JP4063843B2 - トランスホイール - Google Patents

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Description

この発明は、搬送用のローラコンベヤに用いられるトランスホイールに関するものである。
トランスホイールは、ローラコンベヤの搬送ローラとして使用され、特に、ローラコンベヤに載せられた搬送物、又は載せようとする搬送物を、そのコンベヤ上で搬送方向に交差する方向にスライドさせる場合、例えば、一のローラコンベヤの途中から他のコンベヤが分岐して設けられている場合等において、その分岐部分に係る搬送ローラに使用される。
この種のトランスホイールの構成は、例えば、本発明の実施形態の説明図である図4に基づいて説明すると、ローラコンベヤの搬送方向に回転するホイール本体5の外周に沿って、小ローラ3が複数組み込まれたものが一般的である。
ホイール本体5は強化プラスチック製であり、その中央の軸孔8にコンベヤの回転軸(図示せず)が挿通されて、その回転軸とともに一体に図中矢印Aの方向へ回転するようになっている。また、小ローラ3は、前記コンベヤの回転軸に直交する同一面内に配置されて、それぞれ支持軸4周りに矢印Bの方向へ回転自在となっている。
支持軸4は金属製であり、その支持軸4が、図8に示すように、前記ホイール本体5内に設けられた軸受け部6に嵌って支持されている。
ホイール本体5は、上記軸孔8の軸方向に沿って2分割されたホイール部材5a,5aが嵌め合わされて一体に固定されるようになっており、その嵌め合わせの際に、一方のホイール部材5aに形成したピン穴2aに、他方のホイール部材5aに形成したピン2が嵌って両者が位置決めされるとともに、その各ホイール部材5a,5aに形成された凹部7a,7aが対向して小ローラ収納部7を、同じく溝部6a,6aが対向して前記軸受け部6を形成するようになっている。
なお、このトランスホイールを使用した搬送コンベヤの例としては、例えば、下記特許文献1がある。
2000−289849号公報(第8頁第10図、第9頁第8図第9図)
上記図8に示す従来のトランスホイール1は、各小ローラ3を支える支持軸4が、一つの小ローラ3に対して1本づつ別々に設けられており、その各支持軸4の両端4a,4aが、それぞれホイール本体5の小ローラ収納部7両側に設けられた軸受け部6,6に嵌められて二点で支持されている。
各支持軸4がそれぞれホイール本体5に二点で支持されているので、一の支持軸4を支持する対の軸受け部6,6のうち、例えば、図8に示すように、少なくとも一箇所の軸受け部6周囲に破損あるいは摩耗等が生じて欠損部9が生じれば、支持軸4は小ローラ3とともに、矢印Cに示す方向へ脱落してしまうことがある。
小ローラ3及び支持軸4がホイール本体5から脱落すると、コンベヤ上の搬送物が上記交差方向へスムースにスライドできなくなるのはもちろんのこと、その脱落した部品が、搬送物の中に混入することもあるので好ましくない。
このため、仮に、一部の軸受け部6が破損しても、小ローラ3及び支持軸4等の部品は脱落しないでホイール本体5に維持されていることが好ましい。
そこで、この発明は、軸受け部6が破損しても、その小ローラ3及び支持軸4等の部品がホイール本体5から脱落し難いようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、隣り合う小ローラの支持軸同士を連結したのである。
具体的には、ローラコンベヤ用の搬送ローラの外周に沿って、その搬送ローラの回転方向に交差する方向に回転する小ローラを複数設けたトランスホイールにおいて、各小ローラを、それぞれ上記搬送ローラ内に設けた軸受け部に嵌る支持軸によって回転自在に支持し、その隣り合う二つの小ローラの支持軸同士を連結したものである。
隣り合う小ローラの支持軸同士が連結されていれば、一の小ローラに対応する軸受け部が破損あるいは摩耗等しても、その支持軸は、隣り合う小ローラに対応する軸受け部にも支持されているので、小ローラ及び支持軸がホイール本体から脱落してしまうことはない。
したがって、軸受け部が破損しても、その小ローラ及び支持軸等の部品がホイール本体から脱落し難いようにし得る。
また、その隣り合う二つの小ローラの支持軸同士をすべて連結して環状の支持軸としてもよい。このようにすれば、小ローラ及び支持軸等の部品がさらに脱落し難くなる。
この発明は、隣り合う小ローラの支持軸同士を連結したので、軸受け部が破損しても、その小ローラ及び支持軸等の部品がホイール本体から脱落し難い。
一実施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。この実施形態のトランスホイール10は、ローラコンベヤの幅方向の回転軸に沿って複数並列して設けられ、且つ、その回転軸が搬送方向に沿って多数列並列されて設けられた各搬送ローラのうち、搬送物を前記幅方向にスライド(横移動)させる必要がある箇所の搬送ローラに採用される。
トランスホイール10の構成は、搬送物である物品を送り出す方向(図4に示す矢印Aの方向)に回転自在に支持されているホイール本体5の外周に沿って、そのホイール本体5の回転方向に直交する方向(矢印Bの方向)に回転する小ローラ3が8個設けられている。この小ローラ3の設置数は、コンベヤ上の搬送物の横移動が円滑に行われる限りにおいて任意である。
