JP4062407B2 - ガラス母材の製造方法および製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス微粒子堆積体を脱水、加熱処理して透明ガラス化するガラス母材の製造方法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガラス微粒子堆積体の製造方法として、VAD法(気相軸付法)、OVD法(外付け気相蒸着法)等が知られている。OVD法は、例えば、反応容器内で出発ガラスロッドを軸方向に往復移動させるとともに回転させる。そして、出発ガラスロッドの外周に、SiCl4 やGeCl4 などのガラス原料ガスを、H2 などの燃料ガスとO2 などの助燃ガスとともにバーナーで吹き付け、火炎加水分解反応によりガラス微粒子を生成して堆積させ、ガラス微粒子堆積体を作製する。
【0003】
この後、ガラス微粒子堆積体は、焼結炉等により脱水、加熱処理して透明ガラス化される。透明ガラス化のための脱水、加熱処理は、例えば、カーボンまたは石英等の耐熱材で形成された炉心管内を、通常、塩素含有雰囲気にして、脱水と透明ガラス化の加熱処理を行なっている。また、塩素系ガスとヘリウムガスで脱水処理を行なった後に、温度を上げてヘリウムガスのみで加熱処理し透明ガラス化するなどの方法も知られている(例えば、特開昭61−270232号公報参照)。
【0004】
ガラス微粒子堆積体を脱水、加熱処理して透明ガラス化する装置は、例えば、炉心管の外周部に加熱ヒーターを備えた炉体を配置し、炉心管の上方に上蓋、下方に下蓋(省略される場合もある)を取付けて構成される。上蓋には、ガラス微粒子堆積体を吊り下げ支持する支持棒を移動可能に挿通する開口部を設けている。支持棒は、この開口部とのクリアランスで上下方向に移動され、支持棒に吊り下げられたガラス微粒子堆積体を、加熱ヒーター位置に移動させる。
【0005】
ガラス微粒子堆積体を脱水、透明ガラス化するのに、上述したように、脱水処理に塩素系ガスを用い、また、光ファイバ用のガラス母材では、脱水後に屈折率調整のためにSiF4 ガスを用いてF添加を行なうこともある。そして、脱水処理後の透明ガラス化の加熱処理においても、塩素系ガスと水素ガスの混合ガスを用いる場合もある。塩素系ガスのような腐蝕性のガスが、炉心管の上蓋開口部と支持棒のクリアランス部分を通じて外部に漏れると、装置が設置された室内の金属類を腐蝕させ、金属ダストを発生する。ガラス微粒子堆積装置が同じ室内に設置されていると、この金属ダストが、ガラス微粒子の堆積中に混入し、ガラス微粒子堆積体に多数の金属不純物を含ませることにもなる。
【0006】
炉心管内からガスが外部に漏れるのを防止するのに、炉心管の上蓋と支持棒のクリアランス部分をOリング等のシール部材でシールするとともに、このシール部の内側にシールガスを流すことが知られている(例えば、特開2000−44269参照)。しかし、上蓋を炉心管と異なる金属材料で形成しているため、熱膨張係数の違いで接合部に隙間が生じて、この部分からガスが漏れる可能性がある。このため、上蓋部分を冷却したりするなどの構成を用いるため、コストのかかる装置となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、比較的簡単な構成で、炉心管からの腐蝕性ガスをシールして、脱水、透明ガラス化を行なうガラス母材の製造方法および製造装置の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のガラス母材の製造方法は、ガラス微粒子堆積体を支持棒により吊り下げ支持し、支持棒を上蓋と下蓋を備えた炉心管の上蓋に設けたシール部を介して挿通させ、ガラス微粒子堆積体を炉心管の軸方向に移動させ、炉心管内に脱水、透明ガラス化のためのガスを用いて加熱処理するガラス母材の製造方法であって、支持棒、前記上蓋、前記下蓋、前記炉心管を同等の熱膨張係数を有する耐熱材料で形成するとともに、シール部に外部から不活性ガスを吹き付けることを特徴とする。
【0009】
