JP4061323B2 - フロート式液面計 - Google Patents

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Description

本発明は、タンク内の液量や、液位を計測するフロート式液面計に関するものである。
従来から、用途に応じて様々な形式の液面計が使用されている。例えば、複数の燃料タンクを備える船舶では、燃料タンク毎に液面計を設置する必要がある。燃料タンク毎に異なる液面計を設置すると、取り扱い方法が異なるため、ユーザの負担が重くなる。よって、このような場合には、安価な同じ液面計を採用するのが好ましい。
安価なフロート式液面計としては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。
特開2002−39842号公報
特許文献1に開示されているフロート式液面計は、構成が比較的簡素であり、フロートの上下移動に対応して移動するバランスウェイト(カウンタウェイト)を備えている。このようなフロート式液面計は、バランスウェイトを使用する分だけ設置するのに手間が掛かる。また、フロートのメンテナンス時には、バランスウェイトにも気を配る必要があり、作業が煩雑である。
そこで本発明は、構造が簡素で、設置するのに手間が掛からないフロート式液面計を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、請求項1の発明では、液にフロートを浮かべ、前記フロートの高さにより液位を検出するフロート式液面計であって、一端が前記フロートに固定された第1ワイヤを設け、前記第1ワイヤの他端は滑車に巻き付けられており、前記滑車と同軸で一体に回転可能な主ホイールを設け、前記主ホイールには定トルクばねが設けてあり、前記定トルクばねは、フロートが液面と共に移動可能に主ホイールを付勢しており、さらに前記主ホイールには、第2ワイヤの一端が固定されており、前記第2ワイヤにはインジケータが設置されており、前記インジケータは、液位を示す表示板に刻んだ目盛に沿って往復移動が可能であり、前記表示板に沿って磁性体を配置し、前記インジケータに磁石を設置し、インジケータを前記磁性体に引き付けることにより、第2ワイヤの振動を抑制した。
請求項2の発明では、請求項1に記載のフロート式液面計の発明において、前記磁性体とインジケータの磁石の間に、磁力線を通す非磁性材料からなる部材を配置した。
請求項3の発明では、請求項1又は請求項2の発明において、第2ワイヤの他端側を副ホイールに巻き付けて固定し、前記副ホイールに主ホイールに設けた定トルクばねより弾性力が弱い定トルクばねを設けることにより、第2ワイヤに弛みが生じないようにした。
請求項4の発明では、請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載のフロート式液面計の発明において、表示板には上限指標と下限指標とが設けてあり、前記インジケータは、前記上限指標と下限指標の間の部分の任意の位置に配置可能とした。
フロート式液面計の設置環境(計測対象の液体が収容されたタンクの容量、液面の移動範囲等)に応じて、ゲージ合わせ(初期設定)を容易にするものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のうちのいずれかに記載のフロート式液面計の発明において、前記上限指標と下限指標にリードスイッチを設けた
請求項1の発明では、一端が前記フロートに固定された第1ワイヤを設け、前記第1ワイヤの他端は滑車に巻き付けられており、前記滑車と同軸で一体に回転可能な主ホイールを設け、前記主ホイールには定トルクばねが設けてあり、前記定トルクばねは、フロートが液面と共に移動可能に主ホイールを付勢しており、さらに前記主ホイールには、第2ワイヤの一端が固定されており、前記第2ワイヤにはインジケータが設置されており、前記インジケータは、液位を示す表示板に刻んだ目盛に沿って往復移動が可能であるので、液面位置を容易に把握することができる。
また、インジケータとフロートとを別々のワイヤに備えるようにしたので、フロートとインジケータを、互いに無関係にメンテナンスすることができる。よって、フロートを交換する際には、適正に設定されたインジケータを取り外す必要がなく、インジケータを再設置する手間が掛からない。
