JP4055934B2

JP4055934B2 - Glass run

Info

Publication number: JP4055934B2
Application number: JP2002055909A
Authority: JP
Inventors: 修司来須; 政美磯部; 佳裕生馬
Original assignee: Nishikawa Rubber Co Ltd
Current assignee: Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date: 2002-03-01
Filing date: 2002-03-01
Publication date: 2008-03-05
Anticipated expiration: 2022-03-01
Also published as: JP2003252064A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のドアサッシュに取り付けられ、ドアガラスを上昇させて閉じた際に発生するいわゆる底付き音の低減化を図ったグラスランに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図１乃至図４を参照して説明する。従来、自動車のドアサッシュ１に取り付けられるグラスラン３０において、ドアガラス３を上昇させて閉じた際に発生する底付き音の発生を防止するために種々の工夫がなされてきた。
【０００３】
一般的には、図２に示すように、グラスラン本体３１の基部３２に、ドアサッシュ１に弾接する外側リップ部３３を一体設したり、図３に示すように、グラスラン本体３１の基部３２にドアガラス３の先端面に弾接する内側リップ部３４を設けている。これらは、共に、その全体をソリッドゴム材Ｓで形成している。
【０００４】
また、図４に示すように、ソリッドゴム材Ｓで形成したグラスラン本体３１の基部３２に、ドアガラス３の先端面に弾接する比重が０．４〜０．６である通常のスポンジゴム材Ｎで構成した緩衝片３５を設けたものもある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
これら従来のグラスランは、底付き音の発生をある程度抑えることができるものの、未だ充分とは言えず、改良の余地が残されている。
【０００６】
本発明は係る問題に鑑み創案されたもので、ドアガラスを上昇させて閉じた際に発生する底付き音を、大幅に低減することのできるグラスランを提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
図１，図５及び図６を参照して説明する。第一の発明は、自動車のドアサッシュ１に取り付けられ、ドアガラス３先端部が基部１２を挟んでドアサッシュ１に衝突するグラスランであって、ソリッドゴム材Ｓ製のグラスラン本体１１と比重が０．１５〜０．４の低密度スポンジゴム材Ｌ製のブロック片２０との共押出一体成形により，グラスラン本体１１の基部１２外面に、ドアサッシュ１の底部２に弾接するブロック片２０を設けると共に基部１２の内面にドアガラス３に弾接する内側リップ部１７を設け、前記ドアガラス３を上昇させて閉じた際に、当該ドアガラス３の先端部が基部１２を挟んで前記ドアサッシュ１に衝突し、前記基部１２とドアサッシュ１との間に設けた前記ブロック片２０及び内側リップ部１７が、衝突の際の衝撃を和らげると共に衝撃音を吸収し、底付き音を低減することを特徴とするものである。
【０００８】
第二の発明は、自動車のドアサッシュ１に取り付けられ、ドアガラス３先端部が基部１２を挟んでドアサッシュ１に衝突するグラスランであって、ソリッドゴム材Ｓ製のグラスラン本体１１と比重が０．１５〜０．４の低密度スポンジゴム材Ｌ製のブロック片２０との共押出一体成形により，グラスラン本体１１の基部１２外面に形成した凹部１３に、ドアサッシュ１の底部２に弾接する、ブロック片２０を設けると共に基部１２の内面にドアガラス３に弾接する内側リップ部１７を設け、前記ドアガラス３を上昇させて閉じた際に、当該ドアガラス３の先端部が内側リップ部１７及び基部１２を挟んで前記ドアサッシュ１に衝突し、前記基部１２とドアサッシュ１との間に設けた前記ブロック片２０及び内側リップ部１７が、衝突の際の衝撃を和らげると共に衝撃音を吸収し、底付き音を低減することを特徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
