JP4060872B2 - 付着試験方法及びそれに用いる付着試験用用具 - Google Patents
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Description
図1は、本発明に係る付着試験用用具の一例を示す概略図である。付着試験用用具は、建研式付着強度試験装置(ストローク調整のためのリング状架台を含む)の設置及び所定の形状(例えば、円柱状)の試験体を複数個配置できる平面形状(具体的には、幅500mm×長さ500mm×厚さ9mmが利用可能であるが、これに限られるものではない。)の模擬鋼床版1と、接着剤を塗布した時にその接着剤が流出することを防ぐしきり材である側板2,3が合計4枚(例えば、幅10mm×長さ480mm×高さ70mmが2枚,幅10mm×長さ500mm×高さ70mmが2枚で構成される。)とを、ねじ込み式皿ボルト9などにより、固定し、模擬鋼床版を底板とする容器形状を形成したものである。
(1)模擬鋼床版の表面処理
模擬鋼床版の上面を、実際に施工する状態と同様な状態に、例えば、ショトブラストなど行い、表面処理を行う。
(2)付着試験用用具の形成
側板2,3を模擬鋼床版1にボルト9により固定し、上述した付着試験用用具を形成する。(図1又は図2(a)を参照。)
模擬鋼床版1の上面に、実際に施工する樹脂系接着剤10を所定量塗布する。(図2(b)参照。)
模擬鋼床版1の上面(接着剤10上)に、試験体を成形する枠体を少なくとも2つ以上、所定位置に配置するため、該枠体を保持するための支持部材を設置する。
支持部材の構成例としては、図2(c)に示すように、枠体を挿入可能な挿入孔を有する天板11と該天板11を模擬鋼床版1から所定間隔に保持するスペーサ12とから構成される。支持部材の構成としてはこれに限らず、枠体を所定の位置に位置決め可能であり、かつ、枠体の外側に溢れた鋼繊維補強超速硬コンクリートが模擬鋼床版1に落下し付着し無いように、天板11のように枠体の開口部以外の表面を覆う被覆部材を有している物なら、特に限定されない。
支持部材で重要な特徴の一つは、上述したスペーサ12のような接着剤10に接する部材には、接触面に接着剤との接合を防止するため、ポリ塩化ビニリデンフィルムなどの付着防止フィルム又は付着防止処理を施すことである。このような構成により、付着試験工程において支持部材を除去する作業を容易に行うことが可能となる。
支持部材の挿入孔に、枠体13を配置する。(図2(d)参照。)枠体としては、種々の形状及び材料が利用可能であるが、塩化ビニル管を所定長さに切断して利用するのが、安価であり簡便でもある。枠体の大きさとしては、建研式付着強度試験装置がリング状架台を通して設置されるため、該リング状架台の内側に収まる大きさの物が好ましい。なお、支持部材設置工程の前に枠体を模擬鋼床版1上に配置し、該枠体を保持するように支持部材を設置することも可能である。
図2(e)に示すように、枠体13の内部に、試験体となる鋼繊維補強超速硬コンクリートを詰め込む。鋼繊維補強超速硬コンクリートとしては、種々の材料が使用可能であるが、例えば、マイルドジェットセメント(住友大阪セメント株式会社製)を用いた鋼繊維補強超速硬コンクリートなどがある。
また、鋼繊維補強超速硬コンクリートは、樹脂系接着剤を塗布後所定の時間に枠体内に詰め、突き棒により実施工と同様な程度に締固める。締固め後、塩ビ管の上面を均し、表面仕上げを行い、ポリ塩化ビニリデンフィルムなどのビニールシートや、防炎シート又は気泡シートなど、実際の施工に用いるシートなどを利用し封緘養生とする。
試験すべき所定材齢の経過前に付着試験装置と協働する試験端板15を試験体の上面に接着する。(図2(g)参照。また、図3は、図2(g)の状態を示す、斜視図である。)
具体的には、所定の材齢(例えば、材齢3時間,6時間,7日)の経過1時間前(1時間は、端板15をエポキシ樹脂などで十分に接着するのに必要な時間を意味している。)に、枠体の上面を覆っているポリ塩化ビニリデンフィルムなどを剥がし、ワイヤーブラシなどで表面をこすり、建研式付着試験装置の部品であり、試験体に接合する端板15をエポキシ樹脂などに該表面に接着する。
試験端板15の接着工程の前後に、支持部材11,12を除去する。図2(f)は、端板15を接着する前に支持部材を除去した様子を示す。支持部材は、付着試験前で、かつ支持部材の取り外し作業時に、鋼繊維補強超速硬コンクリートと樹脂系接着剤との接合に影響を与えない時期であるなら、何時除去しても良い。また、除去に際しては、上述した天板11に設けられた作業孔がある場合には、該孔に指を挿入し、垂直に引揚げて取り外すことが好ましい。
所定材齢経過後かつ支持部材除去工程後に、試験端板15に付着試験装置を取り付け、付着強度試験を行う。試験の様子を図4に示す。
付着強度試験は、模擬鋼床版1に対して端版15を鉛直方向に持ち上げ、樹脂系接着剤10を介して模擬鋼床版1に接着している鋼繊維補強超速硬コンクリート14が、模擬鋼床版1から引き剥がされる際の圧力(引き剥がし時の印加された力を、コンクリート14の模擬鋼床版1との接合面積で除した値となる。)を測定することにより行われる。