請求項1の発明ではさらに、表示板に沿って磁性体を配置し、前記インジケータに磁石を設置し、インジケータを前記磁性体に引き付けることにより、第2ワイヤの振動を抑制したので、液位を正確に読み取り易くなる。また、第2ワイヤの振動を抑制するので、第2ワイヤの耐久性を向上させることができるようになる。
請求項2の発明では、磁性体とインジケータの磁石の間に、磁力線を通す非磁性材料からなる部材を配置したので、インジケータは表示板上を円滑に摺動することができる。
請求項3の発明では、第2ワイヤの他端側を副ホイールに巻き付けて固定し、前記副ホイールに主ホイールに設けた定トルクばねより弾性力が弱い定トルクばねを設けることにより、第2ワイヤに弛みが生じないようにしたので、フロートの移動が、インジケータにレスポンスよく伝達され、液位を良好に検出することができる。
請求項の発明では、インジケータを、表示板に設けた上限指標と下限指標の間の部分の任意の位置に配置可能にしたので、フロート式液面計の設置環境に応じて、表示板に対するインジケータの設置位置を容易に調整することができる。
請求項5の発明では、上限指標と下限指標にリードスイッチを設けたので、インジケータが上限指標又は下限指標の位置に達すると、信号を出力することができるようになる。
図1は、本発明を実施したフロート式液面計1の斜視図である。フロート式液面計1は、例えば、船舶の燃料タンク内の燃料の量を計る場合に使用することができる。フロート式液面計1は、液30(ここでは燃料)内に配置したフロート2と、フロート2を吊す後述する第1ワイヤ3と、第1ワイヤ3の向きを変更する案内滑車4及び5と、液位(燃料の液面位置)を表示する液面表示器6とを備えている。
フロート2や、案内滑車4及び5は、従来のフロート式液面計で使用されているものをそのまま採用する。また、フロート式液面計1は、液面表示器6の内部に特徴的な構成を備えており、以下では、主に液面表示器6について詳述する。
図2は、液面表示器6の分解斜視図である。
図2に示すように液面表示器6には仕切8が設けてある。仕切8には貫通孔9が設けてあり、支軸10がこの貫通孔9を貫通している。支軸10は、仕切8の表側(紙面の手前側)では主ホイール14を支持しており、仕切8の裏側(紙面の向こう側)では、滑車11を支持している。主ホイール14と滑車11は、支軸10と共に、一体に回転することができるようになっている。
滑車11には、溝状のワイヤ係合部11aが設けてある。ワイヤ係合部11aには、第1ワイヤ3の一端が固定されており、第1ワイヤ3の他端は、フロート2(図1)の上端に固定されている。図1に示すように、第1ワイヤ3の、滑車11からフロート2に至る途中には、案内滑車4及び5が配置されている。これら案内滑車4及び5を設けることによって、燃料タンク(図1には燃料タンク頂部に設けたワイヤ設置フランジ29のみを示す)の位置に関係なく、液面表示器6をユーザが目視し易い位置に設置することができるようになる。第1ワイヤ3の長さは、燃料がなくなった際に、フロート2が燃料タンクの底に届く程度以上の長さであればよい。
図2に示すように、仕切8の表側に配置された主ホイール14には、第2ワイヤ20を巻き取る溝状のワイヤ巻取部14aと、ばね係合部14bとを備えている。主ホイール14は、支軸18aで回転不能に支持された定トルクばね18のばね18b(後述する図3に示す)の弾性力によって回転力が付与されている。
仮に、フロート2の比重が液(燃料)の比重よりも大きく、この回転力(第1ワイヤ3を介してフロート2を上方へ引っ張る力)が、フロート2の重量と、フロート2が燃料から受ける浮力の差と等しければ、フロート2は燃料中で停止する。
実際には、フロート2の比重は液(燃料)の比重よりも小さく、フロート2は、単体で、全長(全高)に対して、例えば60〜70%の長さ分が液没し、残りの40〜30%の長さ分が液面より上に突出する状態で浮遊するところ、第1ワイヤ3(定トルクばね18)によって、全長の7〜15%の長さ分がさらに液面より上に突出する(すなわち、液没部分の長さが短くなる)ように上方へ牽引されている。言い換えると、定トルクばね18(ばね18a)の弾性力で第1ワイヤ3を介してフロート2を牽引する力と、フロート2が液(燃料)から受ける浮力の和が、フロート2の重量と等しくなるように、フロート2の体積と重量(比重)とが設定される。よって、万が一、フロート2から第1ワイヤ3が外れても、フロート2がタンクの底へ沈没することはない。このように第1ワイヤ3によって上方へ牽引されるフロート2が、燃料の表面(液面)に配置されると、このフロート2は、上昇又は下降する液面に追従する。
