JPS5812111Y2 - 浮子式可変抵抗型液面計の液面検出装置 - Google Patents
浮子式可変抵抗型液面計の液面検出装置Info
- Publication number
- JPS5812111Y2 JPS5812111Y2 JP1979182272U JP18227279U JPS5812111Y2 JP S5812111 Y2 JPS5812111 Y2 JP S5812111Y2 JP 1979182272 U JP1979182272 U JP 1979182272U JP 18227279 U JP18227279 U JP 18227279U JP S5812111 Y2 JPS5812111 Y2 JP S5812111Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
本案は例えば自動車の燃料タンク内の燃料の量を示す燃
料計に用いられる浮子式特に浮子直動式の可変抵抗型液
面計の液面検出装置に関するものである。
料計に用いられる浮子式特に浮子直動式の可変抵抗型液
面計の液面検出装置に関するものである。
従来の上記液面検出装置の摺動型可変抵抗器はボビンに
線を巻いたものであるため、摺動時の機械的抵抗が浮子
の浮力に比べて大きくて、実液面と計器の指示値との間
に誤差を生ず、正確な指示をしない不具合がある。
線を巻いたものであるため、摺動時の機械的抵抗が浮子
の浮力に比べて大きくて、実液面と計器の指示値との間
に誤差を生ず、正確な指示をしない不具合がある。
又液量を正確にするための抵抗値の補正が難しい。
液体タンクには、液面検出装置の外に残量警報装置も必
要であるが、従来のものは、上記両装置を別々に設ける
ため構造が複雑である。
要であるが、従来のものは、上記両装置を別々に設ける
ため構造が複雑である。
本案は上記浮子直動式可変抵抗型液面検出装置における
浮子の摺動時の機械的抵抗を減少させ、浮子側摺動導電
部の接触性を良くして計器の精度を高め、少量域の指示
を明確化する、又残量警報装置の接点を簡単に組込むこ
とを目的とする。
浮子の摺動時の機械的抵抗を減少させ、浮子側摺動導電
部の接触性を良くして計器の精度を高め、少量域の指示
を明確化する、又残量警報装置の接点を簡単に組込むこ
とを目的とする。
本案液面検出装置は、図面に示すようにタンク1の中に
、上下方向に電気抵抗2を印刷した基板3を配置し、浮
子4に設けた導電部5を、基板3の印刷抵抗2に接触さ
せて計器回路6(第9図)の抵抗を可変にしている。
、上下方向に電気抵抗2を印刷した基板3を配置し、浮
子4に設けた導電部5を、基板3の印刷抵抗2に接触さ
せて計器回路6(第9図)の抵抗を可変にしている。
第1図の実施例は、第5図に示すように抵抗2を1条設
けた一対の印刷抵抗基板3,3を対向させて配置し、そ
の間に卦いて浮子4を摺動させる構成である。
けた一対の印刷抵抗基板3,3を対向させて配置し、そ
の間に卦いて浮子4を摺動させる構成である。
Tは浮子4の案内兼回り止め棒、8は波よけを兼ねる保
護筒、9はその保護筒8の蓋、10は印刷基板取付枠を
示す。
護筒、9はその保護筒8の蓋、10は印刷基板取付枠を
示す。
第7図は印刷抵抗2の他の実施例である。
本案は上記のように、浮子直動式の液面検出装置におけ
る摺動型可変抵抗器の抵抗2を印刷によって構成したか
ら、表面を平らに滑らかに仕上げることが出来て、摺動
時の摩擦抵抗が小さくなる。
る摺動型可変抵抗器の抵抗2を印刷によって構成したか
ら、表面を平らに滑らかに仕上げることが出来て、摺動
時の摩擦抵抗が小さくなる。
従って抵抗2に対する浮子4の接触圧は軽いので、従来
のボビンに抵抗線を巻いたものに比べて精度が良く、装
置をコンパクト化出来ると共に量産出来る効果がある。
のボビンに抵抗線を巻いたものに比べて精度が良く、装
置をコンパクト化出来ると共に量産出来る効果がある。
又本案は上記印刷抵抗2を設けた基板3を少なくとも一
対対向して配置し、その一対の印刷抵抗基板3,3の間
に浮子4を上下動可能に設けて、浮子4の導電部5を各
基板3,3の印刷抵抗2゜2に同時に接触させるように
したから、各基板の抵抗2,2が直列につながり、必要
抵抗値が一定の場合、各基板3,3の長さを短かくする
ことができて、浅いタンクでも十分な抵抗値変化が得ら
