JP4057996B2 - 固体撮像装置およびそれを利用した撮像システム - Google Patents

固体撮像装置およびそれを利用した撮像システム Download PDF

Info

Publication number
JP4057996B2
JP4057996B2 JP2003416946A JP2003416946A JP4057996B2 JP 4057996 B2 JP4057996 B2 JP 4057996B2 JP 2003416946 A JP2003416946 A JP 2003416946A JP 2003416946 A JP2003416946 A JP 2003416946A JP 4057996 B2 JP4057996 B2 JP 4057996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
pixels
subject
depth information
information acquisition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003416946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005175391A (ja
Inventor
長孝 田中
佳孝 江川
浩樹 三浦
宏明 石渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003416946A priority Critical patent/JP4057996B2/ja
Publication of JP2005175391A publication Critical patent/JP2005175391A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4057996B2 publication Critical patent/JP4057996B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Description

本発明は、固体撮像装置およびそれを利用した撮像システムに関するもので、特に、被写体の三次元カラー画像を撮像可能な電子(デジタルスチル)カメラ、および、それに用いられるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサに関する。
従来、光学系により結像された光学像を電気信号に変換するための光電変換セル(画素)のいくつかを、オートフォーカス(AF)のための測距などに利用するようにした固体撮像装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。これは、二次元的に配列された複数の光電変換セルのうち、一部のセルについて、マイクロレンズの中心に対し、遮光膜の開口のピッチを上側または下側にずらして形成する。つまり、フォーカスがずれた状態で被写体を撮像した場合に、信号のピークの位置が上方向または下方向にずれる二種類の測距用画素を構成する。このような測距用画素を、通常の撮像用画素に混在させて配置することにより、1チップによって、被写体の二次元カラー画像(光学像)の撮像と被写体までの距離情報の取得とを可能にしたものである。
特開2000−156823
上記した構成の固体撮像装置は、たとえば、2画素×2画素を1単位とする撮像用画素のうちの1つを、距離情報を得るための測距用画素として構成し、その測距用画素からの信号を読み出すことによって、AFのための測距を可能にしたものである。すなわち、この固体撮像装置の場合、1チップにより、被写体の二次元カラー画像の撮像と距離情報の取得とが可能となっている。しかしながら、この固体撮像装置では、立体画像である被写体の三次元カラー画像を撮像することはできない。
上記したように、従来においては、1チップによって被写体の二次元カラー画像の撮像と距離情報の取得とが可能な固体撮像装置が提案されているものの、近年、被写体の色情報付きの三次元画像(被写体の三次元カラー画像)を1チップにより撮像することが可能な固体撮像装置およびそれを利用した撮像システムの開発が望まれていた。
本発明の目的は、1チップにより被写体の色情報付きの三次元画像を撮像することが可能な固体撮像装置およびそれを利用した撮像システムを提供することにある。
本願発明の一態様によれば、半導体基板上に、前記基板の垂直方向のn画素×前記基板の水平方向の(n+m)画素を1単位として設けられ、被写体の二次元カラー画像を撮像する複数の撮像用画素と、前記半導体基板上に、記複数の撮像用画素とは独立して前記1単位ごとに設けられた、前記被写体の奥行き値を取得するための、少なくとも1つの奥行き情報取得用画素と、前記半導体基板上に設けられ、前記被写体に光を照射した際の、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素の出力と、前記被写体に光を照射しない際の、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素の出力との差分により、前記被写体の奥行き値を算出する差分回路とを具備し、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素は、前記被写体の光学像を電気信号として蓄積する第1の光電変換蓄積部、前記第1の光電変換蓄積部に蓄積された前記電気信号を読み出す第1のリード用トランジスタ、前記第1のリード用トランジスタによって前記第1の光電変換蓄積部より読み出された前記電気信号を転送するための、少なくとも3つの転送用トランジスタを直列に接続した二相CCD(Charge Coupled Device)と、前記二相CCDに直列に接続された出力用トランジスタとを含む転送部を備えて構成されていることを特徴とする固体撮像装置が提供される。
また、本願発明の一態様によれば、被写体に光を照射する光源と、半導体基板上に、前記基板の垂直方向のn画素×前記基板の水平方向の(n+m)画素を1単位として設けられ、前記被写体の二次元カラー画像を撮像する複数の撮像用画素と、前記半導体基板上に、記複数の撮像用画素とは独立して前記1単位ごとに設けられた、前記被写体の奥行き値を取得するための、少なくとも1つの奥行き情報取得用画素と、前記半導体基板上に設けられ、前記光源の発光時の、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素の出力と、前記光源の非発光時の、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素の出力との差分により、前記被写体の奥行き値を算出する差分回路と、前記複数の撮像用画素によって撮像された前記被写体の二次元カラー画像と前記差分回路により算出された前記被写体の奥行き値とを合成し、前記被写体の三次元カラー画像を得る合成回路とを具備し、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素は、前記被写体の光学像を電気信号として蓄積する第1の光電変換蓄積部、前記第1の光電変換蓄積部に蓄積された前記電気信号を読み出す第1のリード用トランジスタ、前記第1のリード用トランジスタによって前記第1の光電変換蓄積部より読み出された前記電気信号を転送するための、少なくとも3つの転送用トランジスタを直列に接続した二相CCD(Charge Coupled Device)と、前記二相CCDに直列に接続された出力用トランジスタとを含む転送部を備えて構成されていることを特徴とする撮像システムが提供される。