第一の発明の実施形態を、図１および図５に示す。このグラスラン１０は、自動車のドアサッシュ１に取り付けられるもので、基部１２、側部１４、アウターシールリップ部１５およびインナーシールリップ部１６で構成されるグラスラン本体１１をソリッドゴム材Ｓで形成している。そして、基部１２の外面に、ドアサッシュ１の底部２に弾接するブロック片２０を、共押出し成形によって一体的に設けている。このブロック片２０は、比重が０．１５〜０．４程度である低密度スポンジゴム材Ｌで形成している。
【００１０】
グラスラン本体１１とブロック片２０を共押出成形しているので、製造コスト上有利である。
【００１１】
又、低密度スポンジゴム材の比重が０．１５未満では、特にグラスラン本体１１と共押出一体成形する場合、安定して製造する事が困難となるので好ましくない。又、比重が０．４を越えると、底付き音低減効果が少なくなるので好ましくない。
【００１２】
又、本発明の実施形態例では、サッシュドアタイプ車のドアサッシュの例のみを図示し、説明したが、パネルドアタイプ車のドアパネルにリテーナーを一体化したものの場合でも、同様に適用が可能である。
【００１３】
低密度スポンジゴム材の比重は、０．１５〜０．４が好ましいが、底付き音低減効果と、安定して製造する事の両方を考慮すると、０．２〜０．３がより好ましい。
【００１４】
このグラスラン１０を使用すると、ドアガラス３を上昇させて閉じた際に、当該ドアガラス３先端部が内側リップ部及び基部１２を挟んでドアサッシュ１に衝突するが、基部１２とドアサッシュ１との間に低密度スポンジゴム材Ｌ（比重０．１５〜０．４）で形成したブロック片２０及び内側リップ部１７を設けているので、当該ブロック片２０及び内側リップ部１７が衝突の際の衝撃を和らげると共に、衝撃音を吸収するので底付き音を大幅に低減することができる。
【００１５】
なお、このブロック片２０が底付き音の大幅な削減を図り得る理由は、それを低密度スポンジゴム材Ｌで形成していることによる。低密度スポンジゴム材Ｌに代えて通常のスポンジゴム材Ｎ（比重０．４〜０．６）を使用することもできるが、その場合、底付き音を大幅に低減することはできない。
【００１６】
また、低密度スポンジゴム材Ｌに代えて、比重が０．０５〜０．１４の高発泡連続気泡スポンジ材（例えば、日東電工株式会社製、商品名：エプトシーラー）を使用することも考えられる。しかし、高発泡連続気泡スポンジ材は、低密度スポンジゴム材Ｌと比較してさらに比重が小さく、圧縮永久歪みが大きい。従って、当初は低密度スポンジゴム材Ｌと同等に底付き音の低減を効果的に図ることができるものの、時間の経過と共に永久変形を起こし、その性能が急激に低下する。そのため、高発泡連続気泡スポンジ材を低密度スポンジゴム材Ｌに代えて使用することも適当でない。
【００１７】
低密度スポンジゴム材Ｌを底付き音を低減するために使用するといった技術思想は、これまで存在しない。それは、グラスラン本体１１を比重が１．０〜１．２のソリッドゴム材Ｓで形成するため、比重が０．１５〜０．４であり、ソリッドゴム材Ｓとは比重差の大きい低密度スポンジゴム材Ｌを、共押し出し成形等によって一体的に設けることが技術的に困難であるため、そうすることは技術的な常識から逸脱してしまうと考えられてきたからである。本発明者はこうした従来の固定概念を払拭し、ここに、これまでに存在しない新規な発明を創作するに至ったものである。
【００１８】
また、基部１２の内面に設けた内側リップ部１７により、底付き音のさらなる低減を図っている。
【００１９】
第二の発明の実施形態を、図６に示す。このグラスラン１０は、ソリッドゴム材Ｓで形成したグラスラン本体１１の基部１２外面に凹部１３を形成し、その凹部１３に、ドアサッシュ１の底部２に弾接する比重が０．１５〜０．４である低密度スポンジゴム材Ｌで形成したブロック片２０を設けたことを特徴としている。
【００２０】
ブロック片２０を凹部１３に設けたことによって、ブロック片２０の基部１２に対する組付き姿勢をより安定したものとすることができるので、底付き音の低減を長期にわたって確実に図ることができるといった効果を発揮する。
【００２１】
【実施例】
