオフセット部を有する自動車用サスペンション部品は、最大応力が発生する第一の面および第二の面から所定距離だけ中央側にパーティングラインを備えることで、パーティングラインによる強度低下が起きてもオフセット部の全体としての疲労強度が低くなることを防止するものである。このようなパーティングラインは、設計時の許容応力に対して実際に発生する応力が低い領域に位置することになるので、パーティングラインの疲労強度が他の部分よりも低下したとしても、側面においてパーティングラインの強度が最も低くなることはなく、パーティングラインから破断することを防止できる。特に、オフセット部の断面における応力中立点から第一の面または第二の面までの距離の0.85倍未満の位置にパーティングラインを備えることで、パーティングラインからの疲労破壊を確実に防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図1(a)は自動車用サスペンション部品の平面図であり、図1(b)は側面図である。また、図2は図1(a)のA−A線断面図である。
【0014】
図1(a),(b)に示すように、自動車用サスペンション部品1(以下、単にサスペンション部品1という)は、車輪側に連結するための取付部2と、車体側に連結するための取付部3,4とを端部に有するアーム部5を有しており、アーム部5は、図1(b)に示すように、取付部2,3,4を通る基準面となる平面Bよりも下側にアーム部5を湾曲させたオフセット部7を有している。なお、このようなサスペンション部品1は、自動車のサスペンションのアッパーアーム、または、ロアアームとして活用される。
【0015】
アーム部5は、この例では中央部分に凹部6が形成されており、その平面Bに垂直な断面は、図1のA−A線断面図である図2に示すように、平面Bに近接するアーム部5の第一の面である上端面8と、上端面8に対向する位置にある第二の面である下端面9と、上端面8から下端面9までに至る側面11とで区画されており、上端面8が閉塞し、下端面9が開放した略コ字形状になっている。また、アーム部5の側面11には、鍛造時に形成されたバリを除去した際に形成されたバリ面であるパーティングライン12を有している。図2において、側面11は、パーティングライン12から上端面8にかけて断面の幅が減少するような傾斜面11Aと、パーティングライン12から下端面9にかけて断面の幅が減少するような傾斜面11Bとを有している。これらの傾斜面11A,11Bは、後に説明するサスペンション部品1の鍛造工程における金型の抜き勾配に相当する傾斜である。
【0016】
ここで、このようなサスペンション部品1が自動車に取り付けられると、取付部2,3,4に荷重が作用し、オフセット部7に応力が発生する。このような応力のうち、図2に示すx軸まわりのモーメントを発生させる応力σxは、上端面8、および、下端面9が最大値σFとなり、断面の応力中立点10にかけて逓減するような線形分布をしている。なお、応力中立点10よりも上側にかかる応力と、応力中立点10よりも下側にかかる応力とは、正対する方向に作用している。また、応力中立点10の位置は、オフセット部7の断面形状により決定されるものであり、必ずしも図2の位置にくるものではない。
【0017】
このようなオフセット部7は、上端面8、下端面9に発生する最大応力σFを許容応力として強度計算を行い、その断面積を決定すると共に、一般部である傾斜面11A,11Bに比べて、疲労強度が15%低いパーティングライン12を許容応力(最大応力σF)よりも所定量だけ少ない応力が発生する位置に形成している。このような位置としては、図2の応力分布において最大応力σFの0.85倍となる位置P1よりも下側の位置があげられる。これは、最大応力σFよりも15%以上小さい応力しか発生しない領域にパーティングライン12を形成させることにより、パーティングライン12の形成位置の強度不足を防止するためである。
【0018】
ここで、パーティングライン12の形成位置を、応力中立点10を通り平面Bに平行な平面Eから当該パーティングライン12の形成位置までの距離Lpとして定義した場合、距離Lpとして設定可能な設定範囲LCは、上端面8側において最大応力σFの0.85倍の応力が作用する位置P1と、下端面9側において最大応力σFの0.85倍の応力が作用する位置P2との間であれば良いことになる。これを平面Eから上端面8までの距離e2と、平面Eから下端面9までの距離e1とにより表すと、距離e1が距離e2以上の場合には、距離Lpはゼロ以上で距離e1の0.85倍未満となる。また、距離e1が距離e2未満の場合には、Lpはゼロ以上で距離e2の0.85倍未満となる。つまり、距離e1または距離e2の大きい方が、距離LPが大きくなり、最大応力σFの0.85倍の応力未満の位置にパーティングライン12を設ければ良い。パーティングライン12の設定位置の応力中立点10を中心として上下に距離Lpの範囲未満であれば、設計応力を15%低下させることなく、断面の強度を確保することができる。