この発明によれば、メカニカルな装置などを必要とすることなく、被写体の奥行き値(距離情報をもった被写体の二次元画像)を高解像度により取得できるようになる結果、1チップにより被写体の色情報付きの三次元画像を撮像することが可能な固体撮像装置およびそれを利用した撮像システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[実施形態]
図1は、この発明の一実施形態にしたがった、CMOSイメージセンサ(固体撮像装置)の基本構成を示すものである。ここでは、n画素×(n+m)画素からなる1単位分の撮像用画素の数を“4(この場合、n=2,m=0)”とし、その4つの撮像用画素と少なくとも1つの奥行き情報取得用画素とによって、1つの単位繰り返しセル構造が構成されている場合を例に説明する。
このCMOSイメージセンサ10の場合、たとえば、半導体基板11上に4つの単位繰り返しセル構造が二次元状に配置されている。各単位繰り返しセル構造は、被写体の色情報付きの二次元画像、つまり二次元カラー画像(以下、RGB画像と称する)取得用の4つの画素12と、三次元画像(距離情報をもった被写体の二次元画像)である、上記被写体の奥行き値(以下、Depth情報と称する)取得用の少なくとも1つの画素13とを有している。
すなわち、上記RGB画像取得用画素12および上記Depth情報取得用画素13は、上記半導体基板11の垂直方向に対して交互に配置されている。本実施形態の場合、上記RGB画像取得用画素12が2ライン配置された後、上記Depth情報取得用画素13が1ライン配置されている。さらに、上記RGB画像取得用画素12が2ライン配置された後、上記Depth情報取得用画素13が1ライン配置されている。また、上記半導体基板11の水平方向(各ライン)に対しては、上記RGB画像取得用画素12が4つずつ(2単位分)、上記Depth情報取得用画素13が2つずつ(2単位分)配置されている。このように、上記Depth情報取得用画素13は、1チップ上に上記RGB画像取得用画素12と独立して配置され、かつ、上記RGB画像取得用画素12のほぼ4倍の面積を有して形成されている。
上記半導体基板11上の、上記RGB画像取得用画素12および上記Depth情報取得用画素13が配置された画素領域の左側には、Vレジスタである、RGB画像用垂直レジスタ(RGB画素レジスタ)14、Depth情報用垂直レジスタ(MP画素レジスタ)15、および、電子シャッタ用レジスタ16が配置されている。上記RGB画像用垂直レジスタ14は、ラインごとに、上記RGB画像取得用画素12を駆動するための第1の垂直駆動回路であり、リセット信号(RESET_RGB)、アドレス信号(ADRES_RGB)、および、リード信号(READ_RGB)を生成する。上記Depth情報用垂直レジスタ15は、ラインごとに、上記Depth情報取得用画素13を駆動するための第2の垂直駆動回路であり、リセット信号(RESET_D)、アドレス信号(ADRES_D)、リード信号(READ_D)、第1,第2の転送信号(φ1_D,φ2_D)、および、アウトプットゲート信号(OG_D)を生成する。上記電子シャッタ用レジスタ16は、後述する電子シャッタ動作を制御するためのシャッタ制御信号を生成し、ラインごとに設けられたマルチプレクサ17に出力するものである。
上記マルチプレクサ17は、上記電子シャッタ用レジスタ16からの上記シャッタ制御信号と上記RGB画像用垂直レジスタ14からの上記リード信号(READ_RGB)との論理和出力(OR)を、それぞれ、上記RGB画像取得用画素12に供給するものである。すなわち、通常の読み出し動作を行う場合、上記リード信号(READ_RGB)がハイ(H)となる。これにより、上記マルチプレクサ17の出力(OR)がハイ(H)になって、対応する上記RGB画像取得用画素12のリード用トランジスタのゲートがハイ(オン)になる。その際、上記シャッタ制御信号はロウ(L)である。これに対し、通常の電子シャッタ用に読み出し動作を行う場合には、上記シャッタ制御信号がハイ(H)になる。これにより、上記マルチプレクサ17の出力(OR)がハイ(H)になって、対応する上記RGB画像取得用画素12のリード用トランジスタのゲートがハイ(オン)になる。その際、上記リード信号(READ_RGB)はロウ(L)である。
一方、上記半導体基板11上の、上記画素領域の下側には水平レジスタ18が配置されている。この水平レジスタ18は、上記RGB画像取得用画素12および上記Depth情報取得用画素13の各出力をコントロールするための第1の水平駆動回路である。上記水平レジスタ18には、SIN選択駆動用トランジスタ19および差分回路20を介して、出力信号線である垂直信号線(SIN)21の一端がそれぞれ接続されている。なお、上記垂直信号線21の他端は、上記画素領域の上側において、それぞれ、負荷(LOAD)用トランジスタ22を介して接地されている。
さらに、上記半導体基板11上には、増幅回路(AMP.)23、A/D(アナログ・デジタル)変換回路24、出力回路25、および、タイミング発生回路26が配設されている。上記増幅回路23は上記SIN選択駆動用トランジスタ19の各ドレインに共通に接続されて、上記差分回路20の各出力を増幅する。上記A/D変換回路24は、上記増幅回路23の増幅出力をアナログ信号からデジタル信号に変換する。上記出力回路25は、上記A/D変換器24の出力(RGB画像またはDepth情報)を、CMOSイメージセンサ10の外部に出力する。上記タイミング発生回路26は、上記RGB画像用垂直レジスタ14、上記Depth情報用垂直レジスタ15、上記電子シャッタ用レジスタ16、上記水平レジスタ18、上記A/D変換回路24、および、上記出力回路25をそれぞれ制御する。
図2および図3は、上記した画素領域のレイアウト例を示すものである。ここでは、1つの単位繰り返しセル構造(4つのRGB画像取得用画素12および1つのDepth情報取得用画素13)を例に示している。なお、図2は平面図であり、図3は図2に示すIII − III線に沿う断面図である。