本発明者らは、低密度スポンジゴム材Ｌと通常スポンジゴム材Ｎを使用して、それぞれがどの程度衝撃音（底付き音）を低減できるかについて実験を行った。この実験は、ブロック片２０と同程度の肉厚（２ｍｍ）に設定した低密度スポンジゴム材Ｌと通常スポンジゴム材Ｎのそれぞれを、グラスラン本体１１の基部１２と同程度の肉厚（２ｍｍ）に設定したソリッドゴム材Ｓに貼り付けたシート材を鉄製の金属台に載せ、その上に、直径３５ｍｍ、重さ約１９８ｇの鉄球を、１００ｍｍの高さから落下し、５０ｍｍの高さで、且つ５０ｍｍ離れた位置に設置したマイクでその衝撃音を測定した。その結果を、図７のグラフに示す。
【００２２】
この実験から明らかなように、低密度スポンジゴム材Ｌを使用したシート材の方が、通常スポンジゴム材Ｎを使用したシート材より、衝撃音を大幅に低減することが分かる。従って、ブロック片２０を低密度スポンジゴム材Ｌで形成した本発明に係るグラスラン１０は、ブロック片２０を通常スポンジゴム材Ｎで形成したものと比較して、底付き音の発生を大幅に低減できることが明らかとなった。
【００２３】
【発明の効果】
第一の発明に係るグラスラン１０は、ソリッドゴム材Ｓで形成したグラスラン本体１１の基部１２の内面にドアガラス３に弾接する内側リップ部１７を設けると共に基部１２外面に、ドアサッシュ１の底部２に弾接する比重が０．１５〜０．４である低密度スポンジゴム材Ｌで形成したブロック片２０を設けたので、ドアガラス３を上昇させて閉じた際に発生する底付き音を大幅に低減することができる。
【００２４】
第二の発明に係るグラスラン１０は、ソリッドゴム材Ｓで形成したグラスラン本体１１の基部１２の内面にドアガラス３に弾接する内側リップ部１７を設けると共に基部１２外面に凹部１３を形成し、その凹部１３に、ドアサッシュ１の底部２に弾接する比重が０．１５〜０．４である低密度スポンジゴム材Ｌで形成したブロック片２０を設けたので、ブロック片２０の基部１２に対する組付き姿勢をより安定したものとすることができる。これにより、底付き音の低減を長期にわたって確実に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】グラスランが取り付けられる自動車を示す側面図である。
【図２】従来のグラスランを示すもので、図１におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図３】従来の他のグラスランを示すもので、図１におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図４】従来のさらに他のグラスランを示すもので、図１におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図５】第一の発明の実施形態を示すもので、図１におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図６】第二の発明の実施形態を示すもので、図１におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図７】通常スポンジゴム材と低密度スポンジゴム材との衝撃音の比較図である。
【符号の説明】
１ドアサッシュ
２ドアサッシュ底部
３ドアガラス
１０グラスラン
１１グラスラン本体
１２基部
１３凹部
１４側部
１５アウターシールリップ部
１６インナーシールリップ部
１７内側リップ部
２０ブロック片
３０グラスラン
３１グラスラン本体
３２基部
３３外側リップ部
３４内側リップ部
３５緩衝片
Ｌ低密度スポンジゴム材
Ｓソリッドゴム材
Ｎ通常スポンジゴム材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a glass run that is attached to a door sash of an automobile and is designed to reduce so-called bottoming sound that is generated when the door glass is raised and closed.
[0002]
[Prior art]
This will be described with reference to FIGS. Conventionally, in the glass run 30 attached to the door sash 1 of an automobile, various devices have been made to prevent the generation of bottoming sound that occurs when the door glass 3 is raised and closed.
