JP4065822B2 - 二重リングネットワークの伝送方式 - Google Patents

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Description

この発明は、パケット交換技術を用いた二重リングネットワークにおいて、マルチキャストデータパケットを効率的に伝送する二重リングネットワークの伝送方式に関するものである。
まず、従来のパケット交換技術を用いた二重リングネットワークの伝送方式について、ユニキャストデータパケットとマルチキャストデータパケットを説明する。
例えば、非特許文献1は、ユニキャストデータパケットについてのもので、従来のRPR(Resilient Packet Ring)に基づくネットワーク構成と動作が示されており、ここで、ネットワークを構成する各ノードは、二つのリングポートを持ち、リングポートを用いて両隣接ノードと接続され、全体で双方向の二重リングを構成している。この各ノードは、複数の支線ポートを持ち、送信側ノードは、支線ポートに到着したユニキャストデータパケットを最短のリングポートに中継し、受信側ノードは、一方のリングポートに到着したユニキャストデータパケットを支線ポートに再び中継し、このとき、他方のリングポートには中継しないように動作する。
また、例えば、非特許文献2では、Unidirectional Floodingと呼ばれるRPRに基づくマルチキャスト伝送方式に関わるネットワーク構成と動作を示しており、ここでは、送信側ノードは、支線ポートに到着したマルチキャストデータパケットを一方のリングポートに中継し、他ノードは、一方のリングポートに到着したマルチキャストパケットを他方のリングポートおよび支線ポートに中継し、送信側ノードは、リング一周後、他方のリングポートに到着したマルチキャストパケットを廃棄するように動作する。
日経コミュニケーション、日経BP社、2001年11月5日号、P96−、「イーサネット(登録商標)新天地に挑むー2重リングで素早く復旧、回線監視にはなお弱点」 IEEE 802.17 Resilient Packet Ring Working Group(2002年7月9日会合)に提出された寄書「802.17 Presentation, Flooding Protocols」
上述のように、従来のパケット交換技術を用いた二重リングネットワークにおけるマルチキャスト伝送方式では、各ノードの支線ポートの先にマルチキャストデータパケットの受信を希望する端末が存在するか否かに関わらず、マルチキャストデータパケットがリングを一周し、リング回線の伝送帯域を消費する。
例えば、一台のノードのみに受信端末が接続されていても、マルチキャストデータパケットはリングを一周するため、前記ノードの下流から送信側ノードまでの回線の伝送帯域を無駄に消費する。このため、収容できるトラヒック量が減少し、無理に収容した場合、伝送遅延時間の増加やパケット廃棄率の増加を招くという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、パケット交換技術を用いた二重リングネットワークにおいて、マルチキャストデータパケットを効率的に伝送する二重リングネットワークの伝送方式を得ることを目的にしている。
この発明に係わる二重リングネットワークの伝送方式においては、複数のノードが双方向のリング状の二つの回線に接続された二重リングネットワークにおいて、ノードは、リング状の回線に接続されたリングポートと、リング状の回線以外の回線に接続された支線ポートと、支線ポートとリングポート間でデータパケットをデータリンクレイヤで中継するスイッチ部と、複数のノードを含むように形成されるデータリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットの宛先ノードを記憶するアドレス管理部とを備え、データリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットを送信する送信端末を支線ポートの先に収容した送信端末収容ノードのアドレス管理部は、データリンクレイヤセグメント上のルータを支線ポートの先に収容したルータ収容ノード及び送信端末のマルチキャストグループに含まれる受信端末を支線ポートの先に収容した受信端末収容ノードを記憶し、送信端末収容ノードは、送信端末から送信されたマルチキャストデータパケットを、自ノードのアドレス管理部に記憶されたルータ収容ノードが1台かつ受信端末収容ノードが存在しない場合は、ルータ収容ノード宛に中継し、上記以外の場合は、全ノード宛に中継するものである。
この発明は、以上説明したように、複数のノードが双方向のリング状の二つの回線に接続された二重リングネットワークにおいて、ノードは、リング状の回線に接続されたリングポートと、リング状の回線以外の回線に接続された支線ポートと、支線ポートとリングポート間でデータパケットをデータリンクレイヤで中継するスイッチ部と、複数のノードを含むように形成されるデータリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットの宛先ノードを記憶するアドレス管理部とを備え、データリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットを送信する送信端末を支線ポートの先に収容した送信端末収容ノードのアドレス管理部は、データリンクレイヤセグメント上のルータを支線ポートの先に収容したルータ収容ノード及び送信端末のマルチキャストグループに含まれる受信端末を支線ポートの先に収容した受信端末収容ノードを記憶し、送信端末収容ノードは、送信端末から送信されたマルチキャストデータパケットを、自ノードのアドレス管理部に記憶されたルータ収容ノードが1台かつ受信端末収容ノードが存在しない場合は、ルータ収容ノード宛に中継し、上記以外の場合は、全ノード宛に中継するので、マルチキャストデータパケットの宛先ノードが1台の場合には、その宛先ノードにユニキャスト送信することができ、リング状の回線の伝送帯域の消費を削減することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による二重リングネットワークの伝送方式のノード内部を示す構成図である。