フロート2は、燃料タンク内に直に配置するのではなく、燃料タンク内に鉛直方向に延びる案内筒27を配置し、この案内筒27の中にフロート2を配置する。案内筒27内をフロート2が円滑に上下移動できるように、案内筒27の内部形状とフロート2の外形とを設定する。例えば、フロート2に、複数の羽根を設け、これらの羽根を案内筒27の内面に接触させると、フロート2を案内筒27内で振動させることなく上下方向に移動させることができるようになる。
仕切8の表側には、支軸15aが設けてある。この支軸15aは、副ホイール15を回転可能に支持している。副ホイール15には、主ホイール14と同様に、溝状のワイヤ巻取部15bとばね係合部15cとが設けてある。主ホイール14のワイヤ巻取部14aには、第2ワイヤ20の一端が固定されており、第2ワイヤ20の他端は、副ホイール15のワイヤ巻取部15bに固定されている。
液面表示器6の構造を、図3及び図4を参照して、より具体的に説明する。図3は、液面表示器6の概略正面図である。また、図4は、図3のIV−IV矢視図である。
図1、図3及び図4に示すように第2ワイヤ20は、仕切8の表側に設置された支柱16a及び17aでそれぞれ回転可能に支持された滑車16及び17を経由しており、第2ワイヤ20の一端は、主ホイール14に複数周回巻き付けられている。第2ワイヤ20の長さと、主ホイール14の直径(第2ワイヤ20を巻き付ける直径)は、フロート2(図1)の上下の最大移動距離に対応して設定する。そして、第2ワイヤ20は、主ホイール14から繰り出された長さ分だけ副ホイール15に巻き取られ、逆に、主ホイール14が巻き取る長さ分だけ副ホイール15から繰り出されるようになっている。
副ホイール15には、第2ワイヤ20が撓まない程度に、仕切8に支柱19aで回転不能に支持された定トルクばね19のばね19b(図3)の付勢(弾性)によって回転力が付与されている。すなわち、定トルクばね18(ばね18b)で付勢された主ホイール14の回転力よりも定トルクばね19(ばね19b)で付勢された副ホイール15の回転力の方が小さく、主ホイール14から第2ワイヤ20が繰り出された際に、第2ワイヤ20が弛まないように第2ワイヤ20を副ホイール15に巻き取らせるために定トルクばね19が設けられている。
定トルクばね19(ばね19b)の弾性力は、主ホイール14の回転に影響を及ぼさない程度の大きさに設定されている。よって、主ホイール14に第2ワイヤ20を巻き取る際(液面及びフロート2が下降する際)には、定トルクばね18(ばね18b)の弾性力によって主ホイール14と滑車11は円滑に回転して、それぞれ第2ワイヤ20と第1ワイヤ3を巻き取ることができるようになっている。
仕切8の表側には、燃料の液面である液位(又は、燃料タンク内の燃料の残量)を示す目盛を刻んだ表示板7を支持する支柱13と、後述するレール12を支持する支柱22とが設けてある。表示板7には、後述するインジケータ21を貫通させるスリット7bが設けてある。また、表示板7には、上限指標40と下限指標41とが設けてある。上限指標40は、液位の最高警戒値(燃料タンク内の燃料が、最大充填量に達する直前の予め設定された液位)に対応する目盛位置に設置され、下限指標41は、液位の最低警戒値(燃料タンク内の燃料が、完全に消費される直前の予め設定された液位)に対応する目盛位置に設置される。上限指標40と下限指標41に、図示しないリードスイッチを設け、インジケータ21が上限指標40又は下限指標41の位置に達すると、図1に示す出力端子45を介して信号を出力し、例えば、警報ブザーを鳴音させたり、警報ランプを点滅させることもできる。
表示板7の四隅には、貫通孔7aが設けてある。支柱13にはねじ穴13aが設けてあり、ビス24が、貫通孔7aを貫通して支柱13のねじ穴13aと螺合することにより、表示板7が仕切8(支柱13)に固定されるようになっている。