また、本発明のガラス母材の製造装置は、ガラス微粒子堆積体を支持棒により吊り下げ支持し、支持棒を上蓋と下蓋を備えた炉心管の上蓋に設けたシール部を介して挿通させ、ガラス微粒子堆積体を前記炉心管の軸方向に移動させ、炉心管内に脱水、透明ガラス化のためのガスを用いて加熱処理するガラス母材の製造装置であって、支持棒、前記上蓋、前記下蓋、前記炉心管を、同等の熱膨張係数を有する耐熱材料で形成するとともに、シール部に外部から不活性ガスを吹き付ける不活性ガス供給部を前記シール部の外側に設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図により、本発明の実施の形態を説明する。図1(A)は、ガラス微粒子堆積体を脱水、透明ガラス化する装置の概略を示す図、図1(B)はシール部の部分断面を示す図である。図中、1はガラス微粒子堆積体、2は出発ガラスロッド、3は支持棒、3aは把持部、4は昇降装置、5は炉心管、6は上蓋、7は下蓋、8はシール部、8aはシール部材、9は不活性ガス供給部、9aはガスポート、10はガス供給装置、11はガス流量制御装置、12はガス導入管、13は排気管、14は炉体、14aは炉体筐体、14bは加熱ヒーター、14cは断熱材、15は覗き窓、16は放射温度計、17は圧力測定ポート、18は圧力測定器を示す。
【0011】
ガラス微粒子堆積体1は、例えば、出発ガラスロッド2に、OVD法によりガラス微粒子の薄い堆積層を多層に積層して形成される。出発ガラスロッド2は、光ファイバ用のガラス母材を形成する場合は、コアガラスまたはコア部とクラッド部からなるガラスロッドの両端に、同種のガラス材からなるダミーロッドを熔着したものが用いられる。
【0012】
ガラス微粒子堆積体1は、出発ガラスロッド2の一方の端部を、支持棒3に把持部3aで固定して、昇降装置4より上下方向に移動可能に吊り下げ支持され、脱水、透明ガラス化を行なう装置(以下、焼結炉という)に入れられる。焼結炉は、炉心管5の上に上蓋6を取外し可能に接合し、下方に下蓋7を同じく取外し可能に取付け、炉心管5の外周部に加熱用の炉体14を組付けて構成される。
【0013】
上蓋6の上端には、支持棒3が通される開口部をシール部8で形成し、支持棒3が密封状態で、かつ上下方向に移動可能に挿通される。シール部8は、ゴムまたは樹脂材により形成されたOリング等のシール部材8aを用いて形成することができる。シール部8の外側に不活性ガス供給部9を設けて、窒素ガス等の不活性ガスを供給し、シール部8に外部から吹き付けて冷却する。不活性ガスは、不活性ガス供給装置10により供給され、この不活性ガスを流量制御装置11で流量制御して、供給部9のガスポート9aから所定の流量で供給される。また、この不活性ガスは、シールガスとしてシール部8の外部圧を高め、内部からのガスが外部に漏れるのを抑制する作用も備えている。
【0014】
本発明では、炉心管5、上蓋6、下蓋7、支持棒3は同程度の熱膨張係数を有する材料で形成する。例えば、炉心管5を石英で形成する場合は、上蓋6、下蓋7および支持棒3も同じ石英で形成する。これらの熱膨張係数を合わせることにより、熱膨張係数差による接合や組付けのずれが抑制され、炉心管内からのガス漏れを防止することができる。
【0015】
下蓋7には、塩素ガスおよびヘリウムガスを導入するガス導入管12を設け、上蓋6には、炉心管5内に導入された塩素ガスやヘリウムガスおよび脱水された水分を排出する排気管13が設けられる。炉体14は、炉体筐体14a内に断熱材14cを介して加熱ヒーター14bを配して構成される。また、この炉体14の適当な位置に、監視用の覗き窓15を設けて、炉心管の温度を放射温度計16で測定できるようにされている。さらに、炉心管5には、炉心管内の圧力を測定するための圧力測定ポート17が取付けられ、圧力測定器18により測定されるように構成されている。
【0016】
次に、上記の焼結炉を用いてガラス母材を製造する方法について説明する。先ず、光ファイバ用のガラス母材を製造する場合、ガラス微粒子の堆積を行なう出発ガラスロッド2を準備する。この出発ガラスロッド2は、ガラス微粒子堆積装置に入れられ、VAD法またはOVD法により、所定の堆積重量と外径を有するようにガラス微粒子を堆積させ、ガラス微粒子堆積体1を作製する。
