JP4057495B2 - データ通信装置、データ送信装置、データ受信装置、データ通信プログラム、データ送信プログラム、および、データ受信プログラム - Google Patents

データ通信装置、データ送信装置、データ受信装置、データ通信プログラム、データ送信プログラム、および、データ受信プログラム Download PDF

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Description

本願発明は、電子メールやメッセージ等のデータを送受信する通信装置およびプログラムに関し、特に、上記データの送受信に伴う不必要なネットワーク・トラフィックを削減する技術に関する。
近年、インターネットの普及とともに電子メールの利用者が爆発的に増大し、様々な形態で電子メールが利用されるに至っている。電子メールは手軽にメッセージを発信できるという利便性を有しているのだが、この利便性が、一方で、スパムメール(spam)やジャンクメール(junk mail)といった迷惑メールの問題を生じさせている。
このような問題に対して、例えば、アプリケーションレベルにおいては、電子メールを受信した後、その内容を精査して、不要な電子メールを淘汰する技術が開発されている(例えば、非特許文献1を参照)。
また、電子メールを配送するために広く用いられているSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を用いる場合には、メールヘッダに含まれている発信元(from行)等を検査して、所定の発信元から発信された電子メール等を淘汰することができる(例えば、非特許文献2〜4を参照)。
更に、類似の技術として、サーバやファイアウォールに搭載されたウィルスチェッカにより汚染されている電子メールを淘汰する方法もある(例えば、非特許文献5を参照)。
また、受信した電子メールをすぐに他へ送信するという転送処理をする通信装置において、電子メールなどを内容に応じて淘汰し、また内容に応じて、転送先を振り分ける方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
M.McCarthy, "The ProcMail Companion", Addison-Wesley, 2001. B.Costales, E.Allman, "Sendmail(3rd Edition)", O'Reilly and Associates, 2002. J.Postel, "Simple Mail Transfer Protocol", RFC-821, 1982. G.Lindberg, "Anti-spam Recommendations for SMTP MTAs", RFC-2505. W.Cheswick, S.Bellovin, "Firewalls and Internet Security", Addison-Wesley, Reading, MA, 1994. 米国特許第6,587,549号明細書
しかしながら、上述のようにアプリケーションレベルで不要な電子メールを淘汰するためには、当該電子メールがその宛先にまで送り届けられなければならない。このため、スパムメール(spam)のように大量に送信され、配送途上でネットワークに過大な負荷を与えるものに対して、当該技術によってはネットワーク・トラフィックの軽減を図ることはできない。
SENDMAILなどSMTPで迷惑メールを排除する従来の方法では、SMTPのヘッダ情報などデータを受信する前にチェックできる制御情報が少なく、SENDMAILだけでは内容の精査が充分にできない。
また、このような問題は、電子メール以外のデータを送受信する際にも発生し得る。
本願発明は、上述したような問題に鑑みて為されたものであって、複数の通信装置からデータを受信し、その内容に応じて複数の通信装置に送達する通信装置、受信する前、また、それぞれのデータの通信の前に、その内容に応じて淘汰することができる通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願発明に係るデータ通信装置は、タグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付け手段と、前記タグ等受信手段にて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定手段と、前記受信諾否決定手段にて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知手段と、前記タグの送信元から前記タグに係るデータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段にて受信したデータに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知手段と、前記タグ等通知手段にて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付け手段と、前記受信諾否受け付け手段にて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信手段とを備えることを特徴とする。
また、本願発明に係るデータ送信装置は、データを送信するデータ送信装置であって、データに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知手段と、前記タグ等通知手段にて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付け手段と、前記受信諾否受け付け手段にて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信手段とを備えることを特徴とする。