上記各小ローラ3には支持軸挿通孔3aが形成されており、その挿通孔3aに支持軸4が挿通されるようになっている。また、その隣り合う二つの小ローラ3,3の支持軸4,4同士は、図2に示すように、平面視「く字状」に連結されている。なお、ホイール本体5及び小ローラ3は強化プラスチック製、支持軸4は断面円形の金属製となっている。
ホイール本体5は、従来例と同様、コンベヤの回転軸を挿通する軸孔8の軸方向に沿って2分割されたホイール部材5a,5aが嵌め合わされて一体に固定されるようになっており、その嵌め合わせの際に、一方のホイール部材5aに形成したピン穴2aに、他方のホイール部材5aに形成したピン2が嵌って両者が位置決めされるとともに、その各ホイール部材5a,5aに形成された凹部7a,7aが対向して小ローラ収納部7を、同じく溝部6a,6aが対向して前記軸受け部6を形成するようになっている(図3及び図5参照)。
その軸受け部6の形態は、上記く字状を成す支持軸4の屈曲部4bを支えることができるように、隣り合う小ローラ収納部7,7間において同形状のく字状に屈曲して形成されている。支持軸4の屈曲部4bが、その屈曲した軸受け部6に嵌って支持されるので、その支持ががたつかず、よりしっかりとしたものとなる。
また、く字状を成す支持軸4の両端部4a,4aは、さらに隣り合う小ローラ収納部7,7間に形成された同じく平面視く字状の軸受け部6の一端にぴったりと嵌って支持されて、一の支持軸4は、合計3箇所でホイール本体5に支持される。
また、上記軸受け部6の断面は、その軸受け部6内に嵌め込まれた支持軸4を支持し得る形状及び大きさとなっており、図1に示すように、断面コ字状の溝部6a,6aが対向して形成された断面矩形を成すものとなっている。
なお、この軸受け部6の断面形状は、上記実施形態に限定されず、他の断面形状としてもよい。例えば、軸受け部6を断面円形として、同じく断面円形を有する支持軸4がその軸受け部6内に面接触しながら嵌るようにしてもよい。
このトランスホイール10を組立てる際には、例えば、2つの小ローラ3,3を、上記く字状の支持軸4の両端部4a,4a側から嵌めてその支持軸4に対して回転自在としておき(図1に示す状態)、その状態で、一方のホイール部材5aの凹部7aへ小ローラ3を、各溝部6aへ対応する支持軸4の各部を収納して、その後、もう一方のホイール部材5aを重ねて固定すればよい。
このように、隣り合う小ローラ3,3の支持軸4が連結されて、その連結された支持軸4がホイール本体に三箇所で支持されているので、軸受け部6の一箇所が、前述の図8の欠損部9のごとく破損しても、その支持軸4は、なお他の二箇所の軸受け部6に支持されているので、小ローラ3及び支持軸4がホイール本体5から脱落してしまうことはない。
なお、連結する支持軸4の本数は2本に限られず、3本以上であってもよいが、他の実施形態として、例えば、図6及び図7に示すように、すべての隣り合う支持軸4同士を連結することにより、支持軸4を環状に形成してもよい。このようにすれば、軸受け部6が破損しても、支持軸4及び小ローラ3の脱落をより確実に防止し得るようになる。
このような環状を成す支持軸4に小ローラ3を嵌める際には、その環状の支持軸4の対向する端部4a,4a間の隙間を押し広げて、その一方の端部4aから小ローラ3を次々と嵌め込んでいき、その小ローラ3が支持軸4の屈曲部4bを通過する際には、その支持軸4の弾性力を利用していわば無理嵌めするように挿通させてもよいし、直線状の支持軸4に複数の小ローラ3を予め嵌めておき、その状態で支持軸4の所要部分をくの字状に曲げて環状に形成してもよい。
また、上記各実施形態では、小ローラ3の回転方向は、ホイール本体5の回転方向に対して直角としたが、その小ローラ3の回転方向は、ホイール本体5の回転方向に対して直角以外であってもよく、例えば、ローラコンベヤと分岐コンベヤ等との交差角度に応じて、45度、60度等自在に設定することができる。
一実施形態の分解斜視図 同実施形態の断面図 同実施形態の分解斜視図 同実施形態の斜視図 図4の断面図 他の実施形態の分解斜視図 他の実施形態の断面図 従来例の断面図
符号の説明
1,10 トランスホイール
2 ピン
2a ピン孔
3 小ローラ
3a 支持軸挿通孔
4 支持軸
4a 端部
4b 屈曲部
5 ホイール本体
5a ホイール部材
6 軸受け部
6a 溝部
7 小ローラ収納部
7a 凹部
8 軸孔
9 欠損部

Claims (2)

  1. ローラコンベヤ用の搬送ローラの外周に沿って、その搬送ローラの回転方向に交差する方向に回転する小ローラ3を複数設け、前記各小ローラ3は、それぞれ前記搬送ローラのホイール本体5に対して支持軸4によって回転自在に支持され、その支持軸4は、前記各小ローラ3の両側において前記ホイール本体5に設けた軸受け部6に嵌って支持されているトランスホイールにおいて、
    上記隣り合う二つの小ローラ3,3の支持軸4,4同士は、く字状を成す屈曲部4bで連結されて、前記隣り合う二つの小ローラ3,3間に設けられる前記軸受け部6は、前記支持軸4の屈曲部4bと同形状のく字状に屈曲して形成されて、前記支持軸4の屈曲部4bが、前記屈曲した軸受け部6に嵌って支持されることを特徴とするトランスホイール。
  2. 上記隣り合う二つの小ローラ3,3の支持軸4,4同士をすべて連結して環状の支持軸4としたことを特徴とする請求項1に記載のトランスホイール。
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