【0017】
作製されたガラス微粒子堆積体1は、図1に示した焼結炉に搬送され、一方の端部から露出している出発ガラスロッド2を、支持棒3に把持部3aで連結する。支持棒3の上端側を、上蓋6のシール部8、不活性ガス供給部9に挿通させて、昇降装置4に取付け、ガラス微粒子堆積体1を吊り下げ支持する。この後、ガラス微粒子堆積体1は、炉心管5内の上方開放部から中に入れられ、上蓋6を炉心管5の上端に密封形状で取付固定する。なお、下蓋7も同様に密封固定する。
【0018】
ガラス微粒子堆積体1の収納が終えたら、ガラス微粒子堆積体1をスタート位置に調整し、炉心管内の温度を昇温させる。排気管13の排気により炉心管5内の圧力を調整し、塩素ガス(Cl2 )とヘリウムガス(He)との混合ガスをガス導入管12から炉心管5内に導入する。また、不活性ガス供給装置10から、例えば、不活性ガスとして窒素ガス(N2 )を流し、不活性ガス供給部9に供給し、炉心管5の熱によりシール部8が劣化しないように冷却する。炉心管内の温度を1000℃〜1350℃(好ましくは、1200℃〜1300℃)の温度範囲に保持させ、ガラス微粒子堆積体1を所定の速度で下方に移動させる。ガラス微粒子堆積体1が最終の下端位置に到達した時点で、一応の脱水処理が終了する。
【0019】
次いで、ガラス微粒子堆積体1を上方に引き上げ、スタート位置に戻す。炉心管内温度を1400℃〜1600℃(好ましくは、1520℃〜1570℃)に昇温させると同時に、特定比率の塩素ガス(Cl2 )とヘリウムガス(He)、または、ヘリウムガス(He)のみをガス導入管12から導入する。圧力測定ポート17と圧力測定器18により炉心管5内の圧力を測定し、排気管13からの排気量を調整して、所定の室圧差となるように設定する。不活性ガス供給部9への不活性ガスの供給は、この間継続して行なわれ、シール部8が過熱されないように冷却する。ガラス微粒子堆積体1を、この条件のもとで、再度、所定の速度で下方に移動させ、最終の下端位置に到達した時点で、透明ガラス化が終了し、ガラス母材が得られる。
【0020】
次に、本発明の具体例1について説明する。コア部とクラッド部を有する外径20mmのコアロッドの両端に、ガラスダミーロッドを熔着し、出発ガラスロッド2とした。この出発ガラスロッド2の外周に、OVD法によりガラス微粒子の堆積を行ない、ガラス微粒子堆積体1を作製した。このガラス微粒子堆積体を、図1に示す構成の焼結炉(加熱ヒーター長:400mm)に入れた。焼結炉の炉心管5、上蓋6、下蓋7、支持棒3は全て石英で形成したものを用いた。
【0021】
シール部8は、Oリングを取付けて形成し、支持棒3を移動可能に密封的に挿通し、不活性ガス供給部9に6〜7SLM(standard liter/min )の窒素ガス(N2 )を炉心管の昇温と同時に連続供給し、Oリングに吹き付けた。炉心管内温度(炉心管温度)を昇温するとともに塩素ガス(Cl2 )を2L(liter )、ヘリウムガス(H2 )20Lの混合ガスを導入した。排気量の調整により、炉心管5に取付けた圧力測定ポート17、圧力測定器18で炉心管内の圧力を測定し、炉心管内の圧力が室圧差で−20Paになるように管理した。また、ガラス微粒子堆積体1は、炉心管内温度が1300℃になった時点で、10mm/minの速度で下方に移動させた。なお、シール部8の近くに塩素ガス検出器を設置して、塩素ガスの漏れが無いことを確認した。
【0022】
ガラス微粒子堆積体1が、最終の下端位置に到達した時点で、ガラス微粒子堆積体1を上方に引き上げ、スタート位置に戻した。さらに、ガラス微粒子堆積体1が最終の下端位置に到達した時点で、炉心管5の昇温を開始するとともに、再度、塩素ガス(Cl2 )を2L、ヘリウムガス(H2 )20Lの混合ガスを導入し、排気管13からの排気量を調整し、炉心管内の圧力調整を行なった。炉心管内温度が1550℃になった時点で、ガラス微粒子堆積体1を3mm/minの速度で下方に移動させた。この移動で最終の下端位置に達した時点で、ガラス微粒子堆積体1を引き上げるとともに、炉体14の加熱ヒーターの電源を切った。このガラス母材の製造中における、塩素ガス検出器による塩素ガスの漏れ量は、0.015ppm以下であった。