滑車16と滑車17の間には、レール12が支柱22によって支持されて設置されている。すなわち、レール12には貫通孔12aが設けてあり、支柱22の先端には、雌ねじ22a(図4)が切ってあり、この雌ねじ22aに螺合するビス26が貫通孔12aを貫通し、ビス26と支柱22とでレール12を挟持することにより、レール12は仕切8(支柱22)に固定されている。
レール12は、鉄等の磁性材料で構成される裏側部材28と、銅、アルミニウム等の金属や樹脂等の磁力線を通す非磁性材料で構成される表側部材39とが一体固着されて構成されている。表側部材39には、インジケータ21を摺動させる摺動面39aが設けてある。
主ホイール14と副ホイール15が回転すると、第2ワイヤ20の、滑車16と滑車17の間の部分が、レール12に沿って移動する。この第2ワイヤ20の、滑車16と滑車17の間の部分には、インジケータ(指標)21が設けてある。
図5は、インジケータ21の分解断面図である。また、図6(a)は、インジケータ21を組み立てた状態の断面図であり、図6(b)は、組み立てた状態のインジケータ21の正面図である。
図5に示すようにインジケータ21は、袋ナット31、指針32、ストッパ33(スペーサ)、平ワッシャ34及び35、及び磁石36を備えた本体37とで構成されている。磁石36は、本体37の基部37a(レール12と接触する部分)に開口した穴に内挿され、基部37aの開口に備えたかしめ片37dをかしめることによって、本体37に固定されている。磁石36は、接着剤やその他の固定手段で本体37に固定してもよい。また、本体37には、基部37aと連続し、且つ、ねじ部を備えた支柱部37bが設けてある。支柱部37bの基部37a側の端部には、第2ワイヤ20を通す貫通孔37cが設けてある。
支柱部37bには、平ワッシャ35、34、ストッパ33、及び孔32aを備えた指標32が装着され、装着後、袋ナット31が支柱部37bのねじ部に螺合され、図6(a)及び図6(b)に示す状態となる。すなわち、第2ワイヤ20は、貫通孔37cを貫通し、平ワッシャ34と35とで挟持される。平ワッシャ35は本体37の基部37aに当接しており、平ワッシャ34は、筒状のストッパ33と指標32を介して袋ナット31の締め付けにより、第2ワイヤ20を押圧している。この構成によって、インジケータ21は第2ワイヤ20に固定される。
一方、表示板7に刻んだ目盛を指し示す指標32は、ストッパ33と袋ナット31に挟持され、袋ナット31を支柱部37bのねじ部に締め付けることにより、インジケータ21に固定される。
このような構成を備えたインジケータ21は、袋ナット31を緩めることによって、第2ワイヤ20の任意の位置まで移動させることができ、さらに、その位置で袋ナット31を締め付けるだけで第2ワイヤ20に対して固定することができる。
図7は、インジケータ38(図6のインジケータ21の変形例)の断面図である。インジケータ38は、ボルト39、指標40、スペーサ41、平ワッシャ42及び43、ナット44、及び磁石45とで構成されている。
図7に示すように、指標40は、ボルト39の頭部39aとスペーサ41との間に配置され、第2ワイヤ20は、平ワッシャ42と43の間に配置される。そして、ナット44をボルト39に螺合させると、指標40はボルト39の頭部39aとスペーサ41とで挟持され、第2ワイヤ20は、平ワッシャ42と43とで挟持される。この構成により、インジケータ38は、第2ワイヤ20に固定することができる。ナット44を緩めることによって、インジケータ38は、第2ワイヤ20の任意の位置まで移動させることができ、さらに、ナット44を締め付けることによって第2ワイヤ20に固定することができる。
また、ナット44のねじ孔44aには、ねじ部45aを備えた磁石45を螺合させている。この磁石45は、図1に示すレール12の表側部材39に付着するので、インジケータ38は、たとえ頻繁に揺れる船舶の燃料タンクに設置されていても、振れることなく表示板7のスリット7aとレール12に沿って上下方向に移動することができる。また、磁石45は、非磁性材料で形成された表側部材39を介して、磁性材料で形成された裏側部材28と引き合うが、表側部材39が両者間に作用する磁力を適度に弱め、インジケータ21は表側部材39上を円滑に摺動することができる。
ここで、話を液面表示器6に戻す。