図1において、回線I/F部1は、リングポートに接続される双方向のリング状の二つの回線の特性、または支線ポートに接続されるリング状の二つの回線以外の回線の特性に応じて、符号/復号化、電気レベル変換、電気/光変換、伝送クロック抽出等を行う。スイッチ部2は、パケットをデータリンクレイヤ(以下、レイヤ2またはL2とする。)で中継する。addバッファ部3、dropバッファ部4、中継バッファ部5は、到着したパケットを一時的に待たせる。
分岐処理部6は、上流ノードから入力したデータパケットの宛先アドレスを見て、自ノード宛の場合、dropバッファ部4へ、他ノード宛の場合、中継バッファ部5へ、全ノード宛の場合、dropバッファ部4かつ中継バッファ部5へ出力する。ここで、dropバッファ部4に入力されたパケットは、リング状の回線から自ノードに取り込まれ、中継バッファ部5に入力されたパケットは、リングポートから下流ノードに出力される。挿入処理部7は、addするパケット(リング状の回線に対して自ノードから送信するパケット)と中継するパケットを選択し、下流ノードに出力する。アドレス管理部8は、dropバッファ部4を通過するパケットを参照し、端末アドレスまたはマルチキャストグループアドレス毎の宛先ノード、addするリング状の回線、宛先ノードの台数を記憶する。
なお、回線I/F部1a〜1d、中継バッファ部5a、5b、分岐処理部6a、6b、及び挿入処理部7a、7bは、それぞれ個別のものを示している。
図2は、この発明の実施の形態1による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図であり、図2(a)は、IGMPクエリーの伝送、図2(b)は、IGMPレポートの伝送、図2(c)は、ユニキャストデータパケットの伝送、図2(d)は、マルチキャストデータパケットの伝送を示している。
図3は、この発明の実施の形態1による二重リングネットワークの伝送方式の他のネットワーク構成と動作を示す図であり、マルチキャストデータパケットの伝送を示している。
図2、3において、各ノード11のスイッチ部2は、支線ポートとリングポート間をL2で中継する。各ノード11の支線ポートには、ユニキャストデータパケットの送受端末であるPC12、マルチキャストデータパケットの送信端末であるカメラ13、マルチキャストデータパケットの受信端末であるモニタ14、データパケットをネットワークレイヤ(以下、レイヤ3またはL3とする。)で中継するルータ15が接続される。
なお、ノード11a〜f、PC12a、12c、12f、カメラ13d、モニタ14b、14e、ルータ15bは、それぞれ個別のものを示している。
次に動作について説明する。
実施の形態1では、リングネットワークを含むL2セグメント(ネットワークセグメント)に少なくとも1台のルータ15が接する。複数のルータ15が接する場合、各ルータ15は、IPグループ管理プロトコルIGMP(Internet Group−Membership Protocol)を実行し、代表ルータ15を選出する。選出された代表ルータ15は、IGMPクエリーメッセージをL2セグメント内の全端末に送信し、モニタ14は、代表ルータ15へ、受信を要求するマルチキャストグループを明示したIGMPレポートメッセージを返信する。これにより代表ルータ15を有するL2セグメントにおけるマルチキャストグループが形成される。このマルチキャストグループは、ユニークなアドレスを有する。
図2の例では、図2(a)に示すように、代表ルータ15bが、IGMPクエリーメッセージを送信し、図2(b)に示すように、モニタ14eがIGMPレポートメッセージを返信する。図3の例では、IGMPレポートメッセージの返信はない。
各ノード11は、これらのメッセージを全ノード11に中継する。さらに、IGMPクエリーメッセージを全支線ポートに中継し、IGMPレポートメッセージを、IGMPクエリーメッセージを受けたポートにのみ中継する。これにより、全モニタ14に対し、IGMPレポートメッセージの返信を促す。
各ノード11のアドレス管理部8は、リング上を流れるIGMPレポートメッセージを参照し、L2セグメント上で、支線ポートの先にカメラ13を収容するノード11(以下、カメラ収容ノードという。)のアドレス管理部8は、その支線ポートの先に収容するカメラ13が属するマルチキャストグループへの参加を要求するモニタ14をその支線ポートの先に収容するノード11(以下、モニタ収容ノードという。)を記憶する。
図2(a)〜(d)の例では、カメラ収容ノード11dが、モニタ収容ノード11eを記憶する。図3の例では、モニタ収容ノード11に該当するものはない。
各ノード11のアドレス管理部8は、リング上を流れるIPユニキャストルーティングプロトコルRIP(Routing Information Protocol)やOSPF(Open Shortest Path First)のメッセージを参照し、カメラ収容ノード11のアドレス管理部8は、L2セグメントに接するルータ15をその支線ポートの先に収容するノード11(以下、ルータ収容ノードという。)を記憶する。
各ノード11は、これらのメッセージを全ノード11に中継し、全支線ポートに中継する。
図2(a)〜(d)の例では、カメラ収容ノード11dが、ルータ収容ノード11bを記憶する。図3の例も同様である。
支線ポートの先にPC12を収容するノード11(以下、PC収容ノードという。)が、PC12からユニキャストデータパケットを受けた場合、そのアドレス管理部8は、パケットのアドレスを参照し、宛先PC12をその支線ポートの先に収容する受信側ノード11を特定し、受信側ノード11に向けてリングポートに中継する。