また、本願発明に係るデータ受信装置は、データを受信するデータ受信装置であって、データに係るタグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付け手段と、前記タグ等受信手段にて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定手段と、前記受信諾否決定手段にて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知手段とを備えることを特徴とする。
また、本願発明に係るデータ通信プログラムは、タグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付けステップと、前記タグ等受信ステップにて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定ステップと、前記受信諾否決定ステップにて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知ステップと、前記タグの送信元から前記タグに係るデータを受信するデータ受信ステップと、前記データ受信ステップにて受信したデータに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知ステップと、前記タグ等通知ステップにて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付けステップと、前記受信諾否受け付けステップにて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本願発明に係るデータ送信プログラムは、データを送信するデータ送信プログラムであって、データに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知ステップと、前記タグ等通知ステップにて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付けステップと、前記受信諾否受け付けステップにて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本願発明に係るデータ受信プログラムは、データを受信するデータ受信プログラムであって、データに係るタグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付けステップと、前記タグ等受信ステップにて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定ステップと、前記受信諾否決定ステップにて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本願発明に係るデータ通信装置は、タグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付け手段と、前記タグ等受信手段にて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定手段と、前記受信諾否決定手段にて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知手段と、前記タグの送信元から前記タグに係るデータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段にて受信したデータに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知手段と、前記タグ等通知手段にて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付け手段と、前記受信諾否受け付け手段にて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信手段とを備えることを特徴とする。
このようにすれば、不要なデータが送信されるのを防止して、ネットワークの負荷を低減することができる。
また、従来の電子メール淘汰技術では、送信側が送信先の条件を確認しない、一方的な情報の流れとなるのに対して、本願発明では各転送先にタグなどの制御情報を送って送信許可を得てからデータを送達するため、協力的な淘汰となる。また、転送する手段と淘汰する手段の組み合わせにより、多段の協力的な淘汰となる。
また、ID毎に送信の可否を決定するので、データの宛先に関わらず一律に送信の可否を決定する場合との比較において、必要なデータの欠落や不必要なデータの残存を少なくすることができる。
なお、ここで、IDとはデータを送受信する通信装置を表す装置ID、送信先装置(sendee)ID、送信元装置ID(sender)、通信相手ID等であり、例えば、MAC(media access control)アドレスがある。
また、本願発明に係るデータ通信装置は、タグと当該タグの送信先のIDとから、当該タグと自己のIDとを通知することの可否を判定する通知可否判定手段と、前記通知可否判定手段にて通知不可と判定された場合に、前記タグ等通知手段がタグと自己のIDとを通知するのを禁止する通知禁止手段とを備えることを特徴とする。
このようにすれば、予め送信すべきでないと判定されるデータを送信しないので、タグ等の送信や受信の諾否の通知を削減することができる。従って、ネットワーク・トラフィックを更に低減することができる。
また、本願発明に係るデータ通信装置は、前記通知可否判定手段は、前記受信諾否受け付け手段にて受け付けた受信の諾否に応じて、前記可否の別を変更することを特徴とする。