れ、正確な液量を表示できる。
対対向して配置し、その一対の印刷抵抗基板3,3の間
に浮子4を上下動可能に設けて、浮子4の導電部5を各
基板3,3の印刷抵抗2゜2に同時に接触させるように
したから、各基板の抵抗2,2が直列につながり、必要
抵抗値が一定の場合、各基板3,3の長さを短かくする
ことができて、浅いタンクでも十分な抵抗値変化が得ら
れ、正確な液量を表示できる。
タンクの深さを一定とすると、抵抗基板が1個だけの従
来のものに比べて抵抗の長さが倍になり、液量検知を正
確にするための抵抗値補正の自由度が増すものである。
来のものに比べて抵抗の長さが倍になり、液量検知を正
確にするための抵抗値補正の自由度が増すものである。
更に上記一対の印刷抵抗基板3,3は同一構造のものを
使用できるので、コスト面でも有利である。
使用できるので、コスト面でも有利である。
自動車の燃料タンクはその周壁に種々の凹凸があり、液
面の変化と液面の変化は必ずしも比例しない。
面の変化と液面の変化は必ずしも比例しない。
従って自動車用燃料計は液量な正確に表示することは難
しい。
しい。
ボビンに抵抗線を巻いたものでは、液量表示を正確にす
るための補正、例えば巻き方に粗密をつげるのが難しい
。
るための補正、例えば巻き方に粗密をつげるのが難しい
。
本案装置の電気抵抗2は前記のように印刷であるから、
例えばその幅を変える、或いは実施例のジグザグ状印刷
の場合その粗密度を変えるなどして抵抗値の変化を残量
に一致させるための抵抗値の補正が容易であり、正確な
液量を表示出来る。
例えばその幅を変える、或いは実施例のジグザグ状印刷
の場合その粗密度を変えるなどして抵抗値の変化を残量
に一致させるための抵抗値の補正が容易であり、正確な
液量を表示出来る。
そして本案の液面検出装置は、その浮子4の導電部5を
複数本の弾性線材で構成するもので、第6図に示すよう
に浮子4の中央に直径方向に複数本の溝11を設け、抵
抗2に対する接触部をU字状に曲げた弾性線材5,5を
上記溝11,11の中にはめる。
複数本の弾性線材で構成するもので、第6図に示すよう
に浮子4の中央に直径方向に複数本の溝11を設け、抵
抗2に対する接触部をU字状に曲げた弾性線材5,5を
上記溝11,11の中にはめる。
基板3の印刷抵抗2に対する浮子4の導電部5を上記の
ように構成すると、一方の導電部の接触が不良でも他方
の導電部が接触しているから導通不良を起こすことがな
い。
ように構成すると、一方の導電部の接触が不良でも他方
の導電部が接触しているから導通不良を起こすことがな
い。
そして導電部5は線材製であるから、板ばね製に比べて
ばね圧を軽くすることが容易である。
ばね圧を軽くすることが容易である。
従って前記印刷抵抗2の平面性と相まって浮子4の摺動
時の摩擦抵抗を減少させて計器の精度を高める効果があ
る。
時の摩擦抵抗を減少させて計器の精度を高める効果があ
る。
液面検出装置の可変抵抗器の抵抗2を、前述のように印
刷によって構成すると、その可変過程にふ−ける抵抗値
の大小補正を容易に実施出来る点に鑑み、本案は基板3
の印刷抵抗2を、下方にいくに従ってその抵抗の増加率
を漸増させるように設ける。
刷によって構成すると、その可変過程にふ−ける抵抗値
の大小補正を容易に実施出来る点に鑑み、本案は基板3
の印刷抵抗2を、下方にいくに従ってその抵抗の増加率
を漸増させるように設ける。
抵抗2を上記のように設けると、液面が下がるに従って
抵抗値の増加率が高くなっていくので計器120指針1
3の振れが大きくなる。
抵抗値の増加率が高くなっていくので計器120指針1
3の振れが大きくなる。
即ち目盛14の間隔を少量域程大きくすることが出来て
、自動車等の燃料計の場合のように、特に少量域にかげ
る液量の正確な検知を必要とするものに適用して有益で
ある。
、自動車等の燃料計の場合のように、特に少量域にかげ
る液量の正確な検知を必要とするものに適用して有益で
ある。
印刷抵抗2の抵抗増加率を漸増させる手段は任意である
。
。
更に本案液面検出装置は、その印刷抵抗基板3を利用し
て印刷抵抗2の下端より下に、計器回路6とは別の残量
警報回路15の接点16x、16zを、抵抗2と同じく
印刷によって設けたものである。
て印刷抵抗2の下端より下に、計器回路6とは別の残量