全ての付着強度試験が終了した後、ボルト9などを外し、模擬鋼床版1と側板2,3とを分離する。模擬鋼床版は、バナーあるいはウォータージェットなどにより樹脂系接着剤を取り除き、所定の表面仕上げ、例えばショットブラストをかけるなどの処理を行い、他の付着試験に再利用される。なお、模擬鋼床版1と側板2,3とを分離する時期は、試験工程の前に行い、付着試験装置やリング状架台の設置場所の自由度を高めておくことも可能である。
上述した付着試験方法は、複数の試験体を所定の間隔で配置し、各試験体が他の試験体に及ぼす影響を抑え、安定した試験を行う上では好ましく、また、試験後の処理を簡素化する上でもより好ましいものといえる。
この問題を解消する付着試験方法について、以下に詳述する。
(2)枠体配置工程
第2の付着試験方法でも、支持部材を用いても良いが、特段に支持部材を必要としない。
図6(c)のように、接着剤10上に、枠体13を配置する。枠体としては、種々の形状及び材料が利用可能であるが、塩化ビニル管を所定長さに切断して利用するのが、安価であり簡便でもある。枠体の大きさとしては、建研式付着強度試験装置の脚部に収まる大きさの物が好ましい。
また、実際の施工においてはコンクリートの表面に平行な方向への熱移動(試験体の側面を介しての熱移動)は、常に平衡状態にあるものと推測されるため、枠体を発泡体などの断熱性の高い材料で構成することも可能である。なお、この方法は、第1の付着試験方法にも適用することが可能である。
さらに、枠体の外部で、接着剤上には結合防止手段としてポリ塩化ビニリデンフィルムなどのビニールシートを配置し、枠体外におけるコンクリートと模擬鋼床版との接着剤を介した結合を抑制し、試験後のコンクリートの除去を容易に行うことが可能となる。
図6(d)に示すように、枠体13の内部及び外部に、試験体となる鋼繊維補強超速硬コンクリート(14は枠体内部のコンクリート、16は枠体外部のコンクリートを示す。)を詰め込む。鋼繊維補強超速硬コンクリートとしては、種々の材料が使用可能であるが、例えば、マイルドジェットセメント(住友大阪セメント株式会社製)を用いた鋼繊維補強超速硬コンクリートなどがある。
また、鋼繊維補強超速硬コンクリートは、樹脂系接着剤を塗布後所定の時間に枠体内外に詰め、突き棒により実施工と同様な程度に締固める。締固め後、塩ビ管の上面を均し、表面仕上げを行い、ポリ塩化ビニリデンフィルムなどのビニールシートや、防炎シート又は気泡シートなど、実際の施工に用いるシートなどを利用し封緘養生とする。
なお、第1や第2の付着試験方法の更なる改良として、試験体から必要以上の熱量の放出を抑制するため、模擬鋼床版の下面などにヒーターなどの加熱手段を備え、施工現場の鋼床版の温度変化を再現するなどの方法を採用することも可能である。
(4)試験端板接着工程(図6(e)参照)、試験工程、後工程(再利用化処理)については、第1の付着試験方法と同様である。なお、試験工程においては、枠体外にもコンクリートが打込まれているため、図4のリング状架台20は不要であり、付着試験装置21を枠体外のコンクリート上に直接配置する。
次に、本発明に係る付着試験方法及びそれに用いる付着試験用用具について、実際に試験を行った例について説明する。
模擬鋼床版として、幅500mm×長さ500mm×厚さ12mmの実際の現場で使用される鋼板と同じ物を用意し、ショットブラスト機(SB−1000,株式会社フタミ製)で、鋼板表面にショットブラスト処理(鋼球:スチールショット(異形),投射密度250kg/m2)を行った。
各枠体内には、表1及び表2に示す鋼繊維補強超速硬コンクリート14を打ち込み、試験体の表面仕上げを行い、ポリ塩化ビニリデンフィルム(クレラップ,呉羽化学工業株式会社製)で表面を覆い封緘養生を行った。
以下、同様にして、材齢5時間及び7日間についても付着強度試験を行った。
各試験条件の内、測定された6つの試験体の測定値から、最大値及び最小値を除き、残りの4つの試験体の数値を示したものを、表3から5に示す。表3は模擬鋼床版の初回に試験したもの、表4は模擬鋼床版を再利用して一回目に試験したもの、表5は模擬鋼床版を再利用して2回目に試験したものを、各々示す。
また、本試験で使用した付着試験用用具、枠体、及び支持部材は、繰り返し使用できることも確認できた。
次に、上述した第1の付着試験方法と第2の付着試験方法とを比較するため、枠体内部のみにコンクリートを打込みした試験体Aと、枠体の外部にも同様のコンクリートを打込みした試験体Bとについて、各試験体内の温度変化を測定すると共に、3〜6時間の範囲で1時間毎の付着強度を試験した。
また、試験体Bについては、支持部材を使用せずに、枠体の外部にもコンクリートを打込みした以外は、試験体Aと同様に処理し、試験体Bを製作した。
なお、各試験体の温度変化を測定するため、枠体内に打込まれたコンクリート内に、上面から35mmの位置に熱電対を設置した。