【0019】
このように、本実施形態のサスペンション部品1は、前記した設定範囲LC内にパーティングライン12を形成させることにより、パーティングライン12の疲労強度が一般部に比べて15%低下しても、ここから破断することを防止することができる。つまり、一般部の許容応力のみで充分な強度を確保することができるので、パーティングライン12による強度低下分を考慮して強度計算を行う場合に比べて、断面係数を低減させることが可能になる。これにより、断面形状を小型化することができ、サスペンション部品1全体としては8〜15%の軽量化を図ることができる。
【0020】
なお、このようなサスペンション部品1の製造工程を簡単に説明する。
まず、製造されたアルミニウム合金素材を所定形状に切断し、所定温度まで加熱してから、熱間鍛造する。そして、鍛造により形成されたバリをトリミングすると、図1(a)に示すサスペンション部品1が完成する。鍛造工程で用いられる金型は、上型と下型との境界である型割り線が図2に示すパーティングライン設定範囲LC内に位置するように分割されている。すなわち、サスペンション部品1のうち、パーティングライン12よりも上端面8側の部分が上型により成形され、パーティングライン12よりも下端面9側の部分が下型により成形される。
【0021】
本発明は前記の実施形態に限定されずに広く応用することができる。例えば、サスペンション部品1をその他の合金や、鉄鋼材料から製造することも可能である。また、アーム部5が凹部6を有する替わりに、貫通穴を有するなど、サスペンション部品1の形状は適宜変更することが可能である。
また、図1(b)においてパーティングライン12は、サスペンション部品1の全周に渡って、前記した設定範囲LCの範囲内に位置しているが、オフセット部5のみが設定範囲LCの範囲内にあれば、前記実施形態における作用・効果を奏することが可能である。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、パーティングラインをないとした場合の疲労強度計算による断面形状により自動車用サスペンション部品を得ることができるので、充分な疲労強度を保ちつつ、形状を小型化することができ、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における自動車用サスペンション部品の(a)平面図、(b)側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】従来の自動車用サスペンション部品の(a)平面図、(b)側面図である。
【図4】図3(a)のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 自動車用サスペンション部品
2,3,4 取付部
5 アーム部
7 オフセット部
8 上端面 (第一の面)
9 下端面 (第二の面)
10 応力中立点
12 パーティングライン (バリ面)
B 平面
LC 設定範囲
Claims (1)
- 車輪と車体とを連結させるための複数の取付部と、この取付部を端部に設けるアーム部と、前記アーム部および前記取付部に渡って鍛造時に発生するバリの除去面であるパーティングラインとを備え、前記アーム部に断面コ字形状となる凹部を有すると共に、前記アーム部に前記取付部を直線で結んだ基準面に対して湾曲したオフセット部を有する自動車用サスペンション部品において、
前記アーム部は、前記オフセット部において前記基準面側に位置する第一の面と、前記第一の面に対向する第二の面と、前記第一の面から前記第二の面に至る側面とを有し、前記オフセット部の断面における応力中立点から前記第一の面または前記第二の面までの距離の0.85倍未満の前記側面に前記パーティングラインを備えることを特徴とするオフセット部を有する自動車用サスペンション部品。
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