以上のように構成されたフロート式液面計1では、燃料が消費され、滑車11から第1ワイヤ3が繰り出されて、フロート2が下降すると、同時に、第2ワイヤ20が主ホイール14に巻き取られるので、インジケータ21は、表示板7(レール12)に沿って下降する。
滑車11の直径(第1ワイヤ3の巻き取り直径)と主ホイール14の直径(第2ワイヤ20の巻き取り直径)とを相対的に調整することにより、インジケータ21が指し示す表示板7に刻んだ目盛を、燃料タンク内の燃料の残量に対応させることができる。
以上、液面表示器6の構成について説明したが、仮に、フロート2が上下移動しても、支軸10が円滑に回転しない場合には、貫通孔9にベアリングを設け、ベアリングで支軸10を支持してもよい。また、上述の例において、貫通孔9にOリングを設けて、測定対象の燃料が仕切8の表側に侵入しないようにするのが好ましい。
また、上述の例では、定トルクばね19で副ホイール15に回転力を付与する例を示したが、定トルクばね19は、フロート2の位置(高さ)によらず、常に同じ弾性力で第2ワイヤ20が撓まないように作用し、フロート2による滑車11の回転力と、定トルクばね18による主ホイール14の回転力とは釣り合っている。主ホイール14側の定トルクばね18の付勢力に対して、副ホイール15側のばねの付勢力が、無視できる程度の大きさであれば、副ホイール15側には定トルクばね19以外のばねを採用しても差し支えない。
以上のように、本実施の形態のフロート式液面計1では、電気機器を一切使用しておらず、漏電による火災等の事故の発生を回避することができ、極めて安全である。
本発明を実施したフロート式液面計の斜視図である。 液面表示器の分解斜視図である。 液面表示器の部分正面図である。 図3のIV−IV矢視図である。 インジケータの分解断面図である。 (a)は、組み立てた状態のインジケータの断面図であり、(b)は、組み立てた状態のインジケータの正面図である。 図5とは別のインジケータの断面図である。
符号の説明
1 フロート式液面計
2 フロート
3 第1ワイヤ
6 液面表示器
7 表示板
8 仕切
9 貫通孔
10 支軸
11 滑車
12 レール
14 主ホイール
15 副ホイール
16、17 滑車
18、19 定トルクばね
20 第2ワイヤ
21、38 インジケータ
25、45 磁石
28 裏側部材(磁性体)

Claims (5)

  1. 液にフロートを浮かべ、前記フロートにより液位を検出するフロート式液面計であって、
    一端が前記フロートに固定された第1ワイヤを設け、前記第1ワイヤの他端は滑車に巻き付けられており、前記滑車と同軸で一体に回転可能な主ホイールを設け、前記主ホイールには定トルクばねが設けてあり、前記定トルクばねは、フロートが液面と共に移動可能に主ホイールを付勢しており、さらに前記主ホイールには、第2ワイヤの一端が固定されており、前記第2ワイヤにはインジケータが設置されており、前記インジケータは、液位を示す表示板に刻んだ目盛に沿って往復移動が可能であり、前記表示板に沿って磁性体を配置し、前記インジケータに磁石を設置し、インジケータを前記磁性体に引き付けることにより、第2ワイヤの振動を抑制したことを特徴とするフロート式液面計。
  2. 前記磁性体とインジケータの磁石の間に、磁力線を通す非磁性材料からなる部材を配置したことを特徴とする請求項1に記載のフロート式液面計。
  3. 第2ワイヤの他端側を副ホイールに巻き付けて固定し、前記副ホイールに主ホイールに設けた定トルクばねより弾性力が弱い定トルクばねを設けることにより、第2ワイヤに弛みが生じないようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフロート式液面計。
  4. 表示板には上限指標と下限指標とが設けてあり、前記インジケータは、前記上限指標と下限指標の間の部分の任意の位置に配置可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載のフロート式液面計。
  5. 前記上限指標と下限指標にはリードスイッチが設けてあることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちのいずれかに記載のフロート式液面計。
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