試験体A及びBの温度変化については、図7に示す。なお、参考までに外気温の変化も併せて示す。
図7のグラフより、試験体A(第1の付着試験方法)のものは、試験体B(第2の付着試験方法)のものより、常に温度が約5℃程度低いことが容易に理解される。このため、試験体Aについては、実際の施工と比較してもコンクリートの硬化反応が遅れる傾向にあることが容易に理解される。
2,3 側板
4,5,6,7 ボルト用孔
8,32 把持手段
9 ボルト
10 樹脂系接着剤
11 天板
12 スペーサ
13 枠体
14,16 コンクリート(鋼繊維補強超速硬コンクリート)
15 試験端板
20 リング状架台
21 付着試験装置
22 クランプ金具
23 ハンドル
24 メータ
31 流出防止手段
Claims (14)
- 模擬鋼床版とコンクリートとの付着強度を測定する付着試験方法において、
模擬鋼床版上に樹脂系接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
試験体を成形する枠体を該接着剤上に配置する枠体配置工程と、
少なくとも該枠体内に試験体となるコンクリートを詰め込むコンクリート打込み工程と、
試験すべき所定材齢の経過前に付着試験装置と協働する端板を試験体の上面に接着する試験端板接着工程と、
該所定材齢経過後かつ該支持部材除去工程後に、該端板に付着試験装置を取り付け、付着強度試験を行う試験工程とを含むことを特徴とする付着試験方法。 - 模擬鋼床版とコンクリートとの付着強度を測定する付着試験方法において、
模擬鋼床版上に樹脂系接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
試験体を成形する枠体を該接着剤上に少なくとも2つ以上保持するための支持部材を設置する支持部材設置工程と、
該支持部材の所定の位置に該枠体を配置する枠体配置工程と、
該枠体内に試験体となるコンクリートを詰め込むコンクリート打込み工程と、
試験すべき所定材齢の経過前に付着試験装置と協働する端板を試験体の上面に接着する試験端板接着工程と、
該試験端板の接着工程の前後に、該支持部材を除去する支持部材除去工程と、
該所定材齢経過後かつ該支持部材除去工程後に、該端板に付着試験装置を取り付け、付着強度試験を行う試験工程とを含むことを特徴とする付着試験方法。 - 請求項2に記載の付着試験方法において、該コンクリート打込み工程の際には、該枠体の開口部以外の表面は、該模擬鋼床版上に該コンクリートが付着しないように被覆部材が配置されていることを特徴とする付着試験方法。
- 請求項3に記載の付着試験方法において、該被覆部材は、該支持部材の一部を構成していることを特徴とする付着試験方法。
- 請求項1に記載の付着試験方法において、該コンクリート打込み工程の際には、該枠体外にもコンクリートを詰め込むことを特徴とする付着試験方法。
- 請求項5に記載の付着試験方法において、該コンクリート打込み工程の前には、該枠体外の接着剤上には、コンクリートと接着剤との結合を防止する結合防止手段が施されていることを特徴とする付着試験方法。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載の付着試験方法において、該枠体は断熱性を有する材料で構成されていることを特徴とする付着試験方法。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載の付着試験方法において、該模擬鋼床版には、施工現場の鋼床版の温度変化を再現する加熱手段が設けられていることを特徴とする付着試験方法。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載の付着試験方法において、該模擬鋼床版は、全ての試験工程が終了後、残存するコンクリートや樹脂系接着剤が除去され、再度、付着試験に利用可能であることを特徴とする付着試験方法。
- 請求項1乃至9のいずれかに記載の付着試験方法において、該枠体又は該支持部材であって、該コンクリートや該樹脂系接着剤と接する箇所には、これらの材料との結合を妨げる材料が使用されていることを特徴とする付着試験方法。
- 請求項1乃至10のいずれかに記載の付着試験方法において、該コンクリートが鋼繊維補強コンクリート又は鋼繊維補強超速硬コンクリートであることを特徴とする付着試験方法。
- 請求項1乃至11のいずれかに記載の付着試験方法に用いる付着試験用用具において、該模擬鋼床版を底板とし、該底板に着脱自在の側板を設けることを特徴とする付着試験用用具。
- 請求項1乃至11のいずれかに記載の付着試験方法に用いる付着試験用用具において、底板に用いる該模擬鋼床版に、樹脂系接着剤が底板から流出することを防止する流出防止手段を設けたことを特徴とする付着試験用用具。
- 請求項12又は13に記載の付着試験用用具において、該側板又は該底板には、把持手段が取り付けられていることを特徴とする付着試験用用具。
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