受信側ノード11は、ユニキャストデータパケットを受けて、支線ポートに中継し、下流ノード11に中継しない。
図2の例では、図2(c)に示すように、PC収容ノード11cが、PC収容ノード11aに向けて中継する。
カメラ収容ノード11が、カメラ13からマルチキャストデータパケットを受けた場合、そのアドレス管理部8は、パケットのアドレスを参照し、ルータ収容ノード11が1台かつアドレスに示されたマルチキャストグループに対するモニタ収容ノード11が存在しない場合、ルータ収容ノード11を特定し、ルータ収容ノード11に向けてリングポートに中継する。
ルータ収容ノード11は、ユニキャストデータパケットの受信と同様に動作する。
図3の例では、カメラ収容ノード11dが、ルータ収容ノード11bに向けて中継する。
一方、前記条件に該当しない場合、全ノード11宛に中継する。
ルータ収容ノード11とモニタ収容ノード11は、マルチキャストデータパケットを受け、その先にルータ15またはモニタ14を収容する支線ポートに中継し、下流ノード11に中継する。前記以外のノード11は、マルチキャストデータパケットを支線ポートに中継せず、下流ノード11に中継する。
図2の例では、図2(d)に示すように、カメラ収容ノード11dが、全ノード11に向けて中継する。
実施の形態1によれば、以上のように、各ノードは、自ノードの支線ポートからリングポートへ中継したマルチキャストデータパケットを、再びリングポートから支線ポートへ中継する他ノードの台数を把握し、ノードが1台の場合、そのノードにマルチキャストデータパケットをユニキャスト中継することができる。
これにより、リング状の回線の伝送帯域の消費を大幅に削減でき、収容トラヒック量を増加でき、伝送遅延時間やパケット廃棄率を削減することができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図であり、図4(a)は、VRRPメッセージの伝送、図4(b)は、マルチキャストデータパケットの伝送を示している。
図4においては、リングネットワークを含むL2セグメントに接する複数の冗長化ルータ16が設けられている。各ノード11の内部構成は、図1のノード11の内部構成と同一であり、各ノード11のスイッチ部2は、支線ポートとリングポート間をL2で中継する。
なお、冗長化ルータ16a、16cは、個別のものを示している。
複数の冗長化ルータ16は、ルータ冗長化プロトコルVRRP(Virtual Router Redundant Protocol)を実行し、L2セグメントと他のL2セグメント間の中継を担うマスタルータを選出する。マスタルータ以外の冗長化ルータ16は、マスタルータが機能しない場合に限り、L2セグメントと他のL2セグメント間の中継を担うバックアップルータとなる。各ノード11は、これらのメッセージを全ノード11に中継し、全支線ポートに中継する。
図4の例では、図4(a)に示すように、マスタルータは冗長化ルータ16c、バックアップルータは冗長化ルータ16aである。
各ノード11のアドレス管理部8は、リング上を流れるVRRPのメッセージを参照し、L2セグメントに接するマスタルータをその支線ポートの先に収容するノード11を記憶する。L2セグメントに接するバックアップルータをその支線ポートの先に収容するノード11を記憶しない。マスタルータ収容ノード11または冗長化されていないルータ15を収容するノード11を実施の形態1におけるルータ収容ノード11と見なし、実施の形態1と同様に動作する。
図4(a)、(b)の例では、各ノード11が、マスタルータ収容ノード11cをルータ収容ノード11と見なし、バックアップルータ収容ノード11aをルータ収容ノード11と見なさない。
カメラ収容ノード11が、カメラ13からマルチキャストデータパケットを受けた場合、そのアドレス管理部8は、パケットのアドレスを参照し、マスタルータを含むルータ収容ノード11が1台かつアドレスに示されたマルチキャストグループに対するモニタ収容ノード11が存在しない場合、ルータ収容ノード11を特定し、ルータ収容ノード11に向けてリングポートに中継する。
図4の例では、図4(b)に示すように、カメラ収容ノード11eが、マスタルータ収容ノード11cに向けて中継する。
その他、ユニキャストデータパケットおよび前記条件に該当しないマルチキャストデータパケットに対する中継および他のノード11の動作は、実施の形態1と同様である。
実施の形態2によれば、以上のように、L2セグメントに冗長化ルータ16が複数台接する場合でも、各ノードは、自ノードの支線ポートからリングポートへ中継したマルチキャストデータパケットを、再びリングポートから支線ポートへ中継する他ノードの台数を把握し、ノードが1台の場合、そのノードにマルチキャストデータパケットをユニキャスト中継することができる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。
図6は、この発明の実施の形態3による二重リングネットワークの伝送方式の他のネットワーク構成と動作を示す図である。
図5、図6において、各ノード11の内部構成は、図1のノード11の内部構成と同一であり、各ノード11のスイッチ部2は、支線ポートとリングポート間をL2で中継する。ルータ収容ノード11dのルータ15dの先にカメラ13dを収容している。
実施の形態3では、リングネットワークを含むL2セグメントに少なくとも1台のルータ15が接する。支線ポートの先にルータ15を収容するノード11のアドレス管理部8は、自ノード11を除くルータ収容ノード11およびモニタ収容ノード11を記憶する。
図5の例では、ルータ収容ノード11bと、ルータ15dの先にカメラ13dを収容したルータ収容ノード11dとが、お互いを記憶し、図6の例では、ルータ15dの先にカメラ13dを収容したルータ収容ノード11dが、モニタ収容ノード11bを記憶する。