警報回路15の接点16x、16zを、抵抗2と同じく
印刷によって設けたものである。
自動車の燃料計に適用した例を第9図の回路図について
説明すると、エンジンで駆動される発電機りの電圧は整
流器Rを通じてバッテリBに充電される。
説明すると、エンジンで駆動される発電機りの電圧は整
流器Rを通じてバッテリBに充電される。
従ってバッテリ電圧はエンジン回転数の変化で若干変動
するけれども、定電圧制御器Cによって制御して液面検
出装置Sに印加される。
するけれども、定電圧制御器Cによって制御して液面検
出装置Sに印加される。
浮子4が上位にあるときは印刷抵抗2の値が小さいから
、バイメタルヒータHに流れる電流が多くてバイメタル
Mを大きく反らせ、指針13は右に振れている。
、バイメタルヒータHに流れる電流が多くてバイメタル
Mを大きく反らせ、指針13は右に振れている。
燃料を消費して浮子4が下がると、抵抗がふえてヒータ
Hに流れる電流が減り、バイメタルMの反りがもどって
指針13は左方に振れる。
Hに流れる電流が減り、バイメタルMの反りがもどって
指針13は左方に振れる。
そして浮子4が更に下がると、抵抗2との接触を絶って
指針13はEを示して止まるけれども、浮子4は接点1
61 t 162に接触して残量警報回路15を閉じ残
量警報器Aを作動させる。
指針13はEを示して止まるけれども、浮子4は接点1
61 t 162に接触して残量警報回路15を閉じ残
量警報器Aを作動させる。
上述のように本案液面検出装置はその印刷抵抗基板3及
び浮子4を利用して残量警報回路の開閉接点を簡単に構
成することも出来るもので、残量警報回路の開閉接点を
一体に組込んだ構造簡単な液面検出装置が得られる。
び浮子4を利用して残量警報回路の開閉接点を簡単に構
成することも出来るもので、残量警報回路の開閉接点を
一体に組込んだ構造簡単な液面検出装置が得られる。
図中17.18は検出装置保護筒8にあけた孔にして、
その上半部の孔17は太き目にして液体補給時の筒8内
への液体の流入を早くし、計器12の作動に即動性を与
える。
その上半部の孔17は太き目にして液体補給時の筒8内
への液体の流入を早くし、計器12の作動に即動性を与
える。
下半部の孔18は小さくしてタンクの揺れによる液面変
動を緩慢化させる。
動を緩慢化させる。
第1図は本案装置の一実施例を示す縦断面図、第2図は
平面図、第3,4図は第1図■−■及びIV−IV線に
沿う横断面図、第5図は印刷抵抗基板の正面図、第6図
は浮子の斜面図、第7図は印刷抵抗基板の他の実施例の
正面図、第8図は本案装置の電気回路図。 1はタンク、2は印刷抵抗、3は基板、4は浮子、5は
浮子の導電部、6は計器回路、12は計器、13は指針
、14は目盛、15は残量警報回路、16エ、162は
その警報回路の開閉接点、Aは残量警報器。
平面図、第3,4図は第1図■−■及びIV−IV線に
沿う横断面図、第5図は印刷抵抗基板の正面図、第6図
は浮子の斜面図、第7図は印刷抵抗基板の他の実施例の
正面図、第8図は本案装置の電気回路図。 1はタンク、2は印刷抵抗、3は基板、4は浮子、5は
浮子の導電部、6は計器回路、12は計器、13は指針
、14は目盛、15は残量警報回路、16エ、162は
その警報回路の開閉接点、Aは残量警報器。
Claims (1)
- タンク内に、上下方向に電気抵抗を印刷した基板を少な
くとも一対配置し、その一対の印刷抵抗基板の間に、案
内部材を介して上下方向に移動する浮子を配置し、その
浮子の中央に設けた横方向の溝内に、上記一対の基板の
各々の印刷抵抗に対する接触部がU字状に曲がっている
複数本の弾性線材をはめて導電部を構成し、その浮子の
導電部を、一対の印刷抵抗に同時に接触させて計器回路
の抵抗を可変とし、上記印刷抵抗を、下方にいくに従っ
て抵抗増加率を漸増させるように設けて計器の少量域の
目盛間隔を漸次大きく表わし、上記印刷抵抗の各下端よ
り下に残量警報回路の接点を印刷によって設け、浮子の
導電部と上記接点との接触によって残量警報回路を閉成