このようにすれば、前記通知可否判定手段にて通知の可否を判定するために必要な設定が予めされていない場合であっても、一旦、受信の諾否を受け付けた後は、前記通知可否判定手段にて通知の可否を判定することができるようになる。従って、ネットワーク・トラフィックを削減することができる。
また、本願発明に係るデータ送信装置は、データを送信するデータ送信装置であって、データに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知手段と、前記タグ等通知手段にて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付け手段と、前記受信諾否受け付け手段にて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信手段とを備えることを特徴とする。
このようにすれば、比較的データ量の小さいタグ等を予め送信することによって、データの送信の可否を知って、その送信を抑制することができる。したがって、ネットワーク・トラフィックを削減することができる。
また、本願発明に係るデータ送信装置は、タグと、当該タグの送信先のIDとから、当該タグと自己のIDとを通知することの可否を判定する通知可否判定手段と、前記通知可否判定手段にて通知不可と判定された場合に、前記タグ等通知手段がタグと自己のIDとを通知するのを禁止する通知禁止手段とを備えることを特徴とする。
このようにすれば、タグやIDを送信する頻度を低減して、ネットワークの負荷を削減することができる。
また、本願発明に係るデータ送信装置は、前記通知可否判定手段は、前記受信諾否受け付け手段にて受け付けた受信の諾否に応じて、前記可否の別を変更することを特徴とする。
このようにすれば、受け付けた受信の諾否によって、タグやIDを送信する必要がないことが予め分かっている場合に、当該タグ等を送信しないので、ネットワークの負荷を低減することができる。
また、本願発明に係るデータ受信装置は、データを受信するデータ受信装置であって、データに係るタグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付け手段と、前記タグ等受信手段にて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定手段と、前記受信諾否決定手段にて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知手段とを備えることを特徴とする。
このようにすれば、受信を希望しないデータが送信されるのを防止することができるので、ネットワークの負荷を低減することができる。
本願発明に係るデータ通信プログラムは、タグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付けステップと、前記タグ等受信ステップにて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定ステップと、前記受信諾否決定ステップにて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知ステップと、前記タグの送信元から前記タグに係るデータを受信するデータ受信ステップと、前記データ受信ステップにて受信したデータに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知ステップと、前記タグ等通知ステップにて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付けステップと、前記受信諾否受け付けステップにて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
このようにすれば、不要なデータが送信されるのを防止して、ネットワークの負荷を低減することができる。また、ID毎に送信の可否を決定するので、IDに関わらず一律に送信の可否を決定する場合との比較において、必要なデータの欠落や不必要なデータの残存を少なくすることができる。
ここで、IDとはデータを送受信するプログラムを表すプログラム識別子、プログラムID等である。
また、本願発明に係るデータ通信プログラムは、タグと当該タグの送信先のIDとから、当該タグと自己のIDとを通知することの可否を判定する通知可否判定ステップと、前記通知可否判定ステップにて通知不可と判定された場合に、前記タグ等通知ステップがタグと自己のIDとを通知するのを禁止する通知禁止ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
このようにすれば、予め送信すべきでないと判定されるデータを送信しないので、タグ等の送信や受信の諾否の通知を削減することができる。従って、ネットワーク・トラフィックを更に低減することができる。
また、本願発明に係るデータ通信プログラムは、前記通知可否判定ステップは、前記受信諾否受け付けステップにて受け付けた受信の諾否に応じて、前記可否の別を変更することを特徴とする。
このようにすれば、前記通知可否判定手段にて通知の可否を判定するために必要な設定が予めされていない場合であっても、一旦、受信の諾否を受け付けた後は、前記通知可否判定手段にて通知の可否を判定することができるようになる。従って、ネットワーク・トラフィックを削減することができる。
また、本願発明に係るデータ送信プログラムは、データを送信するデータ送信プログラムであって、データに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知ステップと、前記タグ等通知ステップにて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付けステップと、前記受信諾否受け付けステップにて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