ルータ収容ノード11が、カメラ13からマルチキャストデータパケットを受けた場合、そのアドレス管理部8は、パケットのアドレスを参照し、他のルータ収容ノード11およびアドレスに示されたマルチキャストグループに対するモニタ収容ノード11の合計が1台の場合、ルータ収容ノード11またはモニタ収容ノード11を特定し、ルータ収容ノード11またはモニタ収容ノード11に向けてリングポートに中継する。
図5の例では、ルータ収容ノード11dが、ルータ収容ノード11bに向けて中継し、図6の例では、ルータ収容ノード11dが、モニタ収容ノード11bに向けて中継する。
その他、ユニキャストデータパケットおよび前記条件に該当しないマルチキャストデータパケットに対する中継および他のノード11の動作は、実施の形態1と同様である。
実施の形態3によれば、以上のように、自ノードがルータ収容ノードの場合でも、各ノードは、自ノードの支線ポートからリングポートへ中継したマルチキャストデータパケットを、再びリングポートから支線ポートへ中継する他ノードの台数を把握し、ノードが1台の場合、そのノードにマルチキャストデータパケットをユニキャスト中継することができる。
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。
図7において、各ノード11の内部構成は、図1のノード11の内部構成と同一であり、一部のノード11のスイッチ部2は、支線ポートとリングポート間をL2で中継し、残りのノード11のスイッチ部2は、支線ポートとリングポート間をL3で中継する。
L2中継ノード11のアドレス管理部8は、L3中継ノード11を実施の形態1におけるルータ収容ノード11と見なし、実施の形態1と同様に動作する。
図7の例では、L3中継ノード11bが、他のL2中継ノード11からルータ収容ノード11と見なされる。
L2中継ノード11が、カメラ13からマルチキャストデータパケットを受けた場合、そのアドレス管理部8は、パケットのアドレスを参照し、L3中継ノード11およびルータ収容ノード11が1台かつアドレスに示されたマルチキャストグループに対するモニタ収容ノード11が存在しない場合、L3中継ノード11またはルータ収容ノード11を特定し、L3中継ノード11またはルータ収容ノード11に向けてリングポートに中継する。
図7の例では、L2中継ノード13dが、L3中継ノード11bに向けて中継する。
その他、ユニキャストデータパケットおよび前記条件に該当しないマルチキャストデータパケットに対する中継および他のノード11の動作は、実施の形態1と同様である。
実施の形態4によれば、以上のように、L2中継ノードとL3中継ノードが混在する場合でも、L2中継ノードは、自ノードの支線ポートからリングポートへ中継したマルチキャストデータパケットを、再びリングポートから支線ポートへ中継する他ノードの台数を把握し、ノードが1台の場合、そのノードにマルチキャストデータパケットをユニキャスト中継することができる。
実施の形態5.
図8は、この発明の実施の形態5による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図であり、図8(a)は、マルチキャストグループ配信ツリーを示し、図8(b)は、マルチキャストデータパケットの伝送を示している。
図9は、この発明の実施の形態5による二重リングネットワークの伝送方式の他のネットワーク構成と動作を示す図であり、図9(a)は、マルチキャストグループ配信ツリーを示し、図9(b)は、マルチキャストデータパケットの伝送を示している。
図8、図9において、各ノード11の内部構成は、図1のノード11の内部構成と同一であり、各ノード11のスイッチ部2は、支線ポートとリングポート間をL3で中継する。
なお、配信ツリーとは、ルータ及びL3中継ノードの間で構成され、パケットデータのアドレスによって指定されるマルチキャストグループ毎に、パケットデータを受信する受信端末をツリー構造上に重なりなく配置したもので、これにもとづきパケットデータが受信端末に配信される。
各L3中継ノード11は、IPマルチキャストルーティングプロトコルPIM(Protocol Independent Multicast)を実行し、各マルチキャストグループの配信ツリーを生成する。各L3中継ノード11のアドレス管理部8は、この配信ツリーを参照し、支線ポートの先にカメラ13を収容するL3中継ノード11のアドレス管理部8は、リング状の回線上で、カメラ13が属するマルチキャストグループの配信先ノード11を記憶する。
図8の例では、図8(a)に示すように、L3中継ノード11dが、L3中継ノード11bをマルチキャストグループ配信先ノード11として記憶し、図9の例では、図9(a)に示すように、L3中継ノード11dが、L3中継ノード11bと11eとを、マルチキャストグループ配信先ノード11として記憶する。
L3中継ノード11が、カメラ13からマルチキャストデータパケットを受けた場合、そのアドレス管理部8は、パケットのアドレスを参照し、アドレスに示されたマルチキャストグループに対するマルチキャストグループ配信先ノード11が1台の場合、マルチキャストグループ配信先ノード11を特定し、マルチキャストグループ配信先ノード11に向けてリングポートに中継する。
図8の例では、図8(b)に示すように、L3中継ノード11dが、L3中継ノード(マルチキャストグループ配信先ノード)11bに向けて中継する。
一方、前記条件に該当しない場合、全ノード11宛に中継する。
図9の例では、図9(b)に示すように、L3中継ノード11dが、全L3中継ノード11に向けて中継する。
その他、ユニキャストデータパケットに対する中継および他のノード11の動作は、実施の形態1と同様である。
実施の形態5によれば、以上のように、各L3中継ノードは、自ノードの支線ポートからリングポートへ中継したマルチキャストデータパケットを、再びリングポートから支線ポートへ中継する他ノードの台数を把握し、ノードが1台の場合、そのノードにマルチキャストデータパケットをユニキャスト中継することができる。
実施の形態6.