すなわち、上記RGB画像取得用画素12は、それぞれ、フォトダイオードPD1と、その上に配置されたRGBベイヤー配列のカラーフィルタおよびマイクロレンズなどを備えて構成されている。本実施形態の場合、たとえば図1に示したように、各単位繰り返しセル構造のうち、1つのRGB画像取得用画素12には“R”色フィルタが、他の1つのRGB画像取得用画素12には“B”色フィルタが、残りの2つのRGB画像取得用画素12には“G”色フィルタが、それぞれ割り当てられている。なお、上記RGB画像取得用画素12は、たとえば図2に示すように、色フィルタ(RGB)に関わらず、いずれもほぼ同じレイアウトになっている。
一方、上記Depth情報取得用画素13は、たとえば図2に示すように、リード用トランジスタ13aのゲート(READ)と平行に、4本のゲート電極が配置された構成となっている。より具体的には、上記リード用トランジスタ13aのゲート(READ)に沿って、転送用トランジスタ13bのゲート(φ1)、転送用トランジスタ13cのゲート(φ2)、転送用トランジスタ13dのゲート(φ1)、および、出力用トランジスタ13eのゲート(OG)が、ほぼ平行に配列されている。なお、その他のトランジスタ、つまり、リセット用トランジスタ13f、アドレス用トランジスタ13g、および、増幅用トランジスタ13hは、上記RGB画像取得用画素12とほぼ同じレイアウトとなっている。
また、上記Depth情報取得用画素13の場合、たとえば図3に示すように、フォトダイオードPD2上に、層間絶縁膜30aおよびパッシベーション膜30bを介して、上記カラーフィルタとほぼ同じ高さの透明樹脂33、および、複数(この場合、4つ)のマイクロレンズ32が設けられている。
図4は、上記したRGB画像取得用画素12の構成の具体例を示すものである。ここでは、1つの単位繰り返しセル構造における4つのRGB画像取得用画素12を例に示している。図4に示すように、上記RGB画像取得用画素12は、それぞれ、フォトダイオード(第1の光電変換蓄積部)PD1、リード用トランジスタ(READ Tr)12a、リセット用トランジスタ(RESET Tr)12b、アドレス用トランジスタ(ADDRESS Tr)12c、および、増幅用トランジスタ(AMP Tr)12dを有して構成されている。
つまり、図2および図3に示したように、各RGB画像取得用画素12の上記フォトダイオードPD1には、上記リード用トランジスタ12aのソースが接続されている。このリード用トランジスタ12aのゲートは、上記マルチプレクサ17の出力(OR)用の配線である、たとえば水平方向に走る第二層メタル配線(図示していない)に接続されている。また、上記リード用トランジスタ12aのドレインは、たとえば、コンタクトCおよび第一層メタル配線(Al)M1を介して、上記増幅用トランジスタ12dのゲート(制御電極)、および、上記リセット用トランジスタ12bのソースに接続されている。上記リセット用トランジスタ12bのドレインには電源電圧(たとえば、VDD)が供給されるとともに、ゲートが上記リセット信号(RESET_RGB)用の配線である、たとえば水平方向に走る第二層メタル配線(図示していない)に接続されている。これにより、検出部(Detection Node)DN1の電位が、上記リセット用トランジスタ12bによって、ある電圧にあらかじめ設定(リセット)されるようになっている。
また、上記増幅用トランジスタ12dは、たとえば、ソースがコンタクトCを介して上記垂直信号線21となる第一層メタル配線M1に接続されるとともに、ドレインが上記アドレス用トランジスタ12cのソースに接続されている。このアドレス用トランジスタ12cのドレインには、たとえばコンタクトCおよび第三層メタル配線(Al)M3を介して電源電圧が供給されるとともに、ゲートが上記アドレス信号(ADRES_RGB)用の配線である、たとえば水平方向に走る第二層メタル配線(図示していない)に接続されている。なお、上記第三層メタル配線M3は、たとえば、上記フォトダイオードPD1の上部を除く、上記画素領域のほぼ全面に対応して配置されている(第1の遮光膜を兼用)。
次に、上記したRGB画像取得用画素12の駆動方法(通常の読み出し動作時)について簡単に説明する。たとえば、上記リード信号(READ_RGB)をハイ(H)にして、上記マルチプレクサ17の出力(OR)をハイ(H)にする。これにより、上記リード用トランジスタ12aのゲートをオンさせる(その際、上記シャッタ制御信号はロウ(L))。すると、上記フォトダイオードPD1において光電変換されて蓄積された信号電荷(電気信号)が、上記検出部DN1に読み出される。この後、上記アドレス信号(ADRES_RGB)用の配線が選択的に活性化されて、読み出しのラインが選択される。これにより、上記負荷用トランジスタ22と上記増幅用トランジスタ12dとからなるソースフォロワ回路によって、その読み出しのラインに対応する、上記増幅用トランジスタ12dのゲートの電圧に応じた電圧が、上記垂直信号線21に出力される。
図5は、上記したDepth情報取得用画素13の構成の具体例を示すものである。ここでは、1つの単位繰り返しセル構造における1つのDepth情報取得用画素13を例に示している。図5に示すように、上記Depth情報取得用画素13は、フォトダイオード(第2の光電変換蓄積部)PD2、リード用トランジスタ(READ Tr)13a、二相CCD(Charge Coupled Device)を構成する3つの転送用トランジスタ13b,13c,13d、その二相CCDに直列に接続された出力用トランジスタ13e、リセット用トランジスタ(RESET Tr)13f、アドレス用トランジスタ(ADDRESS Tr)13g、および、増幅用トランジスタ(AMP Tr)13hを有して構成されている。
つまり、図2および図3に示したように、Depth情報取得用画素13の上記フォトダイオードPD2には、上記リード用トランジスタ13aのソースが接続されている。このリード用トランジスタ13aのゲートは、上記リード信号(READ_D)用の配線である、たとえば水平方向に走る第二層メタル配線(図示していない)に接続されている。また、上記リード用トランジスタ13aのドレインは、上記転送用トランジスタ13b,13c,13dおよび上記出力用トランジスタ13eを介して、上記増幅用トランジスタ13hのゲート(制御電極)、および、上記リセット用トランジスタ13fのソースに接続されている。上記リセット用トランジスタ13fのドレインには電源電圧が供給されるとともに、ゲートが上記リセット信号(RESET_D)用の配線である、たとえば水平方向に走る第二層メタル配線(図示していない)に接続されている。これにより、検出部DN2の電位が、上記リセット用トランジスタ13fによって、ある電圧にあらかじめ設定(リセット)されるようになっている。