するように構成した浮子式可変抵抗型液面計の液面検出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979182272U JPS5812111Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 浮子式可変抵抗型液面計の液面検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979182272U JPS5812111Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 浮子式可変抵抗型液面計の液面検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5594528U JPS5594528U (ja) | 1980-06-30 |
JPS5812111Y2 true JPS5812111Y2 (ja) | 1983-03-08 |
Family
ID=29193953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979182272U Expired JPS5812111Y2 (ja) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | 浮子式可変抵抗型液面計の液面検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812111Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010066011A (ko) * | 1999-12-31 | 2001-07-11 | 이계안 | 연료 센더 |
KR100615942B1 (ko) | 2006-05-04 | 2006-08-28 | 김은주 | Gis기록용 자동 수위 측정장치 |
KR100955599B1 (ko) | 2009-08-25 | 2010-05-03 | (주)명성지오시스템 | 지하수위 자동계측 장치 |
KR100955600B1 (ko) | 2009-08-25 | 2010-05-03 | (주)명성지오시스템 | 현장주변 또는 원격지에서 모니터링 가능한 지하수위 자동계측 시스템 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB980908A (en) * | 1962-10-16 | 1965-01-20 | Gen Motors Corp | Liquid level indicators |
GB1159806A (en) * | 1965-11-12 | 1969-07-30 | Smiths Industries Ltd | Improvements in or relating to Condition Responsive Transmitting Units |
JPS4738206U (ja) * | 1971-05-24 | 1972-12-27 | ||
JPS5189766A (ja) * | 1975-02-05 | 1976-08-06 |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP1979182272U patent/JPS5812111Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB980908A (en) * | 1962-10-16 | 1965-01-20 | Gen Motors Corp | Liquid level indicators |
GB1159806A (en) * | 1965-11-12 | 1969-07-30 | Smiths Industries Ltd | Improvements in or relating to Condition Responsive Transmitting Units |
JPS4738206U (ja) * | 1971-05-24 | 1972-12-27 | ||
JPS5189766A (ja) * | 1975-02-05 | 1976-08-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5594528U (ja) | 1980-06-30 |
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