図10は、この発明の実施の形態6による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図であり、図10(a)は、マルチキャストグループ配信ツリーを示し、図10(b)は、マルチキャストデータパケットの伝送を示している。
図11は、この発明の実施の形態6による二重リングネットワークの伝送方式の他のネットワーク構成と動作を示す図であり、図11(a)は、マルチキャストグループ配信ツリーを示し、図11(b)は、マルチキャストデータパケットの伝送を示している。
図10、図11において、各ノード11の内部構成は、図1のノード11の内部構成と同一であり、一部のノード11はL2中継ノード11、残りのノード11はL3中継ノード11である。
L3中継ノード11のアドレス管理部8は、実施の形態5と同様に動作する。各L3中継ノード11は、PIMを実行し、各マルチキャストグループの配信ツリーを生成する。
各L3中継ノード11のアドレス管理部8は、この配信ツリーを参照し、支線ポートの先にカメラ13を収容するノード11のアドレス管理部8は、リング状の回線上で、カメラ13が属するマルチキャストグループの配信先ノード11を記憶する。マルチキャストグループ配信先ノード11として、L2中継ノード11、L3中継ノード11を問わない。
図10の例では、図10(a)に示すように、L3中継ノード11dが、モニタを収容したL3中継ノード11bをマルチキャストグループ配信先ノード11として記憶し、図11の例では、図11(a)に示すように、L3中継ノード11dが、モニタを収容したL3中継ノード11bと、ルータを経由してモニタを収容したL2中継ノード11cとを、マルチキャストグループ配信先ノード11として記憶する。
さらに、リング上を流れるIGMPレポートメッセージを参照し、L2セグメント上で、その支線ポートの先に収容するカメラ13が属するマルチキャストグループへの参加を要求するモニタ14をその支線ポートの先に収容するモニタ収容ノード11を記憶する。
図11(a)、(b)の例では、L3中継ノード11dが、L2中継ノード11aをモニタ収容ノード11として記憶する。
L3中継ノード11が、カメラ13からマルチキャストデータパケットを受けた場合、そのアドレス管理部8は、パケットのアドレスを参照し、アドレスに示されたマルチキャストグループに対するマルチキャストグループ配信先ノード11およびモニタ収容ノード11の合計が1台の場合、マルチキャストグループ配信先ノード11またはモニタ収容ノード11を特定し、マルチキャストグループ配信先ノード11またはモニタ収容ノード11に向けてリングポートに中継する。
図10の例では、図10(b)に示すように、L3中継ノード11dが、L3中継ノード11bに向けて中継する。
一方、図11(b)に示すように、前記条件に該当しない場合、全ノード11宛に中継する。
図11の例では、図11(b)に示すように、L3中継ノード11dが、全ノード11に向けて中継する。
その他、ユニキャストデータパケットに対する中継および他のノード11の動作は、実施の形態1と同様である。
実施の形態6によれば、以上のように、L2中継ノードとL3中継ノードが混在する場合でも、L3中継ノードは、自ノードの支線ポートからリングポートへ中継したマルチキャストデータパケットを、再びリングポートから支線ポートへ中継する他ノードの台数を把握し、ノードが1台の場合、そのノードにマルチキャストデータパケットをユニキャスト中継することができる。
実施の形態7.
図12は、この発明の実施の形態7による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図であり、図12(a)は、IGMPクエリーの伝送、図12(b)は、IGMPレポートの伝送、図12(c)は、マルチキャストデータパケットの伝送を示している。
図12において、各ノード11の内部構成は、図1のノード11の内部構成と同一であり、各ノード11のスイッチ部2は、支線ポートとリングポート間をL2で中継する。
実施の形態7では、リングネットワークを含むL2セグメントに1台のルータ15も接していない。
各カメラ収容ノード11のアドレス管理部8は、リング上を流れるPIM、RIP、OSPFのメッセージを監視し、これらのメッセージが見られない場合、L2セグメント上にルータ15が存在しないと判断する。
次に、各カメラ収容ノード11のアドレス管理部8は、代表ルータに成りすまし、IGMPクエリーメッセージをL2セグメント内の全端末に擬似的に送信する。モニタ14は、代表ルータに成りすましたカメラ収容ノード11へ、受信を要求するマルチキャストグループを明示したIGMPレポートメッセージを返信する。
各ノード11は、これらのメッセージを全ノード11に中継する。さらに、IGMPクエリーメッセージを全支線ポートに中継し、IGMPレポートメッセージを、IGMPクエリーメッセージを受けたポートにのみ中継する。これにより、全モニタ14に対し、IGMPレポートメッセージの返信を促す。
図12の例では、図12(a)に示すように、カメラ収容ノード11dが、IGMPクエリーメッセージを送信し、図12(b)に示すように、モニタ14bがIGMPレポートメッセージを返信する。
カメラ収容ノード11のアドレス管理部8は、リング上を流れるIGMPレポートメッセージを参照し、L2セグメント上で、その支線ポートの先に収容するカメラ13が属するマルチキャストグループへの参加を要求するモニタ14をその支線ポートの先に収容するモニタ収容ノード11を記憶する。
図12(a)〜(c)の例では、カメラ収容ノード11dが、モニタ収容ノード11bを記憶する。
カメラ収容ノード11が、カメラ13からマルチキャストデータパケットを受けた場合、そのアドレス管理部8は、パケットのアドレスを参照し、アドレスに示されたマルチキャストグループに対するモニタ収容ノード11が1台の場合、モニタ収容ノード11を特定し、モニタ収容ノード11に向けてリングポートに中継する。
図12の例では、図12(c)に示すように、カメラ収容ノード11dが、モニタ収容ノード11bに向けて中継する。
その他、ユニキャストデータパケットおよび前記条件に該当しないマルチキャストデータパケットに対する中継および他のノード11の動作は、実施の形態1と同様である。
実施の形態7によれば、以上のように、L2セグメント上にルータ15が存在しない場合でも、L2中継ノードは、自ノードの支線ポートからリングポートへ中継したマルチキャストデータパケットを、再びリングポートから支線ポートへ中継する他ノードの台数を把握し、ノードが1台の場合、そのノードにマルチキャストデータパケットをユニキャスト中継することができる。
実施の形態8.
図13は、この発明の実施の形態8による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図であり、図13(a)は、IGMPクエリーの伝送、図13(b)は、マルチキャストデータパケットの伝送を示している。る。
図13において、各ノード11の内部構成は、図1のノード11の内部構成と同一であり、各ノード11のスイッチ部2は、支線ポートとリングポート間をL2で中継する。
実施の形態8では、リングネットワークを含むL2セグメントに1台のルータ15も接していない。
各カメラ収容ノード11のアドレス管理部8は、リング上を流れるPIM、RIP、OSPFのメッセージを監視し、これらのメッセージが見られない場合、L2セグメント上にルータ15が存在しないと判断する。各カメラ収容ノード11のアドレス管理部8は、擬似的にIGMPを実行し、代表ルータに成りすます代表ノード11を選出する。代表ノード11となったカメラ収容ノード11のアドレス管理部8は、代表ルータに成りすまし、IGMPクエリーメッセージをL2セグメント内の全端末に擬似的に送信する。
図13の例では、図13(a)に示すように、カメラ収容ノード11fが代表ノード11となり、IGMPクエリーメッセージを送信する。
その後、各ノード11は、実施の形態7に示す動作と同様に動作する。
図13の例では、図13(b)に示すように、非代表ノード11であるカメラ収容ノード11dが、モニタ収容ノード11bに向けて中継する。
実施の形態8によれば、以上のように、L2セグメント上にルータ15が存在しない場合でも、L2中継ノードは、自ノードの支線ポートからリングポートへ中継したマルチキャストデータパケットを、再びリングポートから支線ポートへ中継する他ノードの台数を把握し、ノードが1台の場合、そのノードにマルチキャストデータパケットをユニキャスト中継することができる。
実施の形態9.
図14は、この発明の実施の形態9による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。
図14において、各ノード11の内部構成は、図1のノード11の内部構成と同一であり、各ノード11のスイッチ部2は、支線ポートとリングポート間をL2またはL3で中継する。
実施の形態9では、リングを含むL2セグメントを複数のVLAN(Virtual Local Area Network)に分割する。各ノード11は、VLAN毎に実施の形態1〜実施の形態8のいずれかに示す動作と同様に動作する。
図14の例では、リングを含むL2セグメントを二つのVLAN1とVLAN2に分割し、VLAN1に属するカメラ収容ノード11aがVLAN1に属するL3中継ノード11eへマルチキャストデータパケットを中継し、VLAN2に属するカメラ収容ノード11dがVLAN2に属するL3中継ノード11bへマルチキャストデータパケットを中継する。
実施の形態9によれば、以上のように、L2セグメント上を複数VLANに分割した場合でも、各ノードは、VLAN毎に自ノードの支線ポートからリングポートへ中継したマルチキャストデータパケットを、再びリングポートから支線ポートへ中継する他ノードの台数を把握し、ノードが1台の場合、そのノードにマルチキャストデータパケットをユニキャスト中継することができる。
実施の形態10.