転送部を構成する、上記転送用トランジスタ13b,13c,13dおよび上記出力用トランジスタ13eは直列に接続されている。そして、上記転送用トランジスタ13b,13dのゲートは、それぞれ、上記第1の転送信号(φ1_D)用の配線である、たとえば水平方向に走る第二層メタル配線(図示していない)に接続されている。上記転送用トランジスタ13cのゲートは、上記第2の転送信号(φ2_D)用の配線である、たとえば水平方向に走る第二層メタル配線(図示していない)に接続されている。上記出力用トランジスタ13eのゲートは、上記アウトプットゲート信号(OG_D)用の配線である、たとえば水平方向に走る第二層メタル配線(図示していない)に接続されている。
また、上記増幅用トランジスタ13hは、たとえば、ソースがコンタクトCを介して上記垂直信号線21となる第一層メタル配線M1に接続されるとともに、ドレインが上記アドレス用トランジスタ13gのソースに接続されている。このアドレス用トランジスタ13gのドレインには、たとえばコンタクトCおよび第三層メタル配線(Al)M3を介して電源電圧が供給されるとともに、ゲートが上記アドレス信号(ADRES_D)用の配線である、たとえば水平方向に走る第二層メタル配線(図示していない)に接続されている。なお、上記第三層メタル配線M3は、たとえば、上記フォトダイオードPD2の上部を除く、上記画素領域のほぼ全面に対応して配置されている(第2の遮光膜を兼用)。
このように、上記Depth情報取得画素13は、上記RGB画像取得用画素12と比較して、転送部(二相CCD13b,13c,13d+出力用トランジスタ13e)の分だけ回路の構成要素が増える。そこで、現実のレイアウトを考え、上記Depth情報取得用画素13の面積を、上記RGB画像取得用画素12の面積の約4倍としている。上記Depth情報取得用画素13の面積を大きくすることは、上記Depth情報取得用画素13の光感度を確保するためにも重要である。
なお、上記垂直信号線21には、上述したように、上記RGB画像取得用画素12のみが接続される第1の信号線と、上記RGB画像取得用画素12および上記Depth情報取得用画素13が接続される第2の信号線とがある。上記第1,第2の信号線は交互に配設されている。
次に、上記したDepth情報取得画素13の駆動方法について簡単に説明する。たとえば、後述するLED(Light Emitting Diode)の非発光期間内に、上記フォトダイオードPD2において光電変換されて蓄積された信号電荷は、上記リード用トランジスタ13aのゲートをオンにすることによって、二相CCDへと転送される。まず、上記信号電荷は、上記転送用トランジスタ13bに送られ、そこに蓄積される。続いて、上記第1の転送信号(φ1_D)をロウ(L)、上記第2の転送信号(φ2_D)をハイ(H)にする。これにより、上記信号電荷は、上記転送用トランジスタ13cに送られ、そこに蓄積される。続いて、上記第1の転送信号(φ1_D)をハイ(H)、上記第2の転送信号(φ2_D)をロウ(L)にする。これにより、上記信号電荷は、上記転送用トランジスタ13dに送られ、そこに蓄積される。
上記Depth情報取得用画素13からの出力の外部への読み出しは、ラインごとに行われる。つまり、読み出しのタイミングがくると、上記第1の転送信号(φ1_D)をロウ(L)に、上記第2の転送信号(φ2_D)をハイ(H)にする。すると、LED非発光期間内の信号電荷が上記出力用トランジスタ13eに転送されて、上記増幅用トランジスタ13hのゲートの電位を変化させる。この後、上記アドレス信号(ADRES_D)用の配線が選択的に活性化されて、読み出しのラインが選択される。これにより、上記負荷用トランジスタ22と上記増幅用トランジスタ13hとからなるソースフォロワ回路によって、その読み出しのラインに対応する、上記増幅用トランジスタ13hのゲートの電圧に応じた電圧が、上記垂直信号線21に出力される。
一方、LEDの発光期間中に、上記フォトダイオードPD2において光電変換されて蓄積された信号電荷は、同様に、上記リード用トランジスタ13aのゲートをオンにすることによって、上記二相CCDへと転送される。そして、上記第2の転送信号(φ2_D)をロウ(L)、上記第1の転送信号(φ1_D)をハイ(H)にし、さらに、上記第1の転送信号(φ1_D)をロウ(L)、上記第2の転送信号(φ2_D)をハイ(H)にする。すると、LED発光期間内の信号電荷は上記二相CCDから上記出力用トランジスタ13eへと転送されて、上記増幅用トランジスタ13hのゲートの電位を変化させる。この後、上記アドレス信号(ADRES_D)用の配線が選択的に活性化されて、読み出しのラインが選択される。これにより、上記負荷用トランジスタ22と上記増幅用トランジスタ13hとからなるソースフォロワ回路によって、その読み出しのラインに対応する、上記増幅用トランジスタ13hのゲートの電圧に応じた電圧が、上記垂直信号線21に出力される。
図6は、上記した差分回路20の構成例を示すものである。ここでは、1つの単位繰り返しセル構造に対応して、1つの演算部が設けられてなる場合を例に示している。本実施形態の場合、たとえば図6に示すように、上記垂直信号線21のうち、上記Depth情報取得用画素13が接続される垂直信号線にのみ演算部20Aが設けられている。上記演算部20Aは、それぞれ、2つのトランジスタ20a,20bと1つの差動アンプ20cとから構成されている。つまり、上記Depth情報取得用画素13が接続される上記垂直信号線21には、それぞれ、上記トランジスタ20aのソースおよび上記トランジスタ20bのソースが接続されている。上記トランジスタ20aのドレインは、上記差動アンプ20cの非反転入力端に接続されている。上記トランジスタ20aのゲートは、差分算出用レジスタ(図示していない)によって制御される、外光+LED成分蓄積用の信号線27に接続されている。上記トランジスタ20bのドレインは、上記差動アンプ20cの反転入力端に接続されている。上記トランジスタ20bのゲートは、上記差分算出用レジスタにより制御される、外光成分蓄積用の信号線28に接続されている。
この差分回路20の各演算部20Aによって、上記垂直信号線21に現れるLED発光期間内の信号(上記外光+LED成分に相当する、上記増幅用トランジスタ13hのゲートの電圧に応じた電圧)とLED非発光期間内の信号(上記外光成分に相当する、上記増幅用トランジスタ13hのゲートの電圧に応じた電圧)との差分が求められる。こうすることによって、LEDの光照射による被写体からの反射光より、奥行き値としての反射成分のみを取り出すことができる。
一般に、反射光の強さは被写体までの距離の二乗に反比例する。そこで、この関係を用いて、被写体のDepth情報(色情報なしの三次元画像)を取得する。そして、このDepth情報を、上記RGB画像取得用画素12の各出力から得られるRGB画像(色情報付きの二次元画像)と合成する。これにより、被写体の三次元カラー画像(被写体の色情報付きの三次元画像)を得ることが可能になる。
なお、本実施形態の場合、上記リード用トランジスタ13aのオン/オフのタイミングは、全てのDepth情報取得用画素13に対して共通であり、所謂、同時性が実現されている。