【0023】
本発明の具体例2として、具体例1に用いたシール部8のOリングにシリコン樹脂を塗り、シール部8の気密性を高めた。その他の装置、製造条件は、具体例1と全て同じとした。この結果、ガラス母材の製造中における塩素ガス検出器による塩素ガスの漏れ量は、0.01ppm以下であった。
【0024】
本発明の比較例1として、具体例1で用いたOリングを使用しなかった。したがって、不活性ガスの供給も行なわず、支持棒3は上蓋6の開口部に挿通させるだけで、支持棒3と上蓋の挿通孔のクリアランスのみで封止した状態とした。その他の装置、製造条件等は、具体例1と全て同じとした。この結果、ガラス母材の製造中における塩素ガス検出器による塩素ガスの漏れ量は、0.3ppm前後であった。
【0025】
本発明の比較例2として、上蓋6を金属で形成した以外は、具体例1と全て同じとし、シール部8にOリングを用い、不活性ガスによる吹き付けも行なった。この結果、ガラス母材の製造中における塩素ガス検出器による塩素ガスの漏れ量は、0.20ppm前後であった。
【0026】
本発明の比較例3として、シール部8に不活性ガスによる吹き付けを行なわない以外は、具体例1と装置、製造条件は全て同じとした。この結果、ガラス母材の製造中における塩素ガス検出器による塩素ガスの漏れ量は、0.015ppm以下であった。しかし、Oリングが熱で劣化し、毎回交換する必要がある状態であった。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、炉心管、上蓋、下蓋および支持棒を同じ熱膨張係数を有する材料で形成し、かつ、軸方向に移動可能に挿通させる支持棒と上蓋のシール部を外部から不活性ガスで吹き付けるという簡単な構成により、シール部を冷却するとともに、炉心管内のガスの漏れを抑制することができる。この結果、作業室内に炉心管からの腐蝕性ガスが漏れるのを抑制でき、腐蝕による金属ダストの発生を防止し、良好な室内環境を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための概略図である。
【符号の説明】
1…ガラス微粒子堆積体(ガラス微粒子堆積体)、2…出発ガラスロッド、3…支持棒、3a…把持部、4…昇降装置、5…炉心管、6…上蓋、7…下蓋、8…シール部、8a…シール部材、9…不活性ガス供給部、9a…ガスポート、10…ガス供給装置、11…ガス流量制御装置、12…ガス導入管、13…排気管、14…炉体、14a…炉体筐体、14b…加熱ヒーター、14c…断熱材、15…覗き窓、16…放射温度計、17…圧力測定ポート、18…圧力測定器。
Claims (4)
- ガラス微粒子堆積体を支持棒により吊り下げ支持し、前記支持棒を上蓋と下蓋を備えた炉心管の前記上蓋に設けたシール部を介して挿通させ、前記ガラス微粒子堆積体を前記炉心管の軸方向に移動させ、前記炉心管内で脱水、透明ガラス化のためのガスを用いて加熱処理するガラス母材の製造方法であって、
前記支持棒、前記上蓋、前記下蓋、前記炉心管を同等の熱膨張係数を有する耐熱材料で形成するとともに、前記シール部に外部から不活性ガスを吹き付けることを特徴とするガラス母材の製造方法。 - 前記シール部をOリングで形成することを特徴とする請求項1に記載のガラス母材の製造方法。
- ガラス微粒子堆積体を支持棒により吊り下げ支持し、前記支持棒を上蓋と下蓋を備えた炉心管の前記上蓋に設けたシール部を介して挿通させ、前記ガラス微粒子堆積体を前記炉心管の軸方向に移動させ、前記炉心管内で脱水、透明ガラス化のためのガスを用いて加熱処理するガラス母材の製造装置であって、
前記支持棒、前記上蓋、前記下蓋、前記炉心管を、同等の熱膨張係数を有する耐熱材料で形成するとともに、前記シール部に外部から不活性ガスを吹き付ける不活性ガス供給部を前記シール部の外側に設けたことを特徴とするガラス母材の製造装置。 - 前記シール部をOリングで形成することを特徴とする請求項3に記載のガラス母材の製造装置。
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