図15は、この発明の実施の形態10による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図であり、図15(a)は、個別設定情報の伝送、図15(b)は、マルチキャストデータパケットの伝送を示している。
図15において、各ノード11の内部構成は、図1のノード11の内部構成と同一であり、各ノード11のスイッチ部2は、支線ポートとリングポート間をL2またはL3で中継する。
実施の形態10では、1台の管理ノード18のアドレス管理部8が、リング上を流れるIGMP、RIP、OSPF、PIM等のメッセージを参照し、各ノード11のアドレス管理部8が、実施の形態1〜実施の形態9のいずれかに示す動作と同様に動作するよう、各ノード11のアドレス管理部8に設定情報を個別に通知する。
図15の例では、図15(a)に示すように、管理ノード18のアドレス管理部8が、他ノード11のアドレス管理部8に設定情報を個別に通知する。
通知を受けたカメラ収容ノード11dのアドレス管理部8は、図15(b)に示すように、カメラ13dからマルチキャストデータパケットを受け、パケットのアドレスを参照し、ルータ収容ノード(またはL3中継ノード)及び受信端末収容ノードの合計が1台の場合、その1台のL3中継ノード11bを特定し、L3中継ノード11bに向けてリングポートに中継する。
実施の形態10によれば、以上のように、管理ノードを設けることにより、他の各ノードが複雑な処理を実行することなく、自ノードの支線ポートからリングポートへ中継したマルチキャストデータパケットを、再びリングポートから支線ポートへ中継する他ノードの台数を把握し、ノードが1台の場合、そのノードにマルチキャストデータパケットをユニキャスト中継することができる。
この発明の実施の形態1による二重リングネットワークの伝送方式のノード内部を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態1による二重リングネットワークの伝送方式の他のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態2による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態3による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態3による二重リングネットワークの伝送方式の他のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態4による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態5による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態5による二重リングネットワークの伝送方式の他のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態6による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態6による二重リングネットワークの伝送方式の他のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態7による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態8による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態9による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。 この発明の実施の形態10による二重リングネットワークの伝送方式のネットワーク構成と動作を示す図である。
符号の説明
1 回線I/F部
2 スイッチ部
3 addバッファ部
4 dropバッファ部
5 中継バッファ部
6 分岐処理部
7 挿入処理部
8 アドレス管理部
11 ノード
12 PC
13 カメラ
14 モニタ
15 ルータ
16 冗長化ルータ
18 管理ノード

Claims (11)

  1. 複数のノードが双方向のリング状の二つの回線に接続された二重リングネットワークにおいて、上記ノードは、上記リング状の回線に接続されたリングポートと、上記リング状の回線以外の回線に接続された支線ポートと、上記支線ポートとリングポート間でデータパケットをデータリンクレイヤで中継するスイッチ部と、上記複数のノードを含むように形成されるデータリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットの宛先ノードを記憶するアドレス管理部とを備え、上記データリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットを送信する送信端末を支線ポートの先に収容した送信端末収容ノードのアドレス管理部は、上記データリンクレイヤセグメント上のルータを支線ポートの先に収容したルータ収容ノード及び上記送信端末のマルチキャストグループに含まれる受信端末を支線ポートの先に収容した受信端末収容ノードを記憶し、上記送信端末収容ノードは、上記送信端末から送信されたマルチキャストデータパケットを、自ノードのアドレス管理部に記憶されたルータ収容ノードが1台かつ上記受信端末収容ノードが存在しない場合は、上記ルータ収容ノード宛に中継し、上記以外の場合は、全ノード宛に中継することを特徴とする二重リングネットワークの伝送方式。
  2. 上記送信端末収容ノードのアドレス管理部は、上記データリンクレイヤセグメント上に複数の冗長化ルータが配置されている場合、上記リング状の回線上を流れるパケットを参照して、マスタルータを特定し、この特定されたマスタルータを支線ポートの先に収容するノードをルータ収容ノードとして記憶することを特徴とする請求項1記載の二重リングネットワークの伝送方式。
  3. 複数のノードが双方向のリング状の二つの回線に接続された二重リングネットワークにおいて、上記ノードは、上記リング状の回線に接続されたリングポートと、上記リング状の回線以外の回線に接続された支線ポートと、上記支線ポートとリングポート間でデータパケットをデータリンクレイヤで中継するスイッチ部と、上記複数のノードを含むように形成されるデータリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットの宛先ノードを記憶するアドレス管理部とを備え、上記データリンクレイヤセグメント上のルータを支線ポートの先に収容したルータ収容ノードのアドレス管理部は、上記データリンクレイヤセグメント上の他のルータを支線ポートの先に収容した他のルータ収容ノード及びマルチキャストグループに含まれる受信端末を支線ポートの先に収容した受信端末収容ノードを記憶し、上記ルータ収容ノードは、マルチキャストデータパケットを送信する送信端末からマルチキャストデータパケットを受信したとき、自ノードのアドレス管理部に記憶された他のルータ収容ノード及び受信端末収容ノードの合計が1台の場合は、上記1台のノード宛に中継し、上記以外の場合は、全ノード宛に中継することを特徴とする二重リングネットワークの伝送方式。