図7は、上記のCMOSイメージセンサ10が適用される電子カメラ(撮像システム)の構成例を示すものである。この電子カメラ1は、被写体2に光を照射する光源としてのLED3、上記被写体2からの反射光が光学系4により光学像として結像される上記CMOSイメージセンサ10、および、上記LED3および上記CMOSイメージセンサ10を制御するCPU(Central Processing Unit)5などを備えている。また、この電子カメラ1では、上記CPU5につながるフォトダイオード6によって、蛍光灯7の発光タイミング(発光周波数)を検出するようになっている。
次に、上記した構成の電子カメラ1を例に、上記Depth情報取得用画素13の駆動方法について、図8〜図27を参照してさらに説明する。なお、図8,図9はタイミングチャートであり、図10は上記Depth情報取得用画素13の各ゲートと直交する方向の断面図であり、図11〜図27は上記Depth情報取得用画素13での信号電荷の転送状態を示す図である。
たとえば、図8に示した時刻t1は、実際には使用しないが、上記Depth情報取得用画素13のフォトダイオードPD2に信号電荷(無効成分)が蓄積されている状態である(図10および図11参照)。
図8に示した時刻t2は、上記LED3の非発光期間における信号電荷(外光成分)の蓄積を開始する時刻である(図12参照)。この時刻t2は、上記CPU5の制御により上記蛍光灯7の発光タイミングに同期されている。
この時点で、上記フォトダイオードPD2に蓄積された無効信号電荷(無効成分)は、図10に示した各ゲートを以下のように制御することにより、上記転送用トランジスタ13bに転送される。
READ:L→H→L
φ1 :H→L→H
φ2 :L→H→L
図8に示した時刻t3は、上記LED3の非発光期間における信号電荷の蓄積が行われる時刻であり、上記フォトダイオードPD2に信号電荷(外光成分)が蓄積される(図13参照)。
図8に示した時刻t4は、上記LED3の非発光期間における信号電荷の蓄積を終了する時刻であり、また、上記LED3の発光期間における信号電荷(LED成分+外光成分)の蓄積を開始する時刻である(図14参照)。この時刻t4は、上記した時刻t2の場合と同様に、上記CPU5の制御により上記蛍光灯7の発光タイミングに同期されている。
この時点で、上記フォトダイオードPD2に蓄積された上記LED3の非発光期間の信号電荷は、図10に示した各ゲートを以下のように制御することにより、上記転送用トランジスタ13bに転送される。同時に、前述の無効信号電荷は、上記転送用トランジスタ13dに転送される。
READ:L→H→L
φ1 :H→L→H
φ2 :L→H→L
図8に示した時刻t5は、上記LED3の発光期間における信号電荷の蓄積が行われる時刻であり、上記フォトダイオードPD2に信号電荷(LED成分+外光成分)が蓄積される(図15参照)。
図8に示した時刻t6は、上記LED3の発光期間における信号電荷の蓄積を終了する時刻である(図16参照)。この時刻t6は、上記した時刻t2,t4の場合と同様に、上記CPU5の制御により上記蛍光灯7の発光タイミングに同期されている。
この時点で、上記フォトダイオードPD2に蓄積された上記LED3の発光期間における信号電荷は、図10に示した各ゲートを以下のように制御することにより、上記転送用トランジスタ13bに転送される。
READ:L→H→L
φ1 :H→L→H
φ2 :L→H→L
同時に、前述の上記LED3の非発光期間における信号電荷は上記転送用トランジスタ13dに転送され、上記無効信号電荷は上記検出部DN2に転送される。
図8に示した時刻t7は、上記Depth情報用垂直レジスタ15の走査が始まる時刻である(図17参照)。
図9に示した時刻t8は、選択された上記Depth情報取得用画素13のあるラインにおいて、上記検出部DN2の電位がリセットされる時刻である(図18参照)。具体的には、上記リセット用トランジスタ13fのゲートがハイ(H)になって、上記無効電荷信号がドレインに捨てられる。
図9に示した時刻t9は、上記検出部DN2の電位のリセットが終了する時刻であり、上記検出部DN2の電位がドレインの電位とほぼ等しくなる(図19参照)。
図9に示した時刻t10は、上記LED3の非発光期間における信号電荷を上記検出部DN2に転送する時刻である。具体的には、図10に示した各ゲートを以下のように制御することにより、上記LED3の非発光期間における信号電荷が上記検出部DN2に転送される。
φ1 :H→L→H
φ2 :L→H→L
同時に、上記LED3の発光期間における信号電荷が上記転送用トランジスタ13cを経て、上記転送用トランジスタ13dに転送される(図20参照)。
図9に示した時刻t11は、この転送動作が終了する時刻である。この状態で、上記増幅用トランジスタ13hと上記負荷用トランジスタ22とをソースフォロワ回路として動作させることにより、上記LED3の非発光期間における信号電荷が、上記垂直信号線21に出力される(図21参照)。
図9に示した時刻t12は、選択された上記Depth情報取得用画素13のあるラインにおいて、上記検出部DN2の電位がリセットされる時刻である(図22参照)。具体的には、上記リセット用トランジスタ13fのゲートがハイ(H)になって、上記LED3の非発光期間における信号電荷がドレインに捨てられる。
図9に示した時刻t13は、上記検出部DN2の電位のリセットが終了する時刻であり、上記検出部DN2の電位がドレインの電位と等しくなる(図23参照)。
図9に示した時刻t14は、上記LED3の発光期間における信号電荷を上記検出部DN2に転送する時刻である(図24参照)。具体的には、図10に示した各ゲートを以下のように制御することにより、上記LED3の発光期間における信号電荷が上記検出部DN2に転送される。
φ1 :H→L→H
φ2 :L→H→L
図9に示した時刻t15は、この転送動作が終了する時刻である。この状態で、上記増幅用トランジスタ13hと上記負荷用トランジスタ22とをソースフォロワ回路として動作させることにより、上記LED3の発光期間における信号電荷が上記垂直信号線21に出力される(図25参照)。
図9に示した時刻t16は、選択された上記Depth情報取得用画素13のあるラインにおいて、上記検出部DN2の電位がリセットされる時刻である(図26参照)。具体的には、上記リセット用トランジスタ13fのゲートがハイ(H)になって、上記LED3の発光期間における信号電荷がドレインに捨てられる。
図9に示した時刻t17は、上記検出部DN2の電位のリセットが終了した時刻であり、上記検出部DN2の電位がドレインの電位と等しくなる(図27参照)。
なお、上記RGB画像取得用画素12は同時性がないので、上記蛍光灯7の発光タイミングに合せて電子シャッタ動作を行う必要がある。この場合の電子シャッタ動作は、たとえば図8に点線で示したタイミングとなる。