このようにすれば、比較的データ量の小さいタグ等を予め送信することによって、データの送信の可否を知って、その送信を抑制することができる。したがって、ネットワーク・トラフィックを削減することができる。
また、本願発明に係るデータ送信プログラムは、タグと、当該タグの送信先のIDとから、当該タグと自己のIDとを通知することの可否を判定する通知可否判定ステップと、前記通知可否判定ステップにて通知不可と判定された場合に、前記タグ等通知ステップがタグと自己のIDとを通知するのを禁止する通知禁止ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
このようにすれば、タグやIDを送信する頻度を低減して、ネットワークの負荷を削減することができる。
また、本願発明に係るデータ送信プログラムは、前記通知可否判定ステップは、前記受信諾否受け付けステップにて受け付けた受信の諾否に応じて、前記可否の別を変更することを特徴とする。
このようにすれば、受け付けた受信の諾否によって、タグやIDを送信する必要がないことが予め分かっている場合に、当該タグ等を送信しないので、ネットワークの負荷を低減することができる。
また、本願発明に係るデータ受信プログラムは、データを受信するデータ受信プログラムであって、データに係るタグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付けステップと、前記タグ等受信ステップにて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定ステップと、前記受信諾否決定ステップにて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
このようにすれば、受信を希望しないデータが送信されるのを防止することができるので、ネットワークの負荷を低減することができる。
以下、本願発明に係る通信装置の実施の形態について、メッセージ配送システムを例にとり、図面を参照しながら説明する。
[1] メッセージ配送システムの構成
図1は、本実施の形態に係るメッセージ配送システムのシステム構成を模式的に示すシステム構成図である。図1に示されるように、本実施の形態に係るメッセージ配送システム1は、通信装置10、11、12、並びに、通信ネットワーク13を備えている。
通信装置10、11、12は、互いにメッセージを送受信する他、他の通信装置間で送受信されるメッセージを中継する。
[2] 通信装置の構成
通信装置10、11、12は、メッセージの送受信、および、中継に関して同等の構成を有しているので、以下では専ら通信装置10について説明することとし、以って通信装置11、12の説明に代える。
図2は、通信装置10の機能構成を模式的に示す機能構成図である。図2に示されるように、通信装置10は機能ブロックとして、受信テーブル200、タグ受信部201、タグ応答送信部202、メッセージ受信部203、メッセージ記憶部205、タグ送信部206、タグ応答受信部207、メッセージ送信部208、送信テーブル更新部209、送信テーブル210を備えている。
本願発明においては、通信装置10は、メッセージを受信するに先立って、メッセージに添付されているタグと、そのタグを送信した通信装置のIDとを受信する。図2におけるタグ受信部201は、当該機能を担う機能ブロックである。タグ受信部201は、他の通信装置からタグとIDとを受信すると、これをタグ応答送信部202に渡す。
タグ応答送信部202は、受信テーブル200を参照して、前記タグとIDとに対応する設定情報を取得する。
図3は、受信テーブル200の設定内容を例示する模式図である。受信テーブル200においては、タグとIDとの組み合わせ毎に当該メッセージの受信の諾否が設定されている。図3においては、数値「1」にて受信を受諾すべき旨が表され、また、数値「0」にて受信を拒否すべき旨が表されている。
タグ応答送信部202は、受信テーブル200を参照して取得した設定情報に基いて、受諾または拒否を表すタグ応答を前記通信装置に返信する。
メッセージ受信部203は、他の通信装置からメッセージを受信するための機能ブロックである。メッセージ受信部203はメッセージを受信すると、当該メッセージをメッセージ記憶部205に渡す。
メッセージ記憶部205は、メッセージ受信部203から受け付けたメッセージや、通信装置10のユーザから送信を指示されたメッセージを記憶するための機能ブロックである。
タグ送信部206は、メッセージ記憶部205に記憶されているメッセージに添付されているタグと自己のIDとを他の通信装置に送信するための機能ブロックである。
タグ送信部206は、タグと自己のIDとを他の通信装置に送信するに先立って、送信テーブル210を参照して、当該タグと他の通信装置のIDとに対応する設定情報を取得する。送信テーブル210は、前述の受信テーブル200と同様の構成を備えているので、ここでは説明を省く。
タグ送信部206は、送信テーブルから取得した設定情報が当該メッセージの送信を許可するものであれば、前記タグと自己のIDとを前記他の通信装置に送信する。取得した設定情報がメッセージの送信を禁止するものであれば、タグ送信部206は何も送信しない。
タグ応答受信部207は、タグ送信部206が送信したタグと自己のIDとに対する応答を受信するための機能ブロックである。タグ応答受信部207は、前記タグに係るメッセージの受信を受諾する旨のタグ応答を受信した場合には、その旨をメッセージ送信部208に通知する。
メッセージ送信部208は、前記タグ応答受信部207からの通知を受けると、メッセージ記憶部205に記憶されているメッセージを前記タグ応答を送信した通信装置に送信する。
また、タグ応答受信部207は、前記タグと前記タグの送信先の通信装置のID、および、タグ応答の内容を送信テーブル更新部209に通知する。
送信テーブル更新部209は、前記タグ応答受信部207から前記タグ等を受け付けると、その内容に応じて送信テーブルを更新する。
[3] 通信装置の動作
次に、通信装置10の動作について説明する。なお、通信装置11、12も同様の動作をするので、以下の説明を以って、これらの動作の説明に代えることとする。
図4は、通信装置10がメッセージの送受信、および、中継に際して実行する処理の流れを示すフローチャートである。図4に示されるように、通信装置10は、メッセージを受信する受信処理を実行した後(ステップS1100)、メッセージを送信する送信処理を実行する(ステップS1101)。以下、両処理について詳述する。
[3−1] 受信処理(ステップS1100)
まず、通信装置10が実行する受信処理(ステップS1100)について説明する。図5は、通信装置10が実行する受信処理の流れを示すフローチャートである。図5に示されるように、通信装置10は、先ず、前記タグ受信部201にて、他の通信装置からタグとそのIDとを受信する(ステップS1200)。
そして、通信装置10は、受信テーブル200を参照する(ステップS1201)。これによって、通信装置10は、前記他の通信装置から受信したタグとIDとに対応する設定情報を取得する。
そして、当該設定情報が、当該タグとIDとに係るメッセージの受信を拒否するものである場合には(ステップS1202:NO)、タグ応答送信部202にて、前記他の通信装置に対し、その旨を応答して(ステップS1208)、受信処理(ステップS1100)を終了する。
前記設定情報が、前記タグとIDとに係るメッセージの受信を認めるものである場合には(ステップS1202:YES)、タグ応答送信部202にて、前記他の通信装置に対し、受諾の旨の応答をする(ステップS1203)。そして、通信装置10は、メッセージ受信部203にて、当該他の通信装置からメッセージを受信する(ステップS1204)。
通信装置10は、メッセージを受信すると、前記メッセージ記憶部205にて当該メッセージを記憶して、受信処理(ステップS1100)を終了する。
[3−2] 送信処理(ステップS1101)
次に、通信装置10が実行する送信処理(ステップS1101)について説明する。図6は、通信装置10が実行する送信処理の流れを示すフローチャートである。図6に示されるように、通信装置10は、先ず、メッセージ記憶部205にて記憶されているメッセージに係るタグを、タグ送信部206にて取得する。
次に、通信装置10は、タグ送信部206にて送信テーブル210を参照する(ステップS1300)。そして、前記タグ等に対応する設定情報がメッセージの送信を許可するものであるようなIDが発見された場合には(ステップS1301:YES)、通信装置10は、タグ送信部206にて、当該タグと自己のIDとを前記の発見したIDに対応する通信装置に送信する(ステップS1302)。
通信装置10は、タグ応答受信部207にて、前記通信装置から前記タグ等に対するタグ応答を受信すると(ステップS1303)、受信したタグ応答の内容を参照する。
そして、当該タグ応答の内容がメッセージの受信を受諾する旨のものである場合には(ステップS1304:YES)、通信装置10は、メッセージ送信部208にて当該メッセージを送信する(ステップS1305)。
前記タグ応答の内容がメッセージの受信を拒否する旨のものである場合(ステップS1304:NO)、また、ステップS1305の処理の後、通信装置10は、送信テーブル更新部209にて、前記タグ応答の内容に応じて送信テーブル210を更新する(ステップS1306)。
例えば、タグ応答の内容がメッセージの受信を拒否する旨のものである場合には、送信テーブル210において、当該タグ応答に係るタグとIDとに対応する欄に送信を禁止する旨の設定情報を記録する。
その後、通信装置10は、送信テーブルを参照して(ステップS1300)、タグ等を送信することが許可されているIDが無ければ(ステップS1301:NO)、送信処理(ステップS1101)を終了する。
[4] 通信シーケンス
次に、本実施の形態に係る通信装置がメッセージを送受信する際に実行する通信手順について説明する。図7は、本実施の形態に係る通信装置がメッセージを送受信する際に実行する通信手順を示す通信シーケンス図であって、図7(a)はメッセージの送信が受諾される場合を、また、図7(b)はメッセージの送信が拒否される場合を、それぞれ表している。
[4−1] メッセージの送信が受諾される場合の通信シーケンス
まず、メッセージの送信が受諾される場合の通信シーケンスについて説明する。
図7(a)に示されるように、先ず、メッセージを送信する送信側通信装置は、送信しようとするメッセージに係るタグを用いて送信テーブルを参照し、設定情報を取得する。図7(a)では、当該設定情報がメッセージの送信を許可する旨のものである場合が示されており、送信側通信装置は当該メッセージに係るタグと自己のIDを受信側通信装置に送信する。
受信側通信装置は、送信側通信装置からタグとIDとを受信すると、当該タグとIDを用いて受信テーブルを参照し、設定情報を取得する。そして、受信側通信装置は送信側通信装置に対してメッセージの受信を受諾する旨のタグ応答を送信する。
送信側通信装置は、受信側通信装置からメッセージの受信を受諾する旨のタグ応答を受信すると、受信側通信装置へメッセージを送信するとともに、送信テーブルを更新し、当該メッセージを削除する。
受信側通信装置は、送信側通信装置からメッセージを受信すると、当該メッセージに係るタグを用いて送信テーブルを参照して、タグと自己のIDとを送信すべき通信装置が有るか否かを決定する。
[4−2] メッセージの送信が拒否される場合の通信シーケンス
次に、メッセージの送信が拒否される場合の通信シーケンスについて説明する。
図7(b)に示されるように、先ず、メッセージを送信する送信側通信装置は、送信しようとするメッセージに係るタグと当該タグの送信先の通信装置のIDとを用いて送信テーブルを参照し、設定情報を取得する。図7(b)では、図7(a)と同様に、当該設定情報がメッセージの送信を許可する旨のものである場合が示されており、送信側通信装置は当該メッセージに係るタグ等を受信側通信装置に送信する。
受信側通信装置は、送信側通信装置からタグ等を受信すると、当該タグ等を用いて受信テーブルを参照し、設定情報を取得する。そして、受信側通信装置は送信側通信装置に対してメッセージの受信を拒否する旨のタグ応答を送信する。
送信側通信装置は、受信側通信装置からメッセージの受信を拒否する旨のタグ応答を受信すると、送信テーブルを更新し、当該メッセージを削除する。
[5] 本実施の形態の特徴
以上、説明したように、本実施の形態によれば、メッセージを送信するのに先立って、タグとIDとを通知して、その送信の可否を確認する。そして、当該メッセージの受信を拒否された場合には、当該メッセージを送信しないので、不要なメッセージが送信されることに起因するトラフィックの増大を回避することができる。
また、未知の発信元から送信されたメッセージであっても、タグとIDとに応じて排除することができるので、その受信を希望しない場合には広告メール等の迷惑メールを効果的に排除することができる。
このように、本願発明によれば、メッセージの受信者がタグを指定することによって、受信を希望しないメッセージの送信を差し止めることができるので、不要なメッセージが送信されることに起因して、ネットワークの負荷が増大するのを抑制することができる。
[6] 変形例
以上、本願発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本願発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1) 上記実施の形態においては、特に言及しなかったが、本願発明は、有線と無線との別を問わず適用し得る。また、本願発明が適用され得る通信装置が、いわゆるパーソナル・コンピュータに限定されないのは言うまでも無く、携帯電話機その他、通信機能を有する携帯機器に対しても適用され得る。
(2) 上記実施の形態においては、メッセージを送受信する場合を例にとって説明したが、本願発明がこれに限定されないのは言うまでも無く、タグとIDとを添付することができさえすれば、如何なる種類のデータであっても本願発明を適用することができる。
また、タグとIDとは、メッセージとの間の対応関係が明確でありさえすれば、メッセージと同時に送信される必要はない。例えば、メッセージの送信の可否を問うために送信された際に、受信側通信装置にて記憶しておき、後に、対応するメッセージのみを受信するとしても良い。
(3) 上記実施の形態においては、送信テーブルを更新する際に、受信したタグ応答の内容をそのまま反映するとしたが、本願発明がこれに限定されないのは言うまでも無く、これ以外の方法で送信テーブルを更新するとしても良い。
例えば、タグとIDとの組毎に、受信を拒否する旨のタグ応答を受信した回数を計数し、所定回数以上受信した場合には、当該タグとIDとの組についてタグ等の送信を禁止するとしても良い。
また、当該所定回数は、タグとIDとの組毎に異なっていても良い。このようにすれば、タグ等の送信先で受信テーブルの誤設定により受信を拒否するタグ応答がされた場合であっても、所定回数を送信するまでの間に当該受信テーブルが修正された場合には、当該タグ等の送信元の送信テーブルを修正することなくタグ等の送信をすることができる。
(4) 上記実施の形態においては、特に言及しなかったが、上記タグは、例えば、メッセージの内容に応じて異なる値を割り当てるとしても良い。例えば、メッセージの内容が「日本」に関するものであればタグとして値「1」を割り当て、メッセージの内容が「ロシア」に関するものであればタグとして値「2」を割り当てるとしても良い。
このようにすれば、「日本」に関するメッセージの受信を希望しない場合には、受信テーブルにおいて、タグ「1」とに対応する設定情報を受信拒否と設定することによって不要なメッセージが送信されるのを防止することができる。
また、メッセージの内容が「ベルギー」に関するものであればタグとして値「4」を割り当てる等、タグの値として2のべき乗を割り当てても良い。このようにすれば、メッセージの内容が「日本」と「ベルギー」との双方に関連するものであることをタグの値を「5」とすることによって表すことができる。
この場合において、タグ「1」またはタグ「4」に対応する設定情報のいずれかが受信拒否であればメッセージの受信を拒否するとしても良いし、両方ともが受信拒否である場合のみメッセージの受信を拒否するとしても良い。
また、タグ等を送信するに当たって、複数のタグを送信するとしても良い。すなわち、第1のタグは国名に関するタグ、第2のタグは性別に関するタグ等と使い分けても良い。
(5) 上記実施の形態においては、特に言及しなかったが、例えば、電子メールのメッセージやデータを送受信する場合をはじめ、TCP(Transmission Control Protocol)やUDP(Use Datagram Protocol)にて、あらゆるアプリケーションでデータを送る場合にも本願発明を適用して、その効果を得ることができる。
この場合において、IDは、IPアドレスとポート番号である。また、この場合においては、本願発明をいわゆるプロセス間通信(inter-process communication)に適用するとしても良い。すなわち、本願発明をコンピュータ・プログラム間の通信に適用して、その効果を得ることもできる。
(6) 上記実施の形態においては、特に言及しなかったが、受信したタグ等に係る設定情報が受信テーブルに含まれていない場合、当該タグ等の送信先はその送信元に対して、メッセージの受信を受諾するタグ応答を返信しても良いし、逆に、メッセージの受信を拒否するタグ応答を返信しても良い。いずれの場合であっても、本願発明の効果に変わりは無い。
(7) 上記実施の形態においては、特に言及しなかったが、更に、ネットワーク・トラフィックを削減するために、次のようにするとしても良い。
すなわち、前記メッセージ受信部203にて受信したメッセージが、それ以前に受信したメッセージと同一であるか否かを確認して、両メッセージが同一であると判定された場合には、当該メッセージをメッセージ記憶部205が記憶するのを禁止し、また、当該メッセージに係るタグをタグ送信部206が送信するのを禁止するとしても良い。
このようにすれば、同一のメッセージが通信装置間で何度も送信されたり、当該送信に伴ってタグやタグ応答等が何度も送信されるのを回避することができる。したがって、ネットワーク・トラフィックを削減することができる。
本願発明のデータ通信装置、データ送信装置、データ受信装置、データ通信プログラム、データ送信プログラム、および、データ受信プログラムは、不必要なトラフィックを削減して、通信ネットワークの輻輳を防止する技術として有用である。
本願発明の実施の形態に係るメッセージ配送システムのシステム構成を模式的に示すシステム構成図である。 本願発明の実施の形態に係る通信装置10の機能構成を模式的に示す機能構成図である。 本願発明の実施の形態に係る受信テーブル200の設定内容を例示する模式図である。 本願発明の実施の形態に係る通信装置10がメッセージの送受信、および、中継に際して実行する処理の流れを示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態に係る通信装置10が実行する受信処理の流れを示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態に係る通信装置10が実行する受信処理の流れを示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態に係る通信装置がメッセージを送受信する際に実行する通信手順を示す通信シーケンス図であって、図7(a)はメッセージの送信が受諾される場合を、また、図7(b)はメッセージの送信が拒否される場合を、それぞれ表している。
符号の説明
1……………………メッセージ配送システム
10、11、12…通信装置
13…………………通信ネットワーク
200………………受信テーブル
201………………タグ受信部
202………………タグ応答送信部
203………………メッセージ受信部
205………………メッセージ記憶部
206………………タグ送信部
207………………タグ応答受信部
208………………メッセージ送信部
209………………送信テーブル更新部
210………………送信テーブル

Claims (14)

  1. タグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付け手段と、
    前記タグ等受信手段にて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定手段と、
    前記受信諾否決定手段にて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知手段と、
    前記タグの送信元から前記タグに係るデータを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段にて受信したデータに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知手段と、
    前記タグ等通知手段にて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付け手段と、
    前記受信諾否受け付け手段にて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信手段と、を備え、
    受信諾否決定手段は、タグと当該タグの送信元のIDとの組み合わせ毎に予め受信の諾否を記載したテーブルを参照して、受信の諾否を決定する
    ことを特徴とするデータ通信装置。
  2. タグと当該タグの送信先のIDとから、当該タグと自己のIDとを通知することの可否を判定する通知可否判定手段と、
    前記通知可否判定手段にて通知不可と判定された場合に、前記タグ等通知手段がタグと自己のIDとを通知するのを禁止する通知禁止手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 前記通知可否判定手段は、前記受信諾否受け付け手段にて受け付けた受信の諾否に応じて、前記可否の別を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ通信装置。
  4. データを送信するデータ送信装置であって、
    データに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知手段と、
    前記タグ等通知手段にて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付け手段と、
    前記受信諾否受け付け手段にて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信手段と、を備え、
    タグ等通知手段は、タグと当該タグの宛先のIDとの組み合わせ毎に予め受信の諾否を記載したテーブルに含まれる何れかのタグを通知する
    ことを特徴とするデータ送信装置。
  5. タグと、当該タグの送信先のIDとから、当該タグと自己のIDとを通知することの可否を判定する通知可否判定手段と、
    前記通知可否判定手段にて通知不可と判定された場合に、前記タグ等通知手段がタグと自己のIDとを通知するのを禁止する通知禁止手段と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載のデータ送信装置。
  6. 前記通知可否判定手段は、前記受信諾否受け付け手段にて受け付けた受信の諾否に応じて、前記可否の別を変更する
    ことを特徴とする請求項5に記載のデータ送信装置。
  7. データを受信するデータ受信装置であって、
    データに係るタグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付け手段と、
    前記タグ等受信手段にて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定手段と、
    前記受信諾否決定手段にて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知手段と、を備え、
    受信諾否決定手段は、タグと当該タグの送信元のIDとの組み合わせ毎に予め受信の諾否を記載したテーブルを参照して、受信の諾否を決定する
    ことを特徴とするデータ受信装置。
  8. タグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付けステップと、
    前記タグ等受信ステップにて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定ステップと、
    前記受信諾否決定ステップにて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知ステップと、
    前記タグの送信元から前記タグに係るデータを受信するデータ受信ステップと、
    前記データ受信ステップにて受信したデータに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知ステップと、
    前記タグ等通知ステップにて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付けステップと、
    前記受信諾否受け付けステップにて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信ステップと、をコンピュータに実行させ、
    受信諾否決定ステップは、タグと当該タグの送信元のIDとの組み合わせ毎に予め受信の諾否を記載したテーブルを参照して、受信の諾否を決定する
    ことを特徴とするデータ通信プログラム。
  9. タグと当該タグの送信先のIDとから、当該タグと自己のIDとを通知することの可否を判定する通知可否判定ステップと、
    前記通知可否判定ステップにて通知不可と判定された場合に、前記タグ等通知ステップがタグと自己のIDとを通知するのを禁止する通知禁止ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項8に記載のデータ通信プログラム。
  10. 前記通知可否判定ステップは、前記受信諾否受け付けステップにて受け付けた受信の諾否に応じて、前記可否の別を変更する
    ことを特徴とする請求項9に記載のデータ通信プログラム。
  11. データを送信するデータ送信プログラムであって、
    データに係るタグと、自己のIDとを通知するタグ等通知ステップと、
    前記タグ等通知ステップにて通知したタグに係るデータの受信の諾否の通知を受け付ける受信諾否受け付けステップと、
    前記受信諾否受け付けステップにて受信の受諾の通知を受け付けた場合にのみ、前記受信の受諾の通知元へ前記データを送信するデータ送信ステップと、をコンピュータに実行させ、
    タグ等通知ステップは、タグと当該タグの宛先のIDとの組み合わせ毎に予め受信の諾否を記載したテーブルに含まれる何れかのタグを通知する
    ことを特徴とするデータ送信プログラム。
  12. タグと、当該タグの送信先のIDとから、当該タグと自己のIDとを通知することの可否を判定する通知可否判定ステップと、
    前記通知可否判定ステップにて通知不可と判定された場合に、前記タグ等通知ステップがタグと自己のIDとを通知するのを禁止する通知禁止ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項11に記載のデータ送信プログラム。
  13. 前記通知可否判定ステップは、前記受信諾否受け付けステップにて受け付けた受信の諾否に応じて、前記可否の別を変更する
    ことを特徴とする請求項12に記載のデータ送信プログラム。
  14. データを受信するデータ受信プログラムであって、
    データに係るタグと、当該タグの送信元のIDとを受け付けるタグ等受け付けステップと、
    前記タグ等受信ステップにて受信したタグと当該タグの送信元のIDとから、当該タグに係るデータの受信の諾否を決定する受信諾否決定ステップと、
    前記受信諾否決定ステップにて決定した受信の諾否を前記タグの送信元に通知する受信諾否通知ステップと、をコンピュータに実行させ、
    受信諾否決定ステップは、タグと当該タグの送信元のIDとの組み合わせ毎に予め受信の諾否を記載したテーブルを参照して、受信の諾否を決定する
    ことを特徴とするデータ受信プログラム。
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