[0003]
In general, as shown in FIG. 2, an outer lip 33 elastically contacting the door sash 1 is integrally provided at the base 32 of the glass run main body 31, or at the base 32 of the glass run main body 31 as shown in FIG. An inner lip portion 34 that elastically contacts the front end surface of the door glass 3 is provided. Both of these are formed of a solid rubber material S as a whole.
[0004]
Further, as shown in FIG. 4, a normal sponge rubber material N having a specific gravity of 0.4 to 0.6 elastically contacting the front end surface of the door glass 3 on the base portion 32 of the glass run body 31 formed of the solid rubber material S. There is also a thing provided with a buffer piece 35 constituted by.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Although these conventional glass runs can suppress the occurrence of bottoming sound to some extent, they are still not enough and there is room for improvement.
[0006]
The present invention has been devised in view of such problems, and an object of the present invention is to provide a glass run that can greatly reduce the bottoming sound that occurs when the door glass is raised and closed.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
This will be described with reference to FIGS . 1 , 5 and 6. FIG . The first invention is a glass run which is attached to a door sash 1 of an automobile and the front end portion of the door glass 3 collides with the door sash 1 with the base 12 interposed therebetween, and has a specific gravity of 0 with the glass run body 11 made of the solid rubber material S. by coextrusion molded with low density sponge rubber material L made of block pieces 20 of .15～0.4, the base 12 the outer surface of the glass run body 11, Ru provided bottom 2 elastically contact block piece 20 of the door sash 1 In addition, an inner lip portion 17 that elastically contacts the door glass 3 is provided on the inner surface of the base portion 12, and when the door glass 3 is raised and closed, the front end portion of the door glass 3 sandwiches the base portion 12 to the door sash 1. The block piece 20 and the inner lip portion 17 provided between the base portion 12 and the door sash 1 collide with each other, so that the impact at the time of the collision is reduced and the impact sound is absorbed, and the bottom is attached. It is characterized in that to reduce.
[0008]
The second invention is a glass run that is attached to a door sash 1 of an automobile and the front end portion of the door glass 3 collides with the door sash 1 with the base 12 interposed therebetween, and has a specific gravity of 0 with the glass run body 11 made of solid rubber material S. Elastically contacting the bottom 2 of the door sash 1 in the recess 13 formed on the outer surface of the base 12 of the glass run body 11 by co-extrusion integral molding with the block piece 20 made of low density sponge rubber material L of 15 to 0.4. When the block piece 20 is provided and an inner lip portion 17 that elastically contacts the door glass 3 is provided on the inner surface of the base portion 12, when the door glass 3 is raised and closed, the front end portion of the door glass 3 becomes the inner lip portion 17 and The block 12 and the inner lip 17 provided between the base 12 and the door sash 1 collide with the door sash 1 with the base 12 interposed therebetween, and the impact at the time of collision is reduced. Absorbs impact sound with relieve, is characterized in that to reduce the bottoming noise.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the first invention is shown in FIGS. The glass run 10 is attached to a door sash 1 of an automobile. A glass run body 11 including a base portion 12, a side portion 14, an outer seal lip portion 15 and an inner seal lip portion 16 is formed of a solid rubber material S. Yes. And the block piece 20 which elastically contacts the bottom part 2 of the door sash 1 is integrally provided in the outer surface of the base 12 by coextrusion molding. The block piece 20 is formed of a low density sponge rubber material L having a specific gravity of about 0.15 to 0.4.
[0010]
Since the glass run body 11 and the block piece 20 are co-extruded, it is advantageous in terms of manufacturing cost.
[0011]
In addition, when the specific gravity of the low density sponge rubber material is less than 0.15, it is not preferable because it is difficult to stably produce the glass run body 11 and the glass run body 11 in a co-extrusion integral molding. On the other hand, if the specific gravity exceeds 0.4, the effect of reducing the bottomed sound is reduced, which is not preferable.
[0012]
Further, in the embodiment of the present invention, only the example of the door sash of the sash door type vehicle is illustrated and described, but the present invention can be similarly applied even when the retainer is integrated with the door panel of the panel door type vehicle. .
[0013]
The specific gravity of the low density sponge rubber material is preferably 0.15 to 0.4, but more preferably 0.2 to 0.3 in consideration of both the bottoming sound reduction effect and stable production.
[0014]
When this glass run 10 is used, when the door glass 3 is raised and closed, the front end portion of the door glass 3 collides with the door sash 1 with the inner lip portion and the base portion 12 interposed therebetween. Since the block piece 20 and the inner lip portion 17 formed of the low density sponge rubber material L (specific gravity 0.15 to 0.4) are provided between the block piece 20 and the inner lip portion 17 during the collision. While reducing the impact and absorbing the impact sound, the bottomed sound can be greatly reduced.
[0015]
The reason why the block piece 20 can greatly reduce the bottoming sound is that it is formed of the low density sponge rubber material L. A normal sponge rubber material N (specific gravity 0.4 to 0.6) can be used instead of the low density sponge rubber material L, but in that case, the bottomed sound cannot be significantly reduced.
[0016]
Further, instead of the low density sponge rubber material L, it is also conceivable to use a highly foamed open cell sponge material having a specific gravity of 0.05 to 0.14 (for example, trade name: EPT SEALER, manufactured by Nitto Denko Corporation). However, the high foamed open cell sponge material has a smaller specific gravity and a larger compression set than the low density sponge rubber material L. Therefore, although it is possible to reduce the bottoming sound as effectively as the low-density sponge rubber material L at the beginning, permanent deformation occurs with the passage of time, and the performance is drastically lowered. Therefore, it is not appropriate to use the high foamed open cell sponge material in place of the low density sponge rubber material L.
[0017]
There has never been a technical idea that the low-density sponge rubber material L is used for reducing the bottom sound. This is because the glass run body 11 is formed of a solid rubber material S having a specific gravity of 1.0 to 1.2, so that the specific gravity is 0.15 to 0.4, and a low density sponge having a large specific gravity difference from the solid rubber material S. This is because it is technically difficult to provide the rubber material L integrally by coextrusion molding or the like, and it has been considered that doing so would deviate from technical common sense. The present inventor has wiped out such a conventional fixed concept, and has now created a novel invention that does not exist so far.
[0018]
Further, the inner lip portion 17 provided on the inner surface of the base portion 12 further reduces the bottomed sound.
[0019]
An embodiment of the second invention is shown in FIG. The glass run 10 has a concave portion 13 formed on the outer surface of the base 12 of the glass run body 11 made of a solid rubber material S, and the specific gravity of the concave portion 13 elastically contacting the bottom portion 2 of the door sash 1 is 0.15 to 0.4. A block piece 20 made of a certain low density sponge rubber material L is provided.
[0020]
By providing the block piece 20 in the recess 13, the assembly posture of the block piece 20 with respect to the base portion 12 can be made more stable, so that the effect of reducing the bottoming sound can be reliably achieved over a long period of time. Demonstrate.
[0021]
【Example】
The present inventors conducted experiments on how much each can reduce the impact sound (bottom sound) using the low density sponge rubber material L and the normal sponge rubber material N. In this experiment, each of the low-density sponge rubber material L and the normal sponge rubber material N set to the same thickness (2 mm) as the block piece 20 has the same thickness (2 mm) as the base 12 of the glass run body 11. The sheet material affixed to the solid rubber material S set on is placed on an iron metal base, and an iron ball having a diameter of 35 mm and a weight of about 198 g is dropped from a height of 100 mm on the metal plate, and at a height of 50 mm. The impact sound was measured with a microphone installed at a position 50 mm away. The results are shown in the graph of FIG.
[0022]
As is clear from this experiment, it is understood that the sheet material using the low-density sponge rubber material L significantly reduces the impact sound compared to the sheet material using the normal sponge rubber material N. Therefore, the glass run 10 according to the present invention in which the block piece 20 is formed of the low-density sponge rubber material L significantly reduces the occurrence of bottom sound compared with the block run 20 formed of the normal sponge rubber material N. It became clear that we could do it.
[0023]
【The invention's effect】
The glass run 10 according to the first invention is provided with an inner lip portion 17 that elastically contacts the door glass 3 on the inner surface of the base portion 12 of the glass run body 11 formed of the solid rubber material S, and the bottom portion 2 of the door sash 1 on the outer surface of the base portion 12. Since the block piece 20 formed of a low density sponge rubber material L having a specific gravity of 0.15 to 0.4 elastically contacting with the door glass 3 is raised, the bottoming sound generated when the door glass 3 is raised and closed is greatly reduced. Can be reduced.
[0024]
The glass run 10 according to the second invention is provided with an inner lip portion 17 that elastically contacts the door glass 3 on the inner surface of the base portion 12 of the glass run body 11 formed of the solid rubber material S, and a concave portion 13 is formed on the outer surface of the base portion 12. Since the block piece 20 formed of the low density sponge rubber material L having a specific gravity of 0.15 to 0.4 elastically contacting the bottom portion 2 of the door sash 1 is provided in the concave portion 13, the block piece 20 is assembled to the base portion 12. The posture can be made more stable. As a result, the bottomed sound can be reliably reduced over a long period of time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an automobile to which a glass run is attached.
FIG. 2 shows a conventional glass run, and is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
FIG. 3 shows another conventional glass run, and is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 4 shows still another conventional glass run, and is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
FIG. 5 shows an embodiment of the first invention, and is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
6 shows an embodiment of the second invention and is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1. FIG.
FIG. 7 is a comparison diagram of impact sound between a normal sponge rubber material and a low density sponge rubber material.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Door sash 2 Door sash bottom part 3 Door glass 10 Glass run 11 Glass run body 12 Base
13 recessed portion 14 side portion 15 outer seal lip portion 16 inner seal lip portion 17 inner lip portion 20 block piece 30 glass run 31 glass run body 32 base portion 33 outer lip portion 34 inner lip portion 35 buffer piece L low density sponge rubber material S solid rubber material N Normal sponge rubber material

Claims

Attached to the car door sash (1),
A glass run in which the front end of the door glass (3) collides with the door sash (1) across the base (12),
The glass run body (11) and the glass run body (11) are co-extruded and integrally formed with a block piece (20) made of a low density sponge rubber material (L) having a specific gravity of 0.15 to 0.4. the base (12) outer surface 11), the bottom of the door sash (2) to the bullet contacting block piece (inner lip portion inner surface elastic contact with the door glass (3) of 20) is provided Rutotomoni base (12) (17) Provided,
When the door glass (3) is raised and closed, the front end portion of the door glass (3) collides with the door sash (1) across the inner lip portion (17) and the base portion (12), The block piece (20) and the inner lip part (17) provided between the base part (12) and the door sash (1) soften the impact at the time of collision and absorb the impact sound to reduce the bottom sound. A glass run that is characterized by

Attached to the car door sash (1),
A glass run in which the front end of the door glass (3) collides with the door sash (1) across the base (12) ,
The glass run body (11) and the glass run body (11) are co-extruded and integrally formed with a block piece (20) made of a low density sponge rubber material (L) having a specific gravity of 0.15 to 0.4. A block piece (20) that elastically contacts the bottom (2) of the door sash is provided in the recess (13) formed on the outer surface of the base (12) of 11) and elastically contacts the door glass (3) on the inner surface of the base (12). Provide the inner lip (17),
When the door glass (3) is raised and closed, the front end portion of the door glass (3) collides with the door sash (1) across the inner lip portion (17) and the base portion (12), The block piece (20) and the inner lip part (17) provided between the base part (12) and the door sash (1) soften the impact at the time of collision and absorb the impact sound to reduce the bottom sound. A glass run that is characterized by