このようにして、上記LED3の非発光期間における信号電荷および上記LED3の発光期間における信号電荷が、それぞれ上記垂直信号線21に出力される。これにより、上記差分回路20において、上記LED3の光照射による被写体2からの反射成分のみが取り出される。しかして、この反射成分より導き出される上記被写体2までのDepth情報を、たとえば上記CPU5において、上記RGB画像取得用画素12の各出力から得られるRGB画像(色情報付きの二次元画像)と合成する。その結果、被写体の三次元カラー画像(被写体の色情報付きの三次元画像)が得られる。
上記したように、2画素×2画素を1単位とする、被写体の二次元カラー画像を撮像するための通常のRGB画像取得用画素と、これとは独立して、被写体の奥行き値を取得するためのDepth情報取得用画素とを1チップ上に配置するようにしている。これにより、原理的に光軸ズレをなくすことができるとともに、被写体の奥行き値を取得するための画素の光感度を十分に確保することが可能となる。したがって、メカニカルな装置などを必要とすることなく、被写体の奥行き値を高解像度により取得することが可能となる結果、被写体の三次元カラー画像を容易に撮像できるようになるものである。
なお、本実施形態の電子カメラを実現するにあたっては、白色LEDなどの可視波長全般にわたって光を発する光源を選定するとよい。白色LEDは、少なくとも赤、緑、青の三色の光を発する。したがって、上記被写体の色が赤であろうが、緑であろうが、青であろうが、上記被写体は光源からの光を確実に反射するので、Depth情報を問題なく取得することが可能となる。
ここで、図28は、図1のIIXVIII − IIXVIII線に沿う上記画素領域の断面構造を示すものである。光源に白色LEDを選定する場合、たとえば図28(a)に示すように、上記Depth情報取得用画素13のフォトダイオードPD2上には、赤や緑や青のカラーフィルタ31を設けないことが望ましい。上記フォトダイオードPD2上にもカラーフィルタ31を設けるようにした場合、たとえ白色LEDを光源として用いたとしても、カラーフィルタ31の分光のせいで被写体からの反射光がフォトダイオードPD2に届かなくなる。
通常、マイクロレンズ32は上記カラーフィルタ31の上部に形成される。上記Depth情報取得用画素13の上部だけカラーフィルタ31が存在しないと、マイクロレンズ32の下部の平坦性が悪くなり、マイクロレンズ32の形成が難しくなる問題がある。さらに、マイクロレンズ32の焦点位置が変わってしまうという問題点もある。このような場合、たとえば図28(b)に示すように、上記フォトダイオードPD2の上部には、カラーフィルタ31を形成する変わりに、上記カラーフィルタ31とほぼ同じ高さの透明樹脂33を埋め込む。このようにして、マイクロレンズ32の下部の平坦性をよくするとともに、マイクロレンズ32の焦点位置を均一にすることが望ましい。
また、本実施形態の場合、RGB画像取得用画素12のフォトダイオードPD1に対して、Depth情報取得用画素13のフォトダイオードPD2の面積が大きくなっている。これにより、Depth情報取得用画素13の光感度を高くすることができる。Depth情報取得用画素13の光感度が高ければ高いほど、上記LED3の明るさを低く設定できる。つまり、カメラ全体の低消費電力化の面で有利となる。
特に、本実施形態のように、Depth情報取得用画素13の面積をRGB画像取得用画素12の4倍とした場合には、Depth情報取得用画素13のフォトダイオードPD2の上部に4つのマイクロレンズ32を配置するとよい。これにより、マイクロレンズの焦点位置を均一にすることが容易に可能となる。
また、2画素×2画素を1単位とする場合に限らず、たとえば2画素×4画素または2画素×8画素などをそれぞれ1単位とする、CMOSイメージセンサにも同様に適用できる。
その他、本発明は、上記(各)実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
なお、請求項の記載に関連して、本発明はさらに次の態様をとり得る。
(1) 前記複数の撮像用画素は前記n画素×(n+m)画素を1単位として水平方向に配置されるとともに、前記n画素×(n+m)画素を1単位とする前記複数の撮像用画素および前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素が垂直方向に交互に配置されていることを特徴とする固体撮像装置。
(2) 前記第1,第2の光電変換蓄積部はそれぞれ同一サイズのレンズを備え、前記第1の光電変換蓄積部のレンズの数よりも前記第2の光電変換蓄積部のレンズの数の方が多いことを特徴とする固体撮像装置。
(3) 前記第1の光電変換蓄積部と前記レンズとの間にはカラーフィルタが設けられ、前記第2の光電変換蓄積部と前記レンズとの間には、前記カラーフィルタと同じ高さの透明樹脂が設けられていることを特徴とする固体撮像装置。
(4) 前記複数の撮像用画素は前記n画素×(n+m)画素を1単位として水平方向に配置されるとともに、前記n画素×(n+m)画素を1単位とする前記複数の撮像用画素および前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素が垂直方向に交互に配置され、垂直方向に配置された、前記複数の撮像用画素を選択的に駆動する第1の垂直駆動回路と、垂直方向に配置された、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素を選択的に駆動する第2の垂直駆動回路と、水平方向に配置された、前記複数の撮像用画素を選択的に駆動する第1の水平駆動回路と、前記第1,第2の垂直駆動回路および前記第1の水平駆動回路を制御するタイミング回路とをさらに備えることを特徴とする固体撮像装置。
(5) 前記タイミング回路は、制御のタイミングが蛍光灯の発光周波数に同期されていることを特徴とする撮像システム。
本発明の一実施形態にしたがった、CMOSイメージセンサの概略を示す構成図。 図1に示したCMOSイメージセンサの、画素領域のレイアウト例を示す平面図。 図2のIII − III線に沿う、画素領域のレイアウト例を示す断面図。 図1に示したCMOSイメージセンサにおける、RGB画像取得用画素の構成例を示す回路図。 図1に示したCMOSイメージセンサにおける、Depth情報取得用画素の構成例を示す回路図。 図1に示したCMOSイメージセンサにおける、差分回路の構成例を示す回路図。 図1に示したCMOSイメージセンサを、電子カメラに適用した場合を例に示す構成図。 図7に示した電子カメラを例に、Depth情報取得用画素の駆動方法について説明するために示すタイミングチャート。 図7に示した電子カメラを例に、Depth情報取得用画素の駆動方法について説明するために示すタイミングチャート。 駆動方法を説明するために示す、Depth情報取得用画素の断面図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 Depth情報取得用画素13の駆動方法を説明するために示す図。 図1のIIXVIII − IIXVIII線に沿う、画素領域の断面図。