  4. 上記複数のノードには、上記リング状の回線に接続されたリングポートと、上記リング状の回線以外の回線に接続された支線ポートと、上記支線ポートとリングポート間でデータパケットをネットワークレイヤで中継するスイッチ部と、上記複数のノードを含むように形成されるデータリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットの宛先ノードを記憶するアドレス管理部とを備えたネットワークレイヤ中継ノードが含まれ、上記ネットワークレイヤ中継ノードは、ルータ収容ノードと見なされることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の二重リングネットワークの伝送方式。
  5. 複数のノードが双方向のリング状の二つの回線に接続された二重リングネットワークにおいて、上記ノードは、上記リング状の回線に接続されたリングポートと、上記リング状の回線以外の回線に接続された支線ポートと、上記支線ポートとリングポート間でデータパケットをネットワークレイヤで中継するスイッチ部と、上記複数のノードを含むように形成されるデータリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットの宛先ノードを記憶するアドレス管理部とを備え、上記データリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットを送信する送信端末を支線ポートの先に収容した送信端末収容ノードのアドレス管理部は、上記マルチキャストパケットの配信先を木構造にしたマルチキャストグループの配信ツリーを参照して、マルチキャストデータパケットの配信先ノードを記憶し、上記送信端末収容ノードは、上記送信端末から送信されたマルチキャストデータパケットを、自ノードのアドレス管理部に記憶された配信先ノードが1台の場合は、上記配信先ノード宛に中継し、上記以外の場合は、全ノード宛に中継することを特徴とする二重リングネットワークの伝送方式。
  6. 上記複数のノードには、上記リング状の回線に接続されたリングポートと、上記リング状の回線以外の回線に接続された支線ポートと、上記支線ポートとリングポート間でデータパケットをデータリンクレイヤで中継するスイッチ部と、上記複数のノードを含むように形成されるデータリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットの宛先ノードを記憶するアドレス管理部とを備えたデータリンクレイヤ中継ノードが含まれ、上記送信端末収容ノードのアドレス管理部は、上記送信端末のマルチキャストグループに含まれる受信端末を支線ポートの先に収容したデータリンクレイヤ中継ノードの受信端末収容ノードを記憶し、上記送信端末収容ノードは、上記送信端末から送信されたマルチキャストデータパケットを、自ノードのアドレス管理部に記憶された配信先ノード及び上記受信端末収容ノードの合計が1台の場合は、上記1台のノード宛に中継し、上記以外の場合は、全ノード宛に中継することを特徴とする請求項5記載の二重リングネットワークの伝送方式。
  7. 複数のノードが双方向のリング状の二つの回線に接続された二重リングネットワークにおいて、上記ノードは、上記リング状の回線に接続されたリングポートと、上記リング状の回線以外の回線に接続された支線ポートと、上記支線ポートとリングポート間でデータパケットをデータリンクレイヤで中継するスイッチ部と、上記複数のノードを含むように形成されるデータリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットの宛先ノードを記憶するアドレス管理部とを備え、上記データリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットを送信する送信端末を支線ポートの先に収容した送信端末収容ノードのアドレス管理部は、上記データリンクレイヤセグメント上にルータを支線ポートの先に収容したルータ収容ノードがない場合に、送信端末収容ノードから上記データリンクレイヤセグメント上の各ノードに送信されたマルチキャストグループを形成するためのパケットに対して応答した受信端末を支線ポートの先に収容した受信端末収容ノードを記憶し、上記送信端末収容ノードは、上記送信端末から送信されたマルチキャストデータパケットを、自ノードのアドレス管理部に記憶された上記受信端末収容ノードが1台の場合は、上記1台の受信端末収容ノード宛に中継し、上記以外の場合は、全ノード宛に中継することを特徴とする二重リングネットワークの伝送方式。
  8. 上記データリンクレイヤセグメント上に上記送信端末収容ノードが複数ある場合には、代表の送信端末収容ノードを選出し、この選出された送信端末収容ノードからマルチキャストグループを形成するためのパケットを上記データリンクレイヤセグメント上の各ノードに送信することを特徴とする請求項7記載の二重リングネットワークの伝送方式。
  9. 上記データリンクレイヤセグメントを複数のVLANに分割し、この分割された各VLAN内で上記マルチキャストデータパケットの中継が実行されることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の二重リングネットワークの伝送方式。
  10. 上記複数のノードには、上記リング状の回線上を流れるパケットを参照して、上記マルチキャストデータパケットの宛先ノードを記憶するアドレス管理部を有する管理ノードが含まれ、上記管理ノードにより上記送信端末収容ノードのアドレス管理部に上記管理ノードのアドレス管理部の記憶内容が通知されることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の二重リングネットワークの伝送方式。
  11. 上記ノードのアドレス管理部は、上記リング状の回線上を流れるパケットを参照して、データリンクレイヤセグメント上のマルチキャストデータパケットの宛先ノードを記憶することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の二重リングネットワークの伝送方式。
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