符号の説明
1…電子カメラ(撮像システム)、2…被写体、3…LED、4…光学系、5…CPU、6…フォトダイオード、7…蛍光灯、10…CMOSイメージセンサ(固体撮像装置)、11…半導体基板、12…RGB画像取得用画素(撮像用画素)、12a…リード用トランジスタ、12b…リセット用トランジスタ、12c…アドレス用トランジスタ、12d…増幅用トランジスタ、13…Depth情報取得用画素(奥行き情報取得用画素)、13a…リード用トランジスタ、13b,13c,13d…転送用トランジスタ(二相CCD)、13e…出力用トランジスタ、13f…リセット用トランジスタ、13g…アドレス用トランジスタ、13h…増幅用トランジスタ、14…RGB画像用垂直レジスタ、15…Depth情報用垂直レジスタ、16…電子シャッタ用レジスタ、17…マルチプレクサ、18…水平レジスタ、19…SIN選択駆動用トランジスタ、20…差分回路、20A…演算部、20a,20b…トランジスタ、20c…差動アンプ、21…垂直信号線、22…負荷(LOAD)用トランジスタ、23…増幅回路、24…A/D変換回路、25…出力回路、26…タイミング発生回路、27…信号線(外光+LED成分蓄積用)、28…信号線(外光成分蓄積用)、30a…層間絶縁膜、30b…パッシベーション膜、31…カラーフィルタ、32…マイクロレンズ、33…透明樹脂、PD1…フォトダイオード(RGB画像取得用画素)、PD2…フォトダイオード(Depth情報取得用画素)、C…コンタクト、M1…第一層メタル配線(Al)、M3…第三層メタル配線(Al)、DN1,DN2…検出部。

Claims (7)

  1. 半導体基板上に、前記基板の垂直方向のn画素×前記基板の水平方向の(n+m)画素を1単位として設けられ、被写体の二次元カラー画像を撮像する複数の撮像用画素と、
    前記半導体基板上に、記複数の撮像用画素とは独立して前記1単位ごとに設けられた、前記被写体の奥行き値を取得するための、少なくとも1つの奥行き情報取得用画素と、
    前記半導体基板上に設けられ、前記被写体に光を照射した際の、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素の出力と、前記被写体に光を照射しない際の、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素の出力との差分により、前記被写体の奥行き値を算出する差分回路と
    を具備し
    前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素は、前記被写体の光学像を電気信号として蓄積する第1の光電変換蓄積部、前記第1の光電変換蓄積部に蓄積された前記電気信号を読み出す第1のリード用トランジスタ、前記第1のリード用トランジスタによって前記第1の光電変換蓄積部より読み出された前記電気信号を転送するための、少なくとも3つの転送用トランジスタを直列に接続した二相CCD(Charge Coupled Device)と、前記二相CCDに直列に接続された出力用トランジスタとを含む転送部を備えて構成されていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素は、さらに、前記転送部を転送された前記電気信号を増幅する第1の増幅用トランジスタ、前記第1の増幅用トランジスタの制御電極の電位に応じた出力を出力信号線に出力させるための第1の選択用トランジスタ、および、前記第1の増幅用トランジスタの制御電極の電位をリセットする第1のリセット用トランジスタを備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記複数の撮像用画素は、それぞれ、前記被写体の光学像を電気信号として蓄積する第2の光電変換蓄積部、前記第2の光電変換蓄積部に蓄積された前記電気信号を読み出す第2のリード用トランジスタ、前記第2のリード用トランジスタによって前記第2の光電変換蓄積部より読み出された前記電気信号を増幅する第2の増幅用トランジスタ、前記第2の増幅用トランジスタの制御電極の電位に応じた出力を出力信号線に出力させるための第2の選択用トランジスタ、および、前記第2の増幅用トランジスタの制御電極の電位をリセットする第2のリセット用トランジスタを備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 被写体に光を照射する光源と、
    半導体基板上に、前記基板の垂直方向のn画素×前記基板の水平方向の(n+m)画素を1単位として設けられ、前記被写体の二次元カラー画像を撮像する複数の撮像用画素と、
    前記半導体基板上に、記複数の撮像用画素とは独立して前記1単位ごとに設けられた、前記被写体の奥行き値を取得するための、少なくとも1つの奥行き情報取得用画素と、
    前記半導体基板上に設けられ、前記光源の発光時の、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素の出力と、前記光源の非発光時の、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素の出力との差分により、前記被写体の奥行き値を算出する差分回路と、
    前記複数の撮像用画素によって撮像された前記被写体の二次元カラー画像と前記差分回路により算出された前記被写体の奥行き値とを合成し、前記被写体の三次元カラー画像を得る合成回路と
    を具備し
    前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素は、前記被写体の光学像を電気信号として蓄積する第1の光電変換蓄積部、前記第1の光電変換蓄積部に蓄積された前記電気信号を読み出す第1のリード用トランジスタ、前記第1のリード用トランジスタによって前記第1の光電変換蓄積部より読み出された前記電気信号を転送するための、少なくとも3つの転送用トランジスタを直列に接続した二相CCD(Charge Coupled Device)と、前記二相CCDに直列に接続された出力用トランジスタとを含む転送部を備えて構成されていることを特徴とする撮像システム。
  5. 前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素は、さらに、前記転送部を転送された前記電気信号を増幅する第1の増幅用トランジスタ、前記第1の増幅用トランジスタの制御電極の電位に応じた出力を出力信号線に出力させるための第1の選択用トランジスタ、および、前記第1の増幅用トランジスタの制御電極の電位をリセットする第1のリセット用トランジスタを備えて構成されていることを特徴とする請求項4に記載の撮像システム
  6. 前記複数の撮像用画素は、それぞれ、前記被写体の光学像を電気信号として蓄積する第2の光電変換蓄積部、前記第2の光電変換蓄積部に蓄積された前記電気信号を読み出す第2のリード用トランジスタ、前記第2のリード用トランジスタによって前記第2の光電変換蓄積部より読み出された前記電気信号を増幅する第2の増幅用トランジスタ、前記第2の増幅用トランジスタの制御電極の電位に応じた出力を出力信号線に出力させるための第2の選択用トランジスタ、および、前記第2の増幅用トランジスタの制御電極の電位をリセットする第2のリセット用トランジスタを備えて構成されていることを特徴とする請求項4に記載の撮像システム
  7. 前記半導体基板上には、前記複数の撮像用画素が前記基板の垂直方向のn画素×前記基板の水平方向の(n+m)画素を1単位として前記基板の水平方向に配置され、かつ、前記基板の垂直方向のn画素×前記基板の水平方向の(n+m)画素を1単位とする前記複数の撮像用画素および前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素が前記基板の垂直方向に交互に配置されるとともに、
    さらに、
    前記基板の垂直方向に交互に配置された、前記複数の撮像用画素を選択的に駆動する第1の垂直駆動回路と、
    前記基板の垂直方向に交互に配置された、前記少なくとも1つの奥行き情報取得用画素を選択的に駆動する第2の垂直駆動回路と、
    前記基板の水平方向に配置された、前記複数の撮像用画素を選択的に駆動する第1の水平駆動回路と、
    前記第1,第2の垂直駆動回路および前記第1の水平駆動回路を制御するタイミング回路と
    が設けられていることを特徴とする請求項に記載の撮像システム。
JP2003416946A 2003-12-15 2003-12-15 固体撮像装置およびそれを利用した撮像システム Expired - Fee Related JP4057996B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003416946A JP4057996B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 固体撮像装置およびそれを利用した撮像システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003416946A JP4057996B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 固体撮像装置およびそれを利用した撮像システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005175391A JP2005175391A (ja) 2005-06-30
JP4057996B2 true JP4057996B2 (ja) 2008-03-05

Family

ID=34736006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003416946A Expired - Fee Related JP4057996B2 (ja) 2003-12-15 2003-12-15 固体撮像装置およびそれを利用した撮像システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4057996B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4316629B2 (ja) 2007-03-29 2009-08-19 株式会社東芝 画像処理システム、画像取得方法及びプログラム
KR101467509B1 (ko) 2008-07-25 2014-12-01 삼성전자주식회사 이미지 센서 및 이미지 센서 동작 방법
KR101484111B1 (ko) 2008-09-25 2015-01-19 삼성전자주식회사 입체 이미지 센서

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005175391A (ja) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240006427A1 (en) Imaging device and imaging system
JP3906202B2 (ja) 固体撮像装置およびそれを利用した撮像システム
US6952228B2 (en) Image pickup apparatus
ES2218571T3 (es) Captador de imagenes en estado solido.
TW201112748A (en) Solid-state imaging device
JP4609092B2 (ja) 物理情報取得方法および物理情報取得装置
JP2006073732A (ja) 固体撮像装置及び固体撮像システム
TW201123872A (en) Solid-state imaging device which can expand dynamic range
JP4735702B2 (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置
KR20160034848A (ko) 고체 촬상 소자 및 전자 기기
TWI822641B (zh) 光感測裝置
JP5172584B2 (ja) 撮像装置
JP2001024948A (ja) 固体撮像装置及びそれを用いた撮像システム
WO2018155297A1 (ja) 固体撮像装置
JP4057996B2 (ja) 固体撮像装置およびそれを利用した撮像システム
JP2002125239A (ja) 撮像装置
JP5234100B2 (ja) 固体撮像装置および撮像装置
JP2006108467A (ja) 物理量分布検知の半導体装置
JP4288135B2 (ja) Mos型イメージセンサ
US11843011B2 (en) Pixel and global shutter image sensor
JPH11284910A (ja) 固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法
JP4367397B2 (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JP2008066352A (ja) 半導体装置
JP2012068253A (ja) 光電変換装置及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071214

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees